JP4593152B2 - サーバ装置およびその制御方法 - Google Patents

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本発明はサーバ装置に関し、特にSIP(Session Initiation
Protocol)インフラサーバおよびサービスアプリケーション搭載サーバを含むサーバ装置およびその制御方法に関する。
サーバ(Server)は、ファイルの保管や入出力、アクセス等の管理サービス、プリント出力、通信制御等のサービスを提供する側のコンピュータである。このように、サーバは、特定のサービス提供を目的とするものであり、ファイルの共有化を図るファイルサーバ、プリンタの共有が目的のプリントサーバ、データベースの共有化を行うデータベースサーバ、通信制御を行うコミュニケーションサーバ等がある。また、特定の業務処理を実行し、処理結果を通知するために使用されるのがアプリケーションサーバである。このように、サーバは、インターネットを含むネットワークに接続されて広く使用されている。
また、SIPは、IP(Internet Protocol)を使用する電話を実現するため、一般の電話サービスが持つ呼の制御を行うためのプロトコルである。1993年にRFC2543としてIETF(Internet
Engineering Task Force)に提出され、着信課金や、転送電話機能、発信者番号通知等を行うための機能が備えられている。インフラ(インフラストラクチャ)は、コンピュータシステムにおいて、システムを実現するためのソフトウエアおよびハードウエアの基盤である。
従来のキャリアが提供するセッション型サービスは、QoS(Quality of
Service)が重要である点および課金情報の収集が必要であることを理由に、中央制御型のネットワークアーキテクチャを採用し、中央制御を行うインフラサーバへの内蔵型(又は埋め込み型)によるサービス開発を行ってきた。
斯かる技術分野における従来技術は、幾つかの技術文献に開示されている。ネットワークに接続されたタスクサーバ、ユーザコンピュータおよびアプリケーションサーバを含み種々のアプリケーションを動的に増やすことを可能にするアプリケーション連携サーバおよびアプリケーションサーバ並びにこれらを用いた分散アプリケーションの動的連携システムが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。また、アプリケーションサーバに連携用アダプタを設け、CORBAサーバとの間における連携を容易にする分散処理システムおよび連携用アダプタが開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2003−141069号公報(第6頁、第1図) 特開2003−157242号公報(第4−5頁、第1図)
従来のキャリアが提供するセッション型サービスのネットワークアーキテクチャは、上述の如くQoSが重要であり、また課金情報の収集が必要であることを理由に、電話交換機を初めとして中央制御型が主流である。そのため、サービス開発は、中央制御装置であるSIPインフラサーバ上で行われてきた。このような環境下で、流行廃りの早いIPサービスをタイムリーに追加するためには、次の如き幾つかの課題が生じる。
第1に、サービス提供までの期間が長くなる点である。その理由は、SIPインフラサーバへの開発が集中し、既存のユニバーサルサービスを含めた全体的な検証期間が長くなるためである。第2に、SIPインフラサーバに搭載されたユニバーサルサービスへの信頼性の圧迫である。その理由は、お試しや期間限定等の一時的な低信頼なサービスをユニバーサルサービスアプリケーションと並列搭載することによるSIPインフラサーバ全体の信頼性が低下するためである。第3に、開発コストが増加する点である。その理由は、SIPインフラサーバ専用ソフトとしての開発となり、市販ソフトのような既存のソフト搭載が困難なためである。
本発明は、従来技術の上述の如き課題に鑑みなされたものであり、斯かる課題を解消又は軽減するサーバ装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
前述の課題を解決するため本発明のサーバ装置およびその制御方法は次のような特徴的な構成を採用している。
(1)SIP(Session Initiation Protocol)通信端末の接続を行うプロキシ制御機能部および一般的な共通サービスを提供するユニバーサルサービスアプリケーションを含むSIPインフラサーバを備えるサーバ装置において、
前記SIPインフラサーバは、複数のアプリケーション搭載サーバと通信する仮想端末機能部を有するサービスブローカ機能部を備え、該サービスブローカ機能部により前記SIP通信端末を前記複数のアプリケーション搭載サーバと連携して動作可能にするサーバ装置。
(2)前記SIPインフラサーバおよび前記複数のアプリケーション搭載サーバは、SIPでのB2BUA(Back-to-Back User Agent)方式のNNIインタフェースで接続される上記(1)のサーバ装置。
(3)前記仮想端末機能部は、対応する仮想端末信号を生成することにより、前記アプリケーション搭載サーバには単なる端末からの発信に見えるようにした上記(1)又は(2)のサーバ装置。
(4)前記SIPインフラサーバの前記サービスブローカ機能部は、前記ユニバーサルサービスアプリケーションと並列位置に搭載される上記(1)乃至(3)の何れかのサーバ装置。
(5)前記SIPインフラサーバの前記サービスブローカ機能部は、前記仮想端末機能部と共に前記複数のアプリケーション搭載サーバと連携するためのアプリケーションサーバ振分機能部および連携サーバリストを生成する提携サーバ決定部を含む上記(1)乃至(4)の何れかのサーバ装置。
(6)前記SIPインフラサーバの前記仮想端末機能部は、仮想端末信号生成部を有する発信側仮想端末機能部およびセッション確立信号復元機能部を有する着信側仮想端末機能部を含む上記(1)乃至(5)の何れかのサーバ装置。
(7)SIP通信端末の接続を行うプロキシ機能部および共通サービスを提供するユニバーサルサービスアプリケーションを有するSIPインフラサーバを備え、セッション型サービスを行うサーバ装置の制御方法において、
ネットワークアーキテクチャをインフラ層およびサービス層に論理分解するステップと、前記インフラ層にユニバーサルサービスを行う前記SIPインフラサーバを設置するステップと、前記サービス層にサービスアプリケーションを有する複数のアプリケーション搭載サーバを分散設置するステップと、前記SIPインフラサーバから前記アプリケーション搭載サーバを連携制御するステップとを有するサーバ装置の制御方法。
(8)前記SIPインフラサーバからの前記アプリケーション搭載サーバの制御は、SIPでのB2BUA(Back-to-Back User agent)方式を使用して行う上記(7)のサーバ装置の制御方法。
(9)前記SIPインフラサーバからの前記アプリケーション搭載サーバの制御は、アプリケーション搭載サーバ連携リストを参照して行う上記(7)又は(8)のサーバ装置の制御方法。
本発明のサーバ装置およびその制御方法によると、次の如き実用上の顕著な効果が得られる。即ち、中央制御装置でSIPインフラサーバとは独立・分散してサービスアプリケーションの開発・追加が可能になるため、開発期間を圧縮し、タイムリーなサービス追加が可能になる。外部のアプリケーション搭載サーバとの連携のため、お試し等の低信頼なサービスも影響を受けることなく、SIPインフラサーバ上のユニバーサルサービスの安全性を確保することが可能となる。SIP規定に従ったインタフェースを持つ既存の市販アプリケーション搭載サーバ製品と接続が可能となり、開発コストの低減が可能になる。
以下、本発明のよるサーバ装置およびその制御方法の好適実施例の構成および動作を、添付図面を参照して詳細に説明する。
先ず、図1は、本発明によるサーバ装置の第1実施例のシステム構成を示すブロック図である。このサーバ装置10は、インフラ層20に設けられたSIPインフラサーバ21およびサービス層30に設けられる複数のアプリケーション搭載サーバ31A、31B、・・・を有し、インフラ層20およびサービス層30間は、SIPでのB2BUA(Back-to-Back User Agent)方式を使用するNNI(Network-Network Interface又はNetwork
Node Interface)50により接続されている。このSIPインフラサーバ21には、UNI(User Network Interface)を介してSIP通信端末41Aおよび41Bが接続されている。
ここで、SIP通信端末41A、41B、SIPインフラサーバ21およびアプリケーション搭載サーバ31A、31B等は、プログラム制御により動作し、上述の如くインターネット等のネットワークを介して接続されている。また、SIP通信端末41A、41Bは、SIPを利用したIP電話やTV電話等に代表されるエンドユーザ間とセッション確立を行うクライアント端末装置である。
SIPインフラサーバ21は、IP電話等でアドレス解決を行うSIPプロキシサーバに代表される中央制御型のセッション制御装置である。この特定例において、SIPインフラサーバ21は、プロキシ機能部22、ユニバーサルサービスアプリケーション23およびサービスブローカ機能部24により構成されている。
プロキシ機能部22は、クライアント端末装置であるSIP通信端末41A、41Bを接続するためのアドレス解決およびセッション確立信号のプロキシを行い、またSIP通信端末41A、41Bへ提供するユニバーサルサービスの実行制御を行うプログラムである。ユニバーサルサービスアプリケーション23は、IP電話等で代表される発番号通知サービス等の、一般的且つ共通サービスを実行するプログラムである。また、サービスブローカ機能部24は、ユニバーサルサービスアプリケーション23と並列位置に搭載され、外部のアプリケーション搭載サーバ31上のサービスアプリケーションとの連携・制御するためのプログラムである。
次に、図2は、図1中のSIPインフラサーバ21の詳細機能ブロックである。プロキシ制御機能部22は、発信側セッション制御機能部221および着信側セッション制御機能部222を含んでいる。また、サービスブローカ機能部24は、アプリケーション振分機能部241、連携サーバ決定機能部242、仮想端末信号生成機能部243、発信側仮想端末機能部244、着信側仮想端末機能部245およびセッション信号復元機能部246を含んでいる。更に、ユニバーサルサービスアプリケーション23は、発側ユニバーサルサービスアプリケーション231および着側ユニバーサルサービスアプリケーション232を有する。
アプリケーションサーバ振分機能部241は、複数のアプリケーション搭載サーバ31A、31B、・・・と連携するための振分機能を有する。連携サーバ決定機能部242で生成された連携サーバリスト(図3参照)に基づき振分制御を行う。連携サーバ決定機能242は、連携するアプリケーション搭載サーバ31を決定して、図3に示す如き構成の連携サーバリストを生成する。
図3において、(A)はアプリケーション搭載サーバ連携リスト(動的情報)の具体例を示し、(B)はアプリケーション搭載サーバ情報(静的情報)の具体例を示す。図3(A)のアプリケーション搭載サーバ連携リストは、セッション識別子、連携サービス数、連携サーバ情報番号(連携サーバIDおよびサーバ連携状態)等を含んでいる。また、図3(B)に示すアプリケーション搭載サーバ情報は、連携サーバID、ホスト名、IPアドレス、ポートおよびトランスポート等を含んでいる。
仮想端末機能部を構成する243〜246は、アプリケーション搭載サーバ31と通信するために、一旦SIP通信端末41A、41Bからのセッション確立信号を終端し、仮想端末信号として生成する。生成した仮想端末信号によりアプリケーション搭載サーバ31と連携するため、アプリケーション搭載サーバ31上のサービスアプリケーション32は、単なるSIP通信端末41A、41Bからの発着信信号に見え、恰もエンドユーザからの接続であるかのようにサービス実行制御を行うことが可能となる。アプリケーション搭載サーバ31は、ユニバーサルサービスとは別に、お試しや特殊性の高い又は一時的なサービスアプリケーションを搭載したサービス実行装置である。
次に、図1および図2に示す本発明によるサーバ装置10の動作を、図3のリストおよび図4のフローチャートを参照して説明する。図4において、(A)はSIP通信端末41Aからアプリケーション搭載サーバ31方向の動作を示し、(B)はアプリケーション搭載サーバ31からSIP通信端末41B方向の動作を示す。
先ず、主として図4(A)のフローチャートを参照して説明する。図2で示すSIP通信端末41Aからのセッション確立信号を受信したSIPインフラサーバ21は、プロキシ機能部22の発信側セッション制御機能部221へセッション確立信号を分配する(ステップ1)。セッション確立信号を受信した発信側セッション制御機能部221は、発側ユニバーサルサービス231の起動分析を行い、起動すべき発側ユニバーサルサービスアプリケーションを決定する(ステップ2)。
次に、サービスブローカ機能部24の連携サーバ決定機能部242の起動を行う。連携サーバ決定機能部242では、電話番号帯、無条件起動、受信信号毎および加入者契約毎にセッション単位で連携するサーバ群を決定し、図3の連携サービスリストを生成し、リストに連携するアプリケーション搭載サーバ31を追加する(ステップ3)。起動すべきユニバーサルサービスおよび連携サーバの分析が完了したら、発信側セッション制御機能221から発側ユニバーサルサービスアプリケーション231を起動し、ユニバーサルサービスを実行する(ステップ4)。
次に、発信側セッション制御機能部221からサービスブローカ機能部24のアプリケーションサーバ振分機能部241へセッション確立信号を分配する。アプリケーションサーバ振分機能部241では、連携サーバ決定機能部242で事前に生成されたサーバ連携リストを参照し、起動すべきアプリケーション搭載サーバ31を特定し、サーバ連携制御を実行していく(ステップ5)。この時点で、起動すべき連携アプリケーション搭載サーバ31が存在しない場合(ステップ5:N)には、プロキシ制御機能部22の着信側セッション制御機能部222にセッション確立信号を返却し、着側のユニバーサルサービスアプリケーション232の制御を行う(ステップ12〜14)。
アプリケーション搭載サーバ31と連携するための制御信号として、仮想端末信号生成機能部243にて、受信したセッション確立信号を一旦終端し、受信信号から仮想端末信号の生成を行う(ステップ6)。ここで生成された仮想端末信号を発信側仮想端末機能部244にて、アプリケーション搭載サーバ31へ送信する(ステップ7)。
これにより、アプリケーション搭載サーバ31では、受信した仮想端末信号に基づきサービスアプリケーション32を起動する。この仮想端末信号を使用することにより、サービスアプリケーション32からは、SIPインフラサーバ21からの中継信号ではなく、単なるSIP通信端末41からの発着信信号に見えるため、恰もエンドユーザからの接続であるかのようにサービス制御を行うことが可能となる。
次に、主として図4(B)のフローチャートを参照して説明する。アプリケーション搭載サーバ31でのサービスアプリケーション32の実行が完了して、返送されてきた仮想端末信号を、サービスブローカ機能部24の着側仮想端末機能部245で受信する(ステップ8)。受信した着信側仮想端末機能部245は、セッション確立信号復元機能部246にて、受信したセッション確立信号にアプリケーション搭載サーバ31のサービスアプリケーション32で変更された信号内容の反映を行い、アプリケーションサーバ振分機能部241に戻す(ステップ9)。
アプリケーションサーバ振分機能部241では、連携サーバ決定機能部242で生成された連携サービスリスト(図3参照)を参照し、未起動サーバの有無を判定する(ステップ10)。未起動サーバが存在する場合(ステップ10:有)には、図4(A)に示す上述したステップ6〜ステップ9の一連の動作を繰り返し、連携サーバリストに存在するアプリケーション搭載サーバ31分全てのアプリケーション搭載サーバと連携制御を行う。
アプリケーション搭載サーバ31の起動が全て完了した時点で、セッション確立信号復元機能246にて、セッション確立信号へ復元し、着信側セッション機能部222へ復元信号を分配する。着信側セッション機能部222にて、着側ユニバーサルサービスアプリケーションの起動分析を行い、起動すべき着側ユニバーサルサービスアプリケーション232を決定する(ステップ12)。
起動すべきユニバーサルサービスの分析が完了したら、着信側セッション制御機能部222から着信側ユニバーサルサービスアプリケーション232を起動し、ユニバーサルサービスを実行する(ステップ13)。着側ユニバーサルサービスが完了した時点で、着信側セッション機能部222からSIP通信端末41Bへセッション確立信号を送信し、END−ENDユーザ間のセッション確立を行う(ステップ14)。
上述から理解される如く、この第1実施例によれば、SIPインフラサーバ21上でユニバーサルサービスアプリケーション23と並列搭載されたサービスブローカ機能部24により、ユニバーサルサービスアプリケーション23と同等の位置付けで外部のアプリケーション搭載サーバ31上のサービスアプリケーション32の制御が可能となる。ユニバーサルサービスアプリケーション23とは別設置のアプリケーション搭載サーバ31上のサービスアプリケーション32との連携となり、ユニバーサルサービスの信頼性、品質の圧迫を避けることができる。また、アプリケーション搭載サーバ31から見ると、単なるSIP通信端末41からの発着信信号に見えるため、恰もエンドユーザからの接続であるかのようにサービス開発・制御が可能となる。
次に、図5は、本発明によるサーバ装置の第2実施例の概略構成図を示す。この第2実施例は、SIP通信端末51および52間に複数のキャリア、例えばキャリア#A53およびキャリア#B54が介在する構成である。
ここで、キャリア#A53は、サービスブローカ非搭載SIPインフラサーバ531およびサービスブローカ搭載SIPインフラサーバ532を有する。他方、キャリア#B54は、サービスブローカ非搭載SIPインフラサーバ541のみを有する。SIP通信端末51は、キャリア#A53のサービスブローカ非搭載SIPインフラサーバ531およびサービスブローカ搭載SIPインフラサーバ532、更にキャリア#B54のサービスブローカ非搭載SIPインフラサーバ541を介してSIP通信端末52に接続される。
図5に示すサーバ装置の制御方法は、サービスブローカ機能部により、SIP通信端末からのセッション確立信号を一旦終端し、サービスブローカ搭載SIPインフラサーバで仮想端末信号へ変換してサーバ間接続を実現する。そのため、ネットワーク情報を隠蔽し、セキュリティを確保したキャリア網間を相互接続するゲートウェイ装置へも適用可能である。
以上、本発明によるサーバ装置およびその制御方法の好適実施例を詳述した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではない。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であること、当業者には容易に理解できよう。
本発明によるサーバ装置の好適実施例の全体構成を示すブロック図である。 図1中のSIPインフラサーバの詳細構成を示す機能ブロック図である。 アプリケーション搭載サーバ連携リストの具体例である。 本発明によるサーバ装置の動作を示すフローチャートである。 本発明によるサーバ装置の第2実施例の全体構成図である。
符号の説明
10 サーバ装置
20 インフラ層
21 SIPインフラサーバ
22 プロキシ制御機能部
23 ユニバーサルサービスアプリケーション
24 サービスブローカ機能部
30 サービス層
31 アプリケーション搭載サーバ
32 サービスアプリケーション
41 SIP通信端末
241 アプリケーションサーバ振分機能部
242 連携サーバ決定機能部
243 仮想端末信号生成機能部
244 発信側仮想端末機能部
245 着信側仮想端末機能部
246 セッション確立信号復元機能部

Claims (8)

  1. 発信側SIP(Session Initiation Protocol)通信端末と着信側SIP通信端末との間の接続を行うプロキシ制御機能部と、
    前記発信側および着信側SIP通信端末に対してSIP通信に必要な共通サービスを提供するためのユニバーサルサービスアプリケーションプログラムを実行するユニバーサルサービスアプリケーション実行部と、
    2つのSIP通信端末の各々と接続してこれら2つのSIP通信端末の少なくとも一方からの要求に応じて前記ユニバーサルサービスアプリケーションプログラムとは異なる特定サービスアプリケーションプログラムを実行可能な前記発信側及び着信側SIP通信端末とは異なるアプリケーション搭載サーバと通信する仮想端末機能部を有するサービスブローカ機能部と、を備え、
    前記仮想端末機能部は、
    前記発信側SIP通信端末から送信されるセッション確立信号に基づいて第1の仮想端末信号を生成し、前記第1の仮想端末信号を前記アプリケーション搭載サーバに送信する発信側仮想端末機能部と、
    前記仮想端末信号を受信した前記アプリケーション搭載サーバによって前記特定サービスアプリケーションプログラムが実行されることで生成及び送信される第2の仮想端末信号を受信し、前記第2の仮想端末信号に基づいて前記着信側SIP通信端末との間のセッションを確立する着信側仮想端末機能部とを有するサーバ装置。
  2. 前記サービスブローカ機能部および前記複数のアプリケーション搭載サーバは、SIPでのB2BUA(Back-to-Back User Agent)方式のNNIインタフェースで接続されることを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記仮想端末機能部により生成された前記第1の仮想端末信号を用いて前記アプリケーション搭載サーバと通信することにより、前記アプリケーション搭載サーバには前記発信側SIP通信端末からの発信に見えるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のサーバ装置。
  4. 前記プロキシ制御機能部は、前記発信側SIP通信端末の要求に応じて前記発信側SIP通信端末と前記着信側SIP通信端末との間を接続する場合に、前記ユニバーサルアプリケーションプログラムの起動を前記ユニバーサルアプリケーション実行部に要求するとともに、前記発信側仮想端末機能部を介して前記特定サービスアプリケーションプログラムの起動を前記アプリケーション搭載サーバに要求する請求項1乃至3のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  5. 前記サービスブローカ機能部は、前記発信側および着信側SIP通信端末の通信に際して連携すべきアプリケーション搭載サーバを特定可能な連携サーバリストを生成する提携サーバ決定部と、前記連携サーバリストに基づいて通信するアプリケーション搭載サーバを決定するアプリケーションサーバ振分機能部をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  6. サーバ装置の制御方法であって、
    前記サーバ装置が、発信側SIP通信端末から送信される着信側SIP通信端末との接続を要求するためのセッション確立信号に基づいて、前記発信側および着信側SIP通信端末に対してSIP通信に必要な共通サービスを提供するためのユニバーサルサービスアプリケーションプログラムを起動し、
    前記サーバ装置が、前記セッション確立信号に基づいて生成した第1の仮想端末信号をアプリケーション搭載サーバに送信し、
    前記サーバ装置が、前記第1の仮想端末信号を受信した前記アプリケーション搭載サーバによって前記ユニバーサルサービスアプリケーションプログラムとは異なる特定サービスアプリケーションプログラムが実行されることで生成及び送信される第2の仮想端末信号を受信し、
    前記サーバ装置が、前記第2の仮想端末信号に基づいて前記着信側SIP通信端末との間のセッションを確立する、サーバ装置の制御方法。
  7. 前記サーバ装置からの前記アプリケーション搭載サーバの通信制御は、SIPでのB2BUA(Back-to-Back User Agent)方式を使用して行うことを特徴とする請求項6に記載のサーバ装置の制御方法。
  8. 前記サーバ装置からの前記アプリケーション搭載サーバの通信制御は、前記セッション確立信号に基づいて決定される連携すべきアプリケーション搭載サーバを特定可能なアプリケーション搭載サーバリストを用いて、通信するアプリケーション搭載サーバを決定することを含む請求項6又は7に記載のサーバ装置制御方法。
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