JP4577152B2 - 印字装置 - Google Patents

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Description

本発明は、印字装置、特に、インクリボンに対して供給されるインクを用いて印字を行うドットインパクト方式の印字装置に関する。
従来より、印画紙等の感光材料に対して露光、現像、漂白定着、安定化等の処理を自動的に施すことが可能な写真処理装置が知られている。このような写真処理装置には、印画紙に焼き付けられたフィルム画像のコマ番号や日付、露光条件等を、感光乳剤層が形成された面(プリント面)とは反対側の面(裏面)に印字する印字装置が組み込まれているものがある。
この印字装置における印字は、観察者が印字内容を判読しやすいように黒色インクを用いて、高速かつ安価なドットインパクト方式によって行われるのが通常である。
このようなドットインパクト方式の印字装置では、インクリボンのインク含浸量(供給量)に応じて印字濃度が変化する。そして、印字装置では、インクリボンを一定の速度で送るようにしているため、印字される文字の種類(半角文字、全角文字、太字など)や印字ヘッドによる印字速度に応じて消費されるインクの量が変化し、印字濃度を安定化させることができない場合がある。
これに対して、以下に示す特許文献1に記載の印字装置では、ドットインパクト方式の印字装置において、速度可変のパルスモータによってインクリボンの搬送速度を調整するものが提案されている。この特許文献1に記載の印字装置によると、インクリボンの搬送速度の調整を行うことにより、インクリボンへのインクの供給量とドット印字によって消費される消費量とのバランスが保たれるように制御されている。
特開2001−213037号公報(平成13年8月7日公開)
しかし、上述した従来の印字装置では、印字濃度を安定化させるために、インクリボンの搬送速度をコンピュータ制御によって電気的に調整しているが、これにはパルスモータを搭載する必要がありコストが高くなるおそれがある。
本発明は上述した点に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、印字濃度の安定化を安価な構成によって実現することが可能な印字装置を提供することにある。
第1の発明に係る印字装置は、印字ヘッドとプラテンとインクリボンと搬送部および制御部を備えている。印字ヘッドは、ドットインパクト方式である。プラテンは、印字ヘッドに対向して配置されている。インクリボンは、インクを含浸した状態で印字ヘッドに対向する位置に搬送される。搬送部は、印字ヘッドに対してインクリボンを相対的に移動させる。制御部は、プラテンとインクリボンとの間において搬送される記録材料に対して、印字ヘッドに捨て印字を実行させるように制御を行う。そして、制御部は、プリント情報の印字に用いられたドット数が所定の閾値未満である場合には、印字ヘッドに捨て印字を実行させる。
ここでは、プリント情報の印字濃度が濃くなりすぎないように調整を行うために、プラテンとインクリボンとの間において搬送される記録材料に対して捨て印字を実行させるような制御を行う制御部を備えている。
なお、捨て印字とは、プリント情報とは別に、内容自体に特に意味が無い文字や記号を記録材料に印字することをいう。
ここで、ドットインパクト方式の印字ヘッドを備えた印字装置によって記録材料に印字された印字濃度は、インクリボンの搬送速度と、記録材料への印字量とによって変化する。前者のインクリボンの搬送速度は、インクの供給量と関係がある。つまり、インクリボンの搬送速度が速いほど多くのインクが供給されるようになり、この結果、記録材料への印字濃度は濃い状態となる。後者の記録材料への印字量は、インクの消費量と関係がある。つまり、記録材料への印字量が多いほどインクの消費量が大きくなり、インクリボンによるインクの供給量よりもインクの消費量の方が大きくなると、印字濃度は薄い状態となる。
従来、このような印字装置においては、インクの供給過多による裏写りや浮きによる他の部分への転写を防止するために、印字濃度が濃くなり過ぎた場合にはインクリボンの搬送速度を遅くしてインクの供給量を抑えていた。しかし、このようにインクリボンの搬送速度を調整して印字濃度の安定化を図るためには、比較的高価なパルスモータ等を印字装置に搭載する必要があり、コストが高くなる可能性があった。
そこで、本発明の印字装置では、特に、印字濃度が濃くなりすぎないようにするための制御として、インクリボンの搬送速度(インクの供給量)を調整するのではなく、記録材料への印字量(インクの消費量)を調整することによって印字濃度の安定化を図っている。すなわち、捨て印字を実行することによってインクの消費量を必然的に増やし、定量的に供給されるインク量との安定化を図る。
これにより、インクリボンに含有されるインクの量を減少させ、印字濃度が濃くなりすぎないように調整を行うことができる。
この結果、インクの供給過多による裏写りや浮きによる他の部分への転写の防止を、安価な構成によって実現することが可能となる。
またここでは、プリント情報を印字した際に用いられたドット数が所定の閾値未満である場合に捨て印字が実行されるように制御する。
ここで、記録材料へのプリント情報の印字は、印字ヘッドを構成する複数のピンをインクの含浸されたインクリボンを介して記録材料に押し当て、この押し当てられた部分にインクが転写されることによって行われる。この1つ1つのピンは、ドットといわれる。そして、記録材料に印字される文字はドットの組み合わせによって形成されるので文字によって使用されるドットの数が変わる。このとき、この印字に要するドット数は、インクの消費量に直接影響し、印字に用いられるドット数が多いほど多くのインクを消費する。このことから、1文字単位で考えた場合、印字に使用されるドット数の割合(印字ヘッドを構成するピンの数に対する実際の印字に使用されたピンの数の割合)が小さいと、定量的に供給されるインクの量の方がドットによるインクの消費量よりも多くなる。このため、この状態が続くと、記録材料への印字濃度は濃い状態となる。
そこで、本発明の印字装置における制御部では、印字に使用したドット数を用いて捨て印字の実行有無を制御している。例えば、プリント1枚あたりのプリント情報の印字に使用するドットの割合に対して閾値を設定する。そして、この印字に使用されたドットの割合が、閾値未満である場合、インクの消費量を多くするために捨て印字を実行するように制御する。
これにより、インクの供給量と消費量とのバランスを保つことができ、プリント情報の印字濃度を適正な状態で維持することが可能となる。
の発明に係る印字装置は、第の発明に係る印字装置であって、閾値は、任意に設
定可能である。
ここでは、印字に要したドット数が所定の閾値未満である場合に捨て印字が実行される制御において、この閾値の値を任意に設定することが可能である。
これにより、例えば、同じ閾値でも記録材料の材質や温度等に左右されるインク特性等により印字濃度が違なるケースに対して、オペレータは、実際に印字されるインク濃度を確認しながら適宜、閾値を設定することができる。
の発明に係る印字装置は、第1またはの発明に係る印字装置であって、制御部は、記録材料のプリント部とプリント部との間のマージン部分に対して印字ヘッドに捨て印字を実行させる。
ここでは、濃度の安定化を図るための捨て印字がプリント部とプリント部との間のマージン部分に対して実行されるように制御する。
通常、画像が形成されるプリント部と隣接するプリント部との間に設けられたマージン部分は、プリントサイズに整形される際に切断されて廃棄されている。
そこで、本発明の印字装置における制御部では、この廃棄されるマージン部分に対して捨て印字を実行する。
これにより、捨て印字を実行するために余分な記録材料を消費することなく、最終的に廃棄されるマージン部分を有効利用して捨て印字を実行することが可能となるのでコストの上昇を抑えることができる。
の発明に係る印字装置は、第1から第の発明のいずれか1つに係る印字装置であって、制御部は、外部からの指示入力によって印字ヘッドに捨て印字を実行させる。
ここでは、捨て印字の開始が、外部からの入力、例えば、オペレータがタッチパネルのタッチ操作等によって指示することで実行される。
ここで、オペレータの指示入力の方法としては、例えば、GUI化されたタッチパネル対応のディスプレイをタッチ操作する他、マウス等のポインティングデバイスによって操作を行うことも可能である。
これにより、オペレータは、例えば、記録材料に印字されるプリント情報のインク濃度の状態を目視で確認しながら適宜捨て印字を実行させることができる。
の発明に係る印字装置は、第1から第の発明のいずれか1つに係る印字装置であって、搬送部は、DCモータによって駆動する。
ここでは、周波数制御されるパルスモータ等の高価なモータよりも安価なDCモータを採用している。なお、DCモータは安価なモータの例として挙げたものであり、他のモータでも代用できる
これにより、印字濃度の安定化を安価なモータによって実現することが可能になる。
第1の発明に係る印字装置によれば、インクの供給過多による裏写りや浮きによる他の部分への転写の防止を、安価な構成によって実現することが可能となる。また、インクの供給量と消費量とのバランスを保つことができ、プリント情報の印字濃度を適正な状態で維持することが可能となる。
の発明に係る印字装置によれば、オペレータは、実際に印字されるインク濃度を確認しながら適宜、閾値を設定することができる。
の発明に係る印字装置によれば、捨て印字を実行するために余分な記録材料を消費することなく、最終的に廃棄されるマージン部分を有効利用して捨て印字を実行することが可能となるのでコストの上昇を抑えることができる。
の発明に係る印字装置によれば、オペレータは、例えば、記録材料に印字されるプリント情報のインク濃度の状態を目視で確認しながら適宜、捨て印字を実行させることができる。
の発明に係る印字装置によれば、印字濃度の安定化を安価なモータによって実現することが可能になる。
本発明の一実施形態に係る印字ユニット(印字装置)12を搭載したプリントステーション3について、図1〜図7を用いて説明すれば以下の通りである。
[プリントステーション3の構成]
本発明の一実施形態に係るプリントステーション3は、図1に示すように、ケーブル4を介して接続された操作ステーション2から受信したプリントデータに基づいて、印画紙Pを搬送しながら印画紙Pに対して露光処理および現像処理を行って写真プリント画像を形成する写真処理装置1である。
プリントステーション3は、図2に示すように、内部に、2つの印画紙マガジン11と、印字ユニット12と、シートカッター13と、プリント露光部14と、処理槽ユニット15と、コンベア16と、ソータ17(図1参照)と、印画紙搬送機構18と、制御ユニット19(図3参照)と、キーボード20およびモニタ22(図1参照)等を有している。
2つの印画紙マガジン11は、プリントステーション3の内部においてロール状の印画紙Pを1個ずつ収納しており、印画紙搬送機構18によって適宜必要な量の印画紙Pが引き出される。
印字ユニット12は、印画紙搬送機構18と隣接する位置に配置されており、画像が形成される印画紙Pの裏面側に、色補正情報やコマ番号等のプリント処理情報の印字を行う。ここでの印字ユニット12とは、カセット式のものが採用されており、インクが無くなると新しいものと交換して用いることになる。
シートカッター13は、印字ユニット12の下流側であって印画紙搬送機構18の一部と隣接するように配置されており、印画紙マガジン11から引き出された印画紙Pをプリントサイズに切断する。
プリント露光部14は、印字ユニット12の下流側における印画紙搬送機構18に隣接
するように配置されており、プリントサイズに切断された印画紙Pの表面に対して、プリントする撮影画像の露光を行う。また、プリント露光部14には、副走査方向に搬送される印画紙Pに対して主走査方向に沿ってRGBの3色のレーザ光線を照射する図示しないライン露光ヘッドを有している。
処理槽ユニット15は、プリント露光部14の下流側に配置されており、発色現像処理液を貯留する発色現像槽15a、漂白定着処理液を貯留する漂白定着槽15b、安定処理液を貯留する安定処理層15cを有している。そして、露光後の印画紙Pがこれらの各処理槽15a〜15cをこの順で経由しながら印画紙搬送機構18によって搬送されることで、所望の写真プリント画像が印画紙Pの表面に形成される。
コンベア16は、プリントステーション3の上部に露出しており、写真プリント画像が表面に形成されて乾燥処理後に排出された印画紙Pをソータ17の方向へ搬送する(図1および図2参照)。
ソータ17は、プリントステーション3の前面側に鉛直方向に複数のトレイを並べた状態で配置されており、コンベア16によって搬送されるプリント済の印画紙Pを、オーダー単位で各トレイに振り分ける(図1参照)。
印画紙搬送機構18は、プリントステーション3の内部において、印画紙マガジン11に収容されたロール状の印画紙Pを引き出すとともに、プリントサイズに切断された印画紙Pを、印画紙Pに対して行われる様々な処理に対応した搬送速度で搬送する。また、印画紙搬送機構18は、印画紙Pの搬送方向におけるプリント露光部14の上流側および下流側にそれぞれ配置されたチャッカー式搬送ユニット(チャッカー)18aと、複数の圧接搬送ローラ対(ローラ対)18bとを有している。
チャッカー式搬送ユニット18aは、プリントサイズに切断された印画紙Pの下流側(先端側)の端部を搬送方向における両側からつまむようにして搬送する。
圧接搬送ローラ対18bは、2つのローラを組み合わせて構成されており、2つのローラの間の隙間に印画紙Pを挟み込んで回転することで印画紙Pを下流側へと搬送する。
制御ユニット19は、図1に示すように、操作ステーション2に設けられており、各種プリント処理に関する制御や印字に関する制御を行う。この制御ユニット19は、図3に示すように、オペレータ等によるキーボード20(図1参照)やマウス21(図1参照)を介した入力を受け付けたり、モニタ22(図1参照)に各種制御状態等を表示させる。具体的には、制御ユニット19は、CPU19a、RAM19b、ROM19c等を備えており、これらが相互に機能することで各種制御が行われる。
ROM19cは、捨て印字制御データ19dを格納しており、捨て印字制御データ19dは、後段で説明する流れ図に従って印字ヘッド31(図3参照)に捨て印字を実行させるための制御に関するデータである。
また、キーボード20は、印字ユニット12による印字濃度や印画紙Pのサイズ、プリント枚数、プリント時の色および濃度の補正値などを制御ユニット19に対して入力する際に用いられる。
モニタ22は、タッチパネル式になっておりプリントステーション3に関する様々な情報を表示してユーザに告知するとともに、必要に応じてユーザに印字ユニット12による印字濃度など各種設定値の入力を促す表示を行う。
[印字ユニット12の詳細構成等]
次に、上述したカセット式の印字ユニット12の概略的な構成について、図3を参照して詳細に説明する。
印字ユニット12は、印画紙Pの裏面に黒色インクを用いて印字を施すためのドットインパクト方式の印字装置である。この印字ユニット12は、図3に示すように、主として、印字ヘッド31、プラテン32、インクリボン33、駆動ローラ34、押圧ローラ35およびDCモータ(搬送部)41等を備えている。
この印字ユニット12では、図3に示すように、印字ヘッド31とプラテン32との間には、環状に連結されたインクリボン33が印字ヘッド31と対向する部分を有するように配置されている。インクリボン33は布状の材料にインクを含浸させたものである。
印字ユニット12によって印画紙Pに印字を施すには、印画紙Pが印画紙搬送機構18によって印字ヘッド31とプラテン32との間まで搬送されてきたときに、印字を希望する文字の形状に対応した位置にあるドットピン(図示せず)を印字ヘッド31から突出させ、インクリボン33を介して印画紙Pを押圧する。これにより、インクリボン33に含浸されたインクがインクリボン33から印画紙Pに転写されて、同様の動作を繰り返すことにより黒色インクを用いて所望の文字が印画紙Pに印字される。
また、環状のインクリボン33は、印字ヘッド31の上方位置において駆動ローラ34とこれと対になった押圧ローラ35との間に挟み込まれており、DCモータ41と連結された駆動ローラ34が図中時計回りに回転することで時計回りに回転する。これに伴って、インクリボン33は、印字ヘッド31とプラテン32との間を順次移動していく。
DCモータ41は、制御ユニット19によってモータドライバ(図示せず)を介して所定のMAX回転数で駆動されるモータである。このDCモータ41は、高価なパルスモータのように複雑な周波数制御されるものではなく、単純なON状態とOFF状態との2つの状態によって制御される安価な構成のモータである。
[制御ユニット19の説明]
<捨て印字実行有無の判定>
本実施例のプリントステーション3では、1枚あたりのプリント情報の印字に実際に用いられたドット数の割合R(以下、ドット数の割合Rと示す)に対して、閾値(任意に設定することができるドット数の割合)が設定されている。そして、制御ユニット19は、前述のドット数の割合Rと閾値とを比較して捨て印字の実行有無を判断する。具体的には、図6に示すように、1枚目のプリント情報の印字に用いられたドット数の割合Rが前述の閾値に満たない場合、制御ユニット19は、隣接するマージン部分(実プリント部の1枚目と2枚目との間の部分)に対して捨て印字を実行させるように印字ヘッド31を制御する。反対に、1枚目のプリント情報の印字に用いられたドット数の割合Rが前述の閾値以上であれば、制御ユニット19は、捨て印字を実行させないように印字ヘッド31を制御する。
なお、1枚あたりのプリント情報の印字に実際に用いられたドット数の割合R(ドット数の割合R)とは、以下の式(1)のように定義される。
R=(1枚あたりのプリント情報の印字に実際に用いられたドット数)×100/(1枚あたりのプリント情報の文字数×印字ヘッドを構成するピンの数)・・・式(1)
前述の閾値は、モニタ22に表示される閾値設定画面50で任意に設定することができる。具体的には、図5に示すように、「閾値設定」という文字とともに、閾値51を小さくするための「小さく」ボタン52および閾値51を大きくするための「大きく」ボタン53がモニタ22に表示される。そして、ユーザが「小さく」ボタン52または「大きく」ボタン53を触れるごとに閾値51の表示が段階的に変更される。この閾値51をインクの供給過多による不具合が発生しない程度の値に設定することによって、プリント情報の印字濃度を適正な状態で維持することが可能となる。なお、印画紙Pの材質や温度等、印字における諸条件が同じ場合、この閾値51を大きく設定するほど、捨て印字を実行する可能性が高くなるので、1枚のプリント情報の印字において濃すぎるといった状況が少なくなる。このため、プリント情報の印字が濃すぎる傾向にある場合には、この閾値51を大きくすることによって対応することが可能である。
<捨て印字制御のフローチャート>
制御ユニット19による印字ヘッドに捨て印字を実行させる制御は、図4に示すようなフローチャートにしたがって行われる。
ステップS1では、制御ユニット19は、ROM19cに格納された捨て印字制御データ19dを読み出し、RAM19bに展開する。
ステップS2では、制御ユニット19は、印字ヘッドに捨て印字を実行させる制御をするための設定値をRAM19bに記憶させる。ここで、印字ヘッドに捨て印字を実行させる制御に必要な設定値として、捨て印字の実行有無を決める閾値(以下、閾値51と示す)がある。ユーザは、デフォルト値(初期値)として表示されるこれらの設定をモニタ22に表示される画面内容(図5参照)によって確認することができる。そして、ユーザは、必要に応じてこれらの情報を、タッチ操作やマウス21等によって再設定することができる。
ステップS3では、制御ユニット19は、次に出力する画像の有無を確認する。ここで、出力する画像がない場合には、この一連のフローチャートを終了する。出力する画像が確認された場合には、ステップS4に遷移する。
ステップS4では、制御ユニット19は、印字ヘッド31に画像がプリントされた裏面に、例えば、コマ番号や日付、露光条件等のプリント情報を印字させる。
ステップS5では、制御ユニット19は、印字ヘッド31が印字したプリント情報の内容を解析し、印字するために用いられたドット数の割合Rを算出する。
ステップS6では、制御ユニット19は、ステップS2において設定された閾値51(図5参照)の設定の再受付を可能としている。これにより、ユーザは、実際にプリント情報の印字濃度の状態を確認した後、濃すぎる場合の対処を講じることができる。
ステップS7では、制御ユニット19は、ステップS2またはステップS6において設定された閾値51と、ステップS5において算出されたドット数の割合Rとを比較する。ここで、算出されたドット数の割合Rが閾値51に満たない場合には、印字ヘッド31に捨て印字を実行させるためにステップS8に遷移する。反対に、算出されたドット数の割合Rが閾値51以上の場合には、ステップS3に遷移する。
ステップS8では、制御ユニット19は、印字ヘッド31に捨て印字を実行させる。このとき、制御ユニット19は、マージンサイズやS3において画像の有無を確認したと同時に得られる画像のサイズ等を考慮して、図6に示すような3mmのマージン部分に対して捨て印字を実行させるように制御を行う。
以上の処理を繰り返すことにより、インクの供給量と消費量とのバランスを保つことができ、プリント情報の印字濃度を適正な状態で維持することが可能となる。
[プリントステーション3の特徴]
(1)
本実施形態のプリントステーション3は、プリント情報の印字濃度の調整を行うために、プラテン32とインクリボン33との間において搬送される印画紙Pに対して捨て印字を実行させるような制御を行う制御ユニット19を備える印字ユニット12を有することを特徴としている。そして、印字ユニット12は、図3に示すように、印字ヘッド31に対向して配置されているプラテン32と、インクを含浸した状態で印字ヘッド31に対向する位置に搬送されるインクリボン33と、印字ヘッド31に対してインクリボン33を相対的に移動させるDCモータ41と、プラテン32とインクリボン33との間において搬送される印画紙Pに対して、印字ヘッド31に捨て印字を実行させるように制御を行う制御ユニット19とを備えている。
通常、このような印字装置においては、インクの供給過多による裏写りや浮きによる他の部分への転写を防止するためにパルスモータ等を搭載していた。しかし、インクリボンの搬送速度を調整して印字濃度の安定化を図るこのような方法では、比較的コストが高くなる。
そこで、本実施形態のプリントステーション3では、インクの消費量を調整することによって印字濃度の安定化を図っている。すなわち、インクの消費量が少なくなってきた場合には、捨て印字を実行することによってインクの消費量を必然的に増やし、定量的に供給されるインク量との安定化を図る。
これにより、インクリボン33に含有されるインクの量を減少させ、印字濃度が濃くなりすぎないように調整を行うことができる。
この結果、インクの供給過多による裏写りや浮きによる他の部分への転写の防止を、高価なパルスモータ等を用いず、安価なDCモータ等を用いた構成によって実現することが可能となる。
(2)
本実施形態のプリントステーション3では、プリント情報の印字に用いられたドット数として、1枚のプリントに対するプリント情報の印字に用いられたドット数の割合Rという指標を用いている。そして、1枚のプリントに対するプリント情報の印字終了時に、制御ユニット19は、ドット数の割合Rを算出し、予め設定されたドット数の割合Rに対する閾値との関係によって捨て印字の実行有無を決定している。
具体的には、図6に示すように、制御ユニット19は、1枚目の実プリント部に対するプリント情報の印字終了時にドット数の割合Rを算出する。そして、1枚目のプリント情報の印字に用いられたドット数の割合Rが設定された閾値未満であれば、制御ユニット19は、隣接するマージン部分(実プリント部の1枚目と2枚目との間の部分)に対して捨て印字を実行させるように印字ヘッド31を制御する。反対に、1枚目のプリント情報の印字に用いられたドット数の割合Rが設定された閾値以上であれば、制御ユニット19は、捨て印字を実行させないように印字ヘッド31を制御する。
これにより、インクの供給量と消費量とのバランスを保つことができ、プリント情報の印字濃度を適正な状態で維持することが可能となる。
(3)
本実施形態のプリントステーション3では、1枚のプリント情報を印字するのに要したドット数の割合Rに対する閾値の設定を、モニタ22に表示された設定画面50によって行うことが可能である。
これにより、同じ閾値51でも印画紙Pの材質や温度等に左右されるインク特性等により印字濃度が違なる場合に対して、オペレータは、実際に印字されるインク濃度を目視で確認しながら適宜、閾値を変更することができる。
(4)
本実施形態のプリントステーション3では、図6に示すように、捨て印字がプリント部とプリント部との間のマージン部分に対して実行されるように印字ヘッド31を制御する。
このマージン部分は、印字ユニット12の下流側に配置されたシートカッター13によってプリントサイズに整形される際に切断されて廃棄されている。このため、捨て印字を実行するために余分な印画紙Pを消費することなく、最終的に廃棄されるマージン部分を有効利用して捨て印字を実行することが可能となる。
これにより、コストの上昇を抑えることができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態のプリントステーション3では、制御ユニット19が、捨て印字をマージン部分に実行されるように印字ヘッド31を制御する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、プリント面の裏面側に、プリント情報とは明確に区別がつく記号等を印字してインクの消費量を調節しても上記と同様の効果を得ることができる。
(B)
上記実施形態のプリントステーション3では、プリント情報の印字に用いられたドット数として、1枚目のプリント情報の印字に用いられたドット数の割合Rという指標を用いて、1枚のプリント直後に捨て印字の実行有無を判断させる制御例を挙げて説明した。しし、本発明はこれに限定されるものではない。
捨て印字の実行判断と実行との制御は、1枚のプリントに対するプリント情報を印字した直後でなくてもよく、例えば、10文字や20文字を印字した直後であってもよい。また、フィルム画像のコマ番号や日付等の情報ごとの印字直後でもよい。この場合において、それぞれ定義されるドット数の割合に対して閾値を設定し、それぞれのタイミングで捨て印字の実行有無を判断させる制御をしても、上記と同様の効果を得ることができる。
(C)
上記実施形態のプリントステーション3では、1枚目のプリント情報の印字に用いられたドット数の割合Rという指標に対して閾値を設定し、捨て印字の実行有無を判断させる制御例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
1枚のプリントに対するドット数の割合を、例えば、50%と設定し、このドット数の割合が50%を下回るプリントが何回続くかという指標に対して閾値を設定し、捨て印字の実行有無を判断させる制御であってもよい。この場合でも、上記と同様の効果を得ることができる。
(D)
上記実施形態のプリントステーション3では、1枚のプリントにおける印字に用いられるドット数の割合Rに対する閾値を、図5に示すようなGUI(Graphical User Interface)によって入力する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図7に示すようなGUI55によって制御することも可能である。ユーザは、印字濃度が濃すぎると感じたときには、「うすく」ボタン57に触れるまたはクリックして、印字濃度インジケータ56を操作する。このようなGUI55によってユーザは、直感的に濃度の調整を行うことができる。
(E)
上記実施形態のプリントステーション3では、設定画面50(図5参照)による閾値51の入力によって制御ユニット19が自動的に印字ヘッド31に捨て印字を実行させる例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
閾値51の設定による自動制御だけでなく、例えば、図7に示すようなGUIによって、適時指示入力をすることによって捨て印字を実行するように制御してもよい。これにより、オペレータは、印画紙Pに印字されるプリント情報のインク濃度の状態を目視で確認しながら適宜捨て印字を実行させることができる。
さらに、上記実施形態で示した捨て印字の自動制御と、前述したような指示入力による捨て印字の制御を組み合わせることによって、印字濃度が濃すぎる問題に対して柔軟に対処することが可能となる。
(F)
上記実施形態では、12を含むプリントステーション3全体に対して制御ユニット19が制御する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、上述した各ステップによって印字ユニット12のみの制御を行う制御部を別途設けてもよい。
(G)
上記実施形態では、プリントステーション3では、印字ユニット12を組み込んで用いる場合を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではなく、上記実施形態の印字ユニット12はどのような装置においても、また、単独でも使用することができる。
(H)
上記実施形態では、プリントステーション3では、制御ユニット19が3mmのマージン部分に捨て印字を実行させるように制御する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限られるものではない。
マージン部分の長さは3mmでなくてもよく、例えば、マージン部分の長さ10mmの場合であっても、制御ユニット19は、画像の大きさや任意に設定されるマージン部分の長さを考慮して、マージン部分に捨て印字を実行させるように制御することができる。
本発明によれば、印字濃度の安定化を安価な構成によって実現することが可能になるため、例えば、インクリボンを搬送しながら印字を行うドットインパクト方式の印字装置への適用が特に有用である。
本発明の一実施形態に係る印字装置を含むプリントステーションを有する、写真処理装置の外観図。 図1のプリントステーションの構成を示す内部構造図。 図2のプリントステーションに含まれる印字ユニットの概略構造図。 図3の印字ユニットに対する捨て印字制御を示すフローチャート。 図1のモニタに表示される閾値設定のGUIの一例を示す図。 本発明の一実施形態に係るプリント部とマージン部分の関係を示した説明図。 本発明の他の実施形態に係る閾値設定のGUIの一例を示す図。
1 写真処理装置
2 操作ステーション
3 プリントステーション
4 ケーブル
11 印画紙マガジン
12 印字ユニット(印字装置)
13 シートカッター
14 プリント露光部
15 処理槽ユニット
15a 発色現像槽
15b 漂白定着処理槽
15c 安定処理槽
16 コンベア
17 ソータ
18 印画紙搬送機構
18a チャッカー式搬送ユニット
18b 圧接搬送ローラ対
19 制御ユニット(制御部)
19a CPU
19b RAM
19c ROM
19d 捨て印字制御データ
20 キーボード
21 マウス
22 モニタ
31 印字ヘッド
32 プラテン
33 インクリボン
34 駆動ローラ
35 押圧ローラ
41 DCモータ(搬送部)
50 閾値設定画面
51 閾値
52 「小さく」ボタン
53 「大きく」ボタン
55 印字濃度設定画面
56 印字濃度インジケータ
57 「うすく」ボタン
P 印画紙
R プリント1枚あたりのプリント情報の印字に実際に用いられたドット数の割合




Claims (5)

  1. ドットインパクト方式の印字ヘッドと、
    前記印字ヘッドに対向して配置されているプラテンと、
    インクを含浸した状態で前記印字ヘッドに対向する位置に搬送されるインクリボンと、
    前記印字ヘッドに対して前記インクリボンを相対的に移動させる搬送部と、
    前記プラテンと前記インクリボンとの間において搬送される記録材料に対して、前記印字ヘッドに捨て印字を実行させるように制御を行う制御部と、
    を備え
    前記制御部は、プリント情報の印字に用いられたドット数が所定の閾値未満である場合に、前記印字ヘッドに前記捨て印字を実行させる、
    印字装置。
  2. 前記閾値は、任意に設定可能である、
    請求項に記載の印字装置。
  3. 前記制御部は、前記記録材料のプリント部とプリント部との間のマージン部分に対して前記印字ヘッドに前記捨て印字を実行させる、
    請求項1または2に記載の印字装置。
  4. 前記制御部は、外部からの指示入力によって前記印字ヘッドに前記捨て印字を実行させる、
    請求項1からのいずれか1項に記載の印字装置。
  5. 前記搬送部は、DCモータによって駆動する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の印字装置。
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