JP4568843B2 - 解析曲面セグメンテーション装置、方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Description
ii)本実施の形態の方法(シャープ頂点の認識なし:W=5,α=0.9)
iii)本実施の形態の方法(シャープ頂点の認識あり:W=2,α=0.9;W=5,α=0.9)
比較には、図5のモデルに、平均メッシュ稜線長に5%の標準偏差のガウス乱数を用いて人為的にノイズを加えたモデルを用いた。図5(A)では、理論的には一定であるべき円筒面上でも曲率が変化している。これは、(i)の方法では、ノイズの多いメッシュモデルに対して精度の高い主曲率を算出することができないことを示している。図5(B)では、円筒面上で主曲率がほとんど一定であるように見える。しかし、円筒面と平面とが交わるシャープエッジの近くでは大きく変化している。このことは、(ii)の方法はシャープエッジの近くで算出される主曲率が誤算されることを示している。図5(C)では、円筒面上で、さらにはシャープエッジの近くでも主曲率がほとんど一定である。このことは、シャープエッジを含むノイズの多いメッシュモデルに対しても主曲率を精度良く計算できることを示している。
算出した各頂点の主曲率を比較し、その頂点viがトーラスを除く解析曲面のうちのどれに属するかを推定するラベルを割り当てる。本実施の形態では、平面:ラベル1、円筒・円錐面:ラベル2、球面:ラベル3、その他の面:ラベル0を割り当てる。ここでは、(7)式に示すように、3つのパラメータを用いる。これらは、ε1=ε2=ε3=0.01に設定するとほとんどのメッシュモデルで良い結果が得られるが、複雑な形状のモデルに対しては、その形状やメッシュの解像度に応じて適切に設定する。
上のステップSTA1の処理だけでは、円筒面と円錐面上の頂点には同じラベル2が割り当てられる。また複数の円筒面が滑らかに接続している場合、本来それぞれの円筒面に対して1つずつシード領域を生成したいはずが、曲面境界付近の頂点も同じラベル2を持ち、それらの複数の円筒面に対して1つのシード領域が生成されてしまう。
これまでのステップSTA1,2でトーラス面を除く4種類の曲面に対しては頂点ラベルを割り当てた。形状を構成する曲面がすべて解析曲面で構成されていると仮定すると、残りの大部分はトーラス面であると考えられる。そこで、ラベル0を持つ頂点最大・最小主曲率を比較して、トーラス面上にあると推定される頂点群を分類する。
生成したシード領域内の頂点に解析曲面をフィッティングする。ここでいう曲面フィッティングとは、図10〜図14に示す各曲面を定義する幾何パラメータを決定することである。
図10に示すように、平面Rplは、その単位法線ベクトルn=(nx,ny,nz)と原点からの距離dで定義される。本実施の形態の方法では、シード領域内のn個の頂点viの法線ベクトルn’iの平均値を算出し、これを正規化したものを単位法線ベクトルnとして算出する。原点oからの距離dは(9)式を用いて算出する。
図11に示すように、円筒面Rcylは、単位軸方向ベクトルd=(dx,dy,dz)、半径r、軸上の任意点p=(px,py,pz)で定義される。円筒フィッティングは、4つのステップから成る。
図12に示すように、球面Rsphは、中心点c=(cx,cy,cz)と半径rで定義される。そこで、(12)式を最小2乗法を用いて解き、係数(A,B,C,D)から中心点cと半径rを算出する。
図13に示すように、円錐面Rcrnについては、単位軸方向ベクトルd=(dx,dy,dz)、頂点a=(ax,ay,az)、頂角θで定義される。この円錐面のフィッティングは3つのステップから成る。最初には、軸方向ベクトルdを円筒と同様の、頂点法線のガウス球マッピングに基づいた方法で求める。次に、円錐の頂点aとメッシュの各頂点viとを結ぶベクトルがメッシュの各頂点の法線n’iと直交するという条件から、頂点aを(13)式を最小2乗法を用いて解くことで算出する。
図14に示すように、トーラス面Rtrsについては、半径rの球をある軸周りに回転させた軌跡となる曲面である。このトーラス面は、単位軸方向ベクトルd=(dx,dy,dz)、中心点c=(cx,cy,cz)、小半径r、大半径Rで定義される。
以上で、各シード領域に対してその曲面種類の解析曲面をフィッティングし、それら決定する幾何パラメータを算出した。ここでは、これらを利用して解析曲面領域を抽出する。
抽出した領域間の隣接関係を構築するため、各領域間の境界線を抽出する。これまでの処理では、特にシャープエッジ付近において、いずれの領域にも属していない頂点が存在しやすい。そこで、これらの頂点をいずれかの領域に統合するため、まず、先のステップで設定した頂点追加の閾値(thpos ,thnorm)を、(1.0,16.0)、(1.5,24.0)、(2.0,32.0)、…のように段階的に大きくし、段階毎に領域拡大を行い、すべての頂点をいずれかの領域に統合する。
図27Cは解析曲面間のフィレット面の認識結果を示している。
2 データ記憶部
3 メッシュ主曲率算出部
4 シード領域生成部
5 解析曲面領域抽出部
6 境界線抽出部
7 領域種別認識部
8 ソリッドモデルデータ生成部
9 制御演算処理部
21 キーボード
22 マウス
23 ディスプレイ
100 解析曲面セグメンテーション装置
Claims (12)
- 入力された若しくは記憶装置から読出されたメッシュモデルデータを受け付けるメッシュデータ受付手段と、
前記メッシュモデルデータからメッシュモデルの各頂点の主曲率を計算し、最大主曲率の値が閾値より大きな頂点をシャープ頂点として除外するメッシュ主曲率算出手段と、
前記シャープ頂点ではない頂点の主曲率をもとに、ある1つの解析曲面に属しているとみなせる連結頂点集合からなるシード領域を生成するシード領域生成手段と、
前記シード領域生成手段が生成したシード領域内の頂点に基づき、各解析曲面を定義する幾何パラメータを決定し、前記シード領域に解析曲面をフィッティングする解析曲面フィッティング手段と、
前記シード領域生成手段が生成したシード領域に隣接する頂点のうち、前記解析曲面フィッティング手段がフィッティングした解析曲面に対する位置と法線の誤差が閾値よりも小さい頂点を当該シード領域に追加してシード領域を拡大して、拡大したシード領域を表わす解析曲面領域を抽出する解析曲面領域抽出手段と、
前記解析曲面領域抽出手段が抽出した複数の連結した解析曲面領域それぞれについて、フィレット面領域、線形押し出し面領域又は回転面領域を認識する解析曲面領域認識手段と、
前記解析曲面領域抽出手段の抽出した解析曲面と前記解析曲面領域認識手段が認識したフィレット面領域、線形押し出し面領域及び回転面領域との認識結果を出力するデータ出力手段とを備え、
前記メッシュ主曲率算出手段は、曲率評価範囲を決定するパラメータの第1の値を各頂点に接続する稜線の平均長さの2倍に設定して各頂点の主曲率を算出し、前記各頂点のうちその最大主曲率の値が閾値より大きな頂点をシャープ頂点と分類し、当該シャープ頂点でない頂点に対して、前記曲率評価範囲を決定するパラメータの第2の値を各頂点に接続する稜線の平均長さの5倍に設定し、主曲率を算出する2パス演算を実行し、
前記シード領域生成手段は、前記メッシュ主曲率算出手段が算出したシャープ頂点を除いた各頂点の主曲率値を比較し、各頂点に対してそれが平面、円筒面、円錐面、球面、その他の面のうちのどれに属するかを識別するラベルを割り当て、割り当てたラベルに基づき、同じラベルを持つ連結頂点集合をシード領域として抽出することを特徴とする解析曲面セグメンテーション装置。 - 前記シード領域生成手段は、前記その他の面に属するラベルが割り当て頂点に対して、横軸を主曲率、縦軸をその主曲率の値を持つ頂点数としたヒストグラムを作成し、ある主曲率値を持つ頂点数が閾値より大きければ、それらの頂点群にトーラス面のラベルを割り当てることを特徴とする請求項1に記載の解析曲面セグメンテーション装置。
- 前記解析曲面フィッティング手段は、
円筒・円錐面については、まず、シード領域内の頂点の法線とガウス球との交点群に平面をフィッティングし、この平面の法線を軸方向として算出し、
円筒面については、シード領域内の頂点を、軸方向を法線に持ち原点を通る平面に投影し、投影面上で円弧をフィッティングし、その円弧の中心と軸上の任意点を求め、
円錐面については、円錐の頂点とメッシュの各頂点とを結ぶベクトルがメッシュの各頂点の法線と直交するという条件から、その頂点を最小2乗法を用いて算出し、最後に、軸方向とメッシュ頂点の法線のなす角度の平均値から頂角を求めることを特徴とする請求項1又は2に記載の解析曲面セグメンテーション装置。 - 入力された若しくは記憶装置から読出されたメッシュモデルデータを受け付けるステップと、
前記メッシュモデルデータからメッシュモデルの各頂点の主曲率を計算し、最大主曲率の値が閾値より大きな頂点をシャープ頂点として除外するメッシュ主曲率算出ステップと、
前記シャープ頂点ではない頂点の主曲率をもとに、ある1つの解析曲面に属しているとみなせる連結頂点集合からなるシード領域を生成するシード領域生成ステップと、
前記シード領域生成ステップで生成したシード領域内の頂点に基づき、各解析曲面を定義する幾何パラメータを決定し、前記シード領域に解析曲面をフィッティングする解析曲面フィッティングステップと、
前記シード領域生成ステップで生成したシード領域に隣接する頂点のうち、前記解析曲面フィッティングステップでフィッティングした解析曲面に対する位置と法線の誤差が閾値よりも小さい頂点を当該シード領域に追加してシード領域を拡大して、拡大したシード領域を表わす解析曲面領域を抽出する解析曲面領域抽出ステップと、
前記解析曲面領域抽出ステップで抽出した複数の連結した解析曲面領域それぞれについて、フィレット面領域、線形押し出し面領域又は回転面領域を認識する解析曲面領域認識ステップと、
前記解析曲面領域抽出ステップで抽出した解析曲面と前記解析曲面領域認識ステップで認識したフィレット面領域、線形押し出し面領域及び回転面領域との認識結果を出力するデータ出力ステップとを有し、
前記メッシュ主曲率算出ステップにおいては、曲率評価範囲を決定するパラメータの第1の値を各頂点に接続する稜線の平均長さの2倍に設定して各頂点の主曲率を算出し、前記各頂点のうちその最大主曲率の値が閾値より大きな頂点をシャープ頂点と分類し、当該シャープ頂点でない頂点に対して、前記曲率評価範囲を決定するパラメータの第2の値を各頂点に接続する稜線の平均長さの5倍に設定して主曲率を算出し、
前記シード領域生成ステップにおいては、前記メッシュ主曲率算出ステップで算出したシャープ頂点を除いた各頂点の主曲率値を比較し、各頂点に対してそれが平面、円筒面、円錐面、球面、その他の面のうちのどれに属するかを識別するラベルを割り当て、割り当てたラベルに基づき、同じラベルを持つ連結頂点集合をシード領域として抽出することを特徴とする解析曲面セグメンテーション方法。 - 前記シード領域生成ステップでは、前記その他の面に属するラベルが割り当てられた頂点に対して、横軸を主曲率、縦軸をその主曲率の値を持つ頂点数としたヒストグラムを作成し、ある主曲率値を持つ頂点数が閾値より大きければ、それらの頂点群にトーラス面のラベルを割り当てることを特徴とする請求項4に記載の解析曲面セグメンテーション方法。
- 前記解析曲面フィッティングステップでは、
円筒・円錐面については、まず、シード領域内の頂点の法線とガウス球との交点群に平面をフィッティングし、この平面の法線を軸方向として算出し、
円筒面については、シード領域内の頂点を、軸方向を法線に持ち原点を通る平面に投影し、投影面上で円弧をフィッティングし、その中心と軸上の任意点を求め、
円錐面については、円錐の頂点とメッシュの各頂点とを結ぶベクトルがメッシュの各頂点の法線と直交するという条件から、その頂点を最小2乗法を用いて算出し、最後に、軸方向とメッシュ頂点の法線のなす角度の平均値から頂角を求めることを特徴とする請求項4又は5に記載の解析曲面セグメンテーション方法。 - 入力された若しくは記憶装置から読出されたメッシュモデルデータを受け付けるステップと、
前記メッシュモデルデータからメッシュモデルの各頂点の主曲率を計算し、最大主曲率の値が閾値より大きな頂点をシャープ頂点として除外するメッシュ主曲率算出ステップと、
前記シャープ頂点ではない頂点の主曲率をもとに、ある1つの解析曲面に属しているとみなせる連結頂点集合からなるシード領域を生成するシード領域生成ステップと、
前記シード領域生成ステップで生成したシード領域内の頂点に基づき、各解析曲面を定義する幾何パラメータを決定し、前記シード領域に解析曲面をフィッティングする解析曲面フィッティングステップと、
前記シード領域生成ステップで生成したシード領域に隣接する頂点のうち、前記解析曲面フィッティングステップでフィッティングした解析曲面に対する位置と法線の誤差が閾値よりも小さい頂点を当該シード領域に追加してシード領域を拡大して、拡大したシード領域を表わす解析曲面領域を抽出する解析曲面領域抽出ステップと、
前記解析曲面領域抽出ステップで抽出した複数の連結した解析曲面領域それぞれについて、フィレット面領域、線形押し出し面領域又は回転面領域を認識する解析曲面領域認識ステップと、
前記解析曲面領域抽出ステップで抽出した解析曲面と前記解析曲面領域認識ステップで認識したフィレット面領域、線形押し出し面領域及び回転面領域との認識結果を出力するデータ出力ステップとをコンピュータに実行させる解析曲面セグメンテーションプログラムであって、
前記メッシュ主曲率算出ステップでは、曲率評価範囲を決定するパラメータの第1の値を各頂点に接続する稜線の平均長さの2倍に設定して各頂点の主曲率を算出し、前記各頂点のうちその最大主曲率の値が閾値より大きな頂点をシャープ頂点と分類し、当該シャープ頂点でない頂点に対して、前記曲率評価範囲を決定するパラメータの第2の値を各頂点に接続する稜線の平均長さの5倍に設定して主曲率を算出し、
前記シード領域生成ステップでは、前記メッシュ主曲率算出ステップで算出したシャープ頂点を除いた各頂点の主曲率値を比較し、各頂点に対してそれが平面、円筒面、円錐面、球面、その他の面のうちのどれに属するかを識別するラベルを割り当て、割り当てたラベルに基づき、同じラベルを持つ連結頂点集合をシード領域として抽出することを特徴とする解析曲面セグメンテーションプログラム。 - 前記シード領域生成ステップでは、前記コンピュータに、前記その他の面に属するラベルが割り当てられた頂点に対して、横軸を主曲率、縦軸をその主曲率の値を持つ頂点数としたヒストグラムを作成し、ある主曲率値を持つ頂点数が閾値より大きければ、それらの頂点群にトーラス面のラベルを割り当てさせることを特徴とする請求項7に記載の解析曲面セグメンテーションプログラム。
- 前記解析曲面フィッティングステップでは、前記コンピュータに、
円筒・円錐面については、まず、シード領域内の頂点の法線とガウス球との交点群に平面をフィッティングし、この平面の法線を軸方向として算出し、
円筒面については、シード領域内の頂点を、軸方向を法線に持ち原点を通る平面に投影し、投影面上で円弧をフィッティングし、その中心と軸上の任意点を求め、
円錐面については、円錐の頂点とメッシュの各頂点とを結ぶベクトルがメッシュの各頂点の法線と直交するという条件から、その頂点を最小2乗法を用いて算出し、最後に、軸方向とメッシュ頂点の法線のなす角度の平均値から頂角を求めさせることを特徴とする請求項7又は8に記載の解析曲面セグメンテーションプログラム。 - 入力された若しくは記憶装置から読出されたメッシュモデルデータを受け付けるステップと、
前記メッシュモデルデータからメッシュモデルの各頂点の主曲率を計算し、最大主曲率の値が閾値より大きな頂点をシャープ頂点として除外するメッシュ主曲率算出ステップと、
前記シャープ頂点ではない頂点の主曲率をもとに、ある1つの解析曲面に属しているとみなせる連結頂点集合からなるシード領域を生成するシード領域生成ステップと、
前記シード領域生成ステップで生成したシード領域内の頂点に基づき、各解析曲面を定義する幾何パラメータを決定し、前記シード領域に解析曲面をフィッティングする解析曲面フィッティングステップと、
前記シード領域生成ステップで生成したシード領域に隣接する頂点のうち、前記解析曲面フィッティングステップでフィッティングした解析曲面に対する位置と法線の誤差が閾値よりも小さい頂点を当該シード領域に追加してシード領域を拡大して、拡大したシード領域を表わす解析曲面領域を抽出する解析曲面領域抽出ステップと、
前記解析曲面領域抽出ステップで抽出した複数の連結した解析曲面領域それぞれについて、フィレット面領域、線形押し出し面領域又は回転面領域を認識する解析曲面領域認識ステップと、
前記解析曲面領域抽出ステップで抽出した解析曲面と前記解析曲面領域認識ステップで認識したフィレット面領域、線形押し出し面領域及び回転面領域との認識結果を出力するデータ出力ステップとを有し、
前記メッシュ主曲率算出ステップでは、曲率評価範囲を決定するパラメータの第1の値を各頂点に接続する稜線の平均長さの2倍に設定して各頂点の主曲率を算出し、前記各頂点のうちその最大主曲率の値が閾値より大きな頂点をシャープ頂点と分類し、当該シャープ頂点でない頂点に対して、前記曲率評価範囲を決定するパラメータの第2の値を各頂点に接続する稜線の平均長さの5倍に設定して主曲率を算出し、
前記シード領域生成ステップでは、前記メッシュ主曲率算出ステップで算出したシャープ頂点を除いた各頂点の主曲率値を比較し、各頂点に対してそれが平面、円筒面、円錐面、球面、その他の面のうちのどれに属するかを識別するラベルを割り当て、割り当てたラベルに基づき、同じラベルを持つ連結頂点集合をシード領域として抽出する解析曲面セグメンテーションプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。 - 前記シード領域生成ステップでは、前記その他の面に属するラベルが割り当てられた頂点に対して、横軸を主曲率、縦軸をその主曲率の値を持つ頂点数としたヒストグラムを作成し、ある主曲率値を持つ頂点数が閾値より大きければ、それらの頂点群にトーラス面のラベルを割り当てることを特徴とする請求項10に記載の解析曲面セグメンテーションプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
- 前記解析曲面フィッティングステップでは、
円筒・円錐面については、まず、シード領域内の頂点の法線とガウス球との交点群に平面をフィッティングし、この平面の法線を軸方向として算出し、
円筒面については、シード領域内の頂点を、軸方向を法線に持ち原点を通る平面に投影し、投影面上で円弧をフィッティングし、その中心と軸上の任意点を求め、
円錐面については、円錐の頂点とメッシュの各頂点とを結ぶベクトルがメッシュの各頂点の法線と直交するという条件から、その頂点を最小2乗法を用いて算出し、最後に、軸方向とメッシュ頂点の法線のなす角度の平均値から頂角を求めることを特徴とする請求項10又は11に記載の解析曲面セグメンテーションプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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