JP4582639B2 - 電動リニアアクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、自動車のブレーキ、エンジン、トランスミッション等の駆動部に使用される電動リニアアクチュエータ、特に電動モータの回転をボールねじ機構を介して直線運動に変換して用いる電動リニアアクチュエータに関するものである。
自動車等の車両の各種駆動部に使用される電動リニアアクチュエータにおいて、電動モータの回転運動を軸方向の直線運動に変換する機構として、台形ねじあるいはラックアンドピニオン等の歯車機構が一般的に使用されている。これらの変換機構は、滑り接触部を伴うため動力損失が大きく、電動モータの大型化や消費電力の増大を余儀なくされている。そのため、より効率的なアクチュエータとしてボールねじ機構が採用されるようになってきた。
従来、この種の電動リニアアクチュエータでは、駆動側の作用線はボールねじの軸心と同一であり、純アキシアル荷重がボールねじに負荷されるが、ボールねじに負荷される荷重が純アキシアル荷重でない場合には、ボールねじにラジアル荷重が直接負荷されないように、リニアガイド等が併用されていた。
しかしながら、一般産業機器の用途では比較的大きな空間スペースがあり、構成部品の配置や大きさに対する自由度が大きいが、自動車のエンジンルーム等ではそれが厳しく制限される。したがって、ボールねじに純アキシアル荷重のみが負荷される構造の電動リニアアクチュエータを組み込むことは困難であった。
こうした問題点を解決したものとして、図5に示すような電動リニアアクチュエータが知られている。この電動リニアアクチュエータ50は、一対のリンク51と、このリンク51を介して被駆動部材を揺動駆動するボールねじ52と、このボールねじ52を駆動する電動モータ53とを主たる構成としている。
ボールねじ52は、図6に示すように、電動モータ53により回転駆動され、外周面に螺旋状のねじ溝54aが形成されたねじ軸54と、内周面にこのねじ軸54のねじ溝54aに対応する螺旋状のねじ溝55aが形成されたナット55と、これら両ねじ溝54a、55a間に収容された多数のボール56とを備えている。また、図5に示すように、ナット55には、リンク51の一端部を回転自在に支承する支持軸57が設けられている。この支持軸57は、ナット55の重心を通り、ねじ軸54の軸心に対して直角に設けられている。
また、ボールねじ52は、螺旋状のねじ溝54a、55aとの間にボール56の無限循環路を形成する循環部材としてのリターンチューブ58を備えている。このリターンチューブ58は、図6に示すようにナット55に装着されており、支持軸57を介してナット55に作用する負荷荷重Fのラジアル方向成分Frが作用する側(図中上側)と反対側(図中下側)に配置されている。
これにより、ラジアル方向成分Frが作用する反対側(図中下側)に位置するボール数より、ラジアル方向成分Frが作用する側(図中上側)に位置するボール数が多くなる。したがって、支持軸57を介してナット55に作用する負荷荷重Fのラジアル方向成分Frによってボールねじ52の寿命が低下するのを防止することができる。
特開2004−84827号公報
こうした従来の電動リニアアクチュエータ50におけるボールねじ52は、リターンチューブ58をナット55に作用する負荷荷重Fのラジアル方向成分Frが作用する側と反対側に配置し、ラジアル方向成分Frが作用する側に多くのボール数を配列させてボールねじ52の寿命向上を図るように構成されているが、循環部材となるリターンチューブ58がナット55の外周部に装着されているため、コンパクト性が求められるこの種の電動リニアアクチュエータ50においては一つの障害となる。さらに、支持軸57を介してボールねじ52にモーメント荷重が作用した場合、内部のボール負荷分布が不均一となり、ボール56の挙動が安定せずスムーズな転動を阻害する恐れがある。
本発明は、こうした従来の課題を解消し、ボールねじにモーメント荷重や交番荷重が負荷されても内部のボール負荷分布が均一になり、ボールの挙動を安定させてボールねじのスムーズな作動を図った電動リニアアクチュエータを提供することを目的とする。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、ハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータのモータ軸に同軸状に連結され、外周に螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸と、このねじ軸に外挿され、外周の軸方向中央にリンクの一端部と係合する一対の支持部を有し、内周に前記ねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、両ねじ溝間に収容された多数のボールと、前記両ねじ溝間にボールの無限循環路が形成されたボールの循環部材とからなり、前記電動モータの回転運動を軸方向運動に変換すると共に、前記支持部を介して連結されたリンクを揺動運動させるボールねじと、前記ねじ軸を前記ハウジングに対して回転自在に、かつ軸方向移動不可に支承する一対の支持軸受とを備えた電動リニアアクチュエータにおいて、前記ナットの外周の軸方向中央に前記リンクの一端部と係合する一対の支持部を有し、胴部の両端部に、その内外の周面に貫通して前記ねじ溝の一部を切欠く楕円状の駒窓が、少なくとも前記ねじ溝の2ピッチの間隔をおいて穿設され、これらの駒窓に前記循環部材を構成する駒部材が装着されると共に、前記ナットの駒窓間である軸方向中央に環状の盗み部が形成され、この盗み部の両側にボール循環列が配置されている。
このように、電動モータのモータ軸と同軸状に連結され、外周に螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸と、このねじ軸に外挿され、外周の軸方向中央にリンクの一端部と係合する一対の支持部を有し、内周にねじ軸のねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、両ねじ溝間に収容された多数のボールと、両ねじ溝間にボールの無限循環路が形成されたボールの循環部材とからなり、電動モータの回転運動を軸方向運動に変換すると共に、支持部を介して連結されたリンクを揺動運動させるボールねじを備えた電動リニアアクチュエータにおいて、ナットの外周の軸方向中央にリンクの一端部と係合する一対の支持部を有し、胴部の両端部に、その内外の周面に貫通してねじ溝の一部を切欠く楕円状の駒窓が、少なくともねじ溝の2ピッチの間隔をおいて穿設され、これらの駒窓に循環部材を構成する駒部材が装着されると共に、ナットの駒窓間である軸方向中央に環状の盗み部が形成され、この盗み部の両側にボール循環列が配置されているので、ボール循環列のスパンが大きくなり、支持部を介して負荷されるモーメント荷重に対して、循環部エリアに入るボールの荷重を軽減することができると共に、内部のボール負荷分布が均一になり、ボールの挙動を安定させてボールねじのスムーズな作動を図った電動リニアアクチュエータを提供することができる。また、ねじ溝加工領域が削減でき、工具寿命が延長されると共に、切削抵抗が小さくなるため、加工サイクルタイムが短縮でき、低コスト化を達成することができる。また、ねじ溝加工時の切り粉が工具とねじ溝間に混入し難くなるため、ナットにおけるねじ溝の加工精度を一層向上させることができる。
また、請求項に記載の発明のように、前記ナットのねじ溝がタップ加工によって形成されていれば、ねじ溝の形状・精度やリード精度を向上させることができる。
好ましくは、請求項に記載の発明のように、前記盗み部の内径が前記ねじ溝の内径よりも大きく設定されていれば、タップ加工領域が削減でき、タップの工具寿命が延長されると共に、切削抵抗が小さくなるため、加工サイクルタイムが短縮でき、低コスト化を達成することができる。また、タップ加工時の切り粉がタップ工具とねじ溝間に混入し難くなるため、ナットにおけるねじ溝の加工精度を一層向上させることができる。
ましくは、請求項に記載の発明のように、前記盗み部が前記駒窓間の全域に形成されていれば、一層タップ加工領域の削減ができると共に、潤滑グリースの充分な貯留部を確保することができ、ボールねじの耐久性を向上させることができる。
本発明に係る電動リニアアクチュエータは、ハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータのモータ軸に同軸状に連結され、外周に螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸と、このねじ軸に外挿され、外周の軸方向中央にリンクの一端部と係合する一対の支持部を有し、内周に前記ねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、両ねじ溝間に収容された多数のボールと、前記両ねじ溝間にボールの無限循環路が形成されたボールの循環部材とからなり、前記電動モータの回転運動を軸方向運動に変換すると共に、前記支持部を介して連結されたリンクを揺動運動させるボールねじと、前記ねじ軸を前記ハウジングに対して回転自在に、かつ軸方向移動不可に支承する一対の支持軸受とを備えた電動リニアアクチュエータにおいて、前記ナットの外周の軸方向中央に前記リンクの一端部と係合する一対の支持部を有し、胴部の両端部に、その内外の周面に貫通して前記ねじ溝の一部を切欠く楕円状の駒窓が、少なくとも前記ねじ溝の2ピッチの間隔をおいて穿設され、これらの駒窓に前記循環部材を構成する駒部材が装着されると共に、前記ナットの駒窓間である軸方向中央に環状の盗み部が形成され、この盗み部の両側にボール循環列が配置されているので、ボール循環列のスパンが大きくなり、支持部を介して負荷されるモーメント荷重に対して、循環部エリアに入るボールの荷重を軽減することができると共に、内部のボール負荷分布が均一になり、ボールの挙動を安定させてボールねじのスムーズな作動を図った電動リニアアクチュエータを提供することができる。また、ねじ溝加工領域が削減でき、工具寿命が延長されると共に、切削抵抗が小さくなるため、加工サイクルタイムが短縮でき、低コスト化を達成することができる。また、ねじ溝加工時の切り粉が工具とねじ溝間に混入し難くなるため、ナットにおけるねじ溝の加工精度を一層向上させることができる。
ハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータのモータ軸に同軸状に連結され、外周に螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸と、このねじ軸に外挿され、外周の軸方向中央にリンクの一端部を支持する一対の支持軸を有し、内周に前記ねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、両ねじ溝間に収容された多数のボールと、前記両ねじ溝間にボールの無限循環路が形成されたボールの循環部材とからなり、前記電動モータの回転運動を軸方向運動に変換すると共に、前記支持部を介して連結されたリンクを揺動運動させるボールねじと、前記ねじ軸を前記ハウジングに対して回転自在に、かつ軸方向移動不可に支承する一対の支持軸受とを備えた電動リニアアクチュエータにおいて、前記ナットにおける胴部の両端部に、その内外の周面に貫通して前記ねじ溝の一部を切欠く楕円状の駒窓が穿設され、この駒窓間に少なくとも前記ねじ溝の2ピッチの幅を有し、内径がねじ溝の内径よりも大きな環状の盗み部が形成されると共に、当該駒窓に前記循環部材を構成する駒部材が装着されている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る電動リニアアクチュエータの一実施形態を示す縦断面図、図2は、本発明に係るボールねじを示し、(a)は縦断面図、(b)は駒部材の斜視図、図3(a)はナットの縦断面図、(b)はその展開図である。
この電動リニアアクチュエータ1は、リンク2と、このリンク2を介して図示しない被駆動部材を揺動駆動するボールねじ3と、このボールねじ3を駆動し、ハウジング4に取付けられた電動モータ5とから構成されている。
ボールねじ3は、図2(a)に示すように、電動モータ5のモータ軸5aにカップリング6を介して連結されて回転駆動され、外周面に螺旋状のねじ溝7aが形成されたねじ軸7と、内周面にこのねじ軸7のねじ溝7aに対向する螺旋状のねじ溝8aが形成されたナット8と、これら両ねじ溝7a、8a間に収容された多数のボール9とを備えている。各ねじ溝7a、8aの断面形状は、サーキュラアーク形状であってもゴシックアーク形状であっても良いが、ここでは、ボール9との接触角が大きくとれ、軸方向すきまが小さく設定できるゴシックアーク形状に形成されている。これにより、アキシアル荷重に対する剛性が高くなり、かつ振動を抑制することができる。
円筒状のナット8の胴部には、内外の周面に貫通してねじ溝8aの一部を切欠く楕円状の駒窓10が穿設され、この駒窓10に楕円状の駒部材11が装着されている。この駒部材11は、図2(b)に示すように、内方にねじ溝8aの隣合う1周分同士を連結する連結溝12が形成され、この連結溝12とねじ溝8aの略1周の部分とでボール9の転動路が構成されている。そして、転動路内の内外のねじ溝7a、8a間に介在された多数のボール9は、ねじ溝7a、8aに沿って転動し、駒部材11の連結溝12に案内されてねじ溝7aのランド部を乗り越え、隣接するねじ溝7aに戻り、再びねじ溝7a、8aに沿って転動する。
駒部材11の連結溝12は、ナット8の隣接するねじ溝8a間を滑らかに接続するようにS字状に湾曲して形成されている。したがって、その両端の開口縁12aは、ナット8の隣接するねじ溝8aの窓開口縁部に合致するように、ナット8のねじ溝8aに接続されている。また、連結溝12の深さは、ボール9が連結溝12内でねじ溝7aのランド部を越えることができる深さとされている。
駒部材11は、金属粉末を可塑状に調整し、射出成形機で成形される焼結合金からなる。この射出成形に際しては、まず、金属粉と、プラスチックおよびワックスからなるバインダとを混練機で混練し、その混練物をペレット状に造粒する。造粒したペレットは、射出成形機のホッパに供給し、金型内に加熱溶融状態で押し込むことにより成形される。前記金属粉としては、後に浸炭焼入が可能な材質が好ましく、例えば、C(炭素)が0.3wt%、Ni(ニッケル)が1〜2wt%、残りがFe(鉄)からなるものとする。なお、駒部材11の材質はこれに限らず、例えば、PA(ポリアミド)66等の射出成形可能な熱可塑性樹脂によって形成しても良い。
図1に示すように、ねじ軸7は、一対の転がり軸受からなる支持軸受13、13を介してハウジング4に対して回転自在に、かつ軸方向移動不可に支承されている。一方、ナット8の外周面には、その軸方向の中央部に対向する一対の支持軸14が突設されている。この支持軸14は、リンク2の一端部を回転自在に支承し、ねじ軸7の軸心に対して直角に突設されている。したがって、ナット8は、軸方向移動自在に、かつ回転不可に支持されている。
このような構成により、電動モータ5の回転に伴ってねじ軸7が回転し、このねじ軸7の回転によりナット8が軸方向(図中左右方向)に移動する。すなわち、このボールねじ3により、モータ軸5aの回転運動がボールねじ3を介してナット8の軸方向運動に変換され、ナット8の支持軸14を介して連結されたリンク2が揺動運動する。
本実施形態では、ボール9の循環部材となる駒部材11が、その隣り合う循環列間の距離を大きく取って一対装着されている。具体的には、図3に示すように、ナット8の両端部に駒窓10が穿設され、2つのボール循環列(図中ハッチングにて示す)15、15間に少なくとも2列のねじ溝8aが形成されている。このように、ボール循環列15、15のスパンが大きく設定されていることにより、支持軸14を介して負荷されるモーメント荷重に対して、循環部エリアに入るボール(図示せず)の荷重が軽減できる。したがって、内部のボール負荷分布が均一になり、ボール9の挙動を安定させてボールねじ3のスムーズな作動を図った電動リニアアクチュエータ1を提供することができる。
なお、ここでは、ナット8の両端部に2つの駒部材11が装着されたボールねじ3について説明したが、本発明に係るボールねじは、複数の駒部材11がねじ溝8aの2ピッチ以上の間隔をおいてナット8に装着されていれば良い。また、ナット8の外周面に支持軸14が突設されたものを例示したが、これに限らず、図示はしないが、リンクにピンが突設され、このリンクピンに係合するピン孔をナットの外周面に設けても良い。
また、前述した構成のナット8だけでなく、例えば、図4に示すような、ナット16を例示することができる。なお、前述した実施形態と同一部品同一部位には同じ符号を付して重複した説明を避ける。
ナット16の両端部には駒窓10が穿設され、2つのボール循環列15、15間に少なくとも2列のねじ溝8aが形成できるスペースに環状の盗み部17が形成されている。この盗み部17の内径は、ねじ溝8aの内径よりも大径に設定されている。このように、ボール循環列15、15のスパンを大きく設定することにより、支持軸14を介して負荷されるモーメント荷重に対して、循環部エリアに入るボール(図示せず)の荷重を軽減することができる。
この種の電動リニアアクチュエータにおいては、ボールねじにおけるねじ溝の形状・精度およびリード精度に高い加工精度が要求されるが、本実施形態では、ナット16はパイプ材から切削加工によって形成されている。具体的には、ねじ溝8aの加工前に予め所定の内径寸法・形状にパイプ材の内周が切削加工され、その後、タップ加工によってねじ溝8aが形成されている。
ここで、本実施形態のように、ナット16のボール循環列15、15間の全域に環状の盗み部17が形成されていれば、タップ加工領域が削減でき、タップの工具寿命が延長されると共に、切削抵抗が極めて小さくなるため、加工サイクルタイムが短縮でき、低コスト化を達成することができる。また、タップ加工時の切り粉がタップ工具とねじ溝8a間に混入し難くなるため、ナット16におけるねじ溝8aの加工精度を向上させることができる。さらに、潤滑グリースの充分な貯留部を確保することができ、ボールねじの耐久性を向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る電動リニアアクチュエータは、電動モータのモータ軸と同軸状に連結され、モータ軸の回転運動を軸方向運動に変換する駒式のボールねじを備え、このボールねじにおけるねじ軸を、一対の支持軸受でハウジングに対して回転自在に、かつ軸方向移動不可に支承した電動リニアアクチュエータに適用できる。
本発明に係る電動リニアアクチュエータの一実施形態を示す縦断面図である。 (a)は、本発明に係るボールねじを示す縦断面図である。 (b)は、同上駒部材を示す斜視図である。 (a)は、ナットを示す縦断面図である。 (b)は、同上、展開図である。 (a)は、図3のナットの変形例を示す縦断面図である。 (b)は、同上、展開図である。 従来の電動リニアアクチュエータを示す一部を断面した正面図である。 図5のボールねじを示す縦断面図である。
符号の説明
1・・・・・・・・・・・・・・・・・電動リニアアクチュエータ
2・・・・・・・・・・・・・・・・・リンク
3・・・・・・・・・・・・・・・・・ボールねじ
4・・・・・・・・・・・・・・・・・ハウジング
5・・・・・・・・・・・・・・・・・電動モータ
5a・・・・・・・・・・・・・・・・モータ軸
6・・・・・・・・・・・・・・・・・カップリング
7・・・・・・・・・・・・・・・・・ねじ軸
7a、8a・・・・・・・・・・・・・ねじ溝
8、16・・・・・・・・・・・・・・ナット
9・・・・・・・・・・・・・・・・・ボール
10・・・・・・・・・・・・・・・・駒窓
11・・・・・・・・・・・・・・・・駒部材
12・・・・・・・・・・・・・・・・連結溝
12a・・・・・・・・・・・・・・・開口縁
13・・・・・・・・・・・・・・・・支持軸受
14・・・・・・・・・・・・・・・・支持軸
15・・・・・・・・・・・・・・・・ボール循環列
17・・・・・・・・・・・・・・・・盗み部
50・・・・・・・・・・・・・・・・電動リニアアクチュエータ
51・・・・・・・・・・・・・・・・リンク
52・・・・・・・・・・・・・・・・ボールねじ
53・・・・・・・・・・・・・・・・電動モータ
54・・・・・・・・・・・・・・・・ねじ軸
54a、55a・・・・・・・・・・・ねじ溝
55・・・・・・・・・・・・・・・・ナット
56・・・・・・・・・・・・・・・・ボール
57・・・・・・・・・・・・・・・・支持軸
58・・・・・・・・・・・・・・・・リターンチューブ
59、60・・・・・・・・・・・・・深溝玉軸受
F・・・・・・・・・・・・・・・・・負荷荷重
Fr・・・・・・・・・・・・・・・・ラジアル方向成分

Claims (4)

  1. ハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータのモータ軸に同軸状に連結され、外周に螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸と、このねじ軸に外挿され、外周の軸方向中央にリンクの一端部と係合する一対の支持部を有し、内周に前記ねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、両ねじ溝間に収容された多数のボールと、前記両ねじ溝間にボールの無限循環路が形成されたボールの循環部材とからなり、前記電動モータの回転運動を軸方向運動に変換すると共に、前記支持部を介して連結されたリンクを揺動運動させるボールねじと、前記ねじ軸を前記ハウジングに対して回転自在に、かつ軸方向移動不可に支承する一対の支持軸受とを備えた電動リニアアクチュエータにおいて、
    前記ナットの外周の軸方向中央に前記リンクの一端部と係合する一対の支持部を有し、胴部の両端部に、その内外の周面に貫通して前記ねじ溝の一部を切欠く楕円状の駒窓が、少なくとも前記ねじ溝の2ピッチの間隔をおいて穿設され、これらの駒窓に前記循環部材を構成する駒部材が装着されると共に、前記ナットの駒窓間である軸方向中央に環状の盗み部が形成され、この盗み部の両側にボール循環列が配置されていることを特徴とする電動リニアアクチュエータ。
  2. 前記ナットのねじ溝がタップ加工によって形成されている請求項1に記載の電動リニアアクチュエータ。
  3. 前記盗み部の内径が前記ねじ溝の内径よりも大きく設定されている請求項1に記載の電動リニアアクチュエータ。
  4. 前記盗み部が前記駒窓間の全域に形成されている請求項1または3に記載の電動リニアアクチュエータ。
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