JP4574040B2 - 竪型合金化炉及びその操業方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、鋼板を溶融メッキ浴に浸漬して引き上げ、ガスワイピング後、加熱・保定・冷却して合金化メッキ鋼板を製造するとともに、メッキ浴に浸漬してガスワイピング後、加熱・保定は行わずに冷却し、合金化処理を行わない非合金化メッキ鋼板を製造するための竪型合金化炉及びその操業方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車用材料等として合金化亜鉛メッキ鋼板の需要が増大してきており、防錆力強化の要請が高まってきている。この合金化亜鉛メッキ鋼板製造用合金化炉としては、例えば、図3に示すような竪型のものが知られている。この竪型合金化炉においては、焼鈍後の鋼板1を溶融亜鉛メッキ浴2に浸漬して鋼板1に溶融亜鉛をメッキし、シンクロール3を経て引き上げながらワイピングノズル4によるガスワイピング処理を経てメッキ目付量を調整しながら加熱帯5に送り、ここで誘導加熱や直火式の加熱手段6によって加熱し、誘導加熱による場合は次の保定帯7において例えばチューブヒーターにより、また直火式加熱による場合は保定帯7において燃焼排ガスにより保定して合金化反応を生成し、得られた合金化亜鉛メッキ鋼板1を冷却帯12において気水冷却装置等の冷却装置8で冷却後、搬送ローラー9により炉外に搬出するようになっている。
【0003】
保定帯7の後端には風量調整ができる煙道10が設けられている。又保定帯7と冷却帯12の境界部には、合金化亜鉛メッキ鋼板1の搬出に伴う炉内ガスのドラフトを抑制するために、鋼板1を挟んで一対のガス噴射ボックス11−1、11−2からなるシール機構が対向設置されている。また、加熱帯5から保定帯7に至る上昇ガス流通路、即ち保定帯7の途中に、鋼板1を挟んで一対のガス噴射ボックス13−1、13−2を対向設置し、これによりガス流に対する圧損を調整し、特に加熱帯5における下部からの空気の侵入を抑制すると共に、保定帯7におけるガスのドラフトを抑制することにより鋼板1に対する急速加熱を可能とし、また、保定帯7における保定効率を向上させている。またこれら二対のガス噴射ボックス11−1、11−2、13−1、13−2は、鋼板1のフラッタリング防止機能も併せ持っており、ワイピングノズル4の上部に設置されたタッチロール14とともに鋼板のフラッタリングを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような竪型合金化炉においては、溶融亜鉛メッキを施した後、加熱・保定を行って合金化メッキ鋼板を製造する場合と、溶融亜鉛メッキを施した後、加熱・保定は行わずに冷却を行って非合金化メッキ鋼板を製造する場合があり、この両者の鋼板製造については竪型合金化炉を共用して使用している。竪型合金化炉は、一般的に約70m程度の高さを有しているため、鋼板1は搬送中に大きく振動する、いわゆるフラッタリングを起こす。従って、図3に示すようにタッチロール14及び二対のガス噴射ボックス11−1、11−2、13−1、13−2により鋼板1を支持しながら熱処理を行っている。合金化メッキ鋼板を製造する場合は、メッキ目付量が一般的に小さく、目付量ばらつきの精度に対する要求が厳しいため、タッチロール14を使用する必要がある。また、メッキ浴を通った後、加熱・保定によりメッキの合金化を行っているため、メッキ浴2を通過した後の鋼板1にタッチロール14が接触してもメッキ外観品質上特に問題になりにくい。
【0005】
一方、合金化処理を施さない場合、メッキ浴2を通過した後の鋼板1は、メッキ浴2を通過した後、加熱・保定されることなく冷却される。また非合金化メッキ鋼板のメッキ目付量は一般的に合金化メッキ鋼板に比べて多い。よって冷却帯12に到達するまでにメッキが乾燥していない状態であるため、鋼板1をタッチロール14で支持してしまうと、鋼板1表面のメッキにキズが入り外観品質上問題となるため、合金化メッキ鋼板のようにタッチロール14で鋼板1を支持することができない。対向配置したガス噴射ボックス11−1、11−2、13−1、13−2にもフラッタリング防止機能はあるものの、鋼板1がC反り等の形状となっている場合、鋼板1表裏の保持力のバランスが崩れるためガス噴射ボックスによりフラッタリングを防止することが難しい。従って、従来の竪型合金化炉で合金化を施さない非合金化メッキ鋼板を製造した場合、鋼板1の形状によっては、鋼板1はフラッタリングを起こしてしまい、ガスワイピングノズル4や加熱装置6、冷却装置8等に衝突してしまうというような問題やメッキの目付量にむらが発生するというような問題があった。
【0006】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、竪型合金化炉を利用して、鋼板に合金化処理を施す場合も、合金化処理を施さない場合においても、その板形状にかかわらず鋼板がフラッタリングを起こさないような竪型合金化炉を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、鋼板にメッキを施すメッキ浴、該メッキ浴上方に、メッキ浴から引き上げられた鋼板のメッキ目付量を調節するワイピングノズル、タッチロール、加熱帯、保定帯、冷却帯を順に有する竪型合金化炉において、前記保定帯の中段部に、鋼板を挟んで一対のガス噴射ボックスを対向して設け、該一対のガス噴射ボックスのいずれか一方の上方又は下方に、もう一つのガス噴射ボックスを設置するとともに、更に前記保定帯と冷却帯の境界部にも、鋼板を挟んで一対のガス噴射ボックスを対向設置したことを特徴とする。
【0008】
また、上記構成の竪型合金化炉の操業方法において、鋼板に合金化処理を施す時は、前記タッチロールで鋼板のフラッタリングを防止するとともに、前記保定帯中段部に対向設置したガス噴射ボックス及び前記保定帯と冷却帯の境界部に対向設置したガス噴射ボックスからのガス噴射により各々シールを行い、鋼板に合金化処理を施さない時は、前記保定帯中段部に非対向に設置したガス噴射ボックスからのガス噴射により鋼板のフラッタリングを防止するとともに、前記保定帯と冷却帯の境界部に対向設置したガス噴射ボックスからのガス噴射によりシールを行うことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の竪型合金化炉の実施例を示す。溶融亜鉛メッキ浴2の上方には、メッキ浴2から引き上げられた鋼板1のメッキ目付量を調節するワイピングノズル4、鋼板1のフラッタリングを防止するタッチロール14が設置してあり、更にその上方には加熱帯5、保定帯7、冷却帯12が順に設置され竪型合金化炉を構成している。保定帯7の中段には、鋼板1を挟んで一対のガス噴射ボックス13−1、13−2が対向設置され、更にガス噴射ボックス13−1の上方にはガス噴射ボックス15が設置されている。このガス噴射ボックス15は鋼板1を挟んでガス噴射ボックス13−2と非対向に設置されている。尚、このガス噴射ボックス13−1、13−2、15は平行移動可能となっている。
【0010】
保定帯7の後端には風量調整ができる煙道10が設けられている。又保定帯7と冷却帯12の境界部には、メッキ鋼板1の搬出に伴う炉内雰囲気ガスのドラフトを抑制するために、鋼板1を挟んで一対のガス噴射ボックス11−1、11−2からなるシール機構が対向設置されている。そしてこのガス噴射ボックス11−1、11−2についても平行移動可能となっている。
【0011】
次に合金化処理を施す合金化メッキ鋼板を製造する場合と合金化処理を施さない非合金化メッキ鋼板を製造する場合の操業方法について説明する。
合金化メッキ鋼板を製造する場合、焼鈍後の鋼板1は溶融亜鉛メッキ浴2(約470℃)に浸漬して溶融亜鉛をメッキされ、シンクロール3を経て引き上げられながらワイピングノズル4によるガスワイピング処理を経てメッキ目付量を調整される。その後加熱帯5に送られ、例えば鋼板1を挟んで鋼板1に近接して対向配置した直火式の加熱手段6によって、鋼板1をその両面からバーナー火炎によって直接加熱して約520℃程度まで急速加熱される。
【0012】
次に、鋼板1はバーナーからの燃焼排ガスにより保定帯7において保定されることで合金化反応を生成し、得られた合金化メッキ鋼板1は冷却帯12において例えば気水冷却装置等の冷却装置8で冷却後、搬送ローラー9により炉外に搬出される。竪型合金化炉は70m程度の高さがあるため、鋼板1がフラッタリングを起こさないようにタッチロール14により鋼板1を支持しながら上記ガスワイピング処理及び合金化処理を行っている。
【0013】
また、図2は保定帯7の中段に対向して設置されたガス噴射ボックスの拡大図であるが、合金化処理を行った合金化メッキ鋼板1の場合は、図2の遮断弁16を閉、遮断弁17、18を開にして、鋼板1を挟んで対向配置されたガス噴射ボックス13−1、13−2から鋼板1に向かってガスを噴射し静圧を発生させ、加熱帯5からのガス流に対して圧損抵抗を与え、加熱帯5から上昇するガス流のシールを行う。このガス噴射ボックスにはガスを噴射する複数のスリット状のガス噴出ノズル19が各々設けられており、ノズル19からはブロワーにより保定帯7から吸引した炉内ガスを鋼板1の両面側に噴射している。流量調整はブロワー回転数により行う。
【0014】
また、保定帯7の鋼板1出側、即ち保定帯7と冷却帯12の間に、鋼板1を挟んで対向設置された一対のガス噴射ボックス11−1、11−2からもガスを噴射し、上記したガス噴射ボックス13−1、13−2とあわせて二重シールを行っている。尚、ガス噴射ボックス13−1、13−2の構成はガス噴射ボックス11−1、11−2と同じである。また噴射するガスは常温空気である。
このように保定帯7の中段と出側においてガス噴射による二重シールを行うことにより、加熱帯5における燃焼ガスの滞留性を向上させ急速加熱を可能とすると共に、加熱帯5からの高温燃焼ガスが上昇し、冷却帯12に流入するのを防止し冷却効果を上げることが可能となる。
【0015】
次に、鋼板1に合金化処理を行わない非合金化メッキ鋼板を製造する場合について説明する。焼鈍後の鋼板1は溶融亜鉛メッキ浴2(約470℃)に浸漬して溶融亜鉛をメッキされ、シンクロール3を経て引き上げられながらワイピングノズル4によるガスワイピング処理を経てメッキ目付量を調整される。その後鋼板1は、加熱帯5・保定帯7を通過するが、単に通過するだけであり冷却帯12に到達するまでの間、加熱処理は行わない。合金化しない場合、鋼板1の表面に付着したメッキは乾燥していないため、タッチロール14により鋼板1を支持することができない。従ってワイピングノズル4上部のタッチロール14は鋼板1から退避している。従って、このタッチロール14の替わりに、本発明では、保定帯7中段に設置したガス噴射ボックスにより鋼板1のフラッタリングを防止している。
【0016】
即ち、ここでは図2において、遮断弁17を閉、遮断弁16、18を開にして、鋼板1を挟んで非対向に配置されたガス噴射ボックス13−2、15から鋼板1に向かってガスを噴射する。鋼板1の表裏からガスを非対向に噴射することにより、鋼板1の長手方向に曲げ力が付加され鋼板1の剛性が向上し、C反り鋼板など形状の悪い鋼板1の場合においてもフラッタリングを防止することが可能となる。このガス噴射ボックス13−2、15は平行移動可能となっており、このフラッタリング防止は鋼板1との距離が小さい程効果が高い。
【0017】
また、合金化処理を行わない場合でも、鋼板1からの放散熱によるドラフトにより高温ガスが上昇してくるため、保定帯7と冷却帯12の境界部に設けられたガス噴射ボックス11−1、11−2から常温空気を鋼板1に向かって噴射してシールすることにより、高温ガスが冷却帯12に流入するのを防止している。但し、合金化処理を行わない場合は合金化処理を行う場合のように加熱帯5の加熱装置6からの燃焼排ガスがないため、保定帯7と冷却帯12の境界部のみのガス噴射シールにより、充分なシール効果を得ることが可能である。冷却帯12の冷却装置8により冷却された鋼板1は、搬送ローラー9により炉外に搬出される。
【0018】
尚、本実施例においては、保定帯7のガス噴射ボックス13−1の上方にガス噴射ボックス15を配置したが、ガス噴射ボックス13−1の下方に設置してもかまわない。またガス噴射ボックス13−2の上方または下方にガス噴射ボックス15を設置してもかまわない。要は、ガス噴射ボックスを、鋼板1を挟んで対向と非対向になるように配置し、対向噴射と非対向噴射の切替が可能な構成であれば本発明は実施可能である。
【0019】
また、加熱帯5での加熱装置としてバーナーを例にあげて実施例の説明を行ったが、バーナーではなく誘導加熱装置の場合も同様に本発明は適用できる。その場合保定帯7ではチューブヒーターを使用し炉内ガスを加熱することが好ましい。尚、誘導加熱装置の場合はバーナーのように燃焼排ガスが発生しないため、系外に設けた熱風発生装置により発生するガスをガス噴射ボックス13−1、13−2、15から吹き込み鋼板1の温度降下を防止する。
また遮断弁16、17の替わりに切替遮断弁を使用してもよい。
【0020】
【発明の効果】
本発明では、保定帯の中段部に鋼板を挟んで、対向・非対向にガス吹き付けを切り替え可能なガス噴射ボックスを設置し、更に保定帯と冷却帯の境界部にもガス噴射ボックスを対向設置し、合金化メッキ鋼板を製造する時と合金化をしない非合金化メッキ鋼板を製造する時とで保定帯中段部のガス噴射ボックスの吹き付け方を切り替えて可能な構成及び操業方法としている。よって、合金化メッキ鋼板製造時は保定帯中断部と保定帯・冷却帯の境界部において対向配置されたガス噴射ボックスからガスを噴射することで二重シールとなり、加熱帯及び保定帯からの高温ガスが冷却帯に流入するのを防止し冷却効率を高くするとともに、加熱帯における下部からの空気の侵入を抑制させ急速加熱を可能とすることができる。また、タッチロールにより支持をしているためフラッタリングの問題もない。
【0021】
また、合金化をしないメッキ鋼板を製造する時は保定帯の中段部のガス噴射ボックスから非対向にガスを噴射することにより、鋼板を安定して搬送しC反り形状等の鋼板を処理する場合においても確実にフラッタリングを防止することができるとともに、保定帯と冷却帯の境界部に対向配置したガス噴射ボックスからのガス噴射により、保定帯内の高温ガスが冷却帯に流入するのを防止し、冷却効率を高くすることが可能となる。
このように本発明では、非常にシンプルな装置構成及び操業方法により、合金化メッキ鋼板、非合金化メッキ鋼板のどちらを製造する場合においてもシール性を確保しつつ、C反り鋼板などを処理する場合においても確実にフラッタリングを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の竪型合金化炉を示す図、
【図2】本発明の保定帯におけるガス噴射ボックスの配列を示す図、
【図3】従来の竪型合金化炉を示す図である。
【符号の説明】
1 鋼板
2 溶融亜鉛メッキ浴
3 シンクロール
4 ワイピングノズル
5 加熱帯
6 加熱手段
7 保定帯
8 冷却装置
9 搬送ローラー
10 煙道
11−1、11−2 ガス噴射ボックス
12 冷却帯
13−1、13−2 ガス噴射ボックス
14 タッチロール
15 ガス噴射ボックス
16、17、18 遮断弁
19 ガス噴出ノズル
Claims (2)
- 鋼板にメッキを施すメッキ浴、該メッキ浴上方に、メッキ浴から引き上げられた鋼板のメッキ目付量を調節するワイピングノズル、タッチロール、加熱帯、保定帯、冷却帯を順に有する竪型合金化炉において、前記保定帯の中段部に、鋼板を挟んで一対のガス噴射ボックスを対向して設け、該一対のガス噴射ボックスのいずれか一方の上方又は下方に、もう一つのガス噴射ボックスを設置するとともに、更に前記保定帯と冷却帯の境界部にも、鋼板を挟んで一対のガス噴射ボックスを対向設置したことを特徴とする竪型合金化炉。
- 鋼板にメッキを施すメッキ浴、該メッキ浴上方に、ワイピングノズル、タッチロール、加熱帯、保定帯、冷却帯を順に有する竪型合金化炉の保定帯の中段部に、鋼板を挟んで一対のガス噴射ボックスを対向して設け、該一対のガス噴射ボックスのいずれか一方の上方又は下方に、もう一つのガス噴射ボックスを設置するとともに、更に前記保定帯と冷却帯の境界部にも、鋼板を挟んで一対のガス噴射ボックスを対向設置した竪型合金化炉の操業方法であって、鋼板に合金化処理を施す時は、前記タッチロールで鋼板のフラッタリングを防止するとともに、前記保定帯中段部に対向設置したガス噴射ボックス及び前記保定帯と冷却帯の境界部に対向設置したガス噴射ボックスからのガス噴射により各々シールを行い、鋼板に合金化処理を施さない時は、前記保定帯中段部に非対向に設置したガス噴射ボックスからのガス噴射により鋼板のフラッタリングを防止するとともに、前記保定帯と冷却帯の境界部に対向設置したガス噴射ボックスからのガス噴射によりシールを行うことを特徴とする竪型合金化炉の操業方法。
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