JP4595631B2 - 選抜マーカー遺伝子の影響が排除された遺伝子導入細胞、組織又は植物の作成方法 - Google Patents
選抜マーカー遺伝子の影響が排除された遺伝子導入細胞、組織又は植物の作成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4595631B2 JP4595631B2 JP2005105251A JP2005105251A JP4595631B2 JP 4595631 B2 JP4595631 B2 JP 4595631B2 JP 2005105251 A JP2005105251 A JP 2005105251A JP 2005105251 A JP2005105251 A JP 2005105251A JP 4595631 B2 JP4595631 B2 JP 4595631B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gene
- selection marker
- vector
- plant
- site
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Description
(A)目的遺伝子、サイトカイニン合成遺伝子以外の選抜マーカー遺伝子、及び、脱離部位を有し、上記選抜マーカー遺伝子が脱離部位に存在することを特徴とするベクターを、植物細胞に導入する過程
(B)(A)でベクターが導入された植物細胞を培養し、上記選抜マーカー遺伝子の発現を指標として、目的遺伝子が導入された植物細胞を選抜する過程
(C)形態異常誘導遺伝子、脱離酵素遺伝子、及び、脱離部位を有し、形態異常誘導遺伝子と脱離酵素遺伝子とが、脱離部位に存在することを特徴とするベクターを、(B)で選抜された植物細胞に導入する過程
(D)(C)でベクターが導入された植物細胞を培養し、その結果、該細胞が増殖して得られる組織より生じる、異常な形態をした組織を選抜する過程
(E)(D)で選抜された異常な形態をした組織を培養し、その結果生じる、正常な形態をした組織を選抜する過程
I.目的遺伝子導入用ベクター(pIGFP21)の構築
プラスミドpIG221(Plant Cell Physio. 3(6):805-813. 1990)を制限酵素Sse83871(以下、SseIと略記する。)で消化し、T4DNAポリメラーゼにて処理した後、再連結することで、制限酵素SseI部位が欠失したプラスミドpIG221ΔSseを構築した。このpIG221ΔSseの制限酵素SmaI部位に二本鎖オリゴヌクレオチド(5'-cctgcagg-3')を連結して、CAMV35Sプロモーター(35S−P)とGUS構造遺伝子の間に制限酵素SseI部位が導入されたプラスミドpIG221sseΔsseを構築した後、このpIG221sseΔsseより、35S−Pとノパリンシンターゼ遺伝子のポリアデニル化シグナル(以下、ポリアデニル化シグナルは全てノパリンシンターゼ由来のものを用いた。)を連結したGUS遺伝子を制限酵素HindIIIとEcoRIにて切出し、これを、プラスミドpBI121(clontech社)の制限酵素HindIIIとEcoRI部位に配された、35S−P、GUS構造遺伝子及びポリアデニル化シグナルに置換して、プラスミドpBIG221sse(図1)を構築した。
プラスミド128−35Rrubipt(特願2004−382394)より、互いに同方向を向いている二つの認識配列RSで挟まれた、Rubiscoプロモーター(Rub−P)を連結したipt遺伝子(プロモーターのみ、本来のプロモーターに換えてRub−Pを使用。)、並びに、35S−P及びポリアデニル化シグナルを連結した部位特異的組換え系の組換え酵素(以下、単に組換え酵素ともいう。)R構造遺伝子を制限酵素SseIにて切出し、これをプラスミドpTSsps(特願2004−382394)の制限酵素SseI部位に挿入して、選抜マーカー除去用ベクタープラスミドpTSspsMRSrubipt35Rを構築した((独)産業技術総合研究所特許生物寄託センター宛てに3月29日付けで寄託済み)。
A.ツメファシエンス4404株を、10mlのYEB液体培地(ビーフエキス5g/l、酵母エキス1g/l、ペプトン1g/l、ショ糖5g/l、2mM MgSO4、22℃でのpH7.2(以下、特に示さない場合、22℃でのpHとする。))に接種し、OD630が0.4から0.6の範囲に至るまで、28℃で培養した。この培養液を、6900×g、4℃、10分間遠心して集菌した後、菌体を20mlの10mM HEPES(pH8.0)に懸濁して、再度6900×g、4℃、10分間遠心して集菌し、次いで200μlのYEB液体培地に懸濁して、これをプラスミド導入用菌液とした。
培養容器内で無菌的に成育させたタバコ(Nicotiana tabacum SR1、特に記載する場合を除き、以下同じ。)の葉から、中脈を取り除いて約8mm角となるようにカットして得られた葉片36片を、上記LBA4404(pIGFP21)の菌液(OD630=0.25、YEB液体培地にて一夜培養後、滅菌水で稀釈して菌体濃度を調整。)に約1分間浸してこれに感染させ、滅菌した濾紙の上に置いて余分な菌液を除いてから、アセトシリンゴン50mg/lを添加した植物ホルモンを含まない(ホルモンフリー)MS寒天培地(寒天0.8w/v%)に、葉の裏が上になるように置床して、25℃、全明(特に記載されない限り、外植片及び植物組織・植物体の培養はこの条件で行った。)で3日間培養行った。
IVで得られたカナマイシン耐性組換え体13系統(pIGFP21−1〜13)より、CTAB法を用いて染色体DNAを抽出し、これを制限酵素BamHIで切断して、0.8%アガロースゲル電気泳動に供した。電気泳動後のアガロースゲルは、アルカリ・酸処理の後、その電気泳動面をナイロンメンブランに転写し、このナイロンメンブランについて、DIG PCR labeling kit(Boehringer Mannheim社より購入)にて予めラベリングしておいた、GUS遺伝子と相同性を有するプローブP1を用いてハイブリダイゼーションを行った。ハイブリダイゼーション後、DIG Wash and Block Buffer(Boehringer Mannheim社より購入)により化学発光検出を行ったところ、サザン分析に供した2系統(pIGFP21−10、13)において、1コピーのpIGFP21が導入されていることが確認された。
IVと同様にして調製したpIGFP21−13の葉片を、前記LBA4404(pTSspsMRSrubipt35R)の菌液(OD630=0.25、YEB液体培地にて一夜培養後、滅菌水で稀釈して菌体濃度を調整。)に約1分間浸してこれに感染させ、滅菌した濾紙の上に置いて余分な菌液を除いてから、アセトシリンゴン50mg/lを添加したホルモンフリーMS寒天培地(寒天0.8w/v%)に、葉の裏が上になるように置床して、25℃、全暗で2日間培養行った。
A.PCR分析によるGFP遺伝子除去の確認
VIにおいて作成した発根個体28個の染色体DNAをFast DNA kit (BIO 101 Inc)により抽出し、この染色体DNAについて、35S−Pに結合するプライマー35s60と、GUS構造遺伝子に結合するプライマーEXGUSを用いて、PCR分析を行った。この場合において、目的遺伝子導入用ベクター(pIGFP21)により、タバコの染色体DNA中にNPTII遺伝子(目的遺伝子)と共に導入されたGFP遺伝子(選抜マーカー遺伝子)が、選抜マーカー除去用ベクター(pTSspsMRSrubipt35R)により導入されたR遺伝子(脱離酵素遺伝子)の働きで脱離して、そのDNA上から除去されると、900bpのDNA断片が増幅されることとなる(図4)。
目的遺伝子導入用ベクター(pIGFP21)において、GFP遺伝子は35S−PとGUS構造遺伝子を分断する位置に配置されている。従って、目的遺伝子導入用ベクター(pIGFP21)により、タバコの染色体DNA中にNPTII遺伝子(目的遺伝子)と共に導入されたGFP遺伝子(選抜マーカー遺伝子)が、選抜マーカー除去用ベクター(pTSspsMRSrubipt35R)により導入されたR遺伝子(脱離酵素遺伝子)の働きで脱離して、そのDNA上から除去されると、35S−PとGUS構造遺伝子とが連結し、GUS遺伝子が発現するようになる(図4)。
PCR分析によって選抜マーカー遺伝子の除去が確認された8個体(キメラ個体と考えられる個体も含む。)に由来する8系統の個体から、染色体DNAを抽出して、制限酵素EcoRIで切断し、前記Vと同様にしてサザン分析を行った。この場合において、目的遺伝子導入用ベクター(pIGFP21)により、タバコの染色体DNA中にNPTII遺伝子(目的遺伝子)と共に導入されたGFP遺伝子(選抜マーカー遺伝子)が、選抜マーカー除去用ベクター(pTSspsMRSrubipt35R)により導入されたR遺伝子(脱離酵素遺伝子)の働きで脱離して、そのDNA上から除去されている場合には約7.0kbp、一方、GFP遺伝子が、目的遺伝子導入用ベクター(pIGFP21)により導入された状態のまま、染色体DNA上に存在し続けている場合には約2.7kbpのバンドが検出されることとなる。
上記PCR分析、GUS活性試験及びサザン分析の結果、染色体DNAからのGFP遺伝子の除去が確認された7系統は、IVでカナマイシン耐性も確認されていることから、染色体DNAに目的遺伝子(NPTII遺伝子)が導入され、かつ、その染色体DNAから選抜マーカー遺伝子(GFP遺伝子)が除去されている、マーカーフリー細胞からなるマーカーフリー個体の系統であると考えられる。
I.目的遺伝子導入用ベクター(pIRol21)の構築
rol遺伝子が、互いに同方向を向いた部位特異的組換え系の認識配列RS二つの間に挟まれている構造を有するプラスミド128−rolを構築し、次いで、この認識配列RS間に挟まれたrol遺伝子を、制限酵素SseIにて128−rolより切出し、これを、実施例1−Iで構築したプラスミドpBIG221sseの制限酵素SseI部位に挿入して、本発明の目的遺伝子導入用ベクタープラスミドpIRol21を構築した((独)産業技術総合研究所特許生物寄託センター宛てに3月29日付けで寄託済み)。
実施例1−IIIと同様にして、pIRol21をA.ツメファシエンス4404株に導入し、この菌をLBA4404(pIRol21)とした。
上記LBA4404(pIRol21)を、実施例1−IVと同様にして、タバコに感染させた。
IIIで得られたカナマイシン耐性組換え体11系統(pIRol21−1〜11)について、実施例1−Vと同様にしてサザン分析を行ったところ、そのうち2系統(pIRol21−7、11)に、1コピーのpIRol21が導入されていることが確認された。
実施例1−VIと同様にして、IVで1コピーのpIRol21の導入を確認したpIRol21−11に、前記LBA4404(pTSspsMRSrubipt35R)を感染させ、感染後の葉片を培養して不定芽84個を再分化させ、更に、この不定芽から多芽体を経由して、109個の発根個体を得た。これらの発根個体は継代培養を行って維持しつつ、以下の分析に供した。
A.PCR分析によるrol遺伝子の除去の確認
Vにおいて作成した発根個体109個の染色体DNAについて、プライマー35s60とEXGUS、及び、rol遺伝子に結合し、その一部を増幅するように設計したプライマーrolc1とrolc2とを用い、実施例1−VIIAと同様にしてPCR分析を行った。この場合において、目的遺伝子導入用ベクター(pIRol21)により、タバコの染色体DNA中にNPTII遺伝子(目的遺伝子)と共に導入されたrol遺伝子(選抜マーカー遺伝子)が、選抜マーカー除去用ベクター(pTSspsMRSrubipt35R)により導入されたR遺伝子(脱離酵素遺伝子)の働きで脱離して、そのDNA上から除去されると、900bpのDNA断片が増幅され、また、rol遺伝子が、目的遺伝子導入用ベクター(pIRol21)により導入された状態のまま、染色体DNA上に存在し続けていると、1.0kbpのDNA断片が増幅されることとなる(図6)。
PCR分析によって選抜マーカー遺伝子の除去が確認された26個体(キメラ個体と考えられる個体も含む。)に由来する26系統の個体から染色体DNAを抽出して、制限酵素EcoRIで切断し、実施例1−Vと同様にしてサザン分析を行った。この場合において、目的遺伝子導入用ベクター(pIRol21)により、タバコの染色体DNA中にNPTII遺伝子(目的遺伝子)と共に導入されたrol遺伝子(選抜マーカー遺伝子)が、選抜マーカー除去用ベクター(pTSspsMRSrubipt35R)により導入されたR遺伝子(脱離酵素遺伝子)の働きで脱離して、そのDNA上から除去されている場合には約7.0kbp又は約20.0kbp、一方、rol遺伝子が、目的遺伝子導入用ベクター(pIRol21)により導入された状態のまま、染色体DNA上に存在し続けている場合には約2.7kbpのバンドが検出されることとなる。
上記PCR分析及びサザン分析の結果、染色体DNAからのrol遺伝子の除去が確認された26系統(キメラ個体の系統も含む。)の個体について、自家受粉を行い、得られた種子から幼植物体を生育させて以下の実験を行った。
上記26系統の個体を親世代とする幼植物体について、実施例1−VIIAと同様にしてPCR分析を行ったところ、ここで分析に供した全ての幼植物体で、選抜マーカー遺伝子(rol遺伝子)の除去を示す900bpのDNA断片の増幅が観察された。つまり、この次世代分析では、親世代において、900bpのDNA断片と共に1.0kbpのDNA断片の増幅も観察された、キメラ個体の系統から得られた幼植物体においても、900bpのDNA断片の増幅しか観察されず、この個体及び系統のキメラ性が消失していることが判明した。
この実施例で用いた目的遺伝子導入用ベクター(pIRol21)においても、rol遺伝子は、35S−PとGUS構造遺伝子を分断する位置に配置されており、目的遺伝子導入用ベクター(pIGFP21)により、タバコの染色体DNA中にNPTII遺伝子(目的遺伝子)と共に導入されたrol遺伝子(選抜マーカー遺伝子)が、選抜マーカー除去用ベクター(pTSspsMRSrubipt35R)により導入されたR遺伝子(脱離酵素遺伝子)の働きで脱離して、そのDNA上から除去されると、35S−PとGUS構造遺伝子とが連結し、GUS遺伝子が発現するようになる(図6)。
Claims (8)
- 選抜マーカー遺伝子の影響が排除された遺伝子導入細胞又は組織の作成方法であって、次の過程(A)〜(D)を経ることを特徴とする方法。
(A)目的遺伝子、サイトカイニン合成遺伝子以外の選抜マーカー遺伝子、及び、脱離部位を有し、上記選抜マーカー遺伝子が脱離部位に存在することを特徴とするベクターを、植物細胞に導入する過程
(B)(A)でベクターが導入された植物細胞を培養し、上記選抜マーカー遺伝子の発現を指標として、目的遺伝子が導入された植物細胞を選抜する過程
(C)形態異常誘導遺伝子、脱離酵素遺伝子、及び、脱離部位を有し、形態異常誘導遺伝子と脱離酵素遺伝子とが、脱離部位に存在することを特徴とするベクターを、(B)で選抜された植物細胞に導入する過程
(D)(C)でベクターが導入された植物細胞を培養し、その結果、該細胞が増殖して得られる組織より生じる、異常な形態をした組織を選抜する過程
(E)(D)で選抜された異常な形態をした組織を培養し、その結果生じる、正常な形態をした組織を選抜する過程 - 脱離部位が、互いに同方向を向いた二つの部位特異的組換え酵素認識配列に挟まれた領域であり、脱離酵素遺伝子が、上記二つの部位特異的組換え酵素認識配列を認識して作用する部位特異的組換え酵素をコードする遺伝子であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 選抜マーカー遺伝子として薬剤耐性遺伝子を用いることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
- 選抜マーカー遺伝子として、GUS遺伝子、GFP遺伝子又はルシフェラーゼ遺伝子を用いることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
- 選抜マーカー遺伝子として、rol遺伝子を用いることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
- 形態異常誘導遺伝子として、サイトカイニン合成遺伝子を用いることを特徴とする、請求項1、2、3、4又は5に記載の方法。
- サイトカイニン合成遺伝子として、ipt(isopentenyltransferase)遺伝子を用いることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
- 請求項1、2、3、4、5又は6に記載の方法により選抜マーカー遺伝子の影響が排除された遺伝子導入細胞又は組織を作成した後、これを増殖させて、植物体を再分化させることを特徴とする、選抜マーカー遺伝子の影響が排除された遺伝子導入植物の作成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005105251A JP4595631B2 (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 選抜マーカー遺伝子の影響が排除された遺伝子導入細胞、組織又は植物の作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005105251A JP4595631B2 (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 選抜マーカー遺伝子の影響が排除された遺伝子導入細胞、組織又は植物の作成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006280282A JP2006280282A (ja) | 2006-10-19 |
JP4595631B2 true JP4595631B2 (ja) | 2010-12-08 |
Family
ID=37402827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005105251A Expired - Fee Related JP4595631B2 (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 選抜マーカー遺伝子の影響が排除された遺伝子導入細胞、組織又は植物の作成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4595631B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101458578B1 (ko) * | 2007-03-29 | 2014-11-07 | 산토리 홀딩스 가부시키가이샤 | 표층 키메라 형질 전환 식물의 작출 방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004321187A (ja) * | 2003-04-07 | 2004-11-18 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 新規ベクター及びこのベクターを用いて行う植物形質転換体の作出方法 |
JP2005192551A (ja) * | 2003-06-03 | 2005-07-21 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 新規ベクター |
-
2005
- 2005-03-31 JP JP2005105251A patent/JP4595631B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004321187A (ja) * | 2003-04-07 | 2004-11-18 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 新規ベクター及びこのベクターを用いて行う植物形質転換体の作出方法 |
JP2005192551A (ja) * | 2003-06-03 | 2005-07-21 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 新規ベクター |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006280282A (ja) | 2006-10-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6990653B2 (ja) | 迅速な植物形質転換のための方法および組成物 | |
Crane et al. | Transgenic Medicago truncatula plants obtained from Agrobacterium tumefaciens-transformed roots and Agrobacterium rhizogenes-transformed hairy roots | |
AU2013312352B2 (en) | Engineered transgene integration platform (ETIP) for gene targeting and trait stacking | |
JP6871260B2 (ja) | 改良された植物形質転換の方法および組成物 | |
CZ138897A3 (cs) | Vektor pro zavedení genu do rostliny a způsob pro produkci transgeních rostlin a mnohonásobné zavedení genů do rostliny za použití vektoru | |
JP2000083680A (ja) | 光誘導型プロモ―タ―の制御下に置かれた不定芽再分化遺伝子を選抜マ―カ―遺伝子とする植物への遺伝子導入方法及びこれに用いる植物への遺伝子導入用ベクタ― | |
Lou et al. | Rapid genetic transformation of sweetpotato (Ipomoea batatas (L.) Lam) via organogenesis | |
Alvarez et al. | Stable Agrobacterium‐Mediated Transformation of Maritime Pine Based on Kanamycin Selection | |
Alimohammadi et al. | Agrobacterium-mediated transformation of plants: Basic principles and influencing factors | |
JP4080746B2 (ja) | 最適化されたt−dna転移およびそのためのベクター | |
BR112020002321A2 (pt) | novas estirpes de agrobacterium tumefaciens reivindicação de prioridade | |
US20120042409A1 (en) | Plant transformation using dna minicircles | |
JP4595631B2 (ja) | 選抜マーカー遺伝子の影響が排除された遺伝子導入細胞、組織又は植物の作成方法 | |
JP7288915B2 (ja) | 植物のゲノム編集に用いられるdna構築物 | |
Aregawi et al. | Pathway to validate gene function in key bioenergy crop, Sorghum bicolor | |
Raman et al. | Rapid and efficient Agrobacterium mediated transformation of early scutellum derived calli of indica rice | |
AU2004245837B2 (en) | Novel vector | |
JP4912890B2 (ja) | 染色体を消失させた植物細胞の作出方法 | |
WO2020171192A1 (ja) | 植物細胞のゲノム編集用核酸及びその用途 | |
RU2149187C1 (ru) | Вектор для введения желаемого гена в растение (варианты), способ получения трансгенного растения и способ введения, по крайней мере, двух желаемых генов в растение | |
JP5114161B2 (ja) | 新規な部位特異的組換え酵素認識配列及びベクター | |
Kim et al. | Efficient Regeneration of Transgenic Rice from Embryogenic Callus via Agrobacterium-Mediated Transformation: A Case Study Using GFP and Apple MdFT1 Genes | |
US20100257632A1 (en) | Methods for generating marker-free transgenic plants | |
Ye et al. | Obtaining marker-free transgenic soybean plants with optimal frequency by constructing a three T-DNA binary vector | |
JP2011505806A (ja) | マーカーフリーのトランスジェニック植物を作る方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070801 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20080314 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080416 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100824 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100906 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |