JP4564056B2 - 無線中継装置 - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信システムにおいて、無線基地局装置と移動通信端末との間で信号を中継するために使用される無線中継装置に関する。
移動通信システムにおいては、無線基地局装置からの電波が届かない無線不感地帯に無線中継装置を設け、この無線中継装置により上記無線基地局装置と移動通信端末との間で信号の中継を行う場合がある。例えば、図7に示すように無線不感地帯に無線中継装置13を設置し、この無線中継装置13と無線基地局装置11との間を有線伝送線路12を介して接続する。無線中継装置13にはアンテナ14が設けてあり、このアンテナ14を用いて無線不感地帯に存在する移動通信端末(図示せず)との間で無線信号を送受信する。無線中継装置13は、共用器(Duplexer)を備える。この共用器は、1個のアンテナを、移動通信端末への下り信号の送信と移動通信端末からの上り信号の受信とで共用するために使用される。
既存の代表的な移動通信システムの一つであるFrequency Division Duplex;FDD方式を採用したデジタル自動車電話システムでは、800MHz帯、1.5GHz帯及び2.0GHz帯が割り当てられており、今後さらに1.7GHz帯が割り当てられる予定になっている。また、Time Division Duplex;TDD方式を採用したコードレス電話システムでは、2.5GHz帯における使用法が検討され、さらに2.0GHz帯の割り当てが検討されている。
さらに将来の移動通信システムでは、通信方式の高度化や利用拡大の要求に応じ、周波数帯域の広帯域化が検討されている。例えば、中期的には1.7GHz帯及び2.5GHz帯を中心に約330〜340MHzの帯域幅を確保し、長期的には5〜6GHz帯以下において最大約1.38GHzの帯域幅を確保するように、周波数の再編が検討されている。
図8は、下りリンクとして帯域Aを、上りリンクとして帯域A′をそれぞれ使用している状態から、下りリンクとして帯域A及びBを、上りリンクとして帯域A′及びB′をそれぞれ使用する状態に広帯域化された場合を例示している。この場合の下りリンクから見た上りリンクの共用器のフィルタ特性は、帯域A及びA′のみによって通信を行う場合には特性aとなり、一方下りリンクとして帯域A及びBを使用し、上りリンクとしてA′及びB′を使用して通信を行う場合、つまり信号の伝送帯域を広帯域化する場合には特性bとなる。
すなわち、帯域A及びA′のみを使用して通信を行なう場合には、下りリンクと上りリンクとの間の周波数間隔が広いので、共用器のフィルタ特性を急峻に設定しなくても良い。これに対し、信号の伝送帯域を広帯域化した場合には、下りリンクと上りリンクとの間の周波数間隔が狭くなるので、共用器のフィルタ特性を急峻に設定しなければならない。
一方、上記広帯域化された伝送帯域を使用するシステムでは、下りリンク及び上りリンクにおける複数の帯域を同時に使用することはなく、システムごとに1つの帯域を使用して通信が行われる。このため、無線中継装置13では上りリンクの帯域をスイッチにより切替えることで広帯域化に対応させている。なお、下りリンクの帯域は、無線基地局装置11により規定されるため、無線中継装置13では帯域を切り替える必要はない。
以下、従来提案されている無線中継装置の構成をいくつか例示する。
図9はその第1の例を示すブロック図である。上記無線基地局装置11と無線中継装置13との間に設けられる有線伝送線路12は、下り信号線路12aと上り信号線路12bとから構成される。無線中継装置13は、下り信号入力端子21を備える。無線基地局装置11から下り信号線路12aを介して伝送された下り信号は、上記下り信号入力端子21に入力される。上記下り信号入力端子21に入力された下り信号は、広帯域の下り増幅器22で増幅されたのち共用器23に入力される。共用器23は、上記下り増幅器22から出力される下り信号をアンテナ端子24を介してアンテナ14(図7に図示)へ供給し、このアンテナ14から図示しない移動通信端末に向けて放射させる。
一方、移動通信端末から送信された無線信号は、上記アンテナ14により受信されたのちアンテナ端子24を介して共用器23に入力される。共用器23は上記無線信号を上り信号ライン25に出力する。上り信号ライン25にはフィルタユニットが設けられる。このフィルタユニットは、帯域A′を選択する第1のバンドパスフィルタ(BPF)26と、帯域B′を選択する第2のバンドパスフィルタ(BPF)27と、これらのバンドパスフィルタ26,27を切替える切替スイッチ28,29とから構成される。
上記切替スイッチ28,29は、制御ライン30を介して与えられる切替信号35によって動作し、端子a側に接続されるバンドパスフィルタ26と、端子b側に接続されるバンドパスフィルタ27とを切替えて上り信号ライン25に接続する。したがって、共用器23から上り信号ライン25に出力された上り信号は、切替スイッチ28の共通端子cに入力されたのち、切替スイッチ28,29により選択されたバンドパスフィルタ26,27のいずれかを通って広帯域の上り増幅器31に入力される。そして、上記上り信号は上り増幅器31で増幅されたのち上り信号出力端子32を介して上り信号線路12bへ出力され、この上り信号線路12bを介して無線基地局装置11へ伝送される。
この無線中継装置13では、上記切替信号35はオペレータの手動操作に応じて発生される。例えば、システムが使用する帯域が確定した時点でオペレータは切替操作を行う。そうすると、上記手動操作に応じて切替信号35が発生され、この切替信号35により切替スイッチ28,29が切替動作する。その結果、第1のバンドパスフィルタ26あるいは第2のバンドパスフィルタ27が択一的に選択されて共用器23と上り増幅器31との間に接続される。
すなわち、この無線中継装置は、運用に先立ちオペレータの切替操作が必要となる。このため、人間による誤操作が発生する危険性がある。また、運用開始後に切替える場合には、無線中継装置13が設置されている場所まで保守員が出向かなければならないという問題がある。
図10は従来の無線中継装置の第2の例を示すブロック図である。この無線中継装置13は、上り信号ライン25における共用器23と切替スイッチ28との間に分波器33を設けている。この分波器33は、上り信号の一部を分波して帯域検波回路34に入力する。帯域検波回路34は、上記入力された上り信号を検波してその検波出力信号を切替信号として切替スイッチ28,29に与える。
このような構成であるから、上り信号を帯域検波回路34により検波することにより、上りリンクが帯域A′を使用しているか、帯域B′を使用しているかが検知される。そして、その検知結果に応じて切替スイッチ28,29が切り替えられ、これにより第1のバンドパスフィルタ26又は第2のバンドパスフィルタ27が択一的に選択されて共用器23と上り増幅器31との間に接続される。すなわち、この無線中継装置ではバンドパスフィルタ26,27の切替えが自動的に行われる。
しかしながら、異なる帯域を使用するシステムが近隣で運用されている場合には、この他のシステムの無線機器から送信される上り信号を、自己のシステムに属する移動通信端末から送信される上り信号と誤認識し、その結果切替回路が誤動作する危険性がある。
また他の先行技術として、信号系統に複数のフィルタを設け、制御信号によって上記複数のフィルタを選択する技術が知られている。例えば、特開2000−244882号公報には、双方向CATVシステム用ブースタにおいて、上り系統に複数のフィルタを設け、センタからの制御信号によって上記フィルタを選択する技術が開示されている。また特開平9−18397号公報には、移動無線機のマルチバンド高周波回路において、各バンド毎に特性の異なるBPFを設け、使用するバンドに合わせてバンドパスフィルタを選択する技術が開示されている。さらに特開2002−64393号公報には、受信信号の周波数帯域を切替えて異なる通信方式を選択する無線通信システムの移動局受信装置において、外部からの制御信号により1つのフィルタを選択する技術が開示されている。
しかし、これらの先行技術はいずれも、フィルタの選択制御技術のみを開示したものに過ぎない。
この発明の目的は、オペレータによる切替操作を不要にして作業負荷を軽減すると共に誤設定を確実に防止し、かつ他のシステムからの影響を受けることなく常に適切な帯域選択を実現できる無線中継装置を提供することである。
上記目的を達成するためにこの発明の1つの観点は、基地局装置に対し、複数の下り帯域と当該複数の下り帯域に1対1に対応付けられた複数の上り帯域とを備えかつ上記対応付けられた複数の帯域対が同一時間帯に一つのみ使用される伝送路を介して接続されると共に、上記移動通信端末に対し無線伝送路を介して接続される無線中継装置において、上記基地局装置から上記下り帯域を使用して伝送された下り信号を分波器により分岐し、この分岐された信号をもとに上記下り信号の伝送に使用された下り帯域を検知する。そして、この検知結果に基づいてフィルタユニットが有する複数のフィルタ特性の中から上記検知された下り帯域と対をなす上り帯域に対応するフィルタ特性を選択し、フィルタユニットが、移動通信端末から受信した上り信号を上記選択されたフィルタ特性に従いフィルタリングし、このフィルタリングされた上り信号を上記基地局装置へ出力するように構成したものである。
したがって、使用される上り帯域に対応するフィルタ特性が自動的に選択される。このため、システムの運用開始時において、保守員による上り帯域の手動切替操作は不要となる。また、システムの運用開始後に帯域の割り当てが変更されても、基地局装置から伝送される下り信号に基づいて上り帯域が自動的に切替えられるので、保守員は無線中継装置の設置場所に出向く必要が無くなる。これにより、保守性及び無線中継装置の信頼性が向上する。
さらに、使用中の上り帯域が上り信号を参照せずに下り帯域の下り信号をもとに判定される。このため、異なる帯域を使用するシステムが近隣で運用されている場合でも、他のシステムの無線端末から送信される上り信号を自己のシステムに属する移動通信端末から送信される上り信号と誤認識するおそれはなくなり、これにより上り帯域の選択を常に正しく行なうことが可能となる。
図1は、FDD方式を採用した移動通信システムにおける下りリンク及び上りリンクの帯域の配置の一例を示す図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係る無線中継装置の構成を示すブロック図である。 図3は、図2に示した無線中継装置に設けられる帯域検波回路の構成を示すブロック図である。 図4は、本発明の第2の実施形態に係る無線中継装置の構成を示すブロック図である。 図5は、本発明の第3の実施形態に係る無線中継装置の構成を示すブロック図である。 図6は、本発明の第4の実施形態に係る無線中継装置の構成を示すブロック図である。 図7は、無線中継装置の一般的な設置例を示すブロック図である。 図8は、下りリンク及び上りリンクを広帯域化する場合の無線中継装置のフィルタ特性の一例を示す図である。 図9は、従来の無線中継装置の構成の一例を示すブロック図である。 図10は、従来の無線中継装置の構成の他の例を示すブロック図である。
(第1実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムは、例えば図1に示すように、下りリンクとして帯域A,Bを、上りリンクとして帯域A′,B′をそれぞれ備える。これらの帯域A,B及びA′,B′はそれぞれ一定の帯域幅を有する。また下りリンクの帯域Aと上りリンクの帯域B′との間は、下りリンクと上りリンクとの間のチャネルセパレーションを確保するために、予め定められた周波数間隔を隔てて配置されている。
上記上りリンクの各帯域A′,B′と下りリンクの各帯域A,Bとは対をなす。例えば、下りリンクの帯域Aと上りリンクの帯域A′とが対をなし、下りリンクの帯域Bと上りリンクの帯域B′とが対をなす。そして、これら2組の帯域対がそれぞれ双方向伝送チャネルとして使用される。また、上記2組の帯域対は同一時間帯にいずれか一方の帯域対のみが通信に使用される。つまり、上記2組の帯域対は同時に運用されない。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る無線中継装置の構成を示すブロック図である。同図において本実施形態の無線中継装置40は、無線基地局装置11からの送信電波が届かない不感地帯に設置される。無線中継装置40と無線基地局装置11との間は例えば同軸ケーブルからなる有線伝送線路12を介して接続される。また無線中継装置40と、携帯電話機やPDA等の移動通信端末(図示せず)との間は、無線伝送路により接続される。
上記有線伝送線路12は、下り信号線路12aと上り信号線路12bとから構成される。下り信号線路12aでは、上記図1に示した下りリンクの帯域A及びBを使用して下り信号の伝送が行われる。また上り信号線路12bでは、上記図1に示した上りリンクの帯域A′,B′を使用して上り信号の伝送が行われる。
無線中継装置40は、下り信号入力端子41を備える。この下り信号入力端子41には、無線基地局装置11から下り信号線路12aを介して伝送される下り信号が入力される。下り信号入力端子41には分波器53が接続される。この分波器53は、下り信号入力端子41に入力された下り信号を2つの信号に分岐する。そして、分岐された一方の信号を下り信号処理回路としての広帯域の下り増幅器42に入力し、他方の信号を帯域検波回路60に入力する。この帯域検波回路60は、下り信号の伝送に使用されている帯域を検知し、その検知結果に応じて後述する切替スイッチ48,49を切替えるもので、その詳細については後述する。なお、上記帯域検波回路60及び切替スイッチ48,49により選択回路が構成される。
上記下り増幅器42は、分波器53から出力された下り信号を増幅し、増幅された下り信号を共用器43へ出力する。共用器43はアンテナを下りリンクと上りリンクとで共用するためのもので、フィルタ回路により構成される。上記下り増幅器42から出力された下り信号は、上記共用器43からアンテナ端子44を介してアンテナ(図示せず)に供給され、このアンテナから移動通信端末に向け送信される。
一方、移動通信端末から送信された上り信号はアンテナで受信されたのち、アンテナ端子44を介して共用器43に入力される。そして、この共用器42から上り信号ライン45へ出力される。この上り信号ライン45と後述する上り増幅器51との間には、上り帯域選択用のフィルタユニット及び切替ユニットが接続される。
フィルタユニットは、帯域A′を選択する第1のバンドパスフィルタ(BPF)46と、帯域B′を選択する第2のバンドパスフィルタ(BPF)47とから構成される。切替ユニットは2個の切替スイッチ48,49を備える。このうち一方の切替スイッチ48は、共通端子cが共用器の出力端に接続され、2個の固定端子a,bがそれぞれ上記第1及び第2のバンドパスフィルタ46,47の入力端に接続される。他方の切替スイッチ49は、共通端子cが上り増幅器51の入力端に接続され、2個の固定端子a,bがそれぞれ上記第1及び第2のバンドパスフィルタ46,47の出力端に接続される。
帯域検波回路60は、分波器53で分岐された下り信号が帯域A,Bの何れを使用しているのかを検知する。そして、その検知結果に応じて切替制御信号を生成し、この切替制御信号を上記切替スイッチ48,49に与える。切替スイッチ48,49は、上記切替制御信号に応じて共通端子cが固定端子a又はbのいずれかに切り替わり、これによりバンドパスフィルタ46,47のうち下り信号の帯域に対応したフィルタを選択する。例えば、下り信号の帯域がAであれば第1のバンドパスフィルタ46を選択し、帯域がBであれば第2のバンドパスフィルタ47を選択する。
上記第1又は第2のバンドパスフィルタ46,47でフィルタリングされたのち上記切替スイッチ49の共通端子cから出力された上り信号は、上り信号処理回路としての広帯域の上り増幅器51で増幅されたのち、上り信号出力端子52から上り信号線路12bを介して無線基地局装置11へ送信される。
ところで、上記帯域検波回路60は次のように構成される。図3はその構成を示すブロック図である。
すなわち、帯域検波回路60は帯域検波部61と制御部62とにより構成されている。帯域検波部61は、分波器63と、第1のフィルタ回路64と、第2のフィルタ回路65とから構成される。分波器63は、前記分波器53により分岐された下り信号を2つに分岐し、一方を上記第1のフィルタ回路64に、他方を上記第2のフィルタ回路65にそれぞれ入力する。
第1のフィルタ回路64は、下りリンクの帯域Aを通過させる帯域通過特性を有するバンドパスフィルタ(BPF)66と、増幅器67とから構成される。そして、帯域Aの下り信号が帯域検波部61に入力されたときに、バンドパスフィルタ66から信号を出力し、この信号を増幅器67で増幅したのち第1の帯域検知信号として制御部62へ出力する。
第2のフィルタ回路65は、下りリンクの帯域Bを通過させる帯域通過特性を有するバンドパスフィルタ(BPF)68と、増幅器69とから構成される。そして、帯域Bの下り信号が帯域検波部61に入力されたとき、バンドパスフィルタ(BPF)68から信号を出力し、この信号を増幅器69で増幅したのち第2の帯域検知信号として制御部62へ出力する。
なお、上記帯域検波回路60におけるフィルタ回路64,65は、バンドパスフィルタ66,68を用いて構成したが、帯域の構成によってはローパスフィルタ(LPF)やハイパスフィルタ(HPF)を用いて構成することも可能である。
制御部62は、第1及び第2のフィルタ回路64,65から出力される第1及び第2の帯域検知信号をもとに下り信号の使用帯域を判定する。そして、その検知結果に基づいて切替制御信号を生成し、上記切替スイッチ48,49へ出力する。
次に、以上のように構成された装置の動作を説明する。
無線基地局装置11から送信された下り信号は、下り信号線路12aを介して無線中継装置40へ送られ、下り信号入力端子41に入力される。この下り信号入力端子41に入力された下り信号は、分波器53で2分岐され、この分岐された一方の下り信号は広帯域の下り増幅器42で増幅された後、共用器43を介してアンテナ端子44へ出力される。この場合、無線中継装置40の下りリンクは広帯域の通過特性を有している。しかし、無線基地局装置11からは帯域が規定された下り信号が送られてくるので、必然的に帯域が選択される。上記アンテナ端子44から出力された下り信号は、アンテナに供給されてこのアンテナから移動通信端末に向け無線送信される。
一方、移動通信端末から無線送信された上り信号は、アンテナで受信されたのち無線中継装置40のアンテナ端子44に入力される。そして、上記上り信号は共用器43を介して上り信号ライン45に出力される。
ところで、上記上り信号はフィルタユニットにおいて帯域が選択されたのち、上り増幅器51で増幅されて無線基地局装置11へ送信されるが、上記帯域の選択処理は次のように行われる。
すなわち、上記分波器53で2分岐された下り信号のうち他方の信号は、帯域検波回路60に入力される。帯域検波回路60では、図3に示したように入力された下り信号が分波器63でさらに2分岐される。そして、この分岐された一方の下り信号は第1のフィルタ回路64に、また他方の下り信号は第2のフィルタ回路65にそれぞれ入力される。この結果、下り信号の帯域がAであれば第1のフィルタ回路64から信号が出力される。そして、この出力された信号は増幅器67で増幅されたのち、第1の帯域検知信号として制御部62に入力される。これに対し、下り信号の帯域がBであれば第2のフィルタ回路65から信号が出力される。そして、この出力された信号は増幅器69で増幅されたのち、第2の帯域検知信号として制御部62に入力される。
制御部62では、上記第1の帯域検知信号及び第2の帯域検知信号の両方をもとに論理処理が行われ、これにより下り信号の帯域が判定される。そして、この帯域の判定結果に基づいて切替制御信号が生成される。この切替制御信号は切替ユニットの切替スイッチ48,49に与えられる。
この結果、例えば下り信号の帯域がAと判定された場合には、切替スイッチ48,49において共通端子cが共に固定端子a側に切り替わり、これにより第1のバンドパスフィルタ46が選択される。したがって、この場合、上記共用器43から上り信号ライン45に出力された上り信号は、上記第1のバンドパスフィルタ46によりフィルタリングされ、これにより帯域が上り帯域A′に規定される。そして、この第1のバンドパスフィルタ46から出力された上り信号は、さらに上り増幅器51で増幅されたのち、上り信号出力端子52から無線基地局装置11に向け送信される。
これに対し、例えば下り信号の帯域がBと判定された場合には、切替スイッチ48,49において共通端子cが共に固定端子b側に切り替わり、これにより第2のバンドパスフィルタ47が選択される。したがって、この場合、上記共用器43から上り信号ライン45に出力された上り信号は、上記第2のバンドパスフィルタ47によりフィルタリングされ、これにより帯域が上り帯域B′に規定される。そして、この第2のバンドパスフィルタ47から出力された上り信号は、さらに上り増幅器51で増幅されたのち、上り信号出力端子52から無線基地局装置11に向け送信される。
以上述べたように第1の実施形態では、下りリンクの各帯域A,Bと上りリンクの帯域A′,B′とが1対1に対応していることに着目している。そして、無線基地局装置11から伝送された下り信号を分波器53により分岐して帯域検波回路60に入力し、この帯域検波回路60において上記入力された下り信号をもとに当該下り信号の伝送に使用された下り帯域がAであるかBであるかを判定する。そして、この判定結果に基づいて切替スイッチ48,49を切替制御することにより、第1又は第2のバンドパスフィルタ46,47のうち上記下り帯域A又はBに対応するフィルタを選択して共用器43と上り増幅器51との間に接続するようにしている。
したがって、上り帯域が自動的に選択される。このため、システムの運用開始時において、保守員による上り帯域の手動切替操作は不要となる。また、システムの運用開始後に帯域の割り当てが変更されても、無線基地局装置11から伝送される下り信号に基づいて上り帯域が自動的に切替えられるので、保守員は無線中継装置40の設置場所に出向く必要が無くなる。これにより、保守性及び無線中継装置40の信頼性が大幅に向上する。
また、上りリンクの帯域切替えに上り信号を利用せず、無線基地局装置11から伝送される下り信号をもとに上り帯域を判定している。このため、異なる帯域を使用するシステムが近隣で運用されている場合でも、他のシステムの無線端末から送信される上り信号を自己のシステムに属する移動通信端末から送信される上り信号と誤認識するおそれはなくなり、これにより上り帯域の選択を常に正しく行なうことが可能となる。
(第2の実施形態)
図4は、この発明の第2実施形態に係る無線中継装置の構成を示すブロック図である。なお、同図において前記図2と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
第1のバンドパスフィルタ46の出力側と切替スイッチ49の固定端子aとの間には、第1の上り増幅器55aが設けてある。この第1の上り増幅器55aの周波数特性は、上り帯域A′に対応するように予め設定されている。また、第2のバンドパスフィルタ47の出力側と切替スイッチ49の固定端子aとの間には、第2の上り増幅器55bが設けてある。この第2の上り増幅器55bの周波数特性は、上り帯域B′に対応するように予め設定されている。
このような構成であるから、帯域検波回路60において、下り信号の帯域がAと判定され、その判定結果に応じて切替スイッチ48,49が固定端子a側に切り替わると、第1のバンドパスフィルタ46及び第1の上り増幅器55aが選択される。このため、上記共用器43から上り信号ライン45に出力された上り信号は、上記第1のバンドパスフィルタ46によりフィルタリングされて帯域が上り帯域A′に規定される。そして、この第1のバンドパスフィルタ46から出力された上り信号は、さらに帯域A′に対応する周波数特性を有する第1の上り増幅器55aにより増幅されたのち、上り信号出力端子52から無線基地局装置11に向け送信される。
これに対し、帯域検波回路60において、下り信号の帯域がBと判定され、その判定結果に応じて切替スイッチ48,49が固定端子b側に切り替わると、第2のバンドパスフィルタ47が選択される。したがって、この場合上記共用器43から上り信号ライン45に出力された上り信号は、上記第2のバンドパスフィルタ47によりフィルタリングされて帯域が上り帯域B′に規定される。そして、上記第2のバンドパスフィルタ47から出力された上り信号は、さらに帯域B′に対応する周波数特性を有する第2の上り増幅器55bにより増幅されたのち、上り信号出力端子52から無線基地局装置11に向け送信される。
したがって、第2の実施形態によれば、上り帯域A′が選択されている場合でも、また上り帯域B′が選択されている場合でも、上り信号は常に最適な周波数特性により増幅されることになり、これにより上り信号に対するフィルタリング特性をさらに向上させることができる。
(第3実施形態)
図5は、この発明の第3実施形態に係る無線中継装置40の構成を示すブロック図である。なお、同図において前記図2と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
共用器43から出力される上り信号ライン45と上り増幅器51との間には、第1及び第2のバンドパスフィルタ46,47と切替スイッチ48,49に代えて、アクティブフィルタ70が接続してある。このアクティブフィルタ70は、外部からの制御信号によりフィルタ特性を任意の特性に可変設定することが可能なものである。
帯域検出回路60は、分波器53で分岐された下り信号が帯域A,Bの何れを使用しているのかを検知する。そして、その検知結果に応じてフィルタ特性制御信号を生成し、このフィルタ特性制御信号を上記アクティブフィルタ70に与える。アクティブフィルタ70は、上記フィルタ特性制御信号に応じて自身のフィルタ特性を上り帯域A′又はB′のいずれか一方に可変設定する。
このような構成であるから、帯域検波回路60において下り信号の帯域がAと判定されたとする。この場合、帯域検波回路60からは、上り帯域A′に対応するフィルタ特性の設定を指示するフィルタ特性制御信号が出力される。このため、アクティブフィルタ70には上記上り帯域A′に対応するフィルタ特性が設定される。したがって、共用器43から上り信号ライン45に出力された上り信号は、帯域が上記アクティブフィルタ70により帯域A′に規定される。
これに対し、帯域検波回路60において下り信号の帯域がBと判定されたとする。この場合、帯域検波回路60からは、上り帯域B′に対応するフィルタ特性の設定を指示するフィルタ特性制御信号が出力される。このため、アクティブフィルタ70には上記上り帯域B′に対応するフィルタ特性が設定される。したがって、共用器43から上り信号ライン45に出力された上り信号は、帯域が上記アクティブフィルタ70により帯域B′に規定される。
したがって、第3の実施形態によれば、第1及び第2のバンドパスフィルタ46,47及び切替スイッチ48,49を不要にすることができ、これにより無線中継装置40の回路構成を簡単小型化することが可能となる。
(第4の実施形態)
図6は、この発明の第4実施形態に係る無線中継装置の構成を示すブロック図である。なお、同図において前記図2と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
上り信号ライン45と上り信号出力端子52との間には、上り信号を2分岐するための一対の分波器71,72が設けてある。また、これらの分波器71,72間には、上り帯域A′,B′の各々に対応するフィルタ特性を有する第1及び第2のバンドパスフィルタ46,47と、上記上り帯域A′,B′の各々に対応する周波数特性を有する第1及び第2の上り増幅器55a,55bが設けてある。第1及び第2の上り増幅器55a,55bは、外部からの制御信号により動作状態と非動作状態とを切り替えることが可能になっている。
帯域検出回路60は、下り信号をもとに当該下り信号の伝送に使用された下り帯域がAであるかBであるかを判定する。そして、この判定結果に基づいて制御信号を生成し、この制御信号により上記第1及び第2の上り増幅器55a,55bの一方を動作状態に、他方を非動作状態にそれぞれ設定する。
このような構成であるから、帯域検波回路60において、下り信号の帯域がAと判定されたとする。この場合帯域検波回路60からは、上り帯域A′に対応する第1のバンドパスフィルタ46及び第1の上り増幅器55aを選択するべく第1の上り増幅器55aに対しオン制御信号が、また第2の上り増幅器55bに対しオフ制御信号がそれぞれ出力される。この結果、第1の上り増幅器55aは動作状態に、また第2の上り増幅器55bが非動作状態にそれぞれ設定される。このため、上記共用器43から上り信号ライン45に出力された上り信号は、帯域が上記第1のバンドパスフィルタ46により帯域A′に規定され、さらにこの帯域A′に対応する周波数特性を有する第1の上り増幅器55aにより増幅されたのち、上り信号出力端子52から無線基地局装置11に向け送信される。
これに対し、帯域検波回路60において、下り信号の帯域がBと判定されたとする。この場合、帯域検波回路60からは、上り帯域B′に対応する第2のバンドパスフィルタ47及び第2の上り増幅器55bを選択するべく第2の上り増幅器55bに対しオン制御信号が、また第1の上り増幅器55aに対しオフ制御信号がそれぞれ出力される。この結果、第2の上り増幅器55bは動作状態に、また第1の上り増幅器55aが非動作状態にそれぞれ設定される。このため、上記共用器43から上り信号ライン45に出力された上り信号は、帯域が上記第2のバンドパスフィルタ47により帯域B′に規定され、さらにこの帯域B′に対応する周波数特性を有する第2の上り増幅器55bにより増幅されたのち、上り信号出力端子52から無線基地局装置11に向け送信される。
したがって第4の実施形態によれば、切替スイッチ48,49を使用することなく、上りリンクの帯域A′,B′を切替えることができる。
(その他の実施形態)
前記各実施形態では、移動通信システムにおける下りリンク及び上りリンクにそれぞれ2つの帯域を設けた場合を例にとって説明した。しかし、帯域数は2に限らず3以上であってもよい。
また、前記各実施形態では、無線基地局装置11と無線中継装置40との間を接続する伝送線路12として、例えば同軸ケーブルを用いた有線伝送線路の場合を例にとって説明したが、その他光ファイバーケーブルを用いた有線伝送線路を使用してもよい。
その他、フィルタユニットや切替ユニットの構成、帯域検波回路の構成、移動通信システムの種類とその構成等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
自動車電話システム、携帯電話システム及び無線LANシステム等の移動通信システムにおいて、ビルの谷間や屋内、地下街、トンネル内等では基地局装置からの電波が届かない不感地帯となる。この不感地帯は都市化が進むにつれ複雑化しかつ増える傾向がある。本発明の無線中継装置はこのような不感地帯に設置される。無線中継装置は基地局装置に比べ構成が簡単かつ小型で、安価である。したがって、本発明によれば、簡単かつ安価に不感地帯を解消してサービスエリアを拡大することができる。

Claims (6)

  1. 基地局装置と移動通信端末との間に配置され、前記基地局装置に対し伝送路を介して接続されると共に、前記移動通信端末に対し無線伝送路を介して接続され、前記伝送路が複数の下り帯域と当該複数の下り帯域に1対1に対応付けられた複数の上り帯域とを備えかつ前記対応付けられた複数の帯域対が同一時間帯に一つのみ使用される、無線中継装置において、
    前記基地局装置から前記下り帯域を使用して伝送された下り信号を分岐する分波器と、
    前記分波器により分岐された一方の信号を受信して出力する下り信号処理回路と、
    前記下り信号処理回路から出力された下り信号をアンテナへ出力すると共に、当該アンテナにより受信された前記移動通信端末からの上り信号を出力する共用器と、
    前記複数の上り帯域の各々に対応する複数のフィルタ特性を有し、前記共用器から出力された上り信号をフィルタリングして出力するフィルタユニットと、
    前記分波器により分岐された他方の信号をもとに、前記下り信号の伝送に使用された下り帯域を検知する帯域検知回路と、
    前記帯域検知回路による検知結果に基づいて、前記複数のフィルタ特性の中から前記検知された下り帯域と対をなす上り帯域に対応するフィルタ特性を選択する選択回路と、
    前記選択回路により選択されたフィルタ特性に従い、前記フィルタユニットによりフィルタリングされた上り信号を前記基地局装置へ出力する上り信号処理回路と
    を具備する無線中継装置。
  2. 前記フィルタユニットは、前記複数の上り帯域の各々に対応するフィルタ特性を有する複数のフィルタを備え、
    前記選択回路は、前記帯域検知回路による検知結果に基づいて、前記複数のフィルタの中から前記検知された下り帯域と対をなす上り帯域に対応するフィルタ特性を有するフィルタを選択するものである請求項1記載の無線中継装置。
  3. 前記フィルタユニットは、フィルタ特性を可変設定することが可能なアクティブフィルタを備え、
    前記選択回路は、前記帯域検知回路による検知結果に基づいて、前記フィルタユニットのフィルタ特性を前記検知された下り帯域と対をなす上り帯域に対応する特性に設定するものである請求項1記載の無線中継装置。
  4. 前記帯域検知回路は、
    前記複数の下り帯域の各々に対応して設けられ、前記下り帯域ごとに下り信号の伝送の有無を検出する複数の帯域検出回路と、
    前記複数の帯域検出回路による各検出結果に基づいて、下り信号の伝送に使用された下り帯域を判定する判定回路と
    を備えるものである請求項1記載の無線中継装置。
  5. 前記上り信号処理回路は、前記複数の上り帯域の各々に対応する周波数特性を有する複数の増幅器を備え、
    前記選択回路は、
    前記帯域検知回路による検知結果に基づいて、前記複数のフィルタ特性の中から前記判定された下り帯域と対をなす上り帯域に対応するフィルタ特性を選択する手段と、
    前記複数の増幅器の中から前記検知された下り帯域と対をなす上り帯域に対応する周波数特性を有する増幅器を選択する手段と
    を備えるものである請求項1記載の無線中継装置。
  6. 前記上り信号処理回路は、前記複数の上り帯域の各々に対応して設けられ、外部からの制御信号により動作状態と非動作状態とを切り替えることが可能な複数の増幅器を備え、
    前記選択回路は、
    前記帯域検知回路による検知結果に基づいて、前記複数の増幅器に制御信号を与えることにより、前記判定された下り帯域と対をなす上り帯域に対応する増幅器を動作状態に設定し、他の増幅器を非動作状態に設定する手段と
    を備えるものである請求項1記載の無線中継装置。
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