JP4590575B2 - 運動反応における時・空間的タイミング修正能力の測定装置および測定方法 - Google Patents
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運動反応における時・空間的タイミング修正能力を測定する装置であって、
それぞれが標的刺激のタイミングポイントを有する複数の走路と、
一の走路の開始点から終点側のタイミングポイントに向けて移動する標的刺激の運動を制御し、移動途中に標的刺激の移動速度を変更させると共に、移動途中に標的刺激の移動経路を一の走路から他の走路へあるいは他の走路から一の走路へ変更させる制御手段と、
標的刺激がいずれかのタイミングポイントに到達するタイミングに合わせて、被験者に反応操作を行わせる反応操作手段と、
標的刺激がタイミングポイントに到達するタイミング時間と、標的刺激がタイミングポイントに到達するタイミングで被験者が反応操作手段を操作するタイミング時間との差を計測する計測手段と、
計測された反応時間を表示する表示手段と、
標的刺激の移動経路を一の走路から他の走路へあるいは他の走路から一の走路へ変更させる位置を被験者または測定者が設定する手段と、
を有することを最も主要な特徴とする。
被験者または測定者が、標的刺激の移動経路を一の走路から他の走路へあるいは他の走路から一の走路へ変更させる位置を設定すると共に、一の走路の開始点から終点側のタイミングポイントに向けて標的刺激を移動させるステップと、
制御手段により、一の走路上を開始点からタイミングポイントに向けて移動する標的刺激を、移動途中にその移動速度を変更すると共に、移動途中に走路変更位置からその移動経路を一の走路から他の走路へあるいは他の走路から一の走路へ変更するステップと、
被験者が、標的刺激がいずれかのタイミングポイントに到達するタイミングに合わせて反応操作手段を反応操作するステップと、
測定手段により、標的刺激がタイミングポイントに到達するタイミング時間と、標的刺激がタイミングポイントに到達するタイミングで被験者が反応手段を操作するタイミング時間との間の差を計測するステップと、
を有することを主要な特徴とする。
メイン画面20の測定モード選択部21において、[測定モード1]〜[測定モード5]のいずれかのモードを選択する。ここでは、選択例として、[測定モード4]を選択し、クリックして、図7の選択モード4の設定画面26に切り替える。
設定画面26のパラメータ設定部23において、パラメータを設定する。設定例として、例えば第1レーンAの開始点SPから初速15m/秒で終点に向けて標的刺激を直線移動させ、途中の150番目のランプLで標的刺激の移動経路を第2レーンB1に走路変更し、第1レーンAの170番目のランプLに相当する第2レーンB1のランプL’で1m/秒に急減速し、その後は定速で終点に到達させる。この場合の設定は、 [速度]欄に15、[速度1]欄に1、[レーン変化位置]欄に150、[速度変化開始]欄に170をそれぞれ入力し、[レール選択]欄でB1を選択する。[速度変化終了][遮蔽開始][遮蔽終了]の各欄には201を入力する。図9にその入力例を示す。
被験者が反応操作部4を手に持ち、測定開始ボタン13を押すと、開始予告刺激部3が作動し、開始予告刺激部のランプL’’が複数回(3回)点滅した後、第1レーンAの先頭のランプL1から標的刺激がスタートする。なお、立会いの測定者が、設定画面26の測定スタートボタン30をクリックすることによっても、開始予告刺激部3が作動し、標的刺激を第1レーンAの先頭のランプL1からスタートさせることができる。
第1レーンAの先頭のランプL1から初速15m/秒でスタートした標的刺激Tは、パラメータの設定値に従い、第1レーンAの150番目のランプLで左側の第2レーンB1に突然走路変更し、第2レーンB1のランプL’の途中で1m/秒に突然減速し、その後定速で同レーンB1の終点のランプL’に到達する。そして、被験者が、移動してくる標的刺激Tの突然の速度的・空間的変化に合わせていずれかの反応ボタン10〜12を押すタイミングを修正し、標的刺激Tが第2レーンB1のタイミングポイントTP2、即ち終点のランプL’に到達するタイミングで、反応操作部4の左側の反応ボタン11を押すと、反応ボタン11からの反応信号が制御装置5に送信され、制御装置5の計測部16において、被験者の反応時間(見越し反応時間)が100分の1秒単位で計測され、設定画面26の反応時間表示部28の「反応時間」欄に被験者の反応時間が出力表示される。
2 標的刺激走路部(走路)
3 開始予告刺激部
4 反応操作部(反応操作手段)
5 制御装置(制御手段)
6 表示装置(表示手段)
7,8,9 躯体
10,11,12 反応ボタン
13 測定開始ボタン
14 制御部
15 入出力部
16 計測部
17 記憶部
18 接続ケーブル
19 キーボード
20 メイン画面
21 測定モード選択部
22,24,25,26,27 設定画面
23 パラメータ設定部
28 反応時間表示部
29 測定結果表示部
30 測定スタートボタン
31 測定キャンセルボタン
32 戻るボタン
33 ファイル保存ボタン
34 全データ削除ボタン
35 終了ボタン
A 第1レーン
B1 第2レーン
B2 第3レーン
L,L’,L’’ ランプ
p ピッチ
SP 開始点
T 標的刺激
TP1,TP2,TP2 タイミングポイント
Claims (6)
- 運動反応における時・空間的タイミング修正能力を測定する装置であって、
それぞれが標的刺激のタイミングポイントを有する複数の走路と、
一の走路の開始点からタイミングポイントに向けて移動する標的刺激の運動を制御し、移動途中に標的刺激の移動速度を変更させると共に、移動途中に標的刺激の移動経路を一の走路から他の走路へあるいは他の走路から一の走路へ変更させる制御手段と、
標的刺激がいずれかのタイミングポイントに到達するタイミングに合わせて、被験者に反応操作を行わせる反応操作手段と、
標的刺激がタイミングポイントに到達するタイミング時間と、標的刺激がタイミングポイントに到達するタイミングで被験者が反応操作手段を操作するタイミング時間との差を計測する計測手段と、
計測された反応時間を表示する表示手段と、
標的刺激の移動経路を一の走路から他の走路へあるいは他の走路から一の走路へ変更させる位置を被験者または測定者が設定する手段と、
を有することを特徴とする時・空間的タイミング修正能力の測定装置。 - 一の走路の両側に第二、第三の走路を備え、移動途中に標的刺激の移動経路を一の走路から変更させる他の走路として、第二又は第三の走路のいずれかを被験者または測定者が選択する手段を有することを特徴とする、請求項1記載の時・空間的タイミング修正能力の測定装置。
- 移動途中に標的刺激の移動速度を変更させる位置を被験者または測定者が設定する手段を有することを特徴とする、請求項1または請求項2記載の時・空間的タイミング修正能力の測定装置。
- 標的刺激の移動速度として、定速変化モードまたは加減速変化モードのいずれかを被験者または測定者が選択する手段を有することを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の時・空間的タイミング修正能力の測定装置。
- 標的刺激の移動区間において、標的刺激を遮蔽する遮蔽区間を被験者または測定者が設定する手段を有することを特徴とする、請求項1ないし請求項4いずれか一項に記載の時・空間的タイミング修正能力の測定装置。
- 請求項1記載の測定装置を用いて、運動反応における時・空間的タイミング修正能力を測定する方法であって、
被験者または測定者が、標的刺激の移動経路を一の走路から他の走路へあるいは他の走路から一の走路へ変更させる位置を設定すると共に、一の走路の開始点から終点側のタイミングポイントに向けて標的刺激を移動させるステップと、
制御手段により、一の走路上を開始点からタイミングポイントに向けて移動する標的刺激を、移動途中にその移動速度を変更すると共に、移動途中に走路変更位置からその移動経路を一の走路から他の走路へあるいは他の走路から一の走路へ変更するステップと、
被験者が、標的刺激がいずれかのタイミングポイントに到達するタイミングに合わせて反応操作手段を反応操作するステップと、
測定手段により、標的刺激がタイミングポイントに到達するタイミング時間と、標的刺激がタイミングポイントに到達するタイミングで被験者が反応手段を操作するタイミング時間との間の差を計測するステップと、
を有することを特徴とする時・空間的タイミング修正能力の測定方法。
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JP2009063677A JP4590575B2 (ja) | 2009-03-16 | 2009-03-16 | 運動反応における時・空間的タイミング修正能力の測定装置および測定方法 |
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JP2005287822A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Namco Ltd | プログラム、情報記憶媒体及びゲーム装置 |
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