JP4588858B2 - 生体信号ケーブル及び生体信号処理装置 - Google Patents

生体信号ケーブル及び生体信号処理装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生体信号を検知する検知部と前記検知部で検知した生体情報を処理し処理データを無線送信可能な生体信号処理装置との間を信号線で接続する生体信号ケーブル及び該ケーブルをアンテナ線として用いる生体信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の患者より心電図信号等を収集して収集信号を無線でモニタ装置などに送信する医用テレメータ装置が用いられている。
【0003】
この種の医用テレメータ装置は、常時患者の心電図を監視する必要がある場合に装着されており、患者に与える負担を少なく抑える必要があるため小型化してきており、携帯型のものが数多く使用されている。
【0004】
このため、装置に専用の長いアンテナ線を配設することは使用上の障害となる。また、心電図信号は無線送信周波数ほど高周波ではない。以上の点をふまえて、生体電極と医用テレメータ間を接続する信号ケーブルにアンテナ線としての機能を持たせたものが一般的である。
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら、従来の信号ケーブルをアンテナとして兼用している医用テレメータにおいて、信号線の先端は生体電極に接続されており、電気的には生体に接続された状態でありどうしてもアンテナ効率が低くなる問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の問題点を解決することを目的として成されたもので、簡単な構成で信号ケーブルをアンテナ線として兼用してもアンテナ効率の良い医用テレメータを提供することを目的とする。そして係る目的を達成する一手段として例えば以下の構成を備える。
【0006】
即ち、生体信号を検知する検知部と、前記検知部で検知した生体情報を処理し処理データを無線送信可能な生体信号処理装置との間を信号線で接続する生体信号ケーブルであって、前記生体信号処理装置と接続する第1の接続部と、前記第1の接続部から前記生体信号処理装置が無線送信する際の送信周波数の約(1/4)波長離れた位置に設けられた送信周波数的に抵抗の高い高抵抗部とを有することを特徴とする。
【0007】
または、生体信号を検知する検知部と、前記検知部で検知した生体情報を処理し処理データを無線送信可能な生体信号処理装置との間を信号線で接続する生体信号ケーブルであって、前記生体信号処理装置と接続する第1の接続部と、前記第1の接続部から前記生体信号処理装置が無線送信する際の送信周波数の約(1/4)波長離れた位置及び該位置より前記送信周波数の約(1/2)波長離れた位置に設けられた送信周波数的に抵抗を高区するために前記送信周波数に共振する共振部とを有することを特徴とする。
【0008】
そして例えば、前記共振部は、前記信号線に係止された導電性部材であることを特徴とする。あるいは、前記共振部の導電性部材はフェライトコアであること特徴とする。あるいは、前記共振部の導電性部材は前記信号線が貫通する導電性金属製円筒であり、接地信号線と電気的に接続されかつ電気的(1/4)波長に共振していることを特徴とする。
【0009】
また例えば、前記共振部は、前記信号線を空芯コイル状に整形して構成することを特徴とする。あるいは、前記共振部は、前記信号線を空芯コイル状に整形すると共に、信号線の前記空芯コイル端部間に接続された静電容量素子とで並列共振回路が形成され前記共振周波数に共振するものであることを特徴とする。
【0010】
更に、前記いずれかに記載の信号ケーブルを介して当該ケーブルに接続された前記検知部よりの生体信号を入力して所定の処理を行い、処理結果を前記信号ケーブルをアンテナとして無線送信する生体情報処理装置とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る一実施形態を詳細に説明する。
【0012】
本発明の実施の形態例の信号ケーブルは、生体電極よりの心電信号を装置内に取り込むための信号ケーブルに無線送信時のアンテナ機能を与えている医用テレメータに接続される信号ケーブルである。
【0013】
〔第1の実施の形態例〕
まず、図1は本発明に係る一発明の実施の形態例の医用テレメータに最適な信号ケーブルを説明するための図である。
【0014】
図1において、100は本実施の形態例の接続信号ケーブル、110は信号ケーブルの医用テレメータ装置に具備された信号入力コネクタに接続される医用テレメータ接続コネクタ、120は医用テレメータの送信周波数の約(1/4)波長となる位置に係止されたフェライトコアで構成されたチョークコイル部、130は生体に装着される心電図信号を検出する心電図用電極に接続される心電図用電極接続部である。
【0015】
本実施の形態例において、図1に示す信号ケーブルを使用しようとしたのは、医用テレメータに入力される心電図信号は低周波数の信号であり、医用テレメータ装置の送信周波数が高周波数の信号である点に着目したためである。
【0016】
即ち、例えケーブルの先に電極が接続されて電気的には生体に接続された状態であっても、高周波的に切り離し、当該ケーブルが送信周波数に共振した状態を作れれば、アンテナ効率が上がると予想したためであり、高周波的に切り離すために、信号ケーブルの途中に送信周波数的に選択的に抵抗の高いものを配置することとしたのである。
【0017】
周波数的に抵抗の高いものであれば任意の要素で構成できるが、図1の例では医用テレメータ接続部より医用テレメータの送信周波数の約(1/4)波長の箇所に周波数的に抵抗の高い筒状のフェライトコア120が位置するように配置し、このフェライトコア120を表面が電気的に絶縁されている信号線140を145に示すように巻回している。このように信号線でコア部を巻回することでコア部の位置が変化する様なことが少なく安定したものが提供できる。
【0018】
以上の様に構成することにより、信号ケーブルの途中の医用テレメータの送信周波数の約(1/4)波長の箇所に、高周波的に絶縁した状態を作り出すと共に、(1/4)λに共振させるようにして更にアンテナ効率を向上させている。
【0019】
このように構成することにより、医用テレメータ装置や心電図電極に特別の加工等を行うことなく、単に医用テレメータと電極との間の接続ケーブルを図1の構成に置き換えるのみで、高いアンテナ性能を備えた医用テレメータシステムが実現する。
【0020】
〔第2の実施の形態例〕
以上の説明した第1の実施の形態例では、医用テレメータの送信周波数の約(1/4)波長となる位置に係止されたフェライトコアを信号線で巻回する例を説明した。しかしながら、本発明は以上の例に限定されるものではなく、信号線を筒状フェライトコアの中心部に貫通させ、この位置で固定しても良い。
【0021】
このように構成した本発明に係る第2の実施の形態例の信号ケーブルの例を図2を参照して説明する。図2は本発明に係る第2の実施の形態例の医用テレメータに最適な信号ケーブルを説明するための図である。
【0022】
図2において、210は信号ケーブルの医用テレメータ装置に具備された信号入力コネクタに接続される医用テレメータ接続コネクタ、220は医用テレメータの送信周波数の約(1/4)波長となる位置に係止されたフェライトコアで構成されたチョークコイル部、230は生体に装着される心電図信号を検出する心電図用電極に接続される心電図用電極接続部である。
【0023】
第2の実施の形態例において、例えばフェライトコア220と信号ケーブル線とは、接着剤で固定してその位置がずれないに構成としている。
【0024】
係る構成として第1の実施例と同様の高いアンテナ性能が得られる。
【0025】
〔第3の実施の形態例〕
以上の説明した第1,第2の実施の形態例では、医用テレメータの送信周波数の約(1/4)波長となる位置にフェライトコアを配置する例を説明した。しかしながら、本発明は以上の例に限定されるものではなく、周波数的に抵抗の高い構成要素を配置すればよく、信号線による空芯コイルを配置しても同様の作用効果が得られる。
【0026】
このように構成した本発明に係る第3の実施の形態例の信号ケーブルの例を図3を参照して説明する。図3は本発明に係る第3の実施の形態例の医用テレメータに最適な信号ケーブルを説明するための図である。
【0027】
図3において、320が信号ケーブルの信号線を整形した空芯コイルである。この空芯コイル320は、例えば信号線をコイル状に整形し、整形状態を固定して形成している。他の構成は上述した実施の形態例と同様である。
【0028】
図3に示すような空芯コイル端部が医用テレメータの送信周波数の約(1/4)波長となる位置に形成することにより、高周波的な高抵抗部分とすることができ、上述した実施の形態例と同様に不図示の接続医用テレメータ装置より出力された高周波信号は、高抵抗となる空芯コイル部分との間で共振状態となり、複雑な構成とすることなく、軽量で効率の良いアンテナ性能が得られる。
【0029】
〔第4の実施の形態例〕
以上の説明した第1,第2の実施の形態例では、医用テレメータの送信周波数の約(1/4)波長となる位置にフェライトコアや空芯コイルを配置する例を説明した。しかしながら、本発明は以上の例に限定されるものではなく、周波数的に抵抗の高い構成要素を配置すればよく、送信周波数に共振する副導体、例えば銅パイプ、又は金属パイプ等を配置しても同様の作用効果が得られる。
【0030】
このように構成した本発明に係る第4の実施の形態例の信号ケーブルの例を図4を参照して説明する。図4は本発明に係る第4の実施の形態例の医用テレメータに最適な信号ケーブルを説明するための図である。
【0031】
図4において、420が送信周波数に電気的に(1/4)波長で共振する副導体であり、例えば銅パイプ、又は金属箔を巻き付けてリング状に整形した副導体である。第4の実施の形態例では、信号線がシールド線で構成されており、このシールド線のシールド導体の部分をこの副導体420と電気的に接続することが望ましい。
【0032】
図4の例では、421に示す黒丸部分が信号線のシールド導体部分との接続部である。なお、他の構成は上述した実施の形態例と同様である。
【0033】
図4に示すような副導体420を、医用テレメータの送信周波数の約(1/4)波長となる位置に配置することにより、高周波的な高抵抗部分とすることができ、上述した実施の形態例と同様に、軽量で効率の良いアンテナ性能が得られる。
【0034】
〔第5の実施の形態例〕
以上の説明した実施の形態例では、医用テレメータの送信周波数の約(1/4)波長となる位置にフェライトコアや空芯コイル等の周波数的に抵抗の高い構成要素を配置する例を説明した。しかしながら、本発明は以上の例に限定されるものではなく、更に接続コネクタ部分より医用テレメータの送信周波数の約(1/4)波長となる位置に配置された周波数的に抵抗の高い構成要素であり、更に当該構成要素先端より先医用テレメータの送信周波数の約(1/2)波長となる位置にも同じく周波数的に抵抗の高い構成要素を配置しても良い。このように共振副導体を更に設けることにより効率の良いアンテナ性能を有する信号ケーブルが提供できる。
【0035】
このように構成した本発明に係る第5の実施の形態例の信号ケーブルの例を図5を参照して説明する。図5は本発明に係る第5の実施の形態例の医用テレメータに最適な信号ケーブルを説明するための図である。。
【0036】
図5において、520が接続コネクタ部分より医用テレメータの送信周波数の約(1/4)波長となる位置に配置された送信周波数に共振する第1の副導体であり、例えば銅パイプ、又は金属箔を巻き付けてリング状に整形してある。
【0037】
また、525が第1の副導体520先端より医用テレメータの送信周波数の約(1/2)波長となる位置に配置された送信周波数に共振する第2の副導体であり、例えば銅パイプ、又は金属箔を巻き付けてリング状に整形してある。
【0038】
第5の実施の形態例でも第4の実施の形態例と同様に信号線がシールド線で構成されており、このシールド線のシールド導体の部分をこの第1の副導体520、第2の副導体525と電気的に接続することが望ましい。
【0039】
図5の例では、521、526に示す黒丸部分が信号線のシールド部分との接続部である。なお、他の構成は上述した実施の形態例と同様である。
【0040】
図5に示すような副導体520、525を備えることにより、送信周波数における共振回路を形成することができ、更に効率の良いアンテナ性能が得られる。
【0041】
〔第6の実施の形態例〕
以上の説明した第1の実施の形態例では、医用テレメータの送信周波数の約(1/4)波長となる位置に係止されたフェライトコアを配置する例を説明した。しかしながら、本発明は以上の例に限定されるものではなく、当該位置にリアクタンス素子とインダクタンス素子より構成される共振回路を形成することにより、医用テレメータの送信周波数的に抵抗の高い構成要素を配置しても良い。
【0042】
このように構成した本発明に係る第6の実施の形態例の信号ケーブルの例を図6を参照して説明する。図6は本発明に係る第6の実施の形態例の医用テレメータに最適な信号ケーブルを説明するための図である。
【0043】
図6において、620は信号ケーブルの医用テレメータの送信周波数の約(1/4)波長となる位置に形成されたインダクタンス素子としての並列共振用コイルであり、例えば信号線を円形又は筒状に整形して固定している。630は並列共振用コイル620の両端部のシールド線間に接続されたリアクタンス素子としての所定の静電容量を有するコンデンサである。
【0044】
第6の実施の形態例ではこの並列共振用コイル620とコンデンサ630とで医用テレメータの送信周波数に対応する共振回路を形成している。
【0045】
図6に示すような並列共振回路を備えることにより、更に効率の良いアンテナ性能が得られる。
【0046】
なお、図6において、所定の静電容量を確保するコンデンサを接続する例を説明したが、コンデンサを備えていない状態であっても、医用テレメータの送信周波数の約(1/4)波長となる位置に医用テレメータの送信周波数的に抵抗の高い構成要素を配置することができ、十分なアンテナ性能を確保することが可能である。
【0047】
以上の各説明において、信号線の成形後の固定は、例えばプラスチック樹脂を硬化させて行っても、結束帯などで縛ることにより固定してもよく、固定方法に限定はない。
【0048】
〔医用テレメータの説明〕
以上の各実施の形態例の接続ケーブルは、収集情報の転送には無線通信を行い、その際の送信アンテナを接続ケーブルで代用しようとする医用テレメータに用いることにより最も高い作用効果を奏することができる。
【0049】
図1乃至図6に示す各信号ケーブルは、いずれも医用テレメータ装置の入力コネクタ部に装着可能であり、各信号ケーブルの先端には、例えば心電図を収集するための生体の所定部位に装着される生体電極(心電図電極)が接続される。
【0050】
患者より心電図情報を収集しようとする場合には、医用テレメータの入力コネクタに上記した各本実施の形態例の信号ケーブルの医用テレメータ接続コネクタを接続する。そして被検者の所定部位に生体電極を装着し、信号ケーブルの先端部を生体電極と接続する。
【0051】
そして、医用テレメータを起動して生体信号の収集を開始する。生体信号の情報は高周波信号に乗せられ(高周波信号で変調し)、例えばナースセンターにあるモニタ装置あて無線送信する。この際、接続ケーブルをアンテナ線として高周波の情報を送信する。
【0052】
この場合、信号ケーブルの送信周波数の例えば約(1/4)波長の位置に送信周波数的に抵抗の高い構成要素を配置することすることにより、信号ケーブルにおいて送信周波数における共振回路を形成することができ、効率の良い無線通信が可能となる。
【0053】
以上説明したように実施の形態例によれば、信号ケーブルの送信周波数の例えば約(1/4)波長の位置に送信周波数的に抵抗の高い構成要素を配置することにより、送信周波数における共振状態を形成することができ、効率の良い無線通信が可能となる。
【発明の効果】
以上説明した様に本発明によれば、信号ケーブルの送信周波数の例えば約(1/4)波長の位置に送信周波数的に抵抗の高い構成要素を配置することすることにより、信号ケーブルをアンテナとして使用した場合に、送信周波数的には生体と絶縁した状態を作ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一発明の実施の形態例の医用テレメータに最適な信号ケーブルを説明するための図である。
【図2】本発明に係る第2の実施の形態例の医用テレメータに最適な信号ケーブルを説明するための図である。
【図3】本発明に係る第3の実施の形態例の医用テレメータに最適な信号ケーブルを説明するための図である。
【図4】本発明に係る第4の実施の形態例の医用テレメータに最適な信号ケーブルを説明するための図である。
【図5】本発明に係る第5の実施の形態例の医用テレメータに最適な信号ケーブルを説明するための図である。
【図6】本発明に係る第6の実施の形態例の医用テレメータに最適な信号ケーブルを説明するための図である。

Claims (8)

  1. 生体信号を検知する検知部と、前記検知部で検知した生体情報を処理し処理データを無線送信可能な生体信号処理装置との間を信号線で接続する生体信号ケーブルであって、
    前記生体信号処理装置と接続する第1の接続部と、
    前記第1の接続部から前記生体信号処理装置が無線送信する際の送信周波数の約(1/4)波長離れた位置に設けられた、前記送信周波数に対して抵抗の高い高抵抗部とを有することを特徴とする生体信号ケーブル。
  2. 生体信号を検知する検知部と、前記検知部で検知した生体情報を処理し処理データを無線送信可能な生体信号処理装置との間を信号線で接続する生体信号ケーブルであって、
    前記生体信号処理装置と接続する第1の接続部と、
    前記第1の接続部から前記生体信号処理装置が無線送信する際の送信周波数の約(1/4)波長離れた位置及び該位置より前記送信周波数の約(1/2)波長離れた位置に設けられた前記送信周波数に共振する共振部とを有することを特徴とする生体信号ケーブル。
  3. 前記共振部は、前記信号線に係止された導電性部材であることを特徴とする請求項2記載の生体信号ケーブル。
  4. 前記共振部の導電性部材はフェライトコアであること特徴とする請求項3記載の生体信号ケーブル。
  5. 前記共振部の導電性部材は前記信号線が貫通する導電性金属製円筒であり、接地信号線と電気的に接続されかつ電気的(1/4)波長に共振していることを特徴とする請求項3記載の生体信号ケーブル。
  6. 前記共振部は、前記信号線を空芯コイル状に整形して構成することを特徴とする請求項2記載の生体信号ケーブル。
  7. 前記共振部は、前記信号線を空芯コイル状に整形すると共に、信号線の前記空芯コイル端部間に接続された静電容量素子とで並列共振回路が形成され前記共振周波数に共振するものであることを特徴とする請求項2記載の生体信号ケーブル。
  8. 前記請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の生体信号ケーブルを介して当該生体信号ケーブルに接続された前記検知部よりの生体信号を入力して所定の処理を行い、当該処理結果を前記生体信号ケーブルをアンテナとして無線送信することを特徴とする生体信号処理装置。
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