JP4583791B2 - 自動実行装置、自動実行方法、自動実行プログラムを記録した媒体および無線lanアダプタ - Google Patents

自動実行装置、自動実行方法、自動実行プログラムを記録した媒体および無線lanアダプタ Download PDF

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Description

本発明は、所定の作業を自動実行させるための自動実行装置、自動実行方法、自動実行プログラムを記録した媒体および無線LANアダプタに関する。
パーソナルコンピュータ(以下、単にPCと呼ぶ)に新たなハードウェアを接続して使用できるようにするためには、デバイスドライバをインストールする必要が生じる場合がある。通常、新たなハードウェアにはデバイスドライバをインストールするためのファイルなどが格納されたCD−ROMが付属し、ユーザーは同CD−ROMをPCに挿入して所定の実行ファイルを実行させる必要がある。
実行ファイルを実行させるため、ある種のオペレーティングシステム(以下、単にOSと呼ぶ)では、CD−ROMを挿入するだけで自動的に所定の実行ファイルを実行させる機能を備えている(非特許文献1参照)。また、その他の種のOSではこの機能がないので、ユーザー自ら実行ファイルを実行させるためのコマンドの入力などが必要になる。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb:ja;402889
CD−ROMを挿入するだけで自動的に所定の実行ファイルを実行させる機能を備えたOSであっても、当該機能はユーザーによってオフにすることも可能である。このため、初心者でも何かの状況に遭遇してこの機能をオフにすることがあり、100%自動実行されるものではない。
上記機能のないOSでは、ユーザー自ら実行ファイルを実行させるためのコマンドの入力などが必要になり、初心者のユーザーであると操作できない場合もある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、OSの機能にかかわらず、ほぼ確実に自動実行を開始させることが可能な自動実行装置、自動実行方法、自動実行プログラムを記録した媒体および無線LANアダプタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、USB接続端子と、所定の作業に必要なファイルを格納する手段と、USBスロットを備えた外部のPCの同USBスロットに上記USB接続端子を接続したときに同PCに対してキーボードコンソールとして認識させる手段と、キーボードコンソールとして認識された時点でコンソール入力により上記作業の実行ファイルを作成する手段と、上記PCに対してファイル格納デバイスとして認識させる手段と、上記実行ファイルを起動させる手段とを具備する構成としてもよい。
上記構成においては、USBスロットを備えた外部のPCの同USBスロットに本自動実行装置のUSB接続端子を接続すると、同PCに対してキーボードコンソールとして認識され、キーボードコンソールとして認識された時点でコンソール入力により作業を実行するための実行ファイルを作成する。次に、上記PC機器に対してファイル格納デバイスとして認識させ、上記実行ファイルを起動させる。
すなわち、どのようなPCにおいてもキーボードからの実行コマンドは受け付けることが可能であり、最初にキーボードコンソールとして認識させてファイルを作成させているので、ほぼ確実に自動的に実行されることになる。
SB接続端子と、USBスロットを備えた外部のPCの同USBスロットに上記USB接続端子を接続したときに同PCに対してキーボードコンソールとして認識させる手段と、キーボードコンソールとして認識された時点でコンソール入力により実行コマンドを出力する手段とを具備する構成としてもよい。USBスロットを備えた外部のPCの同USBスロットに本自動実行装置のUSB接続端子を接続すると、同PCに対してキーボードコンソールとして認識され、キーボードコンソールとして認識された時点でコンソール入力により実行コマンドを出力し、キーボードからの実行コマンドの入力があったときと同じ作業を実行させることができる。
また、自動実行装置において、上記実行ファイルは上記ファイル格納デバイスに格納されているファイルを使用して上記所定の作業を実行する構成としてもよい。
上記構成において、本自動実行装置はファイル格納デバイスとして認識されるので、あらかじめ格納しているファイルを使用することができ、実行ファイルが起動された以降に上記所定の作業を実行するのに必要なファイルを同格納デバイスから読み込みながら各種の処理を実行していくことができる。
なお、ファイル格納デバイスとして認識されるのは必ずしも最初からである必要はなく、ファイルを読み出す必要が生じる時点でファイル格納デバイスとして認識させるようにしても良い。すなわち、最初にキーボードコンソールとして認識されて機能し、その後、ファイル格納デバイスとしての機能へ移行させるようにしても良い。
OSによってはキーボードコンソールから必ずしも直に実行ファイルを作成できない場合がある。このため、自動実行装置において、上記実行ファイルを作成するにあたり、上記コンソール入力でテキストファイルを作成し、テキストファイルを実行可能なファイルに変換する構成としてもよい。
上記構成においては、まず、上記コンソール入力でテキストファイルを作成し、その後、同テキストファイルを実行可能なファイルに変換する。
さらに、自動実行装置において、上記作業はインストール作業である構成としてもよい。
上記構成においては、インストール作業を自動実行する。
さらに、自動実行装置において、上記格納されているファイルは、デバイスドライバ用ファイルである構成としてもよい。
上記構成においては、インストール作業を自動実行する際に、格納されているデバイスドライバ用ファイルを利用してインストール作業を継続する。
本発明は、USB接続端子を備えた自動実行装置であって、インストールの対象となるドライバファイルを格納するファイル格納手段と、USBスロットを備えた外部のPCの当該USBスロットに上記USB接続端子を接続したときに当該PCに対して当該自動実行装置をキーボードコンソールとして認識させ、当該PCにキーボードコンソールとして認識させた後、コンソール入力としてキャラクタコードを上記USB接続端子を介して当該PCに入力することが可能なキーボードエミュレート手段とを備え、上記コンソール入力により所定のセットアッププログラムの内容を示すテキストファイルを作成し、当該作成したテキストファイルを上記PCが実行可能なセットアッププログラムに変換し、上記セットアッププログラムを上記PCに実行させることにより、上記PCに、当該自動実行装置をファイル格納デバイスとして認識させ上記ファイル格納手段に格納された上記ドライバファイルをインストールさせる、構成としてある。
また本発明は、上記ファイル格納手段は、上記インストールを実行するためのファイル設定プログラムを格納しており、上記セットアッププログラムは、上記PCに、上記ファイル格納手段に格納されているファイル設定プログラムをロードさせて実行させることにより上記インストールを行なわせる構成としてある。
また本発明は、USB接続端子を備えた無線LANアダプタであって、インストールの対象となる無線LANアダプタ用のドライバファイルを格納するファイル格納手段と、USBスロットを備えた外部のPCの当該USBスロットに上記USB接続端子を接続したときに当該PCに対して当該無線LANアダプタをキーボードコンソールとして認識させ、当該PCにキーボードコンソールとして認識させた後、コンソール入力としてキャラクタコードを上記USB接続端子を介して当該PCに入力することが可能なキーボードエミュレート手段とを備え、上記コンソール入力により所定のセットアッププログラムの内容を示すテキストファイルを作成し、当該作成したテキストファイルを上記PCが実行可能なセットアッププログラムに変換し、上記セットアッププログラムを上記PCに実行させることにより、上記PCに、当該無線LANアダプタをファイル格納デバイスとして認識させ上記ファイル格納手段に格納された上記ドライバファイルをインストールさせる、構成としてある。
このように、所定の作業を自動実行する手法は必ずしも実体のある装置に限られる必要はなく、その方法としても機能することは容易に理解できる。このため、USB接続端子とインストールの対象となるドライバファイルを格納するメモリとを備えたUSB機器が実行する自動実行方法であって、上記USB機器は、USBスロットを備えた外部のPCの当該USBスロットに上記USB接続端子を接続したときに当該PCに対して当該USB機器をキーボードコンソールとして認識させ、上記PCにキーボードコンソールとして認識させた後、キャラクタコードを上記USB接続端子を介して上記PCに入力するコンソール入力により所定のセットアッププログラムの内容を示すテキストファイルを作成し、当該作成したテキストファイルを上記PCが実行可能なセットアッププログラムに変換し、上記セットアッププログラムを上記PCに実行させることにより、上記PCに、当該USB機器をファイル格納デバイスとして認識させ上記メモリに格納された上記ドライバファイルをインストールさせる、構成としてある。
すなわち、必ずしも実体のある装置に限らず、その方法としても有効であることに相違はない。
ところで、このような自動実行装置は単独で存在する場合もあるし、ある機器に組み込まれた状態で利用されることもあるなど、発明の思想としてはこれに限らず、各種の態様を含むものである。従って、ソフトウェアであったりハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。
このため、USB接続端子と、所定の作業に必要なファイルを格納する手段と、上記USB接続端子と接続されて所定の機能を追加するハードウェア機器と、USBスロットを備えた外部のPCの同USBスロットに上記USB接続端子を接続したときに同PCに対してキーボードコンソールとして認識させる手段と、キーボードコンソールとして認識された時点でコンソール入力により上記作業の実行ファイルを作成する手段と、上記PCに対してファイル格納デバイスとして認識させる手段と、上記実行ファイルを起動させ上記PCにて上記ハードウェア機器を利用可能にさせる手段とを具備する構成としてもよい。
上記構成によれば、キーボードとして認識させて所定の実行可能ファイルを作成し、格納されたファイルを使用しつつ機能追加するためのハードウェア機器を利用できる環境を整える。
すなわち、主としてハードウェア機器として機能追加することを目的とした装置において、確実に起動環境を整えることが可能となる。
さらに、より具体的な構成の一例として、USB接続端子と、上記USB接続端子と接続されて最初にキーボードとしての機能を提供するキーボード機能提供手段と、上記USB接続端子と接続されて無線LANアダプタの機能を提供する無線LANアダプタ機能提供手段と、上記USB接続端子と接続されてファイル格納デバイスの機能を提供するファイル格納デバイス機能提供手段とを備え、上記ファイル格納デバイスは、キーボードからコンソール入力されて実行可能な初期ロードプログラムファイルと、上記無線LANアダプタとしての機能を実現させるためのドライバファイルと、上記キーボード機能から上記無線LANアダプタ機能へ機能を変更させるための機能変更プログラムと、上記ドライバファイルがインストールされているか否かを判断してインストールされていなければインストールを実行してから上記機能変更プログラムを実行させるファイル設定プログラムとを格納しており、USBスロットを備えた外部のPCの同USBスロットに上記USB接続端子を接続したときに最初に同PCに対してキーボードコンソールとして認識させ、キーボードコンソールとして認識された時点でコンソール入力により上記初期ロードプログラムをロードさせて実行し、同初期ロードプログラムによって上記ファイル設定プログラムを実行させる構成としてもよい。
上記構成によれば、USBスロットを備えた外部のPCの同USBスロットに上記USB接続端子を接続したときに最初に同PCに対してキーボードコンソールとして認識させ、キーボードコンソールとして認識された時点でコンソール入力により上記初期ロードプログラムをロードさせて実行させる。同初期ロードプログラムは、無線LANアダプタとしての機能を実現させるためのドライバファイルが既にインストールされているか否かを判断し、インストールされていなければインストールを実行し、その後、上記キーボード機能から上記無線LANアダプタ機能へ機能を変更させるための機能変更プログラムを実行させる。また、インストールされていればそのまま機能変更プログラムを実行させる。これにより、以降は、無線LANアダプタとして機能する。なお、ファイル格納デバイスとして認識されるタイミングについては上述したのと同様であり、最初にキーボードコンソールとして認識されて機能し、その後にファイル格納デバイスとして認識されて機能し、最後に無線LANアダプタとして認識されて機能するようにしてもよい。むろん、この場合、キーボード機能から無線LANアダプタ機能への変更にあたり、その途中でファイル格納デバイス機能への変更が介在することになる。
また、発明の思想の具現化例として自動実行装置のソフトウェアとなる場合には、かかるソフトウェアを記録した記録媒体上においても当然存在し、利用されるといわざるをえない。
その一例として、USB接続端子とインストールの対象となるドライバファイルを格納するメモリとを備えたUSB機器が搭載するコンピュータに所定の機能を実現させる自動実行プログラムを記録した媒体であって、USBスロットを備えた外部のPCの当該USBスロットに上記USB接続端子を接続したときに当該PCに対して当該USB機器をキーボードコンソールとして認識させる機能と、上記PCにキーボードコンソールとして認識させた後、キャラクタコードを上記USB接続端子を介して上記PCに入力するコンソール入力により所定のセットアッププログラムの内容を示すテキストファイルを作成し、当該作成したテキストファイルを上記PCが実行可能なセットアッププログラムに変換する機能と、上記セットアッププログラムを上記PCに実行させることにより、上記PCに、当該USB機器をファイル格納デバイスとして認識させ上記メモリに格納された上記ドライバファイルをインストールさせる機能と、を実現させる構成としてある。
むろん、その記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。また、一次複製品、二次複製品などの複製段階については全く問う余地無く同等である。その他、供給方法として通信回線を利用して行なう場合でも本発明が利用されていることにはかわりない。
さらに、一部がソフトウェアであって、一部がハードウェアで実現されている場合においても発明の思想において全く異なるものではなく、一部を記録媒体上に記憶しておいて必要に応じて適宜読み込まれるような形態のものとしてあってもよい。
本発明をソフトウェアで実現する場合、ハードウェアやオペレーティングシステムを利用する構成とすることも可能であるし、これらと切り離して実現することもできる。例えば、各種の演算処理といっても、その実現方法はオペレーティングシステムにおける所定の関数を呼び出して処理することも可能であれば、このような関数を呼び出すことなくハードウェアから入力することも可能である。そして、実際にはオペレーティングシステムの介在のもとで実現するとしても、プログラムが媒体に記録されて流通される過程においては、このプログラムだけで本発明を実施できるものと理解することができる。
また、本発明をソフトウェアで実施する場合、発明がプログラムを記録した媒体として実現されるのみならず、本発明がプログラム自体として実現されるのは当然であり、プログラム自体も本発明に含まれる。
一方、上記発明は、利用の簡便性からもUSB端子を備えたPCに接続されて起動することを前提としているが、キーボードコンソールとして機能する接続態様はUSB接続に限定されない。その一例として、無線接続デバイスを備えた自動実行装置であって、インストールの対象となるドライバファイルを格納するファイル格納手段と、上記無線接続デバイスによって外部のPCと接続したときに当該PCに対して当該自動実行装置をキーボードコンソールとして認識させ、当該PCにキーボードコンソールとして認識させた後、コンソール入力としてキャラクタコードを上記無線接続デバイスを介して当該PCに入力することが可能なキーボードエミュレート手段とを備え、上記コンソール入力により所定のセットアッププログラムの内容を示すテキストファイルを作成し、当該作成したテキストファイルを上記PCが実行可能なセットアッププログラムに変換し、上記セットアッププログラムを上記PCに実行させることにより、上記PCに、当該自動実行装置をファイル格納デバイスとして認識させ上記ファイル格納手段に格納された上記ドライバファイルをインストールさせる、構成としてある。
上記構成においては、無線接続デバイスとしてPCに接続したときにキーボードコンソールとして認識され、以降、上述したUSB接続の場合と同様に作用して所定の処理を自動実行する。
このような無線接続デバイスの一例として、発明では、上記無線接続デバイスは、上記外部のPCに対して赤外線通信によって接続する構成としてある。
上記構成においては、上記無線接続デバイスは、上記外部のPCに対して赤外線通信によって接続する。
また、無線接続デバイスの他の一例として、発明では、上記無線接続デバイスは、上記外部のPCに対して微弱電波に基づいて接続する構成としてある。
上記構成においては、上記無線接続デバイスは、上記外部のPCに対して微弱電波を媒体として接続する。
また、発明では、上記無線接続デバイスは、上記外部のPCに対して無線接続範囲内に入ったことをトリガとして起動する構成としてある。
上記構成においては、無線接続範囲内に入ったことをトリガとして起動するため、煩わしい操作を行うことなく自動実行が開始される。
また、発明では、上記無線接続デバイスは、上記外部のPCに対して無線接続範囲内に入り、かつ、起動用のスイッチを操作したときに起動する構成と指定ある。
上記構成においては、無線接続範囲内に入っただけでは起動させず、起動用のスイッチをさらに操作したときにだけ起動させる。むろん、無線接続範囲内に入っていなければ、起動用のスイッチを操作しても起動することはない。起動をユーザーの確認のもとで行うことにより、他の準備なども併せて実施する際などの不用意な自動実行を抑制できる。
以上説明したように本発明は、OSの機能にかかわらず確実に起動して実行させることが可能な自動実行装置を提供することができる。
また、発明によれば、あらかじめ格納しておいたファイルを使用するので、OSごとに各種のファイルを用意しておけば広範囲なPCにおいても作業を実行することができるようになる。
さらに、発明によれば、直に実行ファイルを生成できない場合であっても、一旦、テキストファイルを作成してから変換するようにしたので、確実に実行ファイルを生成できる。
さらに、にかかる発明によれば、インストール作業を確実に実行して初心者でも不安なく使用できるようにすることができる。
さらに、あらかじめ用意したデバイスドライバ用ファイルを使用しながらインストール作業を実行でき、既存のインストール用のファイルなどを利用できる。
さらに、発明によれば、同様の効果を奏する自動実行方法自動実行プログラムを記録した媒体を提供できる。
さらに、実行コマンドを確実に入力することが可能な自動実行装置を提供できる。
さらに、確実に実行環境を形成することが可能な機能追加装置を提供できる。
さらに、発明によれば、確実に実行環境を形成して実行することが可能な無線LANアダプタを提供できる。
さらに、発明によれば、USB接続以外の無線接続で同様の効果を奏する自動実行装置を提供できる。
さらに、発明によれば、赤外線通信で接続する自動実行装置微弱電波で接続する自動実行装置を提供できる。
さらに、発明によれば、無線接続範囲に入ったことをトリガとして起動するので、起動のための煩わしい操作などが一切不要となる。
さらに、発明によれば、よりユーザーの管理下で起動を制御できる。
(1)第1実施例
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる自動実行装置が組み込まれた無線LANアダプタを含むコンピュータ一式を斜視図により示している。同図に示すように、ディスプレイ10が接続されるとともに複数のUSBスロットを備えたPC本体20には、同USBスロットを介してキーボード30と、マウス40と、無線LANアダプタ50とがそれぞれUSB接続されている。一般にはキーボード30とマウス40はヒューマンインターフェイスデバイスであって、特別なドライバファイルを備えていなくてもBIOSが起動された時点からPC本体20からは認識可能となっている。
図2は、無線LANアダプタ50のハードウェア構成を概略的にブロック図により示しており、USB接続端子51と、内部バス52と同USB接続端子51を接続するためのインターフェイスI/F53と、無線LANアダプタ回路54と、CPU55と、ROM56と、RAM57と、キーボードエミュレート回路58と、不揮発性メモリ回路59とを備えている。無線LANアダプタ回路54〜不揮発性メモリ回路59は上記内部バス52に接続されており、CPU55がRAM57をワークエリアとして使用しつつROM56に格納されたプログラムを実行して本無線LANアダプタ50にキーボード機能と無線LANアダプタ機能とファイル格納機能とを個別に実現させている。なお、キーボードエミュレート回路58は、必ずしもハードウェアの回路構成とする必要はなく、CPU55がROM56に記憶されている所定のプログラムを実施してソフトウェアエミュレートするように構成することも可能である。
図3は、無線LANアダプタ50をその機能に着目してブロック図により示している。上述したように、キーボード機能KKと、無線LANアダプタ機能LKと、ファイル格納機能FKとを有している。ここにおいて、キーボード機能KKは主に上記キーボードエミュレート回路58によって実現され、本無線LANアダプタ50をPC本体20のUSBスロットに接続したとき、最初はこのキーボードエミュレート回路58によってキーボードコンソールとして認識されるようにしている。また、無線LANアダプタ機能LKは主に上記無線LANアダプタ回路54によって実現され、ファイル格納機能FKは主に上記不揮発性メモリ回路59によって実現されている。また、ファイル格納機能FKとして予めIPLプログラムと、ファイル設定プログラムと、機能変更プログラムと、無線LANアダプタ用ドライバ・ユーティリティファイルとが記憶されている。
IPLプログラムは後述するようにオペレーティングシステム(以下、単にOSと呼ぶ)が起動した後のPC本体20によりコンソール入力されるコマンドによってロードされて実行可能なプログラムであり、ファイル設定プログラムを起動させる環境を作成する。また、ファイル設定プログラムは、同PC本体20に無線LANアダプタ用ドライバファイルとユーティリティファイルとがインストールされているか否かを判断し、インストールされていればそのまま機能変更プログラムを実行させるし、インストールされていなければインストール作業を実行してから同機能変更プログラムを実行させる。機能変更プログラムは同PC本体20にて実行されて最初はキーボードコンソールとして認識されていた本無線LANアダプタ50を本来の無線LANアダプタとして認識させるための処理を実行する。
この例では、最初にキーボードコンソール入力に基づいてIPLプログラムをロードさせ、ついでファイル設定プログラムをロードさせている。この意味で実行ファイルとは狭い意味ではIPLプログラムをさすが、広い意味ではファイル設定プログラムを含むものである。すなわち、キーボードコンソールからのコマンド入力に起因して実行可能となるさまざまなプログラムなどを実行ファイルと呼ぶことができる。
次に、上記構成からなる本実施形態の動作を説明する。
図4は、上記無線LANアダプタ50の動作内容をフローチャートにより示している。本無線LANアダプタ50をPC本体20のUSBスロットに接続したとき、USB規格に基づく電源ラインから給電されて動作が開始される。
まず、ステップS102ではRAM57やレジスタの初期化、および無線LANアダプタ回路54とキーボードエミュレート回路58をリセットする等の初期化を行なう。そして、ステップS104にてUSB規格に基づいてUSB接続が行われているのか確認後、ステップS106にて上記キーボードエミュレート回路58によりキーボードエミュレートを開始させ、本無線LANアダプタ50があたかもキーボードであるかのようにPC本体20に認識させる。
PC本体20のOSは特に限定されるものではないが、一般的なOSであれば起動過程のあるタイミングからコンソール入力が可能となる。ステップS108では、このようなコンソール入力が可能となったかいなかを判断し、入力可能となったらステップS110にてIPLプログラムをロードさせるコマンドをコンソールより入力させる。すなわち、キーボードエミュレート回路は、同コマンドに対応するキャラクターコードを順次USB接続端子51を介してPC本体20に出力する。PC本体20はこの動作に対してあたかもユーザーがキーボードより順次同コマンドに対応するキャラクターをキー入力しているのと同じように受け取る。ほぼすべてのOSにおいて、起動後にキーボードからのコンソール入力が可能であるため、以上の過程は必ず実行できることが保証される。
ロード時に「ロード後実行」というオプションを付加しておくことにより、ステップS112にて上記IPLプログラムをロード後、そのまま実行させることが可能となる。このように「ロード後実行」というオプションを付してロードさせることも「起動させる」ことには変わりない。ここでいうIPLは一般的なイニシャルプログラムローダではないが、本実施形態のように、最初に小さなプログラムをロードさせ、次に大きなプログラムなどをロードできるように環境を整備する意味でIPLプログラムと呼んでいる。通常コンソールデバイスから1度に入力可能な文字数は少なく、大きなプログラム本体をキーボードコンソール入力でロードさせることはできないことが多い。このため、作業の主となるファイル設定プログラムをロードさせるためだけの小さなプログラムをキーボードコンソール入力でロードさせるようにしている。
また、各プログラムはPC本体20にて実行されるOSに依存して組み込まれている。従って、OSがデフォルトで提供する機能の相違などによっては、下位レベルのプログラムをさらに用意して実施させる必要が生じることもある。図4に示す動作例で前提としているのは、OSがデフォルトとしてあるUSB接続機器をキーボードと認識しつつファイル格納デバイスとしても認識するというものである。これにより、IPLプログラムの実行オプション付きのロードコマンドを発行することにより、IPLプログラムをファイル格納デバイスからロードして実行し、さらにステップS114により同IPLプログラムによってファイル設定プログラムを実行オプション付きでロードさせることができる。
ファイル設定プログラムはステップS116によってPC本体20に既に無線LANアダプタとして機能するためのドライバファイルやユーティリティファイルがインストールされているか否かを判断する。そして、インストールされていないときにはステップS118にて同無線LANアダプタ用ドライバ・ユーティリティファイルをロードしてインストールする作業を実行する。この作業は、ドライバファイルとユーティリティファイルをPC本体20内の所定の記憶領域にコピーする作業と、各ファイルをOSに認識させるためのファイルの作成や、システム領域への書き込み作業などからなる。従って、PC本体20のOSによって異なり、予めOSに対応して必要なファイルを格納してある。
既にインストールされているときと、インストール作業を行って完了したときに、ステップS120にて機能変更プログラムをロードして実行させる。この機能変更プログラムは、一旦、OSにてキーボードとして認識されている本無線LANアダプタ50を本来の無線LANアダプタとして認識させることになる。この結果、ステップS120以降より本無線LANアダプタ50はPC本体20にて本来の無線LANアダプタとして認識され、ステップS122以降では上記ドライバファイルが機能として無線LANアダプタとして使用できるようになる。
以上においては、PC本体20に備えられているOSの種類に依存して各プログラムやファイルなどを用意しているが、複数のOSに対応して予め必要なプログラムやファイルを用意しておき、IPLプログラムをロードさせる前にコンソール入力からOSを判断し、判断されたOSに対応してIPLプログラムをロード・実行させればよい。OSを判断するにはコマンド入力に対応してディスプレーに表示されるキャラクターをリダイレクトによってキーボードコンソールに返すようにし、どのコマンドに対して正常なコマンドが返ってきたかを判断することで実現できる。
(2)第2実施例
図4はOSを特定しない実施形態であったが、図5〜図7は、特定のディスクオペレーティングシステムでの実施形態を示している。
最初にCPU55で起動されるプログラムでは、ステップS202にてステップS102と同様の初期化を行い、ステップS204にてステップS104と同様にUSB接続が開始されたか否かを判断し、USB接続の開始とともにステップS206にてステップS106と同様にキーボードエミュレートを開始する。
この課程をより詳細に説明すると、最初、USBデバイスをPCのUSBコネクタへ挿入すると、PCからデバイスへデバイス情報を問合せ、USBデバイスがPCへデバイス情報を回答する。この例では、キーボードであることとか、ベンダーID等を回答する。これに対応してPCはデバイス(キーボード)に対するドライバが、インストール済みであることを確認するが、キーボードは標準デバイスであるため、通常はインストール済みであり、PCからデバイスへ動作準備完了を連絡する。
ステップS208ではコンソール入力が可能となったか否かを判断する。具体的には、リダイレクトコマンドを出力してディスプレイ出力をキーボードコンソールへ出力させるようにし、プロンプトが出力されてきたか否かを判断する。一定時間待機して、プロンプト出力が得られなければ、リダイレクトコンマドを再送して待機する。プロンプト出力が得られたらコンソール入力が可能であると判断し、ステップS210ではコンソール入力をファイル出力させるコマンドを出力する。すなわち、これ以降、所定のキーコードが入力されるまでは、キーボードコンソールから出力されるキャラクターコードを順次所定の名前のテキストファイルに出力させるというコマンドである。そして、ステップS212では実際にファイル内容をコンソールより出力する。このテキストファイルの内容は後に実施させるセットアッププログラムに対応しており、一旦はこのようにコンソール入力にてテキストファイルとして作成される。なお、コンソール入力できるキャラクターには制限があるので、入力可能なキャラクターを後に変換して本来実行可能なセットアッププログラムの内容にすればよい。
ここでも実行ファイルは狭い意味においてセットアッププログラムを指すし、広い意味では以下のファイル設定プログラムは機能変更プログラムを含むといえる。
以上の課程のより詳細なコマンドを例示すると、以下のようになる。
<キーボード動作開始>
1:OSがキーボードからのコマンド(一連のキャラクタ)を受けられる状態にするため、
"CTLコード"+"ESCコード" のキーボード入力でスタートメニューを表示し、
"R" のキーボード入力でコマンド実行画面を表示し("ファイル名を指定して実行")、
"COMMAND.COM" のキーボード入力でDOSプロンプト画面を表示させる。
2:キーボードから初期IPLプログラムをPCへコピーするため、
"COPY CON1:setup0.EXE" のキーボード入力を行い、続いて初期IPL(setup0.EXE)ファイルをPCへコピーする。この作業は、プログラム本体をキャラクタベースで、デバイスからPCへ流し込む作業となる。
3:初期IPLプログラムを実行するため、
"setup0.EXE"のキーボード入力で初期IPLプログラムを実行する。
セットアッププログラムの目的は本無線LANアダプタ50をファイル格納デバイスとしてディスクオペレーティングシステムに認識させ、その後、ファイル設定プログラムを起動させることにあり、その前段階で必要な環境形成を含めて実行するので、必ずしも単一のプログラムである必要はない。この意味で、上述したコマンドの例示したように、最初に小さなsetup0.exeを実行し、このsetup0.exeによってより大きなsetup1.exeなどを実行させるようにすればよい。ステップS216で当該セットアッププログラムを実際に起動させるコマンドをキーボードコンソールから出力し、最初に起動されるプログラムを終了する。
図6はセットアッププログラムの内容をフローチャートにより示しており、上述したように所定の環境を形成することを前提として、ステップS222では本無線LANアダプタ50をファイル格納デバイスとして認識させる。この時点でファイル格納機能が提供され、格納されている各種のプログラムやファイルが任意に読み出し可能となっている。その状態で、ステップS224ではファイル設定プログラムをロードさせ、さらに実行させる。
図7はこのファイル設定プログラムの内容をフローチャートにより示している。ファイル設定プログラムはPC本体20で実行されており、ステップS232ではドライバファイルがインストールされているか否かを判断する。各種のハードウェアに対応してドライバファイルが提供され、ディスクオペレーティングシステムにおいて認識できるようになっているので、このようにして既に認識される状態になっているか否かを判断する。
インストールされていなければ、ステップS234にて必要なドライバファイルのインストールを行う。むろん、通常はこのときにユーティリティファイルなどもインストールする。
ステップS236は、以上のようにして必ずドライバファイルがインストールされている状態において実行されるようになっており、無線LANアダプタとしての機能化を実行させる。最初、本無線LANアダプタ50はキーボードとして認識され、その後ファイル格納デバイスとして認識されるように機能化を実行した。そして、このステップS236では、ファイル格納デバイスから無線LANアダプタとして機能するように機能化を実行させている。この意味で、図3に示す機能変更プログラムは、本OSにおいては、二種類存在することになる。むろん、各OSの機能に応じて必要な対応をとればよい。
無線LANアダプタとしての機能化を実行させることにより、これ以降は無線LANアダプタ50が無線LANアダプタとして動作を開始する。ステップS238は波線で示しているが、敢えて動作開始のコマンド等の入力が必要となるわけではない。
(3)その他の実施例
上述した実施形態においては、USB接続端子を備えた機器を前提としているが、本発明は、その他の接続手法を採用するものであっても適用可能である。例えば、赤外線光を通信手段として接続されるデバイスであったり、所定の微弱電波を利用して至近距離の範囲内で接続(Bluetooth規格に基づく接続:なお、「Bluetooth」は登録商標である)可能なデバイスなどがある。このようなデバイスであっても、PCの基本機能の範囲でキーボードコンソールデバイスとして認識させることができれば、同無線接続デバイスと、所定の作業に必要なファイルを格納する手段と、上記無線接続デバイスによって外部のPCと接続したときに同PCに対してキーボードコンソールとして認識させる手段と、キーボードコンソールとして認識された時点でコンソール入力により上記作業の実行ファイルを作成する手段と、上記PCに対してファイル格納デバイスとして認識させる手段と、上記実行ファイルを起動させる手段とを具備することにより自動実行装置を実現することができる。
むろん、このように構成した発明においては、無線接続機能を備えた外部のPCと無線接続デバイスを利用して同無線接続機能により接続すると、同PCに対してキーボードコンソールとして認識され、キーボードコンソールとして認識された時点でコンソール入力により作業を実行するための実行ファイルを作成し、上記PC機器に対してファイル格納デバイスとして認識させ、上記実行ファイルを起動させることが可能である。
図8はこのような無線接続で自動実行させるためのフローチャートを示している。
図5に示すフローチャートとの差異は、ステップS204がUSB接続されたか否かを判断しているのに対し、ステップS205にて無線接続範囲内に入ったか否かを判断している点である。無線接続機能によって無線接続範囲内に入ったか否かの判断は異なるが、赤外線通信の場合は赤外線送受信器にて通信開始のための赤外線信号を送信し、同赤外線信号に対する応答の有無で判断する。所定の微弱電波を利用する場合も、電波送受信器にて通信開始のための電波信号を送信し、同電波信号に対する応答の有無で判断する。
むろん、赤外線や微弱電波以外による接続可能な無線接続デバイスであっても同様に実現できる。一般には、PCに接続された各種の無線接続のためのインターフェイスがオペレーティングシステムによって標準認識されており、PCの側では別途に起動のためのドライバをインストールする必要はない。
また、本実施例においては、ステップS205にて無線接続範囲内に入ったか否かを検知してトリガとしているが、別に起動用のボタンなどのスイッチを設けておくようにしてもよい。そして、無線接続範囲内に入っており、かつ、同起動用のスイッチを操作したときに起動するようにしてもよい。
(4)まとめ
このように、USB接続端子51を備え、デフォルト時にキーボードエミュレート回路58によりキーボードとして機能させ、あたかもキーボードコンソールとしてコマンドを入力することにより、OSに依存した自動実行の機能の有無には関係なく、確実に所定のコマンドを出力することができ、この結果、不揮発性メモリ回路59に記憶しておいた任意のファイルをロードさせて実行できるようになり、最終的に本無線LANアダプタ50内の無線LANアダプタ回路54により無線LANアダプタとして確実に機能させることができるようになる。
本発明の一実施形態にかかる自動実行装置が適用された無線LANアダプタを含むコンピュータシステムの外観斜視図である。 無線LANアダプタのハードウェアブロック図である。 無線LANアダプタの機能ブロック図である。 無線LANアダプタの汎用的な動作を示すフローチャートである。 特定のディスクオペレーティングシステムで起動される最初のプログラムのフローチャートである。 セットアッププログラムのフローチャートである。 ファイル設定プログラムのフローチャートである。 無線接続デバイスを使用する場合のフローチャートである。
符号の説明
10…ディスプレイ
20…PC本体
30…キーボード
40…マウス
50…無線LANアダプタ
51…USB接続端子
52…内部バス
53…インターフェイスI/F
54…無線LANアダプタ回路
55…CPU
56…ROM
57…RAM
58…キーボードエミュレート回路
59…不揮発性メモリ回路
KK…キーボード機能
LK…無線LANアダプタ機能
FK…ファイル格納機能

Claims (10)

  1. USB接続端子を備えた自動実行装置であって、
    インストールの対象となるドライバファイルを格納するファイル格納手段と、
    USBスロットを備えた外部のPCの当該USBスロットに上記USB接続端子を接続したときに当該PCに対して当該自動実行装置をキーボードコンソールとして認識させ、当該PCにキーボードコンソールとして認識させた後、コンソール入力としてキャラクタコードを上記USB接続端子を介して当該PCに入力することが可能なキーボードエミュレート手段とを備え、
    上記コンソール入力により所定のセットアッププログラムの内容を示すテキストファイルを作成し、当該作成したテキストファイルを上記PCが実行可能なセットアッププログラムに変換し、
    上記セットアッププログラムを上記PCに実行させることにより、上記PCに、当該自動実行装置をファイル格納デバイスとして認識させ上記ファイル格納手段に格納された上記ドライバファイルをインストールさせる、
    ことを特徴とする自動実行装置。
  2. 記ファイル格納手段は、上記インストールを実行するためのファイル設定プログラムを格納しており、
    上記セットアッププログラムは、上記PCに、上記ファイル格納手段に格納されているファイル設定プログラムをロードさせて実行させることにより上記インストールを行なわせることを特徴とする請求項1に記載の自動実行装置。
  3. USB接続端子とインストールの対象となるドライバファイルを格納するメモリとを備えたUSB機器が実行する自動実行方法であって、
    上記USB機器は、
    USBスロットを備えた外部のPCの当該USBスロットに上記USB接続端子を接続したときに当該PCに対して当該USB機器をキーボードコンソールとして認識させ
    上記PCにキーボードコンソールとして認識させた後、キャラクタコードを上記USB接続端子を介して上記PCに入力するコンソール入力により所定のセットアッププログラムの内容を示すテキストファイルを作成し、当該作成したテキストファイルを上記PCが実行可能なセットアッププログラムに変換し、
    上記セットアッププログラムを上記PCに実行させることにより、上記PCに、当該USB機器をファイル格納デバイスとして認識させ上記メモリに格納された上記ドライバファイルをインストールさせる、
    ことを特徴とする自動実行方法。
  4. USB接続端子とインストールの対象となるドライバファイルを格納するメモリとを備えたUSB機器が搭載するコンピュータに所定の機能を実現させる自動実行プログラムを記録した媒体であって、
    USBスロットを備えた外部のPCの当該USBスロットに上記USB接続端子を接続したときに当該PCに対して当該USB機器をキーボードコンソールとして認識させる機能と、
    上記PCにキーボードコンソールとして認識させた後、キャラクタコードを上記USB接続端子を介して上記PCに入力するコンソール入力により所定のセットアッププログラムの内容を示すテキストファイルを作成し、当該作成したテキストファイルを上記PCが実行可能なセットアッププログラムに変換する機能と、
    上記セットアッププログラムを上記PCに実行させることにより、上記PCに、当該USB機器をファイル格納デバイスとして認識させ上記メモリに格納された上記ドライバファイルをインストールさせる機能と、
    を実現させることを特徴とする自動実行プログラムを記録した媒体。
  5. USB接続端子を備えた無線LANアダプタであって、
    インストールの対象となる無線LANアダプタ用のドライバファイルを格納するファイル格納手段と、
    USBスロットを備えた外部のPCの当該USBスロットに上記USB接続端子を接続したときに当該PCに対して当該無線LANアダプタをキーボードコンソールとして認識させ、当該PCにキーボードコンソールとして認識させた後、コンソール入力としてキャラクタコードを上記USB接続端子を介して当該PCに入力することが可能なキーボードエミュレート手段とを備え、
    上記コンソール入力により所定のセットアッププログラムの内容を示すテキストファイルを作成し、当該作成したテキストファイルを上記PCが実行可能なセットアッププログラムに変換し、
    上記セットアッププログラムを上記PCに実行させることにより、上記PCに、当該無線LANアダプタをファイル格納デバイスとして認識させ上記ファイル格納手段に格納された上記ドライバファイルをインストールさせる、
    ことを特徴とする無線LANアダプタ。
  6. 無線接続デバイスを備えた自動実行装置であって、
    インストールの対象となるドライバファイルを格納するファイル格納手段と、
    上記無線接続デバイスによって外部のPCと接続したときに当該PCに対して当該自動実行装置をキーボードコンソールとして認識させ、当該PCにキーボードコンソールとして認識させた後、コンソール入力としてキャラクタコードを上記無線接続デバイスを介して当該PCに入力することが可能なキーボードエミュレート手段とを備え、
    上記コンソール入力により所定のセットアッププログラムの内容を示すテキストファイルを作成し、当該作成したテキストファイルを上記PCが実行可能なセットアッププログラムに変換し、
    上記セットアッププログラムを上記PCに実行させることにより、上記PCに、当該自動実行装置をファイル格納デバイスとして認識させ上記ファイル格納手段に格納された上記ドライバファイルをインストールさせる、
    ことを特徴とする自動実行装置。
  7. 上記無線接続デバイスは、上記外部のPCに対して赤外線通信によって接続することを特徴とする請求項6に記載の自動実行装置。
  8. 上記無線接続デバイスは、上記外部のPCに対して微弱電波に基づいて接続することを特徴とする請求項6に記載の自動実行装置。
  9. 上記無線接続デバイスは、上記外部のPCに対して無線接続範囲内に入ったことをトリガとして起動することを特徴とする請求項6〜請求項8のいずれかに記載の自動実行装置。
  10. 上記無線接続デバイスは、上記外部のPCに対して無線接続範囲内に入り、かつ、起動用のスイッチを操作したときに起動することを特徴とする請求項6〜請求項8のいずれかに記載の自動実行装置。
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