JP4583946B2 - 電子ペン - Google Patents

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本発明は電子ペンに関し、特に指示部の先端と超音波発信部との間隔が調整可能な電子ペンに関する。
近年、超音波受信部を有する2個以上の信号処理器と、赤外光受光部を有する1個の信号処理器と、赤外光発光部と超音波発生部を持つ電子ペンとを組み合わせた座標入力装置が見られるようになった。これは信号処理器をホワイトボード上などの互いに離れた場所に取り付け、電子ペンの超音波発生部から発信された超音波がそれぞれの超音波受信部で受信されるまでの所要時間に基づいて電子ペンからそれぞれの超音波受信部までの距離を算定することで三角測量の原理によって電子ペンの位置を取得し、パソコンで座標として取り込むものである(特許文献1参照)。その仕組みとしては、例えばホワイトボードにプロジェクタから映像を投影して説明者が電子ペンを用いて説明する場合に、信号処理器をホワイトボードの2箇所以上の隅部に取り付け、パソコンの映像をプロジェクタでホワイトボードに投射し、投射映像の特定の位置(例えば4隅)を電子ペンで指定することで投射映像の基準位置を前記信号処理器に覚えこませ、その後は電子ペンの位置と先に覚えこませた特定の位置とを比較することで座標を算出し、算出された座標をパソコンに渡して映像内のマウスカーソルなどを動かす処理を行う。電子ペンは超音波信号と赤外線などの光線のパルスとを同時に発信する特徴をもっており、受信機が赤外線などの光線を受信してから2箇所の超音波受信部が超音波を受信するまでの時間を計測することによって、三角測量の原理によってペンの位置を検出することができる。
一方、近年プロジェクタの短焦点化が図られ、投射表示距離を非常に短くできるプロジェクタが増え、最近、開口構造を有する筐体に投射ミラーを備え、さらに超短焦点にできるプロジェクタが開発されている。図9は従来例の電子黒板とプロジェクタとの模式的斜視図である。プロジェクタ530の投射ミラー531から、電子黒板550に映像が投射されるが、この場合も信号処理器540は電子黒板550の2箇所以上の隅部に取り付けられて電子ペン50の位置を検出することが行なわれている。
特開2001−125741号公報
図9の電子黒板550とプロジェクタ530では、信号処理器540からの信号をプロジェクタ530まで伝送する必要があることから、後述の図1に示すような超音波受信部と赤外線受光部がプロジェクタに設けられた受信部付プロジェクタも開発されている。この場合通常電子ペン10を用いて投射面51上の指示された位置の座標を取得することには問題がないが、プロジェクタ30の超音波受信部41と投射面51との間隔がある範囲になると電子ペン10の超音波発信部16から超音波受信部41まで直接伝わる超音波と、電子ペン10の超音波発信部16から投射面51に反射して超音波受信部41まで伝わる超音波とが干渉しあって超音波が受信できなくなる現象がみられるという問題があった。
本発明の目的は、受信部におけるスクリーン面からの反射超音波による正規超音波の干渉を回避できる電子ペンを提供することにある。
本発明の電子ペンは、
超音波を発信する超音波発信部を備え電子ペンであって、
電子ペンで指し示す位置を含む面と超音波発信部との間の距離が調整可能な構造を有することを特徴とする。前記距離が、超音波発信部と超音波発信部から発信された超音波を受信する超音波受信部との間の距離に対応して調整される。超音波発信部は電子ペンの本体部に固定されており、先端部を有する指示部が本体部に対して伸縮手段により伸縮可能に取り付けられていてもよい。
第1の態様では、本体部は、基部およびその基部と係合してその基部に対して回転可能な伸縮操作部を有し、基部と伸縮操作部とには内部に中空部が設けられており、指示部は基部内部に設けられた中空部内を回転することなく摺動可能な外形を有し、伸縮手段は伸縮操作部の中空部に設けられた雌ねじと、その雌ねじと係合するように指示部の外面に設けられた雄ねじであり、本体部に挿入された指示部が伸縮操作部の回転により伸縮動作を行う。伸縮操作部は基部の先端部側に設けられていてもよく、超音波発信部は伸縮操作部に設けられていてもよい。
第2の態様では、本体部には中空部が内部に設けられており、指示部は本体部の中空部内を摺動可能な外形を有し、伸縮手段は本体部外面から内面に貫通するように軸中心と平行方向に設けられた所定の長さの開口と、その開口と係合して軸中心と平行方向に摺動可能で本体部の外部から操作可能な指示部に設けられた突起部である。指示部を複数の所定の位置で本体部にクリックするクリック機構を有してもよく、超音波発信部は基部の先端部側に設けられていてもよい。
投射面に接触する電子ペンの先端と超音波発信部との間隔を調整することによって超音波の直行波経路と反射波波経路の距離差を調整できる。
本発明は、超音波発信部と超音波受信部との距離に対応して、電子ペンで指し示す位置を含む面と超音波発信部との間隔を調整することによって超音波の直行波経路と反射波波経路の距離差を調整できるので、直行波の波形と反射波の波形との関係を干渉しない状態に調整することができ、干渉による位置情報取得の不具合を防止することができるという効果がある。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1はプロジェクタと投射面と電子ペンとの関係を示す模式的斜視図である。ここでは、投射面51が電子黒板50に形成されているものとして説明するが、電子黒板50が単なるスクリーンであっても本発明の電子ペン10は有効に利用できる。
プロジェクタ30は不図示の表示パネルと、表示パネルから出力される画像を制御する画像制御部と、映像を直接電子黒板50に投射する投射ミラー31と、表示パネルから出力された画像を投射ミラー31に導光する光学系と、電子ペン位置検出部とを備えている。
電子ペン位置検出部は、電子ペン10の超音波発信部16から発信された超音波をそれぞれが受信する第1の超音波受信部41、第2の超音波受信部42、および電子ペン10の赤外線発光部17で発光した赤外線を受光する赤外線受光部43を有する。ここでは、プロジェクタを投射ミラー型として説明するがこれに限定されるものではなく、投射レンズ型であっても同様に適応できる。また、赤外線は可視光線などの光線や電磁波であってもよい。
まず、上述の超音波受信部41で超音波が受信できなくなる原理を図1と図2を参照して説明する。図2は、図1の電子黒板付プロジェクタの超音波の干渉を説明するための模式的側面図である。電子ペン10の超音波発信部16から超音波信号71が所定のタイミングで出力される。出力された超音波はプロジェクタ30の超音波受信部40で受信される。この際、超音波の通る経路として超音波発信部16から直接超音波受信部40に到達する直行波経路74と投射面51の反射点76で反射して超音波受信部40に到達する反射波経路75がある。ここで直行波経路74と反射波経路75の距離差が超音波の一波長の半分であった場合、ちょうど超音波受信部40の位置で直行波と反射波との波形が打ち消しあって合成波の波高が低くなり受信が非常に困難、もしくは受信不可能となる。
図3は超音波受信部で受信した超音波の信号レベルの模式図である。超音波発信素子の特性により、発信開始直後から時間とともに受信信号レベルが増加する。通常、超音波の検出は第1波と第3波の波高の間にしきい値を設けることにより、検出を行う。
図4は直行波と反射波の経路距離差がちょうど半波長となったときの超音波受信部の信号レベルを表す模式図であり、(a)はそれぞれの超音波波形であり、(b)は合成波の波形である。この場合、直行波81と反射波82は打ち消しあってしまい、超音波受信部40では図4(b)の合成波83となって、第1波と第3波の間に設けられたしきい値により第3波を検出することは困難となり、正しい到達時間を把握することができない。
図5は直行波と反射波の経路距離差がちょうど1.5波長となったときの超音波受信部の信号レベルを表す模式図であり、(a)はそれぞれの超音波波形であり、(b)は合成波の波形である。反射波82の信号レベルは同時刻の直行波81の信号レベルと比較して小さいため、図5(b)の合成波83の波形は直行波81に近いものとなり、第1波と第3波の間に設けられたしきい値により第3波を検出することができ、正常に受信することが可能となる。
実施例によれば、40kHz(波長8.5mm)の超音波を使用し、投射面51から超音波発信部16までの距離が12mm、投射面51から超音波受信部40の距離が256mmの場合、投射面51に投影した超音波発信部16と超音波受信部40との距離(図2中のL0 )が1350mmを超えたところから受信が困難となる状態が現れた。この条件で直行波経路74と反射波経路75の長さを算出すると、
直行波経路74は1371.9mm(=√((256−12)2 +13502
反射波経路75は1376.3mm(=√((256+12)2 +13502
となり、その差は4.4mm、つまり40kHzの波長の半分である4.25mmに非常に近く、直行波経路74と反射波経路75を通る超音波が超音波受信部40上でお互いに打ち消しあっていることが数値的に確認できる。
ここでこの受信不可能な状態を回避するために直行波経路74と反射波経路75の距離差を変化させる方法を検討すると、上記の投射面51から超音波受信部40の距離256mmや投射面51に投影した超音波発信部16と超音波受信部40との距離1350mmはプロジェクタの光学特性に依存する値であるため変更することができないため、投射面51と超音波発信部16の距離を変化させることにより直行波経路74と反射波経路75の距離差を変化させることができることに着目してそれに対応した電子ペンの構成を発明した。
次に、本発明の実施の形態の電子ペンについて図面を参照して説明する。図6は本発明の第1の実施の形態の電子ペンの模式的説明図であり、(a)は側面図、(b)は側面断面図である。
電子ペン10は、基部111と基部111の一端に回転可能に係合された伸縮操作部112とからなる本体部11と、投射面51上の位置を指定するための先端部121を有する指示部12とから構成される。
指示部12は円柱状の外形を有し、基部111に設けられた中空孔113に摺動可能に挿入され、回転は指示部12の回転防止用突起121が基部111の中空孔113に設けられた回転抑止溝114に係合することで抑止されている。
伸縮操作部112は、伸縮操作部112と基部111とに設けられた係合部115で基部111の先端に回転可能に取り付けられており、内部に設けられた伸縮手段であるねじ部14の雌ねじが指示部12の外面に設けられたねじ部14の雄ねじと係合しており、伸縮操作部112を基部111に対して回転させることで指示部12が本体部11に対して伸縮する。通常、超音波発信部16は先端部12aの近傍に配置するため伸縮操作部112に内装されており、赤外線発光部17も伸縮操作部112に内装されていてもよい。この構成は1例であり、例えば伸縮操作部112が基部111に固定されており指示部12自体を本体部11に対して回転させることでねじ部14を介して指示部12が本体部11に対して伸縮してもよく、伸縮操作部112を基部111の後端に設けてもよいが、この場合は超音波発信部16は先端部121に近い基部111に設ける必要がある。
このような構成とすることによって、基部111に対して伸縮操作部112を回転させることで、先端部121と超音波発信部16との間隔を任意に変化させることができ、上述の受信不可能な状態を回避することができる。
図7は第1の実施の形態の応用例の電子ペンを説明するための模式的外形図であり、(a)は第1の回転角度の場合、(b)は第2の回転角度の場合、(c)は第3の回転角度の場合を示す。図2において投射面51のサイズが変化すると、それに対応して投射面51とプロジェクタ30との距離が変化するとともに超音波発信器16と超音波受信部40との距離が変化するので、それに伴って干渉を避けるための電子ペン10の先端部12aと超音波発信部16との間隔も変化させる必要があり、それに対応するため投射面51のサイズに対応した先端部12aと超音波発信部16との間隔を予め定めており、(a)の第1の回転角度はSサイズの投射面51に対応した回転角度であり、伸縮操作部112のマーカー116が基部111のSの投射面サイズ表示117と一致しており、(b)の第2の回転角度はMサイズの投射面51に対応した回転角度であり、伸縮操作部112のマーカー116が基部111のMの投射面サイズ表示117と一致しており、(c)の第3の回転角度はLサイズの投射面51に対応した回転角度であり、伸縮操作部112のマーカー116が基部111のLの投射面サイズ表示117と一致している。本来ならばプロジェクタ30と投射面51上の電子ペン10の距離に応じてペン先繰り出し量を調整するべきだが、操作者にとってはその距離に応じてペン先繰り出し量を調整することは一般に面倒と考えられる。投射面51上の電子ペン10からプロジェクタ30の超音波受信部40までの水平距離と投射面51のサイズとは比例関係にあるため、視覚的に分かりやすい投射面51のサイズによって電子ペン10のペン先繰り出し量の調整を行うことができる。
上述の実施例において、ペン先を5mm伸ばした場合、
経路31は1371.0mm(=√((256−17)2 +13502
経路32は1377.3mm(=√((256+17)2 +13502
となるので、その差は6.3mmとなり超音波の波長4.25mmの1.5倍となり、1.5波長の位相差となる。つまりペン先を伸ばすと経路差が半波長となる位置を画面の外側にすることができる。
図7には、投射面サイズ表示117のS、M、Lの各表示をマーカー116に合わせた場合のペン先繰り出し量を示している。マーカー116を投射面サイズ表示117のS、M、Lに合わせることにより電子ペン10の先端部121から超音波発信部40までの距離L1、L2、L3が変わり超音波の直行波81と反射波82の距離関係を調整することができ、直行波81と反射波82の経路差が半波長とならないようにすることができる
図8は、本発明の第2の実施の形態の電子ペンの模式的説明図であり、(a)は側面図、(b)は側面断面図である。電子ペン20は、本体部21と、投射面51上の位置を指定するための先端部221を有する指示部22とから構成される。第1の実施の形態とは本体部と指示部の相対位置を変化させるための機構が異なるだけで、その他の動作や機能は同じなので、本体部と指示部の相対位置を変化させるための機構を中心に説明し、動作や機能の説明は省略する。
本体部21は筒状の形態で内部に指示部22と係合する中空孔213を有し、壁部を貫通して指示部22の伸縮操作部212が挿入される開口部218が設けられ、先端部に超音波発信部26と赤外線発光部27が設けられている。
指示部22は円柱状の外形を有し、本体部21に設けられた中空孔213に摺動可能に挿入され、回転は指示部22の伸縮操作部212が本体部21の中空孔213に設けられ開口部218に外部からの操作が可能なように係合することで抑止されている。また、本体部21の中空孔213の内面と指示部22の外面との間には位置決めのためのクリック動作を行わせるためのクリック機構219が設けられている。指示部22と本体部21の間の摩擦が大きく容易に移動しなければクリック機構219は設けられなくてもよい。伸縮操作部212を本体部21に対して摺動させることで指示部22が本体部21に対して伸縮する。本体部21と伸縮操作部212には第1の実施の形態の応用例と同様に投射面サイズ表示とマーカーとが設けられていてもよい。
このような構成とすることによって、本体部21に対して伸縮操作部212を前後させることで、先端部221と超音波発信部26との間隔を任意に変化させることができ、上述の受信不可能な状態を回避することができる。
プロジェクタと投射面と電子ペンとの関係を示す模式的斜視図である。 図1の電子黒板付プロジェクタの超音波の干渉を説明するための模式的側面図である。 超音波受信部で受信した超音波の信号レベルの模式図である。 直行波と反射波の経路距離差がちょうど半波長となったときの超音波受信部の信号レベルを表す模式図であり、(a)はそれぞれの超音波波形であり、(b)は合成波の波形である。 直行波と反射波の経路距離差がちょうど1.5波長となったときの超音波受信部の信号レベルを表す模式図であり、(a)はそれぞれの超音波波形であり、(b)は合成波の波形である。 本発明の第1の実施の形態の電子ペンの模式的説明図であり、(a)は側面図、(b)は側面断面図である。 第1の実施の形態の応用例の電子ペンを説明するための模式的外形図であり、(a)は第1の回転角度の場合、(b)は第2の回転角度の場合、(c)は第3の回転角度の場合を示す。 本発明の第2の実施の形態の電子ペンの模式的説明図であり、(a)は側面図、(b)は側面断面図である。 従来例の電子黒板とプロジェクタとの模式的斜視図である。
符号の説明
10、20、50 電子ペン
11、21 本体部
12、22 指示部
14 ねじ部
16、26、516 超音波発信部
17、27、517 赤外線発光部
30、530 プロジェクタ
31、531 反射ミラー
40 超音波受信部
41 第1の超音波受信部
42 第2の超音波受信部
43 赤外線受光部
50、550 電子黒板
71、72 超音波信号
73 赤外線パルス
74 超音波直行波経路
75 超音波反射波波経路
76 反射点
81 直行波
82 反射波
83 合成波
84 基準値
85 しきい値
111 基部
112、212 伸縮操作部
113、213 中空孔
114 回転抑止溝
115 係合部
116 マーカー
117 投射面サイズ表示
121、221 先端部
122 回転防止用突起
218 開口部
219 クリック機構
540 信号処理器

Claims (9)

  1. 超音波を発信する超音波発信部を備え電子ペンであって、
    前記電子ペンで指し示す位置を含む面と前記超音波発信部との間の距離が調整可能な構造を有し、
    前記距離が、前記超音波発信部と前記超音波発信部から発信された超音波を受信する超音波受信部との間の距離に対応して調整されることを特徴とする電子ペン。
  2. 前記電子ペンで指し示す位置を含む面と前記超音波発信部との間の距離は、位置を指し示す先端部と前記超音波発信部との間隔を変化させて調整可能な構造とされ、
    前記先端部と前記超音波発信部との間隔が3つ以上の複数の異なる間隔に調整可能である、請求項1記載の電子ペン。
  3. 前記超音波発信部は前記電子ペンの本体部に固定されており、前記先端部を有する指示部が前記本体部に対して伸縮手段により伸縮可能に取り付けられている、請求項に記載の電子ペン。
  4. 前記本体部は、基部および該基部と係合して該基部に対して回転可能な伸縮操作部を有し、前記基部と前記伸縮操作部とには内部に中空部が設けられており、前記指示部は前記基部内部に設けられた前記中空部内を回転することなく摺動可能な外形を有し、前記伸縮手段は前記伸縮操作部の前記中空部に設けられた雌ねじと、該雌ねじと係合するように前記指示部の外面に設けられた雄ねじであり、前記本体部に挿入された前記指示部が前記伸縮操作部の回転により伸縮動作を行う、請求項に記載の電子ペン。
  5. 前記伸縮操作部は前記基部の前記先端部側に設けられている、請求項に記載の電子ペン。
  6. 前記超音波発信部は前記伸縮操作部に設けられている、請求項に記載の電子ペン。
  7. 前記本体部には中空部が内部に設けられており、前記指示部は前記本体部の中空部内を摺動可能な外形を有し、前記伸縮手段は前記本体部外面から内面に貫通するように軸中心と平行方向に設けられた所定の長さの開口と、該開口と係合して軸中心と平行方向に摺動可能で前記本体部の外部から操作可能な前記指示部に設けられた突起部である、請求項に記載の電子ペン。
  8. 前記指示部を複数の所定の位置で前記本体部にクリックするクリック機構を有する、請求項に記載の電子ペン。
  9. 前記超音波発信部は前記本体部の前記先端部側に設けられている、請求項に記載の電子ペン。
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