JP4578775B2 - 操作メニュー表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示部により操作メニューの表示により希望の選択項目を選択させるための操作メニュー表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
従来、オーディオ装置、空調装置などの車載機器の各選択項目をそれぞれ示す各アイコンを含む操作メニューを表示パネルに表示させ、かつ、操作ダイヤルへの回転操作に基づき、各アイコンのうちいずれかのアイコンを選択させるようにする車載機器操作装置が実現されている。
【0003】
具体的には、オーディオ装置としてのAMラジオの操作メニューとして、図8に示すように××第1放送、××第2放送、△△ラジオなどの選択項目を示すアイコンA1〜A5を含むメニューを表示パネル30に表示させる場合、この表示メニュー上に枠状のカーソル31を表示させ、さらに操作ダイヤルを時計回りに72度ずつ回転させた毎に、××第1放送→××第2放送→○△放送→○○ラジオ→△△ラジオ→…の順でカーソル31を移動させてこのカーソル31により希望の放送局を示すアイコンを選択させるようにする。
【0004】
このような装置において、車両の安全運転を行うために使用者の視線を車両前方に向けたまま、操作ダイヤルを操作して、カーソルにより希望の放送局を示すアイコンを選択させるようにすることが望まれている。
【0005】
例えば、使用者が、カーソルにより選択されているアイコンを予め認識しつつ、この選択されているアイコンから希望のアイコンまでカーソルを移動させるのに必要な操作ダイヤルの操作量を認識しておれば、使用者が操作ダイヤルや表示パネルの表示を視ずに、カーソルにより希望のアイコンを選択することが可能である。
【0006】
しかし、使用者が、カーソルにより選択されているアイコンを予め認識していなければ、操作ダイヤルや表示パネルの表示メニューを視ずに、操作ダイヤルを操作して、カーソルにより希望の放送局を示すアイコンを選択させるようにすることが不可能である。
【0007】
そこで、本発明者の検討によれば、操作ダイヤルや表示パネルの表示メニューを視ずに、カーソルにより希望の放送局を示すアイコンを選択させるには、基準となるアイコン(以下、基準アイコンという)を予め決めおき、この基準アイコンから希望のアイコンまでカーソルを移動させるのに必要な操作ダイヤルの操作量を覚えておく必要があると考えた。
【0008】
これに加えて、使用者にとって、カーソルが、現在、いずれのアイコンを選択しているのかを分からなくなったときには、操作ダイヤルや表示パネルの表示メニューを視ずに、操作ダイヤルを操作して、基準アイコンをカーソルによって選択させることができるようにすることが必要であると考えた。
【0009】
これは、使用者が、基準アイコンから希望のアイコンまでカーソルを移動させるのに必要な操作ダイヤルの操作量さえ覚えておけば、操作ダイヤルや表示パネルの表示メニューを視ずに、希望のアイコンをカーソルにより選択させることができるからである。
【0010】
本発明は、操作メニューに含まれる各アイコンのうち基準アイコンを予め決めておき、操作部や表示部を視ずに、操作部を操作して、基準アイコンをカーソルによって選択させることを可能にする操作メニュー表示装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、表示部と、使用者により操作される操作部と、予め定められた順序で整列表示された複数のアイコンを含む操作メニューを前記表示部に表示させるとともに、この表示させる操作メニュー上にてカーソルを表示させ、かつ、前記操作部への操作に基づき、前記各アイコンのうち希望のアイコン上に前記カーソルを移動させる操作表示手段と、を有し、移動体に搭載される操作メニュー表示装置であって、前記操作部に振動を与える振動付与部と、前記複数のアイコンの中で所定の順序・位置に表示されたアイコンであって、当該アイコンの位置を基準として隣接するアイコンを順に数え上げることによって前記希望のアイコンを探しあてることができる位置に設定された基準アイコンを有し、該基準アイコン以外の前記アイコンから前記基準アイコン上に前記カーソルを前記操作部への操作に基づき移動させた場合に前記操作部を振動させるように前記振動付与部を制御する振動制御手段と、前記表示部による前記操作メニューの表示を開始させる毎に、この表示される操作メニューに含まれる各アイコンのうち前記基準アイコン上に前記カーソルを自動的に表示させる初期表示制御手段と、を有することを特徴とする。
【0012】
これにより、操作部への操作に基づきカーソルを基準アイコン以外のアイコンから基準アイコン上に移動させた場合に操作部が振動するので、使用者に対して、カーソルが基準アイコン上に移動されたことを認識させることができる。
したがって、使用者に対して、操作部や表示部を視ずに、操作部を操作して、基準アイコン上にカーソルを移動させることが可能になる。
また、表示部による操作メニューの表示を開始させる毎に、この表示される操作メニューに含まれる各アイコンのうち基準アイコンをカーソルにより自動的に選択させるようにしたので、基準アイコンから希望のアイコンまでカーソルを移動させるのに必要な操作部の操作量さえ覚えておけば、表示部による操作メニューの表示の開始直後から、操作部や表示部を視ずに、操作部を操作して、希望のアイコン上までカーソルを移動させることが可能になる。
【0013】
さらに、請求項2に記載の発明においては、音を出力する音出力手段と、前記操作部への操作に基づき、前記カーソルを前記基準アイコン上に移動させた場合には、前記音を出力させるように前記音出力手段を制御する音出力制御手段と、を有することを特徴とする。
【0014】
これにより、操作部への操作に基づきカーソル基準アイコン上に移動させた場合には、操作部が振動するだけでなく、音をも出力させることになり、使用者に対して、カーソルが基準アイコン上に移動されたことをより確実に認識させることができる。
【0015】
一方、カーソルを基準アイコン上に移動させたことを使用者に通知するために、操作部を振動させる振動付与部を用いずに、音を出力させる音出力手段だけを用いるようにしてもよい。
【0016】
具体的には、請求項3に記載の発明においては、
表示部と、
使用者により操作される操作部と、
予め定められた順序で整列表示された複数のアイコンを含む操作メニューを前記表示部に表示させるとともに、この表示させる操作メニュー上にてカーソルを表示させ、かつ、前記操作部への操作に基づき、前記各アイコンのうち希望のアイコン上に前記カーソルを移動させる操作表示手段と、を有し、
移動体に搭載される操作メニュー表示装置であって、
音を出力する音出力手段と、
前記複数のアイコンの中で所定の順序・位置に表示されたアイコンであって、当該アイコンの位置を基準として隣接するアイコンを順に数え上げることによって前記希望のアイコンを探しあてることができる位置に設定された基準アイコンを有し、該基準アイコン以外の前記アイコンから前記基準アイコン上に前記カーソルを前記操作部への操作に基づき移動させた場合に前記音を出力させるように前記音出力手段を制御する音出力制御手段と、
前記表示部による前記操作メニューの表示を開始させる毎に、この表示される操作メニューに含まれる各アイコンのうち前記基準アイコン上に前記カーソルを自動的に表示させる初期表示制御手段と、
を有することを特徴とする。
これにより、操作部への操作に基づきカーソルを基準アイコン以外のアイコンから基準アイコン上に移動させた場合に、音を出力させるので、使用者に対して、カーソルが基準アイコン上に移動されたことを認識させることができる。
したがって、使用者に対して、操作部や表示部を視ずに、操作部を操作して、基準アイコン上にカーソルを移動させることが可能になる。
また、表示部による操作メニューの表示を開始させる毎に、この表示される操作メニューに含まれる各アイコンのうち基準アイコンをカーソルにより自動的に選択させるようにしたので、基準アイコンから希望のアイコンまでカーソルを移動させるのに必要な操作部の操作量さえ覚えておけば、表示部による操作メニューの表示の開始直後から、操作部や表示部を視ずに、操作部を操作して、希望のアイコン上までカーソルを移動させることが可能になる。
【0019】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1に本発明に係る車載用操作メニュー表示装置の実施形態の構成を示す。操作メニュー表示装置は、図1に示すように、操作部(操作デバイス)10、制御部20、及び表示部30から構成されている。
【0021】
操作部10は、自動車のステアリングの近傍に配置されたもので、後述するように使用者により希望の選択項目を選択させるために回転操作されるとともに、使用者による回転操作量を検出する。なお、操作部10の具体的な構成については後述する。
【0022】
制御部20は、マイクロコンピュータ、メモリなどから構成されたもので、ナビゲーションECU40から出力されるナビ信号に基づき、現在地から目的地までの道路地図を表示部30に表示させ、かつこの表示道路地図上に最適経路を表示させるための処理、ブラインド操作で操作部10を操作してカーソルにより基準アイコンを選択させるための処理などを実行する。
【0023】
なお、基準アイコンとは、カーソル31のホームポジションを示すアイコンで、使用者の操作する上の基準として予め決められている。また、基準アイコンは、使用者の操作に応じて変更しても良い。
【0024】
表示部30は、自動車の計器盤の略中央部に配置されたもので、液晶表示パネル、プラズマディスプレイなどから構成されており、表示部30は、後述するように、ナビゲーション、空調装置、オーディオ装置などの車載装置の操作メニューなどを表示する。
【0025】
ナビゲーションECU40は、使用者に対して現在地から目的地まで経路案内するために、現在地から目的地までの最適経路を設定するとともに、この設定される最適経路と現在地から目的地までの道路地図を示すナビ信号を制御部20に出力する。
【0026】
エアコンECU42は、車室内の空気調和を図るために、ヒータコア、エバポレータ、送風機などを有するエアコンユニットを制御して、エアコンユニットから車室内に吹き出される空気温度、送風量を調節する。
【0027】
オーディオECU44は、CD、MDなどのディスクから音楽データを読み取り、この音楽データに基づき、音楽を示す音声をスピーカから出力させたり、複数のラジオ放送局のうちいずれかのラジオ放送局から受信される受信信号に基づき、放送内容を示す音声をスピーカから出力させる。
【0028】
次に、操作部10の具体的な構成を図2を用いて説明する。図2は操作部10の構成を示す。
【0029】
操作部10は、図2に示すように、操作ノブ1、回転軸2、回転ギア3、4、エンコーダ5及び直流モータ6から構成されており、操作ノブ1は、円板状に形成されており、操作ノブ1には、回転軸2の一端が圧入固定されている。また、回転軸2の他端は直流モータ6に繋がっている。
【0030】
ここで、直流モータ6は制御部20により駆動されるものある。このため、制御部20により直流モータ6を回転させることにより、回転軸2を介して、操作ノブ1を回転させることができる。
【0031】
一方、回転ギア3には回転軸2がその中間位置にて圧入固定されており、回転ギア3には回転ギア4が噛み合っており、回転ギア4には、エンコーダ5の出力軸5aが圧入固定されている。このことにより、操作ノブ1の回転が、回転軸2、回転ギア3、4および出力軸5aを介してエンコーダ5に伝わることになる。
【0032】
次にエンコーダ5の構成について図3〜図6を用いて説明する。図3は、エンコーダ5の構成を示す図である。
【0033】
エンコーダ5は、そのケース内において円板50を内蔵しており、この円板50には、図3に示すように、出力軸5aに圧入固定されている。また、円板50には、図4に示すように、その円周方向にて複数の貫通穴53が設けられており、複数の貫通穴53は、同一形状で、かつ、同一角度θ間隔で並べられている。また、エンコーダ5のケース内には、図3に示すように、赤外線ダイオード51およびフォトトランジスタ52が内蔵されており、赤外線ダイオード51およびフォトトランジスタ52は、円板50の貫通穴53を挟むように配置されている。
【0034】
赤外線ダイオード51は、図5に示すように、バッテリから制限抵抗素子R1を介して給電されて赤外線を出力する。フォトトランジスタ52は、バッテリから給電されたものであって、断続的に赤外線を受けてスイッチングしてコレクタ端子からパルス出力を出力するトランジスタである。
【0035】
ここで、円板50が回転することにより、フォトトランジスタ52の受光面には、円板50の貫通穴53と非貫通穴部54とが交互に対向することになる。非貫通穴部54は、図4に示すように、円周方向において2つの貫通穴53の間の部位を示す。
【0036】
このようにフォトトランジスタ52の受光面に貫通穴53と非貫通穴部54とが交互に対向すると、赤外線ダイオード51からの赤外線を受光面が貫通穴53を通して受光することと、非貫通穴部54により赤外線を遮光することとが、交互に繰り返されることになる。このことにより、フォトトランジスタ52の受光面には断続的な赤外線が入射されるので、図6に示すように、コレクタ端子からパルス出力が出力されることになる。
【0037】
ここで、上述したように各貫通穴53は、同一形状で、かつ、同一角度θ間隔で並べられているので、円板50が所定角度回転する毎にフォトトランジスタ52のコレクタ端子から1つのパルスが出力される。このため、コレクタ端子から出力されるパルス数をカウントすることにより、円板50の回転量、ひいては操作ノブ1の操作回転量を求めることができる。
【0038】
次に、本実施形態の作動について図7、図8を用いて説明する。図7は、操作ノブ1の操作検出処理を示すフローチャートであり、操作検出処理は、操作メニューを表示部30に表示させるための処理と時分割で繰り返し行われる。以下、AMラジオの操作メニュー(図参照)を表示させるメニュー表示処理と時分割で操作検出処理を実行する具体例について説明する。
【0039】
先ず、操作検出処理に先だってメニュー表示処理について説明すると、制御部20は、図に示すように、××第1放送、××第2放送、○△放送、○○ラジオ、△△ラジオといった選択項目を示すアイコンA1〜A5を含む操作メニューを表示部30に表示させることを開始させる。
【0040】
そして、表示部30による操作メニューの表示を開始させる毎に、この表示される操作メニューに含まれる各アイコンA1〜A5のうち基準アイコン上にカーソル31自動的に表示させるようにしている(初期表示制御手段)。なお、本実施形態では、基準アイコンとしてアイコンA1を予め決めておいた例を示している。
【0041】
次に、制御部20による操作検出処理について説明する。制御部20は、図7に示すフローチャートに従って、メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行する。
【0042】
先ず、操作部10のエンコーダ5のフォトトランジスタ52から出力を読み込み(S110)、フォトトランジスタ52から出力されるパルス数をカウントすることにより、円板50の回転量を求める。そして、この回転量に基づき、カーソル31を表示すべき位置(以下、カーソル位置という)を算出する(S120)。
【0043】
例えば、円板50が時計回りに72度ずつ回転する毎に現在のカーソル位置から次のカーソル位置に順次変更する。例えば、最初にカーソル位置が××第1放送のアイコンA1を選択している場合には、円板50が時計回りに72度ずつ回転する毎に、カーソル位置がアイコンA1(××第1放送)→アイコンA2(××第2放送)→アイコンA3(○△放送)→アイコンA4(○○ラジオ)→アイコンA5(△△ラジオ)→…の順で変更する。
【0044】
以上のようにカーソル位置が求められると、カーソル位置が、このカーソル位置の算出以前とは別の位置に変更したか否かを判定する(S130)。例えば、円板50が時計回りに72度以上回転した場合には、カーソル位置がこの算出以前とは別の位置に変更したとしてYESと判定し、操作ノブ1を介して使用者の指先にクリック感を付与する(S140)。
【0045】
具体的には、操作ノブ1を反時計回りに回転させるように直流モータ6に一定期間だけ給電する。このため、操作ノブ1には反時計回りに回転力が発生するものの、回転力は、使用者の指が操作ノブ1を摘む力に比べて遙かに小さくなっている。
【0046】
このため、使用者の指が操作ノブ1を摘む力を抵抗して、操作ノブ1が反時計回りに回転することが抑制されるので、使用者の指に対して単に反時計回りの回転力、つまりクリック感を感じさせるだけとなる。このことにより、円板50が時計回りに72度回転する毎に、操作ノブ1を介して使用者の指先にクリック感を付与することになる。したがって、使用者に対して、カーソル位置が別の位置に変更したことをクリック感の付与により知らせることができる。
【0047】
さらに、上述のように、操作ノブ1を介して使用者の指先にクリック感を付与した後、この求められたカーソル位置にてカーソル31を表示させる。このことにより、アイコンA1〜A5のうち希望のラジオ放送局を示すアイコンをカーソル31により選択させることになる(操作表示手段)。
【0048】
このように、操作ノブ1への操作に基づいて、各アイコンA1〜A5のうち希望のアイコンを選択させるようにカーソル31を表示する場合には、カーソル31により選択されるアイコン(以下、選択アイコンという)を示す選択信号が、オーディオECU44に出力されている。これ伴い、オーディオECU44は、複数のラジオ放送局のうち、選択アイコンに該当するラジオ放送局から受信される受信信号に基づき、放送内容を示す音声をスピーカから出力させることになる。
【0049】
また、上述のようにカーソル位置が求められ、この求められたカーソル位置が基準アイコンの位置、つまりホームポジションに変更した場合には、S150でYESと判定し、操作ノブ1を振動させる(S160)。具体的には、直流モータ6に対して反時計回りの回転と時計回りの回転とを一定期間ずつ交互に行わせる。このため、操作ノブ1が反時計回りの回転と時計回りの回転とを一定期間ずつ交互に行う。このため、使用者の指先に対して、操作ノブ1の振動を付与することができる。
【0050】
以下、本実施形態の作用効果につき説明する。すなわち、操作ノブ1に振動を与える直流モータ6(振動付与部)を備え、制御部20が、操作ノブ1への操作に基づきカーソル31により各アイコンA1〜A5のうち予め基準として決められている基準アイコンを選択させた場合には、操作ノブ1を振動させるように直流モータ6を制御する(振動制御手段)。
【0051】
これにより、操作ノブ1を回転操作させてカーソル31により基準アイコンを選択させた場合には、操作ノブ1が振動するので、使用者に対して、カーソル31が基準アイコンを選択していることを認識させることができる。したがって、使用者に対して、操作ノブ1や表示部30を視ずに、操作ノブ1を回転操作して、基準アイコンをカーソル31によって選択させることが可能になる。
【0052】
さらに、カーソル位置が別の位置に変更する毎にクリック感を使用者の指先に付与させるため、使用者がクリック感を感じた回数を数えることにより、使用者にとって操作ノブ1の操作回転量が容易に分かる。したがって、基準アイコンから希望のアイコンまでカーソル31を移動させるのに必要な操作ノブ1の回転操作量、つまり、「クリック感を感じる回数」さえ覚えておけば、操作ノブ1や表示部30の表示メニューを視ずに、希望のアイコンをカーソル31により選択させることができる。
【0053】
特に、表示部30による操作メニューの表示を開始させる毎に、この表示される操作メニューに含まれる各アイコンのうち基準アイコン上にカーソル31自動的に表示させるようにしている。
【0054】
これにより、基準アイコンから希望のアイコンまでカーソル31を移動させるのに必要な操作ノブ1の回転操作量さえ覚えておけば、表示部30による操作メニューの表示の開始直後から、操作部10や表示部30を視ずに、操作ノブ1を回転操作して、希望のアイコンをカーソル31によって選択させることが可能になる。
【0055】
(その他の実施形態)
上記実施形態では、操作ノブ1を回転操作して基準アイコンがカーソル31によって選択された場合には、操作ノブ1を振動させて、使用者に対して、カーソル31が基準アイコンを選択していることを認識させるようにした例について説明したが、これに代えて、音を出力するスピーカ(音出力手段)を備え、制御部20が、操作ノブ1への操作に基づき、カーソル31により基準アイコンを選択させた場合には、音を出力させるようにスピーカを制御する音出力制御機能(音出力制御手段)を具備するようにしてもよい。
【0056】
さらに、これに代えて、カーソル31が基準アイコンを選択していることを認識させるために、スピーカから音を出力させるとともに、操作ノブ1を振動させるようにしてもよい。これにより、使用者に対して、カーソルが基準アイコンを選択していることをより確実に認識させることができる。
【0057】
上記実施形態では、操作部として、回転操作される操作ノブ1を有する操作部30用いた例を示したが、これに代えて、操作棒が前後左右に自在に操作されてこの操作棒の操作方向を示す操作信号を出力するジョィスイック装置や、押下されて両端子間を開閉する常開型スイッチ、或いは常閉型スイッチなどを用いてもよい。
【0058】
例えば、常開型スイッチ(或いは常閉型スイッチ)の場合には、そのスイッチが一度押下される毎に、現在のカーソル位置から次のカーソル位置に順次変更するようにしておき、常開型スイッチの押下回数により、カーソル位置を求めることが好ましい。
【0059】
上記実施形態では、円板50が72度ずつ回転する毎に現在のカーソル位置から次のカーソル位置に順次変更する例について説明したが、これに限らず、円板50が一定角度ずつ回転する毎に現在のカーソル位置から次のカーソル位置に順次変更するのであれば、このカーソル位置の変更に用いられる角度としては、72度以外のその他の角度を用いるようにしてもよい。
【0060】
上記実施形態では、円板50が時計周りに一定角度ずつ回転する毎に現在のカーソル位置から次のカーソル位置に順次変更する例について説明したが、これに限らず、円板50が反時計周りに一定角度ずつ回転する毎に現在のカーソル位置から次のカーソル位置に順次変更するようにしてもよい。
【0061】
さらに、円板50が時計周りに一定角度ずつ回転する毎に現在のカーソル位置から所定順番で次のカーソル位置に順次変更し、かつ、円板50が反時計周りに一定角度ずつ回転する毎に現在のカーソル位置から逆順番(これは所定順番と逆の順番を示す)で次のカーソル位置に順次変更するようにしてもよい。
【0062】
例えば、最初にカーソル位置が××第1放送のアイコンA1を選択している場合には、円板50が時計回りに一定角度ずつ回転する毎に、カーソル位置がアイコンA1(××第1放送)→アイコンA2(××第2放送)→アイコンA3(○△放送)→アイコンA4(○○ラジオ)→アイコンA5(△△ラジオ)→…の順で変更し、一方、円板50が反時計回りに一定角度ずつ回転する毎に、カーソル位置がアイコンA1(××第1放送)→アイコンA5(△△ラジオ)→アイコンA4(○○ラジオ)→アイコンA3(○△放送)→アイコンA2(××第2放送)→…の順で変更する。
上記実施形態では、操作ノブ1のクリック感の付与や操作ノブ1の振動の付与の為に直流モータ6を制御した例を示したが、これに加えて、直流モータ6に給電して操作ノブ1を回転させるトルクを発生させ、このトルクにより、操作ノブ1を操作するのに必要な操作力を変更するようにしてもよい。
【0063】
上記実施形態では、操作メニュー表示装置を自動車に搭載した例について説明したが、これに限らず、飛行機や列車の操作装置、各種の産業用機械などの操作装置に適用されるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車載用操作メニュー表示装置の一実施形態の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の操作部の構成を示す図である。
【図3】図2のエンコーダの構成を示す図である。
【図4】図3の回転板を示す図である。
【図5】図2のエンコーダの電気回路構成を示す図である。
【図6】図2のエンコーダのパルス出力を示すタイミングチャートである。
【図7】図1の制御部の処理を示すフローチャートである。
【図8】操作メニューの表示を示す図である。
【符号の説明】
1…操作ノブ、6…直流モータ、10…操作部、
20…制御部、30…表示部、31…カーソル。

Claims (3)

  1. 表示部と、
    使用者により操作される操作部と、
    予め定められた順序で整列表示された複数のアイコンを含む操作メニューを前記表示部に表示させるとともに、この表示させる操作メニュー上にてカーソルを表示させ、かつ、前記操作部への操作に基づき、前記各アイコンのうち希望のアイコン上に前記カーソルを移動させる操作表示手段と、を有し、
    移動体に搭載される操作メニュー表示装置であって、
    前記操作部に振動を与える振動付与部と、
    前記複数のアイコンの中で所定の順序・位置に表示されたアイコンであって、当該アイコンの位置を基準として隣接するアイコンを順に数え上げることによって前記希望のアイコンを探しあてることができる位置に設定された基準アイコンを有し、該基準アイコン以外の前記アイコンから前記基準アイコン上に前記カーソルを前記操作部への操作に基づき移動させた場合に前記操作部を振動させるように前記振動付与部を制御する振動制御手段と、
    前記表示部による前記操作メニューの表示を開始させる毎に、この表示される操作メニューに含まれる各アイコンのうち前記基準アイコン上に前記カーソルを自動的に表示させる初期表示制御手段と、
    を有することを特徴とする操作メニュー表示装置。
  2. 音を出力する音出力手段と、
    前記操作部への操作に基づき、前記カーソルを前記基準アイコン上に移動させた場合には、前記音を出力させるように前記音出力手段を制御する音出力制御手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の操作メニュー表示装置。
  3. 表示部と、
    使用者により操作される操作部と、
    予め定められた順序で整列表示された複数のアイコンを含む操作メニューを前記表示部に表示させるとともに、この表示させる操作メニュー上にてカーソルを表示させ、かつ、前記操作部への操作に基づき、前記各アイコンのうち希望のアイコン上に前記カーソルを移動させる操作表示手段と、を有し、
    移動体に搭載される操作メニュー表示装置であって、
    音を出力する音出力手段と、
    前記複数のアイコンの中で所定の順序・位置に表示されたアイコンであって、当該アイコンの位置を基準として隣接するアイコンを順に数え上げることによって前記希望のアイコンを探しあてることができる位置に設定された基準アイコンを有し、該基準アイコン以外の前記アイコンから前記基準アイコン上に前記カーソルを前記操作部への操作に基づき移動させた場合に前記音を出力させるように前記音出力手段を制御する音出力制御手段と、
    前記表示部による前記操作メニューの表示を開始させる毎に、この表示される操作メニューに含まれる各アイコンのうち前記基準アイコン上に前記カーソルを自動的に表示させる初期表示制御手段と、
    を有することを特徴とする操作メニュー表示装置。
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