JP4584968B2 - 貯蔵庫 - Google Patents

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本発明は貯蔵庫に係り、特に柑橘類の貯蔵に適した貯蔵庫に関するものである。
例えば、温州みかんは春先まで品質を保ったまま保存できれば、珍重される物となり市場において高く販売することができる。
ところが、温州みかんを自然貯蔵した場合、気温、湿度が上昇する季節になると、浮皮や腐敗が発生し易くなる。これは果皮から蒸散される水分により果皮の表面近傍が高湿度になることなどが原因とされる。
従って、温州みかんを春先まで貯蔵しようとした場合には、その貯蔵中に温度や湿度を適正に保持することが必要である。
ところで、室内の温度や湿度を調整する場合には、特許文献1に記載のように、通常、冷却器を側壁に設置し、循環ファンを冷却器からある程度離して天井に設置することで、冷却器からその備え付けの冷却ファンにより冷却空気を室内に吹き出させると共に、循環ファンによりその冷却空気を室内で循環させる構成になっている。
特開平7−248142号公報
しかしながら、冷却器から吹き出された冷却空気は、乱流になっており互いに干渉し合うため、循環ファンにより作り出された冷却空気の気流の到達距離には限界がある。しかも、循環ファンは上記した気流の方向を考慮して配置されてはおらず単純に空気を撹拌しているだけである。
従って、上記した構成で貯蔵庫本体の貯蔵空間の隅々まで均一に冷却空気を通風させることは実際上難しく、冷却器に近い場所に貯蔵された柑橘類は過冷却されて低温障害を起こし易い反面、冷却器に遠い場所に貯蔵された柑橘類は冷却されずに上記した浮皮などを発生し易い。
それ故、上記した課題を解決し、温州みかんなどの柑橘類の貯蔵に適した貯蔵庫を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1の発明は、貯蔵庫本体内にその天井板の下方に間隔を開けて仕切り板が水平に備えられ、前記仕切り板の一対の対向する端部側と前記貯蔵庫本体の側壁との間にのみ隙間が開けられて、前記天井板と前記仕切り板との間の隙間空間が気流調整路として、前記仕切り板の下方が貯蔵空間としてそれぞれ構成され、前記端部側が前記気流調整路のそれぞれ流入口と吹出口となっており、冷却器と一対の循環ファンとを備え、前記冷却器は前記気流調整路の流入口の外方に前記流入口に沿って吹き出し口が前記気流調整路の流入口側を向き吸込口が下側を向いた状態で配置され、前記貯蔵空間から空気を吸い込み前記気流調整路に空気を送出する送風ファン内蔵であり、前記一対の循環ファンは前記気流調整路の流入口の外方に前記流入口に沿って前記冷却器を挟んで対向配置され、前記貯蔵空間から空気を吸い込み前記気流調整路に空気を送出するものであり、前記気流調整路の流入口は前記循環ファンおよび前記冷却器の周囲の空間を介して前記貯蔵空間と直接通風可能になっており、前記循環ファンまたは前記冷却器が働くと、前記気流調整路内に前記循環ファンまたは前記冷却器の吹出口から空気が吹き出すと共に、その周囲の空間からも空気が送り出され、両方の空気が混合されることで、前記気流調整路の吹出口から前記貯蔵空間に前記循環ファンまたは前記冷却器から吹き出された空気より風量が増大するが風速は遅くなり、さらに前記冷却器から吹き出された冷却空気は温度が上昇した上で、層流として吹き出され、その空気が前記循環ファンまたは前記冷却器の吸込口側に形成された負圧領域に向かって吸引されることで、前記貯蔵庫本体内に前記気流調整路と前記貯蔵空間との間を冷却された空気が循環する空気循環路が形成されることを特徴とする貯蔵庫である。
請求項の発明は、請求項に記載した貯蔵庫において、貯蔵庫本体内に外気を導入する外気導入手段と、庫内の空気を排出する庫内空気排出手段を設けたことを特徴とする貯蔵庫である。
請求項の発明は、請求項1または2に記載した貯蔵庫において、柑橘類を貯蔵するのに使用することを特徴とする貯蔵庫である。
本発明の貯蔵庫によれば、貯蔵空間の隅々まで均一に通風させることができるので、貯蔵空間を所望の温度・湿度に、しかも均一に保持できる。また、空気は貯蔵空間を微風速で流れるので柑橘類の果皮の表面を覆うように存在する湿気も適度に除去される。
従って、貯蔵中の柑橘類に低温障害、浮皮や腐敗が発生するのを防止できる。よって本発明の貯蔵庫は柑橘類の貯蔵用に適している。
本発明の実施の形態に係る貯蔵庫1を図面にしたがって説明する。
この貯蔵庫1は柑橘類の一例として温州みかんMの貯蔵庫として設計されたものである。
先ず、貯蔵庫1の構成について説明する。
貯蔵庫本体3は所定の土地の上に建築された倉庫である。
この貯蔵庫本体3は四角形の床板5と、前記床板5の各辺部から立ち上がった4つの側壁7,11,13,15と屋根とによって外形が構成されている。符号17は屋根下面を示す。貯蔵庫本体3の内側は断熱性と防湿性を備えた断熱・防湿性カバー(図示省略)が貼られており、断熱・防湿仕様になっている。
側壁7には開閉扉9が設けられており、その開閉扉9を開けて貯蔵庫本体3に対し温州みかんMの出し入れを行う。
符号19は天井板を示し、この天井板19は床板5に水平に張られている。但し、側壁7付近では外側に向かって下方傾斜している。
天井板19の側壁7側端部の幅方向中間位置には側壁13側に向かって延びた帯状の欠落部分があり、その欠落部分は連通板21によって塞がれている。天井板19と連通板21により貯蔵庫本体3が上下で区画され、上部が排気空間25、下部が貯蔵空間27になっている。
符号23は排気穴を示し、この排気穴23は連通板21に一定の間隔をおいて複数形成されている。排気穴23を介して上部の排気空間25と下部の貯蔵空間とが連通している。
符号29は矩形の仕切り板を示し、この仕切り板29は天井板19に対し所定の間隔を開けて下方に備えられ、且つ水平に張られている。仕切り板29の長さ寸法は天井板19のそれより小さくなっており、仕切り板29の側壁7側端部と側壁7との間、側壁13側端部と側壁13との間にそれぞれ間隔が開いている。一方、仕切り板29の側壁11と側壁15間は連結されて隙間は開いていない。このように貯蔵庫1は所謂二重天井構造になっている。
この実施の形態では、気流調整路31は、二重天井の天井板19と仕切り板29との間の隙間空間によって構成されており、一端側が流入口33、他端側が吹出口35になっている。
符号37は冷却器を示し、この冷却器37は貯蔵庫本体3の外側に配置された室外機(図示省略)やドレン管(図示省略)と接続されている。冷却器37は気流調整路31の流入口33に沿って幅方向中間位置に設けられている。冷却器37には送風ファンとしての冷風ファン(図示省略)が内蔵されており、空気の吸込口39が下側を向き、吹き出し口41が気流調整路31側を向いている。
符号43,43は送風ファンとしての一対の循環ファンを示し、この一対の循環ファン43,43は気流調整路31の流入口33に沿って冷却器37を挟んで対向配置されている。各循環ファン43も、冷却器37の冷却ファンと同様に、空気の吸込口が下側を向き、吹き出し口が気流調整路31側を向いている。
符号45は両端が開口した外気導入管を示す。この外気導入管45は側壁13の中央付近を貫通して貯蔵庫本体3の外側に延びている。外気導入管45は貯蔵庫本体3の外側において、その周面がウェザーカバー48に覆われており、また外気導入管45先端開口には網(図示省略)が取り付けられて、異物が入るのを防止している。
外気導入管45は貯蔵庫本体3内では、屈曲されて下方に向かって垂直に延び、床板5付近で逆T次型に2つに分岐し、各分岐管は側壁13に平行に且つ互いに離間する方向に少し延びた後屈曲されて、その先端の導入口47は側壁7側を向いている。
外気導入管45には給気ファン(図示省略)が備えられている。
外気導入手段は上記した外気導入管45等により構成されている。
符号49は両端が開口した庫内空気排出管を示す。この庫内空気排出管49は天井板19と仕切り板29との間で側壁7を貫通して排気空間25内に入り込んでおり、その先端である排出口51は側壁13側を向いている。
庫内空気排出管49には排気量調整用の排気ダンパー(図示省略)と排気ファン(図示省略)が備えられている。
庫内空気排出手段は上記した庫内空気排出管49等により構成されている。
符号53は操作制御盤を示し、この操作制御盤53は側壁7の外側面に設置されている。操作制御盤53を操作することにより、冷却器37の作動/停止、冷却器37の冷風ファン、循環ファン43、給気ファン、排気ファンの各送風ファンの作動/停止、風量の調節、排気ダンパーの開口度が制御されるように構成されている。また操作制御盤53には、庫内と外気と温度・湿度を表示する表示装置(図示省略)が備えられ、この表示装置を監視して、その監視結果に基づいて上記操作制御盤53を操作して、冷却器37の作動/停止、冷却器37の冷風ファン、循環ファン43、給気ファン、排気ファンの各送風ファンの作動/停止、風量の調節、排気ダンパーの開口度を適正に制御する。
次に、貯蔵庫1における温州みかんMの貯蔵状態を、図4、図5に従って説明する。
符号55は複数の温州みかんMを入れる矩形の木箱を示し、この木箱55は上方に開口している。木箱55の床板を構成する4枚の板どうしの間には小さな隙間57が設けられている。木箱55の上端の四隅にはそれぞれスペーサ59が架けられ固定されている。
貯蔵時には、図4に示すように、貯蔵庫本体3内で木箱55が開閉扉9の両側に積み上げられる。木箱55を上下に積み上げると、上下の木箱55どうしの間にスペーサ59の厚さ分だけ隙間61が開けられるので、その隙間61を介して木箱55とその外側空間とが通風可能になっている。
また、木箱55どうしも上記した隙間57を介して上下で通風可能になっている。
次に、貯蔵庫1の温度・湿度の調節作用について、図3に従って説明する。
冷却器37を作動すると、同時に冷却ファンも作動して吸込口39から空気が吸い込まれ、冷却器37の作用により冷却された後に吹き出し口41から冷却空気として吹き出される。従って、吸込口39の下方の貯蔵空間27に負圧領域が形成され、吹き出し口41の前方の気流調整路31の流入口33側には反対に正圧領域が形成される。
冷却器37から吹き出された直後の低湿の冷却空気は実線の矢印に示すように乱流になっているが、気流調整路31を流通することによって整流効果が得られ、気流調整路31の吹出口35から吹き出されたときには実線の矢印に示すように層流となる。層流の冷却空気は吹出口35から吹き出された後、側壁7によって進行方向が下方に規制され、矢印に示すように下方に向かい、一部は床板5近くまで到達する。
貯蔵空間27には上記したように冷却ファンの作動により貯蔵空間27の一部に負圧領域が形成されているので、冷却空気はその負圧領域に向かって吸引され、貯蔵空間27を実線の矢印に示すように横断する。その途中では、木箱55の隙間57、61を通過する。
従って、気流調整路31とその下方の貯蔵空間27との間には図示のような空気循環路が形成されることになる。
低温の冷却空気は上記した空気循環路の形成により貯蔵空間27の隅々まで行き渡るので、貯蔵空間27が所望の温度・湿度で均一化される。
また、冷却器37から吹き出された冷却空気が貯蔵空間27の隅々まで行き渡るので局部的に高温・高湿の空気が滞留することはないので、冷却温度を必要以上に下げる必要はない。しかも、冷却空気は気流調整路31を経て貯蔵空間27に吹き出され、また誘引効果により風量が増加すると共に冷却空気と気流調整路31内の空気とが混合されて、冷却空気の温度がある程度上昇する。従って、貯蔵空間27の温度と気流調整路31から吹き出される冷却空気の温度との差が極端に大きくなるのを防止できて、低温障害を防止することができる。
さらに、冷却空気は、貯蔵空間27では冷却ファンの働きによって作られた気流ではなく、圧力差によって作られた気流として流れているので、風速は非常に遅く、通常は2.0〜3.0m/min程度である。従って、温州みかんMの果皮の表面を覆うように存在する湿気も適度に取り除かれる。なお、取り除かれた湿気は冷却器37で凝縮された後ドレン管を介して外部に排出される。また、上記のように冷却空気の風速は上記した程度であるので、温州みかんMが過度に乾燥してしまうのも防止でき、温州みかんMの保存に適した湿度(85%〜90%)を保つことができる。
循環ファン43も冷却ファンと同様の働きをする。
冷却器37で貯蔵空間27を所望の温度・湿度にした後、冷却器37を停止し、代わりに循環ファン43を作動させて空気を循環させることで貯蔵空間27の温度・湿度を有る程度の期間は一定に保持できる。従って、冷却器37と循環ファン43を交互に作動させることにより、貯蔵空間27の温度や湿度は一定に保持することができる。
外気導入手段の吸気ファンや庫内空気排出手段の排気ファンや排気ダンパーを調節しながら作動することによって、図3の点線の矢印に示すように外気導入管45から外気が導入され、庫内の空気が庫内空気排出管49から排気空間25を経て排出されるので、適度に換気もできる。この換気により湿度の調整もできる。
この貯蔵庫1は、低温障害や浮皮や腐敗は発生し難く、温州みかんの貯蔵庫として適している。
また、貯蔵空間27では冷却器37の冷却ファンや循環ファンの働きによって作られた気流ではなく、圧力差によって作られた気流で空気を循環している。更に冷却空気は気流調整路31を通る際の誘引効果により風量が増大する。従って小電力で貯蔵空間27の大量の空気を循環できることになり、消費電力を低く抑えることができ、経済的である。
事前の試験で、循環ファン43を作動させた場合、循環ファン43からの吐出し風量に誘引風量が加算され、循環ファン43単独の場合に比べて風量が4〜4.5倍になったことが確認されている。
なお、外気が低温・低湿の場合には、その外気を貯蔵空間27に低湿の冷却空気として導入し、循環ファン43で循環させる。その場合には冷却器37を作動させずに済み、一層経済的である。
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態では、気流調整路31は二重天井構造を利用しており、貯蔵庫本体3と一体になっており、簡単に製作できる利点があるが、別個の筒状体で気流調整路を構成し、天井から吊り下げたりして固定する構成にしてもよい。このような構成にすれば、気流調整路の取替えが可能となる。従って、貯蔵温度は貯蔵物の種類により変わるので冷却器37の風量、すなわち気流の強さもそれに合わせて変わるが、適切な路長の気流調整路を設置することで、常に適格な整流効果を得ることができる。
また、柑橘類以外のりんご等の果物類にも適用することが可能である。
本発明の貯蔵庫では均一に低湿・低温度に保持されるので長期保存に適している。また、消費電力も低く抑えられるので、貯蔵コストも下げられ、経済的である。
特に、温州みかんなどの柑橘類のように浮皮が発生し易いものの貯蔵に適している。
本発明の実施の形態に係る貯蔵庫の斜視図である。 図1の貯蔵庫の左右方向の断面図である。 図1の貯蔵庫の前後方向の断面図である。 図1の貯蔵庫内の温州みかんの貯蔵状態を示す図である。 図4示す温州みかんを入れた木箱の拡大斜視図である。
符号の説明
1‥‥貯蔵庫 3‥‥貯蔵庫本体
5‥‥床板 7,11,13,15‥‥側壁
9‥‥開閉扉 17‥‥屋根下面
19‥‥天井板 21‥‥連通板
23‥‥排気穴 25‥‥排気空間
27‥‥貯蔵空間 29‥‥仕切り板
31‥‥気流調整路 33‥‥流入口
35‥‥吹出口 37‥‥冷却器
39‥‥吸込口 41‥‥吹き出し口
43‥‥循環ファン 45‥‥外気導入管
48‥‥ウェザーカバー
47‥‥導入口 49‥‥庫内空気排出管
51‥‥排出口 53‥‥操作制御盤
55‥‥木箱 57‥‥隙間
59‥‥スペーサ 61‥‥隙間
M‥‥温州みかん

Claims (3)

  1. 貯蔵庫本体内にその天井板の下方に間隔を開けて仕切り板が水平に備えられ、前記仕切り板の一対の対向する端部側と前記貯蔵庫本体の側壁との間にのみ隙間が開けられて、前記天井板と前記仕切り板との間の隙間空間が気流調整路として、前記仕切り板の下方が貯蔵空間としてそれぞれ構成され、前記端部側が前記気流調整路のそれぞれ流入口と吹出口となっており、
    冷却器と一対の循環ファンとを備え、
    前記冷却器は前記気流調整路の流入口の外方に前記流入口に沿って吹き出し口が前記気流調整路の流入口側を向き吸込口が下側を向いた状態で配置され、前記貯蔵空間から空気を吸い込み前記気流調整路に空気を送出する送風ファン内蔵であり、
    前記一対の循環ファンは前記気流調整路の流入口の外方に前記流入口に沿って前記冷却器を挟んで対向配置され、前記貯蔵空間から空気を吸い込み前記気流調整路に空気を送出するものであり、
    前記気流調整路の流入口は前記循環ファンおよび前記冷却器の周囲の空間を介して前記貯蔵空間と直接通風可能になっており、
    前記循環ファンまたは前記冷却器が働くと、前記気流調整路内に前記循環ファンまたは前記冷却器の吹出口から空気が吹き出すと共に、その周囲の空間からも空気が送り出され、両方の空気が混合されることで、前記気流調整路の吹出口から前記貯蔵空間に前記循環ファンまたは前記冷却器から吹き出された空気より風量が増大するが風速は遅くなり、さらに前記冷却器から吹き出された冷却空気は温度が上昇した上で、層流として吹き出され、その空気が前記循環ファンまたは前記冷却器の吸込口側に形成された負圧領域に向かって吸引されることで、前記貯蔵庫本体内に前記気流調整路と前記貯蔵空間との間を冷却された空気が循環する空気循環路が形成されることを特徴とする貯蔵庫。
  2. 請求項1に記載した貯蔵庫において、
    貯蔵庫本体内に外気を導入する外気導入手段と、庫内の空気を排出する庫内空気排出手段を設けたことを特徴とする貯蔵庫。
  3. 請求項1または2に記載した貯蔵庫において、
    柑橘類を貯蔵するのに使用することを特徴とする貯蔵庫。
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