JP4584269B2 - 車両ホイールとホイール支持体との間に伝達される力を決定する方法 - Google Patents
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Description
ホイールをホイール支持体に枢着する段階を有し、ホイールにはタイヤが設けられており、
タイヤを励振手段、例えば回転試験ドラムに対して押付ける段階と、
タイヤが励振手段により励振されたときに、ホイールとホイール支持体との間に伝達される固定された支持体の力を測定する段階とを有し、ホイール支持体は励振手段に対して少なくとも一方向に固定されており、
ホイールと、励振手段に対して少なくとも一方向のサスペンションの自由度をもつホイール支持体との間に伝達される懸架された支持体の力を、固定された支持体の力に基いて計算する段階を更に有することを特徴とする方法を提供する。
懸架された支持体の力はまた、タイヤの特定モードとホイール中心の変位との間のカップリングパラメータに基いて計算されるのが有利である。このカップリングパラメータは、サスペンションの自由度の方向に基いて定めることができる。
基準タイヤ/ホイール組立体のタイヤが特定走行条件で励振されたときに、車両の内部の騒音および/または振動のレベルを測定する段階と、
前記懸架された支持体の力を、基準タイヤ/ホイール組立体と路面接触システムのホイール支持体との間に伝達される力として計算すべく決定された前記走行条件で励振される基準タイヤ/ホイール組立体を用いて上記力決定方法を実施する段階と、
測定された騒音および/または振動レベルと前記計算された力との間の周波数ドメイン内で伝達関数を決定する段階とを有することを特徴とする使用方法を提供する。
懸架された支持体の力を、プロトタイプタイヤ/ホイール組立体と路面接触システムのホイール支持体との間に伝達される力として計算すべく、プロトタイプタイヤ/ホイール組立体を用いて上記力決定方法を実施する段階と、
計算された前記力に周波数ドメイン内の車両の伝達関数を掛けることにより、車両内部の予測される騒音および/または振動レベルを得る段階とを有することを特徴とする使用方法を提供する。
これらの結果は、ホイール中心で伝達される力に作用するサスペンションの実質的に3つの効果の確認を可能にする。すなわち、
・振幅曲線上のピーク14、15により表された新しい特定振動モードの出現。これらのピークは、一般に約15〜20Hzの対象方向での非懸架質量の共振モードに一致する。
・タイヤのこれらの特定モードとオーダ1の特定振動モードとの間の相互作用。この共振周波数は修正される。より詳しくは、図9の曲線16の部分および図11の曲線17の部分は、それぞれ、最小値を有しかつ該最小値に直ぐ最大値が続いている。これは、それぞれ、タイヤの特定モードR0.5および特定モードR1.0の共振周波数の増大を意味している。
・大域慣性効果(global inertia effect)すなわち入力インピーダンス効果。この効果は、ホイール中心に加えられる懸架されない質量に基いて定まり、ホイール支持体に伝達される力を大域的に低減させ、かつ図9および図11のそれぞれ曲線18、19の部分により示されているように、周波数が増大するときに伝達される力の減少を加速させる。
・約100Hzを超えると、もはや、固定された支持体のホイールと懸架された支持体のホイールとの間に大きな挙動差は見られなくなる。
懸架された支持体にホイールから伝達される力FSSの数式を確立するには、図2〜図4に概略的に示すように、簡単化されたリニアサスペンションモデル(該モデルは、もはや固定されていない自由度を考慮に入れたものでありかつサスペンションのスプリング、ショックアブソーバ、弾性関節および他の弾性ユニットを表している)を導入する。かくして、力FSSは、次式に従って、ホイール中心の変位(もはやゼロではない)に基いて定められる。
サスペンションモデルはまた、MSとして知られているホイール中心でのサスペンション質量のマトリックスを有し、MNSは、次式のように、ホイール中心での懸架されない全質量のマトリックスを示す。
・ホイール中心の並進力の決定は充分であり、かくして、通過マトリックスHをディメンション3に低減させることができる。
・一般に、マトリックスHの各ラインについて対角項(diagonal term)と特別対角項(extra-diagonal terms)との間には2つのオーダの大きさの差があるので、特別対角項は考慮に入れないでおくことができることが判明した。
・タイヤおよびサスペンションの剛性、衝撃吸収および質量のマトリックスは対角にすべきであると考えられる。
・オーダ1の上記モード以外のタイヤの特定モードに関するマトリックスHの項は考慮に入れないでおく。なぜならば、オーダ1のこれらのモードのみがサスペンションにより主として影響を受けることが判明しているからである。
・タイヤの特定モードとホイール中心でのインターフェースとの間のカップリングの項HICは考慮に入れないでおかれた。
・サスペンションの衝撃吸収は、X方向およびY方向に純粋にヒステリックであると考察された。
・ショックアブソーバが固定された場合(サスペンションのばね力が小さ過ぎて衝撃吸収機能をもたない場合)には、サスペンションのZ方向の衝撃吸収は純粋にヒステリックにすべきであり、またはショックアブソーバが固定されない場合には純粋に粘性にすべきであると考察された。
・ホイール1の回転自由度のため、タイヤは、X方向に剛性または衝撃吸収を全くもたないと考えられる。
KS iはスプリング11i(i=X、Y、Z)の剛性(N/m)、HS iはショックアブソーバ12i(i=X、Y、Z)のヒステリック衝撃吸収を示す。
CS Zはショックアブソーバ12Zの粘性衝撃吸収(N/m)を示す。
MSN iは懸架されない質量(i=X、Y、Z)の対角係数(kg)を示す。
ζkおよびωkは、各場合において、タイヤのオーダ1の特定モードに関する衝撃吸収(N/m)およびパルシング(rad/s)を示す。
mi<->kは、各場合において、ホイール中心の自由度iとタイヤの特定モードkとの間のカップリング質量(kg一/2)を示す。
kiCRiCRはタイヤの剛性を表すスプリングの剛性(N/m)を示す。
HiCRiCRはタイヤを表すショックアブソーバ22i(i=X、Y、Z)のヒステリック衝撃吸収を示す。
jは複素数(j2=−1)である。
懸架されない質量の特定モードは、これらのモード自体の周波数として下記の周波数、すなわち、
カップリング質量mi<->kのようなクロス項を考慮に入れない場合には、例1の数式を簡単化できる。この簡単化によって結果が大きく損なわれることはない。例2において、通過関数の数式は例1の数式と同じであり、カップリング質量mi<->kは、実験的に調節される定数に置換される。
例1の数式は、タイヤの特定モードに与えるサスペンションの効果を考慮に入れないことにより簡単化できる。この場合、通過関数の数式は下記のようになる。
懸架されない質量の共振の効果を全く考慮に入れない場合には、例3の数式を更に簡単化できる。この場合には、通過関数の数式は、下記のようになる。
サスペンションおよびタイヤ/ホイール組立体が設けられた車両を利用する場合、二重秤量法を使用できる。ダイナモメータ試験ベンチにより路面接触システムの第一共振モードが励振され、その共振周波数f1が測定される。次に、Maとして知られている付加質量がホイール中心に固定され、この測定が再開される。次式、すなわち、
[数12]
MXCR=1.4176Mtyre+10.2851Iwheel+0.9738
MYCR=0.5177Mtyre+0.86549
MZCR=0.79283Mtyre−0.43756
[数13]
Mi S=Mi NS−Mwhee−MiCR
これらのパラメータKiCRiCRおよびHiCRiCRは、停止状態ではなく、走行状態で決定するのが好ましい。これらのパラメータは、タイヤの接触領域での周波数および振幅で賦課される変位に応答してホイール中心の力を測定できるダイナモメータ試験ベンチにより従来技術により得ることができる。例えば、ダイナモメータハブに、MTS Systems Corporation社製の商標名MTS(Mechanical Testing & Corporation)を使用できる。
これらのパラメータζkおよびωkは、タイヤについての既知のモーダル解析法により得られる。一般に、振動は、例えばハンマーによりタイヤ内で励振され、得られた振動信号は、例えば加速度計により記録される。この測定は、標準信号処理(例えば、LMS International社の製造に係るLMS(登録商標))を用いて、MTS(登録商標)を備えたダイナモメータハブにより行うことができる。
これらのパラメータHS、KSおよびCSは、モデル化されている必要があるサスペンションが設けられた車両について、例えばMTS(登録商標)を備えた動的試験ベンチにより測定される。振動板は、タイヤの接触領域で、設定周波数および振幅での変位を引起こす。レーザセンサが、ホイール中心の変位を記録する。同時に、力センサが、サスペンションにより車両ボディに伝達された力を記録する。伝達された力とホイール中心の対応変位との比から、サスペンションの各方向の複合剛性(complex rigidity)が直ちに得られる。
i方向でのホイール中心の変位がタイヤの特定モードkを励振する場合を表すカップリング質量mi<->kが特定モードの他の特徴パラメータ、すなわちその周波数fk、その衝撃吸収ζk、および対象方向の静的剛性KiCRiCRとの相関関係を有するという仮設に基いて、静的モデルが開発されている。このモデルは、下記形態のカップリング質量を提供する。
MXCR<->r0.5=0.10907Mtyre−0.05173fr0.5+0.64065ζr0.5+3.391.10-6K ZCRZCR+3.1505
MYCR<->T0.5=0.0361Mtyre−8.9815.10-4fT0.5+0.43591ζT0.5+0.60877
MZCR<->R1.0=0.041869Mtyre−4.4036.10-3fR1.0+0.69036ζR1.0+9.9969.10-7K ZCRZCR+0.68727
図15には、大域伝達関数を決定すべき車両25が示されている。車両25には路面接触システムが設けられており、該路面接触システムは、車両の右前位置にサスペンション30および基準タイヤ/ホイール組立体26を有している。手順は、次の幾つかの段階で行われる。
対応測定信号40が、フーリエ変換により周波数ドメインに変換される。
c)必要パラメータを測定した後、サスペンション30および基準タイヤ/ホイール組立体26により構成された路面接触システムに対応する、対角であると考えられる通過マトリックスHRの決定が行われる。
d)段階31では、この通過マトリックスと、段階b)で測定した固定支持力との積が計算される。これは、基準タイヤ/ホイール組立体26と車両の路面接触システム25のホイール支持体との間に実際に伝達される力の評価FSSを与える。
e)段階32では、段階a)において乗客スペース内で記録された信号と、段階d)で計算された力との間のコヒーレンスの計算により伝達関数の計算が行われる。この計算は、乗客スペース内で記録された振動および音響レベルと、右前方ホイールとホイール中心でのその支持体との間に伝達される力(この力はこれらの振動および音響レベルを発生させる)との比を数式で表す全ての周波数ドメインで行われる。これらの計算は、従来技術の信号処理ツール、例えばMatlabまたはLMS(登録商標)のソフトウェアを用いて行われる。この伝達関数(これはブロック34により概略的に示されている)は、ボディ33に取付けられたタイヤ/ホイール組立体とは独立して、右前方ホイール支持体と乗客スペースとの間に振動を伝達するための、車両25のボディ33およびサスペンション30の適性を特徴付ける。実際に、この伝達関数は、段階a)で測定した異なる信号と同数の多くのコンポーネンツを有している。伝達関数の計算自体は最新技術において良く知られており、概略的にいえば、この計算は、インタースペクトル(inter-spectra)およびオートスペクトル(auto-spectra)を相互に除すことを有している。
基準タイヤ/ホイール組立体26がプロトタイプタイヤ/ホイール組立体36に置換された場合に、振動および音響レベルが車両の乗客スペース内で影響を受ける態様を予測することに問題が提起されている。この手順は幾つかの段階で行われる。
段階f)では、試験ドラム29の凹凸は、伝達関数または他の任意の振動表面を確立すべく段階a)およびb)で使用される障害物とすることができる。実際に、段階f)〜i)は、車両25の他の3つのホイール位置について反復させることができ、各場合において、通過マトリックスと、このホイール位置に関連する伝達関数とを使用する。
特許請求の範囲の記載において、或る要素または段階に割当てられた非限定的物品の用語「或るもの(one)」は、上記特徴を有する複数の要素または段階の存在を排除するものではない。
2 タイヤ
9 タイヤ/ホイール組立体
10 フレーム
25車両
26 基準タイヤ/ホイールシステム
28、29 試験ドラム
30 サスペンション
33 ボディ
36 プロトタイプタイヤ/ホイール組立体
Claims (16)
- 車両のホイールとホイール支持体との間に伝達される力を決定する方法において、
タイヤが設けられているホイール(36)をホイール支持体(27)に枢着する段階と、
タイヤを励振手段(29)に対して押付ける段階と、
タイヤが励振手段により励振されたときに、ホイールとホイール支持体との間に伝達される固定された支持体の力(F′SF)を測定する段階と、を有し、ホイール支持体(27)は励振手段に対して少なくとも一方向(X、Y、Z)に固定されており、更に、ホイールと、励振手段に対して少なくとも一方向のサスペンションの自由度をもつホイール支持体(30)との間に伝達される懸架された支持体の力(F′SS)を、固定された支持体の力に基いて計算する段階(37)を有することを特徴とする方法。 - 前記懸架された支持体の力は、タイヤ/ホイール組立体(36)とサスペンション装置(30)に連結されたホイール支持体とを備えた路面接触システムの懸架されない質量に基いて計算されることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記懸架された支持体の力は、路面接触システムの特定モードの特徴をもつ共振周波数および/または衝撃吸収係数に基いて計算されることを特徴とする請求項2記載の方法。
- 前記懸架された支持体の力は、サスペンション装置(30)の剛性および/または衝撃吸収に基いて計算されることを特徴とする請求項2または3記載の方法。
- 前記懸架された支持体の力は、タイヤ(2)の剛性および/または衝撃吸収に基いて計算されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の方法。
- 前記懸架された支持体の力は、タイヤ(2)の特定モードの特徴をもつ共振周波数および/または吸収係数に基いて計算されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の方法。
- 前記懸架された支持体の力はまた、タイヤの特定モードとホイール中心の変位との間のカップリングパラメータに基いて計算されることを特徴とする請求項6記載の方法。
- 前記懸架された支持体の力(F′SS)は、固定された支持体の力(F′SF)に通過マトリックス(Hp)を掛けることにより周波数ドメイン内で計算されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の方法。
- 前記通過マトリックスは、前記力が車両(25)の主方向(X、Y、Z)に対応する基準で表現されるときは対角であることを特徴とする請求項8記載の方法。
- 前記通過マトリックスの少なくとも1つの対角係数は、或る周波数以上で大域に減少する展開 (18、19)を有していることを特徴とする請求項9記載の方法。
- 前記通過マトリックスの少なくとも1つの対角係数は、路面接触システムの共振周波数のレベルでピーク(14、15)を有することを特徴とする請求項9または10記載の方法。
- 前記通過マトリックスの少なくとも1つの対角係数は、スペクトルの一部に、タイヤの特定モードの周波数オフセッティングを表す隣接最小値および最大値(16、17)を有することを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項記載の方法。
- サスペンション装置(30)を介してボディ(33)に連結されたホイール支持体と、該ホイール支持体に取付けられた基準タイヤ/ホイール組立体とを備えた路面接触システムが設けられた車両(25)の伝達関数を決定すべく請求項1〜12のいずれか1項記載の方法を使用する方法において、
前記基準タイヤ/ホイール組立体のタイヤが特定走行条件で励振されたときに、車両内部の騒音および/または振動のレベルを測定する段階(40)と、
前記懸架された支持体の力(FSS)を、基準タイヤ/ホイール組立体と路面接触システムのホイール支持体との間に伝達される力として計算すべく決定された前記走行条件で励振される基準タイヤ/ホイール組立体(26)を用いて請求項1〜12のいずれか1項記載の方法を実施する段階と、
測定された騒音および/または振動レベル(40)と前記計算された力(FSS)との間の周波数ドメイン(32)内で伝達関数(34)を決定する段階と、を有することを特徴とする使用方法。 - サスペンション装置(30)を介してボディに連結されたホイール支持体と、該ホイール支持体に取付けられたプロトタイプタイヤ/ホイール組立体(36)とを備えた路面接触システムが設けられた車両(25)の快適性能を予測すべく請求項1〜12のいずれか1項記載の方法を使用する方法において、
前記懸架された支持体の力(FSS)を、プロトタイプタイヤ/ホイール組立体と路面接触システムのホイール支持体との間に伝達される力として計算すべく、プロトタイプタイヤ/ホイール組立体(36)を用いて請求項1〜12のいずれか1項記載の方法を実施する段階と、
計算された前記力に周波数ドメイン内の車両の伝達関数を掛けることにより、車両内部の予測される騒音および/または振動レベル(41)を得る段階とを有することを特徴とする使用方法。 - 前記伝達関数(34)は請求項13に記載の使用方法を用いて決定されることを特徴とする請求項14記載の使用方法。
- 支持体上で読取られまたは記憶されかつ機能的サスペンションモデルを実施すべくコンピュータにより実行される命令コードを有し、前記コンピュータは、励振手段(28、29)に対して少なくとも一方向に固定されたホイール支持体(27)と該ホイール支持体に枢着されかつ励振手段に対して押付けられるタイヤが設けられた車両ホイール(26、36)との間に伝達される力を表す、固定された支持体の力信号(FSF、F′SF)に基いて、ホイール(26、36)と、励振手段に対して前記少なくとも1つの方向のサスペンションの自由度をもつホイール支持体(30)との間に伝達される力を表す懸架された支持体の力信号(FSS、F′SS)を計算することを特徴とするコンピュータプログラム。
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