JP4574015B2 - セルラー無線通信網における高速制御チャネルの実現方法およびシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、連続して必要とされるものではないが、必要に応じてある緊急制御情報を伝えるためだけに用いられるような論理チャネルを、セルラー無線通信網において物理チャネル構成にマッピングする処理に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のGSM(汎欧州デジタル移動電話方式)においては、いわゆるFACCH(高速付随制御チャネル)が指定され、このFACCHはコールの確立進行状態などを示したり、加入者の認証やハンドオーバー命令を行なったりするために使用される。すべての遅延を最少化し、無線インターフェースを介して、伝達情報を可能な限り障害なく受信しなければならないということは、これらの「高速」信号設定を行なうニーズにとって共通の課題である。本発明の背景として周知のFACCHの性質(プロパティ)について簡単に説明する。欧州通信規格協会によって公開されている技術仕様書GSM05.01、GSM05.02、GSM05.03などに詳細な記述が記載されている。
【0003】
FACCHは、ユーザーデータの代わりに「高速」信号設定情報を一時的に送るための、正規のTCH(トラフィックチャネル)でのバースト構造の利用に実際に関与する。送信装置によって所望の高速信号設定情報は、チャネル符号化後456ビットから構成されるFACCHフレームの中にパックされる。インターリービングの段階で、FACCHフレームは57ビットからなる8つのグループに分割される。第1のグループのビットはあるN番目の送信バーストの偶数ビット位置で伝送され、第4のグループのビットが(N+3)番目の送信バーストの偶数ビット位置に伝送されるまで、次のグループのビットは次の送信バーストの偶数ビット位置へ進む。ついで、グループ5から8のビットは、第N+4バーストから第N+7バーストのそれぞれの奇数ビット位置で伝送される。特定の送信バーストの偶数(または奇数)ビット位置がユーザーデータを含むかまたは高速信号設定情報を含むかを示すために、各送信バーストの中に、あるスチーリングフラッグ(インジケータビット)が使用される。いいかえれば、FACCHフレームはあるトラフィックチャネルの8つの連続送信バーストで2ビット毎(1ビットおき)の位置を用いて受信装置へ伝えられる。伝送対象FACCHフレームが1つしか存在しない場合、すべてのその他のビット位置はユーザーデータを伝えるために使用される。
【0004】
既存のセルラー無線通信網に対する拡張および発展の一例として、次世代GSM用拡張型データ転送速度(EDGE)プログラムの一部として現在指定され、提案されている拡張型回線交換データ(ECSD)構成について説明する。ECSDは、GSMのガウス最小シフトキーイング(GMSK)変調法の代替として、8−レベル位相シフトキーイング(8−PSK)の採用による無線インターフェースを介する実効的なユーザーデータ転送速度の向上に基づいている。ECSDにおいて高速信号伝送チャネルを実現する簡単な解決方法は、可能な限り厳密に前述の方法をコピーすることになる。いいかえれば、FACCHフレームの情報コンテンツは8−PSK変調送信バーストで偶数と奇数のシンボル位置へ選択的に配分され、スチーリングフラッグシンボルが各送信バーストのコンテンツの性質を示すために用いられる。
【0005】
しかし、変調法としての8−PSKは、ある必要レベルの情報の正しさ(faultlessness)を達成するために、GMSKより高いビットエネルギー対ノイズ密度比(一般にEb/NOと呼ばれる)を必要とすることに留意しなければならない。したがって、単にGSM FACCHメカニズムをECSDで用いることはFACCH用として不適当なパフォーマンスを生じることが予想される。
【0006】
1つの提案される解決方法として、GSMの別様の実施規格が採用されるが、その際、ユーザーデータ用および高速信号設定情報用として異なる検出メトリックが利用される。すなわちFACCHシンボル用としてGMSKまたはBPSK(2進位相シフトキーイング)のような2進変調を効率的に用いることである。この解決方法では、異なる検出アルゴリズムを用いて、シンボルシーケンス内で1つおきのシンボルを検出できることが受信機に求められるので、受信機設計者の視点から見た場合この方法は魅力的ではない。別の解決方法として、高速信号設定情報を伝えるための異なるチャネル仕様を用いるまったく異なる物理チャネルの利用があるが、この選択肢は複雑なハードウェア構造になる傾向がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
論理的信号伝送チャネルのパフォーマンスを犠牲にすることなく、また、送受信機構成に高いレベルの複雑さを導入することなく、多重レベル変調環境で高速信号設定情報の伝送をユーザーデータの伝送と組み合わせる方法と構成とを提供することが本発明の目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
インターリービング段階において高速信号設定情報を送信バーストの連続ブロックの中にパックし、ユーザーデータに対する変調法と比べて高速信号設定情報の伝送に対して敏感さの少ない変調法を用いることにより本発明の目的は達成される。
【0009】
本発明にかかわる方法は、
1つの信号設定情報をシンボルにフォーマットする工程と、
トラフィックチャネルのある送信バーストの中で1ブロックの連続するシンボルとして信号設定情報を運ぶシンボルを伝送する工程と、
前記ある送信バーストが信号設定情報を運ぶシンボルを含むことをそのバーストの範囲内で示す工程とを有することを特徴とする。
【0010】
本発明は、前述の工程を実行する手段を有することを特徴とする送信装置にも適用される。
【0011】
本発明は、ユーザーデータと信号設定情報とのあいだでビットレベルまで交番してインターリービングを行なう必要がないという洞察に基づくものである。信号設定情報が送信バーストから連続ブロックを保存するようにインターリービングアルゴリズムを設計してもよい。非常に単純な解決方法として、必要に応じて、高速信号設定を行なう目的で完全な送信バーストを割り当てる方法がある。別の可能性として、多くのシステムにおいて、送信バーストの中央でトレーニングシーケンスによって一時的に別個の2つの1/2部分に送信バーストが分割されるという事実を利用する方法がある。これにより、1/2部分のうちの一方を高速信号設定情報に割り振り、もう一方をユーザーデータに割り振ることができる。本発明によって、高速信号設定情報を伝えるために伝送フレームの範囲内でさらに小さな連続シンボルブロックを使用することさえ可能となる。しかし、連続ブロックのサイズが小さくなればなるほど、この解決方法はGSMからの既存のFACCHの実施を直接的にコピーすることの欠点へより近づくことになる。
【0012】
送信バーストの内容が高速信号設定情報であるかまたはユーザーデータであるかの表示は、従来技術による解決方法のようなスチーリングシンボル(stealing symbol)を使用することによって行なってもよい。しかし、送信バーストの内容(コンテンツ)の表示として、位相空間内のコンステレーションポイント(constellation point)の回転を用いて、様々な変調法に付随する位相回転特性を利用することもできる。各送信バーストはトレーニングシーケンスを含み、このトレーニングシーケンスのシンボルコンテンツは既知のものである。したがって、受信機は、正しい位相復調(逆回転)角(phase derotation angle)を得るために、受信したトレーニングシーケンスのフォームを利用することができる。したがって、ある一意的位相回転角を各変調法に付随させることは、単純な変調関連情報を伝える1つの実行可能な方法である。
【0013】
低レベルの変調法では送信機の電力増幅器の非線形位相特性は信号に対して比較的小さな歪みを与える影響しかもっていないため、低いレベルの変調法は一般により高い送信出力の使用を可能にする。したがって、対応するユーザーデータより高い送信出力で信号設定情報を伝送することにより、本発明によって高速信号設定パフォーマンスの向上が可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の特徴を示すと考えられる新しい特徴は、とくに添付の請求項に記載されている。しかし、添付図面と関連させて読むとき、特定の実施の形態に関する以下の説明によって、本発明の追加の目的と利点とともに本発明の構成とその動作方法の双方に関して本発明自体をもっともよく理解できるであろう。
【0015】
図1は概略的に送信装置101と、受信装置102と、前者から後者へ伝送されるいくつかの送信バースト111〜120を図示する。トラフィックチャネル(TCH)は、ある種のユーザーデータを伝送するための装置間であらかじめ確立されているものと仮定する。また、ユーザーデータ送信の最中に1つの高速信号設定情報を伝送しなければならないものと仮定する。さらに、高速信号設定情報の量は、チャネル符号化形式で4つの送信バーストを完全に満たすようにする量であると仮定する。GSMの周知のFACCHの定義と比較すると、このことは伝送対象として1個のFACCHフレームが存在することを意味する。
【0016】
図1の実施の形態によれば、4つの完全な連続送信バースト114、115、116、117がトラフィックチャネルから「盗まれ」て高速信号設定情報が伝送される。高速信号設定情報を伝送するためにユーザーデータの変調法とは異なる変調法が利用されると仮定すると、完全な送信バーストの割振りは、この割振りによる利点として、送信バースト113と114の間および送信バースト117と118間で2回だけその変調器(個々に図示されていない)を送信装置101が再構成することがこの割振りによって要求されるということがあげられる。また受信装置102は、その復調装置(個々に図示されていない)を2回だけ再構成しなければならないが、これを行なう時間は充分にある。これは、多数の送信バースト内の1つおきのシンボルに対して異なる変調法を適用するという従来技術による選択肢より決定的に有利である。しかし、図1に図示の送信バーストは単一の接続にしか関連しないということに留意しなければならない。送信装置101が基地局であると仮定すると、任意の所定時点にアクティブな数ダースの同時接続を有する可能性がある。ECSDの仕様では、伝送フレームは8つのタイムスロットから構成されると記載されており、したがって所定の周波数で、基地局は図1の各1対の連続送信バースト間に他の7つの送信バーストを伝送する必要がある。各接続時に使用されるデータ転送速度に依存して、基地局は、伝送フレームでのすべての送信バースト毎に、異なる変調法に合わせてその変調器を再構成しなければならない場合もある。ある特定の条件によっては、単一タイムスロットの範囲内に変調法の変更を伴なう2つ以上の送信バーストが存在する場合もある。
【0017】
高速信号設定情報の伝送のためにトラフィックチャネルから盗まなければならない送信バースト数は本発明によって限定されない。この送信バーストの数は、伝送対象の高速信号設定情報の量と、高速信号設定情報の符号化に充てられるチャネル符号化の量とに依存する。また本発明は、盗まれた送信バーストが連続的であることを必要とするものではない。たとえば1つおきまたは2つおきの送信バーストまたはM個の送信バーストの中から任意の順序のNまでの数の送信バースト(ただしN<M)を盗むこともできる。しかし、連続する送信バーストを盗まないことは、数回しか変調/復調法を変更する必要がないという利点を少なくとも部分的に失なうことになる。伝送された高速信号設定情報を多数の送信バーストにわたって拡散することは、高速信号設定情報の完全な組を受信装置まで届ける際に遅延が生じる。
【0018】
図2は、送信装置101と受信装置102とが実質的に同一であるが、送信バースト211から220のうちバースト212〜219の物理的な1/2の部分が高速信号設定情報に割り当てられている他の実施の形態を例示する図である。物理的な1/2の部分とは、各送信バーストの最中にトレーニングシーケンスが存在する場合、トレーニングシーケンスに先行するすべてのシンボル(送信バースト212〜215に示すように)、または、トレーニングシーケンスに後続するすべてのシンボル(送信バースト216〜219の場合に示すように)が割り当てられることを意味する。この実施の形態は変調/復調法の間で数回の変更を必要とするが、それでも各シンボル毎に変調/復調法の変更を行なうことに比べればはるかに有利である。この実施の形態はまた、図1の実施の形態の場合のような、数フレームの間完全にユーザーデータの伝送が切断されるということがないという利点を有する。再度述べるが、本発明は、1/2部分が高速信号設定情報に割り当てられる送信バーストの数を限定するものではなく、また、第1および第2の1/2部分が割り当てられる順序を限定するものでもない。1/2部分が高速信号設定情報に対して割り当てられる送信バースト間に、完全なユーザーデータバーストが存在してもよい。
【0019】
基本的には、本発明によって、小さなブロックの送信バーストを高速信号設定情報に割り当てることさえも可能となる。たとえば、P個の送信バースト(ただしPは正の整数である)の持続時間の間各送信バーストのK個の最後のシンボル(ただしKは送信バーストの1/2部分内のシンボル数より小さい整数である)を割り当てることもできよう。しかし、割り当てられるシンボルブロックの範囲が非常に明瞭に定義されているため、これらの実施の形態では、完全な送信バーストまたは物理的バーストの1/2部分を割り当てることがさらに有利であると考えられる。
【0020】
図3は、いくつかの送信バーストに対して高速信号設定情報フレーム301のコンテンツをインターリーブするための好適な方法を概略的に例示する図である。図1の方法が使用され、これにより、高速信号設定情報フレーム301のコンテンツが4つの送信バースト310〜313を完全に満たすものと仮定する。図3で、フレームはまず8つのグループ302〜309に分割され、各グループは等しい数のシンボルを有する。ついで、「盗まれた」送信バースト内のシンボル位置は、図3内のラインによって例示されているように各グループから第1のシンボルをまず採り、ついで、各グループから第2のシンボルを採るなどにより順に満たされる。いいかえれば、n番目のグループ(ただしnは1から8までの数)から得られるシンボルはn、n+8、n+16等の位置をとる。図3はまた、各送信バースト310〜313の中央の斜線をつけたブロックのようなトレーニングシーケンス、ならびに、各トレーニングシーケンスの両側の、濃く黒で示される一対のフラグインジケータシンボルを図示する。図3のインターリービング法は当然のことであるが、例示的なものにすぎず、いくつかの他のインターリービング法が適用可能である。
【0021】
基本的に、どの送信バースト、および、送信バーストのどの部分がユーザーデータの代わりに高速信号設定情報を含むかを示す2つの方法が存在する。スチーリングフラッグインジケータシンボルについてはすでに前述した。すなわち、送信バーストの第1の1/2部分が高速信号設定情報を含むかどうかは第1のスチーリングフラッグの値によって示され、同様に送信バーストの第2の1/2部分が高速信号設定情報を含むかどうかは第2のスチーリングフラッグの値によって示される。図4を参照してこの表示を実現する代替方法について説明する。
【0022】
図4は、搬送周波数上への変調前に、送信装置内に伝送フレームがもっているフォームで組み立てられた伝送フレーム401を例示する。送信バーストの中央に、既知の連続するシンボルからなる文字列から構成されるトレーニングシーケンスが存在する。図式的表示ABABAB...はトレーニングシーケンスの周知のフォームとして用いられてきた。この変調工程には、適用された変調アルゴリズムの固有の工程であったり、実際の変調への追加部分として計画的に導入されたりする場合もある位相回転が伴う。位相回転の例示的方法は以下のようになる。8−PSK変調原理によれば、変調信号に対して8つの許される位相角(たとえば0、±π/4、±π/2、±3π/4,π)の値がある。これらの値のおのおのは、伝送対象のデータストリーム内の3つの連続ビットからなる特定の組に対応する。たとえば、ビットの組合せ(0、1、0)は位相角の値+π/2に対応する。基本変調原理にしたがって生成される各シンボルがそれに加えて位相空間内でXラジアンだけ回転されるようにXラジアンの固定位相回転を指定することもできる。たとえば、X=+3π/8と定義すると、伝送信号内のビット組合せ(0、1、0)を表わす最終位相変調シンボルは位相角の値+7π/8をもつことになる。
【0023】
図4では、変調され、位相回転され、伝送された伝送フレーム402は位相回転されたシンボルから構成される。受信装置は復調と位相復調(位相逆回転)オペレーションを実行して伝送フレームの元の情報コンテンツ403の復元を行なう必要がある。受信装置はトレーニングシーケンスのフォームをあらかじめ知っていて、正しい位相復調(逆回転)角が、トレーニングシーケンスにその正しい元のフォームを得させる位相復調角であることを受信装置が推論できることに留意されたい。
【0024】
ユーザーデータを含む完全なバーストを伝送するためにある第1の位相回転方式が適用され、かつ、高速信号設定情報を含む完全なバーストを伝送するためにある第2の位相回転方式が使用される場合、他の表示メカニズムは実際には必要とされない。受信装置は、どの位相表示方式がトレーニングシーケンスの正しいフォームを生成するかを見つけ出すことにより使用されている位相回転方式を認識し、そのフォームから送信バーストのコンテンツの性質を推論する。一方、この位相回転方式が送信バーストのコンテンツから独立している場合、または、送信バーストの一部にしか高速信号設定情報が含まれない場合、表示用のスチーリングフラッグメカニズムが必要とされる。
【0025】
以上を要約すると、本発明は以下の表示メカニズムを考慮していると述べることができよう。
【0026】
異なる位相回転方式を利用し、個々のスチーリングフラッグインジケータシンボルを使用しない。
【0027】
同じ位相回転方式と個々のスチーリングフラッグインジケータシンボルとを利用する。
【0028】
異なる位相回転方式、および、バックアップ用として個々のスチーリングフラッグインジケータシンボルを利用する。
【0029】
スチーリングフラッグインジケータシンボルを使用する場合、それらのシンボルがコンステレーション図内の反対ポイントに対応するように、それらのシンボルの2つの許された値を選択することが最も好適である。
【0030】
GMSK−変調高速信号設定情報バーストと、生じ得る他のGMSK−変調バースト間の生じる可能性のある混乱という問題については手短に述べるだけの価値がある。低速付随制御チャネル(SACCH)がECSD内でGMSK変調を使用することが提案されている。混乱を防ぐために、このようなSACCHは、あらかじめ知られているある一定の送信バーストだけを使用する必要がある。GSMのモデルが後続する場合、SACCHは各セル内にいくつかの固定して割り振られるスロット位置をもつ。したがって、固定スロット割振りに従う限り、GMSK変調された潜在的な高速信号設定情報バーストとミックス(混同)されるSACCHバーストが生じる危険は存在しない。同じ変調法が適用される潜在的な他のバーストについても同じことが当てはまる。
【0031】
セルラー無線通信網内の送信装置は、典型的には、各送信バーストについて許される送信出力を示すある一定の上限を有する。図1の実施の形態(高速信号設定情報への完全なバーストの割振り)の場合、高速信号設定情報を利用するために盗まれたバーストを伝送するには正常なバーストよりさらに高い送信出力の使用が可能である。このことは、多重レベル位相変調法を用いる場合、伝送電力増幅器の非線形性(とくに基地局内における)が2進変調法の場合に比べてさらに明白になるという事実に起因し、最大8PSK送信出力レベルにおいて強制的に2〜4dBの出力制限(バックオフ)が課される。高速信号設定情報を伝送する場合このバックオフを課す必要がないことは著しい利点となる。その理由として、最大出力レベルは端末装置がセル境界の近くにある状況に関連するものであること、および、高速信号設定情報は、可能な限り故障なく受信されることが望ましいハンドオーバー関連情報を運ぶ場合が多いことがあげられる。
【0032】
高速信号設定情報用としてより高い下り回線送信出力レベルを使用することは、移動局が行なう受信出力の測定と報告とに影響を与えることに留意されたい。通信網は対応する法外に高い測定結果の補償を行なわなければならない。このような補償を実行する技術は当業者の通常の能力の範囲内にある。
【0033】
セルラー無線通信網の基地局および端末装置などの送受信装置の構造と機能に対する本発明の効果について簡単に説明することにより結論とする。図6の上部に例示されているように、送信装置は、ユーザーデータチャネルエンコーダブロック601と、高速信号設定チャネルエンコーダブロック602と、チャネル符号化されたシンボルをバーストの中にパックするバーストフォーマットブロック603とを有する。後者(バーストフォーマットブロック603)はバースト形成制御ブロック604のコマンドの下で作動し、トレーニングシーケンス生成装置603’からトレーニングシーケンスの正しいフォームを受信することができる。チャネルエンコーダブロックへの入力は、従来から知られているようにユーザーデータ形成部(電話内のマイクや音声符号器など)と、高速信号設定データ形成部(制御装置)とから入来し、バースト形成制御(ブロック604)は、典型的にはさらに大きなシステム制御ブロックのサブブロックである。フォーマットされたバーストは、バースト形成制御ブロック604によって命令された変調法および位相回転法を利用する送信ブロック605によって伝送される。
【0034】
受信装置では、受信ブロック606が送信バーストを受信し、制御ブロック608によって再び命令される復調方法を用いてこの送信バーストをベースバンドシンボルシーケンスに変換する。バースト分解ブロック607は、トレーニングシーケンスと他のオーバーヘッド情報から受信バーストを剥ぎ取り、実際のユーザーデータシンボルをユーザーデータチャネル復号化ブロック609へ、また、高速信号設定情報シンボルを高速信号設定チャネル復号化ブロック610へ送信する。制御ブロック608のオペレーションは、制御ブロック608が、検出された位相回転特性の形で受信ブロックからおよび/またはスチーリングフラッグインジケータシンボル値の形でバースト分解ブロック607からどのような情報を受信したかに依存する。復号化ブロック609と610とは復号化されたユーザーデータと信号設定情報とを必要とする受信装置の部分と従来から知られているように接続され、制御ブロック608は典型的には再びさらに大きなシステム制御機能の一部となる。
【0035】
本発明によれば、送信装置内のブロック604と603とは完全な送信バーストまたはバーストの1/2部分を高速信号設定情報の利用に割り振るように構成される。さらに、制御ブロック604は、高速信号設定情報シンボルに2進位相変調法を用いることを送信機に命令するように構成される。受信機では、ブロック607と608とは、完全な高速信号バーストまたはバーストの1/2部分が現れたとき、それらをブロック610へ振り向けるように構成される。位相回転ベースの表示メカニズムが利用される場合、受信ブロック606は受信されたシンボルの位相回転特性を検出し、制御ブロック608に対してこれらの特性を通知するように構成される。
【0036】
本発明の出願の主要領域としてECSDについて述べてきたが、本発明は、異なる深さの2つの変調レベルがユーザーデータと高速信号設定情報との伝送に利用可能であるような、また、ユーザーデータから「盗まれた」容量を用いて高速信号設定情報の伝送がさらに行なわれるようなすべてのセルラー無線通信網とシステムとに対して等しく適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態にかかわる高速信号設定情報の伝送を例示する。
【図2】 本発明の第2の実施の形態にかかわる高速信号設定情報の伝送を例示する。
【図3】 図1の実施の形態と関連して用いることができる可能なインターリービング方式を例示する。
【図4】 送信バーストのある特性を特定する位相回転の利用を例示する。
【図5】 本発明の実施の形態にかかわる方法の概略図である。
【図6】 本発明の実施の形態と関連するハードウェアの概略図である。
【符号の説明】
101 送信装置
102 受信装置
111〜120 送信バースト
Claims (16)
- 連続するシンボルからなる不連続送信バースト(111〜120、211〜220、310〜313)でトラフィックチャネルによってユーザーデータ送信が行なわれるセルラー無線通信網において、信号設定情報を送信装置(101)から送信する方法であって、
1つの信号設定情報をシンボルにフォーマットする工程と、
ユーザーデータに対する変調法と比べて高速信号設定情報の伝送に対して敏感さの少ない変調法を用いて、トラフィックチャネル上の一定の送信バースト中で1ブロックの連続するシンボルである高速付随制御チャンネルとして前記信号設定情報を運ぶ前記シンボルを伝送する工程と、
前記送信バーストが信号設定情報を運ぶシンボルを含むことを前記一定の送信バーストの範囲内で示す工程とを有することを特徴とする方法。 - 完全な送信バースト(114〜117、310〜313)が、前記信号設定情報を運ぶ前記シンボルで満たされる請求項1記載の方法。
- いくつかの連続する完全な送信バースト(114〜117、310〜313)が、前記信号設定情報を運ぶ前記シンボルで満たされる請求項2記載の方法。
- いくつかの非連続な完全な送信バーストが、前記信号設定情報を運ぶ前記シンボルで満たされる請求項2記載の方法。
- さらに、送信バーストが、第1の1/2部分と、トレーニングシーケンスと、第2の1/2部分とから構成され、送信バースト(212〜219)の1/2部分が、前記信号設定情報を運ぶ前記シンボルで満たされる請求項1記載の方法。
- いくつかの連続する完全な送信バースト(212〜219)のおのおのにおいて、該連続する完全な送信バーストの1/2部分が前記信号設定情報を運ぶ前記シンボルで満たされる請求項5記載の方法。
- いくつかの非連続な完全な送信バーストのおのおので、該非連続な完全な送信バーストの1/2部分が前記信号設定情報を運ぶ前記シンボルで満たされる請求項5記載の方法。
- さらに、ユーザーデータを運ぶ前記シンボルを送信バーストで生成するために、第1の変調の深さをもつ第1の位相変調法が用いられる方法において、信号設定情報を運ぶ前記シンボルを送信バーストに生成するために、前記第1の変調の深さより浅い第2の変調の深さをもつ第2の位相変調法が用いられる請求項1記載の方法。
- 前記第1の変調法が8−レベル位相シフトキーイングであり、前記第2の変調法がガウス最小シフトキーイングである請求項8記載の方法。
- 前記第1の変調法を用いて前記シンボルを生成するために第1の位相回転方式が用いられ、前記第2の変調法を用いて前記シンボルを生成するために第2の位相回転方式が用いられ、前記第2の位相回転方式が前記第1の位相回転方式と実質的に区別できない請求項8記載の方法。
- 一定の送信バーストの範囲内で、該一定の送信バーストが信号設定情報を運ぶシンボルを含むことを示し、一定のインジケータ値を有するいくつかのフラグシンボルが前記送信バーストの範囲内に配置される請求項10記載の方法。
- さらに、送信バーストが、第1の1/2部分と、トレーニングシーケンスと、第2の1/2部分とから構成され、送信バーストの1/2部分だけが前記信号設定情報を運ぶ前記シンボルで満たされる方法において、前記送信バーストのどちらの1/2部分が信号設定情報を運ぶシンボルを含むかを示すために、2つのフラグシンボルが前記送信バーストの範囲内に配置される請求項11記載の方法。
- 前記第1の変調法を用いて前記シンボルを生成するために第1の位相回転方式が用いられ、前記第2の変調法を用いて前記シンボルを生成するために第2の位相回転方式が用いられ、前記第2の位相回転方式が前記第1の位相回転方式と実質的に区別可能であり、さらに、該一定の送信バーストの中に信号設定情報を運ぶシンボルが含まれることが前記第2の位相回転方式の使用によって一定の送信バーストの範囲内で示される請求項8記載の方法。
- 連続するシンボルからなる不連続送信バーストでトラフィックチャネルを介してセルラー無線通信網で信号設定情報を受信装置へ伝送する送信装置であって、
1つの信号設定情報をシンボルにフォーマットする手段(602)と、
ユーザーデータに対する変調法と比べて高速信号設定情報の伝送に対して敏感さの少ない変調法を用いて、トラフィックチャネル(603、605)上の一定の送信バースト中で1ブロックの連続するシンボルとして前記信号設定情報を運ぶ前記シンボルを伝送する手段と、
信号設定情報を運ぶシンボルを含むことを前記一定の送信バーストの範囲内で該送信バーストが示す手段(603)とからなる送信装置。 - ユーザーデータを運ぶ前記シンボルを送信バーストに生成するために、第1の変調の深さの第1の位相変調法を適用するデュアルモード位相変調器(605)を有し、信号設定情報を運ぶ前記シンボルを送信バーストに生成するために、前記第1の変調の深さより浅い第2の変調の深さの第2の位相変調法を有する請求項14記載の送信装置。
- 連続するシンボルからなる不連続送信バーストでトラフィックチャネルによってセルラー無線通信網において、信号設定情報を受信するための装置であって、
トラフィックチャネルの不連続送信バーストにより連続したシンボルのブロックとして信号設定情報を搬送しているシンボルを受信するための手段(606)、
データチャネル複合化ブロック(609)へユーザデータシンボルと信号化設定情報を信号化の設定チャネルとしての高速信号設定チャネル復号化ブロック(610)へ送るバースト分解ブロック(607)であって、当該高速信号設定チャネル復号化ブロック(610)が、ユーザーデータに対してデータチャネル複合化ブロック(609)によって用いられる変調法と比べて敏感さの少ない変調法を用いてなるバースト分解ブロック(607)、および
前記不連続送信バーストが信号設定情報を運ぶシンボルを含むことを当該送信バーストの範囲内で示していることを検知するためのコントローラであって、当該送信バーストが、が検知された位相回転特性の形態で受信する手段から、および/またはスチーリングフラッグとしてのインジケータビットの形態での前記バースト分解ブロックからの情報に基づくシンボル搬送信号化情報を含み、バースト分解ブロック(607)を制御するコントローラ
を備えてなる装置。
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