JP4576038B2 - モータ駆動式流量調整弁 - Google Patents

モータ駆動式流量調整弁 Download PDF

Info

Publication number
JP4576038B2
JP4576038B2 JP2000318705A JP2000318705A JP4576038B2 JP 4576038 B2 JP4576038 B2 JP 4576038B2 JP 2000318705 A JP2000318705 A JP 2000318705A JP 2000318705 A JP2000318705 A JP 2000318705A JP 4576038 B2 JP4576038 B2 JP 4576038B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
valve
valve body
stopper
flow rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000318705A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002130506A (ja
Inventor
泰秀 土田
俊夫 村上
岳春 村田
Original Assignee
東洋計器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東洋計器株式会社 filed Critical 東洋計器株式会社
Priority to JP2000318705A priority Critical patent/JP4576038B2/ja
Publication of JP2002130506A publication Critical patent/JP2002130506A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4576038B2 publication Critical patent/JP4576038B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Check Valves (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータ駆動式流量調整弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
流量調整弁としては、流体通路を封鎖している弁体に一体に連結されているシャフトをモータにより昇降して、弁体を開閉するように構成されたモータ駆動式の流量調整弁が知られている。モータを精度良く駆動制御することにより、流量調整を精度良く行なうことが可能である。
【0003】
また、商用電源を供給できない箇所に設置することができるよう、モータ駆動式流量調整弁としてはバッテリ駆動型のモータが使用されつつある。また、流量調整弁を用いた各種機器においては、バッテリからの電力供給によって、この機器自身で流量の監視などを行い、この監視結果を出力するように構成されつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のモータ駆動式流量調整弁では、モータ出力軸が機械的伝達機構を介して直接に弁体シャフトに連結されているので、弁体に作用する水圧等が直接にモータに作用する。このために、弁体の開閉操作には大きな駆動力が必要であり、モータ負荷も大きくなるという問題点がある。この結果、モータ消費電力も増加してしまう。商用電源から電力を供給できる場合にはそれ程問題にはならないが、バッテリ駆動型のモータを使用する場合には消費電力を極力抑制することが望ましい。
【0005】
また、流量調整弁においては、バッテリからの電力供給によって各種動作を行うように構成されつつあるが、従来のモータ駆動式流量調整弁では、電源に関する改良がなされていないという状況にある。
【0006】
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、モータ負荷を低減することにより省電力化を図るとともに、流量調整弁に発電という新たな機能を追加したモータ駆動式流量調整弁を提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明では、流体圧によって弁座から押し上げられて閉状態から開状態に切り換わる浮遊式の弁体と、この弁体の開度を制限するストッパと、このストッパに対して弾性圧縮可能な連結部材を介して連結されている駆動部材と、この駆動部材を前記弁体の開閉方向に移動させるモータとを有し、流体圧によって前記弁体が弁座から押し上げられて前記ストッパに当接した開状態における流量を前記ストッパの位置により調整するモータ駆動式流量調整弁において、さらに、前記弁体の回転運動によって発電動作を行う発電機を設けたことを特徴とする。
【0008】
本発明のモータ駆動式流量調整弁では、モータと弁体とは、機械的連結が無く完全に相互に分離している。従って、弁体に作用する流体圧がモータの側に作用することを回避できるので、モータによって弁体を駆動するときの消費電力を低減することができる。また、ストッパにより弁体を弁座に押し付けて弁体を閉じる際、およびストッパによる押付け力を解除して弁体を開く際には、当該弁体に作用する流体圧によって、その開閉方向に延びる軸線を中心として弁体が急速に回転することが確認された。そこで、弁体の前記軸線周りに磁極を形成する一方、その周りに発電コイルを配置して発電機を構成しておけば、弁体の回転運動を利用して発電機により発電を行なわせることも可能であり、これにより得た電力をバッテリに充電すれば、省電力化を図ることができる。
【0009】
本発明においては、さらに、前記弾性圧縮可能な連結部材が所定量以上圧縮されたことを検出する過負荷検出器と、駆動部材の原点位置を検出する原点位置検出器とを有することが好ましい。このように構成すると、弁体が持ち上がって流体が流れている状態で、モータを駆動してストッパの位置を移動して弁体の開度を制限しようとすると、ストッパは弁体によって押されているので、モータに過剰な負荷がかかる。しかし、本発明では、ストッパと駆動部材は弾性圧縮可能な連結部材を介して連結されているので、駆動部材のみが移動すると、連結部材が圧縮されて、過負荷検出器により過負荷状態が検出される。この検出器からの検出信号によりモータ駆動を強制的に停止すれば、モータが過負荷状態に陥ることを回避でき、従って、消費電力も節約できる。さらに、本発明では、駆動部材の原点位置を原点位置検出器により検出可能であるので、駆動部材を駆動するためには、すなわち、駆動部材に連結部材を介して連結されているストッパの位置を調整するためには、ストッパを一旦原点位置に戻し、そこから所定距離だけストッパを移動させて、目標とする位置に設定すればよい。このようにすれば、ストッパの位置を常に検出している必要が無く、また、ストッパ位置をメモリに保持しておく必要もない。よって、ストッパ位置の常時検出あるいはそれを記憶保持するための消費電力を削減できる。
【0010】
本発明において、前記弁体としては、円錐台形状等々、各種の形状のものを用いることができる。ここで、前記弁体が球形状を有している場合には、弁体の開閉動作時の摺動抵抗を小さくできるという利点がある。
【0011】
本発明において、前記ストッパは、前記弁体の開閉方向に延びる軸線回りに回転自在に保持されている場合には、前記発電機は、当該軸線回りのストッパの回転運動によっても発電動作を行うように構成することが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明を適用したモータ駆動式流量調整弁を説明する。
【0013】
(第1の実施例)
図1は本例のモータ駆動式流量調整弁の概略構成図である。この図に示すように、本例のモータ駆動式流量調整弁1は、流体管、たとえば水道管に接続されている弁箱2を備え、この弁箱2の内部には、通水路3、4と、これらの通水路3、4を連通している円形開口5とが形成されている。この円形開口5の内周面が弁座6とされており、ここには、上側から円錐台形状の弁体7が着座して、当該円形開口5が封鎖されている。
【0014】
弁体7は上下方向に移動自在に配置された浮遊型の弁体であり、この弁体7の直上にはストッパ8が上下方向に移動可能に配置されている。このストッパ8は同軸状態に連結した連結用コイルばね9を介して、駆動部材11の下端に連結されている。駆動部材11も上下方向に移動可能であり、当該駆動部材11に形成したボールナット部分に、上側からボールねじ12がねじ込まれている。このボールねじ12はモータ13の出力軸14に同軸状態で連結されている。
【0015】
なお、モータ13と駆動部材11の間に歯車列を介在させて連結してもよい。
また、モータ13の回転運動を駆動部材11の直線運動に変換する機構はボールねじ・ボールナット以外の雄ねじおよび雌ねじの組み合わせでもよく、あるいはそれ以外の変換機構を採用することもできる。
【0016】
ここで、駆動部材11は回転不可の状態で弁箱2内に配置されている。従って、モータ13を駆動すると、その出力軸14に連結されているボールねじ12の回転により、駆動部材11は上下に直線移動することになる。駆動部材11を上昇させると、弁箱2の上端面2aに当たるようになっており、当該上端面2aおよび駆動部材11の上端面にはそれぞれ原点位置検出器15の検出用端子15a、15bが配置されている。駆動部材11が弁箱上端面2aに当たると、検出用端子15a、15bが導通状態となり、原点位置検出信号S15が出力されるようになっている。
【0017】
また、連結用コイルばね9が所定量以上圧縮状態になったことを検出するための過負荷検出器16も備わっており、この過負荷検出器16の一方の検出用端子16aは駆動部材11の側に取り付けられ、他方の検出用端子16bはストッパ8の側に取付けられている。コイルばね9が所定量以上圧縮して、双方の部材が接近すると、これらの検出用端子16a、16bが導通状態となり、過負荷検出信号S16が出力されるようになっている。
【0018】
上記の各検出信号S15、S16は駆動制御装置17に供給される。これらの検出信号に基づき、駆動制御装置17は、モータ13の駆動を制御するようになっている。
【0019】
このように構成した本例のモータ駆動式流量調整弁1の動作を説明する。まず、水が流れていない状態においてモータ13を駆動して、駆動部材11をその上端原点位置から所定の位置まで降下させる。すなわち、この駆動部材11に連結用コイルばね9を介して連結されているストッパ8を所定の位置となるように位置決めする。
【0020】
この状態で水を流すと、水圧に押されて浮遊式の弁体7が押し上げられ、開口5が開き、水が流れはじめる。弁体7はストッパ8に当たる位置まで上昇する。
よって、ストッパ8によって弁体7の開度が規制される。
【0021】
ここで、通水状態においてモータ13を駆動して、ストッパ8の位置を降下して弁開度を絞ろうとすると、ストッパ8には下側から弁体7が押し付けられているので、駆動部材11のみが降下して、連結用コイルばね9を圧縮する。この結果、過負荷検出用端子16a、16bが接触して導通状態になり、過負荷検出信号S16が出力される。駆動制御装置17は、この検出信号S16を受取ると、強制的にモータ駆動を停止する。従って、本例のモータ駆動式流量調整弁1においては、水圧に逆らって弁体を強制的に移動させるようなモータに過負荷が作用する駆動が行われることを回避できる。よって、かかる駆動により大電流が消費されてしまうことを防止できる。
【0022】
次に、本例のモータ駆動式流量調整弁1では、流量調整はモータ駆動によりストッパ位置を調整することにより行なうことができる。この場合、通水を止めた後に、一旦、ストッパ8を原点位置まで上昇させる。すなわち、モータ13を駆動して、連結用コイルばね9を介してストッパ8に連結されている駆動部材11を上端原点位置まで上昇させる。駆動部材11を上端原点位置まで上昇させると、原点位置検出用接点15a、15bが接触して導通状態になり、原点位置検出信号S15が出力される。この出力を受取ることにより、駆動制御回路17は駆動部材11、したがってストッパ8が原点位置まで上昇したことを認識して、モータ13を停止する。
【0023】
この後は、モータ13を逆回転させることにより、ストッパ8を所定量だけ降下させて、目標とする位置に位置決めする。これにより、弁開度が規定される。
このように、本例のモータ駆動式流量調整弁1では、ストッパ8の原点位置を記憶保持する必要がなく、また、常にストッパ位置を検出する必要もない。よって、駆動電力を節約することができる。
【0024】
このように構成したモータ駆動式流量調整弁1において、ストッパ8により弁体7を弁座6に押し付けて弁体7を閉じる際、およびストッパ8による押付け力を解除して弁体7を開く際には、弁体7に作用する流体圧によって、その開閉方向に延びる軸線800を中心として弁体7が急速に回転する。
【0025】
そこで、本例では、弁体7の外周面に対して、その周方向に磁極を形成する一方、弁体7の周りを囲むように弁箱2の近傍に発電コイル101を配置して発電機100を構成してある。
【0026】
従って、本例のモータ移動式流量調整弁1では、弁体7の軸線800周りの回転運動を利用して発電機100により発電を行なわせることができ、これにより得た電力をバッテリに充電すれば、モータ移動式流量調整弁1の省電力化を図ることができる。
【0027】
(第2の実施例)
図2は本発明を適用したモータ駆動式流量調整弁の第2の実施例を示す概略構成図である。本例のモータ駆動式流量調整弁21の基本構成は図1のモータ駆動式流量調整弁1と同一であるので、対応する部分には同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
【0028】
本例のモータ駆動式流量調整弁21では、弁体7、ストッパ8、連結用コイルばね9、駆動部材11、ボールねじ12およびモータ13が垂線に対して所定の角度だけ傾斜した傾斜配列とされており、これに対応して弁箱2Aも傾斜配置されている。このように弁体7の移動方向を斜めにすることにより、水流方向(水平流)を変えずに、すなわち、弁座6Aが形成されている円形開口5Aを挟み、両側の通水路3A、4Aを段差無く水平に同軸状態に配列して、弁体7を持ち上げることができる。よって、圧力損失が小さくて済む。
【0029】
また、本例のモータ駆動式流量調整弁21においても、ストッパ8により弁体7を弁座6に押し付けて弁体7を閉じる際、およびストッパ8による押付け力を解除して弁体7を開く際には、弁体7に作用する流体圧によって、その開閉方向に延びる軸線800を中心として弁体7が急速に回転するので、弁体7の外周面に対して、その周方向に磁極を形成する一方、弁体7の周りを囲むように弁箱2の近傍に発電コイル101を配置して発電機100を構成してある。
【0030】
従って、本例のモータ移動式流量調整弁21では、弁体7の軸線800周りの回転運動を利用して発電機100により発電を行なわせることができ、これにより得た電力をバッテリに充電すれば、モータ移動式流量調整弁21の省電力化を図ることができる。
【0031】
(第3の実施例)
ここで、本発明においては弁体7を、球状のものを使用してもよい。図3にはかかる構成を備えた第3の実施例に係るモータ駆動式流量調整弁を示す説明図である。
【0032】
本例のモータ駆動式流量調整弁22では、球状の弁体7Aは、弁箱2の内周面2bとの接触が線接触となるので、接触抵抗が小さくなる。また、転動することにより上下方向の移動が円滑に行われるという利点がある。
【0033】
次に、モータ13を駆動してストッパの8位置を移動して弁体7Aを開こうとしても、弁体7Aが弁箱内2Aの圧力に押されて持ち上がらないことがある。こうした場合は、弁箱2Aの内部空間200、すなわち弁体7Aの背面側の空間と、弁体7Aよりも下流側の通水路3Aとの間にバイパス路18を設けることが望ましい。バイパス路18によって、弁箱2Aの内部空間200の圧力が常に下流側の水圧に等しくなるので、弁体7Aをスムーズに持ち上げることができる。
【0034】
また、本例のモータ駆動式流量調整弁22においても、ストッパ8により弁体7Aを弁座6Aに押し付けて弁体7Aを閉じる際、およびストッパ8による押付け力を解除して弁体7Aを開く際には、弁体7Aに作用する流体圧によって、その開閉方向に延びる軸線800を中心として弁体7Aが急速に回転するので、弁体7Aの外周面に対して磁極を形成する一方、弁体7Aの周りを囲むように弁箱2Aの近傍に発電コイル101を配置して発電機100を構成してある。
【0035】
従って、本例のモータ移動式流量調整弁22では、弁体7Aの軸線800周りの回転運動を利用して発電機100により発電を行なわせることができ、これにより得た電力をバッテリに充電すれば、モータ移動式流量調整弁22の省電力化を図ることができる。
【0036】
(第4の実施例)
図4は本発明を適用した第4の実施例に係るモータ駆動式流量調整弁を示す概略構成図である。本例のモータ駆動式流量調整弁23の基本構成は図3のモータ駆動式流量調整弁22と同一であるので、対応する部分には同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
【0037】
本例のモータ駆動式流量調整弁23においても、第3の実施例と同様、球状の弁体7Aの外周面に対して磁極を形成する一方、弁体7Aの周りを囲むように弁箱2Aの近傍に発電コイル101を配置して発電機100を構成してある。
【0038】
また、本例のモータ駆動式流量調整弁23では、ストッパ8Aが連結用コイルばね9の先端に対して、弁体7Aの開閉方向に延びる軸線800を中心として回転自在の状態で取付けられている。また、当該ストッパ8Aには、同軸状態でシャフト191の先端が連結されており、このシャフト191は、連結用コイルばね9、駆動部材11、ボールねじ12およびモータ13の中心を、回転自在の状態で貫通しており、他端が発電機19に連結され、この発電機19は、弁体7Aの回転動作によって発電する発電機100とともに一つの発電機として機能する。
【0039】
なお、ストッパ8Aには、弁体7Aの球状の外周面に対して面接触可能な弁体押付け面801が形成されている。換言すると、弁体7Aに密着可能な凹状球面が形成されている。従って、ストッパ8Aは確実に弁体7Aを押し付けることができる。
【0040】
このように構成されたモータ駆動式流量調整弁23では、弁体7Aを開けた直後あるいは閉じる直前に、当該弁体7Aは、水流により急速に軸線800回りに回転するが、それに伴い、弁体7Aを押し付けているストッパ8Aも一緒に回転したとき、このストッパ8Aの回転によって発電機19が駆動されて発電動作を行なう。よって、発電機19、100は、ひとつの発電機として弁体7Aの回転を電力として取り出して利用することができる。
【0041】
(その他の実施の形態)
なお、上記の各例においては弁体および弁座の素材については言及しなかったが、一般に、弁体に比べて弁座を軟質素材から形成しておけば、弁体によって弁座面が摩耗して、双方の納まりが良くなるので好ましい。
【0042】
また、上記の各例は水の流量調整のためのものであるが、その他の流体流量を調整するために本発明を適用できることは勿論である。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のモータ駆動式流量調整弁では、モータと弁体とは、機械的連結が無く完全に相互に分離している。従って、弁体に作用する流体圧がモータの側に作用することを回避できるので、モータによって弁体を駆動するときの消費電力を低減することができる。また、ストッパにより弁体を弁座に押し付けて弁体を閉じる際、およびストッパによる押付け力を解除して弁体を開く際には、当該弁体が作用する流体圧によって、その開閉方向に延びる軸線を中心として急速に回転することが確認された。そこで、弁体の前記軸線周りに磁極を形成する一方、その周りに発電コイルを配置して発電機を構成しておけば、弁体の回転運動を利用して発電機により発電を行なわせることも可能であり、これにより得た電力をバッテリに充電すれば、省電力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施例に係るモータ駆動式流量調整弁の概略構成図である。
【図2】本発明を適用した第2の実施例に係るモータ駆動式流量調整弁を示す概略構成図である。
【図3】本発明を適用した第3の実施例に係るモータ駆動式流量調整弁を示す概略構成図である。
【図4】本発明を適用した第4の実施例に係るモータ駆動式流量調整弁を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1、21、22、23 モータ駆動式流量調整弁
2、2A 弁箱
2a 弁箱の上端面
2b 弁箱の内周面
3、4、3A、4A 通水路
5、5A 円形開口
6、6A 弁座
7、7A 弁体
8、8A ストッパ
9 連結用コイルばね
11 駆動部材
12 ボールねじ
13 モータ
14 モータ出力軸
15 原点位置検出器
15a、15b 検出用接点
16 過負荷検出器
16a、16b 検出用接点
17 駆動制御装置
18 バイパス路
19、100 発電機
101 発電コイル
191 シャフト
200 内部空間
800 軸線
801 弁体押し付け面
S15、S16 検出信号

Claims (5)

  1. 流体圧によって弁座から押し上げられて閉状態から開状態に切り換わる浮遊式の弁体と、この弁体の開度を制限するストッパと、このストッパに対して弾性圧縮可能な連結部材を介して連結されている駆動部材と、この駆動部材を前記弁体の開閉方向に移動させるモータとを有し、流体圧によって前記弁体が弁座から押し上げられて前記ストッパに当接した開状態における流量を前記ストッパの位置により調整するモータ駆動式流量調整弁において、
    さらに、前記弁体の回転運動によって発電動作を行う発電機を有していることを特徴とするモータ駆動式流量調整弁。
  2. 請求項1において、さらに、前記弾性圧縮可能な連結部材が所定量以上圧縮されたことを検出する過負荷検出器と、駆動部材の原点位置を検出する原点位置検出器とを有することを特徴とするモータ駆動式流量調整弁。
  3. 請求項1または2において、前記弁体は、円錐台形状を有していることを特徴とするモータ駆動式流量調整弁。
  4. 請求項1または2において、前記弁体は、球であることを特徴とするモータ駆動式流量調整弁。
  5. 請求項1ないし4のいずれかにおいて、前記ストッパは、前記弁体の開閉方向に延びる軸線回りに回転自在に保持され、
    前記発電機は、当該軸線回りのストッパの回転運動によっても発電動作を行うことを特徴とするモータ駆動式流量調整弁。
JP2000318705A 2000-10-19 2000-10-19 モータ駆動式流量調整弁 Expired - Fee Related JP4576038B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000318705A JP4576038B2 (ja) 2000-10-19 2000-10-19 モータ駆動式流量調整弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000318705A JP4576038B2 (ja) 2000-10-19 2000-10-19 モータ駆動式流量調整弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002130506A JP2002130506A (ja) 2002-05-09
JP4576038B2 true JP4576038B2 (ja) 2010-11-04

Family

ID=18797288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000318705A Expired - Fee Related JP4576038B2 (ja) 2000-10-19 2000-10-19 モータ駆動式流量調整弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4576038B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4719351B2 (ja) * 2000-04-12 2011-07-06 東洋計器株式会社 モータ駆動式流量調整弁
JP4597733B2 (ja) * 2005-03-23 2010-12-15 独立行政法人海上技術安全研究所 弁体回転発電装置
DE102008011273A1 (de) * 2008-02-26 2009-08-27 Wilo Ag Rückschlagventil mit Wegsensor
WO2015019426A1 (ja) * 2013-08-07 2015-02-12 株式会社日立製作所 浸水防止配管

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5464730A (en) * 1977-11-02 1979-05-24 Hitachi Ltd Lift type check valve
JPS61113736U (ja) * 1984-12-27 1986-07-18
JPS62228679A (ja) * 1985-12-25 1987-10-07 Fuji Techno Kogyo Kk 往復ポンプ
JPH03200592A (ja) * 1989-12-26 1991-09-02 Toyo Seikan Kaisha Ltd アセプティック充填弁
JPH0393663U (ja) * 1990-01-17 1991-09-25
JPH05106757A (ja) * 1991-03-19 1993-04-27 Fuji Denso Kk 電磁力駆動の制御弁装置
JPH05106753A (ja) * 1991-10-11 1993-04-27 Kubota Corp 発電装置内蔵バルブ
JP2002089732A (ja) * 2000-04-12 2002-03-27 Toyo Keiki Co Ltd モータ駆動式流量調整弁
JP2002115763A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Toyo Keiki Co Ltd 流量調整弁

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5464730A (en) * 1977-11-02 1979-05-24 Hitachi Ltd Lift type check valve
JPS61113736U (ja) * 1984-12-27 1986-07-18
JPS62228679A (ja) * 1985-12-25 1987-10-07 Fuji Techno Kogyo Kk 往復ポンプ
JPH03200592A (ja) * 1989-12-26 1991-09-02 Toyo Seikan Kaisha Ltd アセプティック充填弁
JPH0393663U (ja) * 1990-01-17 1991-09-25
JPH05106757A (ja) * 1991-03-19 1993-04-27 Fuji Denso Kk 電磁力駆動の制御弁装置
JPH05106753A (ja) * 1991-10-11 1993-04-27 Kubota Corp 発電装置内蔵バルブ
JP2002089732A (ja) * 2000-04-12 2002-03-27 Toyo Keiki Co Ltd モータ駆動式流量調整弁
JP2002115763A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Toyo Keiki Co Ltd 流量調整弁

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002130506A (ja) 2002-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4576038B2 (ja) モータ駆動式流量調整弁
KR20120013134A (ko) 전동식 밸브 작동기의 클러치 장치
JP4719351B2 (ja) モータ駆動式流量調整弁
CN207064772U (zh) 一种调节阀用电动执行器
CN201117554Y (zh) 多功能水流开关
CN209960099U (zh) 调速装置以及速度控制系统
CN208690192U (zh) 安装于断路器上的过压及欠压保护装置
CN205984687U (zh) 一种转换开关的操作机构
US11226052B2 (en) Electric valve
KR20200069707A (ko) 페일 세이프 장치
CN114220689A (zh) 一种智能控制装置及开关智能控制方法
CN103354392A (zh) 一种监控空气开关状态的远程信号传输装置
CN208189494U (zh) 脱扣联动机构
CN110022142B (zh) 应用于高压电路安全接通的延时性控制系统
CN219493211U (zh) 一种阀门电动执行机构用阀位检测装置
CN218094580U (zh) 一种防渗效果好的远程控制流量阀
JP4201963B2 (ja) 負荷時タップ切換器の真空バルブ開閉機構
CN203562837U (zh) 监控空气开关状态的远程信号传输装置
JPH0636377Y2 (ja) ガス量調整弁
CN205004211U (zh) Pc级双电源自动转换开关传动机构
CN216344253U (zh) 一种电磁阀手动杆结构
CN2360695Y (zh) 磁动阀门
CN115662819B (zh) 一种电子式车窗一体控制按钮及其控制方法
CN216643242U (zh) 一种防尘易清理的阀门执行器
CN220306147U (zh) 一种车用翘板开关及车辆

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070629

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100519

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100729

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100823

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4576038

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees