JP4567070B2 - 折板屋根用取付け金具 - Google Patents

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Description

本発明は、フラットな頂面を有する山部間に谷部が形成されていると共に両端の山部の頂面からその幅方向に対し略垂直に立ち上がる立上がり部を有するはぜ部が設けられている折板製の屋根板を、隣合う屋根板のはぜ部同士をはぜ締めすることにより形成される折板屋根の山部上に、太陽電池モジュールや屋上緑化パネル等の屋根設置型構造物を取り付けるための折板屋根用取付け金具に関するものであって、特に隣合う屋根板のはぜ部同士を立上がり部の一方側ではぜ締めすることにより形成される折板屋根の山部上に、屋根設置型構造物を取り付けるのに好適な折板屋根用取付け金具に関するものである。
一般に、フラットな頂面を有する山部間に谷部が形成されていると共に両端の山部の頂面からその幅方向に対し略垂直に立ち上がる立上がり部の先端にはぜ部が設けられている折板製の屋根板を、隣合う屋根板のはぜ部同士をはぜ締めすることにより形成される折板屋根は、主に工場や倉庫等の比較的大型の建築物の屋根部材として多用されており、このような折板屋根の屋根上における広大なスペースを有効活用すべく、近年では折板屋根上に太陽電池モジュールや屋上緑化パネル等の屋根設置型構造物が取り付けられることが多くなってきている。
このような折板屋根上に太陽電池モジュールや屋上緑化パネル等の屋根設置型構造物を取り付ける方法としては、例えばそれぞれ上辺部と中辺部と下辺部とからなる第1コの字状部材と第2コの字状部材とを有する取付具において、第1コの字状部材の上辺部に第1締結具を保持するための雌ねじ孔を形成し、第2コの字状部材の上辺部に第1締結具を挿通するための長孔を形成すると共に、第1コの字状部材の上辺部と第2コの字状部材の上辺部とを対向させた上で第1コの字状部材の上辺部の下に第2コの字状部材の上辺部を重合させた状態において、長孔と雌ねじ孔とが重合するようにして第2コの字状部材を対向方向にスライド自在である取付具(例えば,特許文献1参照。)や、一対の取付脚と、両取付脚の上部で対向するボルト用の締結座と、両締結座どうしを繋ぐ上壁と、取付脚の下部に連続する押え壁を一体に折り曲げて形成された金具本体(例えば,特許文献2参照。)等の如く、下方側に少なくとも屋根板のはぜ部の立ち上がり部に当接される部位と中間部に穿設された穴部と上方側に屋根板の幅方向と平行で且つ互いに対向する方向に折曲され屋根設置型構造物を固定するためのボルトが立設される面とを有する一対の部材と、この一対の部材の両穴部間に間隔を開けた状態で一対の部材の両穴部を挟持するように締結される一組のボルト及びナットとから成る折板屋根用取付け金具を用いる方法が存在する。
また、一定の横幅を持つ左右一対のクランプ片で構成され、各クランプ片は、立ちはぜである突条の下方領域を押さえ付ける挟持先端部と、そこに続く膨出部と、前記挟持先端部の先端位置とほぼ同じ垂直位置にある垂直部と、該垂直部の上端に位置する水平部とを有し、垂直部には左右のクランプ片を一体に締め付けるときに用いるボルトのためのボルト孔が形成されている左右一対のクランプ片(例えば,特許文献3参照。)等の如く、下方側に少なくとも屋根板のはぜ部の立ち上がり部に当接される部位と中間部に穿設された穴部と上方側に屋根板の幅方向と平行で且つ互いに離反する方向に折曲され屋根設置型構造物を固定するための穴が穿設された面とを有する一対の部材と、この一対の部材の両穴部間近傍の面が当接する状態で一対の部材の両穴部を挟持するように締結される一組のボルト及びナットとから成る折板屋根用取付け金具を用いる方法も存在する。
しかしながら、これらのような折板屋根用取付け金具を用いれば、折板屋根上に太陽電池モジュールや屋上緑化パネル等の屋根設置型構造物を取り付けることができるものの、これらのような折板屋根用取付け金具では、一対の部材をそれぞれの下方側の部位が屋根板のはぜ部の立上がり部に当接すると共にそれぞれの中間部の穴部が一致するような状態となるようにそれぞれの部材を設置せしめた後に、このような一対の部材の設置位置を維持せしめた状態で一方の部材の穴部からボルトを他方の部材の穴部からその先端が突出するまで挿入し、しかる後に他方の部材の穴部から突出するボルトの先端にナットを螺合することにより折板屋根の山部上に固定されるものであるから、その固定の際の工数が多く且つ作業が非常に煩わしく面倒であるという欠点があるばかりでなく、作業者は折板屋根上で終始屈んだ状態で作業を行わなくてはならないためその作業性が悪いという欠点もあり、更には一般に太陽電池モジュールや屋上緑化パネル等の屋根設置型構造物は折板屋根上に数多く設置されるものであると共に屋根設置型構造物を設置する際には1つの屋根設置型構造物毎に複数の折板屋根用取付け金具を用いなければならないものであるから、折板屋根の山部上に屋根設置型構造物を取り付ける工事を施工する際には大量の折板屋根用取付け金具をそれぞれ所定の位置に固定しなければならないので、このような固定の際の工数が多く且つ作業性の悪い折板屋根用取付け金具を用いると、屋根設置型構造物を取り付ける工事全体の施工効率が大幅に低下するという欠点もあった。
また、特に後者の下方側に少なくとも屋根板のはぜ部の立ち上がり部に当接される部位と中間部に穿設された穴部と上方側に屋根板の幅方向と平行で且つ互いに離反する方向に折曲され屋根設置型構造物を固定するための穴が穿設された面とを有する一対の部材と、この一対の部材の両穴部間近傍の面が当接する状態で一対の部材の両穴部を挟持するように締結される一組のボルト及びナットとから成る折板屋根用取付け金具では、ボルト及びナットの位置が屋根設置型構造物を固定するための穴が穿設された面の下方に位置するから、ボルトにナットを螺合する作業を行う際に屋根設置型構造物を固定するための穴やボルト・ナットが穿設された面が邪魔となるために、更にその作業性が悪化するという欠点があった。
実用新案登録第3123885号公報 特開2007−205058号公報(請求項5,図6等) 特開2007−154422号公報(段落番号0028,図2等)
本発明は、前記従来技術の欠点を解消し、フラットな頂面を有する山部間に谷部が形成されていると共に両端の山部の頂面からその幅方向に対し略垂直に立ち上がる立上がり部を有するはぜ部が設けられている折板製の屋根板を、隣合う屋根板のはぜ部同士をはぜ締めすることにより形成される折板屋根の山部上に、太陽電池モジュールや屋上緑化パネル等の屋根設置型構造物を取り付けるための折板屋根用取付け金具に関するものであって、特に隣合う屋根板のはぜ部同士を立上がり部の一方側ではぜ締めすることにより形成される折板屋根の山部上に、屋根設置型構造物を取り付けるのに好適で且つその施工効率や作業性を向上せしめた折板屋根用取付け金具を提供することを課題とする。
本発明者らは前記課題を解決すべく鋭意研究の結果、隣合う屋根板のはぜ部同士をはぜ締めすることにより形成される折板屋根として、そのはぜ部同士をその立上がり部の一方側ではぜ締めすることにより形成された形状のはぜ部を有するもの、即ち他方の立上がり部の他方側には一切出っ張りのない形状のはぜ部を有するものを採用すると共に、このような折板屋根の山部上に屋根設置型構造物を取り付ける折板屋根用取付け金具として、下方側に屋根板の山部の頂面及び一方側の立上がり部に当接する部位を有する部材に対し、下方側に屋根板の山部の頂面及び他方側の立ち上がり部に当接する部位を有する部材が屋根板の幅方向に対し略垂直にスライド可能で且つ下方に移行されるにつれて両部材間の距離が縮まるような構成、及びこのような両部材間の距離が縮まった状態を両部材の上方側からボルトにナットを螺合せしめるだけで維持できるような構成を備えたものとすれば、隣合う屋根板のはぜ部同士を立上がり部の一方側ではぜ締めすることにより形成される折板屋根の山部上に、屋根設置型構造物を取り付けるのに好適で且つその施工効率や作業性を格段に向上させることができることを究明して本発明を完成したのである。
即ち本発明は、フラットな頂面を有する山部間に谷部が形成されていると共に両端の山部の頂面からその幅方向に対し略垂直に立ち上がる立上がり部を有するはぜ部が設けられている折板製の屋根板を、隣合う屋根板のはぜ部同士を立上がり部の一方側ではぜ締めすることにより形成される折板屋根の山部上に、屋根設置型構造物を取り付けるための折板屋根用取付け金具であって、
少なくとも屋根板の山部の頂面に当接される頂面当接部位と屋根板の山部のはぜ部の一方側の立上がり部に当接される立上がり部当接部位とを有し且つその高さがはぜ部よりも高く形成された第1挟持部位と、該第1挟持部位に連続し屋根板の幅方向に対し略垂直に立ち上がりその高さ方向の下方側から上方側に至るまで幅が略同一のスライド用穴が形成され且つ該スライド用穴の上下方向の両側縁の該第1挟持部位側に上方が短く下方が長い台形状のリブが折曲された被係合面と、該被係合面に連続し屋根板の幅方向に対し略平行に該第1挟持部位側へ向けて折曲形成されその上面側にボルトが立設された立設面とを有する鋼板製の雌型部材と、
少なくとも屋根板の山部の頂面に当接される頂面当接部位と屋根板の山部のはぜ部の他方側の立上がり部に当接される立上がり部当接部位とを有し且つその高さが前記雌型部材の第1挟持部位と略同じ高さに形成された第2挟持部位と、該第2挟持部位に連続し屋根板の幅方向に対し略垂直に立ち上がりその高さが該雌型部材の被係合面の高さに構成鋼板の厚さを加えた高さに形成され且つその高さ方向の下方側に屋根板の幅方向に対し略平行に該第2挟持部位と反対側へ向けてその幅が該雌型部材の被係合面のスライド用穴の幅と略等しいスライド片と該スライド片に続いて該雌型部材の被係合面のリブの端縁に沿って移動する係止部とが折曲されているスライド係合面と、該スライド係合面に連続し屋根板の幅方向に対し略平行に該第2挟持部位と反対側へ向けて折曲形成され該雌型部材の立設面のボルトが挿通される挿通穴が穿設された支持面とを有する鋼板製の雄型部材と、
前記雄型部材の支持面の挿通穴に前記雌型部材の立設面のボルトが挿通された状態で該ボルトに螺合され、該雌型部材の被係合面のスライド用穴に挿通された該雄型部材のスライド係合面のスライド片に続く係止部が該雌型部材の被係合面のリブの端縁に沿って下方側へ移行せしめ、該雌型部材の立設面の上面側と該雄型部材の支持面の下面側とを当接させ且つ該雌型部材の第1挟持部位と該雄型部材の第2挟持部位とで屋根板の山部のはぜ部を挟持させる状態を維持せしめるナットと、
から構成されていることを特徴とする折板屋根用取付け金具である。
そして、本発明に係る折板屋根用取付け金具において、雌型部材の第1挟持部位及び/又は雄型部材の第2挟持部位が、その下端から上方に向けてその幅方向と垂直な2本の切れ込みが形成されていると共にこれらの切れ込み間に位置する中間部が屋根板の山部のはぜ部の立上がり部と当接する立上がり部当接部位を形成するように折曲され且つこの立上がり部当接部位の両側に位置する部位の下端部がそれぞれ屋根板の山部の頂面と当接する頂面当接部位を形成するように折曲されていたり、雌型部材の第1挟持部位が、屋根板の山部のはぜ部のはぜ締めされた部位を包み込む形状を成す屈曲部位の下端側に該はぜ部の一方側の立上がり部と当接する立上がり部当接部位に続いて屋根板の山部の頂面と当接する頂面当接部位が折曲して形成されていたり、雄型部材の第2挟持部位の立上がり部当接部位が、スライド係合面と同一の平面を成していたりする様々な態様の第1挟持部位や第2挟持部位が存在するので好ましいことも究明したのである。
本発明に係る折板屋根用取付け金具は、雌型部材の被係合面に、その高さ方向の下方側から上方側に至るまで幅が略同一のスライド用穴が形成され且つこのスライド用穴の上下方向の両側縁の第1挟持部位側に上方が短く下方が長い台形状のリブが折曲されていると共に、雄型部材のスライド係合面に、その高さ方向の下方側に屋根板の幅方向に対し略平行に第2挟持部位と反対側へ向けてその幅が雌型部材の被係合面のスライド用穴の幅と略等しいスライド片とこのスライド片に続いて雌型部材の被係合面のリブの端縁に沿って移動する係止部とが折曲されている構成となっているから、この雄型部材のスライド係合面の係止部を雌型部材の被係合面のスライド用穴の上方側に位置せしめた状態で、先ず雌型部材の第1挟持部位の頂面当接部位を屋根板の山部の頂面に、そして第1挟持部位の立上がり部当接部位を屋根板の山部のはぜ部の一方側の立上がり部に当接させるように載置した後に、雄型部材の支持面の挿通穴に雌型部材の立設面のボルトを挿通させながら雄型部材を下方へスライドさせ、しかる後に雄型部材の支持面の挿通穴より突出する雌型部材の立設面のボルトにナットを螺合するだけで、雌型部材の第1挟持部位と雄型部材の第2挟持部位とで屋根板の山部のはぜ部を簡単に挟持させることができるばかりでなく、従来の折板屋根用取付け金具の如く一対の部材をそれぞれの下方側の部位が屋根板のはぜ部の立上がり部に当接させ且つそれぞれの中間部の穴部が一致するような状態へと設置したり、このような一対の部材の設置位置を維持せしめた状態でボルトとナットを締結させたりするような煩わしい面倒な作業を行う必要が一切ないので、その固定の際の工数を減らすことができるばかりでなく、その施工効率を格段に向上させることができるのである。
そして、本発明に係る折板屋根用取付け金具では、雌型部材が、被係合面に連続し屋根板の幅方向に対し略平行に第1挟持部位側へ向けて折曲形成されその上面側にボルトが立設された立設面を有していると共に、雄型部材が、スライド係合面に連続し屋根板の幅方向に対し略平行に第2挟持部位と反対側へ向けて折曲形成され雌型部材の立設面のボルトが挿通される挿通穴が穿設された支持面を有しているから、雄型部材の支持面の挿通穴に雌型部材の立設面のボルトを挿通させながら雄型部材を下方へスライドさせた後に、雄型部材の支持面の挿通穴より突出する雌型部材の立設面のボルトにナットを螺合する際に、両部材の上方から工具等でナットを螺合させることにより、雌型部材の立設面の上面側と雄型部材の支持面の下面側とを当接させ且つ雌型部材の第1挟持部位と雄型部材の第2挟持部位とで屋根板の山部のはぜ部を挟持させることができるので、従来の折板屋根用取付け金具の如く作業者は折板屋根上で終始屈んだ状態で作業を行う必要がないため、その作業者に掛かる負担を軽減させることができるだけでなく、その作業性をも格段に向上させることができる。
また、本発明に係る折板屋根用取付け金具では、雌型部材の被係合面のスライド用穴の上下方向の両側縁の第1挟持部位側に、上方が短く下方が長い台形状のリブが折曲されていると共に、雄型部材のスライド係合面に、その高さ方向の下方側に屋根板の幅方向に対し略平行に第2挟持部位と反対側へ向けてその幅が雌型部材の被係合面のスライド用穴の幅と略等しいスライド片とこのスライド片に続いて雌型部材の被係合面のリブの端縁に沿って移動する係止部とが折曲されているから、雌型部材の第1挟持部位の頂面当接部位を屋根板の山部の頂面に、そして第1挟持部位の立上がり部当接部位を屋根板の山部のはぜ部の一方側の立上がり部に当接させるように載置した後に、雄型部材の支持面の挿通穴に雌型部材の立設面のボルトを挿通させながら雄型部材を下方へスライドさせる際に、雄型部材のスライド係合面の係止部が雌型部材の上方が短く下方が長い台形状のリブの端縁に沿って移動するため、雄型部材を下方へ移行させるにつれて、雌型部材の被係合面と雄型部材のスライド係合面との間の隙間が徐々に狭まるのに伴い雌型部材の第1挟持部位と雄型部材の第2挟持部位とが接近してくるので、雌型部材の第1挟持部位と雄型部材の第2挟持部位とで屋根板の山部のはぜ部を強固に挟持させることができるばかりでなく、屋根設置型構造物に風圧等の影響により屋根板と離反させる力や近接させる力が負荷されたとしても屋根設置型構造物を固定した状態を確実に維持することができる。
そして、本発明に係る折板屋根用取付け金具において、雌型部材の第1挟持部位及び/又は雄型部材の第2挟持部位が、その下端から上方に向けてその幅方向と垂直な2本の切れ込みが形成されていると共にこれらの切れ込み間に位置する中間部が屋根板の山部のはぜ部の立上がり部と当接する立上がり部当接部位を形成するように折曲され且つこの立上がり部当接部位の両側に位置する部位の下端部がそれぞれ屋根板の山部の頂面と当接する頂面当接部位を形成するように折曲されていたり、雌型部材の第1挟持部位が、屋根板の山部のはぜ部のはぜ締めされた部位を包み込む形状を成す屈曲部位の下端側にはぜ部の一方側の立上がり部と当接する立上がり部当接部位に続いて屋根板の山部の頂面と当接する頂面当接部位が折曲して形成されていたり、雄型部材の第2挟持部位の立上がり部当接部位が、スライド係合面と同一の平面を成していたりする様々な態様の第1挟持部位や第2挟持部位が存在するので好ましいばかりでなく、屋根板の山部やはぜ部等の形状に応じて好適な態様の第1挟持部位や第2挟持部位を適宜採用することができて好ましい。
以下、図面により本発明に係る折板屋根用取付け金具について詳細に説明する。
図1は本発明に係る折板屋根用取付け金具の1実施例を示す側面説明図、図2は図1の正面説明図、図3は図1の斜視説明図、図4は図1に示す折板屋根用取付け金具に用いられる雌型部材の斜視説明図、図5は図1に示す折板屋根用取付け金具に用いられる雄型部材の斜視説明図、図6は図1に示す折板屋根用取付け金具を屋根板上に取り付ける途中の段階の1例を示す側面説明図、図7は図1に示す折板屋根用取付け金具を屋根板上に取り付けた状態を示す側面説明図、図8は本発明に係る折板屋根用取付け金具の他の実施例を屋根板上に取り付けた状態を示す側面説明図である。
図面中、1は少なくとも屋根板Rの山部Yの頂面Tに当接される頂面当接部位1aaと屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの一方側の立上がり部H1に当接される立上がり部当接部位1abとを有し且つその高さがはぜ部Hよりも高く形成された第1挟持部位1aと、この第1挟持部位1aに連続し屋根板Rの幅方向に対し略垂直に立ち上がりその高さ方向の下方側から上方側に至るまで幅が略同一のスライド用穴1baが形成され且つこのスライド用穴1baの上下方向の両側縁の第1挟持部位1a側に上方が短く下方が長い台形状のリブ1bb,1bbが折曲された被係合面1bと、この被係合面1bに連続し屋根板Rの幅方向に対し略平行に第1挟持部位1a側へ向けて折曲形成されその上面側にボルト1caが立設された立設面1cとを有する鋼板製の雌型部材である。
この雌型部材1は、後述する雄型部材2と協働して屋根板Rの山部Yのはぜ部Hを挟持するものであり、この雌型部材1と雄型部材2とで挟持される屋根板Rとしては、図6〜図8に示す如くフラットな頂面Tを有する山部Y間に谷部が形成されていると共に両端の山部Yの頂面Tからその幅方向に対し略垂直に立ち上がる立上がり部H1を有するはぜ部Hが設けられている折板製の屋根板Rを、隣合う屋根板Rのはぜ部H同士を立上がり部H1の一方側(図6〜図8における左側)ではぜ締めすることにより形成されるもの、言い換えれば屋根板Rの山部Yのはぜ部Hがその立上がり部H1の他方側(図6〜図8における右側)には一切出っ張りのない形状のものである必要がある。
これは、本発明に係る折板屋根用取付け金具を屋根板Rの山部Y上に取り付ける際において、図6に示す如く雌型部材1が山部Yの頂面Tと山部Yのはぜ部Hの一方側の立上がり部H1とに当接し且つ後述する雄型部材2が上方側にズレた状態で位置する状態から図7に示す如く雌型部材1に対し雄型部材2を下方側にスライドさせた状態へと移行させる操作を行う際に、若し仮に屋根板Rの山部Yのはぜ部Hがその立上がり部H1の他方側(図6及び図7における右側)に出っ張りのある形状のものであった場合には、雄型部材2の下方側が立上がり部H1の他方側に干渉してしまい雄型部材2を下方側にスライドさせることができなくなってしまうため、本発明に係る折板屋根用取付け金具が取り付けられる屋根板Rとしては、図6〜図8に示す如くフラットな頂面Tを有する山部Y間に谷部が形成されていると共に両端の山部Yの頂面Tからその幅方向に対し略垂直に立ち上がる立上がり部H1を有するはぜ部Hが設けられている折板製の屋根板Rを、隣合う屋根板Rのはぜ部H同士を立上がり部H1の一方側ではぜ締めすることにより形成されるものでなければならない。
そして、このように本発明に係る折板屋根用取付け金具が取り付けられる屋根板Rとして、隣合う屋根板Rのはぜ部H同士を立上がり部H1の一方側ではぜ締めすることにより形成されるものを採用すると共に、本発明に係る折板屋根用取付け金具を用いることにによって、図6に示す如く雌型部材1が山部Yの頂面Tと山部Yのはぜ部Hの一方側の立上がり部H1とに当接し且つ後述する雄型部材2が上方側にズレた状態で位置する状態から図7に示す如く雌型部材1に対し雄型部材2を下方側にスライドさせた状態へと移行させて、後述するナット3を上方より螺合するという簡単な操作だけで、本発明に係る折板屋根用取付け金具を効率良く且つ容易な作業で屋根板Rの山部Y上に取り付けることができる。
このような屋根板Rの山部Y上に後述する雄型部材2と協働して屋根板Rの山部Yのはぜ部Hを挟持する雌型部材1は、図1〜図4及び図6〜図8に示す如くその下方側に屋根板Rの山部Yの頂面T及び屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの一方側の立上がり部H1に当接される第1挟持部位1aを有している。
この雌型部材1の第1挟持部位1aとしては、少なくとも屋根板Rの山部Yの頂面Tに当接される頂面当接部位1aaと屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの一方側の立上がり部H1に当接される立上がり部当接部位1abとを有し且つその高さがはぜ部Hよりも高く形成されたものであれば、どのような形状であってもよく、例えば図1〜図4,図6及び図7に示す如く雌型部材1の第1挟持部位1aが、その下端から上方に向けてその幅方向と垂直な2本の切れ込みが形成されていると共にその切れ込み間に位置する中間部が屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの立上がり部H1と当接する立上がり部当接部位1abを形成するように折曲され且つ立上がり部当接部位1abの両側に位置する部位の下端部がそれぞれ屋根板Rの山部Yの頂面Tと当接する頂面当接部位1aa,1aaを形成するように折曲されている態様や、図8に示す如く雌型部材1の第1挟持部位1aが、屋根板Rの山部Yのはぜ部Hのはぜ締めされた部位を包み込む形状を成す屈曲部位1acの下端側にはぜ部Hの一方側の立上がり部H1と当接する立上がり部当接部位1abに続いて屋根板Rの山部Yの頂面Tと当接する頂面当接部位1aaが折曲して形成されている態様を例示することができる。
この雌型部材1の第1挟持部位1aの上方側には、図1〜図3及び図6〜図8に示す如く後述する雄型部材2のスライド係合面2bが上下方向にスライド自在に係合される被係合面1bが形成されており、この被係合面1bは、第1挟持部位1aに連続し屋根板Rの幅方向に対し略垂直に立ち上がりその高さ方向の下方側から上方側に至るまで幅が略同一のスライド用穴1baが形成され且つスライド用穴1baの上下方向の両側縁の第1挟持部位1a側に上方が短く下方が長い台形状のリブ1bb,1bbが折曲されて形成されている。
この雌型部材1の被係合面1bのスライド用穴1baは、後述する雄型部材2のスライド係合面2bのスライド片2baを上下方向へスライドさせるためのものであり、その上端は、雄型部材2を最も上方側へスライドさせた状態で雌型部材1の第1挟持部位1aを屋根板Rの山部Yの頂面T及び屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの一方側の立上がり部H1に当接させるように雌型部材1を載置する操作を行う際に雄型部材2の第2挟持部位2aが屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの一方側の立上がり部H1と接触しないような位置にあればよく、一方その下端は、雄型部材2を最も下方側へスライドさせた際に、図7及び図8に示す如く雌型部材1の立設面1cの上面側と雄型部材2の支持面2cの下面側とが当接するような位置にあればよい。
この雌型部材1の被係合面1bのスライド用穴1baの上下方向の両側縁の第1挟持部位1a側に折曲して形成されているリブ1bb,1bbは、後述する雄型部材2を下方側へとスライドさせた際に雄型部材2のスライド係合面2bの係止部2bbをその端縁に沿って移動させることにより、雌型部材1の被係合面1bと雄型部材2のスライド係合面2bとをその間の隙間が徐々に狭まるように誘導して雌型部材1の第1挟持部位1aと雄型部材2の第2挟持部位2aとを接近させて、図7及び図8に示す如く雌型部材1の第1挟持部位1aと雄型部材2の第2挟持部位2aとで屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの立上がり部H1を強固に挟持させるためのものである。
そして、この雌型部材1の被係合面1bのリブ1bb,1bbが、図1,図3,図4及び図6〜図8に示す如く上方が短く下方が長い台形状を成しているから、雌型部材1の第1挟持部位1aを屋根板Rの山部Yの頂面T及び屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの一方側の立上がり部H1に当接させるように雌型部材1を載置する操作を行った後の図6に示す如く後述する雄型部材2が上方側へ位置する状態では、リブ1bbの端縁から係合面1bの他方側面までの距離よりも雄型部材2のスライド係合面2bの一方側面から係止部2bbまでの距離が大きいため、雌型部材1の被係合面1bと雄型部材2のスライド係合面2bとの間に隙間が生じるから、図6に示す如く後述する雄型部材2が上方側へ位置する状態から図7に示す如く下方側へスライドさせる操作をスライド初期においては雄型部材2の第2挟持部位2aの立上がり部当接部位2abを屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの立上がり部H1に当接させることなくスムーズに行うことができると共に、図7に示す如く雄型部材2を下方側へスライドさせる操作を完了させると、リブ1bbの端縁から係合面1bの他方側面までの距離と雄型部材2のスライド係合面2bの一方側面から係止部2bbまでの距離とが略等しくなるような状態、言い換えれば雄型部材2のスライド係合面2bと係止部2bbと間にリブ1bbが嵌り込んだような状態となるため、雌型部材1の被係合面1bと雄型部材2のスライド係合面2bとの間の隙間が殆どなくなるか又は当接するような状態となって、雌型部材1の第1挟持部位1aと雄型部材2の第2挟持部位2aとで屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの立上がり部H1を強固に挟持させることができる。
この雌型部材1の被係合面1bの上方側には、図1〜図3及び図6〜図8に示す如く被係合面1bに連続し屋根板Rの幅方向に対し略平行に第1挟持部位1a側へ向けて折曲形成されその上面側にボルト1caが立設された立設面1cが形成されており、この立設面1cは、図7及び図8に示す如く後述する雄型部材2を下方側へスライドさせた際にその上面側に立設されたボルト1caが雄型部材2の支持面2cの挿通穴2caに挿通されると共にその上面側と雄型部材2の支持面2cの下面側とが当接され、しかる後に後述するナット3がそのボルト1caに螺合されることにより、その上面側と雄型部材2の支持面2cの下面側とが当接し且つ雌型部材1の第1挟持部位1aと雄型部材2の第2挟持部位2aとで屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの立上がり部H1を挟持した状態を維持させる。
この雌型部材1の立設面1cのボルト1caは、前記の如く後述するナット3が螺合されることにより立設面1cの上面側と後述する雄型部材2の支持面2cの下面側とが当接し且つ雌型部材1の第1挟持部位1aと雄型部材2の第2挟持部位2aとで屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの立上がり部H1を挟持した状態を維持させる役目を果たすばかりでなく、本発明に係る折板屋根用取付け金具に屋根設置型構造物を直接固定する際や、屋根設置型構造物を金具等を介して固定する際に利用されるものであり、そしてこのボルト1caとしては、図8に示す如く立設面1cに穿設された雌ねじ穴に下方側よりボルトを螺入することにより立設されていてもよく、また図示しないが立設面1cの上面に直接雄ねじをスタッド溶接等により立設されていてもよく、そして図1〜図4,図6及び図7に示す如く立設面1cの下面に打ち込んで立設されるキー付きボルトやヒダ付きボルト等も好ましく使用される。
2は少なくとも屋根板Rの山部Yの頂面Tに当接される頂面当接部位2aaと屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの他方側の立上がり部H1に当接される立上がり部当接部位2abとを有し且つその高さが雌型部材1の第1挟持部位1aと略同じ高さに形成された第2挟持部位2aと、この第2挟持部位2aに連続し屋根板Rの幅方向に対し略垂直に立ち上がりその高さが雌型部材1の被係合面1bの高さに構成鋼板の厚さを加えた高さに形成され且つその高さ方向の下方側に屋根板Rの幅方向に対し略平行に第2挟持部位2aと反対側へ向けてその幅が雌型部材1の被係合面1bのスライド用穴1baの幅と略等しいスライド片2baとこのスライド片2baに続いて雌型部材1の被係合面1bのリブ1bbの端縁に沿って移動する係止部2bbとが折曲されているスライド係合面2bと、このスライド係合面2bに連続し屋根板Rの幅方向に対し略平行に第2挟持部位2aと反対側へ向けて折曲形成され雌型部材1の立設面1cのボルト1caが挿通される挿通穴2caが穿設された支持面2cとを有する鋼板製の雄型部材であり、雌型部材1と協働して屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの立上がり部H1を挟持するものである。
この雄型部材2の下方側には、図1〜図3及び図5〜図8に示す如く屋根板Rの山部Yの頂面T及び屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの他方側の立上がり部H1に当接される第2挟持部位2aが形成されている。
この雄型部材2の第2挟持部位2aとしては、少なくとも屋根板Rの山部Yの頂面Tに当接される頂面当接部位2aaと屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの他方側の立上がり部H1に当接される立上がり部当接部位2abとを有し且つその高さが雌型部材1の第1挟持部位1aと略同じ高さに形成されたものであれば、どのような形状であってもよく、例えば図1〜図3及び図5〜図7に示す如く雄型部材2の第2挟持部位2aが、その下端から上方に向けてその幅方向と垂直な2本の切れ込みが形成されていると共に切れ込み間に位置する中間部が屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの立上がり部H1と当接する立上がり部当接部位2abを形成するように折曲され且つこの立上がり部当接部位2abの両側に位置する部位の下端部がそれぞれ屋根板Rの山部Yの頂面Tと当接する頂面当接部位2aa,2aaを形成するように折曲されている態様や、図8に示す如く雄型部材2の第2挟持部位2aの立上がり部当接部位2abが、スライド係合面2bと同一の平面を成している態様を例示することができる。
この雄型部材2の第2挟持部位2aの上方側には、図1〜図3及び図5〜図8に示す如くスライド係合面2bが形成されており、このスライド係合面2bは、第2挟持部位2aに連続し屋根板Rの幅方向に対し略垂直に立ち上がりその高さが雌型部材1の被係合面1bの高さに構成鋼板の厚さを加えた高さに形成され且つその高さ方向の下方側に屋根板Rの幅方向に対し略平行に第2挟持部位2aと反対側へ向けてその幅が雌型部材1の被係合面1bのスライド用穴1baの幅と略等しいスライド片2baとこのスライド片2baに続いて雌型部材1の被係合面1bのリブ1bbの端縁に沿って移動する係止部2bbとが折曲されて形成されている。
この雄型部材2のスライド係合面2bの高さが、雌型部材1の被係合面1bの高さに構成鋼板の厚さを加えた高さに形成されているのは、図1〜図3,図7及び図8に示す如く雄型部材2の支持面2cの挿通穴2caに雌型部材1の立設面1cのボルト1caが挿通された状態で雄型部材2を下方へスライドさせた際に、雌型部材1の立設面1cの上面側と雄型部材2の支持面2cの下面側とを当接させた状態で、雄型部材2のスライド係合面2bの下縁と雌型部材1の被係合面1bの下縁とが高さ方向において同じ位置、即ち雌型部材1の第1挟持部位1aの上縁と雄型部材2の第2挟持部位2aの上縁とが高さ方向において同じ位置となるようにすることにより、雌型部材1の第1挟持部位1aと雄型部材2の第2挟持部位2aとで略均等な力で屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの立上がり部H1を挟持させるためである。
この雄型部材2のスライド係合面2bのスライド片2baは、雌型部材1の被係合面1bのスライド用穴1baの上下方向の両側縁間及びスライド用穴1baの上下方向の両側縁に形成されたリブ1bb,1bb間を上下方向へスライドせしめられるものであり、そしてスライド片2baの第2挟持部位2aと反対方向の長さとしては、図1〜図3,図7及び図8に示す如く雄型部材2を下方へスライドさせることにより雌型部材1の立設面1cの上面側と雄型部材2の支持面2cの下面側とが当接する状態で、雌型部材1のリブ1bbの端縁から係合面1bの他方側面までの距離と雄型部材2のスライド係合面2bの一方側面から係止部2bbまでの距離とが略等しくなるような長さにすることが望ましい。
この雄型部材2のスライド係合面2bのスライド片2baに続く係止部2bbは、雌型部材1の被係合面1bのリブ1bb,1bbの端縁に沿って下方側へ移行せしめられるものであり、このような係止部2bbによって、雄型部材2を下方側へとスライドさせた際に雌型部材1の被係合面1bと雄型部材2のスライド係合面2bとの間の隙間が徐々に狭まるように誘導されて雌型部材1の第1挟持部位1aと雄型部材2の第2挟持部位2aとが接近して、図7及び図8に示す如く雌型部材1の第1挟持部位1aと雄型部材2の第2挟持部位2aとで屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの立上がり部H1を強固に挟持することができる。
この雄型部材2のスライド係合面2bの係止部2bbとしては、雄型部材2を下方側へとスライドさせた際に雌型部材1の被係合面1bのリブ1bb,1bbの端縁に沿うような形状となっているものであれば特に限定されないが、例えば図5に示す如くスライド係合面2bのスライド片2baに続くように、スライド片2baの幅よりも大きな幅に形成された形状を成すものを例示することができる。
この雄型部材2のスライド係合面2bの上方側には、図1〜図3及び図5〜図8に示す如くスライド係合面2bに連続し屋根板Rの幅方向に対し略平行に第2挟持部位2aと反対側へ向けて折曲形成され雌型部材1の立設面1cのボルト1caが挿通される挿通穴2caが穿設された支持面2cが形成されており、この支持面2cは、図7及び図8に示す如く雄型部材2を下方側へスライドさせた際にその挿通穴2caに雌型部材1の立設面1cのボルト1caが挿通されると共にその下面側と雌型部材1の立設面1cの上面側とが当接され、しかる後に後述するナット3が雌型部材1の立設面1cのボルト1caに螺合されて、雌型部材1の立設面1cの上面上に固定されるることにより、雌型部材1の第1挟持部位1aと雄型部材2の第2挟持部位2aとで屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの立上がり部H1を挟持した状態を維持させるだけでなく、その上面で、雌型部材1の立設面1cのボルト1caに直接又は金具等を介して固定された屋根設置型構造物を支持するものである。
これらの雌型部材1及び雄型部材2は、それぞれ鋼板をプレスで打ち抜いたり折曲したりすることにより上記した各部位を形成して成るものであり、上記した各部位の他に、各々平面部や折曲部にリブ等を形成すれば、その剛性を更に高めることができて好ましい。
3は雄型部材2の支持面2cの挿通穴2caに雌型部材1の立設面1cのボルト1caが挿通された状態でボルト1caに螺合され、雌型部材1の被係合面1bのスライド用穴1baに挿通された雄型部材2のスライド係合面2bのスライド片2baに続く係止部2bbを雌型部材1の被係合面1bのリブ1bb,1bbの端縁に沿って下方側へ移行せしめ、雌型部材1の立設面1cの上面側と雄型部材2の支持面2cの下面側とを当接させ且つ雌型部材1の第1挟持部位1aと雄型部材2の第2挟持部位2aとで屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの立上がり部H1を挟持させる状態を維持せしめるナットである。
このナット3は、図7及び図8に示す如く雄型部材2の支持面2cの挿通穴2caに雌型部材1の立設面1cのボルト1caが挿通された状態で雌型部材1の立設面1cのボルト1caに上方より螺合される構成となっているから、雄型部材2の支持面2cの挿通穴2caに雌型部材1の立設面1cのボルト1caを挿通させながら雄型部材2を下方へスライドさせた後に、雄型部材2の支持面2cの挿通穴2caより突出する雌型部材1の立設面1cのボルト1caにナット3を螺合する際に、両部材1,2の上方から工具等でこのナット3を螺合させることにより、雌型部材1の立設面1cの上面側と雄型部材2の支持面2cの下面側とを当接させ且つ雌型部材1の第1挟持部位1aと雄型部材2の第2挟持部位2aとで屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの立上がり部H1を挟持させることができるので、従来の折板屋根用取付け金具の如く作業者は折板屋根上で終始屈んだ状態で作業を行う必要がないため、その作業者に掛かる負担を軽減させることができるだけでなく、その作業性をも格段に向上させることができる。
このナット3は、図1〜図3,図7及び図8に示す如く雄型部材2の支持面2cの上面上より突出した雌型部材1の立設面1cのボルト1caに直接螺合されると共に図示しないがこのナット3の上方より突出した雌型部材1の立設面1cのボルト1caに別途ナットを用いて屋根設置型構造物を直接又は金具等を介して螺合固定してもよく、また雄型部材2の支持面2cの挿通穴2caに雌型部材1の立設面1cのボルト1caが挿通された状態で、雄型部材2の支持面2cの上面上より突出したボルト1caに更に屋根設置型構造物を固定する金具等を挿通させた後に、この雄型部材2の支持面2c及び金具等を挟み込んだ状態で金具等の上方より突出したボルト1caに螺合されていてもよい。
次に、このような構成の本発明に係る折板屋根用取付け金具の施工方法について説明する。
初めに準備として、雌型部材1に対し雄型部材2が上下方向にスライド自在となるように、雌型部材1の被係合面1bに雄型部材2のスライド係合面2bを係合させる操作を行う。
この操作は、例えば雌型部材1の上下方向に対し雄型部材2の上下方向が略垂直となるような状態で雌型部材1の被係合面1bのスライド用穴1baに雄型部材2のスライド係合面2bのスライド片2ba及び係止部2bbを挿入した後に、雄型部材2の支持面2cを雌型部材1の立設面1cやボルト1caに当接させないようにして、雌型部材1の上下方向に対し雄型部材2の上下方向が平行となる方向へ雄型部材2のスライド片2ba及び係止部2bbを中心として回転させることにより行われる。
このような準備が完了した後に、先ず図6に示す如く雌型部材1の第1挟持部位1aを屋根板Rの山部Yの頂面T及び屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの一方側の立上がり部H1に当接させて載置することができるように、雌型部材1に対して雄型部材2を上方側へスライドさせる操作を行う。
次に、雄型部材2を上方側へスライドさせた状態で、図6に示す如く雌型部材1の第1挟持部位1aの頂面当接部位1aaが屋根板Rの山部Yの頂面Tに、そして立上がり部当接部位1abが屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの一方側の立上がり部H1にそれぞれ当接されるように雄型部材2を屋根板Rの山部Y上に載置する操作を行う。
この際、雄型部材2を上方側へスライドさせた状態、即ち雌型部材1の第1挟持部位1aの一方側(図6において右側)には雄型部材2の第2挟持部位2aが存在しない状態となっているので、雌型部材1を簡単に屋根板Rの山部Y上に載置することができる。
次いで、図6に示す如く雄型部材2を上方側へスライドされた状態から、雄型部材2の支持面2cの挿通穴2caに雌型部材1の立設面1cのボルト1caが挿通させながら雄型部材2を下方側へスライドさせる操作を行う。
この操作により、雌型部材1の被係合面1bのスライド用穴1baに挿通された雄型部材2のスライド係合面2bのスライド片2baに続く係止部2bbが雌型部材1の被係合面1bのリブ1bb,1bbの端縁に沿って下方側へ移行せしめられると共に、雌型部材1の立設面1cの上面側と雄型部材2の支持面2cの下面側とが当接され且つ雌型部材1の第1挟持部位1aと雄型部材2の第2挟持部位2aとで屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの立上がり部H1が挟持される。
この際、雄型部材2のスライド係合面2bのスライド片2baに続く係止部2bbが雌型部材1の被係合面1bのリブ1bb,1bbの端縁に沿って下方側へ移行せしめられるから、雄型部材2を下方側へとスライドさせた際に雌型部材1の被係合面1bと雄型部材2のスライド係合面2bとの間の隙間が徐々に狭まるように誘導されて雌型部材1の第1挟持部位1aと雄型部材2の第2挟持部位2aとが接近して、図7及び図8に示す如く雌型部材1の第1挟持部位1aと雄型部材2の第2挟持部位2aとで屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの立上がり部H1を強固に挟持することができる。
最後に、図7及び図8に示す如く雄型部材2の支持面2cの挿通穴2caより突出した雌型部材1の立設面1cのボルト1caにナット3を螺合する操作を行う。
この操作により、雌型部材1の立設面1cの上面側と雄型部材2の支持面2cの下面側とを当接させ且つ雌型部材1の第1挟持部位1aと雄型部材2の第2挟持部位2aとで屋根板Rの山部Yのはぜ部Hの立上がり部H1を挟持させた状態を維持せしめることができる。
かくして、本発明に係る折板屋根用取付け金具を屋根板Rの山部Y上に取り付けた後に、ナット3の上方より突出した雌型部材1の立設面1cのボルト1caに別途ナットを用いて屋根設置型構造物を直接又は金具等を介して螺合固定すればよい。
尚、図7及び図8に示す如く雄型部材2の支持面2cの上面上より突出した雌型部材1の立設面1cのボルト1caにナット3を直接螺合するのではなく、雄型部材2の支持面2cの上面上より突出したボルト1caに更に屋根設置型構造物を固定する金具等を挿通させた後に、雌型部材1の立設面1c上に雄型部材2の支持面2c及び金具等を挟み込んだ状態で金具等の上方より突出したボルト1caにナット3を螺合してもよい。
本発明に係る折板屋根用取付け金具の1実施例を示す側面説明図である。 図1の正面説明図である。 図1の斜視説明図である。 図1に示す折板屋根用取付け金具に用いられる雌型部材の斜視説明図である。 図1に示す折板屋根用取付け金具に用いられる雄型部材の斜視説明図である。 図1に示す折板屋根用取付け金具を屋根板上に取り付ける途中の段階の1例を示す側面説明図である。 図1に示す折板屋根用取付け金具を屋根板上に取り付けた状態を示す側面説明図である。 本発明に係る折板屋根用取付け金具の他の実施例を屋根板上に取り付けた状態を示す側面説明図である。
符号の説明
1 雌型部材
1a 第1挟持部位
1aa 頂面当接部位
1ab 立上がり部当接部位
1ac 屈曲部位
1b 被係合面
1ba スライド用穴
1bb リブ
1c 立設面
1ca ボルト
2 雄型部材
2a 第2挟持部位
2aa 頂面当接部位
2ab 立上がり部当接部位
2b スライド係合面
2ba スライド片
2bb 係止部
2c 支持面
2ca 挿通穴
3 ナット
R 屋根板
Y 山部
T 頂面
H はぜ部
H1 立上がり部

Claims (4)

  1. フラットな頂面(T)を有する山部(Y)間に谷部が形成されていると共に両端の山部(Y)の頂面(T)からその幅方向に対し略垂直に立ち上がる立上がり部(H1)を有するはぜ部(H)が設けられている折板製の屋根板(R)を、隣合う屋根板(R)のはぜ部(H)同士を立上がり部(H1)の一方側ではぜ締めすることにより形成される折板屋根の山部(Y)上に、屋根設置型構造物を取り付けるための折板屋根用取付け金具であって、
    少なくとも屋根板(R)の山部(Y)の頂面(T)に当接される頂面当接部位(1aa)と屋根板(R)の山部(Y)のはぜ部(H)の一方側の立上がり部(H1)に当接される立上がり部当接部位(1ab)とを有し且つその高さがはぜ部(H)よりも高く形成された第1挟持部位(1a)と、該第1挟持部位(1a)に連続し屋根板(R)の幅方向に対し略垂直に立ち上がりその高さ方向の下方側から上方側に至るまで幅が略同一のスライド用穴(1ba)が形成され且つ該スライド用穴(1ba)の上下方向の両側縁の該第1挟持部位(1a)側に上方が短く下方が長い台形状のリブ(1bb,1bb)が折曲された被係合面(1b)と、該被係合面(1b)に連続し屋根板(R)の幅方向に対し略平行に該第1挟持部位(1a)側へ向けて折曲形成されその上面側にボルト(1ca)が立設された立設面(1c)とを有する鋼板製の雌型部材(1)と、
    少なくとも屋根板(R)の山部(Y)の頂面(T)に当接される頂面当接部位(2aa)と屋根板(R)の山部(Y)のはぜ部(H)の他方側の立上がり部(H1)に当接される立上がり部当接部位(2ab)とを有し且つその高さが前記雌型部材(1)の第1挟持部位(1a)と略同じ高さに形成された第2挟持部位(2a)と、該第2挟持部位(2a)に連続し屋根板(R)の幅方向に対し略垂直に立ち上がりその高さが該雌型部材(1)の被係合面(1b)の高さに構成鋼板の厚さを加えた高さに形成され且つその高さ方向の下方側に屋根板(R)の幅方向に対し略平行に該第2挟持部位(2a)と反対側へ向けてその幅が該雌型部材(1)の被係合面(1b)のスライド用穴(1ba)の幅と略等しいスライド片(2ba)と該スライド片(2ba)に続いて該雌型部材(1)の被係合面(1b)のリブ(1bb,1bb)の端縁に沿って移動する係止部(2bb)とが折曲されているスライド係合面(2b)と、該スライド係合面(2b)に連続し屋根板(R)の幅方向に対し略平行に該第2挟持部位(2a)と反対側へ向けて折曲形成され該雌型部材(1)の立設面(1c)のボルト(1ca)が挿通される挿通穴(2ca)が穿設された支持面(2c)とを有する鋼板製の雄型部材(2)と、
    前記雄型部材(2)の支持面(2c)の挿通穴(2ca)に前記雌型部材(1)の立設面(1c)のボルト(1ca)が挿通された状態で該ボルト(1ca)に螺合され、該雌型部材(1)の被係合面(1b)のスライド用穴(1ba)に挿通された該雄型部材(2)のスライド係合面(2b)のスライド片(2ba)に続く係止部(2bb)を該雌型部材(1)の被係合面(1b)のリブ(1bb)の端縁に沿って下方側へ移行せしめ、該雌型部材(1)の立設面(1c)の上面側と該雄型部材(2)の支持面(2c)の下面側とを当接させ且つ該雌型部材(1)の第1挟持部位(1a)と該雄型部材(2)の第2挟持部位(2a)とで屋根板(R)の山部(Y)のはぜ部(H)を挟持させる状態を維持せしめるナット(3)と、
    から構成されていることを特徴とする折板屋根用取付け金具。
  2. 雌型部材(1)の第1挟持部位(1a)及び/又は雄型部材(2)の第2挟持部位(2a)が、その下端から上方に向けてその幅方向と垂直な2本の切れ込みが形成されていると共に該切れ込み間に位置する中間部が屋根板(R)の山部(Y)のはぜ部(H)の立上がり部(H1)と当接する立上がり部当接部位(1ab及び/又は2ab)を形成するように折曲され且つ該立上がり部当接部位(1ab及び/又は2ab)の両側に位置する部位の下端部がそれぞれ屋根板(R)の山部(Y)の頂面(T)と当接する頂面当接部位(1aa,1aa及び/又は2aa,2aa)を形成するように折曲されている請求項1に記載の折板屋根用取付け金具。
  3. 雌型部材(1)の第1挟持部位(1a)が、屋根板(R)の山部(Y)のはぜ部(H)のはぜ締めされた部位を包み込む形状を成す屈曲部位(1ac)の下端側に該はぜ部(H)の一方側の立上がり部(H1)と当接する立上がり部当接部位(1ab)に続いて屋根板(R)の山部(Y)の頂面(T)と当接する頂面当接部位(1aa)が折曲して形成されている請求項1に記載の折板屋根用取付け金具。
  4. 雄型部材(2)の第2挟持部位(2a)の立上がり部当接部位(2ab)が、スライド係合面(2b)と同一の平面を成している請求項1又は3に記載の折板屋根用取付け金具。
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