JP4586955B2 - 燃料電池装置及び発電方法 - Google Patents

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本発明は水を混合させた液体燃料を循環させて発電を行う燃料電池装置とその発電方法に関し、特に発電効率を向上させた燃料電池装置とその発電方法に関する。
メタノールを直接燃料とするDirect Methanol Fuel Cell (DMFC)方式では発電する際に燃料であるメタノールだけではアノード反応が進行しないため、水と混合してアノードに供給する必要がある。このときの燃料供給方法として、あらかじめメタノールと水を適切な組成で混合しておく方法、あるいは循環系を設置し、消費されることで不足したメタノールを純粋なメタノールで補給し、カソードで生成された水を回収しながら適度に混合する方法などがある。
予めメタノールと水を混合しておく場合、システムの簡便化を図ることができるが、燃料自体のエネルギー密度は低下する。エネルギー密度を上げようとして、メタノール濃度を増加させると、逆にMembrane and Electrode Assemblies (MEA)が早期に劣化してしまう。また、燃料を混合状態で供給する場合、発電部の冷却は一般に表面からの放熱に依存することから、出力密度を大きくすることが出来ないという問題が生ずる。また、出力密度を高める場合には一般に冷却器などの冷却機構を設ける必要があり、この場合には、装置の小型化、システムの簡便化が困難になる。
これに対し、生成水を回収しながら濃度を一定に保つ方法では、出力密度を高くして発電部分の温度が高くなった場合でも、液体燃料を循環しているため、この循環している液体燃料によって発電部分を冷却することが出来る。図5はこのような循環系を用いた燃料電池装置のブロック図である。発電部であるセルスタック100と、燃料であるメタノールを循環流路に混合する混合器104と、及び冷却器102とがそれぞれ循環流路によって接続されている。セルスタック100と混合器104の間の配管105には、セルスタック100で消費されたメタノールを差し引いた液体燃料が還流し、混合器104にはバルブ118及びポンプ116を介して燃料貯蔵部120からメタノールが供給されると共にセルスタック100で生じた水分を含む気体がバルブ130を介して冷却器ドレイン128に送られ、水を分離される。該水がバルブ126、フィルター124、ポンプ122を介して供給される。また、セルスタック100には、ブロア106、フィルター108、バルブ110を介して酸化剤としての空気が導入される。混合器104と冷却器102の間の循環流路113にはフィルター114、バルブ112が設けられ、冷却器102で冷却された液体燃料がセルスタック100に供給される。
図6は図5の装置の循環系での温度分布を示す図である。図5の各領域A〜Fに対応して、図6では温度を模式的に示している。領域Aは発電部であるセルスタック100であり、領域Bはセルスタック100と混合器104の間の配管105であり、領域Cは混合器104である。また、領域Dは混合器104と冷却器102の間の循環流路113であり、領域Eは冷却器102であり、領域Fは冷却器102とセルスタック100の間の還流流路である。
図6に示すように、セルスタック100の領域Aが最も高い温度を示し、そこから液体燃料の循環経路に従って徐々に温度が低くなるような温度分布を示している。冷却器102の領域Eでは温度が一段と低くなり、冷却された液体燃料がセルスタック100に供給される構造になっている。
しかし、循環している液体燃料が発電部であるセルスタック100の熱を奪って温度が上昇するため、運転条件によっては混合器104の温度が上昇し、蒸発による燃料の損失や、冷却器102での気泡混入による冷却効率の低下などで発電効率が低下するという問題が発生する。このような発熱に起因する問題が解決できない場合、混合器104ではその温度が高くなってしまうことから、燃料の蒸発による無駄な燃料の損失や、冷却機構への気泡の混入など、発電効率の低下を招くことになってしまう。
本発明は、水を混合させた液体燃料を循環させて発電を行う燃料電池装置において燃料の蒸発による無駄な燃料の損失や冷却機構への気泡の混入などを防止して発電効率の低下を未然に防止できる燃料電池装置と発電方法を提供することを目的とする。
上述の課題を達成するため、本発明の第1の燃料電池装置は、水と混合して用いる液体燃料を循環させて発電を行う燃料電池装置において、前記液体燃料を循環させる発電部と、前記液体燃料の循環流路であって前記発電部の燃料流入側に形成され該液体燃料を冷却する冷却器と、前記発電部の燃料流出側に配置され、前記発電部で前記液体燃料に混入した気体を分離すると共に、前記発電部から流出する前記液体燃料新たな液体燃料及び水を混合する混合器とを備え、前記発電部で温度上昇した前記液体燃料が前記冷却器で冷却された前記液体燃料の一部と前記混合器で混合されることを特徴とする。
本発明の第2の燃料電池装置は、上記第1の燃料電池装置と同様の構成を有し、前記発電部で温度上昇した前記液体燃料が前記冷却器で冷却された前記液体燃料の一部と、前記混合器と前記発電部との間の循環流路の一部で混合されることを特徴とする。
液体燃料を循環させて発電を行っている状態において、発電部は温度上昇を示し、その温度上昇した発電部を還流する前記液体燃料も温度が高くなってしまう。本発明の燃料電池装置によれば、昇温した前記液体燃料に前記冷却器で冷却された前記液体燃料の一部が混合されることで、温度が平均化され、結果として前記液体燃料の温度を下げることができる。従って、燃料の蒸発による無駄な燃料の損失などを防止することができる。
また、本発明の第1の発電方法では、水と混合して用いる液体燃料を循環させて発電を行う発電方法において、冷却器で前記液体燃料を冷却する工程と、冷却された前記液体燃料を発電を行う発電部に流入させる工程と、前記発電部で前記液体燃料に混入した気体を分離すると共に、前記発電部から流出する前記液体燃料新たな液体燃料及び水を混合する工程とを備え、前記発電部で温度上昇した前記液体燃料と前記冷却器で冷却された前記液体燃料の一部を、前記発電部の燃料流出側に配置され、前記発電部で前記液体燃料に混入した気体を分離すると共に、前記発電部から流出する前記液体燃料、新たな液体燃料及び水を混合する混合器で混合することを特徴とする。
本発明の第2の発電方法では、上記第1の発電方法と同様の工程を備え、前記発電部で温度上昇した前記液体燃料と前記冷却器で冷却された前記液体燃料の一部を、前記発電部の燃料流出側に配置され、前記発電部で前記液体燃料に混入した気体を分離すると共に、前記発電部から流出する前記液体燃料、新たな液体燃料及び水を混合する混合器および前記発電部の間の循環流路の一部で混合することを特徴とする。
本発明の燃料電池装置及び本発明の発電方法によれば、前記発電部の燃料流出側で液体燃料を冷却し、前記発電部で液体燃料に混入した気体を分離するようにしたので、燃料の蒸発による無駄な燃料の損失や冷却機構への気泡の混入などを防止して発電効率の低下を未然に防止できる。
本発明の好適な実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1は第1の実施の形態にかかる燃料電池装置を示す図であり、図2は図1の各領域A〜Fについての温度分布を示す棒グラフである。
図1に示すように、本実施の形態の燃料電池装置は、例えばメタノールなどのアルコール系の液体燃料を循環し、生成水を回収しながら該液体燃料の濃度を一定に保って発電をする機構を有している。
まず、循環系を構成する流路には、発電部であるセルスタック10と、燃料であるメタノールを循環流路に混合する混合器14と、及び循環する液体燃料を冷却するための冷却器12とが設けられている。
セルスタック10は、例えば複数の膜電極構造体(MEA)を用いた燃料電池のセルを積層した構造体であり、各膜電極構造体はセパレータなどによって分離されながらも積層されている。燃料電池のセルの酸素極側には空気がセパレータに形成された溝などを通過して供給され、燃料電池のセルの水素極側には循環されている液体燃料がセパレータに形成された溝などを介して供給される。各膜電極構造体の両表面には、例えば層構造の触媒部や集電体部が形成され、これら触媒部や集電体部に挟まれてプロトン伝導体膜が形成される。このセルスタック10では発電中には発電部分の熱を奪って液体燃料もその温度が高くなってしまい、一例としては、セルスタック10の温度は70〜80℃程度になる。
このようなセルスタック10の液体燃料の流出側には、液体燃料を通すための配管11が形成されており、この配管11によってセルスタック10から流出した液体燃料は混合器14に送られる。混合器14は、セルスタック10から供給される液体燃料に発電時に混入した気体を分離して排気することができる。この混合器14では、セルスタック10で消費された燃料を補給することができ、更に水も供給されることから、液体燃料の燃料濃度を調整することも可能である。混合器14には、メタノールの如き液体燃料を貯めることができる燃料貯蔵部30がバルブ28及びポンプ26を介して接続され、この燃料貯蔵部30から供給されるメタノール系の液体燃料が発電に用いられる。また、混合器14には、冷却器ドレイン38からの水がバルブ36、フィルター34、及びポンプ32を介して供給され、この水が混合器14でメタノール系の液体燃料と混合される。なお、冷却器ドレイン38にはセルスタック10での反応により生成された水分を含んだ気体がバルブ40を介して供給され、この冷却器ドレイン38で冷却効果によって液相である水に変換される。冷却器ドレイン38で余った気体は冷却器ドレイン38から排出される。
混合器14では、冷却器ドレイン38からの水と、燃料貯蔵部30からの液体燃料と、セルスタック10から循環してきた液体燃料とが混合されるが、本実施の形態では後述するように冷却器12で冷却された液体燃料の一部も配管15を介して流入して混合される。混合器14の流出側には、配管13が設けられて冷却器12に接続される。この配管13には、フィルター24とバルブ22が設けられている。
混合器14に一端が接続する配管13の他端には、液体燃料を冷却するための冷却器12が設けられている。特に、本実施の形態においては、冷却器12で冷却された液体燃料は、セルスタック10に対して配管17を介して供給されるだけではなく、混合器14にも配管15を介して戻されるように供給される。このような冷却器12で冷却された液体燃料の供給によって、混合器14の温度を下げることができ、無駄な燃料の損失などを未然に防ぐことができる。
セルスタック10の酸素極側には、ブロア16、フィルター18、バルブ20を介して酸化剤としての空気が導入される。ここでブロア16によって送り込まれた空気は、その一部の酸素分がMEAの伝導体膜を透過したプロトンと反応し、水を生成する。この水は空気と一緒にセルスタック10の外部に排出され、前述の冷水器ドレイン38に到達したところで、気相から液相に変換される。
概ね以上の構成を有する本実施の形態の燃料電池装置は、冷却器12で冷却された液体燃料は、セルスタック10に対して供給されるだけではなく、混合器14にも配管15を介して戻されるように供給される。従って、混合器14には冷却器12で冷却された液体燃料が作動中高温なセルスタック10を介さずに直接的に冷却されることになり、その温度低減効果は顕著である。なお、冷却器12と混合器14の間を接続する配管15にもバルブなどの調節機構を設けることもできる。
図2は図1の各領域A〜Gの温度分布を示しており、セルスタック10の領域Aと配管11の領域Bにおいては、従来と特段の変化のない温度分布を示しているが、冷却器12から直接導かれている配管15に対応する領域Gでは、冷却された液体燃料によって温度が30℃よりも低い程度の温度となり、その配管15によって冷却された液体燃料が供給される混合器14もその温度が低くなる(図2の領域C)。従って、この混合器14での排気に燃料が混じって蒸発してしまうような問題を抑制することができ、冷却器12へ送られる液体燃料中に混在する気泡も低減させることができる。
次に、図3及び図4を参照して他の実施の形態について説明する。図3は第2の実施の形態にかかる燃料電池装置を示す図であり、図4は図1の各領域A〜Fについての温度分布を示す棒グラフである。
図3に示すように、本実施の形態も前述の燃料電池装置と同様に、例えばメタノールなどのアルコール系の液体燃料を循環し、生成水を回収しながら該液体燃料の濃度を一定に保って発電をする機構を有している。
まず、循環系を構成する流路には、発電部であるセルスタック50と、燃料であるメタノールを循環流路に混合する混合器54と、及び循環する液体燃料を冷却するための冷却器52とが設けられている。
セルスタック50は、例えば複数の膜電極構造体(MEA)を用いた燃料電池のセルを積層した構造体であり、各膜電極構造体はセパレータなどによって分離されながらも積層されている。燃料電池のセルの酸素極側には空気がセパレータに形成された溝などを通過して供給され、燃料電池のセルの水素極側には循環されている液体燃料がセパレータに形成された溝などを介して供給される。各膜電極構造体の両表面には、例えば層構造の触媒部や集電体部が形成され、これら触媒部や集電体部に挟まれてプロトン伝導体膜が形成される。このセルスタック50では発電中には発電部分の熱を奪って液体燃料もその温度が高くなってしまい、一例としては、セルスタック50の温度は70〜80℃程度になる。
このようなセルスタック50の液体燃料の流出側には、液体燃料を通すための配管51が接続されているが、この配管51の中途には合流部53が形成されており、冷却器52で冷却された液体燃料の一部も配管55を介して流入し、この合流部53で混合される。合流部53で冷却された液体燃料と混合された循環する液体燃料は更に配管57を介して混合器54に送られる。
混合器54は、セルスタック50から供給される液体燃料に発電時に混入した気体を分離して排気することができる。この混合器54では、セルスタック50で消費された燃料を補給することができ、更に水も供給されることから、液体燃料の燃料濃度を調整することも可能である。混合器54には、メタノールの如き液体燃料を貯めることができる燃料貯蔵部70がバルブ68及びポンプ66を介して接続され、この燃料貯蔵部70から供給されるメタノール系の液体燃料が発電に用いられる。また、混合器54には、冷却器ドレイン78からの水がバルブ76、フィルター74、及びポンプ72を介して供給され、この水が混合器54でメタノール系の液体燃料と混合される。なお、冷却器ドレイン78にはセルスタック50での反応により生成された水分を含んだ気体がバルブ80を介して供給され、この冷却器ドレイン78で冷却効果によって液相である水に変換される。冷却器ドレイン78で余った気体は冷却器ドレイン78から排出される。
混合器54では、冷却器ドレイン78からの水と、燃料貯蔵部70からの液体燃料と、セルスタック50から循環してきた液体燃料とが混合される。本実施の形態では後述するように混合器54の流出側には、配管59が設けられて冷却器52に接続される。この配管59には、フィルター64とバルブ62が設けられている。
混合器54に一端が接続する配管59の他端には、液体燃料を冷却するための冷却器52が設けられている。特に、本実施の形態においては、冷却器52で冷却された液体燃料は、セルスタック50に対して供給されるだけではなく、合流部53にも配管55を介して供給される。このような冷却器52で冷却された液体燃料の供給によって、合流部53で液体燃料の温度を下げて更には混合器54の温度を下げることができ、無駄な燃料の損失などを未然に防ぐことができる。
セルスタック50の酸素極側には、ブロア56、フィルター58、バルブ60を介して酸化剤としての空気が導入される。ここでブロア56によって送り込まれた空気は、その一部の酸素分がMEAの伝導体膜を透過したプロトンと反応し、水を生成する。この水は空気と一緒にセルスタック50の外部に排出され、前述の冷水器ドレイン78に到達したところで、気相から液相に変換される。
概ね以上の構成を有する本実施の形態の燃料電池装置は、冷却器52で冷却された液体燃料は、セルスタック50に対して供給されるだけではなく、合流部53にも配管55を介して供給され、一旦合流部53を冷却した液体燃料が混合器54にも供給される。従って、混合器54での温度の低減効果が得られると共に、先の実施の形態に比べて、混合器の構造を従来のまま(図5参照。)とすることができる。なお、冷却器12と合流部53の間を接続する配管55にもバルブなどの調節機構を設けることもできる。
図4は図3の各領域A〜Hの温度分布を示しており、セルスタック50の領域Aと配管51の領域Bにおいては、従来と特段の変化のない温度分布を示しているが、冷却器52から直接導かれている配管55に対応する領域Gでは、冷却された液体燃料によって温度が30℃よりも低い程度の温度となり、その配管55とセルスタック50で昇温された液体燃料が混ぜ合わされる合流部53の領域Hやその次の混合器54もその温度が低くなる(図4の領域C)。従って、この混合器54での排気に燃料が混じって蒸発してしまうような問題を抑制することができ、冷却器52へ送られる液体燃料中に混在する気泡も低減させることができる。
本発明の実施の形態の一例の燃料電池装置の流体フロー図である。 図1の燃料電池装置の各領域A〜Gの温度分布を示す図である。 本発明の実施の形態の他の一例の燃料電池装置の流体フロー図である。 図3の燃料電池装置の各領域A〜Hの温度分布を示す図である。 従来の一例の燃料電池装置の流体フロー図である。 図6の燃料電池装置の各領域A〜Fの温度分布を示す図である。
符号の説明
10、50 セルスタック
11、13、15、51、55、57、59 配管
12、52 冷却器
14、54 混合器
30、70 燃料貯蔵部
53 混合部
38、78 冷却器ドレイン
26、32、66、72 ポンプ
20、22、28、40、60、66、72、80 バルブ
16、56 ブロア

Claims (5)

  1. 水と混合して用いる液体燃料を循環させて発電を行う燃料電池装置において、
    前記液体燃料を循環させる発電部と、
    前記液体燃料の循環流路であって前記発電部の燃料流入側に形成され該液体燃料を冷却する冷却器と、
    前記発電部の燃料流出側に配置され、前記発電部で前記液体燃料に混入した気体を分離すると共に、前記発電部から流出する前記液体燃料新たな液体燃料及び水を混合する混合器とを備え、
    前記発電部で温度上昇した前記液体燃料が前記冷却器で冷却された前記液体燃料の一部と前記混合器で混合される
    燃料電池装置。
  2. 水と混合して用いる液体燃料を循環させて発電を行う燃料電池装置において、
    前記液体燃料を循環させる発電部と、
    前記液体燃料の循環流路であって前記発電部の燃料流入側に形成され該液体燃料を冷却する冷却器と、
    前記発電部の燃料流出側に配置され、前記発電部で前記液体燃料に混入した気体を分離すると共に、前記発電部から流出する前記液体燃料新たな液体燃料及び水を混合する混合器とを備え、
    前記発電部で温度上昇した前記液体燃料が前記冷却器で冷却された前記液体燃料の一部と、前記混合器と前記発電部との間の循環流路の一部で混合される
    燃料電池装置。
  3. 前記液体燃料は前記混合器で濃度が調整される、請求項1または2に記載の燃料電池装置。
  4. 水と混合して用いる液体燃料を循環させて発電を行う発電方法において、
    冷却器で前記液体燃料を冷却する工程と、
    冷却された前記液体燃料を発電を行う発電部に流入させる工程と、
    前記発電部で前記液体燃料に混入した気体を分離すると共に、前記発電部から流出する前記液体燃料新たな液体燃料及び水を混合する工程とを備え、
    前記発電部で温度上昇した前記液体燃料と前記冷却器で冷却された前記液体燃料の一部を、前記発電部の燃料流出側に配置され、前記発電部で前記液体燃料に混入した気体を分離すると共に、前記発電部から流出する前記液体燃料、新たな液体燃料及び水を混合する混合器で混合する
    発電方法。
  5. 水と混合して用いる液体燃料を循環させて発電を行う発電方法において、
    冷却器で前記液体燃料を冷却する工程と、
    冷却された前記液体燃料を発電を行う発電部に流入させる工程と、
    前記発電部で前記液体燃料に混入した気体を分離すると共に、前記発電部から流出する前記液体燃料新たな液体燃料及び水を混合する工程とを備え、
    前記発電部で温度上昇した前記液体燃料と前記冷却器で冷却された前記液体燃料の一部を、前記発電部の燃料流出側に配置され、前記発電部で前記液体燃料に混入した気体を分離すると共に、前記発電部から流出する前記液体燃料、新たな液体燃料及び水を混合する混合器と前記発電部との間の循環流路の一部で混合する
    発電方法。
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