JP4577418B2 - 広告配信システム - Google Patents

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Description

本発明は、広告配信システムに関する。
従来、ディスプレイを備えた情報機器において、ディスプレイを利用しなくても構わない状況にある場合(例えば、印刷実行中、あるいはスタンバイ状態となっている期間中など)に、情報機器のディスプレイに広告情報等を表示する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の技術において、情報機器は、あらかじめ登録してあるURL(Uniform Resource Locator)や、あらかじめ登録してある所定のサーバから、広告情報等を取得可能な仕組みになっていた(特許文献1:段落[0006]参照)。
また、広告情報を表示する技術としては、上記の他にも、コンテンツサーバから取得した広告情報を、クライアント側で表示する技術などが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−74155号公報 特開2002−7844号公報
しかし、上記特許文献1,2に記載の技術において、クライアントは、あらかじめ登録された特定のアクセス先(URL,サーバ)にアクセスするだけであり、また、アクセス先となるサーバも、単に広告情報をクライアントに提供するだけであった。
そのため、広告情報を提供するために新たなアクセス先(URL,サーバ)を用意しても、それだけでは、新たなアクセス先をクライアント側に登録することはできず、クライアントが自ら新たなアクセス先にアクセスすることは不可能であった。また、それ故、新たなアクセス先となるサーバにおいても、当然ながらクライアントからの要求は到来せず、新たなアクセス先からクライアントへ広告情報を提供することは不可能であった。
したがって、例えば、新たなアクセス先となるサーバから、より多様な広告情報を提供したいと考えても、そのようなことを実現するのは困難であった。また、例えば、クライアントからのアクセスを新たなアクセス先に分散させたくても、クライアントは登録済みのサーバにしかアクセスしないので、登録済みのアクセス先へのアクセス集中を緩和することはできなかった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、クライアントに登録されていない新たなアクセス先から、クライアントに対して広告情報を提供可能とすることができる広告配信システムを提供することにある。
以下、本発明において採用した構成について説明する。
まず、請求項1に記載の広告配信システムは、ネットワークを介して通信可能な広告サーバとクライアントを備え、前記広告サーバから配信される広告データに基づいて前記クライアントが広告を表示するように構成された広告配信システムであって、前記クライアントは、前記ネットワーク上のアドレスを記憶するアドレス記憶手段と、前記アドレス記憶手段に記憶されたアドレスにアクセスすることにより、前記広告サーバにデータ配信を要求する配信要求手段と、前記配信要求手段による要求に応じて前記広告サーバからデータが配信された場合に、当該データを取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段によって取得されたデータが、前記広告データであった場合に、当該広告データに基づいて広告を表示する情報表示手段と、前記データ取得手段によって取得されたデータが、新たなアクセス先のアドレスであった場合に、当該アドレスを前記アドレス記憶手段に記憶させるアドレス更新手段と、前記アドレス更新手段によって前記アドレス記憶手段に記憶されたアドレスが更新された場合に、前記配信要求手段による処理以降の処理を再実行させる再実行制御手段とを備え、前記広告サーバは、前記クライアントからデータの提供を要求された場合に、前記広告データまたは前記新たなアクセス先のアドレスのいずれを配信すべきかを判定する配信対象判定手段と、前記配信対象判定手段による判定結果に従って、前記広告データまたは前記新たなアクセス先のアドレスのいずれかを配信するデータ配信手段とを備え、さらに、前記ネットワーク上には、管理サーバが設けられ、前記管理サーバは、前記クライアントから伝達されたアドレスが、前記クライアントからのアクセスが制限された制限アドレスか否かを判定する制限アドレス判定手段と、前記制限アドレス判定手段によって制限アドレスと判定された場合に、その制限アドレスの代わりにアクセスすべき代替アドレスを、前記クライアントに対して配信する代替アドレス配信手段とを備え、前記クライアントは、前記データ取得手段によって取得されたデータが、新たなアクセス先のアドレスであった場合に、当該新たに取得されたアドレスを前記管理サーバに対して伝達することにより、前記新たに取得されたアドレスが前記制限アドレスか否かを問い合わせる新取得アドレス問い合わせ手段を備え、前記新取得アドレス問い合わせ手段による問い合わせの結果、前記管理サーバから前記代替アドレスが配信された場合には、前記アドレス更新手段は、前記代替アドレスを前記アドレス記憶手段に記憶させることを特徴とする。
また、請求項2に記載の広告配信システムは、ネットワークを介して通信可能な広告サーバとクライアントを備え、前記広告サーバから配信される広告データに基づいて前記クライアントが広告を表示するように構成された広告配信システムであって、前記クライアントは、前記ネットワーク上のアドレスを記憶するアドレス記憶手段と、前記アドレス記憶手段に記憶されたアドレスにアクセスすることにより、前記広告サーバにデータ配信を要求する配信要求手段と、前記配信要求手段による要求に応じて前記広告サーバからデータが配信された場合に、当該データを取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段によって取得されたデータが、前記広告データであった場合に、当該広告データに基づいて広告を表示する情報表示手段と、前記データ取得手段によって取得されたデータが、新たなアクセス先のアドレスであった場合に、当該アドレスを前記アドレス記憶手段に記憶させるアドレス更新手段と、前記アドレス更新手段によって前記アドレス記憶手段に記憶されたアドレスが更新された場合に、前記配信要求手段による処理以降の処理を再実行させる再実行制御手段とを備え、前記広告サーバは、前記クライアントからデータの提供を要求された場合に、前記広告データまたは前記新たなアクセス先のアドレスのいずれを配信すべきかを判定する配信対象判定手段と、前記配信対象判定手段による判定結果に従って、前記広告データまたは前記新たなアクセス先のアドレスのいずれかを配信するデータ配信手段とを備え、さらに、前記ネットワーク上には、管理サーバが設けられ、前記管理サーバは、前記クライアントから伝達されたアドレスが、前記クライアントからのアクセスが制限された制限アドレスか否かを判定する制限アドレス判定手段と、前記制限アドレス判定手段によって制限アドレスと判定された場合に、その制限アドレスの代わりにアクセスすべき代替アドレスを、前記クライアントに対して配信する代替アドレス配信手段とを備え、前記クライアントは、前記アドレス記憶手段に記憶されたアドレスを前記管理サーバに対して伝達することにより、前記アドレス記憶手段に記憶されたアドレスが前記制限アドレスか否かを定期的または不定期に問い合わせる記憶済みアドレス問い合わせ手段を備え、前記記憶済みアドレス問い合わせ手段による問い合わせの結果、前記管理サーバから前記代替アドレスが配信された場合には、前記アドレス更新手段は、前記代替アドレスを前記アドレス記憶手段に記憶させることを特徴とする。
以上のように構成された広告配信システムにおいては、クライアントからの要求に応じて、広告サーバからクライアントへ、広告データまたは新たなアクセス先のアドレスが配信される。広告データが配信された場合、クライアントは、広告データに基づいて広告を表示する。一方、新たなアクセス先のアドレスが配信された場合、クライアントは、アドレス記憶手段に新たなアドレスを記憶し、新たなアドレスに対してデータの配信を要求する。なお、以降は、広告データまたは新たなアクセス先のアドレスいずれが配信されるかに応じて、上述の処理が再実行されることになる。
したがって、このような広告配信システムによれば、上記のようなアドレス変更を広告サーバ側で管理することができないシステムとは異なり、広告サーバは、様々な事情を考慮して最適と考えられるアドレスをクライアントに指示することができ、これにより、より最適な広告をクライアントに表示させることができる。
また、ネットワーク上に多数のクライアントが存在する場合に、すべてのクライアントからのアクセスが、初期値として設定されたアドレスだけに殺到するのを、アドレス変更によって回避するといったことも可能となる。
さらに、上記のような広告配信システムにおいては、何らかの事情で、広告データの取得元として問題のあるアクセス先になっている場合に、そのアドレスが管理サーバ側で制限アドレスとして登録される。
そして、クライアントが、新たに配信されたアドレス(請求項1)、あるいは、アドレス記憶手段に記憶されたアドレス(請求項2)について、管理サーバへの問い合わせを行った際、問い合わせのあったアドレスが制限アドレスであった場合、管理サーバはクライアントに代替アドレスを配信する。
したがって、このような広告配信システムによれば、クライアントが制限アドレスへアクセスするのを防止することができる。また、問題のない代替アドレスをクライアントに通知することで、適切な広告データの配信を行い、適切な広告をクライアントに表示させることができる。
次に、請求項3に記載の広告配信システムは、請求項1または請求項2に記載の広告配信システムにおいて、前記クライアントにおいて、前記情報表示手段は、前記制限状況問い合わせ手段が前記管理サーバからデータを取得できなかった場合に、予め記憶されているデフォルトの表示用データに基づいて情報を表示することを特徴とする。
この広告配信システムにおいては、管理サーバから応答が返らない場合に、デフォルトの表示用データに基づいて情報を表示する。したがって、このような広告配信システムによれば、管理サーバでの検証ができなかったアドレスに、クライアントが不用意にアクセスしてしまうのを回避することができる。
次に、請求項4に記載の広告配信システムは、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の広告配信システムにおいて、前記ネットワーク上には、前記広告サーバとして、少なくとも第1,第2の広告サーバを含む複数の広告サーバが設けられ、前記第1の広告サーバにおいては、前記配信対象判定手段が前記新たなアクセス先のアドレスを配信すべきと判定した場合に、前記データ配信手段が、前記新たなアクセス先のアドレスとして、前記第2の広告サーバがアクセス先となるアドレスを提供することを特徴とする。
この広告配信システムにおいては、クライアントからの要求に応じて、第1の広告サーバは、第2の広告サーバがアクセス先となるアドレスを、新たなアクセス先のアドレスとしてクライアントに提供する。このアドレスを取得したクライアントは、アドレス記憶手段に記憶されたアドレスを新たなアドレスに変更し、新たなアドレスに対してデータの配信を要求する。その結果、クライアントがアクセスするアドレスは、第1の広告サーバから第2の広告サーバへ変更されることになる。
したがって、このような広告配信システムによれば、アドレスの変更を行ってもアクセス先が同一の広告サーバとなる場合とは異なり、アドレスの変更後は、第1の広告サーバへのアクセスに伴う負荷を、第2の広告サーバへ分散させることができる。
次に、請求項5に記載の広告配信システムは、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の広告配信システムにおいて、前記広告サーバは、前記クライアントからデータ配信を要求された場合に、前記クライアント側から受け取ったクライアント情報に基づいて、前記クライアントが設置された地域を特定する地域特定手段を備え、前記配信対象判定手段は、前記地域特定手段によって特定された前記地域に対応した前記広告データを配信可能か否かに基づいて、配信可能な場合は、前記広告データを配信すべきと判定する一方、配信不能な場合は、前記地域特定手段によって特定された前記地域に対応した前記広告データを配信可能なアクセス先のアドレスを配信すべきと判定することを特徴とする。
この広告配信システムにおいて、広告サーバは、クライアント側から受け取ったクライアント情報に基づいて、クライアントが設置された地域を特定する。そして、クライアントが設置された地域に対応した広告データを配信可能な場合は、広告サーバからクライアントへ広告データが配信される。また、クライアントが設置された地域に対応した広告データを配信不能な場合は、クライアントが設置された地域に対応した広告データを配信可能なアクセス先のアドレスが、広告サーバからクライアントへ配信される。この場合、クライアントが新たなアクセス先にアクセスすることで、クライアントが設置された地域に対応した広告データが配信される。
したがって、このような広告配信システムによれば、広告サーバは、クライアントが設置された地域に対応した適切な広告データを配信することができる。
次に、請求項6に記載の広告配信システムは、請求項5に記載の広告配信システムにおいて、前記地域特定手段は、前記クライアントに割り当てられた電話番号を、前記クライアント情報として受け取り、当該電話番号に基づいて前記クライアントが設置された地域を特定することを特徴とする。
この広告配信システムにおいて、クライアントは、電話番号が割り当てられる機器である。具体的には、公衆電話網経由での通信機能(通話、ファクシミリ通信、およびデータ通信の内、少なくとも1つ)を備えた機器が、この広告配信システムにおけるクライアントとなる。この電話番号は、クライアントが設置された国や地域を絞り込むことができる情報であり、クライアントは、自身に割り当てられた電話番号を広告サーバに対して通知する。
したがって、このような広告配信システムによれば、広告サーバは、電話番号に基づいてクライアントが設置された地域を特定し、その地域に対応した適切な広告データを配信することができる。
次に、請求項7に記載の広告配信システムは、請求項5に記載の広告配信システムにおいて、前記地域特定手段は、前記クライアントにおいて設定された使用言語とグリニッジ標準時に対する時差とを、前記クライアント情報として受け取り、前記使用言語および前記時差に基づいて前記クライアントが設置された地域を特定することを特徴とする。
この広告配信システムにおいて、クライアント側では、使用言語とグリニッジ標準時に対する時差が設定される。グリニッジ標準時に対する時差は、クライアントが設置された国や地域を絞り込むことができる情報であり、加えて、使用言語を考慮することで、さらに、クライアントが設置された国や地域を絞り込むことができる。
したがって、クライアントが、クライアントにおいて設定された使用言語とグリニッジ標準時に対する時差を広告サーバに対して通知すれば、広告サーバは、クライアントが設置された地域を特定し、その地域に対応した適切な広告データを配信することができる。
次に、請求項8に記載の広告配信システムは、請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の広告配信システムにおいて、前記クライアントは、前記広告サーバから配信された前記広告データに関し、当該広告データの更新日時を記憶する更新日時記憶手段を備えていて、前記配信要求手段が、前記広告サーバにデータ配信を要求する際には、前記更新日時記憶手段に記憶された前記広告データの更新日時を、前記広告サーバへと伝達し、前記広告サーバにおいて、前記データ配信手段は、前記クライアントからデータ配信を要求された場合に、前記クライアント側から受け取った前記更新日時に基づいて、当該更新日時とは異なる更新日時を持つ前記広告データを、前記クライアントへ配信することを特徴とする。
この広告配信システムにおいて、クライアントは、広告サーバにデータ配信を要求する際に、更新日時記憶手段に記憶された広告データの更新日時を、広告サーバへと伝達する。そして、広告サーバは、クライアント側から受け取った更新日時に基づいて、当該更新日時とは異なる更新日時を持つ広告データを、クライアントへ配信する。
したがって、このような広告配信システムによれば、既にクライアントに配信済みの広告データとは、異なる広告データをクライアントへ配信することができ、クライアントは、前回表示された広告とは異なる新たな広告を表示することができる。
次に、請求項9に記載の広告配信システムは、請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の広告配信システムにおいて、前記クライアントにおいて、前記情報表示手段は、前記データ取得手段が前記広告サーバからデータを取得できなかった場合に、予め記憶されているデフォルトの表示用データに基づいて情報を表示することを特徴とする。
このような広告配信システムによれば、広告サーバから広告データが配信されなくてもデフォルトの表示用データに基づいて情報を表示することができる
次に、本発明の実施形態について一例を挙げて説明する。
[広告配信システムの構成]
図1は、本発明の広告配信システムの一実施形態に相当する構成を示したブロック図である。
本実施形態の広告配信システムは、MFP(Multifunction Peripheral)1、広告サーバ2A〜2D、および管理サーバ3によって構成される。MFP1は、LAN(Local Area Network)5に接続され、LAN5はルータ6を介してインターネット7に接続されている。
また、広告サーバ2A,2B,2C,2D、および管理サーバ3は、いずれもインターネット7に接続され、これにより、MFP1は、インターネット7経由で、広告サーバ2A,2B,2C,2Dや管理サーバ3とデータ通信ができるようになっている。なお、インターネット7には、その他のサーバ8なども接続され、MFP1は、その他のサーバ8にもアクセス可能な状態にある。
この広告配信システムにおいて、MFP1は、本発明でいうクライアントに相当する装置であり、何らかの機能の作動中、もしくは、スタンバイ状態になると、広告サーバ2A,2B,2C,2Dに対し、広告データの配信を要求する。広告サーバ2A,2B,2C,2Dは、MFP1から広告データの配信要求が到来した場合、広告データまたはURLを配信する。
広告データが配信された場合、MFP1は広告データを取得する。また、URLが配信された場合は、そのURLを取得し、そのURLへのアクセスが制限されていないかどうかを管理サーバ3に問い合わせる。この問い合わせを行った結果、アクセスが制限されていない場合、MFP1は、配信されたURLにアクセスすることで、広告データの配信要求以降の処理を再実行する。
以上のような手順にて、MFP1が広告データを取得できた場合、MFP1は広告データに基づいて広告を表示する。これにより、何らかの機能の作動中、もしくは、スタンバイ状態になったことを契機として、MFP1における広告表示が行われることになる。
[MFPの構成]
次に、MFP1の構成について、さらに詳しく説明する。
MFP1は、一般に複合機とも呼ばれる機器であり、スキャナ機能、プリンタ機能、コピー機能、ファクシミリ機能、電話機能、写真印刷機能、ネットワーク通信機能などを備えている。このMFP1は、CPU11、ROM12、RAM13、NV−RAM(Non Volatile RAM)14、プリント機構15、スキャナ機構16、液晶ディスプレイ17、キースイッチ群18、メモリカードリーダ/ライタ19、ネットワークインターフェース21、モデム22、USB(Universal Serial Bus)インターフェース23などを備えている。
これらの内、ROM12には、管理サーバ3のURLや、印刷中や待機中に表示させるデフォルトの画像データが記憶されている。
NV−RAM14には、MFP1に関する設定等、電源断の際にも消失させたくない各種データが記憶されているが、本実施形態に関連するデータとしては「動作/参照URLテーブル(図2(a)参照)」、「地域情報(図2(b)参照)」などが記憶されている。
「動作/参照URLテーブル」には、動作、URL、および最終更新時間を1組とするデータ群が、複数組(図2では6組)格納され、MFP1の動作が決まれば、それに対応するURLおよび最終更新時間をテーブルから読み出し可能となっている。
本実施形態において、テーブル中の項目「URL」には、各動作に関連した広告の配信元が格納されている。いくつかの具体例を挙げれば、例えば「動作」=“電話”に対応する「URL」には、電話に関連した広告の配信元が格納され、「動作」=“スキャナ”に対応する「URL」には、スキャナに関連した広告の配信元が格納され…、といった具合に各「URL」に広告の配信元が格納されている。
また、この「動作/参照URLテーブル」に格納された情報は、後述する処理の中で更新される場合があり、広告サーバから新たな広告データを取得した場合に、その広告データの更新日時が「最終更新時間」に格納される。「地域情報」には、MFP1の「製品仕向け」(例えば、日本向け、米国向け…等々)と、MFP1に割り当てられた「自電話番号」が格納されている。
なお、これら各種データの具体的な利用方法については、後述する処理の中で説明する。
プリント機構15は、電子写真方式あるいはインクジェット方式といった周知の印刷方式でカラー印刷を実行可能に構成されたもので、後述する「写真印刷機能による印刷」を開始した際には、プリント機構15による写真の印刷が行われる。
液晶ディスプレイ17(情報表示手段の一例)は、MFP1の状態やその他の情報を表示する装置で、本実施形態においては、広告の表示を行う際に液晶ディスプレイ17が利用される。
メモリカードリーダ/ライタ19は、メモリカード19Aに対するデータの読み書きを行う装置で、後述する「写真印刷機能による印刷」を開始した際には、メモリカード19Aに格納された写真データが読み出されて、プリント機構15による印刷が行われる。
なお、MFP1は、ネットワークインターフェース21を介して、上述のLAN5に接続されている。また、MFP1は、モデム22を介して公衆電話網31に接続され、これにより、ファクシミリ機能、および電話機能が利用可能となっている。さらに、MFP1は、USBインターフェース23を介してPC(Personal Computer)33に接続され、これにより、MFP1が備える各種機能をPC33から制御可能となっている。
[広告サーバおよび管理サーバが管理するデータ]
次に、広告サーバ2A,2B,2C,2Dおよび管理サーバ3が管理するデータについて、図3および図4に基づいて、さらに詳細に説明する。
広告サーバ2Aは、URL「www.△□△□.co.jp」が割り当てられたサーバで、機能的には、広告データの配信のみを行う標準的な広告サーバとなっている。この広告サーバ2Aにおいては、随時更新可能な広告データとして、複数のイメージファイル(図3には3種を例示)が用意され、それら各イメージファイルの最終更新日時が管理されている。
広告サーバ2Bは、URL「www.△□△×.co.jp」が割り当てられたサーバで、本実施形態では、現在広告データを提供していないサーバとなっている。すなわち、この広告サーバ2Bは、過去には広告サーバとして運用されていたものの、現時点では広告サーバとしての運用はなされていないものである。
ただし、広告サーバ2Bが広告サーバとしての運用を停止しても、その事実をMFP1側で認識していない場合、MFP1からのアクセスを受ける可能性はある。そのため、広告サーバ2Bは、MFP1からの広告データ配信要求があった場合、広告データの代わりに、参照先URLの変更要求を配信する。このとき配信される「参照先URL」は、広告サーバ2Aに割り当てられたURL「www.△□△□.co.jp」となっている。
なお、詳しくは後述するが、この参照先URLが配信されると、以降、MFP1は、広告サーバ2Bへのアクセスを行わず、その代わりに、広告サーバ2Aへのアクセスを行うようになる。
広告サーバ2Cは、URL「www.△□××.co.jp」が割り当てられたサーバで、本実施形態では、上述の広告サーバ2B同様、参照先URLの変更要求を配信するサーバとして機能している。ただし、本実施形態において、この広告サーバ2Cは、好ましくない挙動を示す状態に陥っていることを想定しており、これは、本発明を実施する上で理想的には存在しない方がよいものを、あえて例示したものである。
具体的には、この広告サーバ2Cから配信される「参照先URL」=“www.◆◆◆◆.co.jp”は、第三者によって不正に書き換えられたものとなっている。このURLは、例えば、その他のサーバ8に割り当てられたURLなどであり、その他のサーバ8は好ましくないコンテンツ等を配信するサーバなどになっている。
つまり、広告サーバ2Cの保持する情報が不正に書き換えられたことが原因で、広告サーバ2Cは、その他のサーバ8がアクセス先となるURLへの変更をMFP1に要求する状態に陥っているのである。
このような問題に対し、管理サーバ3は、図4に示すようなブラックリストを管理し、MFP1が「www.◆◆◆◆.co.jp」にアクセスするのを制限している。このブラックリストは随時更新される。なお、この制限の具体的手法については、後述する処理の中で説明する。
広告サーバ2Dは、URLとして「www.△×△×.co.jp」が割り当てられたサーバで、本実施形態では、地域別に異なる広告データを配信する広告サーバとなっている。
具体的には、この広告サーバ2Dにおいては、随時更新可能な広告データとして、複数のイメージファイル(図3には3種を例示)が用意され、それら各イメージファイルの最終更新日時が管理されている。また、この広告サーバ2Dにおいては、地域別参照URL変更テーブルが管理されている。
MFP1から広告データの配信要求があった場合、広告サーバ2Dは、MFP1から伝達された地域情報が、地域別参照URL変更テーブル中の「地域」に登録されているか否かを確認し、登録されていなければ、広告データを配信する。一方、登録されていれば、広告データの代わりに、「地域」に対応する「参照URL」をMFP1に対して配信する。
[MFPおよび各サーバにおいて実行される処理]
次に、MFP1、広告サーバ2A,2B,2C,2D、および管理サーバ3において実行される処理について、図5〜図8に基づいて説明する。なお、この広告配信システムは、状況によってシステムの挙動が変わるので、以下の説明においては、具体的な状況を想定しながら、7つの事例(以下、事例1〜事例7と称する)について説明することにする。
《事例1》:通常に広告を表示する場合
以下に説明する《事例1》は、MFP1のアクセス先が広告サーバ2Aとなっていて、その結果、通常に広告を表示することになる事例である。なお、この広告配信システムは、MFP1において、何らかの機能の作動中、もしくは、スタンバイ状態になったことを契機として、MFP1における広告表示を行うものであるが、《事例1》〜《事例6》においては「写真印刷機能による印刷」を開始したことを契機として、広告表示を行う場合を想定した説明を行うことにする。
まず、MFP1において、メモリカードリーダ/ライタ19にメモリカード19Aがセットされ、MFP1において写真印刷機能による印刷を開始すると、それに連動して、MFP1は図5に示す処理を開始する。
この処理を開始すると、MFP1は、「動作/参照URLテーブル」を検索して、写真印刷に対応するURLの広告サーバ2Aに広告データを要求する(S105)。この処理ステップS105(以下、「処理ステップS105」のことを単に「S105」と表記、他の処理ステップについても同様)において、NV−RAM14内の「動作/参照URLテーブル」において、「動作」=“写真印刷”に対応するデータ群は、図9(a)に例示したような内容になっている。また、NV−RAM14内の「地域情報」は、図9(b)に例示したような内容になっている。
そして、これらの情報を基に、S105では、図9(c)に例示したような「URL」をアクセス先として、広告サーバ2Aに広告データの配信が要求され、その際、図9(c)に例示したようなデータ形式で「最終更新時間」、および「製品仕向け情報」と「自電話番号」を含む「地域情報」が、広告サーバ2Aに伝達されることになる。
こうしてMFP1から広告サーバ2Aへ広告データの配信要求が伝達されると、これを契機として、広告サーバ2A側では、図6に示す処理が開始される。
この処理を開始すると、広告サーバ2Aは、まず、無条件参照URL変更ありか否かを判断する(S205)。ここで、この《事例1》の場合、広告サーバ2Aは、図3に例示した通り、無条件参照URL変更に関する情報を持っていないので、S205は無条件参照URL変更は“なし”と判断される(S205:なし)。なお、S205で“あり”との判断を行うケースについては、後述する《事例2》において説明する。
続いて、広告サーバ2Aは、地域別参照URL変更テーブルを参照し、参照先URLの変更ありか否かを判断する(S210)。ここで、この《事例1》の場合、広告サーバ2Aは、図3に例示した通り、「地域別参照URL変更テーブル」を持っていないので、S210では参照URL変更は“なし”と判断される(S210:なし)。なお、S210で“あり”との判断を行うケースについては、後述する《事例4》,《事例5》において説明する。
S210で“なし”との判断を行った場合、広告サーバ2Aは、IMAGEテーブルを検索し、MFP1から送られて来た最終更新時間よりも新しいイメージファイルを抽出する(S215)。そして、抽出結果として、1以上のイメージファイルが得られた場合は(S220:あり)、抽出されたイメージファイルの中で最も古いものと、そのイメージファイルの最終更新時間をMFP1に対して送信し(S225)、広告サーバ2A側の処理を終了する。
このS225では、図9(d)に例示したような「イメージファイル」=“Camera2.img”と、そのイメージファイルの「最終更新時間」などが、MFP1に伝達されることになる。
なお、S220において、抽出結果として、1つもイメージファイルが得られなかった場合は(S220:なし)、全てのイメージファイルの中で最も古いものと、そのイメージファイルの最終更新時間をMFP1に対して送信し(S230)、広告サーバ2A側の処理を終了する。
つまり、S215〜S230では、MFP1から送られて来た最終更新時間よりも新しいイメージファイルがあれば、その中で最も古いものが広告データとしてMFP1に配信され、MFP1から送られて来た最終更新時間よりも新しいイメージファイルがなければ、広告サーバ2Aが保持するイメージファイルの中で最も古いものが広告データとしてMFP1に配信される。
以上のような手順で広告データの配信が行われる際、MFP1側では、図5に示すように、広告サーバ2Aから応答があったか否かを判断する(S110)。ここで、応答がない場合は(S110:なし)、タイムアウトか否かを判断し(S115)、タイムアウトでない場合は(S115:NO)、短時間(例えば、数秒)の待機を行って(S120)、S110へと戻ることにより、広告サーバ2Aからの応答を待つ。
そして、広告サーバ2Aから応答があった場合(S110:あり)、MFP1は、広告サーバから配信されたデータを取得し、その応答種別が、広告データとなるイメージファイルの配信であったか、参照URLの変更要求であったかを判断する(S125)。
ここで、広告サーバ2Aの場合は、イメージファイルの配信しか行わないので、S125では“イメージファイル”との判断がなされ(S125:イメージファイル)、その場合、取得した広告データ(イメージファイル)を、液晶ディスプレイ17に表示する(S130)。
その結果、液晶ディスプレイ17には、例えば、図3に例示した“Camera2.img”に相当する画像が表示されることになる。なお、この“Camera2.img”は、写真印刷に関連する製品の広告用写真となっており、写真印刷を行っている利用者にとっては興味のある内容となるので、高い広告効果を期待することができる。
そして、以上のような広告表示を行ったら、MFP1は、「動作/参照URLテーブル」の「写真印刷」に対応する「URL」の「最終更新時間」を、広告サーバ2Aから送られた最終更新時間に変更し(S140)、MFP1側の処理を終了する。このS140により、「動作/参照URLテーブル」の内容は、図9(e)に例示したような内容に書き換えられることになる。
《事例2》:広告サーバ応答が参照URL変更の場合
(管理サーバブラックリストにURLが無い場合の例)
次に説明する《事例2》は、MFP1のアクセス先が広告サーバ2Bとなっていて、その結果、参照URLの変更が行われることになる事例である。
MFP1において、NV−RAM14内の「動作/参照URLテーブル」が、図10(a)に例示したような内容、「地域情報」が、図10(b)に例示したような内容になっている場合、既に説明したS105では、図10(c)に例示したような「URL」をアクセス先として、広告サーバ2Bに広告データの配信が要求され、その際、図10(c)に例示したようなデータ形式で「最終更新時間」、および「製品仕向け情報」と「自電話番号」を含む「地域情報」が、広告サーバ2Bに伝達される。
こうしてMFP1から広告サーバ2Bへ広告データの配信要求が伝達されると、これを契機として、広告サーバ2B側では、図6に示す処理が開始され、広告サーバ2Bは、無条件参照URL変更ありか否かを判断する(S205)。
ここで、広告サーバ2Bは、図3に例示したように、無条件参照URL変更に関する情報を持っている。そのため、広告サーバ2Bの場合、S205では無条件参照URL変更は“あり”(S205:あり)と判断される。
この場合、広告サーバ2Bは、「参照先URL変更要求」と、それに対応する参照先変更URLを送信し(S235)、広告サーバ2B側の処理を終了する。このS235では、図10(d)に例示するように、“CHANGE URL”といったテキストデータにて、「参照先URL変更要求」が送信されるとともに、それに対応する参照先変更URLとして“www.△□△□.co.jp”といったURL(この事例では、広告サーバ2AのURL)が送信される。
以上のような手順で参照先URL変更要求の配信が行われる際、MFP1側では、図5に示すように、既に説明したS110〜S120を繰り返すことで、広告サーバ2Bからの応答を待っている。
そして、広告サーバ2Bから応答があった場合(S110:あり)、MFP1は、広告サーバから配信されたデータを取得し、その応答種別が、広告データとなるイメージファイルの配信であったか、参照URL変更要求であったかを判断する(S125)。
ここで、広告サーバ2Bの場合は、参照URL変更要求が返されるので、S125では“参照URL変更要求”との判断がなされ(S125:参照URL変更要求)、その場合、参照URL変更要求と同時に受信したURLが管理サーバ3のブラックリストに記載されているか否かを、管理サーバ3に対して問い合わせる(S145)。
S145では、図10(e)に例示したような「URL」をアクセス先として、管理サーバ3に更新URLの確認が要求され、その際、図10(e)に例示したようなデータ形式で「確認対象URL」が伝達される。
こうしてMFP1から管理サーバ3へ問い合わせ(更新URL確認の要求)が伝達されると、これを契機として、管理サーバ3側では、図7に示す処理が開始される。
この処理を開始すると、管理サーバ3は、まず、ブラックリストの問題URLに、問い合わせのあったURLが記載されているか否かを検索し(S305)、記載ありか否かを判断する(S310)。
具体的には、S305では、上記S145によってMFP1から管理サーバ3へと伝達されたURLが、図4に例示したブラックリストに登録されているか否かが検索される。図10(e)に例示した確認対象URL“www.△□△□.co.jp”の場合であれば、図4に例示したブラックリストには登録されていないので、S310では記載“なし”と判断されることになる(S310:なし)。
この場合、管理サーバ3は、「記載なし(NO LISTED)」をMFP1に送信し(S315)、管理サーバ3側の処理を終了する。S315では、図10(f)に例示したようなデータ形式で、ブラックリストに記載されていない旨の情報“NO LISTED”が送信される。なお、この《事例2》において、“NO LISTED”に引き続くデータ格納領域には、特に利用されないダミーデータ(図10(f)では“NONE”)が埋め込まれている。このデータ格納領域の利用方法は《事例3》において説明する。
以上のような手順でURL確認要求に対する応答が行われる際、MFP1側では、図5に示すように、管理サーバ3から応答があったか否かを判断する(S150)。ここで、応答がない場合は(S150:なし)、タイムアウトか否かを判断し(S155)、タイムアウトでない場合は(S155:NO)、短時間(例えば、数秒)の待機を行って(S160)、S150へと戻ることにより、管理サーバ3からの応答を待つ。
そして、管理サーバ3から応答があった場合(S150:あり)、MFP1は、確認対象URLがブラックリストに記載されていたか否かを判断する(S165)。
ここで、この《事例2》の場合、広告サーバ2Bから配信されたURLは、上述の通り、ブラックリストに記載されておらず、管理サーバ3からは「記載なし(NO LISTED)」という情報が伝達されているので、S165では、記載なしとの判断がなされる(S165:記載なし)。
この場合、MFP1は、「動作/参照URLテーブル」の写真印刷に対応するURLを広告サーバから変更要求された新しいものに変更する(S170)。このS170により、「動作/参照URLテーブル」の写真印刷に対応するURLは、図10(g)に例示する通り、広告サーバ2BのURLから広告サーバ2AのURLに書き換えられることになる。
そして、MFP1は、S170を終えたら、再びS105へと戻る。これにより、図5に示した処理が最初から再実行されることになる。ただし、この時点では、S170の処理により、「動作/参照URLテーブル」の写真印刷に対応するURLが広告サーバ2AのURLに変更済みなので、引き続いて実行される処理は、既に説明した《事例1》相当の処理となる。
すなわち、S105では、図10(h)に例示したような「URL」をアクセス先として、広告サーバ2Aに広告データの配信が要求され、その際、図10(h)に例示したようなデータ形式で「最終更新時間」、および「製品仕向け情報」と「自電話番号」を含む「地域情報」が伝達される。これに応じて、広告サーバ2Aからは、S225(またはS230)により、図10(i)に例示したような「イメージファイル」=“Camera2.img”と、そのイメージファイルの「最終更新時間」などが、MFP1に配信される。そして、MFP1は、配信された「イメージファイル」に基づいて広告表示を行うとともに、S140により、「動作/参照URLテーブル」の内容を、図10(j)に例示したような内容に書き換える。以上のような《事例1》相当の処理が実行されることになる。
《事例3》:広告サーバ応答が参照URL変更の場合
(第三者に参照先を書き換えられた広告サーバにアクセス、
且つ、変更先URLが管理サーバのブラックリストにある場合の例)
次に説明する《事例3》は、MFP1のアクセス先が広告サーバ2Cとなっていて、その結果、参照URLの変更が行われることになる事例である。
MFP1において、NV−RAM14内の「動作/参照URLテーブル」が、図11(a)に例示したような内容、「地域情報」が、図11(b)に例示したような内容になっている場合、既に説明したS105では、図11(c)に例示したような「URL」をアクセス先として、広告サーバ2Cに広告データの配信が要求され、その際、図11(c)に例示したようなデータ形式で「最終更新時間」、および「製品仕向け情報」と「自電話番号」を含む「地域情報」が、広告サーバ2Cに伝達される。
こうしてMFP1から広告サーバ2Cへ広告データの配信要求が伝達されると、これを契機として、広告サーバ2C側では、図6に示す処理が開始され、広告サーバ2Cは、無条件参照URL変更ありか否かを判断する(S205)。
ここで、広告サーバ2Cは、図3に例示したように、無条件参照URL変更に関する情報を持っているため、既に説明した《事例2》同様、S235により、図11(d)に例示するように、“CHANGE URL”といったテキストデータにて、「参照先URL変更要求」が送信されるとともに、それに対応する参照先変更URLとして“www.◆◆◆◆.co.jp”といったURL(この事例では、その他のサーバ8のURL)が送信される。
この“参照URL変更要求”を取得したMFP1は、図11(e)に例示したような「URL」をアクセス先として、管理サーバ3に更新URLの確認を要求し、その際、図11(e)に例示したようなデータ形式で「確認対象URL」を、管理サーバ3へ伝達する(S145)。
こうしてMFP1から管理サーバ3へ問い合わせ(更新URL確認の要求)が伝達されると、これを契機として、管理サーバ3側では、図7に示す処理が開始され、管理サーバ3は、ブラックリストの問題URLに、問い合わせのあったURLが記載されているか否かを検索し(S305)、記載ありか否かを判断する(S310)。
ここで、上記S305までの処理の流れは、上述の《事例2》と全く同様である。しかし、この《事例3》においては、上記S145によってMFP1から管理サーバ3へと伝達されたURLがブラックリストに登録されており、この点で《事例2》とは相違する。
すなわち、図11(e)に例示した確認対象URL“www.◆◆◆◆.co.jp”の場合、図4に例示したブラックリストに登録されているので、S310では記載“あり”と判断されることになる(S310:あり)。
この場合、管理サーバ3は、「記載あり(BLACK LISTED)」と、MFP1から受信したURLに対応する修正URLを送信する(S320)。すなわち、S320では、図11(f)に例示したようなデータ形式で、ブラックリストに記載されていない旨の情報“BLACK LISTED”が送信される。
また、この“BLACK LISTED”に引き続くデータ格納領域には、上記《事例2》とは異なり、「MFP1から受信したURLに対応する修正URL」が格納されて、これらのデータがMFP1へと送信される。
なお、「MFP1から受信したURLに対応する修正URL」は、図4に示したブラックリストから読み出されたものであり、図4および図11(f)に例示した修正URLは、広告サーバ2AのURL“www.△□△□.co.jp”となっている。
以上のような手順でURL確認要求に対する応答が行われるので、MFP1は、確認対象URLがブラックリストに記載されていたか否かを判断する(S165)。
ここで、この《事例3》の場合、広告サーバ2Cから配信されたURLは、上述の通り、ブラックリストに記載され、管理サーバ3からは「記載あり(BLACK LISTED)」という情報が伝達されているので、S165では、記載ありとの判断がなされる(S165:記載あり)。
この場合、MFP1は、「動作/参照URLテーブル」の写真印刷に対応するURLを管理サーバから指定された修正URLに変更する(S175)。このS175により、「動作/参照URLテーブル」の写真印刷に対応するURLは、図11(g)に例示する通り、広告サーバ2CのURLから広告サーバ2AのURLに書き換えられることになる。
そして、MFP1は、S175を終えたら、再びS105へと戻る。これにより、図5に示した処理が最初から再実行されることになる。ただし、この時点では、S175の処理により、「動作/参照URLテーブル」の写真印刷に対応するURLが広告サーバ2AのURLに変更済みなので、引き続いて実行される処理は、既に説明した《事例1》相当の処理となる。
すなわち、S105では、図11(h)に例示したような「URL」をアクセス先として、広告サーバ2Aに広告データの配信が要求され、その際、図11(h)に例示したようなデータ形式で「最終更新時間」、および「製品仕向け情報」と「自電話番号」を含む「地域情報」が伝達される。これに応じて、広告サーバ2Aからは、S225(またはS230)により、図11(i)に例示したような「イメージファイル」=“Camera2.img”と、そのイメージファイルの「最終更新時間」などが、MFP1に配信される。そして、MFP1は、配信された「イメージファイル」に基づいて広告表示を行うとともに、S140により、「動作/参照URLテーブル」の内容を、図11(j)に例示したような内容に書き換える。以上のような《事例1》相当の処理が実行されることになる。
《事例4》:広告サーバ応答が通常の広告の場合
(地域別参照URL変更テーブルに基づき、
参照先URLを変更しない場合の例)
次に説明する《事例4》は、MFP1のアクセス先が広告サーバ2Dとなっていて、且つ、参照URLの変更が行われない事例である。
MFP1において、NV−RAM14内の「動作/参照URLテーブル」が、図12(a)に例示したような内容、「地域情報」が、図12(b)に例示したような内容になっている場合、既に説明したS105では、図12(c)に例示したような「URL」をアクセス先として、広告サーバ2Dに広告データの配信が要求され、その際、図12(c)に例示したようなデータ形式で「最終更新時間」、および「製品仕向け情報」と「自電話番号」を含む「地域情報」が、広告サーバ2Dに伝達される。
こうしてMFP1から広告サーバ2Dへ広告データの配信要求が伝達されると、これを契機として、広告サーバ2D側では、図6に示す処理が開始される。この《事例4》の場合、S205では、上述の《事例1》同様、無条件参照URL変更は“なし”と判断され(S205:なし)、広告サーバ2Dは、地域別参照URL変更テーブルを参照し、参照先URLの変更ありか否かを判断する(S210)。
ここで、この《事例4》の場合、広告サーバ2Dは、図3に例示した通り、「地域別参照URL変更テーブル」を持っているので、S210では参照URL変更は“あり”と判断される(S210:あり)。
S210で“あり”との判断を行った場合、広告サーバ2Dは、受信した仕向け国/電話番号を、地域別参照URL変更テーブルで検索し(S240)、検索結果ありか否かを判断する。図12(c)に例示した「仕向け国/電話番号」は“81$$$$$$$$$$”(ただし、“$”の部分は電話番号で、「地域別参照URL変更テーブル」に登録されていない数字列)であり、S240では、この「仕向け国/電話番号」が、図3に例示した「地域別参照URL変更テーブル」に登録されているか否かを検索する。
そして、この《事例4》の場合、S245では、検索結果なしとの判断がなされ(S245:なし)、その結果、S215へと進むことになる。なお、S215へ進んだ後は、広告サーバ2Dでの処理となる点を除き、《事例1》と同様の処理が、広告サーバ2Dで行われることになり、その結果、S225では、図12(d)に例示したような「イメージファイル」=“CameraC.img”と、そのイメージファイルの「最終更新時間」などが、MFP1に伝達されることになる。
また、MFP1側では、広告サーバ2Dから取得した広告データ(イメージファイル)が、液晶ディスプレイ17に表示され(S130)、「動作/参照URLテーブル」の「写真印刷」に対応する「URL」の「最終更新時間」は、広告サーバ2Dから送られた最終更新時間に変更され(S140)、MFP1側の処理が終了する。このS140により、「動作/参照URLテーブル」の内容は、図12(e)に例示したような内容に書き換えられることになる。
《事例5》:広告サーバ応答が参照URL変更の場合
(地域別参照URL変更テーブルに基づいて 参照先URLを変更、
且つ、管理サーバブラックリストにURLが無い場合の例)
次に説明する《事例5》は、MFP1のアクセス先が広告サーバ2Dとなっていて、且つ、参照URLの変更が行われる事例である。
MFP1において、NV−RAM14内の「動作/参照URLテーブル」が、図13(a)に例示したような内容、「地域情報」が、図13(b)に例示したような内容になっている場合、既に説明したS105では、図13(c)に例示したような「URL」をアクセス先として、広告サーバ2Dに広告データの配信が要求され、その際、図13(c)に例示したようなデータ形式で「最終更新時間」、および「製品仕向け情報」と「自電話番号」を含む「地域情報」が、広告サーバ2Dに伝達される。
こうしてMFP1から広告サーバ2Dへ広告データの配信要求が伝達されると、これを契機として、広告サーバ2D側では、図6に示す処理が開始される。この《事例5》の場合も、S205では、上述の《事例1》、《事例4》同様、無条件参照URL変更は“なし”と判断され(S205:なし)、広告サーバ2Dは、地域別参照URL変更テーブルを参照し、参照先URLの変更ありか否かを判断する(S210)。
ここで、この《事例5》の場合、広告サーバ2Dは、図3に例示した通り、「地域別参照URL変更テーブル」を持っているので、《事例4》同様、S210では参照URL変更は“あり”と判断される(S210:あり)。
S210で“あり”との判断を行った場合、広告サーバ2Dは、受信した仕向け国/電話番号を、地域別参照URL変更テーブルで検索し(S240)、検索結果ありか否かを判断する。
図13(c)に例示した「仕向け国/電話番号」は“81052824****”(ただし、“*”の部分は電話番号で、「地域別参照URL変更テーブル」に登録されていると見なされる数字列)であり、この《事例5》の場合、S245では、検索結果ありとの判断がなされる(S245:あり)。
この場合、MFP1は、「参照先URL変更要求」と「地域別参照URL変更テーブル」に記載された「MFPより受信した仕向け国/電話番号に対応するURL」を参照先変更URLとして送信し(S250)、広告サーバ2D側の処理を終了する。
このS250では、図13(d)に例示するように、“CHANGE URL”といったテキストデータにて、「参照先URL変更要求」が送信されるとともに、それに対応する参照先変更URLとして“www.△□△□.co.jp”といったURL(この事例では、広告サーバ2AのURL)が送信される。
なお、この“参照URL変更要求”を取得したMFP1は、上述の《事例2》と同等な処理を実行することになる。すなわち、図13(e)に例示したような「URL」をアクセス先として、管理サーバ3に更新URLの確認を要求し、その際、図13(e)に例示したようなデータ形式で「確認対象URL」を、管理サーバ3へ伝達する。
この場合、管理サーバ3も、上述の《事例2》と同等な処理を実行することになり、具体的には、図13(e)に例示した確認対象URL“www.△□△□.co.jp”の場合であれば、図4に例示したブラックリストには登録されていないので、管理サーバ3は、図13(f)に例示したようなデータ形式で、ブラックリストに記載されていない旨の情報“NO LISTED”が送信される。
そして、この応答を取得したMFP1においては、「動作/参照URLテーブル」の写真印刷に対応するURLが広告サーバから変更要求された新しいものに変更され(S170)、「動作/参照URLテーブル」の写真印刷に対応するURLは、図13(g)に例示する通り、広告サーバ2DのURLから広告サーバ2AのURLに書き換えられることになる。
そして、MFP1は、S170を終えたら、再びS105へと戻る。これにより、図5に示した処理が最初から再実行されることになる。ただし、この時点では、S170の処理により、「動作/参照URLテーブル」の写真印刷に対応するURLが広告サーバ2AのURLに変更済みなので、引き続いて実行される処理は、既に説明した《事例1》相当の処理となる。
すなわち、S105では、図13(h)に例示したような「URL」をアクセス先として、広告サーバ2Aに広告データの配信が要求され、その際、図13(h)に例示したようなデータ形式で「最終更新時間」、および「製品仕向け情報」と「自電話番号」を含む「地域情報」が伝達される。これに応じて、広告サーバ2Aからは、S225(またはS230)により、図13(i)に例示したような「イメージファイル」=“Camera2.img”と、そのイメージファイルの「最終更新時間」などが、MFP1に配信される。そして、MFP1は、配信された「イメージファイル」に基づいて広告表示を行うとともに、S140により、「動作/参照URLテーブル」の内容を、図13(j)に例示したような内容に書き換える。以上のような《事例1》相当の処理が実行されることになる。
《事例6》:広告サーバ、または管理サーバからの応答がない場合
以下に説明する《事例6》では、上記《事例1》〜《事例5》において、広告サーバ2A〜2Dまたは管理サーバ3からの応答がない場合について説明する。
上記《事例1》〜《事例5》において、MFP1は、既に説明した通り、S110〜S120により、広告サーバ2A〜2Dからの応答を待つ。また、S150〜S160により、管理サーバ3からの応答を待つ。
ただし、何らかの事情で、広告サーバ2A〜2Dまたは管理サーバ3からの応答が返らない場合、S115およびS155では、タイムアウトであるとの判断がなされ(S115:YES)、その場合は、印刷中である旨を液晶ディスプレイ17に表示して(S180)、MFP1側の処理を終了する。
すなわち、広告サーバ2A〜2Dから広告データを取得できない場合や、広告サーバ2A〜2Dから変更要求された参照URLがブラックリストに登録されているか否かについて、管理サーバ3での確認をとれない場合は、広告表示や参照URLの変更を行わず、印刷中である旨のデフォルト表示を行う。
《事例7》:記憶済みURLの更新処理
以下に説明する《事例7》は、上述の《事例1》〜《事例6》とは異なり、MFP1において、ある程度の時間が経過したときに実行される処理について説明するものである。この処理は、MFP1が起動された後、MFP1が待機状態となっている期間に実行される処理である。
この処理を開始すると、図8に示すように、MFP1は、待機時間計測タイマをスタートさせる(S405)。このS405によるスタート後、タイマはハードウェア的にカウントアップされる。そして、MFP1は、短時間の待機を行い(S410)、待機時間計測タイマでの計測時間が所定時間(例えば1時間)を経過したか否かを判断し(S415)、経過していない場合は(S415:所定時間(1時間)未経過)、S410へと戻って待機を続ける。
一方、S415において、待機時間計測タイマでの計測時間が所定時間(例えば1時間)を経過したと判断した場合(S415:所定時間(1時間)経過)、MFP1は、「動作/参照URLテーブル」に記載される「動作」の数(本実施形態の場合“6”)が、変数Nの値以下か否かを判断する(S420)。
ここで、S420において、「動作」の数(本実施形態の場合“6”)が変数Nの値を超えていれば(S420:Nを超える)、変数Nに1をセットして(S425)、S430へと進む。また、変数Nの値以下であれば(S420:N以下)、S425をスキップしてS430へと進む。
こうしたS430へと進んだら、「動作/参照URLテーブル」のN番目の動作に対応するURLが、管理サーバ3のブラックリストに記載されているか否かを、管理サーバ3に対して問い合わせる(S430)。
こうしてMFP1から管理サーバ3へ問い合わせが伝達されると、これを契機として、管理サーバ3側では、図7に示す処理が開始される。なお、図7に示す処理については、既に上記《事例2》や《事例3》においても説明したので、ここでの説明は省略する。
S430の後、MFP1は、管理サーバ3から応答があったか否かを判断する(S435)。ここで、応答がない場合は(S435:なし)、タイムアウトか否かを判断し(S440)、タイムアウトでない場合は(S440:NO)、短時間(例えば、数秒)の待機を行って(S445)、S435へと戻ることにより、管理サーバ3からの応答を待つ。
そして、管理サーバ3から応答があった場合(S435:あり)、MFP1は、確認対象URLがブラックリストに記載されていたか否かを判断する(S450)。ブラックリストに記載されていない場合、上記《事例2》でも説明した通り、管理サーバ3からは「記載なし(NO LISTED)」という情報が伝達される。また、ブラックリストに記載されている場合は、上記《事例3》でも説明した通り、管理サーバ3からは「BLACK LISTED」という情報が伝達される。
MFP1は、管理サーバ3から「BLACK LISTED」という情報が伝達された場合(S450:記載あり)、「動作/参照URLテーブル」のN番目の動作に対応するURLを、管理サーバ3から指定された修正URLに変更する(S455)。
このようなS455を実行すれば、過去に「動作/参照URLテーブル」に登録済みとなっていたURLが、その後、管理サーバ3のブラックリストに登録された場合でも、登録済みのURLを修正URLで更新することができる。
なお、S455を終えた場合、S450でブラックリストに記載がなかった場合(S450:記載なし)、またはS440でタイムアウトと判定された場合は(S440:YES)、いずれの場合とも、変数Nをカウントアップして(S460)、S405へと戻る。これにより、以降は、概ね所定時間(1時間)が経過する毎に、変数Nに対応する「動作」について、「動作/参照URLテーブル」に登録済みとなっていたURLの確認が行われることになる。
[本実施形態の効果]
以上説明したように、上記広告配信システムによれば、広告サーバ2A〜2Dから広告データが配信された場合、MFP1は、上記S130によって広告を表示する。一方、広告サーバ2A〜2Dから新たなアクセス先のアドレス(URL)が配信された場合、MFP1は、S170により、「動作/参照URLテーブル(本発明でいうアドレス記憶手段、更新日時記憶手段の一例に相当)」に記憶されたアドレスを新たなアドレスに変更し、S105へと戻ることで、新たなアドレスに対してデータの配信を要求する。
したがって、このような広告配信システムによれば、上記のようなアドレス変更を広告サーバ側で管理することができないシステムとは異なり、《事例2》で示した広告サーバ2Bのように、最適と考えられるアドレスをMFP1に指示することができ、これにより、より最適な広告をMFP1に表示させることができる。
また、ネットワーク上に多数のクライアント(例えばMFP1)が存在する場合に、すべてのクライアントからのアクセスが、初期値として設定されたアドレスだけに殺到するのを、アドレス変更によって回避するといったことも可能となる。特に、広告サーバ2A,2Bが、ハードウェアとして別々のサーバになっていれば、アドレスの変更を行ってもアクセス先が同一のサーバとなる場合とは異なり、アドレスの変更後は、広告サーバ2Bへのアクセスに伴う負荷を、広告サーバAへ分散させることができる。
また、広告サーバ2Dは、MFP1から受け取った地域情報に基づいて、地域に対応した広告データを配信するか(=《事例4》)、MFP1が設置された地域に対応した広告データを配信可能なアクセス先のアドレスを配信する(=《事例5》)。後者(=《事例5》)の場合、MFP1が新たなアクセス先にアクセスすることで、MFP1が設置された地域に対応した広告データがMFP1に対して配信される。
したがって、このような広告配信システムによれば、広告サーバ2A,2Dは、MFP1が設置された地域に対応した適切な広告データを配信することができる。
また、広告サーバ2A〜2Dは、S215〜S230により、MFP1側から受け取った更新日時に基づいて、当該更新日時とは異なる更新日時を持つ広告データを、MFP1へ配信する。
したがって、このような広告配信システムによれば、既にMFP1に配信済みの広告データとは、異なる広告データをMFP1へ配信することができ、MFP1は、前回表示された広告とは異なる新たな広告を表示することができる。
さらに、この広告配信システムにおいては、広告サーバ2Cのように、何らかの事情で、広告データの取得元として問題のあるアクセス先になっている場合に、そのアドレスが管理サーバ3側でブラックリストに登録される。そして、MFP1が、S145により、新たに配信されたアドレスについて管理サーバ3への問い合わせを行った際、問い合わせのあったアドレスがブラックリスト登録済みの制限アドレスであった場合、管理サーバ3はMFP1に代替アドレス(修正URL)を配信する。
したがって、このような広告配信システムによれば、MFP1が制限アドレスへアクセスするのを防止することができる。また、問題のない代替アドレスをMFP1に通知することで、適切な広告データの配信を行い、適切な広告をクライアントに表示させることができる。
また、既に「動作/参照URLテーブル」に登録済みとなっていたURLについても、S430により、管理サーバ3への問い合わせを行うことができ、問い合わせのあったアドレスがブラックリスト登録済みの制限アドレス(問題URL)であった場合、管理サーバ3はMFP1に代替アドレス(修正URL)を配信することができる。
加えて、MFP1は、広告サーバ2A〜2D、管理サーバ3から応答が返らない場合に、S180により、デフォルトの表示用データに基づいて情報を表示する。したがって、広告データが取得できないまま、何ら表示ができない状態に陥ったり、管理サーバ3での検証ができなかったURLに、MFP1が不用意にアクセスしてしまったりするのを、回避することができる。
[変形例等]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な一実施形態に限定されず、この他にも種々の形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態においては、様々な状況を説明する都合上、4つの広告サーバ2A〜2Dを例示したが、少なくとも1つの広告サーバがあれば、本発明の広告配信システムは構成可能である。
また、上記実施形態で例示した広告サーバ2Cに関しては、あえて好ましくない状況になっているものを想定して説明を行ったが、このような好ましくない状況になっているものが存在しなくてもよいことはもちろんである。
さらに、上記実施形態で、より好ましい実施形態として、管理サーバ3を設ける事例について説明したが、本発明の最も基本的な構成において、管理サーバ3を設けるか否かは任意である。
加えて、上記実施形態では、「写真印刷機能による印刷」を開始したことを契機として、広告表示を行う場合を例に挙げて詳細に説明したが、図2(a)に例示した他の5種の動作についても、同様の広告表示処理を実行できる。なお、図2(a)に例示した他の5種の動作の内、「デフォルト」は、MFP1がスタンバイ状態になった場合などを想定したものである。
この場合、上記実施形態では「写真印刷機能による印刷」を想定していたため、図3には写真関連の広告として、カメラの広告、フォトプリンターの広告、三脚の広告、写真印刷用紙の広告、ビデオカメラの広告などを例示していたが、他の機能の実行中に表示される広告データは、それら他の機能に対応した内容とされていることが好ましい。
例えば、ファクシミリ機能の作動中であれば、新型ファクシミリ装置の広告や、ファクシミリ用の消耗品の広告を表示する。スキャナ機能の作動中であれば、スキャナ関連の広告を表示する。これらは、「動作/参照URLテーブル(図2参照)」に登録されたURLを、各機能に対応した広告を配信するURLとすることで実現できる。
すなわち、クライアントは、複数の機能を実行可能に構成され、クライアント側記憶手段には各機能に対応した広告サーバのURLが記憶され、クライアントが各機能を作動させる際には、その機能に対応したURLから受信した広告情報を表示させる、という構成を採用することで、利用者が使用している機能に対応した広告の表示を行うことができるので、利用者の関心を引くことができ、広告の効果を高めることができるのである。
また、クライアントは、広告サーバ側へ広告データの配信を要求するタイミングとして、クライアント側の各機能が作動を開始する際に、その機能に対応づけて記憶されているURLの広告サーバへ広告データを要求すると好ましい。このようなタイミングで広告データを取得すれば、まさに広告の表示が必要となるタイミングで、最新の広告データを取得できるので、表示が必要か否かを問わず、事前に広告データを取得しておくような仕組みを採用した場合に比べ、無駄に広告サーバとの通信が行われる回数を削減することができる。
また、上記実施形態では、MFP1が「製品仕向け/自電話番号」を「地域情報」として広告サーバ2A〜2Dに伝達する例を示したが、これは、他の情報であってもよい。例えば、独自に取り決めた地域コードを、MFP1や広告サーバ2A〜2Dが認識できるように構成されていてもよい。あるいは、MFP1において設定された使用言語とグリニッジ標準時に対する時差とを、MFP1から広告サーバ2A〜2Dに伝達し、広告サーバ2A〜2Dは、上記使用言語および時差に基づいてMFP1が設置された地域(国)を特定するようにしてもよい。使用言語は、例えば液晶ディスプレイ17に文字を表示させるために必要な設定値である。また、グリニッジ標準時はMFP1の時刻設定に必要な設定値である。このようにMFP1を使用するにあたって必要な設定値を「地域情報」として用いることで、広告サーバに確実に「地域情報」を送信することができる。
また、広告サーバ2Aおよび2Dは、MFP1から送られて来た最終更新時間よりも新しいイメージファイルがあれば、その中で最も古いものが広告データとしてMFP1に配信され、MFP1から送られて来た最終更新時間よりも新しいイメージファイルがなければ、広告サーバ2Aが保持するイメージファイルの中で最も古いものが広告データとしてMFP1に配信されるが、これに限られない。例えば、MFP1から送られてきた最終更新時間以外の最終更新時間に対応付けられたイメージファイルをランダムに選択して配信してもよい。
なお、上記実施形態では、広告サーバ2A〜2Dまたは管理サーバ3から新たなアクセス先であるURLが送信された場合に、「動作/参照URLテーブル」に記憶されていたURLを新しいURLに書き換えることによって、URLの変更を行っていた。しかし、記憶されていたURLに追加して新しいURLを記憶してもよい。
広告配信システムの構成を示したブロック図。 MFPが記憶するデータについての説明図。 広告サーバが保持するデータについての説明図。 管理サーバが保持するブラックリストの説明図。 MFPにおいて実行される広告表示処理のフローチャート。 広告サーバにおいて実行される処理のフローチャート。 管理サーバにおいて実行される処理のフローチャート。 MFPにおいて実行される記憶済みURL確認処理のフローチャート。 《事例1》における各種データの説明図。 《事例2》における各種データの説明図。 《事例3》における各種データの説明図。 《事例4》における各種データの説明図。 《事例5》における各種データの説明図。
1・・・MFP、2A,2B,2C,2D・・・広告サーバ、3・・・管理サーバ、5・・・LAN、6・・・ルータ、7・・・インターネット、8・・・その他のサーバ、11・・・CPU、12・・・ROM、13・・・RAM、14・・・NV−RAM、15・・・プリント機構、16・・・スキャナ機構、17・・・液晶ディスプレイ、18・・・キースイッチ群、19・・・メモリカードリーダ/ライタ、19A・・・メモリカード、21・・・ネットワークインターフェース、22・・・モデム、23・・・USBインターフェース、31・・・公衆電話網、33・・・PC。

Claims (9)

  1. ネットワークを介して通信可能な広告サーバとクライアントを備え、前記広告サーバから配信される広告データに基づいて前記クライアントが広告を表示するように構成された広告配信システムであって、
    前記クライアントは、
    前記ネットワーク上のアドレスを記憶するアドレス記憶手段と、
    前記アドレス記憶手段に記憶されたアドレスにアクセスすることにより、前記広告サーバにデータ配信を要求する配信要求手段と、
    前記配信要求手段による要求に応じて前記広告サーバからデータが配信された場合に、当該データを取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段によって取得されたデータが、前記広告データであった場合に、当該広告データに基づいて広告を表示する情報表示手段と、
    前記データ取得手段によって取得されたデータが、新たなアクセス先のアドレスであった場合に、当該アドレスを前記アドレス記憶手段に記憶させるアドレス更新手段と、
    前記アドレス更新手段によって前記アドレス記憶手段に記憶されたアドレスが更新された場合に、前記配信要求手段による処理以降の処理を再実行させる再実行制御手段と
    を備え、
    前記広告サーバは、
    前記クライアントからデータの提供を要求された場合に、前記広告データまたは前記新たなアクセス先のアドレスのいずれを配信すべきかを判定する配信対象判定手段と、
    前記配信対象判定手段による判定結果に従って、前記広告データまたは前記新たなアクセス先のアドレスのいずれかを配信するデータ配信手段と
    を備え、さらに、
    前記ネットワーク上には、管理サーバが設けられ、
    前記管理サーバは、
    前記クライアントから伝達されたアドレスが、前記クライアントからのアクセスが制限された制限アドレスか否かを判定する制限アドレス判定手段と、
    前記制限アドレス判定手段によって制限アドレスと判定された場合に、その制限アドレスの代わりにアクセスすべき代替アドレスを、前記クライアントに対して配信する代替アドレス配信手段と
    を備え、
    前記クライアントは、
    前記データ取得手段によって取得されたデータが、新たなアクセス先のアドレスであった場合に、当該新たに取得されたアドレスを前記管理サーバに対して伝達することにより、前記新たに取得されたアドレスが前記制限アドレスか否かを問い合わせる新取得アドレス問い合わせ手段
    を備え、
    前記新取得アドレス問い合わせ手段による問い合わせの結果、前記管理サーバから前記代替アドレスが配信された場合には、前記アドレス更新手段は、前記代替アドレスを前記アドレス記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする広告配信システム。
  2. ネットワークを介して通信可能な広告サーバとクライアントを備え、前記広告サーバから配信される広告データに基づいて前記クライアントが広告を表示するように構成された広告配信システムであって、
    前記クライアントは、
    前記ネットワーク上のアドレスを記憶するアドレス記憶手段と、
    前記アドレス記憶手段に記憶されたアドレスにアクセスすることにより、前記広告サーバにデータ配信を要求する配信要求手段と、
    前記配信要求手段による要求に応じて前記広告サーバからデータが配信された場合に、当該データを取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段によって取得されたデータが、前記広告データであった場合に、当該広告データに基づいて広告を表示する情報表示手段と、
    前記データ取得手段によって取得されたデータが、新たなアクセス先のアドレスであった場合に、当該アドレスを前記アドレス記憶手段に記憶させるアドレス更新手段と、
    前記アドレス更新手段によって前記アドレス記憶手段に記憶されたアドレスが更新された場合に、前記配信要求手段による処理以降の処理を再実行させる再実行制御手段と
    を備え、
    前記広告サーバは、
    前記クライアントからデータの提供を要求された場合に、前記広告データまたは前記新たなアクセス先のアドレスのいずれを配信すべきかを判定する配信対象判定手段と、
    前記配信対象判定手段による判定結果に従って、前記広告データまたは前記新たなアクセス先のアドレスのいずれかを配信するデータ配信手段と
    を備え、さらに、
    前記ネットワーク上には、管理サーバが設けられ、
    前記管理サーバは、
    前記クライアントから伝達されたアドレスが、前記クライアントからのアクセスが制限された制限アドレスか否かを判定する制限アドレス判定手段と、
    前記制限アドレス判定手段によって制限アドレスと判定された場合に、その制限アドレスの代わりにアクセスすべき代替アドレスを、前記クライアントに対して配信する代替アドレス配信手段と
    を備え、
    前記クライアントは、
    前記アドレス記憶手段に記憶されたアドレスを前記管理サーバに対して伝達することにより、前記アドレス記憶手段に記憶されたアドレスが前記制限アドレスか否かを定期的または不定期に問い合わせる記憶済みアドレス問い合わせ手段
    を備え、
    前記記憶済みアドレス問い合わせ手段による問い合わせの結果、前記管理サーバから前記代替アドレスが配信された場合には、前記アドレス更新手段は、前記代替アドレスを前記アドレス記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする広告配信システム。
  3. 前記クライアントにおいて、
    前記情報表示手段は、前記制限状況問い合わせ手段が前記管理サーバからデータを取得できなかった場合に、予め記憶されているデフォルトの表示用データに基づいて情報を表示する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の広告配信システム。
  4. 前記ネットワーク上には、前記広告サーバとして、少なくとも第1,第2の広告サーバを含む複数の広告サーバが設けられ、
    前記第1の広告サーバにおいては、前記配信対象判定手段が前記新たなアクセス先のアドレスを配信すべきと判定した場合に、前記データ配信手段が、前記新たなアクセス先のアドレスとして、前記第2の広告サーバがアクセス先となるアドレスを提供する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の広告配信システム。
  5. 前記広告サーバは、
    前記クライアントからデータ配信を要求された場合に、前記クライアント側から受け取ったクライアント情報に基づいて、前記クライアントが設置された地域を特定する地域特定手段
    を備え、
    前記配信対象判定手段は、前記地域特定手段によって特定された前記地域に対応した前記広告データを配信可能か否かに基づいて、配信可能な場合は、前記広告データを配信すべきと判定する一方、配信不能な場合は、前記地域特定手段によって特定された前記地域に対応した前記広告データを配信可能なアクセス先のアドレスを配信すべきと判定する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の広告配信システム。
  6. 前記地域特定手段は、前記クライアントに割り当てられた電話番号を、前記クライアント情報として受け取り、当該電話番号に基づいて前記クライアントが設置された地域を特定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の広告配信システム。
  7. 前記地域特定手段は、前記クライアントにおいて設定された使用言語とグリニッジ標準時に対する時差とを、前記クライアント情報として受け取り、前記使用言語および前記時差に基づいて前記クライアントが設置された地域を特定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の広告配信システム。
  8. 前記クライアントは、
    前記広告サーバから配信された前記広告データに関し、当該広告データの更新日時を記憶する更新日時記憶手段
    を備えていて、
    前記配信要求手段が、前記広告サーバにデータ配信を要求する際には、前記更新日時記憶手段に記憶された前記広告データの更新日時を、前記広告サーバへと伝達し、
    前記広告サーバにおいて、
    前記データ配信手段は、前記クライアントからデータ配信を要求された場合に、前記クライアント側から受け取った前記更新日時に基づいて、当該更新日時とは異なる更新日時を持つ前記広告データを、前記クライアントへ配信する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の広告配信システム。
  9. 前記クライアントにおいて、
    前記情報表示手段は、前記データ取得手段が前記広告サーバからデータを取得できなかった場合に、予め記憶されているデフォルトの表示用データに基づいて情報を表示する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の広告配信システム。
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