JP4574901B2 - 触媒式排気浄化ユニットを活性化する方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガソリンエンジンやジーゼルエンジン用の三元触媒や連続再生式トラップなどの触媒式排気浄化ユニット(触媒コンバータ)やDPF(ヂーゼルパーティキュレートフィルタ)などを使用した排気ガス浄化システムに関し、特にそれらの触媒式排気浄化ユニットを活性化する方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンの排気ガス通路内に排気浄化触媒を配置した排気ガス浄化システムは周知であるが、その能力を高めるために各種の改良が提案されている。特開2000−230418号公報「内燃機関の触媒昇温装置」では、排気浄化触媒を昇温させることにより効率を高めるにあたり、各種の物理量がその限界値を超えないように制御することを特徴としている。
特開2000−230419号公報「内燃機関の排気浄化装置」では、NOX触媒の上流にSOX 吸収剤を備えた排気浄化装置において、SOX 吸収剤の再生処理を劣化の状態に応じて実行することを特徴としている。
【0003】
従来の自動車に取り付けられた触媒式排気浄化ユニット(触媒コンバータ)は、内燃機関の排気ポートから触媒コンバータに至るまでの実際の距離が長いので、排気流量が少ない時、排気温度が低下して触媒コンバータの機能が低下するという問題点があった。
また、排気ポートから触媒コンバータまでの排気管径が大排気流量時に合わせて大径になっているので、小・中排気流量時には排気温度が低下して触媒コンバータの機能が低下するという問題点があった。
また、排気ポートから触媒コンバータまでの排気管径が一定になっているので、高負荷・大排気流量時に排気ガスが高温度のまま触媒コンバータに流入し触媒機能が劣化するという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第1の目的は、排気流量が少ない時に排気温度が低下して触媒コンバータの機能が低下するのを防止する方法と装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、排気流量が大きい時に排気温度が高いままで触媒コンバータに流入して触媒コンバータの機能が低下するのを防止する方法と装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、本発明はその第1の態様として、内燃機関のシリンダヘッドに設けられた排気ポートから触媒式排気浄化ユニットへと流れる排気流量に対応して排気浄化能力の制御を可能とする触媒式排気浄化ユニットの活性化方法を提供する。
この方法は、排気ポートにゲート弁を取り付け、このゲート弁を開閉することにより活性化装置の中心に配置した小径パイプだけを排気が通過する小流量流れと排気ポート内のほぼ全体を排気が通過する中・大流量流れとに切り換え可能とし、前記ゲート弁の下流側に連結パイプ部を接続し、前記連結パイプ部の下流側でかつ触媒式排気浄化ユニットの上流側に隣接して流量コンバータを配置し、前記流量コンバータに取り付けたアクチュエータを動作させることにより中央の空間を中サイズと大サイズに変換しこれに対応して排気が通過する中流量流れと大流量流れとに切り換え可能とする。
これにより、前記小径パイプの中だけを排気が通過して触媒式排気浄化ユニットの中心付近だけを排気が流れる小排気モードと、前記流量コンバータによる中流量流れにより触媒式排気浄化ユニットの中央付近を排気が流れる中排気モードと、前記流量コンバータによる大流量流れにより触媒式排気浄化ユニットのほぼ全体を排気が流れる大排気モードとの3つのモードに切り換え可能となり、これによって触媒式排気浄化ユニットを活性化する。
【0006】
【作用】
かかる構成に基づき、本発明による活性化方法によれば、
(1)シリンダヘッドの排気ポートにゲート弁が設けられ、ゲート弁の開閉により小排気流量時と中・大排気流量時で排気通路を分けることができるので、流量に対応した制御が可能となる。
(2)ゲート弁の下流側に連結パイプ部が接続されその中心付近に小径パイプが配置されているので、排気が小径パイプだけを通過する小排気モードでは排気ガスは流路面積が縮小されることにより断熱圧縮されて昇温しかつアウターパイプの流路に保温されて温度を低下させることなく触媒コンバータに流入させることができる。また触媒コンバータの一部分だけで反応させるため活性温度に上昇させるべきマスも小さくて早くかつ高温に昇温して触媒機能を十分に発揮させることができる。
【0007】
(3)排気が流量コンバータの中サイズに沿って流れる中排気モードでは、排気が触媒式浄化ユニットのほぼ中央付近で触媒コンバータに流入することになり、触媒機能を十分に発揮させることができる。
(4)排気が流量コンバータの大サイズに沿って流れる大排気モードでは、排気が触媒式浄化ユニットのほぼ全体で触媒コンバータに流入することになり、このとき排気ガスは流量コンバータ内で断熱膨張して温度が低下してから触媒コンバータに流入することになるので、触媒機能を十分に発揮させることができると共に、異常昇温を防止できるので触媒コンバータの寿命を確保できる、などの利点が得られる。
【0008】
本発明は、その第2の態様として、内燃機関のシリンダヘッドに設けられた排気ポートと触媒式排気浄化ユニットとの間に取り付けて排気流量に対応した排気浄化能力の制御を可能とする触媒式排気浄化ユニット活性化装置を提供する。
この装置は、排気ポートに取り付けられるゲート弁と、前記ゲート弁の下流側に接続される連結パイプ部と、前記連結パイプ部の下流側に接続されかつ触媒式排気浄化ユニットの上流側に隣接して配置される流量コンバータとを備え、前記ゲート弁はその開閉によって活性化装置の中心に配置された小径パイプだけを排気が通過する小流量流れと排気ポート内のほぼ全体を排気が通過する中・大流量流れとに切り換え可能であり、前記流量コンバータはアクチュエータの動作によって中央の空間が中サイズと大サイズに変換されこれに対応して排気が通過する中流量流れと大流量流れとに切り換え可能になっている。
これにより、前記小径パイプの中だけを排気が通過して触媒式排気浄化ユニットの中心付近だけを排気が流れる小排気モードと、前記流量コンバータによる中流量流れにより触媒式排気浄化ユニットの中央付近を排気が流れる中排気モードと、前記流量コンバータによる大流量流れにより触媒式排気浄化ユニットのほぼ全体を排気が流れる大排気モードとの3つのモードに切り換え可能となり、触媒式排気浄化ユニットを活性化することができる。
【0009】
この活性化装置を用いれば、上述した利点が得られることになる。
内燃機関が複数の排気ポートを有するタイプでは、複数の排気ポートからの流れが合流して前記流量コンバータに導入されるようにすることにより、さらに的確な制御を行うことができる。
本発明の他の特徴及び利点は、添付図面の実施例を参照した以下の記載により明らかとなろう。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1乃至図5は本発明の第1の態様による活性化装置10を表しており、この装置は、内燃機関のシリンダヘッド80に設けられた排気ポート81と触媒式排気浄化ユニット90との間に取り付けて排気流量に対応した排気浄化能力の制御を可能とする触媒式排気浄化ユニット活性化装置10である。活性化装置10は、排気ポート81に取り付けられるゲート弁11と、ゲート弁11の下流側に接続される連結パイプ部12と、連結パイプ部12の下流側に接続されかつ触媒式排気浄化ユニット90の上流側に隣接して配置される流量コンバータ13とを備えている。ゲート弁11の中央には小流量に対応した小孔11aが設けられている。
【0011】
図1〜5の態様では、流量コンバータ13は触媒式排気浄化ユニット90と共にハウジング14内に収納され、さらにこのハウジング14の下流側には排気マフラー側への接続部15が連結されている。
連結パイプ部12は、図2に断面で示すように、中央にゲート弁11の小孔11aとほぼ同一内径の小径パイプ17が位置し、その周囲に中径パイプ18が同心に配置されている。
ゲート弁11はエアシリンダ20によって伸縮し、その開閉によって活性化装置10の中心に長手方向に配置された小径パイプ17だけを排気が通過する小流量流れの小排気モード(図1)と、中径パイプ18を通過することにより排気ポート81内のほぼ全体を排気が通過する中・大流量流れの中・大排気モード(図4・図5)とに切り換え可能になっている。
かくして、ゲート弁の開閉により小排気流量時と中・大排気流量時で排気通路を分けることができるので、流量に対応した制御が可能となる。
【0012】
流量コンバータ13は、図3Aに示すように120°の角度で配置された3つのエアシリンダ21,22,23から成るアクチュエータの伸縮動作によって、各シリンダの先端に取り付けられた分割壁24,25,26が分離・合体するようになっており、3つの分割壁が分離した図3Aの状態では分割壁が包囲する中央の空間が大サイズ30aになっており、3つの分割壁が合体した図3Bの状態では分割壁が包囲する中央の空間が中サイズ30bになるように作られている。
すなわち、流量コンバータ13は、中央の空間が中サイズと大サイズに変換されこれに対応して排気が通過する中流量流れの中排気モード(図4)と大流量流れの大排気モード(図5)とに切り換え可能になっている。
なお、図1のエアシリンダ21,22は、作図技法に基づき、図3Aの断面B−Bに沿って描かれていることを理解されたい。
【0013】
かくして、この活性化装置10では、ゲート弁11の作動とアクチュエータ21,22,23の作動とによって、小径パイプ17の中だけを排気が通過して触媒式排気浄化ユニット90の中心付近だけを排気が流れる小流量モードと、触媒式排気浄化ユニット90の中央付近を排気が流れる中流量モードと、触媒式排気浄化ユニット90のほぼ全体を排気が流れる大流量モードとの3つのモードに切り換え可能になっている。
【0014】
図1に示した小排気モードでは排気ガスは流路面積が縮小されることにより断熱圧縮されて昇温しかつアウターパイプの流路に保温されて温度を低下させることなく触媒コンバータに流入させることができる。また触媒コンバータの一部分だけで反応させるため活性温度に上昇させるべきマスも小さくて早くかつ高温に昇温して触媒機能を十分に発揮させることができる。
【0015】
図4はエアシリンダ20が収縮してゲート弁11が上方に退避し、排気ポート81内のほぼ全体を排気が通過する中流量流れの中排気モードを表している。流量コンバータ13の内部では分割壁24,25,26が図3Bに示すように合体しているため、連結パイプ部12を通過して流れてきた排気は概ねそのままの外径で排気浄化ユニット90内へと通過し、触媒式排気浄化ユニット90の中央付近を排気が流れる中排気モードとなる。
図4に示した中排気モードでは、排気が触媒式浄化ユニットのほぼ中央付近で触媒コンバータに流入することになり、触媒機能を十分に発揮させることができる。
【0016】
図5はエアシリンダ20が収縮してゲート弁11が上方に退避し、排気ポート81内のほぼ全体を排気が通過しかつ流量コンバータ内で拡大されて大流量流れとなる大排気モードを表している。流量コンバータ13の内部では分割壁24,25,26が図3Aに示すように分離しているため、連結パイプ部12を通過して流れてきた排気は流量コンバータ13内部で一気に拡大されて排気浄化ユニット90内へと通過し、触媒式排気浄化ユニット90のほぼ全体を排気が流れる大排気モードとなる。
図5に示した大排気モードでは、排気が触媒式浄化ユニットのほぼ全体で触媒コンバータに流入することになり、このとき排気ガスは流量コンバータ内で断熱膨張して温度が低下してから触媒コンバータに流入することになるので、触媒機能を十分に発揮させることができると共に、異常昇温を防止できるので触媒コンバータの寿命を確保できることになる。
【0017】
図6は本発明の他の実施態様による活性化装置60を表しており、内燃機関のシリンダヘッド40に設けられた複数の排気ポート41a,41bからの流れが合流して流量コンバータ63に導入されるようになっている。図6において、排気ポート41a,41bにゲート弁51a,51bが配置され、小径パイプ57a,57bが連結パイプ部52の中径パイプ68の内部を通過した後に合体して小径パイプ67として流量コンバータ63の中心に導入されている。流量コンバータ63は図1〜図5の実施態様で説明したのと同様にしてアクチュエータが作動することにより内部の空間を中サイズと大サイズに変換する。かくして、触媒浄化ユニット90に流入する排気は、上述した小排気モード・中排気モード・大排気モードの3つに切り換えることができる。
【0018】
本発明において、ゲート弁を用いて開閉面積を切り換える際には、図1〜5に示したようなON−OFFタイプだけでなく、面積の異なる複数の孔や中間位置を用いて面積を変化させるような周知の手法を用いることもできる。流量コンバータを作動させるアクチュエータは図1〜5に示したような直線式のシリンダだけでなく、円弧状に開閉する回動式のリンク機構や電気モータを用いることもできる。さらに、アクチュエータの数や配置は最も有利なように選択することができる。それら周知の技法による置換は、すべて本発明の範囲内における修正に過ぎないことを理解されたい。
【0019】
【発明の効果】
以上詳細に説明した如く、本発明によれば、排気流量が少ない時に排気温度が低下して触媒コンバータの機能が低下するのを防止することができ、さらに排気流量が大きい時に排気温度が高いままで触媒コンバータに流入して触媒コンバータの機能が低下するのを防止することもでき、その技術的効果には極めて顕著なものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による活性化装置の小排気モードを表す縦断面図である。
【図2】図1の線A−Aから見た断面図である。
【図3】流量コンバータの分割壁を分離・合体させる状態の縦断面図である。
【図4】本発明による活性化装置の中排気モードを表す縦断面図である。
【図5】本発明による活性化装置の大排気モードを表す縦断面図である。
【図6】本発明による活性化装置の他の実施態様を表す縦断面図である。
【符号の説明】
10,60 活性化装置
11,51a,51b ゲート弁
12,52 連結パイプ部
13,63 流量コンバータ
14 ハウジング
17,67 小径パイプ
18,68 中径パイプ
20,21,22,23 エアシリンダ
30a 大サイズ
30b 中サイズ
40,80 シリンダヘッド
41a,41b,81 排気ポート

Claims (3)

  1. 内燃機関のシリンダヘッドに設けられた排気ポートから触媒式排気浄化ユニットへと流れる排気流量に対応して排気浄化能力の制御を可能とする触媒式排気浄化ユニットの活性化方法であって、
    排気ポートにゲート弁を取り付け、
    このゲート弁を開閉することにより活性化装置の中心に配置した小径パイプだけを排気が通過する小流量流れと排気ポート内のほぼ全体を排気が通過する中・大流量流れとに切り換え可能とし、
    前記ゲート弁の下流側に連結パイプ部を接続し、
    前記連結パイプ部の下流側でかつ触媒式排気浄化ユニットの上流側に隣接して流量コンバータを配置し、
    前記流量コンバータに取り付けたアクチュエータを動作させることにより中央の空間を中サイズと大サイズに変換しこれに対応して排気が通過する中流量流れと大流量流れとに切り換え可能とし、
    前記小径パイプの中だけを排気が通過して触媒式排気浄化ユニットの中心付近だけを排気が流れる小排気モードと、
    前記流量コンバータによる中流量流れにより触媒式排気浄化ユニットの中央付近を排気が流れる中排気モードと、
    前記流量コンバータによる大流量流れにより触媒式排気浄化ユニットのほぼ全体を排気が流れる大排気モードとの3つのモードに切り換え可能としたことを特徴とする触媒式排気浄化ユニットの活性化方法。
  2. 内燃機関のシリンダヘッドに設けられた排気ポートと触媒式排気浄化ユニットとの間に取り付けて排気流量に対応した排気浄化能力の制御を可能とする触媒式排気浄化ユニット活性化装置であって、
    排気ポートに取り付けられるゲート弁と、
    前記ゲート弁の下流側に接続される連結パイプ部と、
    前記連結パイプ部の下流側に接続されかつ触媒式排気浄化ユニットの上流側に隣接して配置される流量コンバータとを備え、
    前記ゲート弁はその開閉によって活性化装置の中心に配置された小径パイプだけを排気が通過する小流量流れと排気ポート内のほぼ全体を排気が通過する中・大流量流れとに切り換え可能であり、
    前記流量コンバータはアクチュエータの動作によって中央の空間が中サイズと大サイズに変換されこれに対応して排気が通過する中流量流れと大流量流れとに切り換え可能になっており、
    前記小径パイプの中だけを排気が通過して触媒式排気浄化ユニットの中心付近だけを排気が流れる小排気モードと、
    前記流量コンバータによる中流量流れにより触媒式排気浄化ユニットの中央付近を排気が流れる中排気モードと、
    前記流量コンバータによる大流量流れにより触媒式排気浄化ユニットのほぼ全体を排気が流れる大排気モードとの3つのモードに切り換え可能であることを特徴とする触媒式排気浄化ユニット活性化装置。
  3. 内燃機関の複数の排気ポートからの流れが合流して前記流量コンバータに導入されるようになっている請求項2記載の装置。
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