JP4589817B2 - ガスエンジン駆動システム及びガスエンジン駆動方法 - Google Patents

ガスエンジン駆動システム及びガスエンジン駆動方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えばバイオマス等の被熱分解物を熱分解することによって発生する熱分解ガスを改質し、これを燃料ガスとしてガスエンジンを駆動するガスエンジン駆動システム及びガスエンジン駆動方法に関する。
近年、木材チップ等のバイオマス(被熱分解物)を加熱してガス化し、生成されたガスを燃料ガスとしてガスエンジンを駆動させて発電を行うガス化発電システムが実用化されるようになってきた(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1のガス化発電システムでは、ガス化炉(ガス発生炉)において、原料のバイオマスを熱分解すると、主に一酸化炭素及び水素を主成分とする熱分解ガスが発生する。そして、この熱分解ガスを改質塔(ガス改質炉)で改質し、これを燃料ガスとしてガスタービン発電、ガスエンジン発電あるいは燃料電池等の種々の発電用設備等に供給して利用している。
特開2005−60533号公報
ところが、特許文献1のガス化発電システムは、原料のバイオマス中に窒素化合物が含まれているため、前記熱分解ガス中には腐食性の強いアンモニアが含まれることとなるが、特にこのアンモニアを除去するための構成を備えていない。このため、このアンモニアによって配管等が腐食するおそれがあるという問題があった。
本発明は、このような課題に着目してなされたものである。その目的とするところは、被熱分解物の熱分解によって得られる熱分解ガス中のアンモニアを好適に低減することが可能なガスエンジン駆動システム及びガスエンジン駆動方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、被熱分解物の熱分解によって得られる熱分解ガスを改質して供給する改質ガス供給系と、該改質ガス供給系から供給される改質ガスを燃料ガスとして駆動するガスエンジンとを備えたガスエンジン駆動システムであって、前記ガスエンジンから排出される排気ガスを前記改質ガス供給系に供給する排気ガス供給系を備え、前記排気ガス供給系は、前記排気ガス中から窒素酸化物を収集して前記改質ガス供給系側へ供給することにより前記改質ガス供給系内のアンモニアを酸化分解させる窒素酸化物収集装置を備えたことを要旨とする。
上記構成によれば、前記改質ガス供給系で発生する腐食性の強いアンモニアが、前記排気ガス中に含まれる窒素酸化物によって窒素と水に酸化分解されるため、アンモニアを好適に低減することが可能となる。
また、前記排気ガス供給系から前記改質ガス供給系側へ純度の高い窒素酸化物を供給することが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記改質ガス供給系は前記熱分解ガスを改質するガス改質炉を備えており、該ガス改質炉に前記排気ガス供給系を接続したことを要旨とする。
上記構成によれば、前記ガス改質炉内の熱分解ガス中に含まれるアンモニアが前記排気ガス中に含まれる窒素酸化物によって窒素と水に酸化分解される。加えて、前記ガス改質炉内でアンモニアが前記窒素酸化物によって窒素と水に酸化分解される際に、中間生成物としてヒドロキシラジカルが発生するため、該ヒドロキシラジカルの強酸化作用により前記熱分解ガス中のタールの分解が促進される。したがって、前記ガス改質炉内において、前記熱分解ガス中のアンモニアの低減とタールの低減とを同時に行うことが可能となる。
求項に記載の発明は、被熱分解物の熱分解によって得られる熱分解ガスを改質して改質ガスとし、該改質ガスを燃料ガスとしてガスエンジンを駆動するガスエンジン駆動方法であって、前記ガスエンジンから排出される排気ガスを前記熱分解ガスと混合することにより、前記排気ガス中の窒素酸化物が前記熱分解ガス中のアンモニアを酸化分解させることを要旨とする。
上記構成によれば、前記熱分解ガス中に含まれるアンモニアが前記排気ガス中に含まれる窒素酸化物によって窒素と水に酸化分解される。加えて、前記アンモニアが前記窒素酸化物によって窒素と水に酸化分解される際に、中間生成物としてヒドロキシラジカルが発生するため、該ヒドロキシラジカルの強酸化作用により前記熱分解ガス中のタールの分解が促進される。したがって、前記熱分解ガス中のアンモニアの低減とタールの低減とを同時に行うことが可能となる。
本発明によれば、被熱分解物の熱分解によって得られる熱分解ガス中のアンモニアを好適に低減することが可能なガスエンジン駆動システム及びガスエンジン駆動方法を提供することができる。
以下、本発明をガス化発電システムに備えられたガスエンジン駆動システムに具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、ガス化発電システム10は、ガスエンジン駆動システム11と発電機12とを備えている。前記ガスエンジン駆動システム11は、ガス発生炉13、ガス改質炉14、ガス洗浄機15、ガスエンジン16及び窒素酸化物収集装置17を備えている。前記ガス発生炉13とガス改質炉14とは第1ガス管18を介して接続され、前記ガス改質炉14とガス洗浄機15とは第2ガス管19を介して接続され、前記ガス洗浄機15とガスエンジン16とは第3ガス管20を介して接続されている。
さらに、前記ガスエンジン16と窒素酸化物収集装置17とは第1排ガス供給管21を介して接続され、前記窒素酸化物収集装置17とガス改質炉14とは第2排ガス供給管22を介して接続されており、前記窒素酸化物収集装置17にはガス放出管23が接続されている。また、前記第2ガス管19の中間部には、第4ガス管24の一端が接続され、該第4ガス管24の他端はガス燃焼器25に接続されている。
そして、本実施形態においては、前記ガス発生炉13、ガス改質炉14、ガス洗浄機15、第1ガス管18、第2ガス管19及び第3ガス管20により改質ガス供給系が構成され、前記窒素酸化物収集装置17、第1排ガス供給管21及び第2排ガス供給管22により排気ガス供給系が構成されている。
前記ガス発生炉13はホッパ13aを備えており、該ホッパ13aに被熱分解物としてのバイオマスを投入することで、ガス発生炉13内にバイオマスが供給されるようになっている。なお、「バイオマス」とは、再生可能な生物由来の有機性資源のうち化石資源を除いたものを意味し、具体的には、間伐材、材木端材、下水汚泥、パルプスラッジ、生ごみ、し尿、家畜の排泄物、農産物の廃材等が挙げられる。また、前記ガス発生炉13は、内部の温度が500℃〜600℃になるように加熱されるようになっており、ガス発生炉13内のバイオマスを熱分解して可燃性の熱分解ガスを発生させるようになっている。
前記ガス改質炉14は、前記熱分解ガスを改質するためのものであり、内部の温度が800℃程度になるように加熱されるようになっている。なお、「改質」とは、前記熱分解ガスを、所望の可燃性ガス(本実施形態では、ガスエンジン14を駆動させるために適した燃料ガス)に変換することを意味する。前記ガス改質炉14には、その内部に改質剤(本実施形態では水蒸気)を供給するための図示しない改質剤供給管が接続されており、該ガス改質炉14内において前記熱分解ガスと改質剤とが混合されることにより前記熱分解ガスが改質されるようになっている。また、前記ガス燃焼器25は、前記ガス改質炉14で改質された熱分解ガス(以下、「改質ガス」と言う)の一部を燃焼するようになっており、この燃焼によって発生した熱は、前記ガス改質炉14の加熱に利用されるようになっている。
前記ガス洗浄機15は、その内部に冷水が噴霧されるようになっており、前記改質ガスを洗浄及び冷却するようになっている。すなわち、前記ガス洗浄機15において、前記改質ガスが噴霧された冷水内を通過する(潜る)ことで、噴霧された冷水により、該改質ガス中に含まれる灰、塩化水素、窒素酸化物、粉塵等の不純物が洗い流されるとともに、熱が奪われて冷却されるようになっている。そして、前記ガスエンジン16は、前記ガス洗浄機15で洗浄及び冷却された改質ガスを燃料ガスとして駆動するようになっており、この駆動により前記発電機12が駆動されて発電が行われるようになっている。この場合、前記ガスエンジン16の駆動にともなって発生する排気ガスは、前記第1排ガス供給管21を介して前記窒素酸化物収集装置17内に流入されるようになっている。
図2に示すように、前記窒素酸化物収集装置17は、その内部に高分子中空糸膜よりなるガス分離膜17aが設けられている。この窒素酸化物収集装置17内に流入される前記排気ガス中には、窒素酸化物(主成分は一酸化窒素及び二酸化窒素)や窒素酸化物以外のガス成分(水蒸気、二酸化炭素等)が含まれている。そして、前記排気ガスが前記ガス分離膜17aを透過することで、前記排気ガス中から窒素酸化物が分離収集されて純度の高くなった窒素酸化物が第2排ガス供給管22を介して前記ガス改質炉14内に供給され、前記排気ガス中の窒素酸化物以外のガス成分はガス放出管23を介して前記窒素酸化物収集装置17の外部に放出されるようになっている。
すなわち、この場合、前記窒素酸化物は、前記排気ガス中の窒素酸化物以外のガス成分に比べてガス分離膜17aを透過する速度が遅い。このため、前記排気ガスが前記ガス分離膜17a内を透過する際には、前記排気ガス中の窒素酸化物以外のガス成分が、該ガス分離膜17aの内部から外部へ排出され、前記排気ガス中の窒素酸化物は、前記ガス分離膜17aの内部から外部へほとんど排出されることなく前記第2排ガス供給管22に流れ込む。一般に、前記排気ガスがガス分離膜17aを透過する速度は、該排気ガスを構成する各気体分子のガス分離膜17aに対する溶解性と拡散性によって決まる。なお、前記窒素酸化物の前記ガス分離膜17aを透過する速度が、前記排気ガス中の成分のうちで最も遅くない場合には、前記排気ガス中の窒素酸化物以外のガス成分を複数のフィルタを用いて段階的に分離するようにしてもよい。
さて、前記ガス発生炉13内にバイオマスが供給されると、該バイオマスが熱分解されて熱分解ガス(主成分は一酸化炭素及び水素)が発生し、該熱分解ガスは第1ガス管18を介して前記ガス改質炉14内に流れ込む。このガス改質炉14内に流れ込んだ熱分解ガスは、前記改質剤と反応してメタンガス等に改質される。前記ガス改質炉14内で改質された改質ガスの一部は、前記第2ガス管19及び第4ガス管24を介して前記ガス燃焼器25に供給され、該ガス燃焼器25の燃料ガスとして利用される。
前記ガス改質炉14内で改質された改質ガスの残り全部は、前記第2ガス管19を介して前記ガス洗浄機15内に流れ込み、洗浄及び冷却された後、第3ガス管20を介して前記ガスエンジン16に供給されて該ガスエンジン16が駆動し、前記発電機12により発電が行われる。そして、このガスエンジン16の駆動にともなって発生した排気ガスは、前記第1排ガス供給管21を介して前記窒素酸化物収集装置17内に流入し、前記ガス分離膜17aによって窒素酸化物と該窒素酸化物以外のガス成分とに分離される。これにより、純度の高まった窒素酸化物が前記第2排ガス供給管22を介して前記ガス改質炉14内に供給される。一方、前記ガス分離膜17aによって分離された窒素酸化物以外のガス成分は、前記ガス放出管23を介して前記窒素酸化物収集装置17の外部に放出される。
前記ガス改質炉14内の前記熱分解ガス中には、アンモニア及びタール(主成分はベンゼンやナフタレン等の芳香族炭化水素)が含まれている。このため、前記ガス改質炉14内に前記窒素酸化物が供給されると、前記熱分解ガス中のアンモニア(NH)は、該窒素酸化物(主成分は一酸化窒素(NO)及び二酸化窒素(NO))により下記の反応式(1)に基づいて分解され、窒素(N)、ヒドロキシラジカル(・OH)及び水素ラジカル(・H)を生成する。さらに、下記の反応式(1)に基づいて生成されたヒドロキシラジカル(・OH)と水素ラジカル(・H)とが下記の反応式(2)に基づき結合して水(HO)を生成する。
2NH+NO+NO → 2N+3・OH+3・H …(1)
2N+3・OH+3・H → 2N+3HO …(2)
したがって、前記熱分解ガス中のアンモニアは、前記窒素酸化物により最終的に窒素と水とに酸化分解される。また、上記の反応式(1)で生成されるヒドロキシラジカルは、強力な酸化作用を有するため、該ヒドロキシラジカルにより前記熱分解ガス中のタールが二酸化炭素と水とに酸化分解される。このように、前記ガス改質炉14内において、前記ガスエンジン16の駆動にともなって発生する排気ガス中の窒素酸化物により、前記熱分解ガス中のアンモニアの分解とタールの分解とを同時に行うことができる。
以上詳述した実施形態によれば次のような効果が発揮される。
(1)前記ガスエンジン駆動システム11は、前記熱分解ガス中に含まれる腐食性の強いアンモニアが、前記ガスエンジン16の駆動にともなって発生する排気ガス中に含まれる窒素酸化物によって窒素と水に酸化分解されるため、前記ガス改質炉14内においてアンモニアを好適に低減することができる。
(2)前記ガスエンジン駆動システム11は、前記ガスエンジン16の駆動にともなって発生する排気ガス中に含まれる窒素酸化物が、前記熱分解ガス中のアンモニアを分解するための有用物となるため、前記ガスエンジン16を窒素酸化物の製造装置と捉えることで、該ガスエンジン16を高負荷運転することができる。このため、前記ガスエンジン16から排出されるすすの量を低減することができる。なお、一般にエンジンは、高負荷運転時には、排気ガス中の窒素酸化物の量は多くなるが、すすの量は少なくなり、低負荷運転時には、排気ガス中の窒素酸化物の量は少なくなるが、すすの量は多くなる。このため、環境汚染問題の観点から通常のエンジンは、大気汚染の原因となる窒素酸化物の量を抑えた状態(すすの量は多くなる状態)で駆動される。
(3)前記ガスエンジン駆動システム11は、前記ガス改質炉14内において、前記ガスエンジン16の駆動にともなって発生する排気ガス中に含まれる有害な窒素酸化物と、前記熱分解ガス中に含まれる有害なアンモニアとを反応させて、無害な窒素と無害な水とにすることができるため、その駆動運転に伴う環境汚染を低減することができる。
(4)前記ガスエンジン駆動システム11は、前記ガス改質炉14内において、前記熱分解ガス中に含まれるアンモニアが前記排気ガス中に含まれる窒素酸化物によって窒素と水とに酸化分解されるとともに、この酸化分解の際に中間生成物としてヒドロキシラジカルが発生する。このため、前記ヒドロキシラジカルの強酸化作用により前記熱分解ガス中のタールを分解することができる。したがって、前記ガス改質炉14内において、前記熱分解ガス中のアンモニアの低減とタールの低減とを同時に行うことができる。
(5)前記ガスエンジン駆動システム11は、前記窒素酸化物収集装置17を備えているため、前記排気ガスから窒素酸化物を分離し、この分離した純度の高い窒素酸化物を前記ガス改質炉14内に供給することができる。
(変更例)
なお、前記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である
・前記窒素酸化物収集装置17から延びる前記第2排ガス供給管22は、前記改質ガス供給系であれば、前記ガス発生炉13、ガス改質炉14、ガス洗浄機15、第1ガス管18、第2ガス管19及び第3ガス管20のうちの少なくとも1つに接続するようにしてもよい。なお、前記改質ガス供給系の複数の部材に前記第2排ガス供給管22を接続する場合には、適宜前記第2排ガス供給管22を分岐させればよい。
・前記第1排ガス供給管21の中間部に加圧ポンプ等の加圧手段を設けて、前記ガスエンジン16から排出される排気ガスを前記窒素酸化物収集装置17内に加圧供給するようにしてもよい。
次に上記実施形態から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記窒素酸化物収集装置には、前記排気ガス中の前記窒素酸化物以外のガス成分を前記排気ガス供給系の外部へ放出するガス放出管が設けられたことを特徴とする請求項3に記載のガスエンジン駆動システム。
上記(イ)の構成によれば、前記排気ガス中の前記窒素酸化物以外のガス成分の処理を行う必要がなくなる。
実施形態のガス化発電システムのブロック図。 実施形態の窒素ガス収集装置の断面図。
符号の説明
11…ガスエンジン駆動システム、13…改質ガス供給系を構成するガス発生炉、14…改質ガス供給系を構成するガス改質炉、15…改質ガス供給系を構成するガス洗浄機、16…ガスエンジン、17…排気ガス供給系を構成する窒素酸化物収集装置、18…改質ガス供給系を構成する第1ガス管、19…改質ガス供給系を構成する第2ガス管、20…改質ガス供給系を構成する第3ガス管、21…排気ガス供給系を構成する第1排ガス供給管、22…排気ガス供給系を構成する第2排ガス供給管。

Claims (3)

  1. 被熱分解物の熱分解によって得られる熱分解ガスを改質して供給する改質ガス供給系と、該改質ガス供給系から供給される改質ガスを燃料ガスとして駆動するガスエンジンとを備えたガスエンジン駆動システムであって、
    前記ガスエンジンから排出される排気ガスを前記改質ガス供給系に供給する排気ガス供給系を備え、
    前記排気ガス供給系は、前記排気ガス中から窒素酸化物を収集して前記改質ガス供給系側へ供給することにより前記改質ガス供給系内のアンモニアを酸化分解させる窒素酸化物収集装置を備えたことを特徴とするガスエンジン駆動システム。
  2. 前記改質ガス供給系は前記熱分解ガスを改質するガス改質炉を備えており、該ガス改質炉に前記排気ガス供給系を接続したことを特徴とする請求項1に記載のガスエンジン駆動システム。
  3. 被熱分解物の熱分解によって得られる熱分解ガスを改質して改質ガスとし、該改質ガスを燃料ガスとしてガスエンジンを駆動するガスエンジン駆動方法であって、
    前記ガスエンジンから排出される排気ガスを前記熱分解ガスと混合することにより、前記排気ガス中の窒素酸化物が前記熱分解ガス中のアンモニアを酸化分解させることを特徴とするガスエンジン駆動方法
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