JP4575625B2 - 移動端末呼出方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動通信における呼出方式に係り、特に位置情報を持つ基地局で移動通信網を構成する場合の移動端末呼出方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1に、移動通信交換方式の通信網構成の一般的な例を示す。通信網は、移動通信網1と移動端末5との間で送受信されるデータの制御を行なうデータ制御局2a,2bや無線送受信機能を有する基地局4a〜4d等で構成される。各基地局は移動通信のための無線ゾーン6a〜6dを有し、無線ゾーン内の移動端末5を管理する。また、データ制御局2a,2bと基地局4a〜4dの間に、データ制御局―基地局間網3が形成される。
【0003】
基地局4は、常時、自身の無線ゾーン6にパイロット信号を送信している。無線ゾーン6内に移動端末5が移動すると、移動端末5からパイロット信号への応答が基地局4に返されることにより、基地局4は、自分の無線ゾーン6に移動端末5の存在を知り、そのことを自身が属するデータ制御局2に通知する。通知を受けたデータ制御局2は、移動端末5への呼があった場合に移動端末5との間に通信回線を設定するための呼制御情報を生成する。
【0004】
基地局4の構成を図2に示す。高周波回路7は、基地局4から移動端末5へ送信する信号を送信用周波数に変換し、移動端末5より受信した信号を元の周波数に変換する回路である。基地局4は、その他に、移動端末5との間で送受信する信号の生成及び処理を行なう信号処理生成回路8とデータ制御局―基地局間網3への接続を行なうネットワークインタフェース9を備えている。
【0005】
以下に、移動通信網1よりデータ制御局2に移動端末5へのデータが到達したときの動作例を説明する。
【0006】
データ制御局2と目標とする移動端末5との間に通信回線が設定されている場合、基地局4を経由して目標移動端末5にデータが送信される。一方、データ制御局2と目標移動端末5との間に通信回線が設定されていない場合は、目標移動端末5の呼制御情報を持つデータ制御局2がその配下の基地局4a,4bに一斉に呼出要求メッセージを送信する(例えば特開平6−6289号公報参照)。呼出要求メッセージを受信した基地局4a,4bは、自基地局のそれぞれ無線エリア6a,6bに呼出メッセージを送信する。
【0007】
目標移動端末5が無線エリア6aに存在する場合、目標移動端末5は基地局4aから呼出メッセージを受信し、その応答として呼出応答メッセージを基地局4aに送信する。基地局4aは、呼出応答メッセージを受信することにより、目標移動端末5と通信回線(無線回線)の接続を行なう。更に、基地局4aは、データ制御局2aとも通信回線(有線回線)の接続を行なう。これにより目標移動端末5への通信回線が確立し、データの送受信が可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来の一斉呼出方式では、通信網の規模が大きくなった場合、一斉呼出を行なうデータ制御局2の負担が大きくなり、円滑な通信回線の設定が困難になることが避けられなかった。
【0009】
そこで、本発明者は、データ制御局2が持っていた呼制御情報を、移動端末5の存在を知らせた基地局4に持たせ、呼出エリアに含まれる全基地局に呼制御情報を持った基地局4から呼出要求メッセージを送信するシステムを考察した。ここで、本明細書では、呼制御情報を持つ基地局を「アンカー基地局」と称することとする。また、呼出エリアは、本考察により新たに設けた呼出メッセージを送信する範囲を表すもので、通信回線を設定している間に移動端末5がその移動速度が早くて他の基地局4の無線ゾーン6に移動することがあり得ることを勘案して設定される。その範囲は、アンカー基地局を基点とする距離で表される。従って、呼出エリアは、無線ゾーンよりも広く設定される。
【0010】
呼出エリアを使う場合の基地局4の配置例を図3に示す。アンカー基地局4aを中心にして呼出エリアの範囲に周辺の基地局4b〜4sが配置される。
【0011】
呼制御情報を基地局に持たせた本考察の呼出方法を以下に説明する。データ制御局2aと目標移動端末5との間に通信回線が設定されている場合は、目標移動端末5の呼制御情報を持つアンカー基地局4aを経由して目標移動端末5にデータが送信される。
【0012】
次に、データ制御局2aと目標移動端末5との間に通信回線が設定されていない場合、図4aに示すように、呼出エリア内には基地局4a,4b,4cの少数があるとき、データ制御局2aは目標移動端末5への通信回線を設定するように目標移動端末5の呼制御情報を保持するアンカー基地局4aに通信回線接続要求メッセージ41を送信する。通信回線接続要求メッセージ41を受信したアンカー基地局4aは、自基地局の無線ゾーン6aに呼出メッセージ43を送信する。
【0013】
また、この間にも移動端末5が移動していることを考慮して、アンカー基地局4aは、呼出エリア内の他の基地局4b,4cに対して呼出要求メッセージ42を一斉に送信する。呼出要求メッセージ42を受信した基地局4b,4cは、それぞれの無線ゾーン6b,6cに呼出メッセージ43を送信する。
【0014】
呼出メッセージ43を受信した目標移動端末5は、呼出応答メッセージ44を基地局4に送信する。呼出応答メッセージ44を受信した基地局4がアンカー基地局4aでない場合、例えば基地局4cで呼出応答メッセージ44を受信した場合には、基地局4cはアンカー基地局4aから移動端末5に関する呼制御情報を取得して、新しいアンカー基地局となり、データ制御局2から新アンカー基地局4cを経由して移動端末5に至る通信回線が設定され、データの送受信が可能となる。
【0015】
図4bは、呼出エリア内に多数の基地局4a〜4sがある場合を示しており、アンカー基地局4aは、基地局4b〜4sに一斉に呼出要求メッセージ42を送り、基地局4a及び該メッセージを受けた基地局4b〜4sは呼出メッセージ43をそれぞれの無線ゾーン6に送信し、目標移動端末5が基地局4sに呼出応答メッセージ44を送信する。基地局4sはアンカー基地局4aから移動端末5に関する呼制御情報を取得して、新しいアンカー基地局となり、データ制御局2から新アンカー基地局4sを経由して移動端末5に至る通信回線が設定され、データの送受信が可能となる。
【0016】
ここで、上記の各メッセージの一具体例を図5に示す。各メッセージには、アドレス及び識別子が数字で表される。
【0017】
上記のシステムに用いる基地局4の構成例を図6に示す。高周波回路61は、移動端末5へ送信する信号を送信用周波数に変換し、また移動端末5より受信した信号を元の周波数に変換する回路である。信号処理生成装置62は、無線区間又は基地局−データ制御局間の送受信用にデータのフレーミングを行なう装置である。ネットワークインタフェース63は、データ制御局−基地局間網3を介して、他基地局5及びデータ制御局2と信号の送受信を行なう装置である。呼制御用メモリ64は、基地局4が収容している移動端末5に関する情報を記憶しておく装置である。呼制御装置65は、移動端末5に関する呼制御を行なう装置である。呼出情報メモリ66は、基地局4から呼出メッセージを送信する範囲を記憶しておく装置である。
【0018】
呼出情報メモリ66の内容の例を図7に示す。自基地局4aと該自基地局がアンカー基地局となる場合の呼出エリアの中の基地局4b〜4sの情報(アドレス)が識別子(IPアドレス)によって記憶される。
【0019】
このような、呼制御情報を基地局4に保持させて、一斉呼出要求メッセージの送信を行なうシステムでは、データ制御局2の負荷が複数の基地局4に分散されて軽減される利点が得られる。しかし、以下に述べる制約があり、課題が残ることが判った。
【0020】
まず、図4bに示したように、呼出エリアの範囲に配置される即ち呼出情報メモリ66内にある基地局4の数が多くなる場合、呼出要求メッセージの送信をそのような多数の基地局に一斉に行なうことになるため、アンカー基地局4の呼制御装置65、信号処理生成装置62及びネットワークインタフェース63に呼出時に大きな負荷が掛かるようになる。
【0021】
更に、設置されている基地局を撤去することになった際は、例えば、図8に示すように、撤去される基地局4aの呼出情報メモリ66に登録されている全ての基地局4b〜4sで呼出情報メモリ66を更新しなくてはならず、多くの手間が掛かる。また、基地局増設の際も同様で、増設する基地局を中心として形成される呼出エリアの範囲の全ての基地局において呼出情報メモリ66を更新しなければならない。
【0022】
本発明の目的は、移動端末への回線設定に用いる呼制御情報を基地局に持たせることによってデータ移動局に掛かる一斉呼出要求メッセージの送信負担を回避するようにした移動通信方式の基地局に対して、該基地局が行なう呼出要求メッセージの送信の負担を軽減する移動端末呼出方法を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本発明の前記課題は、呼出エリア内にある基地局にアンカー基地局から呼出要求メッセージの送信を行なう場合、隣接する基地局を辿ることによって波及的に呼出要求メッセージの送信を行なうことにより、効果的に解決することが可能である。このような手段を採用すれば、アンカー基地局が送信する相手は、該アンカー基地局に隣接する基地局のみとなるため、送信時の負担が軽減されるからである。
【0024】
上記の波及的な送信は、隣接する基地局から送信要求を受けたとき、自身に隣接する他の基地局が呼出エリア内であれば該他の基地局に送信要求を送る。続いて該他の基地局が同様に呼出エリア内の隣接する更に別の基地局に送信要求を送る、と云う順を辿って行なわれる。
【0025】
この場合、次に送る隣接基地局が呼出エリア内であるか否かの判定を行なうため、隣接する基地局と自身の位置情報を基地局毎に備え、発信元のアンカー基地局の位置情報が呼出要求メッセージの送信と同時に送信される。
【0026】
そのため、本発明では、基地局の呼出情報メモリに、位置情報と隣接基地局の識別子(IPアドレス)と自基地局から呼出を行なう距離即ち呼出エリアの範囲を登録しておく。アンカー基地局は、データ制御局から通信回線接続要求メッセージを受信すると、無線ゾーン中に呼出メッセージを送信すると共に、自局の呼出情報メモリにあった隣接基地局のみに呼出要求メッセージを送る。
【0027】
呼出要求メッセージを受信した隣接基地局は、無線ゾーン中に呼出メッセージを送信すると共に、呼出情報メモリを参照して自局に隣接する、呼出エリア内の基地局へ呼出要求メッセージを送信する。
【0028】
このように、各基地局は呼出要求メッセージの送信を隣接する基地局のみを対象にすればよいため、アンカー基地局基地局の撤去・増設の際の処置は、撤去・増設される基地局に隣接する基地局の呼出情報メモリの更新のみで済む。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る移動端末呼出方法を、図面に示した発明の実施の形態を参照して更に詳細に説明する。なお、図1〜図15における同一の記号は、同一物又は類似物を表示するものとする。
【0030】
本発明の呼出方法を実施する通信網の構成例を図1に示す。通信網は、移動通信網1と移動端末5との間で送受信されるデータの制御を行なうデータ制御局2a,2bや無線送受信機能を有する基地局4a〜4d等で構成される。各基地局は移動通信のための無線ゾーン6a〜6dを有し、無線ゾーン内に所属する移動端末5を管理する。また、データ制御局2a,2bと基地局4a〜4dの間に、データ制御局―基地局間網3が形成される。
【0031】
上記通信網において実施する本実施形態の呼出方法を以下に説明する。データ制御局2aと目標移動端末5との間に通信回線が設定されている場合は、目標移動端末5の呼制御情報を持つアンカー基地局4aを経由して目標移動端末5にデータが送信される。
【0032】
次に、データ制御局2aと目標移動端末5との間に通信回線が設定されていない場合は、図9aに示すように、呼出エリア内に基地局4a〜4cがあり、基地局4a〜4cが順に互いに隣同士であるとき、データ制御局2aは目標移動端末5への通信回線を設定するように目標移動端末5の呼制御情報を保持するアンカー基地局4aに通信回線接続要求メッセージ91を送信する。通信回線接続要求メッセージ91を受信したアンカー基地局4aは、自基地局の無線ゾーン6aに呼出メッセージ93を送信する。
【0033】
同時に、アンカー基地局5aは、呼出エリア内の隣接する基地局4bに対して呼出要求メッセージ92bを送信する。呼出要求メッセージ92bを受信した基地局4bは、続いて呼出エリア内の基地局4bに隣接する基地局4cに対して呼出要求メッセージ92cを送信する。呼出要求メッセージ92b,92cを受信したそれぞれ基地局4b,4cは、無線ゾーン6b,6cに呼出メッセージ93を送信する。
【0034】
呼出メッセージ93を受信した目標移動端末5は、呼出応答メッセージ94を基地局4に送信する。呼出応答メッセージ94を受信した基地局4がアンカー基地局4aでない場合、例えば基地局4cで呼出応答メッセージ94を受信した場合には、基地局4cはアンカー基地局4aから移動端末5に関する呼制御情報を取得して、新しいアンカー基地局となり、データ制御局2から新アンカー基地局4cを経由して移動端末5に至る通信回線が設定され、データの送受信が可能となる。
【0035】
図9bは、呼出エリア内に多数の基地局4a〜4sがあり、基地局4a〜4sが順に互いに隣同士である場合を示している。アンカー基地局4aは、基地局4bに呼出要求メッセージ92bを送り、続いて、呼出要求メッセージ92bを受けた基地局4bは、基地局4cに呼出要求メッセージ92cを送り、更に続いて、呼出要求メッセージ92cを受けた基地局4cは、基地局4dに呼出要求メッセージ92dを送り、このような動作を順に基地局4sまで続ける。基地局4a及び該メッセージを受けた基地局4b〜4sは呼出メッセージ93をそれぞれの無線ゾーン6に送信し、目標移動端末5が基地局4sに呼出応答メッセージ94を送信する。基地局4sはアンカー基地局4aから移動端末5に関する呼制御情報を取得して、新しいアンカー基地局となり、データ制御局2から新アンカー基地局4s経由して移動端末5に至る通信回線が設定され、データの送受信が可能となる。
【0036】
ここで、上記の各メッセージの一具体例を図10に示す。各メッセージには、アドレス及び識別子が数字で表されると共に、呼出要求メッセージ92には、アンカー基地局4aの緯度及び経度で表す位置情報と呼出エリアの距離とが含まれる。
【0037】
基地局4は、図6に示したのと同様の構成をとる。即ち、基地局4は、移動端末5へ送信する信号を送信用周波数に変換し、また移動端末5より受信した信号を元の周波数に変換する高周波回路61、無線区間又は基地局−データ制御局間の送受信用にデータのフレーミングを行なう信号処理生成装置62、データ制御局−基地局間網3を介して、他基地局5及びデータ制御局2と信号の送受信を行なうネットワークインタフェース63、基地局4が収容している移動端末5に関する情報を記憶しておく呼制御用メモリ64、移動端末5に関する呼制御を行なう呼制御装置65、および基地局4から呼出メッセージを送信する範囲を記憶しておく呼出情報メモリ66からなる。但し、呼出情報メモリ66に登録される内容は、図3に示した基地局配置の場合に図11及び図12に示す構成となる。
【0038】
図11は、隣接する基地局が基地局4b〜4gとなるアンカー基地局4aのもので、識別子及び位置情報が表されるほか、自基地局4a情報において呼出エリアが自基地局4aからの距離で表される。図12は、アンカー基地局4aに隣接する例えば基地局4bのもので、基地局4bに隣接する基地局が基地局4a,4c及び4g〜4jとなり、識別子及び位置情報が表されるほか、自基地局4b情報において呼出エリアが自基地局4bからの距離で表される。
【0039】
このように、全ての基地局が隣接する基地局の識別子を保持しているため、呼出エリアにある全ての基地局の識別子を登録しなくても、各基地局が順次隣接基地局へ呼出要求メッセージを送信することで、呼出エリアの範囲全域にある基地局に呼出要求メッセージを送信することができる。
【0040】
図13にアンカー基地局4aがデータ制御局2aより通信回線接続要求メッセージ91を受けたときの該基地局の動作をフローチャートで示す。
【0041】
アンカー基地局4aが自基地局のネットワークインタフェース63よりデータ制御局2aからの通信回線接続要求メッセージ91を受信して受信処理が開始されると、処理S1で呼制御装置65は、メッセージの有効性や目標移動端末の識別子(ここでは目標移動端末5の識別子を“1234”とする)を解析し処理S2に移る。
【0042】
次に、処理S2で呼制御装置65は、処理S1で得られた移動端末5の識別子を用いて呼制御用メモリ64を参照し、処理S3で目標移動端末の呼制御情報が存在するかを確認する。呼制御用メモリ64に呼制御情報がない場合は、通信回線接続不可能と判断して、処理S4に移り、通信回線接続失敗メッセージを生成し、ネットワークインタフェースより通信回線接続要求メッセージを受けたデータ制御局に通信接続失敗メッセージを送信して処理を終了する。
【0043】
呼制御用メモリ64に呼制御情報がある場合は、処理S5に移り、呼出メッセージ93を生成し,高周波回路61より移動端末5に対して呼出メッセージ93を送信する。
【0044】
次に、処理S6に移り、呼出情報メモリ66を参照して自基地局の識別子、緯度・経度を含む位置情報、呼出エリアの情報と隣接基地局の識別子、位置情報を取得し、処理S7に移る。図13の例では、自基地局4aの識別子は172.25.10.10、自基地局4aの位置情報は(緯度、経度)=(35度40分40秒、139度46分0秒)、呼出エリアは10kmとなる。また6個ある隣接基地局のうち隣接基地局4bの識別子は172.25.10.11、隣接基地局4bの位置情報は(緯度、経度)=(35度38分30秒、139度50分10秒)となる。
【0045】
処理S7では隣接基地局の位置情報(緯度、経度)と自基地局の位置情報(緯度、経度)から隣接基地局までの距離を求め、処理S8に移る。
【0046】
処理S8では隣接基地局までの距離を基に、隣接基地局が呼出エリアの範囲に含まれるかを判断する。隣接基地局が呼出エリアに該当する場合は、処理S9に移り自基地局の識別子と呼出エリアの情報、呼出要求を行う基地局のアドレスと位置情報を載せた呼出要求メッセージ92を生成し、ネットワークインタフェース63から該当隣接基地局にメッセージ92を送信する。呼出エリアに含まれる隣接基地局が存在しない場合には、処理を終了する。
【0047】
図13の例では、アンカー基地局4aから隣接基地局4bまでの距離は約7.0km、アンカー基地局4aから隣接基地局4cまでの距離は約3.1kmとなる。このとき、どちらも呼出エリアの距離である10kmよりも小さいため、隣接基地局4bと隣接基地局4cは呼出エリアに含まれると判断し、これら基地局に対して呼出要求メッセージ92b,92cを送信する。しかし、アンカー基地局4aから隣接基地局4gまでの距離は約11.5kmとなり、呼出エリアの距離である10kmを越えるため、呼出エリアには含まれないと判断する。このため隣接基地局4gには呼出要求メッセージは送信されない(ここでは緯度、経度から距離を求める計算方法については省略する)。
【0048】
次に、図14に隣接基地局4bが呼出要求メッセージ92bを受けたときの該基地局の動作のフローチャートを示す。
【0049】
ネットワークインタフェース63から呼出要求メッセージ92bを受信した隣接基地局4bは、処理S11及び処理S12で同じ移動端末5に対し、設定したタイマ(後述する)の時間内に重複した呼出要求メッセージが届いていないかを判断する。処理S12で同じ移動端末に対する呼出要求メッセージが届いていると判断すると処理を終了する。
【0050】
重複した呼出要求メッセージが無いと判断すると、処理S13に移り、呼出要求メッセージ92b内のアンカー基地局4aの位置情報と呼出情報メモリ64内の自基地局4bの位置情報を基に、アンカー基地局4aからの距離を求め、処理S14で自基地局4bが呼出エリアの範囲内であるかを判断する。図12の例では、アンカー基地局4aの位置情報は(緯度、経度)=(35度40分40秒、139度46分0秒)と自基地局4bの位置情報は(緯度、経度)=(35度38分30秒、139度50分10秒)のため、アンカー基地局4aと基地局4bの距離は約7.0kmとなり、基地局4bは呼出エリアの10kmに含まれる。
【0051】
呼出エリア内であれば処理S15に移り、呼出メッセージ93を生成後、高周波回路61より無線ゾーン6bへ生成した呼出メッセージ93を送信する。
【0052】
次に、処理S16で処理S11で呼出要求メッセージが重複しているかどうか確認するために、呼出メッセージ93の送信の引き金となった呼出要求メッセージの情報を一定時間保持する呼出要求メッセージ保存タイマを起動させる。そして呼出要求メッセージ保存タイマが満了したとき、保存していた呼出要求メッセージを破棄する。
【0053】
処理S17では、呼出情報メモリ66から隣接基地局4c及び4g〜4jの識別子・位置情報を、呼出要求メッセージ92bからアンカー基地局4aの位置情報と呼出エリアを取得し処理S18に移る。6個ある隣接基地局のうち隣接基地局4iの識別子は172.25.10.18、位置情報は(緯度、経度)=(35度43分10秒、139度51分20秒)となる。また、隣接基地局4jの識別子は172.25.10.19、位置情報は(緯度、経度)=(35度41分43秒、139度53分4秒)となる。
【0054】
処理S18では、隣接基地局の位置情報とアンカー基地局の位置情報を基に、アンカー基地局と隣接基地局間の距離を求め処理S19に移る。アンカー基地局4aから隣接基地局4iまでの距離は約8.8km、アンカー基地局4aから隣接基地局4jまでの距離は約10.7kmとなる。
【0055】
処理S19では、処理S18で求めた距離を基に隣接基地局が呼出エリアに含まれるかを判断する。呼出エリア外と判断された隣接基地局に対しては呼出要求メッセージの送信を行なわない。呼出エリア内と判断された隣接基地局には、処理S20に移り、アンカー基地局の識別子・位置情報、呼出エリア、移動端末の識別子を載せた呼出要求メッセージ92を生成し、ネットワークインタフェース63より呼出エリア内と判断した隣接基地局に対し送信する。アンカー基地局4aから隣接基地局4iまでの距離が約8.8kmであるため、隣接基地局4iは呼出エリア10kmに含まれると判断し、基地局4bは隣接基地局4iに呼出要求メッセージ92iを送信する。またアンカー基地局4aから隣接基地局4jまでの距離が約10.7kmであるため、隣接基地局4jは呼出エリア10kmには含まれないと判断し、基地局4bは隣接基地局4jに対して呼出要求メッセージを送信しない。
【0056】
これらの処理を各基地局が行なうことにより、呼出エリア全域に呼出要求メッセージ92を波及させて、無線ゾーン6に呼出メッセージ93を送信させる。
【0057】
移動端末5が呼出メッセージ93を受信した後は、移動端末5が呼出応答メッセージ94を送信した送信先の基地局4がアンカー基地局となり、データ制御局2から該アンカー基地局を経由して移動端末5に至る通信回線が設定され、データの送受信が可能となる。
【0058】
このようにして、本発明ではアンカー基地局からの呼出要求メッセージの送信処理を各基地局に分散させるため、アンカー基地局は隣接基地局のみに呼出要求メッセージを送信すれば良い。このため呼出エリア内の基地局数が多くなっても、アンカー基地局の呼制御装置、信号処理生成装置、ネットワークインタフェースにかかる負担は小さくて済む。
【0059】
次に、基地局撤去・増設の際に呼出情報メモリの更新を行う場合について説明する。基地局撤去・増設の際、呼出情報メモリの更新を行わなければならないが、本実施形態では隣接基地局以外は呼出要求メッセージの送信の対象にしないため、呼出情報メモリの更新は増設・撤去される基地局に隣接する基地局のみだけで対応することができ、メンテナンスが容易になる。
【0060】
この撤去の例を図15を用いて説明する。図15において、撤去される基地局4aの呼出エリアの範囲にあるのは基地局4b〜4sであるが、呼出要求メッセージは、隣接基地局のみに送信するため基地局4b〜4gの呼出情報メモリ66の更新のみで対応することができる。
【0061】
このように、呼出情報メモリ66のメモリ使用量は、呼出エリア内に含まれる基地局の数が少ない場合は、図4に示した本考察の呼出方法を実施する場合と同程度となるが、呼出エリア内に含まれる基地局の数が増加するに伴い、図4に示した方法と比べてメモリ使用量の低減及びメンテナンスの容易度の効果は大きくなる。
【0062】
【発明の効果】
本発明によれば、無線ゾーン内のる目標移動端末を呼び出す場合、目標移動端末の呼制御情報を持つ基地局から呼出エリア内の基地局に、隣接する基地局を辿りながら波及的に呼出要求メッセージを送信するので、呼出エリア内の基地局の数に依存することなく、呼制御情報を持つ基地局の呼出要求メッセージ送信に伴う負荷を低く保つことができる。
【0063】
また、移動端末に対する一連の呼出メッセージ送信の処理を各基地局に分散させるため、呼び出しのために基地局に保存する情報は隣接する基地局の情報のみでよく、基地局増設・撤去に伴う登録内容のメンテナンスを容易にすることができる。
【0064】
更に、建造物の影響などでネットワーク構成が頻繁に変化する都会での移動網においては、マイクロセル化により呼出範囲内にある基地局が非常に多くなるが、そのような場合に本発明がもたらす効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動通信交換方式の移動網の例を説明するための構成図。
【図2】従来の基地局の例を説明するための構成図。
【図3】呼出エリアにおける基地局の配置例を説明するための図。
【図4】アンカー基地局から呼出エリア内の基地局に一斉呼出要求メッセージを送信する、本発明に先立ち考察した呼出方法を説明するための図。
【図5】図4の呼出方法に用いる各メッセージを説明するための図。
【図6】本発明の基地局の実施形態及び本発明に先立ち考察した基地局の例を説明するための構成図。
【図7】本発明に先立ち考察した基地局の呼出情報メモリを説明するための図。
【図8】本発明に先立ち考察した呼出方法における基地局撤去の影響を説明するための図。
【図9】アンカー基地局から呼出エリア内の他の基地局に一斉呼出要求メッセージを送信する本発明の呼出方法を説明するための図。
【図10】図9の呼出方法に用いる各メッセージを説明するための図。
【図11】本発明の基地局の呼出情報メモリの例を説明するための図。
【図12】本発明の基地局の呼出情報メモリの別の例を説明するための図。
【図13】本発明の基地局が呼出エリアにおけるアンカー基地局である場合の該基地局の動作を説明するためのフローチャート。
【図14】本発明の基地局が呼出エリアにおける隣接基地局である場合の該基地局の動作を説明するためのフローチャート。
【図15】本発明の呼出方法における基地局撤去の影響を説明するための図。
【符号の説明】
1…移動通信網、2…データ制御局、3…データ制御局−基地局間網、4…基地局、5…移動端末、6,61…無線ゾーン、7,62…高周波回路、8,63…ネットワークインタフェース、64…呼制御用メモリ、65…呼制御装置、66…呼出情報メモリ、41,91…通信回線接続要求メッセージ、42,92…呼出要求メッセージ、43,93…呼出メッセージ、44,94…呼出応答メッセージ。

Claims (6)

  1. 無線ゾーン内の移動端末への通信回線の設定が要求されたときに該無線ゾーンを有する第1の基地局に該通信回線を設定するための呼制御情報を保持させることにより該第1の基地局をアンカー基地局とする段階と、
    該アンカー基地局を基点とした該無線ゾーンよりも広い呼出エリア内に配置されている第2の基地局に呼出要求メッセージを送信する段階であって、該第2の基地局が受信する呼出要求メッセージが自身に隣接する該アンカー基地局から送信されるか又は自身に隣接し、かつ、既に該呼出要求メッセージを受信している別の第2の基地局から送信されるかのいずれかにより波及的に呼出要求メッセージが送信される段階と、
    該アンカー基地局及び該呼出要求メッセージを受信した該第2の基地局がそれぞれの無線ゾーンに呼出メッセージを送信する段階とを有し、
    該アンカー基地局及び該第2の基地局は、前記移動端末及び通信対象のデータの制御を行なうデータ制御局と共に移動通信網を構成し、それぞれのうち該呼出メッセージを受信して呼出応答メッセージを送信した移動端末から該呼出応答メッセージを受信した基地局が自身の無線ゾーン内の移動端末への通信回線を設定して通信を行なうことを特徴とする移動端末呼出方法。
  2. 前記呼出メッセージを受信した移動端末が該呼出メッセージに応じて呼出応答メッセージを送信する送信先の基地局が前記アンカー基地局と異なる場合に、該送信先の基地局が該アンカー基地局から前記呼制御情報を取得して新たなアンカー基地局となることを特徴とする請求項1に記載の移動端末呼出方法。
  3. 前記移動通信網を構成している各基地局は、自基地局及び隣接する基地局の位置情報と、自基地局を基点とする前記呼出エリアの範囲を表す呼出エリア情報とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の移動端末呼出方法。
  4. 前記移動通信網を構成している基地局のいずれかを撤去する場合、該撤去する基地局に隣接する基地局のみの前記位置情報を変更することを特徴とする請求項3に記載の移動端末呼出方法。
  5. 前記移動通信網に新たに基地局を増設する場合、該増設する基地局に前記位置情報及び前記呼出エリア情報を備えると共に、該増設する基地局に隣接する基地局のみの前記位置情報を変更することを特徴とする請求項3に記載の移動端末呼出方法。
  6. 請求項1に記載の移動端末呼出方法に用いる基地局であって、無線ゾーン内の移動端末と通信回線を設定するために用いる呼制御情報を記憶する呼制御用メモリと、該呼制御情報を用いて該移動端末に関する呼制御を行なうことによって該通信回線を設定する呼制御装置と、自基地局及び隣接する基地局の位置情報及び自基地局を基点とする呼出エリアの範囲を表す呼出エリア情報を記憶する呼出情報メモリを含んでいることを特徴とする基地局。
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