JP4562097B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、第1リード端子と第2リード端子との間に第3リード端子を配置し、第3リード端子から延びている半導体素子搭載部に第1半導体素子および第2半導体素子を搭載し、第1リード端子、第2リード端子、第3リード端子および半導体素子搭載部の一部が樹脂から突出するように、第1半導体素子および第2半導体素子を樹脂によって封止した半導体装置の製造方法に関する。
特に、本発明は、半導体素子を上下逆向きに配置する設計変更を行う必要なく、内部リードの結線工程の設計変更のみを行うことによって、コモンアノード型、コモンカソード型およびダブラー型のすべての半導体装置を製造することができる半導体装置の製造方法に関する。
従来から、第1リード端子と第2リード端子との間に第3リード端子を配置し、第3リード端子から延びている半導体素子搭載部に第1半導体素子および第2半導体素子を搭載し、第1リード端子、第2リード端子、第3リード端子および半導体素子搭載部の一部が樹脂から突出するように、第1半導体素子および第2半導体素子を樹脂によって封止した半導体装置が知られている。この種の半導体装置の例としては、例えば実開平5−66976号公報の図3に記載されたものがある。
実開平5−66976号公報の図3に記載された半導体装置では、第1半導体素子のアノード電極(図3の左側の半導体素子の下側の電極)が、金属ベースを介して、第3リード端子(図3の中央のリード端子)から延びている半導体素子搭載部に電気的に接続されている。また、第1半導体素子のカソード電極(図3の左側の半導体素子の上側の電極)が、内部リードを介して第1リード端子(図3の左側のリード端子)に結線されている。更に、第2半導体素子のアノード電極(図3の右側の半導体素子の下側の電極)が、金属ベースを介して、第3リード端子(図3の中央のリード端子)から延びている半導体素子搭載部に電気的に接続されている。また、第2半導体素子のカソード電極(図3の右側の半導体素子の上側の電極)が、内部リードを介して第2リード端子(図3の右側のリード端子)に結線されている。
その結果、実開平5−66976号公報の図3に記載された半導体装置では、第3リード端子(図3の中央のリード端子)がコモンアノード端子になっており、実開平5−66976号公報の図3に記載された半導体装置はコモンアノード型に構成されている。
ところで、実開平5−66976号公報の図3に記載された半導体装置では、第1半導体素子(図3の左側の半導体素子)の下側の電極と、第3リード端子(図3の中央のリード端子)から延びている半導体素子搭載部とが、内部リードを介して結線されるのではなく、金属ベースを介して電気的に接続されている。また、第2半導体素子(図3の右側の半導体素子)の下側の電極と、第3リード端子(図3の中央のリード端子)から延びている半導体素子搭載部とが、内部リードを介して結線されるのではなく、金属ベースを介して電気的に接続されている。
そのため、実開平5−66976号公報の図3に記載された半導体装置の製造方法を設計変更してダブラー型の半導体装置を製造する場合には、第1半導体素子(図3の左側の半導体素子)および第2半導体素子(図3の右側の半導体素子)のいずれか一方を上下逆向きに配置する設計変更が必要になる。つまり、実開平5−66976号公報の図3に記載された半導体装置の製造方法では、内部リードの結線工程の設計変更のみによっては、ダブラー型の半導体装置を製造することができない。
また、実開平5−66976号公報の図3に記載された半導体装置の製造方法を設計変更してコモンカソード型の半導体装置を製造する場合には、第1半導体素子(図3の左側の半導体素子)および第2半導体素子(図3の右側の半導体素子)の両方を上下逆向きに配置する設計変更が必要になる。つまり、実開平5−66976号公報の図3に記載された半導体装置の製造方法では、内部リードの結線工程の設計変更のみによっては、コモンカソード型の半導体装置を製造することができない。
実開平5−66976号公報の図3
前記問題点に鑑み、本発明は、半導体素子を上下逆向きに配置する設計変更を行う必要なく、内部リードの結線工程の設計変更のみを行うことによって、コモンアノード型、コモンカソード型およびダブラー型のすべての半導体装置を製造することができる半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、第1リード端子と第2リード端子との間に第3リード端子を配置し、第3リード端子から延びている半導体素子搭載部に第1半導体素子および第2半導体素子を搭載し、第1リード端子、第2リード端子、第3リード端子および半導体素子搭載部の一部が樹脂から突出するように、第1半導体素子および第2半導体素子を樹脂によって封止した半導体装置の製造方法において、
第1半導体素子の下側の電極と半導体素子搭載部との間に絶縁層を配置すると共に、その絶縁層の上面に形成された第1半導体素子用導体パターンと第1半導体素子の下側の電極とを接合し
第2半導体素子の下側の電極と半導体素子搭載部との間に絶縁層を配置すると共に、その絶縁層の上面に形成された第2半導体素子用導体パターンと第2半導体素子の下側の電極とを接合し
コモンアノード型の半導体装置が製造される場合に、第1半導体素子用導体パターンと第1リード端子とを内部リードを介して結線し、第2半導体素子用導体パターンと第2リード端子とを内部リードを介して結線し、第1半導体素子の上側の電極と第3リード端子あるいは半導体素子搭載部とを内部リードを介して結線し、第2半導体素子の上側の電極と第3リード端子あるいは半導体素子搭載部とを内部リードを介して結線し、
コモンカソード型の半導体装置が製造される場合に、内部リードの結線工程の設計変更のみを行い、第1半導体素子用導体パターンと第3リード端子あるいは半導体素子搭載部とを内部リードを介して結線し、第2半導体素子用導体パターンと第3リード端子あるいは半導体素子搭載部とを内部リードを介して結線し、第1半導体素子の上側の電極と第1リード端子とを内部リードを介して結線し、第2半導体素子の上側の電極と第2リード端子とを内部リードを介して結線し、
ダブラー型の半導体装置が製造される場合に、内部リードの結線工程の設計変更のみを行い、第1半導体素子用導体パターンと第1リード端子とを内部リードを介して結線し、第2半導体素子用導体パターンと第3リード端子あるいは半導体素子搭載部とを内部リードを介して結線し、第1半導体素子の上側の電極と第3リード端子あるいは半導体素子搭載部とを内部リードを介して結線し、第2半導体素子の上側の電極と第2リード端子とを内部リードを介して結線し、
第1半導体素子の下側の電極と半導体素子搭載部との間に配置される絶縁層と、第2半導体素子の下側の電極と半導体素子搭載部との間に配置される絶縁層とを一部材によって形成し、
絶縁層の側面と第3リード端子との間隔が、絶縁層の側面と第1リード端子または第2リード端子との間隔よりも広くなるように、絶縁層の側面を凹状に形成することを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、第1リード端子の下面と第2リード端子の下面と半導体素子搭載部の下面とが同一平面上に位置するように、第1リード端子および第2リード端子を曲げ加工することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法が提供される。
請求項1に記載の半導体装置の製造方法では、第1リード端子と第2リード端子との間に第3リード端子が配置される。更に、第3リード端子から延びている半導体素子搭載部に第1半導体素子および第2半導体素子が搭載される。また、第1リード端子、第2リード端子、第3リード端子および半導体素子搭載部の一部が樹脂から突出するように、第1半導体素子および第2半導体素子が樹脂によって封止される。
更に、請求項1に記載の半導体装置の製造方法では、第1半導体素子の下側の電極と半導体素子搭載部との間に絶縁層が配置され、その絶縁層の上面に形成された第1半導体素子用導体パターンと第1半導体素子の下側の電極とが接合される。また、第1半導体素子用導体パターンと、第1リード端子、第3リード端子あるいは半導体素子搭載部とが、内部リードを介して結線される。
また、請求項1に記載の半導体装置の製造方法では、第2半導体素子の下側の電極と半導体素子搭載部との間に絶縁層が配置され、その絶縁層の上面に形成された第2半導体素子用導体パターンと第2半導体素子の下側の電極とが接合される。また、第2半導体素子用導体パターンと、第2リード端子、第3リード端子あるいは半導体素子搭載部とが、内部リードを介して結線される。
詳細には、請求項1に記載の半導体装置の製造方法では、コモンアノード型の半導体装置が製造される場合に、第1半導体素子用導体パターンと第1リード端子とが内部リードを介して結線される。更に、第2半導体素子用導体パターンと第2リード端子とが内部リードを介して結線される。また、第1半導体素子の上側の電極と第3リード端子あるいは半導体素子搭載部とが内部リードを介して結線され、第2半導体素子の上側の電極と第3リード端子あるいは半導体素子搭載部とが内部リードを介して結線される。
また、請求項1に記載の半導体装置の製造方法では、コモンカソード型の半導体装置が製造される場合に、内部リードの結線工程の設計変更のみが行われる。詳細には、第1半導体素子用導体パターンと第3リード端子あるいは半導体素子搭載部とが内部リードを介して結線される。更に、第2半導体素子用導体パターンと第3リード端子あるいは半導体素子搭載部とが内部リードを介して結線される。また、第1半導体素子の上側の電極と第1リード端子とが内部リードを介して結線され、第2半導体素子の上側の電極と第2リード端子とが内部リードを介して結線される。
更に、請求項1に記載の半導体装置の製造方法では、ダブラー型の半導体装置が製造される場合に、内部リードの結線工程の設計変更のみが行われる。詳細には、第1半導体素子用導体パターンと第1リード端子とが内部リードを介して結線される。更に、第2半導体素子用導体パターンと第3リード端子あるいは半導体素子搭載部とが内部リードを介して結線される。また、第1半導体素子の上側の電極と第3リード端子あるいは半導体素子搭載部とが内部リードを介して結線され、第2半導体素子の上側の電極と第2リード端子とが内部リードを介して結線される。
そのため、請求項1に記載の半導体装置の製造方法によれば、半導体素子を上下逆向きに配置する設計変更を行う必要なく、内部リードの結線工程の設計変更のみを行うことによって、コモンアノード型、コモンカソード型およびダブラー型のすべての半導体装置を製造することができる。
請求項に記載の半導体装置の製造方法では、第1半導体素子の下側の電極と半導体素子搭載部との間に配置される絶縁層と、第2半導体素子の下側の電極と半導体素子搭載部との間に配置される絶縁層とが一部材によって形成される。好ましくは、第1半導体素子の下側の電極と半導体素子搭載部との間に配置される絶縁層と、第2半導体素子の下側の電極と半導体素子搭載部との間に配置される絶縁層とが1つの絶縁基板によって構成される。
つまり、請求項に記載の半導体装置の製造方法では、1つの工程によって、第1半導体素子の下側の電極と半導体素子搭載部との間に絶縁層が配置されると共に、第2半導体素子の下側の電極と半導体素子搭載部との間に絶縁層が配置される。
そのため、請求項に記載の半導体装置の製造方法によれば、第1半導体素子の下側の電極と半導体素子搭載部との間に絶縁層が配置される工程と、第2半導体素子の下側の電極と半導体素子搭載部との間に絶縁層が配置される工程とが別個に設けられている場合よりも、工程数を低減することができる。
請求項に記載の半導体装置の製造方法では、絶縁層の側面と第3リード端子との間隔が、絶縁層の側面と第1リード端子または第2リード端子との間隔よりも広くなるように、絶縁層の側面が凹状に形成される。
そのため、請求項に記載の半導体装置の製造方法によれば、絶縁層の側面と第3リード端子との間隔が絶縁層の側面と第1リード端子または第2リード端子との間隔よりも広くなるように絶縁層の側面が凹状に形成されない場合よりも、第1半導体素子の上側の電極と半導体素子搭載部とを結線するための内部リードを短くすることができ、第2半導体素子の上側の電極と半導体素子搭載部とを結線するための内部リードを短くすることができる。
請求項に記載の半導体装置の製造方法では、第1リード端子の下面と第2リード端子の下面と半導体素子搭載部の下面とが同一平面上に位置するように、第1リード端子および第2リード端子が曲げ加工される。そのため、請求項に記載の半導体装置の製造方法によれば、面実装可能な半導体装置を製造することができる。
以下、本発明の半導体装置の製造方法の第1の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態の半導体装置に用いられる絶縁基板1を示した図である。詳細には、図1(A)は絶縁基板1の平面図、図1(B)は絶縁基板1の正面図、図1(C)は絶縁基板1の底面図である。図1において、1Aは絶縁基板1の一部を構成する絶縁層を示しており、1A1,1A2,1A3は絶縁層1Aの前側面を示している。第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、例えばAl、AlN系あるいはエポキシ樹脂系などの電気絶縁性材料によって絶縁層1Aが形成される。
また、図1において、1B1,1B2は絶縁層1Aの上面に形成された導体パターンを示しており、1Cは絶縁層1Aの下面に形成された導体パターンを示している。第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、例えばCu等の導電性材料によって導体パターン1B1,1B2,1Cが形成される。また、第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図1に示すように、導体パターン1B1と導体パターン1B2とが離間して形成される。
図2は図1に示した絶縁基板1の導体パターン1B1上に半導体素子C1が実装され、導体パターン1B2上に半導体素子C2が実装された状態を示した図である。詳細には、図2(A)は絶縁基板1および半導体素子C1,C2の平面図、図2(B)は絶縁基板1および半導体素子C1,C2の正面図である。図2において、C1Aは半導体素子C1の上側のアノード電極を示しており、C1Kは半導体素子C1の下側のカソード電極を示している。C2Aは半導体素子C2の上側のアノード電極を示しており、C2Kは半導体素子C2の下側のカソード電極を示している。
第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図2に示すように、絶縁基板1の導体パターン1B1上に半導体素子C1が実装され、導体パターン1B2上に半導体素子C2が実装される。詳細には、絶縁層1Aの上面に形成された導体パターン1B1と半導体素子C1の下側のカソード電極C1Kとが半田を介して接合され、絶縁層1Aの上面に形成された導体パターン1B2と半導体素子C2の下側のカソード電極C2Kとが半田を介して接合される。
第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、半導体素子C1,C2として、例えば実開平5−66976号公報の図2(b)に記載されたようなプレーナ構造のPN接合型ダイオードが用いられるが、第2の実施形態の半導体装置の製造方法では、代わりに、半導体素子C1,C2として、例えば実開平5−66976号公報の図2(c)に記載されたようなプレーナ構造のショットキバリア接合型ダイオードを用いることも可能である。
図3は第1の実施形態の半導体装置の製造方法で用いられるリードフレームLFの一部を示した図である。詳細には、図3(A)はリードフレームLFの平面図、図3(B)は図3(A)のA−A線に沿った断面図である。図3において、L1,L2,L3は半導体装置のリード端子となる部分を示している。L3Aはリード端子L3から延びている半導体素子搭載部を示しており、L3A1は半導体素子搭載部L3Aに形成された穴を示している。第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、例えばCu材にNiメッキを施すことにより、リードフレームLFが形成される。
図4は図2に示した絶縁基板1および半導体素子C1,C2の組立体が図3に示した半導体素子搭載部L3A上に実装された状態を示した図である。詳細には、図4(A)は絶縁基板1、半導体素子C1,C2、半導体素子搭載部L3A等の平面図、図4(B)は図4(A)のB−B線に沿った断面図、図4(C)は図4(A)のC−C線に沿った断面図である。第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図4に示すように、絶縁基板1および半導体素子C1,C2の組立体が半導体素子搭載部L3A上に実装される。詳細には、絶縁基板1の導体パターン1Cとリード端子L3から延びている半導体素子搭載部L3Aとが半田を介して接合される。
つまり、第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図4(B)に示すように、半導体素子C1の下側のカソード電極C1Kと半導体素子搭載部L3Aとの間に絶縁層1Aが配置される。また、図4(C)に示すように、半導体素子C2の下側のカソード電極C2Kと半導体素子搭載部L3Aとの間に絶縁層1Aが配置される。
更に、第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図4(A)に示すように、リード端子L1とリード端子L2との間にリード端子L3が配置され、リード端子L3から延びている半導体素子搭載部L3Aに半導体素子C1,C2が搭載される。
第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、絶縁基板1に導体パターン1Cが形成され、導体パターン1Cと半導体素子搭載部L3Aとが半田を介して接合されるが、第3の実施形態の半導体装置の製造方法では、代わりに、導体パターン1Cを省略し、絶縁基板1の絶縁層1Aと半導体素子搭載部L3Aとを接着剤によって接合することも可能である。
図5はコモンアノード型半導体装置を製造するために、図4に示した絶縁基板1、半導体素子C1,C2、リード端子L1,L2,L3および半導体素子搭載部L3Aに対してワイヤボンディングが行われた状態を示した図である。詳細には、図5(A)は絶縁基板1、半導体素子C1,C2、リード端子L1,L2,L3、半導体素子搭載部L3AおよびボンディングワイヤBWの平面図、図5(B)は図5(A)に示した絶縁基板1、半導体素子C1,C2、リード端子L1,L2,L3、半導体素子搭載部L3AおよびボンディングワイヤBWの等価回路図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図5(B)に示すようなコモンアノード型半導体装置が製造される場合に、図5(A)に示すように、リード端子L1と導体パターン1B1とが内部リードとしてのAl製ボンディングワイヤBWによって結線される。また、半導体素子搭載部L3Aと半導体素子C1の上側のアノード電極C1Aとが内部リードとしてのAl製ボンディングワイヤBWによって結線される。更に、半導体素子搭載部L3Aと半導体素子C2の上側のアノード電極C2Aとが内部リードとしてのAl製ボンディングワイヤBWによって結線される。また、リード端子L2と導体パターン1B2とが内部リードとしてのAl製ボンディングワイヤBWによって結線される。
図6は第4の実施形態の半導体装置の製造方法においてコモンアノード型半導体装置を製造するために、図4に示した絶縁基板1、半導体素子C1,C2、リード端子L1,L2,L3および半導体素子搭載部L3Aに対してワイヤボンディングが行われた状態を示した図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図5(A)に示すように、コモンアノード型半導体装置を製造するために、半導体素子搭載部L3Aと半導体素子C1の上側のアノード電極C1AとがボンディングワイヤBWによって結線され、半導体素子搭載部L3Aと半導体素子C2の上側のアノード電極C2AとがボンディングワイヤBWによって結線されるが、第4の実施形態の半導体装置の製造方法では、図6に示すように、代わりに、コモンアノード型半導体装置を製造するために、リード端子L3と半導体素子C1の上側のアノード電極C1AとをボンディングワイヤBWによって結線し、リード端子L3と半導体素子C2の上側のアノード電極C2AとをボンディングワイヤBWによって結線することも可能である。
図7は図5に示した半導体素子C1,C2が樹脂2によって封止された状態を示した図である。第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図5に示した半導体素子C1,C2が、図7に示すように、樹脂2によって封止される。詳細には、リード端子L1,L2,L3および半導体素子搭載部L3Aの一部が樹脂2から突出するように、半導体素子C1,C2が樹脂2によって封止される。
図8はリード端子L1,L2,L3が図7に示したリードフレームLFから分離され、第1の実施形態の半導体装置が完成した状態を示した図である。詳細には、図8(A)は第1の実施形態の半導体装置の平面図、図8(B)は第1の実施形態の半導体装置の右側面図、図8(C)は第1の実施形態の半導体装置の底面図である。第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図8(A)に示すように、半導体素子搭載部L3Aの上面の一部が樹脂2の外側に露出せしめられ、図8(C)に示すように、半導体素子搭載部L3Aの下面のすべてが樹脂2の外側に露出せしめられる。
図9はコモンカソード型半導体装置を製造するために、図4に示した絶縁基板1、半導体素子C1,C2、リード端子L1,L2,L3および半導体素子搭載部L3Aに対してワイヤボンディングが行われた状態を示した図である。詳細には、図9(A)は絶縁基板1、半導体素子C1,C2、リード端子L1,L2,L3、半導体素子搭載部L3AおよびボンディングワイヤBWの平面図、図9(B)は図9(A)に示した絶縁基板1、半導体素子C1,C2、リード端子L1,L2,L3、半導体素子搭載部L3AおよびボンディングワイヤBWの等価回路図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図9(B)に示すようなコモンカソード型半導体装置が製造される場合に、内部リードとしてのAl製ボンディングワイヤBWの結線工程の設計変更のみが行われる。詳細には、図9(A)に示すように、リード端子L1と半導体素子C1の上側のアノード電極C1Aとが内部リードとしてのAl製ボンディングワイヤBWによって結線される。また、半導体素子搭載部L3Aと導体パターン1B1とが内部リードとしてのAl製ボンディングワイヤBWによって結線される。更に、半導体素子搭載部L3Aと導体パターン1B2とが内部リードとしてのAl製ボンディングワイヤBWによって結線される。また、リード端子L2と半導体素子C2の上側のアノード電極C2Aとが内部リードとしてのAl製ボンディングワイヤBWによって結線される。
図10は第5の実施形態の半導体装置の製造方法においてコモンカソード型半導体装置を製造するために、図4に示した絶縁基板1、半導体素子C1,C2、リード端子L1,L2,L3および半導体素子搭載部L3Aに対してワイヤボンディングが行われた状態を示した図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図9(A)に示すように、コモンカソード型半導体装置を製造するために、半導体素子搭載部L3Aと導体パターン1B1とがボンディングワイヤBWによって結線され、半導体素子搭載部L3Aと導体パターン1B2とがボンディングワイヤBWによって結線されるが、第5の実施形態の半導体装置の製造方法では、図10に示すように、代わりに、コモンカソード型半導体装置を製造するために、リード端子L3と導体パターン1B1とをボンディングワイヤBWによって結線し、リード端子L3と導体パターン1B2とをボンディングワイヤBWによって結線することも可能である。
図11はダブラー型半導体装置を製造するために、図4に示した絶縁基板1、半導体素子C1,C2、リード端子L1,L2,L3および半導体素子搭載部L3Aに対してワイヤボンディングが行われた状態を示した図である。詳細には、図11(A)は絶縁基板1、半導体素子C1,C2、リード端子L1,L2,L3、半導体素子搭載部L3AおよびボンディングワイヤBWの平面図、図11(B)は図11(A)に示した絶縁基板1、半導体素子C1,C2、リード端子L1,L2,L3、半導体素子搭載部L3AおよびボンディングワイヤBWの等価回路図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図11(B)に示すようなダブラー型半導体装置が製造される場合に、内部リードとしてのAl製ボンディングワイヤBWの結線工程の設計変更のみが行われる。詳細には、図11(A)に示すように、リード端子L1と導体パターン1B1とが内部リードとしてのAl製ボンディングワイヤBWによって結線される。また、半導体素子搭載部L3Aと半導体素子C1の上側のアノード電極C1Aとが内部リードとしてのAl製ボンディングワイヤBWによって結線される。更に、半導体素子搭載部L3Aと導体パターン1B2とが内部リードとしてのAl製ボンディングワイヤBWによって結線される。また、リード端子L2と半導体素子C2の上側のアノード電極C2Aとが内部リードとしてのAl製ボンディングワイヤBWによって結線される。
図12は第6の実施形態の半導体装置の製造方法においてダブラー型半導体装置を製造するために、図4に示した絶縁基板1、半導体素子C1,C2、リード端子L1,L2,L3および半導体素子搭載部L3Aに対してワイヤボンディングが行われた状態を示した図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図11(A)に示すように、ダブラー型半導体装置を製造するために、半導体素子搭載部L3Aと半導体素子C1の上側のアノード電極C1AとがボンディングワイヤBWによって結線され、半導体素子搭載部L3Aと導体パターン1B2とがボンディングワイヤBWによって結線されるが、第6の実施形態の半導体装置の製造方法では、図12に示すように、代わりに、ダブラー型半導体装置を製造するために、リード端子L3と半導体素子C1の上側のアノード電極C1AとをボンディングワイヤBWによって結線し、リード端子L3と導体パターン1B2とをボンディングワイヤBWによって結線することも可能である。
図13はダブラー型半導体装置を製造するために、図4に示した絶縁基板1、半導体素子C1,C2、リード端子L1,L2,L3および半導体素子搭載部L3Aに対してワイヤボンディングが行われた状態を示した図である。詳細には、図13(A)は絶縁基板1、半導体素子C1,C2、リード端子L1,L2,L3、半導体素子搭載部L3AおよびボンディングワイヤBWの平面図、図13(B)は図13(A)に示した絶縁基板1、半導体素子C1,C2、リード端子L1,L2,L3、半導体素子搭載部L3AおよびボンディングワイヤBWの等価回路図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図13(B)に示すようなダブラー型半導体装置が製造される場合に、内部リードとしてのAl製ボンディングワイヤBWの結線工程の設計変更のみが行われる。詳細には、図13(A)に示すように、リード端子L1と半導体素子C1の上側のアノード電極C1Aとが内部リードとしてのAl製ボンディングワイヤBWによって結線される。また、半導体素子搭載部L3Aと導体パターン1B1とが内部リードとしてのAl製ボンディングワイヤBWによって結線される。更に、半導体素子搭載部L3Aと半導体素子C2の上側のアノード電極C2Aとが内部リードとしてのAl製ボンディングワイヤBWによって結線される。また、リード端子L2と導体パターン1B2とが内部リードとしてのAl製ボンディングワイヤBWによって結線される。
図14は第7の実施形態の半導体装置の製造方法においてダブラー型半導体装置を製造するために、図4に示した絶縁基板1、半導体素子C1,C2、リード端子L1,L2,L3および半導体素子搭載部L3Aに対してワイヤボンディングが行われた状態を示した図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図13(A)に示すように、ダブラー型半導体装置を製造するために、半導体素子搭載部L3Aと導体パターン1B1とがボンディングワイヤBWによって結線され、半導体素子搭載部L3Aと半導体素子C2の上側のアノード電極C2AとがボンディングワイヤBWによって結線されるが、第7の実施形態の半導体装置の製造方法では、図14に示すように、代わりに、ダブラー型半導体装置を製造するために、リード端子L3と導体パターン1B1とをボンディングワイヤBWによって結線し、リード端子L3と半導体素子C2の上側のアノード電極C2AとをボンディングワイヤBWによって結線することも可能である。
つまり、第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図5(A)に示すように、コモンアノード型の半導体装置が製造される場合に、導体パターン1B1とリード端子L1とがボンディングワイヤBWを介して結線され、導体パターン1B2とリード端子L2とがボンディングワイヤBWを介して結線され、半導体素子C1の上側のアノード電極C1Aと半導体素子搭載部L3AとがボンディングワイヤBWを介して結線され、半導体素子C2の上側のアノード電極C2Aと半導体素子搭載部L3AとがボンディングワイヤBWを介して結線される。
更に、第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図9(A)に示すように、コモンカソード型の半導体装置が製造される場合に、ボンディングワイヤBWの結線工程の設計変更のみが行われ、半導体素子C1,C2を上下逆向きに配置する設計変更は行われない。また、第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図11(A)および図13(A)に示すように、ダブラー型の半導体装置が製造される場合に、ボンディングワイヤBWの結線工程の設計変更のみが行われ、半導体素子C1,C2を上下逆向きに配置する設計変更は行われない。そのため、第1の実施形態の半導体装置の製造方法によれば、半導体素子C1,C2を上下逆向きに配置する設計変更を行う必要なく、ボンディングワイヤBWの結線工程の設計変更のみを行うことによって、コモンアノード型、コモンカソード型およびダブラー型のすべての半導体装置を製造することができる。
更に、第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図4に示すように、半導体素子C1の下側のカソード電極C1Kと半導体素子搭載部L3Aとの間に配置される絶縁層1Aと、半導体素子C2の下側のカソード電極C2Kと半導体素子搭載部L3Aとの間に配置される絶縁層1Aとが一部材によって形成される。詳細には、半導体素子C1の下側のカソード電極C1Kと半導体素子搭載部L3Aとの間に配置される絶縁層1Aと、半導体素子C2の下側のカソード電極C2Kと半導体素子搭載部L3Aとの間に配置される絶縁層1Aとが1つの絶縁基板1によって構成される。
つまり、第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図4に示すように、絶縁基板1を半導体素子搭載部L3Aに対して接合する1つの工程によって、半導体素子C1の下側のカソード電極C1Kと半導体素子搭載部L3Aとの間に絶縁層1Aが配置されると共に、半導体素子C2の下側のカソード電極C2Kと半導体素子搭載部L3Aとの間に絶縁層1Aが配置される。そのため、第1の実施形態の半導体装置の製造方法によれば、絶縁基板1が2個設けられ、半導体素子C1の下側のカソード電極C1Kと半導体素子搭載部L3Aとの間に絶縁層1Aが配置される工程と、半導体素子C2の下側のカソード電極C2Kと半導体素子搭載部L3Aとの間に絶縁層1Aが配置される工程とが別個に設けられている場合よりも、工程数を低減することができる。
また、第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図5(A)に示すように、絶縁層1Aの前側面1A3とリード端子L3との間隔が、絶縁層1Aの前側面1A1とリード端子L1との間隔よりも広くなり、絶縁層1Aの前側面1A2とリード端子L2との間隔よりも広くなるように、絶縁層1Aの前側面1A1,1A2,1A3が凹状に形成される。そのため、第1の実施形態の半導体装置の製造方法によれば、絶縁層1Aの前側面1A3とリード端子L3との間隔が、絶縁層1Aの前側面1A1とリード端子L1との間隔よりも広くなり、絶縁層1Aの前側面1A2とリード端子L2との間隔よりも広くなるように、絶縁層1Aの前側面1A1,1A2,1A3が凹状に形成されない場合よりも、半導体素子C1の上側のアノード電極C1Aと半導体素子搭載部L3Aとを結線するためのボンディングワイヤBWを短くすることができ、半導体素子C2の上側のアノード電極C2Aと半導体素子搭載部L3Aとを結線するためのボンディングワイヤBWを短くすることができる。
図15は本発明に関連する発明の半導体装置に用いられる絶縁基板11,11’を示した図である。第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図1に示す絶縁基板1が用いられるが、本発明に関連する発明の半導体装置の製造方法では、代わりに、図15に示す絶縁基板11,11’が用いられる。詳細には、図15(A)は絶縁基板11,11’の平面図、図15(B)は絶縁基板11,11’の正面図、図15(C)は絶縁基板11,11’の底面図である。図15において、11A,11A’は絶縁基板11,11’の一部を構成する絶縁層を示しており、11A1,11A3は絶縁層11Aの前側面を示しており、11A2,11A3’は絶縁層11A’の前側面を示している。
また、図15において、11B1は絶縁層11Aの上面に形成された導体パターンを示しており、11B2は絶縁層11A’の上面に形成された導体パターンを示しており、11Cは絶縁層11Aの下面に形成された導体パターンを示しており、11C’は絶縁層11A’の下面に形成された導体パターンを示している。第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図1に示すように、導体パターン1B1と導体パターン1B2とが単一の絶縁層1A上に離間して配置されるが、本発明に関連する発明の半導体装置の製造方法では、図15に示す絶縁基板11と絶縁基板11’とが半導体素子搭載部L3A上に離間して配置され、その結果、導体パターン11B1と導体パターン11B2とが離間して配置される。
図16は本発明に関連する他の発明の半導体装置に用いられる絶縁基板21,21’を示した図である。第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図1に示す絶縁基板1が用いられるが、本発明に関連する他の発明の半導体装置の製造方法では、代わりに、図16に示す絶縁基板21,21’が用いられる。詳細には、図16(A)は絶縁基板21,21’の平面図、図16(B)は絶縁基板21,21’の正面図、図16(C)は絶縁基板21,21’の底面図である。図16において、21A,21A’は絶縁基板21,21’の一部を構成する絶縁層を示している。
また、図16において、21B1は絶縁層21Aの上面に形成された導体パターンを示しており、21B2は絶縁層21A’の上面に形成された導体パターンを示しており、21Cは絶縁層21Aの下面に形成された導体パターンを示しており、21C’は絶縁層21A’の下面に形成された導体パターンを示している。第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図1に示すように、導体パターン1B1と導体パターン1B2とが単一の絶縁層1A上に離間して配置されるが、本発明に関連する他の発明の半導体装置の製造方法では、図16に示す絶縁基板21と絶縁基板21’とが半導体素子搭載部L3A上に離間して配置され、その結果、導体パターン21B1と導体パターン21B2とが離間して配置される。
図17はリード端子L1,L2,L3が図7に示したリードフレームLFから分離され、第の実施形態の半導体装置が完成した状態を示した図である。詳細には、図17(A)は第の実施形態の半導体装置の平面図、図17(B)は第の実施形態の半導体装置の右側面図、図17(C)は第の実施形態の半導体装置の底面図である。第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図8(A)に示すように、半導体素子搭載部L3Aの上面の一部のみが樹脂2によって覆われるが、第の実施形態の半導体装置の製造方法では、代わりに、図17(A)に示すように、半導体素子搭載部L3Aの上面のすべてが樹脂2によって覆われる。
図18はリード端子L1,L2,L3が図7に示したリードフレームLFから分離され、第の実施形態の半導体装置が完成した状態を示した図である。詳細には、図18(A)は第の実施形態の半導体装置の平面図、図18(B)は第の実施形態の半導体装置の右側面図、図18(C)は第の実施形態の半導体装置の底面図、図18(D)は第の実施形態の半導体装置の左側面図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造方法では、図3および図8に示すように、リードフレームLFのうち、リード端子L1,L2,L3となる部分の曲げ加工が行われないが、第の実施形態の半導体装置の製造方法では、代わりに、図3および図18に示すように、リードフレームLFのうち、リード端子L1,L2となる部分の曲げ加工が行われる。
詳細には、第の実施形態の半導体装置の製造方法では、図18(B)および図18(D)に示すように、リード端子L1の下面とリード端子L2の下面と半導体素子搭載部L3Aの下面とが同一平面上に位置するように、リード端子L1,L2が曲げ加工される。そのため、第の実施形態の半導体装置の製造方法によれば、面実装可能な半導体装置を製造することができる。
10の実施形態では、上述した第1から第の実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
第1の実施形態の半導体装置に用いられる絶縁基板1を示した図である。 図1に示した絶縁基板1の導体パターン1B1上に半導体素子C1が実装され、導体パターン1B2上に半導体素子C2が実装された状態を示した図である。 第1の実施形態の半導体装置の製造方法で用いられるリードフレームLFの一部を示した図である。 図2に示した絶縁基板1および半導体素子C1,C2の組立体が図3に示した半導体素子搭載部L3A上に実装された状態を示した図である。 コモンアノード型半導体装置を製造するために、図4に示した絶縁基板1、半導体素子C1,C2、リード端子L1,L2,L3および半導体素子搭載部L3Aに対してワイヤボンディングが行われた状態を示した図である。 第4の実施形態の半導体装置の製造方法においてコモンアノード型半導体装置を製造するために、図4に示した絶縁基板1、半導体素子C1,C2、リード端子L1,L2,L3および半導体素子搭載部L3Aに対してワイヤボンディングが行われた状態を示した図である。 図5に示した半導体素子C1,C2が樹脂2によって封止された状態を示した図である。 リード端子L1,L2,L3が図7に示したリードフレームLFから分離され、第1の実施形態の半導体装置が完成した状態を示した図である。 コモンカソード型半導体装置を製造するために、図4に示した絶縁基板1、半導体素子C1,C2、リード端子L1,L2,L3および半導体素子搭載部L3Aに対してワイヤボンディングが行われた状態を示した図である。 第5の実施形態の半導体装置の製造方法においてコモンカソード型半導体装置を製造するために、図4に示した絶縁基板1、半導体素子C1,C2、リード端子L1,L2,L3および半導体素子搭載部L3Aに対してワイヤボンディングが行われた状態を示した図である。 ダブラー型半導体装置を製造するために、図4に示した絶縁基板1、半導体素子C1,C2、リード端子L1,L2,L3および半導体素子搭載部L3Aに対してワイヤボンディングが行われた状態を示した図である。 第6の実施形態の半導体装置の製造方法においてダブラー型半導体装置を製造するために、図4に示した絶縁基板1、半導体素子C1,C2、リード端子L1,L2,L3および半導体素子搭載部L3Aに対してワイヤボンディングが行われた状態を示した図である。 ダブラー型半導体装置を製造するために、図4に示した絶縁基板1、半導体素子C1,C2、リード端子L1,L2,L3および半導体素子搭載部L3Aに対してワイヤボンディングが行われた状態を示した図である。 第7の実施形態の半導体装置の製造方法においてダブラー型半導体装置を製造するために、図4に示した絶縁基板1、半導体素子C1,C2、リード端子L1,L2,L3および半導体素子搭載部L3Aに対してワイヤボンディングが行われた状態を示した図である。 本発明に関連する発明の半導体装置に用いられる絶縁基板11,11’を示した図である。 本発明に関連する他の発明の半導体装置に用いられる絶縁基板21,21’を示した図である。 リード端子L1,L2,L3が図7に示したリードフレームLFから分離され、第の実施形態の半導体装置が完成した状態を示した図である。 リード端子L1,L2,L3が図7に示したリードフレームLFから分離され、第の実施形態の半導体装置が完成した状態を示した図である。
符号の説明
1 絶縁基板
1A 絶縁層
1A1,1A2,1A3 前側面
1B1,1B2,1C 導体パターン
LF リードフレーム
L1,L2,L3 リード端子
L3A 半導体素子搭載部
L3A1 穴
C1,C2 半導体素子
C1A,C2A アノード電極
C1K,C2K カソード電極
BW ボンディングワイヤ
2 樹脂

Claims (2)

  1. 第1リード端子と第2リード端子との間に第3リード端子を配置し、第3リード端子から延びている半導体素子搭載部に第1半導体素子および第2半導体素子を搭載し、第1リード端子、第2リード端子、第3リード端子および半導体素子搭載部の一部が樹脂から突出するように、第1半導体素子および第2半導体素子を樹脂によって封止した半導体装置の製造方法において、
    第1半導体素子の下側の電極と半導体素子搭載部との間に絶縁層を配置すると共に、その絶縁層の上面に形成された第1半導体素子用導体パターンと第1半導体素子の下側の電極とを接合し
    第2半導体素子の下側の電極と半導体素子搭載部との間に絶縁層を配置すると共に、その絶縁層の上面に形成された第2半導体素子用導体パターンと第2半導体素子の下側の電極とを接合し
    コモンアノード型の半導体装置が製造される場合に、第1半導体素子用導体パターンと第1リード端子とを内部リードを介して結線し、第2半導体素子用導体パターンと第2リード端子とを内部リードを介して結線し、第1半導体素子の上側の電極と第3リード端子あるいは半導体素子搭載部とを内部リードを介して結線し、第2半導体素子の上側の電極と第3リード端子あるいは半導体素子搭載部とを内部リードを介して結線し、
    コモンカソード型の半導体装置が製造される場合に、内部リードの結線工程の設計変更のみを行い、第1半導体素子用導体パターンと第3リード端子あるいは半導体素子搭載部とを内部リードを介して結線し、第2半導体素子用導体パターンと第3リード端子あるいは半導体素子搭載部とを内部リードを介して結線し、第1半導体素子の上側の電極と第1リード端子とを内部リードを介して結線し、第2半導体素子の上側の電極と第2リード端子とを内部リードを介して結線し、
    ダブラー型の半導体装置が製造される場合に、内部リードの結線工程の設計変更のみを行い、第1半導体素子用導体パターンと第1リード端子とを内部リードを介して結線し、第2半導体素子用導体パターンと第3リード端子あるいは半導体素子搭載部とを内部リードを介して結線し、第1半導体素子の上側の電極と第3リード端子あるいは半導体素子搭載部とを内部リードを介して結線し、第2半導体素子の上側の電極と第2リード端子とを内部リードを介して結線し、
    第1半導体素子の下側の電極と半導体素子搭載部との間に配置される絶縁層と、第2半導体素子の下側の電極と半導体素子搭載部との間に配置される絶縁層とを一部材によって形成し、
    絶縁層の側面と第3リード端子との間隔が、絶縁層の側面と第1リード端子または第2リード端子との間隔よりも広くなるように、絶縁層の側面を凹状に形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 第1リード端子の下面と第2リード端子の下面と半導体素子搭載部の下面とが同一平面上に位置するように、第1リード端子および第2リード端子を曲げ加工することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
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