JP4588911B2 - ドアアラーム検出回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドアアラーム検出回路に係り、とくに無人で運用される装置に取り付けられたドアの開閉を検出するのに適したドアアラーム検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
無線基地局と電波不感地帯との間の電波の中継を行う光伝送装置には、ドアアラーム検出用のスイッチが取り付けられており、装置上面の扉の開閉を検出できるようになっている。このドア開閉の検出により、装置が無断で操作されたかを監視している。また光伝送装置は屋外に設置される場合があるので、ドアが開放状態となり装置内部が直接外気にさらされていないかどうかを監視することにも使用されている。
【0003】
従来のドアアラーム検出回路を図2に示す。制御部1には、アラームポート11があり、電圧Vccにより抵抗を介しプルアップされている。アラームポート11はコネクタ2を介してドアスイッチ3に接続される。コネクタ2は基板コネクタ21とドアスイッチケーブルコネクタ22にわかれ、ドアスイッチ3には、NC接点31、COM接点32、NO接点33がある。アラームポート11は、基板コネクタ21、ドアスイッチケーブルコネクタ22を介してNC接点31と接続されている。COM接点32は、ドアスイッチケーブルコネクタ22、基板コネクタ21を介して接地されている。ドアスイッチ3は光伝送装置の上部のドアに設置されていて、ドアが開かれていると、ドアスイッチ3のNC接点31とCOM接点32がショートされるように取り付けられている。ドアの開閉状態は制御部1のアラームポート11の電圧がVccであるか接地電圧であるかを検出することで行う。すなわち、ドアが閉じられているとCOM接点32とNC接点31はオープン(ドアスイッチ3の接点の図で点線の状態)であるので、アラームポート11はVccの電圧を示している。もしドアが開かれるとCOM接点32とNC接点31はショートされるので(ドアスイッチ3の接点の図で実線の状態)、NC接点31は接地され、アラームポート11の電位は接地電圧となる。すなわち、制御部1ではアラームポート11が高電位(Vccの電圧)ならドアは閉じられ、低電位(接地電圧)ならドアは開かれていると判定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図2の構成で、ドアの開閉の検出を行うことが可能であるが、ドアスイッチ3はコネクタ2を介して制御部1と接続されているため、コネクタ2の基板コネクタ21とドアスイッチケーブルコネクタ22が接続されていないと誤検出が生じる。すなわち、基板コネクタ21とドアスイッチケーブルコネクタ22が切り離されていると、ドアが開けられNC接点31とCOM接点32がショートされていたとしても、アラームポート11の電位は接地電圧とならないため、制御部1ではドアが開かれていると判断してしまう問題があった。
【0005】
本発明の目的は、コネクタ2で基板コネクタ21とドアスイッチケーブルコネクタ22が接続されていないと、光伝送装置のドアが開けられていても閉じられていると誤ってしまう問題を解決し、ドアの開閉状態及び、コネクタの未接続の状態をともに正しく検出できるドアアラーム検出回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は、電源電圧によりプルアップされた第1及び第2の検出端子と、
第1、第2、及び第3の接点を有し、ドアが開状態のときは第1接点に第2接点のみが接続され、ドアが閉状態のときは第1接点に第3接点のみが接続されるように構成されたドアスイッチと、
前記第2の接点に接続された配線と前記第1の検出端子に接続された配線とを接続し、前記第3の接点に接続された配線と前記第2の検出端子に接続された配線とを接続し、かつ前記第1の接点に接続された配線と接地電圧が与えられた配線とを接続するための3端子コネクタと、
前記第1の検出端子が接地電圧でありかつ前記第2の検出端子が電源電圧となっているときドアは開状態と判定し、
前記第1の検出端子が電源電圧でありかつ前記第2の検出端子が接地電圧となっているときドアは閉状態と判定し、
前記第1の検出端子が電源電圧でありかつ前記第2の検出端子が電源電圧となっているとき前記コネクタが未接続と判定する判定手段と、
を備えたことを特徴とするドアアラーム検出回路を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のドアアラーム検出回路の構成例を示すもので、基本構成は、従来のシステムである図2の構成を踏襲しており、図1で、図2と同一の回路には同一の符号を付している。図1において、制御部1にはアラームポート11とアラームポート12を設け、それぞれ電圧Vccから抵抗を介してプルアップされている。アラームポート11からの線は、3回線コネクタであるコネクタ2の基板コネクタ21、ドアスイッチケーブルコネクタ22の1回線を経由し、光伝送装置のドアに取り付けられたドアスイッチ3のNC接点31に接続されている。アラームポート12は、コネクタ2の基板コネクタ21、ドアスイッチケーブルコネクタ22の他の回線を経由し、ドアスイッチ3のNO接点33に接続されている。またドアスイッチ3のCOM接点32は、ドアスイッチケーブルコネクタ22、基板コネクタ21の残りの1回線に接続され、基板コネクタ21側で接地されている。
【0008】
ドアスイッチ3の接点とドアの開閉の対応の図を図3に示す。図3ではNC接点31を単にNC、COM接点32をCOM、NO接点33をNOと記述している。図3に示すようにドアが開いているときは、NC接点31とCOM接点32がショートし、NO接点33とCOM接点32はオープンである(図1のドアスイッチ3の接点の図で実線で示す)。ドアが閉じられているときは、NC接点31とCOM接点32がオープンで、NO接点33とCOM接点32がショートされている(図1のドアスイッチ3の接点の図で点線で示す)。
【0009】
図1で、コネクタ2が正常に接続されており、光伝送装置のドアが開かれているときは、ドアスイッチ3のNC接点31とCOM接点32がショートされるので、NC接点31と接続されているアラームポート11の電圧は接地電圧となり低電位(L)である。このときNO接点33とCOM接点32はオープンであるので、NO接点33と接続されているアラームポート12の電圧はVccとなり高電位(H)である。一方ドアが閉じられているときは、NC接点31とCOM接点32はオープンであるので、NC接点31と接続されているアラームポート11はVccとなり高電位(H)である。このときNO接点33とCOM接点32はショートされているので、NO接点33と接続されているアラームポート12は接地電圧となり低電位(L)である。すなわち、制御部1ではアラームポート11が低電位(L)、アラームポート12が高電位(H)ならばドアが開かれていると判断し、アラームポート11が高電位(H)、アラームポート12が低電位(L)ならばドアが閉じられていると判断する。
【0010】
コネクタ2が接続されていない場合には、基板コネクタ21とドアスイッチケーブルコネクタ22が切り離されているので、ドアスイッチ3の状態に関係なくアラームポート11とアラームポート12は、ともにVccとなり高電位(H)となる。すなわち、コネクタ2が切り離されている場合のアラームポートの電位状態は、ドアが開いている場合のアラームポートの電位状態およびドアが閉じている場合のアラームポートの電位状態とことなるため、従来の誤検出を回避できる。
【0011】
アラームポート11とアラームポート12の電位の状態とドア開閉の状態の対応を図4に示す。アラームポート11、アラームポート12がともに低電位(L)の場合は、アラームポート11、アラームポート12がともに接地電圧であることを示しているが、このような状態は、システムが障害になる場合を除けば、通常はシステムの電源がオフとなりVccが接地電圧となった場合である。アラームポート11が低電位(L)で、アラームポート12が高電位(H)の状態がドアが開かれている場合で、アラームポート11が高電位(H)で、アラームポート12が低電位(L)の状態がドアが閉じられている場合である。そしてアラームポート11が高電位(H)、アラームポート12が高電位(H)の状態がコネクタ2が切り離され未接続の場合である。以上のように本発明ではアラームポート11、アラームポート12の電位の組合せで4つの状態が確実に識別できる。
【0012】
【発明の効果】
本発明によれば、光伝送装置のドア開閉を正しく検出が出来るので、保守が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドアアラーム検出回路の構成例を示す図である。
【図2】従来のドアアラーム検出回路の構成図である
【図3】ドアスイッチとドア開閉との対応を示す図である。
【図4】アラームポートの状態とドア開閉との対応を示す図である。
【符号の説明】
1 制御部
2 コネクタ
3 ドアスイッチ
11、12 アラームポート
21 基板コネクタ
22 ドアスイッチケーブルコネクタ
31 NC接点
32 COM接点
33 NO接点
Claims (1)
- 電源電圧によりプルアップされた第1及び第2の検出端子と、
第1、第2、及び第3の接点を有し、ドアが開状態のときは第1接点に第2接点のみが接続され、ドアが閉状態のときは第1接点に第3接点のみが接続されるように構成されたドアスイッチと、
前記第2の接点に接続された配線と前記第1の検出端子に接続された配線とを接続し、前記第3の接点に接続された配線と前記第2の検出端子に接続された配線とを接続し、かつ前記第1の接点に接続された配線と接地電圧が与えられた配線とを接続するための3端子コネクタと、
前記第1の検出端子が接地電圧でありかつ前記第2の検出端子が電源電圧となっているときドアは開状態と判定し、
前記第1の検出端子が電源電圧でありかつ前記第2の検出端子が接地電圧となっているときドアは閉状態と判定し、
前記第1の検出端子が電源電圧でありかつ前記第2の検出端子が電源電圧となっているとき前記コネクタが未接続と判定する判定手段と、
を備えたことを特徴とするドアアラーム検出回路
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JP2001096024A JP4588911B2 (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | ドアアラーム検出回路 |
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JP2002298230A JP2002298230A (ja) | 2002-10-11 |
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Citations (4)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6444594A (en) * | 1987-08-13 | 1989-02-16 | Yamatake Honeywell Co Ltd | Alarm system |
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2001
- 2001-03-29 JP JP2001096024A patent/JP4588911B2/ja not_active Expired - Fee Related
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