JP4596803B2 - 減圧蒸着装置 - Google Patents

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本発明は、大気圧より低い圧力下で成膜する有機物汚染のない減圧蒸着装置及び減圧蒸着方法に関する。
一般に、蒸着装置には常圧蒸着装置と減圧蒸着装置があり、このうち常圧蒸着装置は大気圧に保たれた状態のチャンバー内で蒸着が行われる装置であり、他方、低圧蒸着装置はチャンバ内の圧力を大気圧より非常に低い圧力にした状態で、蒸発皿に充填された原料を蒸発させ、蒸着膜を基板上に成膜する装置である。常圧蒸着装置は、ガス分子の多い大気圧中における蒸着であるため、高い成長速度で蒸着膜を形成できるが、蒸着膜の均一性の点で悪いと言う欠点がある。
他方、減圧蒸着装置では、チャンバ内の圧力が低圧であるためガス分子同士の衝突が減少する結果、広い範囲に亘ってガスの濃度が均一となり蒸着膜の厚さが均一になると言う利点を有している。近年、蒸着装置を用いて成膜する工程を有して製造される半導体装置、フラットパネルディスプレイ装置等の電子装置の高集積化、超微細化と共に、均一な膜を形成できる減圧蒸着装置が注目されている。
このような減圧蒸着装置においても、デバイスの超精密化が要求されるようになると、蒸着膜やデバイスに対する軽微な汚染が問題となることが指摘されている。例えば、特開平9−186057号公報(特許文献1)には、分子性汚染物質によってデバイスに深刻な影響があることが指摘されており、このため、分子性の汚染物質による半導体素子不良の原因究明、不良発生メカニズムの解析を容易にする手法が提案されている。このための手法として、特許文献1では、汚染制御の水準及び汚染物質の工程影響限界値を設定可能にするために、ウェーハに異物を制御可能に付着乃至成長させる蒸着装置が提案されている。即ち、提案された蒸着装置は製造工程で発生しうる各種の不純物を物質別、濃度別に積極的にウェーハに蒸着させるようにして、汚染物質による影響を解析することができる。
一方、特開平8−321448号公報(特許文献2)には、排気系にターボ分子ポンプを用いた場合、成膜された薄膜中に不純物が混入して、半導体素子の特性に悪影響が出ることが指摘されている。このため、特許文献2は、その原因が一旦排気されたガス分子、及び、ターボ分子ポンプの排気側に存在する不純物ガス等がチャンバー内に逆拡散することであることを究明し、逆拡散を防止できる真空排気装置を提案している。
特開平9−186057号公報 特開平8−321448号公報
特許文献1は不純物を物質別、濃度別にウェーハに蒸着させるようにして、汚染物質による影響を解析することのみを開示しているだけで、不純物汚染を軽減する手法及び装置についは指摘していない。
また、特許文献2は、排気装置から排気された不純物ガスの逆流を防止するために、ターボ分子ポンプの排気側に補助ポンプを接続し、ターボ分子ポンプと補助ポンプの間に、ガスを導入することによって、チャンバー内部を排気し、ターボ分子ポンプの排気側から吸気側への不純物の逆拡散を防止できることを指摘している。しかしながら、特許文献2は排気装置からの不純物の逆流を防止することを提案しているだけで、蒸着工程中に発生する不純物、特に、有機物による汚染を軽減、防止することについては何等指摘していない。
本発明の目的は蒸着工程における汚染とチャンバー内の圧力との関係についての知見に基づいて、蒸着膜に対する汚染の影響を軽減できる蒸着装置を提供することである。
本発明の他の目的は不純物、特に、有機物の付着を軽減できる蒸着装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は有機物による汚染を軽減できる蒸着方法を提供することである。
本発明のより具体的な目的は有機物汚染がなく、分子の解離・分解を起こさない真空蒸着装置、特に、減圧蒸着装置を提供することである。
本発明の一態様によれば、減圧蒸着装置において、
蒸着膜である有機材料からなる膜が形成されるべき基板を収容するチャンバと、
ガス圧力調整手段と、を備え、
前記ガス圧力調整手段が、第1の不活性ガス発生源から発生する第1の不活性ガスを前記チャンバ内に導入するための第1の配管から前記チャンバに供給される、前記第1の不活性ガスの流量を調整する第1のガス流量調整手段と、
第2の不活性ガス発生源から発生する第2の不活性ガスを前記チャンバ内に導入するための第2の配管から前記チャンバに供給される、前記第2の不活性ガスの流量を調整する第2のガス流量調整手段と、
前記チャンバ内に導入された前記第1の不活性ガス発生源から発生する不活性ガス、及び第2の不活性ガス発生源から発生する不活性ガスを排気するポンプ手段とを備え、
前記ガス圧力調整手段により、前記基板に対する蒸着膜形成時における前記チャンバ内のガス圧力よりも、前記基板に対する蒸着膜非形成時における前記チャンバ内のガス圧力の方が高い状態に維持されており、
前記第1のガス流量調整手段が、前記第1の配管において前記チャンバ側に設けられる第1オリフィスと、
前記第1の配管において前記第1オリフィスよりも上流側に設けられる第1のバルブと、
前記第1のバルブよりも上流側に設けられる第1の不活性ガス発生源及び第1の圧力調整器と、
前記第1のオリフィスと前記第1のバルブとの間に設けられ前記第1のオリフィスと前記第1のバルブとの間の圧力を検知するための圧力計と、を有しており、
前記第2のガス流量調整手段が、前記第2の配管において前記チャンバ側に設けられる第2オリフィスと、
前記第2の配管において前記第2オリフィスよりも上流側に設けられる第2のバルブと、
前記第2のバルブよりも上流側に設けられる第3のバルブと、
前記第3のバルブよりも上流側に設けられる第2の不活性ガス発生源及び第2の圧力調整器と、を有していることを特徴とする減圧蒸着装置が得られる。
また、前記ポンプ手段が、前記チャンバに接続されるガス排気用の1次ポンプと、
前記1次ポンプに接続される2次ポンプと、
前記1次ポンプと前記2次ポンプとの間に設けられるポンプバージガス導入機構と、を有することが望ましい。
上記のような本発明によって、汚染に敏感な有機EL材料を蒸着するのに好適な減圧蒸着装置が得られる。
本発明によれば、蒸着を行うチャンバ内の圧力が分子流域と粘性流域とで、不純物、特に、有機物の基板に対する吸着量が変化することを見出し、吸着量の低い期間を設けることにより、有機物の吸着量を減少させる。具体的に言えば、本発明では、蒸着を分子流域のガス圧で行うと共に、有機物の吸着の少ない粘性流域のガス圧の期間を設けることにより、有機吸着物等による汚染を軽減できる。
本発明は、単一層を成膜する場合だけでなく、Al等の多層膜を蒸着する場合にも適用できる。
図1を参照して、本発明の基礎となる実験及びその結果について説明する。まず、減圧処理されるべき半導体、或いは、ガラス基板を減圧蒸着を行う蒸着チャンバ内に搬入し、当該蒸着チャンバ内の圧力を変化させることによって、蒸着チャンバ内の圧力と基板に吸着される有機物の量との関係を調べた。尚、実験には、半導体基板等の基板を搬入、搬出するロードロックチャンバを有すると共に、減圧蒸着を行う蒸着チャンバをプロセスチャンバとして備えたクラスタタイプの真空装置を使用した。ここで、蒸着チャンバは減圧蒸着装置の主要な構成部分である。
図1の横軸は曝露時間(exposure time)を示し、縦軸は有機物の基板に対する吸着量を示している。ここで、縦軸に示された有機物吸着量は全ての有機物を分子量226.45のヘキサデカンに変換した量の形で表わしている。図1に黒点は1mTorr以下の低圧に保たれたプロセスチャンバ内で、基板に吸着される有機物吸着量を測定した結果であり、白点は大気圧に保たれたプロセスチャンバ内で基板に吸着される有機物吸着量を測定した結果である。
図1からも明らかな通り、1mTorr以下の低圧に保たれたチャンバ内では、基板に吸着される有機物吸着量が多く、しかも、時間と共に急激に増加している。他方、大気圧に保たれたチャンバ内では、基板を1時間曝露しても、有機物の吸着は殆ど見られないことが分る。このことは、チャンバ内の圧力が低い程、基板に対する有機物吸着量が多く、チャンバ内の圧力が高くなるにしたがって、有機物吸着量は少なくなることが予測される。
図2では上記した予測に基づいた実験結果を示している。ここでは、チャンバ内の圧力を90Torr、10Torr、及び、3Torrにして、基板に吸着される有機物炭素をn−イコサンに換算した量が有機物吸着量として示されている。図2からも明らかな通り、90Torrの場合が有機物吸着量が最も少なく、10Torr及び3Torrの順で、有機物吸着量が増加している。したがって、大気圧より低い減圧状態においても、圧力を高くすることによって有機物吸着量を低減できることが判明した。
図3を参照して、本発明の実施例に係る蒸着装置を説明する。図示された蒸着装置は、蒸着処理を行う処理室(蒸着チャンバ)21と、当該処理室21とゲート弁24を介して接続され、処理室21との間で、半導体基板、ガラス基板等の基板25を出し入れする基板導入室(ロードロックチャンバ)31とを備えている。
更に、基板導入室31には、基板導入扉34が設けられ、当該基板導入扉34を介して基板が基板導入室31に導入される一方、基板導入室31から搬出される。また、基板導入室31には、ポンプゲート弁38を介して、1次ポンプ32及び2次ポンプ33が接続されており、1次ポンプ32と2次ポンプ33との間には、ポンプパージガス導入機構37が接続されている。このポンプパージガス導入機構37は2次ポンプ33からの不純物の逆拡散を抑制するのに役立つ。
他方、処理室21には、ポンプゲート弁28を介して、1次ポンプ22及び2次ポンプ23が接続されており、当該1次ポンプ22と2次ポンプ23との間には、ポンプパージガス導入機構27が接続され、このポンプパージガス導入機構27も、2次ポンプ23からの不純物の逆拡散を抑制する動作を行う。更に、処理室21の下部には、シャッター機構44を介して、蒸着源室41が設けられており、当該蒸着源室41には蒸着原料(たとえば、有機EL表示装置の製造の場合では有機EL材料、半導体装置の製造においてはAl等の蒸着によって成膜されるべき材料)を充填した蒸着源容器(蒸着皿)42及びヒーター43が備えられており、当該ヒーター43によって蒸着源容器42内の蒸着原料を加熱する。シャッター機構44は蒸着時に開き、他方、蒸着不要な時期に閉じて蒸着を遮断する。シャッター機構44が開いている間、蒸着源容器42内の蒸着原料はヒーター43によって加熱されて蒸発し、処理室21内の基板ホルダー26に取り付けられた基板25に蒸着する。
更に、図示された処理室21には、処理室21にガスを導入する処理室ガス導入機構ス29がガス流量調整装置として設けられており、当該処理室21には処理室ガス導入機構29を介して、後述するように、処理室21内を分子流域或いは粘性流域に保つために、必要なガスが導入される。尚、図示された例では、各部位の接続部に存在し外部との気密を保つガスケット52,53,54,55,56,57,58,59,60が設けられている。これらガスケットのうち、基板導入扉34と基板導入室31間および蒸着源室41とシャッター機構44間に存在するガスケット52および56はパーフロロエラストマー製とし、それ以外のガスケット53,54,55,57,58,59,60はCu製であることが、これらガスケットから発生する有機物を抑制する上で、好ましい。
以下では、本発明に係る処理室(蒸着チャンバー)21、即ち、減圧蒸着装置の動作について主に説明する。この実施例では、蒸着薄膜形成時に、蒸着薄膜形成雰囲気が分子流域のガス圧力に設定され、蒸着薄膜非形成時のある期間は雰囲気圧力が粘性流域のガス圧に設定される。具体的に言えば、分子流域では、処理室21内のガス圧力が0.1mTorrから1mTorrの範囲に調整され、粘性流域では、ガス圧力が1Torr以上、好ましくは、10Torr以上に調整される。
上記分子流域及び粘性流域となるガス圧力を処理室21内で実現するために、導入されるガス、特に、この例ではアルゴン、窒素等の不活性ガスの流量が処理室ガス導入機構(ガス流量調整装置)29によって制御されると共に、1次ポンプ22及び2次ポンプ23の排気量、及び、ポンプパージガス導入機構27に流すガス流量が調節される。尚、1次ポンプ22及び32としては、ターボ分子ポンプを使用することができ、2次ポンプ23及び33としては、補助ポンプを使用することができる。
ここで、蒸着薄膜形成時の処理室21におけるガス圧力を0.1×10−3から1×10−5Torr程度に抑えて分子流域で成膜する場合、処理室21内に導入されるガスの流量f、処理室21内ガス圧力P、及び、排気速度Sとの間には、以下の式が成立する。
f =79P(Torr)・S(l/sec)
ここで、1次ポンプ22の排気速度を1000l/secとし、処理室21内のガス圧力を0.1〜1mTorrとしたとき、処理室21内に導入されるガス流量fは次式であらわすことができる。
f=79(1×10−4 or 1×10−3)10(l/sec)
= 7.9cc/min(0.1mTorr)or 79cc/min(1mTorr)。
即ち、処理室21内のガス圧力を分子流域にするためには、処理室21に対する流量fを7.9cc/minから79/ccの間に維持すればよい。
一方、蒸着膜非形成時の処理室21におけるガス圧力を1Torrから10Torrの粘性流域に変化させる場合、処理室21に対するガス流量fを例えば、10cc/minとすると、排気速度Sは1Torrにおいて、12.6(l/sec)、10Torrにおいて1.26(l/sec)にすれば良い。
この程度まで、排気速度Sを絞ることは処理室21と1次ポンプ22との間のポンプ弁28を絞るか、或いは、1次ポンプ22とポンプパージガス導入機構27に流すガス流量を増加することによって可能である。
一方、図示された処理室ガス導入機構29は第1及び第2のオリフィス291、292、第1〜第3バルブ293〜295、及び、圧力計296によって構成されている。第1及び第3バルブ293は不活性ガス、ここでは、Arを発生する発生源に接続されており、この構成では、処理室21内の圧力を一定に保つことができる。例えば、第1のオリフィス291は1.5cc/minのガスを流し、このとき、第2のバルブ294を開けると、第2のオリフィス292は1000cc/minのガスを流し、これによって、圧力を一定に保つことができる。
更に、第1バルブ293及び第3バルブ295の上流には、圧力調整器が備えられており、当該圧力調整器と圧力計を利用して第1及び第2のオリフィス291、292を調整することにより、これら第1及び第2のオリフィス291、292から供給されるガスの圧力を一定に保つことができる。
このように、本発明では、処理室21内の圧力を分子流域に維持して、蒸着を行い(第1工程)、他方、非蒸着時中に分子流域から粘性流域に変化させる(第2工程)ことによって、蒸着薄膜を形成される基板における汚染、特に、有機物による汚染を抑制できる。この場合、第1工程における処理室21内のガス圧力を第2工程におけるガス圧力よりも低くすることによって、分子流域から粘性流域へ変化させることができる。
以上説明したように、本発明は半導体装置の製造だけでなく、ガラス基板を用いた液晶ディスプレイ装置、有機EL装置等の電子装置の製造において蒸着による成膜を必要とする工程に広く適用することができ、またフィルム作成にも利用できる。
本発明の基礎となる有機物汚染とガス圧力との関係を示すグラフである。 図1に示された実験結果にしたがって、実際に蒸着を行った場合における有機物汚染とガス圧力との関係を示すグラフである。 本発明の一実施例に係る減圧蒸着装置を含む真空装置を示すブロック図である。
符号の説明
21 処理室(蒸着チャンバー)
31 基板導入室
22、32 1次ポンプ
23、33 2次ポンプ
25 基板
26 基板ホルダー
28、38 ポンプ弁
29 処理室ガス導入機構
41 蒸着源室
42 蒸着源容器(蒸着皿)
43 ヒーター
44 シャッター機構
291、292 オリフィス
293〜295 バルブ
296 圧力計

Claims (2)

  1. 減圧蒸着装置において、
    蒸着膜である有機材料からなる膜が形成されるべき基板を収容するチャンバと、
    ガス圧力調整手段と、を備え、
    前記ガス圧力調整手段が、第1の不活性ガス発生源から発生する第1の不活性ガスを前記チャンバ内に導入するための第1の配管から前記チャンバに供給される、前記第1の不活性ガスの流量を調整する第1のガス流量調整手段と、
    第2の不活性ガス発生源から発生する第2の不活性ガスを前記チャンバ内に導入するための第2の配管から前記チャンバに供給される、前記第2の不活性ガスの流量を調整する第2のガス流量調整手段と、
    前記チャンバ内に導入された前記第1の不活性ガス発生源から発生する不活性ガス、及び第2の不活性ガス発生源から発生する不活性ガスを排気するポンプ手段とを備え、
    前記ガス圧力調整手段により、前記基板に対する蒸着膜形成時における前記チャンバ内のガス圧力よりも、前記基板に対する蒸着膜非形成時における前記チャンバ内のガス圧力の方が高い状態に維持されており、
    前記第1のガス流量調整手段が、前記第1の配管において前記チャンバ側に設けられる第1オリフィスと、
    前記第1の配管において前記第1オリフィスよりも上流側に設けられる第1のバルブと、
    前記第1のバルブよりも上流側に設けられる第1の不活性ガス発生源及び第1の圧力調整器と、
    前記第1のオリフィスと前記第1のバルブとの間に設けられ前記第1のオリフィスと前記第1のバルブとの間の圧力を検知するための圧力計と、を有しており、
    前記第2のガス流量調整手段が、前記第2の配管において前記チャンバ側に設けられる第2オリフィスと、
    前記第2の配管において前記第2オリフィスよりも上流側に設けられる第2のバルブと、
    前記第2のバルブよりも上流側に設けられる第3のバルブと、
    前記第3のバルブよりも上流側に設けられる第2の不活性ガス発生源及び第2の圧力調整器と、を有していることを特徴とする減圧蒸着装置
  2. 前記ポンプ手段が、前記チャンバに接続されるガス排気用の1次ポンプと、
    前記1次ポンプに接続される2次ポンプと、
    前記1次ポンプと前記2次ポンプとの間に設けられるポンプバージガス導入機構と、を有することを特徴とする請求項に記載の減圧蒸着装置。
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