JP4586587B2 - 給電制御装置、給電装置、及び給電システム - Google Patents

給電制御装置、給電装置、及び給電システム Download PDF

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Description

本発明は、電源供給及び通信に共用される導体線を介して負荷へ電源電流を供給する複数の給電装置の動作を制御する給電制御装置、及びこの給電装置に関する。そして、このような給電制御装置、及び給電装置を用いた給電システムに関する。
近年、電源供給及び通信に共用される導体線に、この導体線を介して電源電圧に通信信号を重畳させることにより互いに通信可能に構成された複数台の電力線搬送通信装置と、その導体線を介して電力線搬送通信装置に電源供給を行う給電装置とを接続した給電システムが用いられている。このような給電システムでは、1台の給電装置で給電を行うと、給電装置に必要とされる電流容量、すなわち給電装置が出力できる出力電力量を増大させる必要があるためコストが増大したり、給電装置が何らかの異常により給電を停止すると導体線に接続されたすべての電力線搬送通信装置が動作を停止したりするため信頼性を損なう、という不都合がある。そこで、電流容量が小さい安価なDC−DCコンバータを複数並列に接続して給電装置を構成するようにした給電装置が知られている(例えば、特許文献1。)。
しかし、複数のDC−DCコンバータを並列に接続した場合、各DC−DCコンバータの特性ばらつきにより各DC−DCコンバータの出力電流が等しくならず、一部のDC−DCコンバータの出力電流が増大して回路寿命が短縮されたり、給電装置に入力される電力に対する給電装置が出力する電力の比である効率が低下したりするという問題があった。
図17は、背景技術に係る給電システムの構成を示すブロック図である。図17に示す給電システム101は、導体線102と、電力線搬送通信装置である複数の端末装置103と、導体線102を介して複数の端末装置103へ動作用電源電圧を供給する給電装置104とを備えている。
給電装置104は、外部に接続された商用交流から直流化された電圧や外部接続された例えばバッテリ等の直流電源から出力された直流電圧Eを受電し、端末装置103の動作用の電源電圧Voに変換して導体線102へ供給する直流電源回路である。給電装置104は、上述のような問題を解決するべく、直流電圧Eを電源電圧Voに変換するDC−DCコンバータ105,106と、DC−DCコンバータ105,106から出力された電流をそれぞれ検出する電流検出部107,108と、電流検出部107,108で検出された電流値に基づいて出力電流を等しくするべくDC−DCコンバータ105,106の動作を制御する制御部109とを備えている。
これにより、複数のDC−DCコンバータを並列に接続して電流容量を確保しつつ、一部のDC−DCコンバータの出力電流が増大して回路寿命が短縮されたり効率が低下したりすることを抑制するようにされている。
特開2001−95232号公報
ところで、図17に示す給電システム101では、例えば端末装置103を増設する場合、消費電流が増大して給電装置104の電流容量が不足すると、DC−DCコンバータを後から増設して給電装置104の電流容量を増大させようとしても、制御部109が増設されたDC−DCコンバータの動作を制御できないためにDC−DCコンバータを増設して電流容量を増大させることが困難であるという不都合があった。
また、給電システム101の信頼性を向上させるためには、給電システム101の一部で発生した異常を給電システム101全体に波及させないために複数のDC−DCコンバータを分散して配置することが望ましいが、給電装置104においては、制御部109とDC−DCコンバータ105,106との間は、導体線102とは別の信号線によって制御信号がやり取りされるため、複数のDC−DCコンバータを分散して配置するためには導体線102とは別の制御信号用の信号配線を配線するための作業工数や配線コストの増大を招くという不都合があった。
本発明は、このような問題に鑑みて為された発明であり、複数の給電装置における動作状態を均衡させつつ給電装置を分散配置することが容易な給電制御装置、及び給電装置を提供することを目的とする。そして、このような給電制御装置、及び給電装置を用いた給電システムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の第1の手段に係る給電制御装置は、電源供給及び通信に共用される導体線を介して負荷へ電源電流を供給する複数の給電装置の動作を制御する給電制御装置であって、前記導体線に接続された各給電装置から、各給電装置が前記導体線へ出力している電流を示す動作情報を、前記導体線を介した通信により受信する受信部と、前記受信部により受信された前記動作情報に基づいて、前記複数の給電装置から前記導体線へ出力されている電流の総和を算出する供給電流量算出部と、前記供給電流量算出部により算出された電流の総和を、前記複数の給電装置に分配するべく各給電装置に割当てる第1の割当部と、前記第1の割当部により各給電装置に割当てられた電流を、当該各給電装置からそれぞれ前記導体線へ出力させる出力電流指示を、前記導体線を介した通信により前記各給電装置へ送信する送信部とを備えることを特徴としている。
また、上述の給電制御装置において、前記第1の割当部は、前記供給電流量算出部により算出された電流の総和を前記各給電装置の供給電流が等しくなるように前記各給電装置に割当てることを特徴としている。
また、上述の給電制御装置において、前記各給電装置における出力電流と効率との関係を示した効率特性情報を記憶する特性情報記憶部をさらに備え、前記第1の割当部は、前記特性情報記憶部に記憶されている前記効率特性情報に基づいて、前記供給電流量算出部により算出された電流の総和を前記各給電装置の効率が等しくなるように前記各給電装置に割当てることを特徴としている。
また、上述の給電制御装置において、前記複数の給電装置における電流容量に関する情報を予め記憶する電源情報記憶部と、前記電源情報記憶部に記憶される電流容量に関する情報に基づき前記複数の給電装置における電流容量の総和を取得すると共に、当該取得した電流容量の総和と前記総和算出部により算出された電流の総和との差分に基づき、前記複数の給電装置の電流容量の範囲内でさらに増加させることができる出力電流量を電流余裕量として算出する電流余裕算出部と、前記電流余裕算出部により算出された電流余裕量を報知する報知部とをさらに備えることを特徴としている。
また、上述の給電制御装置において、前記導体線に接続された各給電装置が前記導体線から取り外される旨の取外し情報を前記導体線を介した通信により取得する取外し処理部をさらに備え、前記第1の割当部は、前記取外し処理部により前記取外し情報が取得された場合に、当該取外し情報を送信した給電装置から前記受信部により受信された前記動作情報で示される電流を、当該取外し情報を送信した給電装置を除く他の給電装置に割当てることを特徴としている。
そして、本発明の第2の手段に係る給電装置は、電源供給及び通信に共用される導体線を介して負荷へ電源電流を供給する給電装置であって、前記導体線に接続された前記給電装置の動作を制御する給電制御装置へ、前記給電装置が前記導体線へ出力している電流を示す動作情報を、前記導体線を介した通信により送信する動作情報送信部と、前記給電制御装置から、前記導体線へ供給する電流を指示する出力電流指示を、前記導体線を介した通信により受信する指示受信部と、前記指示受信部により受信された出力電流指示に応じて、前記導体線へ電流を出力する電源部とを備え、前記給電制御装置は、上述のいずれかに記載の給電制御装置であることを特徴としている。
また、本発明の第3の手段に係る給電装置は、電源供給及び通信に共用される導体線を介して負荷へ電源電流を供給する給電装置であって、前記導体線に接続された他の給電装置へ、前記導体線へ出力している電流を示す動作情報を、前記導体線を介した通信により送信する動作情報送信部と、前記導体線に接続された他の給電装置から、前記動作情報を前記導体線を介した通信により受信する動作情報受信部と、前記動作情報受信部により受信された前記動作情報に基づいて、前記複数の給電装置から前記導体線へ供給されている電流の総和を算出する供給電流量算出部と、前記供給電流量算出部により算出された電流の総和を、前記複数の給電装置に分配するべく自機の出力電流を決定する第2の割当部と、前記第2の割当部により決定された出力電流を、前記導体線へ出力する電源部とを備えることを特徴としている。
そして、本発明の第4の手段に係る給電システムは、電源供給及び通信に共用される導体線を介して負荷へ電源電流を供給する複数の給電装置と、前記給電装置の動作を制御する給電制御装置とを備え、前記給電装置は上述の給電装置であり、前記給電制御装置は上述のいずれかに記載の給電制御装置であることを特徴としている。
さらに、本発明の第5の手段に係る給電システムは、電源供給及び通信に共用される導体線を介して負荷へ電源電流を供給する複数の給電装置を備え、前記給電装置は上述の給電装置であることを特徴としている。
このような構成の給電制御装置、給電装置、及びこれを用いた給電システムは、給電装置における動作情報送信部によって導体線へ出力している電流を示す動作情報が、導体線を介した通信により給電制御装置へ送信される。そして、給電制御装置における受信部によって、導体線に接続された各給電装置から各給電装置が導体線へ出力している電流を示す動作情報が導体線を介した通信により受信され、供給電流量算出部によって、動作情報に基づいて複数の給電装置から導体線へ出力されている電流の総和が算出され、第1の割当部によって、この電流の総和が複数の給電装置に分配するべく各給電装置に割当てられる。さらに、第1の割当部により各給電装置に割当てられた電流を各給電装置からそれぞれ導体線へ出力させる出力電流指示が、導体線を介した通信により各給電装置へ送信される。そして、給電装置における指示受信部によって、この出力電流指示が受信され、この出力電流指示に応じて、電源部から導体線へ電流が出力されるので、給電制御装置によって、遠隔に配置された給電装置の出力電流を導体線を介した通信によって制御することができ、複数の給電装置における動作状態を均衡させつつ給電装置を分散配置することが容易となる。
そして、このような構成の給電装置、及びこれを用いた給電システムは、動作情報送信部によって、導体線に接続された他の給電装置へ導体線へ出力している電流を示す動作情報が導体線を介した通信により送信され、動作情報受信部によって、導体線に接続された他の給電装置から動作情報が導体線を介した通信により受信され、供給電流量算出部によって、動作情報受信部により受信された動作情報に基づいて、複数の給電装置から導体線へ供給されている電流の総和が算出され、第2の割当部によって、供給電流量算出部により算出された電流の総和を複数の給電装置に分配するべく自機の出力電流が決定され、電源部によって、第2の割当部により決定された出力電流が導体線へ出力されるので、遠隔に配置された複数の給電装置が導体線を介して互いに自機の動作情報を送受信することにより、給電制御装置を用いることなく複数の給電装置における動作状態を均衡させつつ給電装置を分散配置することが容易となる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る給電制御装置及び給電装置を用いた給電システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示す給電システム1は、電源供給及び通信に共用される二線で一対の導体線LNに、給電制御装置2と、複数の給電装置3−1,3−2,・・・,3−nと、複数の端末装置4(負荷)とが接続されて構成されている。なお、本明細書において、複数の給電装置3−1,3−2,・・・,3−nについて総称する場合には添え字を省略した参照符号で示し、個別の構成を指す場合には添え字を付した参照符号で示す。
端末装置4は、例えば、複数の給電装置3によって導体線LNに印加される直流の電源電圧Voに通信信号を重畳させることにより、他の端末装置4との間で互いに通信可能に構成された電力線搬送通信を行う機器であり、例えば、照明機器、空調装置等の家電機器やセンサ等の電力線搬送通信装置である。そして、端末装置4は、複数の給電装置3から導体線LNを介して供給された直流電源電流により、動作するようになっている。なお、端末装置4は、複数の給電装置3から導体線LNを介して供給された電力により動作する負荷機器であればよく、必ずしも電力線搬送通信装置でなくてもよい。
図2は、図1に示す給電装置3の構成の一例を示すブロック図である。図2に示す給電装置3は、外部に接続された商用交流から直流化された電圧や外部接続された例えばバッテリ等の直流電源から出力された直流電圧Eを受電し、端末装置4の動作用の一定の電圧である電源電圧Voに変換して導体線LNへ出力する直流定電圧電源装置である。給電装置3は、出力電圧を電源電圧Voで一定に保ちつつ、導体線LNを介して端末装置4へ出力する出力電流を調整することにより、端末装置4へ供給する電力量を調整するようになっている。
給電装置3は、例えば、受信部31(指示受信部)と、制御部32(電流制御部)と、電源部33と、出力電流検出部34と、記憶部35と、送信部36(動作情報送信部)とを備えて構成されている。なお、給電装置3は、直流電圧Eを受電して電源電圧Voに変換するものに限定されず、交流電圧を受電して電源電圧Voに変換するものであってもよい。
受信部31は、給電制御装置2により導体線LNの電源電圧に重畳された出力電流指示を示す通信信号を受信して、制御部32で処理可能な信号形式に変換して出力する受信回路である。制御部32は、例えばマイクロコンピュータを備えて構成された制御回路部で、受信部31で受信された通信信号に基づいて、電源部33の出力電流を調整したり、出力電流検出部34で検出された電源部33の出力電流を示す動作情報を送信部36によって導体線LNを介して給電制御装置2へ送信させたりする。
電源部33は、外部から供給された直流電圧Eを電源電圧Voに変換して導体線LNへ出力するDC−DCコンバータで、例えば降圧形チョッパ回路等のスイッチング電源回路を用いて構成されており、制御部32からの制御信号に応じて出力電流を調整する。出力電流検出部34は、制御部32からの制御信号に応じて電源部33から出力された電流を検出すると共に、その電流値を示す動作情報を送信部36へ出力する。
記憶部35は、自機に付与された通信アドレス及び自機のID(identification)情報や、給電制御装置2の通信アドレス等を記憶する記憶部で、例えば不揮発性メモリの一例であるROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)や、揮発性メモリの一例であるRAM(Random Access Memory)等を用いて構成されている。
送信部36は、出力電流検出部34から出力された動作情報と記憶部35に記憶されている自機の通信アドレス及びID情報とを、電力線搬送通信による通信信号として導体線LNの電源電圧に重畳させて、記憶部35に記憶されている給電制御装置2の通信アドレス宛に導体線LNを介して送信する。
図3は、図1に示す給電制御装置2の構成の一例を示すブロック図である。図3に示す給電制御装置2は、受信部21と、電源情報記憶部22と、特性情報記憶部23と、送信部24と、表示部25(報知部)と、制御情報生成部26とを備えている。
受信部21は、給電装置3により導体線LNの電源電圧に重畳された動作情報を示す通信信号を受信し、制御情報生成部26で処理可能な信号形式に変換して出力する受信回路である。電源情報記憶部22は、各給電装置3のID情報と、各給電装置3が正常に出力することができる電流の上限値である電流容量とを対応付けた電源情報を予め記憶する記憶部である。
特性情報記憶部23は、各給電装置3の出力電流と効率との関係を示した効率特性情報を記憶する記憶部である。効率は、給電装置3に外部から入力される電力に対する給電装置3から導体線LNへ出力される電力の比率であり、例えば、(給電装置3から導体線LNへ出力される電力)/(給電装置3に外部から入力される電力)×100として、パーセントで表されている。電源情報記憶部22及び特性情報記憶部23は、例えば不揮発性メモリの一例であるROM、EEPROMや、揮発性メモリの一例であるRAM等を用いて構成されている。
また、電源情報記憶部22における電源情報や、特性情報記憶部23における効率特性情報は、例えばユーザがパーソナルコンピュータや専用の設定端末等を、図略のインターフェイス回路を用いて給電制御装置2に接続し、これら設定端末等を用いて予め電源情報記憶部22及び特性情報記憶部23に記憶させる構成としてもよい。
送信部24は、制御情報生成部26から出力された出力電流指示を、電力線搬送通信による通信信号として導体線LNの電源電圧に重畳させて、各給電装置3へ導体線LNを介して送信する。表示部25は、例えば液晶表示器を用いた表示装置である。
制御情報生成部26は、例えば所定の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)と、所定の制御プログラムが記録されたROMと、データを一時的に記録するRAMとを備えて構成され、ROMに記憶された制御プログラムを実行することにより、供給電流量算出部261、割当部262(第1の割当部)、電流余裕算出部263、及び取外し処理部264として機能する。
次に、上述のように構成された給電システム1の動作について説明する。図4は、給電システム1の動作を説明するための説明図である。図5は、給電制御装置2の動作を説明するためのフローチャートである。図6は、給電装置3の動作を説明するためのフローチャートである。まず、図5を参照して給電制御装置2における制御情報生成部26からの動作情報要求信号が、送信部24によって、導体線LNを介して各給電装置3へ送信される(ステップS11)。そうすると、図4に示すように、給電制御装置2から送信された動作情報要求が各給電装置3へ送信され、図6に示すように給電制御装置2からの動作情報要求信号が各給電装置3における受信部31で受信され、制御部32へ出力される(ステップS21)。
次に、制御部32からの制御信号に応じて給電装置3の供給電流が出力電流検出部34により検出され、その供給電流が動作情報として送信部36へ出力される。そして、送信部36によって、出力電流検出部34からの動作情報が導体線LNを介して給電制御装置2へ送信される(ステップS22)。そうすると、図4に示すように、各給電装置3から送信された動作情報が給電制御装置2へ送信され、図5に示すように各給電装置3からの動作情報が給電制御装置2における受信部21で受信され、制御情報生成部26へ出力される(ステップS12)。
次に、供給電流量算出部261によって、各給電装置3から導体線LNへ供給されている電流の総和Isum1が算出され(ステップS13)、供給電流量算出部261により算出された電流の総和Isum1を各給電装置3に分配するべく割当部262によって、供給電流の平均値Iaveが動作目標値として算出される(ステップS14)。
次に、割当部262によって、各給電装置3から得られた動作情報で示される供給電流と、平均値Iaveとが比較され(ステップS15)、全給電装置3について供給電流が平均値Iaveと一致していれば(ステップS15でYES)、全給電装置3について効率が等しくなったものとして、処理を終了する。すなわち、各給電装置3における出力電流と効率との関係を示す効率特性情報が、図7に示す効率特性情報231のように、すべての給電装置3について同一であれば、全給電装置3について供給電流が平均値Iaveと一致、すなわち全給電装置3について供給電流が一致すれば、全給電装置3について効率が等しくなる。
一方、ステップS15において、全給電装置3について供給電流が平均値Iaveと一致していなければ(ステップS15でNO)、全給電装置3について効率が等しくなっていないので、割当部262によって、供給電流が平均値Iaveと一致していない給電装置3について、供給電流をIaveに近づけるべく出力電流を指示する出力電流指示が、割当部262から送信部24へ出力され、送信部24によって導体線LNを介して供給電流が平均値Iaveと一致していない給電装置3へ送信される(ステップS16)。
そうすると、図4に示すように、給電制御装置2から送信された出力電流指示が各給電装置3へ送信され、図6に示すように給電制御装置2からの出力電流指示が各給電装置3における受信部31で受信され、制御部32へ出力される(ステップS23)。そして、制御部32によって、出力電流指示に応じて電源部33の出力電流が調整される(ステップS24)。
具体的には、例えば、図7に示すように、給電システム1において符号A,B,Cで示される3台の給電装置3が存在し、初期状態では給電装置Aは1000mA、給電装置Bは100mA、給電装置Cは400mAの電流を出力している。この場合の各給電装置の出力電流値の平均値Iaveは、500mAとなり、この値が目標値となる(ステップS14)。このとき目標値から出力電流値が離れているほど出力電流の変化量が大きく変化するように、給電装置A,B,Cの出力電流を変化させる。
ここでは、給電装置Aの電流変化量を最も大きく設定し、例えば150mA減らすようにする。また、給電装置Bは100mA増やし、給電装置Cは50mA増やすように出力電流指示を生成する。そして、この出力電流指示が給電装置A,B,Cへ送信され(ステップS16)、給電装置Aの出力電流は850mA、給電装置Bの出力電流は200mA、給電装置Cの出力電流は450mAにされる(ステップS24)。
次に、給電装置A,B,Cは、現在の出力電流を動作情報として給電制御装置2へ送信する(ステップS22)。そして、給電制御装置2における割当部262によって、各給電装置3から得られた動作情報で示される供給電流と、平均値Iaveとが比較され(ステップS15)、まだ給電装置A,B,Cについて出力電流が平均値Iaveと一致していないので(ステップS15でNO)、再び、割当部262によって、目標値に対して、給電装置A,B,Cの出力電流を増大又は減少させる制御方向と、電流の変化量とが設定される。
例えば、今、給電装置Aの出力電流は850mA、給電装置Bの出力電流は200mA、給電装置Cの出力電流は450mAにされているから、目標値に対する差分は、給電装置A、給電装置B、給電装置Cの順に大きいため、割当部262によって、給電装置Aの出力電流を150mA減らし、給電装置Bの出力電流を100mA増やし、給電装置Cの出力電流を50mA増やすべく、出力電流指示が生成される。
そして、この出力電流指示が給電装置A,B,Cへ送信され(ステップS16)、給電装置Aの出力電流は700mA、給電装置Bの出力電流は300mA、給電装置Cの出力電流は500mAにされる(ステップS24)。
次に、給電装置A,B,Cは、現在の出力電流を動作情報として給電制御装置2へ送信する(ステップS22)。そして、給電制御装置2における割当部262によって、各給電装置3から得られた動作情報で示される供給電流と、平均値Iaveとが比較され(ステップS15)、給電装置Cについて出力電流が平均値Iaveと一致し、他の給電装置A,Bについては出力電流が平均値Iaveと一致していないので(ステップS15でNO)、再び、割当部262によって、目標値に対して、給電装置A,Bの出力電流を増大又は減少させる制御方向と、電流の変化量とが設定される。
そうすると、今、給電装置Aの出力電流は700mA、給電装置Bの出力電流は300mAであるから、目標値に対する差分はいずれも200mAで等しいので、割当部262によって、給電装置Aの出力電流を100mA減少させ、給電装置Bの出力電流を100mA増大させるべく、出力電流指示が生成される。そして、この出力電流指示が給電装置A,Bへ送信され(ステップS16)、給電装置A,B,Cの出力電流はすべて500mAにされる結果、すべての給電装置A,B,Cの効率が等しくされる。
これにより、給電制御装置2によって、遠隔に配置された給電装置3の出力電流を導体線LNを介した電力線搬送通信によって制御することができるので、複数の給電装置3における動作状態、すなわち出力電流及び効率を均衡させつつ給電装置3を給電システム1において容易に分散配置することができる。
なお、ステップS16において、割当部262は、出力電流が平均値Iaveと一致していない給電装置3に出力電流を割り当てる際に、当該給電装置3の電流容量を電源情報記憶部22から読み出して、各給電装置3の電流容量を超えない範囲で出力電流を割り当てることが望ましい。これにより、給電装置3が電流容量を超えて、過電流出力状態で動作することが抑制される。
また、給電制御装置2は、図8に示すように、ステップS17において、電流余裕算出部263によって、電源情報記憶部22に記憶されている各給電装置3の電流容量の総和Isum2が算出され(ステップS17)、電流容量の総和Isum2から供給電流の総和Isum1を減算した値が電源余裕量Ixとして算出され、電源余裕量Ixを示すデータが表示部25へ出力され(ステップS18)、表示部25によって、電源余裕量Ixが表示される(ステップS19)ようにしてもよい。
これにより、ユーザは、例えば給電システム1に端末装置4を追加する際に、給電システム1における電流容量の総和の範囲内で現状よりも増加させることができる電流供給量を表示部25により電源余裕量Ixとして知ることができるので、ユーザは、追加する端末装置4の消費電流が電源余裕量Ixを超えないことを確認してから端末装置4を給電システム1に追加することができる。なお、電源情報記憶部22には、予め電流容量の総和Isum2を記憶させておく構成としてもよい。
また、給電システム1において、給電装置3及び端末装置4の数が増減された場合には、導体線LNに供給される電源電圧Voを一定に保つべく各給電装置3の導体線LNへの出力電流が変化する。そこで、各給電装置3における制御部32は、出力電流検出部34により検出される電流値が変化した場合、その電流値を動作情報として送信部36により導体線LNを介して給電制御装置2へ送信させるようにしてもよい。そして、再び給電制御装置2及び給電装置3によって、ステップS12〜S16、及びステップS22〜S24の処理が繰り返されることにより、給電装置3及び端末装置4の数が増減された場合であっても、複数の給電装置3による出力電流及び効率を均衡させることができる。
また、給電装置3は、例えばユーザが当該給電装置3の取外しを指示する図略の操作スイッチを備え、当該操作スイッチによってユーザによる操作入力が受け付けられた場合に、当該給電装置3が導体線LNから取り外される旨の取外し情報と、出力電流検出部34で検出された出力電流を示す動作情報とを、送信部36によって導体線LNを介して給電制御装置2へ送信させるようにしてもよい。
そして、給電制御装置2において、受信部21によって取外し情報と動作情報とが受信されると、取外し処理部264によって、当該受信された動作情報により示される出力電流を他の給電装置3に振り分けるべく割当部262が起動され、割当部262によって、当該取外し情報を送信した給電装置3を除外した他の給電装置3についてステップS14における平均値Iaveが再計算され、ステップS15以降の処理が繰り返されることにより、当該取外し情報を送信した給電装置3を除外した他の給電装置3による導体線LNを介した端末装置4への電流供給が、効率を均衡させつつ行われる。そして、当該取外し情報を送信した給電装置3を除外した他の給電装置3への出力電流の割当てが完了すると、取外し処理部264によって、当該取外し情報を送信した給電装置3を取外し可能である旨の表示が、表示部25により表示される。
これにより、ユーザは、表示部25に表示される給電装置3を取外し可能である旨の表示を確認し、給電システム1から給電装置3を取り外しても端末装置4への電流供給を維持できる状態になってから、給電装置3を取り外すことができるので、給電システム1から給電装置3を取り外す際の電流供給状態を安定化させることができる。
なお、各給電装置3における出力電流と効率との関係を示す効率特性情報が、すべての給電装置3について同一であって、全給電装置3について供給電流を一致させることにより全給電装置3について効率を均衡させる例を示したが、各給電装置3の効率特性情報が異なっていてもよい。
例えば、各給電装置3の効率特性情報が異なっている場合は、例えば各給電装置3の効率特性情報を予め特性情報記憶部23に記憶しておき、割当部262は、ステップS12において各給電装置3から受信した動作情報と、特性情報記憶部23に記憶されている効率特性情報とに基づいて各給電装置3の効率を求め、各給電装置3のうち相対的に効率が低いものを効率を向上させるように出力電流を変化させ、各給電装置3のうち相対的に効率が高いものを効率を低下させるように出力電流を変化させ、これをすべての給電装置3の効率が一致するまで繰り返すことにより、全給電装置3について効率を均衡させるようにしてもよい。
また、ステップS11において、給電制御装置2が動作情報要求を送信してから給電装置3の動作情報が給電制御装置2へ送信される例を示したが、例えば、給電装置3は、給電制御装置2の動作情報要求を待つことなく、所定の時間間隔で定期的に動作情報を給電制御装置2へ送信するようにしてもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る給電制御装置及び給電装置を用いた給電システムについて説明する。図9は、本発明の第2の実施形態に係る給電装置を用いた給電システムの構成の一例を示すブロック図である。図9に示す給電システム1aは、図1に示す給電システム1とは、給電制御装置2を備えず、給電装置3の代わりに給電装置3aを備える点で異なる。図10は、給電装置3aの構成の一例を示すブロック図である。図10に示す給電装置3aは、図2に示す給電装置3とは、電源情報記憶部22、特性情報記憶部23、表示部25、及び制御情報生成部26aをさらに備える点で異なる。また、電源情報記憶部22には、各給電装置3aのID情報と電流容量とに加えて、各給電装置3aの優先順位が対応付けられて記憶されている。また、制御情報生成部26aは、制御情報生成部26と同様、供給電流量算出部261、図略の割当部262a(第2の割当部)、電流余裕算出部263、及び取外し処理部264を備えている。
その他の構成は図2に示す給電装置3と同様であるのでその説明を省略し、以下本実施形態の特徴的な動作について説明する。図11は、給電システム1aの動作を説明するための説明図である。図11において、給電装置3a−1の優先順位が最も高く、以降、参照符号の添え字が大きくなるほど、優先順位が低く設定されている。なお、以降の説明において、説明の簡単のため、優先順位が最も高い給電装置3aを給電装置3a−Cと称し、これを基準電源と称する。また、優先順位が最も低い給電装置3aを給電装置3a−Bと称し、残りの他の給電装置3aを給電装置3a−Aと称する。
図12は、給電装置3a−Cの動作を説明するためのフローチャートである。図13は、給電装置3a−Aの動作を説明するためのフローチャートである。図14は、給電装置3a−Bの動作を説明するためのフローチャートである。なお、同様の動作には同じステップ番号を付し、その説明を省略する。
まず、図12、図13、図14を参照して給電装置3a−C,3a−A,3a−Bにおいて、それぞれ供給電流量算出部261からの制御信号に応じて電源部33の出力電流が出力電流検出部34により検出され、その出力電流が動作情報として送信部36へ出力される。そして、送信部36によって、出力電流検出部34からの動作情報が導体線LNを介して他の全ての給電装置3aへ送信される(ステップS101)。
次に、給電装置3a−C,3a−A,3a−Bにおいて受信部31(動作情報受信部)によって、他の全ての給電装置3aから送信された動作情報が受信され、供給電流量算出部261へ出力される(ステップS102)。そして、供給電流量算出部261によって、取得された動作情報に基づき自機を含む全ての給電装置3aの供給電流の総和Isum1が算出される(ステップS103)。
次に、給電装置3a−Cにおいて、割当部262aによって、総和Isum1に基づき自機の出力電流が決定される。具体的には、例えば、割当部262aによって、総和Isum1を給電装置3aの台数で除した平均電流Iaveが算出されて制御部32へ出力され、制御部32によって、電源部33の出力電流が平均電流Iaveに設定される(ステップS104)。
次に、割当部262aからの制御信号に応じて電源部33の出力電流が出力電流検出部34により検出され、その出力電流が変更動作情報として送信部36へ出力される。そして、送信部36によって、変更動作情報が導体線LNを介して他の全ての給電装置3aへ送信される(ステップS105)。
以下、ステップS106〜S108の動作は、図8におけるステップS17〜S19と同様であるので、その説明を省略する。
次に、図13を参照して、給電装置3a−Aにおいて、受信部31によって、他の給電装置3aから送信された変更動作情報が受信され、割当部262aへ出力される(ステップS201)。そして、割当部262aによって、電源情報記憶部22に記憶されている優先順位が参照され、自機よりも優先順位が高い給電装置3aの変更動作情報が全て受信されたか否かが確認され(ステップS202)、自機よりも優先順位が高い給電装置3aの変更動作情報が全て受信された場合(ステップS202でYES)、自機の出力電流を変更する順番になったと判断されて自機の出力電流を調整するべくステップS203へ移行する一方、自機よりも優先順位が高い給電装置3aの変更動作情報がまだ全て受信されていない場合(ステップS202でNO)、自機よりも優先順位が高い給電装置3aにおいて出力電流の変更動作が終了し、変更動作情報が受信されるのを確認するべく再びステップS201へ移行する。
次に、ステップS203において、割当部262aによって、基準電源と効率が等しくなるように出力電流が調整され、その電流値が固定される(ステップS203)。具体的には、例えば、割当部262aによって、特性情報記憶部23に記憶されている効率特性情報、例えば図15に示す効率特性情報231が参照され、基準電源である給電装置3a−Cから受信した変更動作情報で示される電流値に対応する効率が取得される。図15において、給電装置3a−C,3a−A,3a−Bを、それぞれ符号A,B,Cで表している。
例えば、図15に示すように、基準電源である給電装置3a−Cから受信した変更動作情報で示される電流値が500mA、給電装置3a−Aの出力電流が現状900mAであれば、割当部262aによって、効率特性情報231から基準電源の出力電流500mAに対応する効率が目標効率として読み取られ、その目標効率に対応する出力電流が500mAとして取得される。そして、割当部262aによって、出力電流を目標効率に対応する出力電流500mAにさせる制御信号が制御部32へ出力され、制御部32によって電源部33の出力電流が500mAにされると共に電流値が固定される(ステップS203)。
以上、ステップS201〜S203の処理により、給電装置3a−Cと給電装置3a−Aとの効率を一致させることができる。以下、ステップS105〜S108の動作は、図12における給電装置3a−Cの動作と同様であるので、その説明を省略する。
次に、図14を参照して、最も優先順位の低い給電装置3a−Bにおいて、受信部31によって、他の給電装置3aから送信された変更動作情報が受信され、割当部262aへ出力される(ステップS301)。そして、割当部262aによって、電源情報記憶部22に記憶されている他の給電装置3aのID情報が参照され、給電システム1aにおける他の全ての給電装置3aの変更動作情報が受信されたか否かが確認され(ステップS302)、他の給電装置3aの変更動作情報が全て受信された場合(ステップS302でYES)、自機の出力電流を変更する順番になったと判断されて自機の出力電流を調整するべくステップS303へ移行する一方、他の全ての給電装置3aの変更動作情報が受信されていなければ(ステップ302でNO)、他の全ての給電装置3aにおいて出力電流の変更動作が終了し、変更動作情報が受信されるのを確認するべく再びステップS301へ移行する。
次に、ステップS303において、割当部262aによって、他の全ての給電装置3aから受信した変更動作情報に基づいて、出力電流調整後における他の給電装置3aの供給電流の総和Isum3が算出され(ステップS303)、自機の出力電流IoutがIsum1−Isum3として決定され、出力電流Ioutを出力させる出力電流指示が制御部32へ出力され、制御部32によって、電源部33の出力電流がIoutにされる(ステップS304)。
具体的には、例えば、図15に示すように、初期状態における給電装置3a−C,3a−A,3a−Bの出力電流の総和Isum1が1500mAであって、他の給電装置3a−C,3a−Aから受信した変更動作情報で示される出力電流の総和Isum3が1000mAであれば、給電装置3a−Bの出力電流Ioutは500mAとされ、給電装置3a−C,3a−A,3a−Bの出力電流及び効率が一致する。
なお、優先順位の高い給電装置3aから順に出力電流を決定すると、図16に示すように、最後に出力電流が決定される給電装置3a−Bは、他の給電装置3aとは異なる効率で動作する場合もあるが、給電装置3a−Bを除く他の給電装置3aは、同一の効率で動作させることができるので、給電システム1a全体として、ほぼ給電装置3aの効率を均衡させることができる。
また、最も優先順位が低い給電装置3a−Bは、ステップS301〜S304において、他の給電装置3aにおける出力調整後の供給電流の総和を算出してから自機の出力電流Ioutを算出し、出力する代わりに、例えば常時導体線LNに供給される電源電圧Voを一定に保つ定電圧電源として動作し、他の給電装置3aの出力電流が変化することによる電源電圧Voの変化を吸収するように自機の出力電流Ioutを変化させるようにしてもよい。
これにより、遠隔に配置された複数の給電装置3aが導体線LNを介して互いに自機の動作情報を送受信することにより、給電制御装置2を用いることなく複数の給電装置3における動作状態、すなわち出力電流及び効率を均衡させつつ給電装置3aを給電システム1において容易に分散配置することができる。
本発明の第1の実施形態に係る給電制御装置及び給電装置を用いた給電システムの構成の一例を示すブロック図である。 図1に示す給電装置の構成の一例を示すブロック図である。 図1に示す給電制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 図1に示す給電システムの動作を説明するための説明図である。 図1に示す給電制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示す給電装置の動作を説明するためのフローチャートである。 効率特性情報の一例を示すグラフである。 図1に示す給電装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る給電装置を用いた給電システムの構成の一例を示すブロック図である。 図9に示す給電装置の構成の一例を示すブロック図である。 図9に示す給電システムの動作を説明するための説明図である。 図9に示す給電装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図9に示す給電装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図9に示す給電装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図9に示す給電装置の動作を説明するための説明図である。 図9に示す給電装置の動作を説明するための説明図である。 背景技術に係る給電システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1,1a 給電システム
2 給電制御装置
3,3a 給電装置
4 端末装置
21 受信部
22 電源情報記憶部
23 特性情報記憶部
24 送信部
25 表示部
26,26a 制御情報生成部
31 受信部
32 制御部
33 電源部
34 出力電流検出部
35 記憶部
36 送信部
261 供給電流量算出部
262 割当部
263 電流余裕算出部
264 取外し処理部

Claims (6)

  1. 電源供給及び通信に共用される導体線を介して負荷へ電源電流を供給する複数の給電装置の動作を制御する給電制御装置であって、
    前記導体線に接続された各給電装置から、各給電装置が前記導体線へ出力している電流を示す動作情報を、前記導体線を介した通信により受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記動作情報に基づいて、前記複数の給電装置から前記導体線へ出力されている電流の総和を算出する供給電流量算出部と、
    前記供給電流量算出部により算出された電流の総和を、前記複数の給電装置に分配するべく各給電装置に割当てる第1の割当部と、
    前記第1の割当部により各給電装置に割当てられた電流を、当該各給電装置からそれぞれ前記導体線へ出力させる出力電流指示を、前記導体線を介した通信により前記各給電装置へ送信する送信部と、
    前記各給電装置における出力電流と効率との関係を示した効率特性情報を記憶する特性情報記憶部とを備え、
    前記第1の割当部は、前記特性情報記憶部に記憶されている前記効率特性情報に基づいて、前記供給電流量算出部により算出された電流の総和を前記各給電装置の効率が等しくなるように前記各給電装置に割当てること
    を特徴とする給電制御装置。
  2. 電源供給及び通信に共用される導体線を介して負荷へ電源電流を供給する複数の給電装置の動作を制御する給電制御装置であって、
    前記導体線に接続された各給電装置から、各給電装置が前記導体線へ出力している電流を示す動作情報を、前記導体線を介した通信により受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記動作情報に基づいて、前記複数の給電装置から前記導体線へ出力されている電流の総和を算出する供給電流量算出部と、
    前記供給電流量算出部により算出された電流の総和を、前記複数の給電装置に分配するべく各給電装置に割当てる第1の割当部と、
    前記第1の割当部により各給電装置に割当てられた電流を、当該各給電装置からそれぞれ前記導体線へ出力させる出力電流指示を、前記導体線を介した通信により前記各給電装置へ送信する送信部と、
    前記複数の給電装置における電流容量に関する情報を予め記憶する電源情報記憶部と、
    前記電源情報記憶部に記憶される電流容量に関する情報に基づき前記複数の給電装置における電流容量の総和を取得すると共に、当該取得した電流容量の総和と前記総和算出部により算出された電流の総和との差分に基づき、前記複数の給電装置の電流容量の範囲内でさらに増加させることができる出力電流量を電流余裕量として算出する電流余裕算出部と、
    前記電流余裕算出部により算出された電流余裕量を報知する報知部と
    を備えることを特徴とする給電制御装置。
  3. 前記第1の割当部は、前記供給電流量算出部により算出された電流の総和を前記各給電装置の供給電流が等しくなるように前記各給電装置に割当てること
    を特徴とする請求項1又は2記載の給電制御装置。
  4. 前記導体線に接続された各給電装置が前記導体線から取り外される旨の取外し情報を前記導体線を介した通信により取得する取外し処理部をさらに備え、
    前記第1の割当部は、前記取外し処理部により前記取外し情報が取得された場合に、当該取外し情報を送信した給電装置から前記受信部により受信された前記動作情報で示される電流を、当該取外し情報を送信した給電装置を除く他の給電装置に割当てること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の給電制御装置。
  5. 電源供給及び通信に共用される導体線を介して負荷へ電源電流を供給する給電装置であって、
    前記導体線に接続された前記給電装置の動作を制御する給電制御装置へ、前記給電装置が前記導体線へ出力している電流を示す動作情報を、前記導体線を介した通信により送信する動作情報送信部と、
    前記給電制御装置から、前記導体線へ供給する電流を指示する出力電流指示を、前記導体線を介した通信により受信する指示受信部と、
    前記指示受信部により受信された出力電流指示に応じて、前記導体線へ電流を出力する
    電源部と
    を備え、
    前記給電制御装置は、請求項1〜4のいずれかに記載の給電制御装置であること
    を特徴とする給電装置。
  6. 電源供給及び通信に共用される導体線を介して負荷へ電源電流を供給する複数の給電装置と、
    前記給電装置の動作を制御する給電制御装置と
    を備え、
    前記給電装置は請求項5記載の給電装置であり、
    前記給電制御装置は請求項記載の給電制御装置であること
    を特徴とする給電システム。
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