JP4587502B2 - 情報記憶装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気テープ装置に係り、特に磁気テープカートリッジを使用し、スレッド制御を行う磁気テープ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、データ記憶装置として、例えば磁気テープ装置が用いられている。このような磁気テープ装置は、磁気記憶によるデータの書き込み及び読み出しが可能な磁気テープ・カートリッジを使用し、大容量データの記憶などに利用される。
図19は、従来の磁気テープ・カートリッジを含む磁気テープ装置の断面図を示す。
【0003】
従来の磁気テープ装置1は、主にマシンリール3、リーダブロック4、スレッダピン10、スレッダモータ5、ローラガイド6、クリーナー7、ヘッド8、磁気テープ・カートリッジ2、磁気テープ9で構成される。
磁気テープ・カートリッジ2は磁気ディスク装置1からの交換が可能である。
図19において、磁気テープ・カートリッジ2の磁気テープ9がローラガイド6、クリーナー7に巻き付けられ、ヘッド8に接触し、磁気テープ9の始端に設けられたリーダブロック4がマシンリール3の内部に位置するようにスレッドさせた状態である。リーダブロック4はスレッダピン10に固定され、スレッダモータ5の制御により磁気テープ・カートリッジ2から取り出され、上記のようにスレッドされる。この状態でヘッド8により磁気テープにデータの記録、再生を行う。
【0004】
また、図20、図21は磁気テープ・カートリッジ2の一例を示す。
図20は磁気テープが標準長の磁気テープ・カートリッジである。図20(A)が磁気テープ・カートリッジの表面であり、20は磁気テープ装置1のリーダブロック4をスレッダピンと固定させるためのリーダブロック部である。図20(B)は磁気テープ・カートリッジの裏面であり、21はカートリッジの違いを溝の位置で表したカートリッジ認識スリットである。
【0005】
一方、図21は、磁気テープが2倍長の磁気テープ・カートリッジである。図21(A)が磁気テープ・カートリッジの表面であり、22は磁気テープ装置1のリーダブロック4をスレッダピンと固定させるためのリーダブロック部である。図21(B)は磁気テープ・カートリッジの裏面であり、23はカートリッジの違いをスリットの位置で表したカートリッジ認識スリットである。
【0006】
図20は旧磁気テープ・カートリッジであり、図21は新しい磁気テープ・カートリッジである。これらの磁気テープ・カートリッジは、上記で示したリーダーブロック部20、22のスレッダピンとの接触部分と、カートリッジ認識スリット21、23のスリットの位置が異なっている。
図22に、磁気テープ・カートリッジの表面の拡大断面図を示す。
【0007】
図22において、磁気テープ・カートリッジ2の内部は、リール24に巻き付けられた磁気テープ9、磁気テープ9の始端のリーダブロック4で構成される。
リーダブロック部20,22は、リーダブロック4を含み、リーダブロック4の切欠けの部分にスレッダピン10が固定される。スレッダピン10の固定されたリーダブロック4がリーダブロック部20、21から引き出され、磁気テープ装置にスレッドされる。
【0008】
図23、図24、図25、図26に従来のリーダブロック部のについての一例を示す。
図23は、図20に示した旧磁気テープ・カートリッジのリーダブロック部20について示している。図23においてスレッダアーム11の先端部分に接続されたスレッダピン100は、先端にリーダブロック40と固定されるピン先端部13を有する。このピン先端部13は、円筒形に略円錐をスレッダピン100の先端方向に付加した形状である。そのピン先端部13と固定されるリーダブロック40の切欠け部12は、下部分が欠けているが、図23の場合には、リーダブロック40の切欠け部12と、ピン先端部13は円筒形部分で固定が可能である。従って、旧磁気テープ・カートリッジにおいてスレッド可能である。
【0009】
図24は、図21に示した新磁気テープ・カートリッジのリーダブロック部20について示している。図24においてスレッダアーム11の先端部分に接続されたスレッダピン100は、先端にリーダブロック41と固定されるピン先端部13を有する。このピン先端部13は、図23で説明した形状と同様であり、このピン先端部13と固定されるリーダブロック41の切欠け部14は、下部分の内側が欠け、固定される手前の面が欠けている。図24の場合には、リーダブロック41の切欠け部14と、ピン先端部13は固定が不可能である。従って、新磁気テープ・カートリッジにおいてスレッド不可能である。
【0010】
図25は、図20に示した旧磁気テープ・カートリッジのリーダブロック部20について示している。図25においてスレッダアーム11の先端部分に接続されたスレッダピン101は、先端にリーダブロック40と固定されるピン先端部15を有する。このピン先端部15は、略円錐形と、その底面に円筒形を付加した形状である。そのピン先端部15と固定されるリーダブロック40の切欠け部12は、下部分が欠けている。図25の場合には、リーダブロック40の切欠け部12と、ピン先端部15は固定が不可能である。従って、旧磁気テープ・カートリッジにおいてスレッド不可能である。
【0011】
図26は、図21に示した新磁気テープ・カートリッジのリーダブロック部20について示している。図26においてスレッダアーム11の先端部分に接続されたスレッダピン101は、先端にリーダブロック41と固定されるピン先端部15を有する。このピン先端部15は、図25で説明した形状と同様であり、このピン先端部15と固定されるリーダブロック41の切欠け部14は、下部分の内側が欠け、固定される手前の面が欠けているが、図26の場合には、リーダブロック41の切欠け部14の下部分の内側と、ピン先端部15の円錐形部分で固定が可能である。従って、新磁気テープ・カートリッジにおいてスレッド可能である。
【0012】
このように、磁気テープ・カートリッジによっては、リーダブロック4の切欠け部12、14とピン先端部分13、15を固定することができず、磁気テープ・カートリッジをスレッドさせることができなかった。
また、図27に、リーダブロック4のスレッド時の速さと移動タコ数との関係を示す。
【0013】
図27において、縦軸にスレッダピン10とリーダブロック4の速さ、横軸にスレッダモータ5の総回転数(移動タコ数)として示している。また、図27は、スレッダピン10とリーダブロック4が磁気テープ・カートリッジから移動開始し、3つのローラガイド6を過ぎてマシンリール3の内部に到達するまでのスレッダ時の値を示している。移動タコ数の150から速さが急激に上昇し、移動タコ数が180周辺で速さがピークとなる。この時、スレッダピン10とリーダブロック4は磁気テープ・カートリッジ2から移動開始し、1つめのローラガイド6に到達した状態である。この時点を過ぎて、移動タコ数225まで、速さは急激に下降する。その後、移動タコ数255周辺まで速さは上昇する。この時のスレッダピン10とリーダブロック4は、1つめのローラガイド6を過ぎて、次のローラガイド6に到達した状態である。
【0014】
このように、スレッダピン10とリーダブロック4が移動するスレッドの軌跡において、ローラガイド6への衝突より速さが急激に低下するなど、速さの変動が大きくなってしまう。よって、磁気テープに掛かるテンションが大きくなり、磁気テープの薄い磁気テープ・カートリッジなどでは磁気テープの破損、データの損失を発生する問題点があった。
【0015】
また、この速さの変動により、スレッド時に振動が生じ、磁気テープに記録されたトラック上のデータを追従するトラッキングにエラーが発生してしまう。
同様に、磁気テープを磁気テープ・カートリッジに巻き戻す場合のアンスレッド時においても、上記のような問題点が発生する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来の磁気テープ装置において、磁気テープ・カートリッジの種類によっては、リーダブロックの切欠け部の形状が異なり、磁気テープ装置のスレッダピンの先端部分で固定できず、スレッドを行うことができない。
また、スレッド及びアンスレッドの速度の変動が大きいため、磁気テープのテンションが大きくなり、磁気テープの破損、データの損失が生じてしまう。
【0017】
このスレッド及びアンスレッドの速度の変動により、スレッド時に振動が生じ、トラッキングエラーが発生してしまう。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、異なる磁気テープ・カートリッジでもスレッドを可能にし、磁気テープの損傷を低減できる磁気テープ装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明は、着脱可能なカートリッジに格納されたテープ状記録媒体の先端に設けられ、前記テープ状記録媒体の種別に応じて形状が異なる装着部に係合部を結合させ、該係合部を所定の経路に沿って移動させることにより該テープ状記録媒体による所定のテープパスを形成する情報記憶装置において、
前記係合部を移動させる移動手段と、
前記移動手段に駆動力を供給する駆動手段と、
前記テープ状記録媒体に掛かるテンションが所定の大きさを超えないように前記駆動手段を制御する制御手段とを有し、
前記係合部は、装着可能な複数の種別のテープ状記録媒体の先端に設けられた、形状が異なる装着部に係合する複数の形状が一体に形成され、
前記制御手段は、前記テープ状記録媒体の種別を判別し、前記テープパスの形成時に前記テープ状記録媒体に掛かるテンションを切り替えてスレッド動作の前処理を行い、該前処理の結果に基づき、スレッド動作の速度の増減を行うことを特徴とする。
【0019】
本発明によれば、磁気テープの先端の装着部と磁気テープ装置の存在する係合部とを結合させ、その係合部を移動させる移動手段と、その移動手段に駆動力を供給する駆動手段と、駆動手段を制御する制御手段を有することにより、磁気テープのスレッダ及びアンスレッダ時の駆動速度を調節することができ、磁気テープに負荷を掛けることなく、適正な磁気テープ状記録媒体の制御を可能としている。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の一実施例である磁気テープ装置の斜視図を示す。
本実施例は、異なる種類の磁気テープ・カートリッジでもスレッド可能にし、磁気テープの損傷を低減できる磁気テープ装置である。
図1(A)、(B)における、磁気テープ装置200は、磁気テープ・カートリッジの出し入れを行うカートリッジ部201と、スレッダ処理が行われるスレッダ部202で構成される。図1(A)において、スレッダ部202からの斜視図である。スレッダ部202は、主にスレッダ軌跡を誘導するスレッダ溝27、スレッダ溝27が形成されたスレッダ天板25、スレッダ天板25を支えるためのスタッド26、で覆われている。
【0021】
図1(B)はカートリッジ部201からの斜視図であり、カートリッジ部201はローダーモータ28、カートリッジ認識センサー29を有している。カートリッジ部201は、矢印(a)方向に磁気テープ・カートリッジの出し入れを行う。磁気テープ・カートリッジを挿入した場合、磁気テープ・カートリッジが矢印(b)方向に移動し、カートリッジ認識用スリット21によりカートリッジ認識センサー29が感知し、磁気テープ・カートリッジの判別を行う。
【0022】
以下にカートリッジ部201と、スレッダ部202の各々について説明する。
まず、図2に本発明の一実施例であるカートリッジ部の斜視図を示す。
図2のカートリッジ部において、磁気テープ・カートリッジが矢印(a)方向に出し入れされ、矢印(b)方向に移動する。その後、カートリッジ認識センサー290、291、292、293により磁気テープ・カートリッジが判別される。例えば、図20(B)で示した磁気テープ・カートリッジを挿入した場合、カートリッジ認識用スリット21と、カートリッジ認識センサー291、293と一致し、その他のカートリッジ認識センサー290、292が押し下げられ、カートリッジ認識センサーがオン状態になる。カートリッジ認識センサーのオン・オフ状態により、磁気テープ・カートリッジの種類が判別できる。この判別結果から、スレッダモータ(図19参照)に流す電流が切り替えられ、スレッダ時の速度などを変えられることができる。よって、磁気テープに掛かるテンションを調節することができる。
【0023】
また、図3に本発明の一実施例であるスレッド部の斜視図を示す。
図3(A)はカートリッジ部の存在する位置と逆の方向から見た斜視図であり、(B)はカートリッジ部の存在する位置から見た斜視図である。図3(A)において、スレッド部分を覆うスレッド天板25、スレッド軌跡を誘導するスレッド溝27、磁気テープをヘッドに接触させるためのブラシを有するブラシASSY32で構成される。図3(B)に示すように、スレッダピン102は移動可能にスレッド溝27に設置される。
【0024】
以下に、このスレッダ部の内部構成を説明する。
図4に、本発明の一実施例であるスレッダ部の裏面からの分解図を示す。
図5(A)はカートリッジ部の存在する位置から見た分解図であり、図4(B)はカートリッジ部の存在する位置と逆の方向から見た分解図である。図4において、スレッダ部の内部は、スレッド溝27が設けられたスレッド天板25、ブラシASSY32、スレッダギア31、スレッダアーム30、スレッダピン102で構成される。スレッダギア31で固定されたスレッダアーム30は、スレッダギア31と逆位置の先端にスレッダピン102が設置されている。このスレッダピン102はスレッダ溝27に沿ってスレッダする。
【0025】
以下に、上記スレッダピン102について説明する。
図5に、本発明の一実施例であるリーダブロック部における図を示す。
図5(A)において、スレッドアーム30の先端に設置されたスレッドピン102はピン先端部103を有し、ピン先端部103は略円筒形(小)104と略円筒形(大)105を併せた形状となっている。このピン先端部103とリーダブロック42とが固定されている。リーダブロック42は図2に示した磁気テープ・カートリッジに内臓されるもので、切欠け部420は下部分が切り取られ、上半分に溝が設けられている。図5(A)のピン先端部の形状と、切欠け部420の溝と切れ込みと一致するため、スレッダピン102とリーダブロック42が固定可能である。従って、磁気テープのスレッドが可能となる。 図5(B)においては、上記と同様に、スレッドアーム30の先端に設置されたスレッドピン102はピン先端部103を有し、ピン先端部103は略円筒形(小)104と略円筒形(大)105を併せた形状となっている。このピン先端部103とリーダブロック43とが固定されている。リーダブロック43は図3に示した磁気テープ・カートリッジに内臓されるもので、切欠け部430は内側に溝が設けられ、上部分と下部分で溝の深さが異なっている。図5(B)のピン先端部の形状と、切欠け部430の溝と一致するため、スレッダピン102とリーダブロック43が固定可能である。従って、磁気テープのスレッドが可能となる。
【0026】
以下に、上記スレッドの動作について説明する。
図6に、本発明の一実施例である磁気ディスク装置のスレッド動作時の断面図を示す。
図6において、磁気テープ・カートリッジ2に内臓されているリーダブロック42,43がスレッダピン102に固定され、磁気テープ・カートリッジ2から矢印の方向にスレッダされている状態である。このリーダブロック42,43はローラガイド6を通過する時点、即ち、スレッド軌跡で湾曲した部分に、リーダブロック42,43の後方の位置でローラガイドと衝突する。
【0027】
また、図7に、本発明の一実施例である磁気ディスク装置のスレッド動作時の断面図を示す。
図7において、マシンリール3に格納されたリーダブロック42,43は、スレッド時にスレッダピン102と固定されている。このリーダブロック42,43は矢印方向にアンスレッドされ、ブラシASSY32はヘッド8から離れ、ローラガイド60、61、62を通過する。ローラガイド62の通過開始にリーダブロック42,43の前方が衝突する。
【0028】
上記スレッド及びアンスレッド時の衝突による磁気テープにかかるテンションを調節するため、また、磁気テープの種類によっても、スレッド及びアンスレッドを調節し、制御する処理を行う。
この制御処理について以下に詳述する。
図8に、本発明の一実施例であるブロック構成図を示す。
【0029】
本実施例の磁気テープ装置200は、ホストシステム・データバッファ50から供給されたデータを樹脂製のフィルムに磁性体を塗布した磁気テープ9に磁気的に記録し、また、磁気テープ9に磁気的に記録されたデータを再生し、ホストシステム・データバッファ50に供給するものである。ホストシステム・データバッファ50から記録・再生のためのデータが、バスBを介して各回路に送られる。各回路には、主にプロセッサ部51、I/Oアドレスレコーダ/レジスタ部52、タイマーカウンタ部53、ROM54、RAM55、スレッドモータ駆動回路部56、タコ数カウント回路部57、タコパルス検出回路部58、MDAC59、FDAC60、RD/WT回路部61、センサー検出回路部62が存在する。
【0030】
プロセッサ部51は、ホストシステム・データバッファ50から供給されたデータに基づいて、上記に示した回路を制御し、磁気テープ9へのデータの記録・再生、及び磁気テープの走行を制御する。
I/Oアドレスレコーダ/レジスタ部52は、プロセッサ部51の制御におけるデータのアドレス、及びデータを記録する。
【0031】
タイマーカウンタ部53は、I/Oアドレスレコーダ/レジスタ部52からのデータに応じて、カウンタ値をカウントする。
ROM54は、読み取りされるデータが記録されており、RAM55は、回路上で処理されたデータを一時的に記録する。
スレッダモータ駆動回路部56は、スレッダモータ66を駆動させ、スレッドを行うための処理を行う。このスレッダモータ駆動回路部56については以下詳述する。
【0032】
タコ数カウント回路部57は、タコパルス検出回路部58からのパルスから、マシンリールモータ65及びリールモータ67の回転数をカウントする。
タコパルス検出回路部58は、マシンリールモータ65及びリールモータ67の回転からパルスを検出し、タコ数カウント回路部57にパルスのデータを供給する。特に、リールモータ67の回転から検出されたパルスにより、リーダブロック42,43の移動距離が検出される。
【0033】
MDAC59は、マシンリールモータ65を制御するデジタル信号をアナログ信号に変換し、FDAC60は、磁気テープ・カートリッジのローダモータ67を制御するデジタル信号をアナログ信号に変換する。 MDAC59からのデータはAMP63に供給され、マシンリールモータ65に掛かる電圧を制御する。FDAC60からのデータはAMP64に供給され、磁気テープ・カートリッジのローダモータ67に掛かる電圧を制御する。
【0034】
RD/WT回路部61は、ホストシステム/データバッファ50からのデータにより、ヘッド8の制御を行う。
センサー検出回路部62は、カートリッジ認識センサー29からデータを検出し、磁気テープ・カートリッジ2の種類を判別する。また、パスAセンサー68、パスBセンサー69からデータの検出を行い、リーダブロック42,43の位置を判別する。
【0035】
上記のような各回路で、スレッダモータ66を調節することで、スレッダアーム30の先端で固定されたリーダブロック42,43をスレッドさせ、磁気ヘッドからデータを記録・再生を行う。
以下に、上記スレッダモータ駆動回路部56について詳述する。
図9に、本発明の一実施例スレッダモータ駆動回路部56の内部構成を示す。
【0036】
図9において、スレッダモータ駆動回路部56は、カウンタ1・560、カウンタ2・561、モータドライバ回路562で構成され、スレッダモータ66と接続されている。 I/Oアドレスレコーダ/レジスタ部52からのクロックが、カウンタ1・560、カウンタ2・561に入力される。カウンタ1・560は、PWM周期を決定するためのものであり、一定のカウント毎(周期毎)にLD信号が生成される。カウンタ1・560によるLD信号がカウンタ2・561に入力され、DT値からカウントを開始し、Duty値を得る。カウンタ2・561の出力であるDuty値の周期と、SignCとBRAKE信号とEnable信号をモータドライバ562に供給する。SignC信号はモータ回転方向及び供給電圧方向を示し、BREAK信号はダイナミック及びコストを示し、Enable信号は回路のON/OFFを示す信号である。これらの信号に応じてスレッダモータ66への電圧の供給を行う。
【0037】
例えば、Duty値の周期に対し、50%のDuty比を設定するとスレッダモータへの電圧供給は、Duty値の周期毎にDuty値の周期の1/2間一定電圧が供給される。 よって、Duty比を可変にすることにより、スレッダ・モータへの供給電力が可変になり、スレッダモータに発生する回転を制御することが可能である。
【0038】
以下に、このスレッダモータが回転し、スレッドに係る処理について説明する。図10に、スレッド動作の前処理についてのフローチャートを示す。
図10において、まず、プロセッサ部51の制御により、カートリッジ認識センサー29から、磁気テープ・カートリッジ2の種類を判別する(ステップS10)。例えば、判別結果がAタイプの磁気テープ・カートリッジでない場合(ステップS11、No)、フラグ値をリセットする(ステップS12)。その後、磁気テープにおける基準となるテンションMDACを設定し、マシンリールのモータを制御する(ステップS14)。
【0039】
判別結果がAタイプの磁気テープ・カートリッジである場合(ステップS11、Yes)、フラグ値をONにする(ステップS13)。その後、磁気テープにおける基準となるテンションNDACを設定し、磁気テープ・カートリッジのリールモータを制御する(ステップS15)。
このように、磁気テープ・カートリッジの種類を判別し、スレッド時及びアンスレッド時に掛かるテンションを切り替え、スレッド動作の前処理を行う。
【0040】
次に、スレッド動作の手順について説明する。
図11にスレッド動作制御の処理におけるフローチャートを示す。
図11において、スレッド制御を行う場合、各位置誤差をなくすため、磁気テープを巻き締める処理を行い(ステップS20)、この巻き締め処理が終了していなければ(ステップS21、No)、再び巻き締め処理を行い、終了していれば(ステップS21、Yes)、スレッド処理を行う。
【0041】
まず、磁気テープの基準となるテンションを設定する(ステップS22)。この基準テンションは許容される範囲に設定されている。そして、磁気テープのリールモータの回転数であるタコ数をmemo,memo1とし(ステップS23)、スレッド経過時間(Timer)をTimer_memoとする(ステップS24)。このように、スレッド動作制御に係る値の初期設定を行い、処理を実行する。ちなみに、ステップS23でのタコ数memoはスレッド移動距離を求め、スレッド制御テーブルを作成するために用いられ、ステップS23でのタコ数memo1は、スレッド時の速度を監視し、制御するために用いられる。
【0042】
初期設定された後、タコ値を実際の回転数nowとし(ステップS25)、スレッド移動距離をnow_memoより求め、この移動距離を基に、スレッド基準スピードV_tacho/制御Duty値を求め、テーブルを変更する(ステップS26)。このテーブルのDuty値を設定し(ステップS27)、Timerからその時点の経過時間をNow_timeとし(ステップS28)、経過時間の差(Now_time−Timer_memo)より10msec経過している状態であるかを判別する(ステップS29)。10msec経過していない状態である場合、上記ステップS25からステップS28までの処理を行う。
【0043】
10msec経過している状態である場合、次のタコ値をnow1と設定し(ステップS30)、この時点のスピード(now1_memo1)が基準スピード(V_tacho)より遅い場合(ステップS31)、スピードを上昇させる処理(ステップS33)を行う。この時点のスピード(now1_memo1)が基準スピード(V_tacho)より速い場合(ステップS32)、スピードを下降させる処理(ステップS34)を行う。
【0044】
上記のような、速度上昇処理と速度下降処理は後に詳述する。
スレッド時のスピードが調節された後、スレッド経過時間(Timer)をTimer_memoとし(ステップS35)、タコ値をmemo1として(ステップS36)スレッド動作制御を行う。スレッドが終了(ステップS37)するまで、上記ステップS25からの処理を行う。
【0045】
このように、スレッド移動距離に関するテーブルのDuty比を決定し、スレッドの速度を制御することができる。
次に、上記ステップS33及びステップS34における速度上昇処理、速度下降処理について説明する。
図12に、速度上昇処理のフローチャートを示す。
【0046】
図12において、磁気テープにおける基準となるテンションNDACが設定されていることを示すフラグがON状態である時(ステップS40、Yes)、磁気テープ・カートリッジのリールモータを制御するFDACが、基準となるテンションNDACより大きいかを比較する(ステップS41)。FDACがNDACより小さい場合(ステップS41、No)、基準時より、磁気テープ・カートリッジのリールモータの回転数が少なく、磁気テープを巻き戻すテンションが小さいこととなる。即ち、基準のテンションによるスレッド速度より速いため、速度上昇処理が終了する。FDACがNDACより大きい場合(ステップS41、Yes)は、以下に示すステップS43の処理を行う。
【0047】
一方、フラグがOFF状態である時(ステップS40、No)、磁気テープ・カートリッジのリールモータを制御するFDACが、マシンリールを制御するMDACより大きいかを比較する(ステップS42)。即ち、FDACが大きい場合、磁気テープを巻き戻すテンションが大きく、スレッドの速度が遅いこととなり、スレッドの速度を上げるためにFDACの値を1加算する(ステップS43)。
【0048】
また、図13に、速度下降処理のフローチャートを示す。
図13は、磁気テープにおける基準となるテンションNDACが設定されていることを示すフラグがON状態である時(ステップS44、Yes)、磁気テープ・カートリッジのリールモータを制御するFDACが、基準となるテンションNDACより小さいかを比較する(ステップS45)。FDACがNDACより大きい場合(ステップS45、No)、基準時より磁気テープ・カートリッジのリールモータの回転数が多く、磁気テープを巻き戻すテンションが大きいこととなる。即ち、基準のテンションによるスレッド速度より遅いため、速度下降処理が終了する。FDACがNDACより小さい場合(ステップS45、Yes)は、以下に示すステップS47の処理を行う。
【0049】
一方、フラグがOFF状態である時(ステップS44、No)、磁気テープ・カートリッジのリールモータを制御するFDACが、マシンリールを制御するMDACより小さいかを比較する(ステップS46)。即ち、FDACが大きい場合、磁気テープを巻き戻すテンションが小さく、スレッドの速度が速いこととなり、スレッドの速度を下げるためにFDACの値を1減算する(ステップS47)。
【0050】
上記のように、テンションFDAC、MDAC,NDACを利用することで、スレッド時の速度を調節することができる。
次に、図14に、スレッド時の速度の制御を行った場合の、スレッド時の速度と移動タコ数との関係を示す。
図14において、縦軸にスレッドの速さ、横軸にスレッダモータの総回転数(移動タコ数)として各値を示している。また、図14は、スレッダピン102とリーダブロック42、43(図6参照)が磁気テープ・カートリッジから移動開始し、3つのローラガイド6を過ぎてマシンリール3の内部に到達するまでのスレッダ時の各値を示している。移動タコ数の150から速さが急激に上昇し、移動タコ数が180周辺で速さがピークとなる。この時、スレッダピン102とリーダブロック42,43は磁気テープ・カートリッジ2から移動開始し、1つめのローラガイド6に到達した状態である。この時点を過ぎて、移動タコ数225まで、速さが下降する。その後、移動タコ数270周辺までほぼ一定の速さを保ち、移動タコ数270を過ぎた時点で、速さが下降する。この時のスレッダピン102とリーダブロック42,43は、1つめのローラガイド6を過ぎて、次のローラガイド6に到達した状態である。
【0051】
このように、従来の値に比べ(図27参照)、速度の変動を抑えることが可能である。よって、磁気テープへ掛かるテンション(スピード)を抑えることができる。
上記のような、スレッド時の速度制御処理における値は、図14を用いて作成された、図14のようなスレッド・テーブルにより求められる。
【0052】
図15において、移動距離は、図14の縦軸の速さ、横軸の移動タコ数から求められる。この移動距離P1,P2、P3・・・Pnの値から、それぞれに対応するDuty値D1,D2,D3・・・Dnを求める。このDuty値によりスレッダ時の速度を制御することができる。
また、図16にスレッダ終了後のスレッダピンの偏心を補正する処理のフローチャートを示す。
【0053】
図16は、マシンリールに媒体をn回巻きつけた後からヘッドシークされるまでの間に、スレッダピンの偏心を補正する処理を示している。
まず、スレッド時に決定したスレッダ値をセットし(ステップS50)、スレッダBWD、即ちアンスレッダ方向、にセットする(ステップS51)。
スレッド経過時間(Timer)をmemoとし(ステップS52)、処理を実行する。例えばリールモータを制御する処理などの他処理(ステップS53)を行い、スレッド経過時間(Timer)をnowとし(ステップS54)、経過時間の差(now−memo)が所定の時間Xmsecより小さい場合(ステップS55、No)、上記のステップS53、ステップS54の処理を行う。経過時間の差(now−memo)が所定の時間Xmsecより大きい場合(ステップS55、Yes)スレッダモータ駆動回路部56にBreak信号が供給され(ステップS56)、Duty値が初期化される(ステップS57)。
【0054】
このように、マシンリールにリーダブロックを挿入した後、アンスレッダ方向にスレッダピンの位置を戻すことにより、スレッダピンを適正な位置に設定できる。
また、スレッダギア31(図4参照)によるスレッダアーム30の移動角から、スレッダピンの補正移動量を求めることができる。
【0055】
以下に、上記のスレッダピンの状態について説明する。
図17に、スレッダピンの中心位置について示す。
図17(A)は、スレッダピンが適正な位置に存在する場合であり、スレッダピンの中心と、スレッダ時の回転中心が一致している。
図17(B)は、スレッダピンが切欠け部から外側方向にずれて装着された場合であり、スレッダピンの中心と回転中心がずれている。
【0056】
図17(C)はスレッダピンが切欠け部の内側にずれて装着された場合であり、スレッダピンの中心と回転中心がずれている。
上記、図17(B)、図17(C)のスレッダピンの中心と回転中心のずれにより、スレッダ時に振動が生じ、スレッダ天板やその他の構成部にも振動を与えてしまう。そのため、図16に示したスレッダピンの偏心を補正する処理を行うことで、図17(A)のように、スレッダピンを適正な位置に設定することができ、スレッダ時の振動を防ぐことができる。
【0057】
また、スレッダ時の振動を防ぐ他の実施例について以下に説明する。
図18に、スレッダ天板を固定するスタッドの詳細部を示す。
図18(A)はスレッダ天板に固定されたスタッドを示し、図18(B)はスタッドのみを示している。25はスレッダ天板、70はスレッダ天板25を固定するスタッド、71は防振ゴム、72は防振ゴムの両端に設けられた金具、73はスレッド部基板を示している。図18(A)において、スレッダ天板25と、スレッダ部73との間のスタッド70に防振ゴム71、金具72が設けられている。これにより、スレッド時に生じる振動を抑えることができ、磁気テープにデータの記録・再生を正確に行うことができる。
【0058】
尚、本発明は以下に示す範囲を含むものである。請求項1において、テープ状記憶媒体の種別を検出するテープ種別検出手段を有し、
制御手段は、テープ種別検出手段での検出結果に応じて駆動手段の制御を切り換えることを特徴とする。
磁気テープ状記憶媒体における磁気テープの先端に設けられた装着部と係合部が結合する部分の形状の違いを検出し、その違いに応じて駆動手段の制御を切り替えることで、磁気テープ状記憶媒体に負荷を掛けることなく、磁気テープ状記憶媒体の制御を可能とする。
【0059】
また、テープ種別検出手段は、テープ状記憶媒体の厚さに応じた種別を検出し、制御手段は、テープ種別検出手段での検出結果、テープ状記憶媒体の厚さが薄いときには、テープ状記録媒体のテンションが小さくなるように駆動手段を制御することを特徴とする。
このように、磁気テープ状記憶媒体における磁気テープの厚さの違いを検出し、特に磁気テープが薄い場合に、磁気テープ状記憶媒体のテンションが小さくなるように駆動手段の制御を切り替えることで、磁気テープ状記憶媒体に負荷を掛けることなく、磁気テープ状記憶媒体の制御を可能とする。
【0060】
また、テープ状記録媒体の引き出し量を検出するテープ引き出し量検出手段と、制御手段は、テープ引き出し量検出手段での検出結果に応じて移動手段の経路上での位置を判定し、判定結果に応じて駆動手段を制御することを特徴とする。
このように、テープ状記憶媒体の引き出し量を検出し、その検出結果から、係合部の位置を判定して駆動手段を制御することにより、最適なテンションが掛かるように駆動手段を制御することが可能となる。
【0061】
また、制御手段は、前記テープ状記録媒体に対して負荷となる部分を通過するときに、駆動手段の駆動速度を低下させることを特徴とする。
このような制御手段において、磁気テープ状記憶媒体の磁気テープに負荷の掛かる位置を通過する時、駆動手段の駆動速度を低下させることにより、磁気テープに掛かる負荷を軽減することができる。
【0062】
【発明の効果】
上記のように本発明によれば、スレッド制御処理において、多種類の磁気テープに設けられたリーダブロックの切欠け部と結合することのできるスレッダピンを有することで、リーダブロックが固定可能となる。即ち、スレッド可能となり、互換性の向上となる。
【0063】
また、磁気テープの種類を判別し、磁気テープに応じてスレッド制御を行うことで、スレッド及びアンスレッド時の速度を調整することができる。従って、トラッキングエラーを防止し、磁気テープの破損、データの損失を軽減することができる。
また、スレッダ天板を支えるスタッドの防振ゴムを設けることで、スレッダ時における振動を防ぐことができる。これにより、トラッキングエラーを防ぎ、磁気テープのデータを正確に再生または記録することが可能となる。従って、磁気テープ装置の性能の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である磁気テープ装置の斜視図を示す。
【図2】本発明の一実施例であるカートリッジ部を示す図である。
【図3】本発明の一実施例であるスレッド部の斜視図を示す。
【図4】本発明の一実施例であるスレッダ部の裏面から見た分解図を示す。
【図5】 本発明の一実施例であるリーダブロック部を示す図である。
【図6】本発明の一実施例である磁気テープ装置のスレッド動作時の断面図を示す。
【図7】本発明の一実施例である磁気テープ装置のアンスレッド動作時の断面図を示す。
【図8】本発明の一実施例であるブロック構成図である。
【図9】本発明の一実施例であるスレッダモータ駆動回路部の内部構成を示す図である。
【図10】本発明の一実施例であるスレッド動作の前処理を示すフローチャートを示す図である。
【図11】本発明の一実施例であるスレッド動作制御の処理におけるフローチャートを示す図である。
【図12】本発明の一実施例である速度上昇処理のフローチャートを示す図である。
【図13】本発明の一実施例である速度下降処理のフローチャートを示す図である。
【図14】本発明の一実施例であるリーダブロックのスレッド時の速さと移動タコ数との関係を示す図である。
【図15】本発明の一実施例であるスレッドテーブルを示す図である。
【図16】本発明の一実施例であるスレッダピンの偏心を補正する処理のフローチャートを示す図である。
【図17】本発明の一実施例であるスレッダピンの中心位置を示す図である。
【図18】本発明の一実施例であるスタッドの詳細部を示す図である。
【図19】従来の一例である磁気テープ装置の断面図を示す図である。
【図20】従来の一例である磁気テープ・カートリッジを示す図である。
【図21】従来の一例である磁気テープ・カートリッジを示す図である。
【図22】従来の一例である磁気テープ・カートリッジの表面の拡大断面図を示す図である。
【図23】従来の一例であるリーダブロック部を示す図である。
【図24】従来の一例であるリーダブロック部を示す図である。
【図25】従来の一例であるリーダブロック部を示す図である。
【図26】従来の一例であるリーダブロック部を示す図である。
【図27】従来の一例であるリーダブロックのスレッド時の速さと移動タコ数との関係を示す図である。
【符号の説明】
1、200 磁気テープ装置
2 磁気テープ・カートリッジ
3 マシンリール
4、40、41、42、43 リーダブロック
5、66 スレッダモータ
6、60、61、62 ローラガイド
7 クリーナー
8 ヘッド
9 磁気テープ
10、100、101、102 スレッダピン
11 スレッダアーム
12、14 切欠け部
13、15、103、104、105 ピン先端部
20、22 リーダブロック部
21、23 カートリッジ認識用スリット
24 リール
25 スレッダ天板
26 スタッド
27 スレッダ溝
28、67 ローダモータ
29 カートリッジ認識センサー
31 スレッダギア
32 ブラシASSY
50 ホスト・システム/データ・バッファ
51 プロセッサ部
52 I/Oアドレスレコーダ/レジスタ部
53 タイマーカウンタ部
54 ROM
55 RAM
56 スレッダモータ駆動回路部
57 タコ数カウント回路部
58 タコパルス検出回路部
59 MDAC
60 FDAC
61 RD/WT回路部
62 Senser検出回路部
63、64 AMP
65 マシンリールモータ
70 スタッド
71 防振ゴム
72 金具
73 スレッド部基板

Claims (3)

  1. 着脱可能なカートリッジに格納されたテープ状記録媒体の先端に設けられ、前記テープ状記録媒体の種別に応じて形状が異なる装着部に係合部を結合させ、該係合部を所定の経路に沿って移動させることにより該テープ状記録媒体による所定のテープパスを形成する情報記憶装置において、
    前記係合部を移動させる移動手段と、
    前記移動手段に駆動力を供給する駆動手段と、
    前記テープ状記録媒体に掛かるテンションが所定の大きさを超えないように前記駆動手段を制御する制御手段とを有し、
    前記係合部は、装着可能な複数の種別のテープ状記録媒体の先端に設けられた、形状が異なる装着部に係合する複数の形状が一体に形成され、
    前記制御手段は、前記テープ状記録媒体の種別を判別し、前記テープパスの形成時に前記テープ状記録媒体に掛かるテンションを切り替えてスレッド動作の前処理を行い、該前処理の結果に基づき、スレッド動作の速度の増減を行うことを特徴とする情報記憶装置。
  2. 前記係合部を所定の経路に沿って移動させることにより該テープ状記録媒体による所定のテープパスを形成された後、該係合部を巻取リールに係合させる構成とし、
    前記制御手段は、前記駆動手段の駆動により、前記移動手段が移動され、前記係合部が前記巻取リールに係合した後、前記駆動手段を前記移動手段が装着方向とは反対方向に所定の移動量を移動するように制御することを特徴とする請求項1記載の情報記憶装置。
  3. 前記係合部を所定の経路に沿って移動させることにより該テープ状記録媒体により該テープ状記録媒体を記録再生するヘッドに接触する所定のテープパスを形成させた後、巻取リールに係合させ、該巻取リールにより該テープ状記録媒体を所定のテープパスに沿って移動させつつ、該ヘッドにより該テープ状記録媒体に情報を記録再生する構成とし、
    前記ヘッドを前記所定のテープパスに沿った所定の位置に固定するベース部材と、
    前記ベース部材に固定され、前記係合部を所定の経路に移動可能に保持する保持部材と、
    前記保持部材と前記ベース部材との間を弾性的に結合する弾性結合部材とを有することを特徴とする請求項1記載の情報記憶装置。
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