JP4584218B2 - 運搬業務遂行システム、運搬業務遂行方法、物品要求受付サーバ、及びプログラム - Google Patents

運搬業務遂行システム、運搬業務遂行方法、物品要求受付サーバ、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、出張社員が物品の運搬を行う運搬業務遂行システム、運搬業務遂行方法、物品要求受付サーバ、及びプログラム
に関する。
従来、部品の運搬業務は、専門の運送業者と、その運送業者の専業の運搬社員とによって行われていた。
さらに、部品の運搬を専業の運搬社員によらないで行う部品の運搬業務遂行方法としては、例えば、特開2002−297722号公報に記載されているような部品の運搬業務遂行方法がある。
この部品の運搬業務遂行方法は、サラリーマンや学生の日々の通勤、通学等で行う移動作業を利用して、部品などの荷物を運送するものであり、予め、登録されたサラリーマン、学生の通勤、通学等の移動予定データと、運送業者が運ぶべき荷物に関する情報とを、照らし合わせて、サラリーマンや学生に、部品などの荷物を運送してもらう運搬業務遂行方法である。
特開2002−297722号公報
しかしながら、この特開2002−297722号公報に記載されているような部品の運搬業務遂行方法には、以下の問題点があった。
第1の問題点は、この部品の運搬業務遂行方法は、臨時社員としてのサラリーマンや学生等の一般人、を広く利用するものであり、運搬部品に関する企業機密情報の漏洩、及び運搬部品に搭載されている客先データの漏洩がなされる恐れがあり、セキュリティが確保できない点である。
第2の問題点は、この部品の運搬業務遂行方法は、専門の運搬業者による運搬に比べて、サラリーマンや学生の日々の通勤、通学等での運搬の方が運搬費用が削減できるものの、サラリーマンや学生に、部品運搬の対価として、運搬費用を支払う必要があり、社外への支払い費用が発生してしまう点である。
第3の問題点は、この部品の運搬業務遂行方法は、運搬業者のコントロールの下で、運搬費用の削減のために、サラリーマン等を利用するものであり、部品運搬の要請元の会社の一般社員の出張を利用した部品運搬はできない点である。
そこで、本発明の目的は、部品を運搬するときに、運搬部品にインストールされている客先のプログラム、客先の個人情報等の機密情報の漏洩を確実に防ぐと共に、外部の委託運搬業者への運搬費用の支払いをせずに、出張社員で代行する運搬業務遂行システム、運搬業務遂行方法、物品要求受付サーバ、及びプログラムを提供することにある。
本発明の第1の運搬業務遂行システムは、物品の運搬要求を受け付ける物品運搬処理部と、当該運搬要求に含まれる条件に基づいて人事管理システムを検索し、当該条件に適合する社員を特定できるか判断する運搬可否判断処理部と、当該条件に適合する社員を特定できた場合には、当該社員に対して当該物品の運搬指示を通知する物品運搬指示処理部と備えたことを特徴とする。
本発明の第2の運搬業務遂行システムは、第1の運搬業務遂行システムにおいて、前記人事管理システムが、社員の出張予定情報を予め格納する社員出張情報データベースを備え、前記運搬可否判断処理部が、前記運搬要求に含まれる条件に基づいて前記社員出張情報データベースを検索し、当該条件に適合する社員を特定できるか判断することを特徴とする。
本発明の第3の運搬業務遂行システムは、第1または第2の運搬業務遂行システムにおいて、前記人事管理システムが、社員の人事情報を予め格納する社員人事情報データベースを備え、前記運搬可否判断処理部が、前記運搬要求に含まれる条件に基づいて社員人事情報データベースを検索し、当該条件に適合する社員を特定できるか判断することを特徴とする。
本発明の第4の運搬業務遂行システムは、第1乃至第3のいずれかの運搬業務遂行システムにおいて、少なくとも前記物品の種別、数量、運搬先、運搬希望時刻の情報を前記条件として含む前記物品の運搬要求を送信する物品手配処理部を備えたことを特徴とする。
本発明の第5の運搬業務遂行システムは、第4の運搬業務遂行システムにおいて、前記運搬要求に含まれる条件が、物品を運搬する際の機密保護レベルの情報を含むことを特徴とする。
本発明の第1の運搬業務遂行方法は、物品の運搬要求を受け付ける物品運搬ステップと、当該運搬要求に含まれる条件に基づいて人事管理システムを検索し、当該条件に適合する社員を特定できるか判断する運搬可否判断ステップと、当該条件に適合する社員を特定できた場合には、当該社員に対して当該物品の運搬指示を通知する物品運搬指示ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第2の運搬業務遂行方法は、第1の運搬業務遂行方法において、前記運搬可否判断ステップが、前記運搬要求に含まれる条件に基づいて、社員の出張予定情報を予め格納する社員出張情報データベースを検索し、当該条件に適合する社員を特定できるか判断することを特徴とする。
本発明の第3の運搬業務遂行方法は、第1または第2の運搬業務遂行方法において、前記運搬可否判断ステップが、前記運搬要求に含まれる条件に基づいて、社員の人事情報を予め格納する社員人事情報データベースを検索し、当該条件に適合する社員を特定できるか判断することを特徴とする請求項1または2記載の運搬業務遂行方法。
本発明の第4の運搬業務遂行方法は、第1乃至第3のいずれかの運用業務遂行方法において、少なくとも前記物品の種別、数量、運搬先、運搬希望時刻の情報を前記条件として含む前記物品の運搬要求を送信する物品手配ステップを含むことを特徴とする。
本発明の第5の運搬業務遂行方法は、第4の運搬業務遂行方法において、前記運搬要求に含まれる条件が、物品を運搬する際の機密保護レベルの情報を含むことを特徴とする。
本発明の第1の物品要求受付サーバは、物品の運搬要求を受け付ける物品運搬処理部と、当該運搬要求に含まれる条件に基づいて人事管理システムを検索し、当該条件に適合する社員を特定できるか判断する運搬可否判断処理部と、当該条件に適合する社員を特定できた場合には、当該社員に対して当該物品の運搬指示を通知する物品運搬指示処理部と備えたことを特徴とする。
本発明の第2の物品要求受付サーバは、第1の物品要求受付サーバにおいて、前記人事管理システムが、社員の出張予定情報を予め格納する社員出張情報データベースを備え、前記運搬可否判断処理部が、前記運搬要求に含まれる条件に基づいて前記社員出張情報データベースを検索し、当該条件に適合する社員を特定できるか判断することを特徴とする。
本発明の第3の物品要求受付サーバは、第1または第2の物品要求受付サーバにおいて、前記人事管理システムは、社員の人事情報を予め格納する社員人事情報データベースを備え、
前記運搬可否判断処理部が、前記運搬要求に含まれる条件に基づいて社員人事情報データベースを検索し、当該条件に適合する社員を特定できるか判断することを特徴とする。
本発明の第4の物品要求受付サーバは、第1乃至第3のいずれかの物品要求受付サーバにおいて、少なくとも前記物品の種別、数量、運搬先、運搬希望時刻の情報を前記条件として含む前記物品の運搬要求を送信する物品手配処理部を備えたことを特徴とする。
本発明の第5の物品要求受付サーバは、第4の物品要求受付サーバにおいて、前記運搬要求に含まれる条件が、物品を運搬する際の機密保護レベルの情報を含むことを特徴とする。
本発明の第1のプログラムは、物品の運搬要求を受け付ける物品運搬処理と、当該運搬要求に含まれる条件に基づいて人事管理システムを検索し、当該条件に適合する社員を特定できるか判断する運搬可否判断処理と、当該条件に適合する社員を特定できた場合には、当該社員に対して当該物品の運搬指示を通知する物品運搬指示処理とをコンピュータに行わせることを特徴とする。
本発明の第2のプログラムは、第1のプログラムにおいて、前記運搬可否判断処理が、前記運搬要求に含まれる条件に基づいて、社員の出張予定情報を予め格納する社員出張情報データベースを検索し、当該条件に適合する社員を特定できるか判断することを特徴とする。
本発明の第3のプログラムは、第1または第2のプログラムにおいて、前記運搬可否判断処理が、前記運搬要求に含まれる条件に基づいて、社員の人事情報を予め格納する社員人事情報データベースを検索し、当該条件に適合する社員を特定できるか判断することを特徴とする。
本発明の第4のプログラムは、第1乃至第3のプログラムにおいて、少なくとも前記物品の種別、数量、運搬先、運搬希望時刻の情報を前記条件として含む前記物品の運搬要求を送信する物品手配処理を含むことを特徴とする。
本発明の第5のプログラムは、第4のプログラムにおいて、前記運搬要求に含まれる条件が、物品を運搬する際の機密保護レベルの情報を含むことを特徴とする。
本発明は、部品を運搬するときに、運搬部品に関する企業機密情報の漏洩、及び運搬部品に搭載されている客先データの漏洩を確実に防ぐと共に、外部の委託運搬業者への運搬費用の支払いを無くす効果がある。
その理由は、予め登録された出張社員の出張予定情報と、発地駅、着地駅、部品の機密保護レベル等を規定するハンドキャリー仕様データベースとを照合して、機密保護レベルに対応したハンドキャリーの適任者をアサインし、部品のハンドキャリーを社内の出張者が代行する内製化を行うような構成を採用したからである。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1を参照すると、本発明の一実施の形態である出張社員エントリーによる部品運搬業務の内製化システムの全体構成図が示されている。
本発明の出張社員エントリーによる部品運搬業務の内製化システムは、社員クライアント端末400、社員携帯電話300、人事管理システム500、障害受付システム100、及び部品要求受付サーバ200とから構成され、インターネット600を介して相互に接続されている。
社員クライアント端末400は、会社の業務を遂行するために、部品を地域間で運搬する必要性がある会社(以下、例えば、コンピュータの保守を主業務とする保守会社とする。)の社員が出張予定等の情報を入力するためのクライアント端末であり、少なくとも、データを入出力する機能を有するIO機器、データ処理するためのプロセッサ、主記憶装置、各種のプログラム等から構成されている。
社員携帯電話300は、保守会社の社員により保有され、各種の業務に使用される携帯電話である。
人事管理システム500は、プロセッサ、主記憶装置、各種のプログラム等を含み、データの処理を行うデータ処理部501と、他システムとのデータの送受信を行う送受信処理部504と、保守会社の社員の人事情報を格納する社員人事情報データベース506と、この社員の出張予定情報を格納する社員出張情報データベース505と、送受信処理部504を経由して、受信した社員クライアント端末400からの出張予定情報を社員出張データベースに格納する社員出張予定情報格納処理部502と、出張が完了したときに、出張完了、及び精算処理を行う出張完了精算処理部503と、から構成されている。
障害受付システム100は、プロセッサ、主記憶装置、各種のプログラム等を含み、データの処理を行うデータ処理部101と、他システムとのデータの送受信を行う送受信処理部105と、お客様からの障害コールを受け付ける障害コール受付処理部102と、この障害コールの内容から障害を修復させるために必要な部品を選択すると共に、保守部品の届け先とお届け時刻を、インターネット600を介して部品要求受付サーバ200へ指示する保守部品手配処理部103と、障害の修復を監視する障害修復監視処理部104と、から構成されている。
部品要求受付サーバ200は、プロセッサ、主記憶装置、各種のプログラム等を含み、データの処理を行うデータ処理部201と、他システムとのデータの送受信を行う送受信処理部207と、障害受付システム100によって指示された保守部品の運搬の受け付けを行う保守部品運搬受付処理部208と、この保守部品の届け先、指定時刻に間に合うように、この障害受付システム100によって指示された保守部品を、全国に点在する機材センター倉庫や保守拠点倉庫等から、最も有効な倉庫を選択の上、発送指示を行う発送倉庫選択決定処理部202と、保守部品の大きさ、重量等から保守部品の配送方法を選択し、決定する配送方法選択決定処理部203と、保守部品の運搬方法がハンドキャリーと決定した場合に、この保守部品をハンドキャリーする際の、ハンドキャリーの発地駅、ハンドキャリーの着地駅等の情報を格納するハンドキャリー要求仕様データベース209と、このハンドキャリー要求仕様と人事管理システム500における社員出張データベース505内の社員出張予定情報を照合するハンドキャリー要求仕様社員出張情報DB照合処理部204と、この照合結果により、保守部品の地区間運搬を社員の出張で代行する、つまり、外部業者に委託せずに、この運搬業務を内製化することができるか否かを判断する内製化可否判断処理部210と、運搬する保守部品の中にお客様のプログラムがインストールされてる場合とか、お客様のシステムの構成情報が保守部品内のメモリに格納されている場合等の、保守部品を運搬する際の機密保護レベルを認識する保守部品機密保護レベル認識処理部205と、保守部品の機密保護レベルが高い場合には、例えば、機密保護の重要性を良く認識し、確実に機密保護が守れる役職者、または保守業務に習熟し、機密保護のやり方を充分認識している業務習熟度の高い保守担当者等に、ハンドキャリーをアサインする保守部品機密保護ハンドキャリー適任者アサイン処理部206と、出張する社員にハンドキャリーの内製化を指示するハンドキャリー内製化指示処理部211と、部品運搬の内製化の実施比率である部品運搬内製化率を算出し、この部品運搬内製化率が低い場合に、出張日当を引き上げ、前記部品運搬の内製化を促進する部品運搬内製化促進処理部212とから構成されている。
図2を参照すると、社員出張情報データベース505の構成図の1例が示されている。
社員出張情報データベース505は、保守会社の社員が出張する予定の出張情報が格納されており、出張社員のID、氏名等の出張社員情報701、往路についての出発日情報702、発地駅情報703、発時刻情報704、着地駅情報705、着時刻情報706、内製化可否情報707、復路についての出発日情報708、発地駅情報709、発時刻情報710、着地駅情報711、着時刻情報712、内製化可否情報713、とから構成されている。
図3を参照すると、社員人事情報データベース506の構成図の1例が示されている。
社員人事情報データベース506は、社員のID番号を示す社員ID800と、社員の氏名を示す社員氏名801と、社員の年齢を示す社員年齢802と、保守部品の機密保護レベルが高い場合には、機密保護の重要性を良く認識し、確実に機密保護が守れる役職者の役職名を示す役職名803と、保守部品の機密保護レベルが高い場合には、保守業務に習熟し、機密保護のやり方等を充分認識しているような、業務習熟度のレベルを示す業務習熟度804とから構成されている。
図4を参照すると、ハンドキャリー要求仕様データベース209の構成図の1例が示されている。
ハンドキャリー要求仕様データベース209は、保守部品届け出先のユーザ名を示す保守部品届出ユーザ名901と、保守部品名を示す保守部品名902と、ハンドキャリー発地情報を示すハンドキャリー発地情報903と、その内訳である出発日904と、発地駅905と、発時刻906と、ハンドキャリー着地情報を示すハンドキャリー着地情報907と、その内訳である着地駅908と、着時刻909と、保守部品の運搬の際の機密保護レベルを示し、高い順にレベルA、レベルB、レベルCで表示する保守部品機密保護レベル910と、から構成されている。
次に、本発明の一実施の形態の動作について、図5のフローチャートを用いて、詳細に説明する。
まず、保守会社の社員で、出張の予定がある場合に、社員クライアント端末400から出張はいつ、どの駅からどの駅へ行くのか等、図2に示されるような出張予定情報が事前に入力され、インターネット600を介して人事管理システム500へ送信される(ステップS510)。
人事管理システム500は、出張予定情報を社員クライアント端末400から受信し(ステップS511)、出張終了まで社員出張情報データベース505へ格納し、保持する(ステップS512)。
一方、障害受付システム100は、お客様からの障害を受け付け(ステップS513)、保守担当者をアサインすると共に(ステップS517)、修復に必要となる保守部品の手配を行い、保守部品の届け先、及び到着指定日時等の部品要求データをインターネット600を介して部品要求受付サーバ200へ送信する(ステップS514)。
次に、部品要求受付サーバ200は、この部品要求データを障害受付システム100から受信する(ステップS515)。
部品要求受付サーバ200は、この部品要求データを基に、全国に点在する倉庫在庫の中から、条件を満たす最も適切な発送倉庫(場所)と配送方法を選択し決定する(ステップS516、ステップS518)。
その結果、配送方法にハンドキャリーが選択決定される場合、ハンドキャリーの要求内容を規定するハンドキャリー要求仕様を図4に示すようなハンドキャリー要求仕様データベース209へ格納する(ステップS520)。
また、部品要求受付サーバ200は、インターネット600を介して、人事管理システム500の社員出張情報データベース505に保管している出張予定情報へアクセスを行い、内製化可否情報707、713が可と登録されている情報の中から、部品の発送元と届け先、及び到着指定日、時刻が、出張社員の移動予定702〜706及び708〜712)と整合し、出張社員が部品運搬を内製化できるか否かについて照合を行う(ステップS521、ステップS522)。
次に、部品要求受付サーバ200は、照合の結果、出張社員が部品運搬を内製化できるものについて、ハンドキャリー要求仕様データベース209の保守部品機密保護レベル910が高いか低いかをチェックする(ステップS523)。
この保守部品機密保護レベル910が高い場合には、インターネット600を介して、人事管理システム500の社員人事データベース506の役職名、保守業務についての習熟度等を参照することにより、例えば、機密保護の重要性を良く認識し、確実に機密保護が守れる役職者、または保守業務に習熟し、機密保護のやり方を充分認識している業務習熟度の高い保守担当者等を、この機密保護を要する保守部品のハンドキャリーに適した社員として、アサインする(ステップS524)。
また、保守部品機密保護レベル910が低い場合には、ステップS523での照合結果で、保守部品のハンドキャリーに適した社員がアサインされる。
その後、部品要求受付サーバ200は、社員出張情報データベース505の出張社員情報701を元に社員携帯電話300へ自動通信を行い、出張社員に部品運搬を要請する(ステップS525)。当該要請は、当該社員携帯電話300への音声による指示または電子メールによる指示のいずれでも良い。なお、社員携帯電話300の代わりに、社員クライアント端末400や図示しない携帯端末へ要請を行うようにしても良い。
部品のハンドキャリーによる配送が必要となった場面で、これらシステム間のデータリンク及び照合が行われ、正常な配送指示が動作することで終了する(ステップS528)。
尚、ステップS519で、配送方法にハンドキャリーが選択される場合以外は通常配送(路線配達、四輪、二輪のスポット輸送等、業者による配送)の指示とし、またステップS522の照合で該当が無い場合も同様、通常配送指示とする(ステップS526)。
また、出張完了後、社員クライアント400から、完了登録、旅費精算を入力し、人事管理システム500へ送信する(ステップS529)。
人事管理システム500は、この完了登録、旅費精算情報を受信し(ステップS530)、出張社員予定DB内のデータを削除する(ステップS531)。
また、障害受付システム100は、障害の復旧を監視して(ステップS532)、障害が復旧したときに、障害対応が完了した旨の登録を行う(ステップS533)。
以上により、本発明の一実施の形態の動作が完了する。なお、本実施の形態では保守部品の運搬処理を例として説明したが、本発明は、保守部品に限らず、物品一般の運搬処理に適用できる。
次に、本発明の一実施の形態である出張社員エントリーによる部品運搬業務の内製化システムの効果を説明する。
本発明の効果は、部品を運搬するときに、運搬部品に関する企業機密情報の漏洩、及び運搬部品に搭載されている客先データの漏洩を確実に防ぐと共に、従来、業者に全て委託していたハンドキャリーによる部品運搬を出張社員が出張情報を事前にエントリーし、出張するついでに部品運搬をも行うシステムを構築することにより、社外へ支払っていたコスト(荷造運搬費)の削減を図ることができる点である。
尚、本発明によれば、昨今、あらゆる企業で発生している書類や資産等のハンドキャリーによる輸送需要に対して、そのロジスティクス業務を他社へ委託する比率を軽減し、コスト削減したいといった企業の要望に適用可能である。
また、この発明は、出張社員が事前データを入力する際に、内製化可の意志をエントリーしてもらって初めて有効となる。
故に、総出張件数に対してエントリー率が低い場合は、出張日当を割増(○%または、一律○円)する等の優遇処置を加えることで、活性化させることもできる。
本発明の一実施の形態である出張社員エントリーによる部品運搬業務の内製化システムの構成を示す図である。 本発明の一実施の形態における社員出張データベース505の構成図の1例である。 本発明の一実施の形態における社員人事データベース506の構成図の1例である。 本発明の一実施の形態におけるハンドキャリー要求仕様データベース207の構成図の1例である。 本発明の一実施の形態における出張社員エントリーによる部品運搬業務の内製化システムの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 障害受付システム
101 データ処理部
102 障害コール受付処理部
103 保守部品手配処理部
104 障害修復監視処理部
105 送受信処理部
200 部品要求受付サーバ
201 データ処理部
202 発送倉庫選択決定処理部
203 配送方法選択決定処理部
204 ハンドキャリー要求仕様社員出張情報DB照合処理部
205 保守部品機密保護レベル認識処理部
206 保守部品機密保護ハンドキャリー適任者アサイン処理部
207 送受信処理部
208 保守部品運搬受付処理部
209 ハンドキャリー要求仕様データベース
210 内製化可否判断処理部
211 ハンドキャリー内製化指示処理部
212 部品運搬内製化促進処理部
300 社員携帯電話
400 社員クライアント端末
500 人事管理システム
501 データ処理部
502 社員出張予定情報格納処理部
503 出張完了精算処理部
504 送受信処理部
505 社員出張情報データベース
506 社員人事情報データベース
600 インターネット
701 出張社員情報
702 出発日情報
703 発地駅情報
704 発時刻情報
705 着地駅情報
706 着時刻情報
707 内製化可否情報
708 出発日情報
709 発地駅情報
710 発時刻情報
711 着地駅情報
712 着時刻情報
713 内製化可否情報
800 社員ID
801 社員氏名
802 社員年齢
803 役職名
804 業務習熟度
901 保守部品届出ユーザ名
902 保守部品名
903 ハンドキャリー発地情報
904 出発日
905 発地駅
906 発時刻
907 ハンドキャリー着地情報
908 着地駅
909 着時刻
910 保守部品機密保護レベル

Claims (12)

  1. 保守部品名と当該保守部品名で特定される物品の発着時刻及び発着地に関するハンドキャリー情報とを少なくとも含む物品のハンドキャリー要求仕様を予め格納するハンドキャリー要求仕様データベースと、
    社員の出張の往路及び復路それぞれについての発着時刻及び発着地に関する出張情報と当該出張情報に対応する社員識別情報とを少なくとも含む社員の出張予定情報を予め格納する社員出張情報データベースと、
    前記社員出張情報データベース及び前記ハンドキャリー要求仕様データベースの内容を読み取り、照合するハンドキャリー要求仕様社員出張情報DB照合部と、
    前記ハンドキャリー要求仕様社員出張情報DB照合手段が照合した結果に基づいて、前記社員に前記物品をハンドキャリーさせられるか否かを判断する内製化可否判断処理部と、
    前記内製化可否判断処理部が判断した結果に基づいて前記物品の運搬要請前記社員の端末に自動通知するハンドキャリー内製化指示処理部と
    備えたことを特徴とする運搬業務遂行システム
  2. 少なくとも前記物品の運搬に関する情を含む前記物品の部品要求データを送信する保守部品手配処理部を備えたことを特徴とする請求項1記載の運搬業務遂行システム。
  3. 前記物品を運搬する際の機密保護レベルを認識する保守部品機密保護レベル認識処理部と、
    前記保守部品機密保護レベル認識処理部の認識した結果に基づいてハンドキャリーをアサインする保守部品機密保護ハンドキャリー適任者アサイン処理部と、をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の運搬業務遂行システム。
  4. 保守部品名と当該保守部品名で特定される物品の発着時刻及び発着地に関するハンドキャリー情報とを少なくとも含む物品のハンドキャリー要求仕様を予め格納するハンドキャリー要求仕様データベースと、社員の出張の往路及び復路それぞれについての発着時刻及び発着地に関する出張情報と当該出張情報に対応する社員識別情報とを少なくとも含む社員の出張予定情報を予め格納する社員出張情報データベースを有するシステムが
    前記社員出張情報データベース及び前記ハンドキャリー要求仕様データベースの内容を読み取り、照合し、
    前記照合した結果に基づいて、前記社員に前記物品をハンドキャリーさせられるか否かを判断し
    前記判断した結果に基づいて前記物品の運搬要請前記社員の端末に自動通知す
    ことを特徴とする運搬業務遂行方法。
  5. 少なくとも前記物品の運搬に関する情を含む前記物品の部品要求データを送信することを特徴とする請求項4記載の運搬業務遂行方法。
  6. 記物品を運搬する際の機密保護レベルを認識し、
    前記認識した結果に基づいてハンドキャリーをアサインする
    ことを特徴とする請求項4又は5記載の運搬業務遂行方法。
  7. 保守部品名と当該保守部品名で特定される物品の発着時刻及び発着地に関するハンドキャリー情報とを少なくとも含む物品のハンドキャリー要求仕様を予め格納するハンドキャリー要求仕様データベースと、
    前記社員出張情報データベース、及び人事管理システムが有する社員の出張の往路及び復路それぞれについての発着時刻及び発着地に関する出張情報と当該出張情報に対応する社員識別情報とを少なくとも含む社員の出張予定情報を予め格納する社員出張情報データベースの内容を読み取り、照合するハンドキャリー要求仕様社員出張情報DB照合部と
    前記ハンドキャリー要求仕様社員出張情報DB照合手段が照合した結果に基づいて、前記社員に前記物品をハンドキャリーさせられるか否かを判断する内製化可否判断処理部と
    前記内製化可否判断処理部が判断した結果に基づいて前記物品の運搬要請前記社員の端末に自動通知するハンドキャリー内製化指示処理部と
    備えたことを特徴とする部品要求受付サーバ。
  8. 少なくとも前記物品の運搬に関する情を含む前記物品の部品要求データを送信する保守部品手配処理部を備えたことを特徴とする請求項7記載の物品要求受付サーバ。
  9. 前記物品を運搬する際の機密保護レベルを認識する保守部品機密保護レベル認識処理部と、
    前記保守部品機密保護レベル認識処理部の認識した結果に基づいてハンドキャリーをアサインする保守部品機密保護ハンドキャリー適任者アサイン処理部と、をさらに含む
    ことを特徴とする請求項7又は8記載の物品要求受付サーバ。
  10. 保守部品名と当該保守部品名で特定される物品の発着時刻及び発着地に関するハンドキャリー情報とを少なくとも含む物品のハンドキャリー要求仕様を予め格納するハンドキャリー要求仕様データベースと、社員の出張の往路及び復路それぞれについての発着時刻及び発着地に関する出張情報と当該出張情報に対応する社員識別情報とを少なくとも含む社員の出張予定情報を予め格納する社員出張情報データベースとを有するシステムにおいて、
    前記社員出張情報データベース及び前記ハンドキャリー要求仕様データベースの内容を読み取り、照合する処理と
    前記ハンドキャリー要求仕様社員出張情報DB照合手段が照合した結果に基づいて、前記社員に前記物品をハンドキャリーさせられるか否かを判断する処理と、
    前記判断した結果に基づいて前記物品の運搬要請前記社員の端末に自動通知する処理と
    コンピュータに行わせることを特徴とするプログラム。
  11. 少なくとも前記物品の運搬に関する情を含む前記物品の部品要求データを送信する処理を
    コンピュータに行わせることを特徴とする請求項10記載のプログラム。
  12. 記物品を運搬する際の機密保護レベルを認識する処理と、
    前記認識した結果に基づいてハンドキャリーをアサインする処理とを
    コンピュータに行わせることを特徴とする請求項10又は11記載のプログラム。
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