JP4576246B2 - 物品搬送装置 - Google Patents
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このリニア振動型パーツフィーダは、2組の電磁式リニアフィーダを組み合わせて構成したものであって、物品を搬送する整送トラフと、整送トラフと向かい合わせて配置されるとともに、整送トラフと反対方向に物品を搬送するリターントラフとを有し、整送トラフ側に物品の整列状態を判別する整列判別部を設け、整列判別部でラインから排除した物品をリターントラフを介して整送トラフの上流側に戻すように構成したものである。
前記搬送部に並設されるとともに、前記搬送路内に供給する物品を貯蔵するための貯蔵部と、前記搬送方向と反対方向に物品を搬送させる搬送手段と、を有する貯蔵機構と、を備え、
前記搬送手段は、コンベアであり、
前記搬送路の途中に、前記搬送路内を搬送される物品の姿勢を判定する姿勢判定部を有し、
前記姿勢判定部は、正規な姿勢の物品については、前記搬送路から排除することなく通過させ、正規な姿勢以外の物品については、前記搬送路の途中から前記コンベアに排除するように構成されており、
前記振動付与機構は、ハウジングと、該ハウジングに回転可能に支持される入力軸と、該ハウジングに前記第1方向及び前記第2方向に往復直線運動可能に支持される出力部とを備え、前記出力部に前記搬送部が取り付けられるとともに、前記入力軸と前記出力部との間に前記第1カム機構及び前記第2カム機構がそれぞれ設けられており、
前記第1カム機構は、前記入力軸に設けられた第1カムと、前記出力部に設けられ前記第1カムのカム面と接触する回転可能な第1接触子とを有し、
前記第2カム機構は、前記入力軸に設けられた第2カムと、前記出力部に設けられ前記第2カムのカム面と接触する回転可能な第2接触子とを有し、
前記第1カムのカム面は、前記入力軸の軸線方向に変位し、かつ前記入力軸の外周面から垂直に立ち上がる曲面に形成され、
前記第1接触子の回転軸線方向は、前記入力軸の軸線方向と垂直な方向であることを特徴とする。
なお、本明細書及び図面には、少なくとも、次の発明が開示されている。
第1に係る発明は、搬送方向が直線状に規制された搬送面を有する搬送路を有し、該搬送路内に位置した物品を前記搬送面に沿って搬送する搬送部と、駆動源から入力される回転運動を少なくとも前記搬送方向の成分を有する第1方向への往復直線運動に変換して前記搬送部に伝達する第1カム機構、及び前記駆動源から入力される回転運動を少なくとも前記搬送面の法線方向の成分を有する第2方向への往復直線運動に変換して前記搬送部に伝達する第2カム機構を有し、前記両カム機構の協働により前記搬送部に物品を搬送するための振動を与える振動付与機構と、前記搬送部に連設されるとともに、前記搬送路内に供給する物品を貯蔵するための貯蔵部を有する貯蔵機構とを備えていることを特徴とする。
本発明による物品搬送装置によれば、駆動源から入力される回転運動は、第1カム機構によって少なくとも搬送方向成分を有する第1方向への往復直線運動に変換されるとともに、第2カム機構によって搬送面の法線方向の成分を有する第2方向への往復直線運動に変換されて搬送部に伝達される。そして、搬送部は、第1方向への往復直線運動と第2方向への往復直線運動とが合成された運動軌跡に従って振動し、搬送路の搬送面上を物品が搬送される。この場合、搬送部に付与される振動は、物品の相対滑りを制御するための成分、すなわち、慣性力項に係る搬送方向の成分と摩擦力項に係る搬送面の法線方向の成分とを有しているので、搬送面上を効率良く物品を搬送することが可能となる。
さらに、第1方向の往復直線運動は、第1カム機構のカム設計を通じて、また、第2方向の往復直線運動は、第2カム機構のカム設計を通じて、それぞれ所望の往復直線運動に設定することができるので、第1方向及び第2方向で規定される二次元平面内の任意の運動軌跡を、両カム機構のカム設計を通じて表現することができ、運動軌跡の設定の自由度を高めることができる。従って、単純な運動軌跡に限らず、複雑な運動軌跡からなる振動を搬送部に与えることができるので、物品の種類、搬送能力等の要求仕様に最も適した振動を搬送部に付与することができる。
さらに、搬送部には、搬送路内に供給する物品を貯蔵するための貯蔵部を有する貯蔵機構が連設されているので、物品供給ラインを構成する場合に、物品を供給するためのホッパを新たに設置する必要はなく、ライン全体をコンパクト化することができ、省スペース化を図ることができる。
第2に係る発明は、第1に記載の物品搬送装置であって、前記貯蔵機構は、前記搬送部に並設されていることを特徴とする。
本発明による物品搬送装置によれば、搬送部の全長内に貯蔵機構を収めることができるので、物品供給ラインを構成する場合に、ラインの全長を短くすることができ、省スペース化を図ることができる。
第3に係る発明は、第1又は2に記載の物品搬送装置であって、前記貯蔵機構は、前記搬送路内を搬送される物品の搬送方向と反対方向に物品を搬送させる搬送手段を備えていることを特徴とする。
本発明による物品搬送装置によれば、貯蔵機構に貯蔵した物品を搬送部に供給する際に、搬送手段によって搬送部による物品の搬送方向と逆方向に物品を搬送して搬送部に供給することができるので、搬送手段によって物品供給ラインの全長が長くなるようなことはなく、ラインの全長を短くすることができ、省スペース化を図ることができる。
第4に係る発明は、第3に記載の物品搬送装置であって、前記搬送手段は、コンベアであることを特徴とする。
本発明による物品搬送装置によれば、搬送手段であるコンベアによって物品を搬送する際に、ほとんど振動が発生することはないので、コンベアの振動と搬送部の物品を搬送する際の振動とが干渉するようなことはなく、搬送部によって物品を精度でよく、かつ効率よく搬送することができる。
第5に係る発明は、第3又は4に記載の物品搬送装置であって、前記搬送部に、前記搬送路内を搬送される物品の姿勢を判別し、正規な姿勢以外の物品を前記搬送路内から前記貯蔵機構の搬送手段に排除する姿勢判別部を設け、該姿勢判別部で前記搬送路内から排除した物品を前記搬送手段を介して前記搬送路の上流側に戻すように構成したことを特徴とする。
本発明による物品搬送装置によれば、搬送路内を搬送される物品のうち、正規な姿勢以外の物品は、姿勢判別部で搬送路から排除されて、貯蔵機構の搬送手段によって搬送路の上流側に戻され、再び搬送路内を搬送されることになる。
従って、正規な姿勢以外の物品が搬送部を介して次工程に供給されることはないので、不良品の発生を大幅に低減させることができるとともに、正規な姿勢以外の物品によって物品供給ラインが停止するのを防止でき、物品の搬送効率を高めることができる。
第6に係る発明は、第1から5の何れかに記載の物品搬送装置であって、前記振動付与機構は、ハウジングと、該ハウジングに回転可能に支持される単一の入力軸と、該ハウジングに前記第1方向及び前記第2方向に往復直線運動可能に支持される出力部とを備え、前記出力部に前記搬送部が一体に取り付けられるとともに、前記入力軸と前記出力部との間に前記第1カム機構及び前記第2カム機構がそれぞれ設けられていることを特徴とする。
本発明による物品搬送装置によれば、入力軸の回転運動は、第1カム機構によって第1方向への往復直線運動に変換されるとともに、第2カム機構によって第2方向への往復直線運動に変換されて出力部に伝達され、出力部と一体に搬送部が第1方向及び第2方向に往復直線運動することになる。この場合、単一の入力軸によって第1カム機構及び第2カム機構を駆動させているので、両カム機構による2つの往復直線運動の同期を取り易く、搬送部の運動軌跡を所望の運動軌跡に容易に設定することができる。
第7に係る発明は、第6に記載の物品搬送装置であって、前記第1カム機構は、前記入力軸に設けられて入力軸と一体に回転駆動する第1カムと、前記出力部に設けられて出力部と一体に変位するとともに、前記第1カムのカム面と接触する第1接触子とからなり、前記第2カム機構は、前記入力軸に設けられて入力軸と一体に回転駆動する第2カムと、前記出力部に設けられて出力部と一体に変位するとともに、前記第2カムのカム面と接触する第2接触子とからなり、前記第1カムと前記第1接触子との協働により、前記入力軸の回転運動が前記第1方向の往復直線運動に変換されて前記出力部に伝達され、前記第2カムと前記第2接触子との協働により、前記入力軸の回転運動が前記第2方向の往復直線運動に変換されて前記出力部に伝達されることを特徴とする。
本発明による物品搬送装置によれば、第1カムと第1接触子との協働により、入力軸の回転運動が第1方向の往復直線運動に変換され、第2カムと第2接触子との協働により、入力軸の回転運動が第2方向の往復直線運動に変換され、この2方向への往復直線運動が合成されて出力部に伝達され、出力部が2方向へ振動することになる。
第8に係る発明は、第1から7の何れかに記載の物品搬送装置であって、前記第1方向の往復直線運動は、前記搬送方向の成分のみを有し、前記第2方向の往復直線運動は、前記搬送面の法線方向の成分のみを有することを特徴とする。
本発明による物品搬送装置によれば、第1カム機構によって、搬送方向のみへの所望の往復直線運動を設定することができ、第2カム機構によって、搬送面の法線方向への所望の往復直線運動を設定することができるので、この2方向の往復直線運動を合成してなる搬送部の運動軌跡を所望の軌跡に容易に設定することができる。
第9に係る発明は、第8に記載の物品搬送装置であって、前記入力軸は、その軸線が前記搬送方向を向くように前記ハウジングに支持され、前記第1カムは、両側面が前記入力軸の軸線方向に変位し、かつ前記入力軸の外周面から垂直に立ち上がる曲面のカム面に形成され、前記第1接触子は、前記第1カムの両カム面に転動可能に接触する一対のカムフォロアであることを特徴とする。
本発明による物品搬送装置によれば、入力軸が回転駆動すると、入力軸と一体に第1カムが回転駆動し、第1カムの各カム面上を第1接触子である各カムフォロアがそれぞれ接触状態を維持したまま転動し、両カムフォロアが第1カムのカム面の形状に応じて入力軸の軸線方向に変位し、両カムフォロアと一体に出力部及び搬送部が同一方向に変位することになる。
第10に係る発明は、第9に記載の物品搬送装置であって、前記第2カムは、一方の側面に前記入力軸の軸線を中心として環状に溝が設けられるとともに、該溝の内外側面が入力軸の軸線と直交する方向に変位し、かつ入力軸の軸線と平行なカム面に形成され、前記第2接触子は、前記第2カムの環状の溝内に嵌合されて、前記カム面に転動可能に接触するカムフォロアであることを特徴とする。
本発明による物品搬送装置によれば、入力軸が回転駆動すると、入力軸と一体に第2カムが回転駆動し、第2カムのカム面上を第2接触子であるカムフォロアが接触状態を維持したまま転動し、カムフォロアが第2カムのカム面の形状に応じて入力軸の軸線と直交する方向に変位し、カムフォロアと一体に出力部及び搬送部が同一方向に変位することになる。
第11に係る発明は、第9に記載の物品搬送装置であって、前記第2カムは、外周面が前記入力軸の軸線と直交する方向に変位し、かつ入力軸の軸線と平行なカム面に形成され、前記第2接触子は、前記第2カムのカム面に転動可能に接触するカムフォロアであることを特徴とする。
本発明による物品搬送装置によれば、入力軸が回転駆動すると、入力軸と一体に第2カムが回転駆動し、第2カムのカム面上を第2接触子であるカムフォロアが接触状態を維持したまま転動し、カムフォロアが第2カムのカム面の形状に応じて入力軸の軸線と直交する方向に変位し、カムフォロアと一体に出力部及び搬送部が同一方向に変位することになる。
第12に係る発明は、第6から11の何れかに記載の物品搬送装置であって、前記ハウジングと前記出力部との間には、それらの間をシールするとともに、前記出力部の変位に追従して弾性変形するシール部材が介装されていることを特徴とする。
本発明による物品搬送装置によれば、シール部材によって出力部とハウジングとの間がシールされ、ハウジング内の潤滑油が外部に漏出するのが防止される。また、出力部が第1方向及び第2方向に変位する際に、それに応じてシール部材が弾性変形することにより、出力部のその方向への変位が許容されることになる。
第13に係る発明は、第8から12の何れかに記載の物品搬送装置であって、前記ハウジングの内面には、前記出力部を前記搬送方向及び前記搬送面の法線方向のみへ移動可能に案内するための案内面が設けられ、該案内面と前記出力部との間に粘性流体を保持するための所定の隙間が設けられていることを特徴とする。
本発明による物品搬送装置によれば、出力部を搬送方向及び搬送面の法線方向のみへ確実に往復直線運動させることができるので、出力部に取り付けられる搬送部を所望の軌跡で確実に運動させることができる。また、出力部とハウジングの案内面との間の隙間内に粘性流体が介装されることになるので、オイルフィルムダンパとしの機能が得られることになり、搬送部の撓み等に起因して発生する有害振動を粘性流体によって減衰することができ、所定の振動を確実に出力部を介して搬送部に付与することができる。
第14に係る発明は、第1から13の何れかに記載の物品搬送装置であって、前記第1方向の往復直線運動は、前記搬送方向の成分のみを有するとともに、該搬送方向は水平方向であり、前記第2方向の往復直線運動は、前記法線方向の成分のみを有するとともに、該法線方向は鉛直方向であることを特徴とする。
本発明による物品搬送装置によれば、搬送方向を水平方向とすることができるので、汎用性に優れた装置を提供することができる。また、法線方向を鉛直方向としているので、物品と搬送面との間の摩擦力の設定を容易にすることができる。
第15に係る発明は、第7から14の何れかに記載の物品搬送装置であって、前記第1カムは、前記出力部が鉛直方向に往復直線運動する際に、前記第1接触子との接触状態を維持しつつ接触位置が前記出力部の移動方向と同一方向に移動するカム面を有し、前記第2カムは、前記出力部が水平方向に往復直線運動する際に、前記第2接触子との接触状態を維持しつつ接触位置が前記出力部の移動方向と同一方向に移動するカム面を有していることを特徴とする。
本発明による物品搬送装置によれば、出力部が鉛直方向に変位する際に、第1カムと第1接触子との接触状態が変化することはなく、また第1接触子が出力部の変位を阻害するようなことはない。また、出力部が水平方向に変位する際に、第2カムと第2接触子との接触状態が変化するようなことはなく、また、第2接触子が出力部の変位を阻害するようなことはない。従って、出力部に意図しない第1方向及び第2方向への移動動作が付加されるようなことはないので、物品を精度良く、かつ効率良く搬送することができる。
図1〜図4には、本発明による物品搬送装置の第1の実施の形態が示されていて、図1は物品搬送装置の全体を示す斜視図、図2は図1の振動付与機構の部分断面図、図3は図2のA−A線断面図、図4は図2のB−B線断面図である。
なお、図示はしないが、第2カムを周面にカム面が形成される板カムによって構成してもよい。
図6の上段には、搬送方向の往復直線運動である水平動のタイミングチャートを示し、下段には、鉛直方向の往復直線運動である上下動のタイミングチャートを示している。上段のタイミングチャートには、左から順に、水平動変位と時間との関係、水平動速度と時間との関係、水平動加速度と時間との関係をそれぞれ示し、下段のタイミングチャートには、左から順に、上下動変位と時間との関係、上下動速度と時間との関係、上下動加速度と時間との関係をそれぞれ示している。なお、上段の3つの図と下段の3つの図の時間軸は、上下の図それぞれにおいて一致している。
図6に示すように、搬送部2は、第1位置X1から搬送方向の前方へ移動して第2位置X2に至り、第2位置X2から搬送方向の後方へ移動して第1位置X1へ至るよう往復直線移動を行う。すなわち、水平方向において、第1位置X1と第2位置X2との間で前後の水平動を行う。
4 搬送路 5 搬送面 6 側壁(奥)
7 側壁(手前) 8 排出口 9 供給口
10 姿勢判別部 11 姿勢判別板 12 側面
13 段部 14 小幅部 15 ボルト
20 貯蔵機構 21 搬送手段 22 ベルト
23 コンベア 24、66 駆動源 25 支持板
26 カバー 27 切欠部 28 貯蔵部
30 振動付与機構 31 ハウジング 32 開口部
33 前壁 34 後壁 35 軸受
36 案内部材 37 案内面 40 入力軸
41 第1カム機構 42 第1カム 43 リブ
44、53 第1カム面 45、54 第2カム面
46 第1接触子 47、56 支持軸
48、57 ローラ 50 第2カム機構
51 第2カム 52 溝 55 第2接触子
60 出力部 61 出力部本体 62 リフト部材
63 側面 67 駆動軸 68 軸継手
69 シール部材 70 潤滑油 72 基台
75 物品 76 大径部 77 小径部
Claims (9)
- 搬送方向が直線状に規制された搬送面を有する搬送路を有し、該搬送路内に位置した物品を前記搬送面に沿って搬送する搬送部と、
駆動源から入力される回転運動を少なくとも前記搬送方向の成分を有する第1方向への往復直線運動に変換して前記搬送部に伝達する第1カム機構、及び前記駆動源から入力される回転運動を少なくとも前記搬送面の法線方向の成分を有する第2方向への往復直線運動に変換して前記搬送部に伝達する第2カム機構を有し、前記両カム機構の協働により前記搬送部に物品を搬送するための振動を与える振動付与機構と、
前記搬送部に並設されるとともに、前記搬送路内に供給する物品を貯蔵するための貯蔵部と、前記搬送方向と反対方向に物品を搬送させる搬送手段と、を有する貯蔵機構と、を備え、
前記搬送手段は、コンベアであり、
前記搬送路の途中に、前記搬送路内を搬送される物品の姿勢を判定する姿勢判定部を有し、
前記姿勢判定部は、正規な姿勢の物品については、前記搬送路から排除することなく通過させ、正規な姿勢以外の物品については、前記搬送路の途中から前記コンベアに排除するように構成されており、
前記振動付与機構は、ハウジングと、該ハウジングに回転可能に支持される入力軸と、該ハウジングに前記第1方向及び前記第2方向に往復直線運動可能に支持される出力部とを備え、前記出力部に前記搬送部が取り付けられるとともに、前記入力軸と前記出力部との間に前記第1カム機構及び前記第2カム機構がそれぞれ設けられており、
前記第1カム機構は、前記入力軸に設けられた第1カムと、前記出力部に設けられ前記第1カムのカム面と接触する回転可能な第1接触子とを有し、
前記第2カム機構は、前記入力軸に設けられた第2カムと、前記出力部に設けられ前記第2カムのカム面と接触する回転可能な第2接触子とを有し、
前記第1カムのカム面は、前記入力軸の軸線方向に変位し、かつ前記入力軸の外周面から垂直に立ち上がる曲面に形成され、
前記第1接触子の回転軸線方向は、前記入力軸の軸線方向と垂直な方向であることを特徴とする物品搬送装置。 - 前記第1方向の往復直線運動は、前記搬送方向の成分のみを有し、前記第2方向の往復直線運動は、前記搬送面の法線方向の成分のみを有することを特徴とする請求項1に記載の物品搬送装置。
- 前記入力軸は、その軸線が前記搬送方向を向くように前記ハウジングに支持され、
前記第1接触子は、カムフォロアであることを特徴とする請求項2に記載の物品搬送装置。 - 前記第2カムは、一方の側面に前記入力軸の軸線を中心として環状に溝が設けられるとともに、該溝の内外側面が入力軸の軸線と直交する方向に変位し、かつ入力軸の軸線と平行なカム面に形成され、
前記第2接触子は、前記第2カムの環状の溝内に嵌合されて、前記カム面に転動可能に接触するカムフォロアであることを特徴とする請求項3に記載の物品搬送装置。 - 前記第2カムは、外周面が前記入力軸の軸線と直交する方向に変位し、かつ入力軸の軸線と平行なカム面に形成され、
前記第2接触子は、前記第2カムのカム面に転動可能に接触するカムフォロアであることを特徴とする請求項3に記載の物品搬送装置。 - 前記ハウジングと前記出力部との間には、それらの間をシールするとともに、前記出力部の変位に追従して弾性変形するシール部材が介装されていることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の物品搬送装置。
- 前記ハウジングの内面には、前記出力部を前記搬送方向及び前記搬送面の法線方向のみへ移動可能に案内するための案内面が設けられ、該案内面と前記出力部との間に粘性流体を保持するための所定の隙間が設けられていることを特徴とする請求項2から6の何れかに記載の物品搬送装置。
- 前記第1方向の往復直線運動は、前記搬送方向の成分のみを有するとともに、該搬送方向は水平方向であり、
前記第2方向の往復直線運動は、前記法線方向の成分のみを有するとともに、該法線方向は鉛直方向であることを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の物品搬送装置。 - 前記第1カムは、前記出力部が鉛直方向に往復直線運動する際に、前記第1接触子との接触状態を維持しつつ接触位置が前記出力部の移動方向と同一方向に移動するカム面を有し、
前記第2カムは、前記出力部が水平方向に往復直線運動する際に、前記第2接触子との接触状態を維持しつつ接触位置が前記出力部の移動方向と同一方向に移動するカム面を有していることを特徴とする請求項1から8の何れかに記載の物品搬送装置。
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