JP4561547B2 - 発光装置および照明器具 - Google Patents

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本発明は、それぞれ異なる光色に発光する複数種類の発光素子を備え、複数種類の発光素子から出射された光を混合して出射する発光装置および照明器具に関するものである。
従来から、この種の発光装置1’として、たとえば図2に示すように、赤、緑、青の各色に発光する3個の発光素子(LEDチップ)2が、1個のリードフレーム10上に実装され透明エポキシ樹脂11で封止された構成のものが知られている(たとえば特許文献1参照)。この発光装置1’における透明エポキシ樹脂11の前面(図2の上面)には、前方に凸となる凸レンズ12が形成されている。図2に示す発光装置1’では、全ての発光素子2から出射された光を凸レンズ12から取り出すことにより、発光装置1’が白色に発光しているように見える。
特開2003−8067号公報(第2頁、図4)
しかし、上述した従来構成では、各発光素子2から出射される光束の分布が方向によってばらついており、発光装置1’を見る方向によっては異なる光色に見えてしまうことがあって、多方向について均質な光を得ることはできない。
また、この種の発光装置1’を照明器具の光源として用いた場合には、照明器具によって照明される照射領域に色むらが生じることになる。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであって、多方向について均質な光を取り出すことができる発光装置および照明器具を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、それぞれ異なる光色に発光する複数種類の発光素子を備え、複数種類の発光素子から出射された光を混合して出射する発光装置であって、全ての発光素子を包囲する形で中空のハウジングが設けられ、ハウジングには、一部分に形成され各発光素子から出射された光を外部に出射させる出射窓と、出射窓を除いた内周面の全面に形成され各発光素子から出射された光を反射する反射面とが設けられており、前記ハウジングが、内周面のうちの出射窓に対向する部位に柱状部材が立設されており、各発光素子が、それぞれハウジングの内周面における柱状部材の周囲であって出射窓から見て柱状部材の陰となる位置に配置され、発光素子から出射窓への直接光は柱状部材にて遮られており、柱状部材が、出射窓との対向面が反射光を出射窓に集光する曲面状に形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、発光素子から出射された光は、出射窓に直接入射することはなく、反射面で反射された後に出射窓から出射されることになる。ここにおいて、各発光素子から出射された光の大部分はそれぞれハウジング内において反射面で反射を複数回繰り返すことにより多方向について均一化されることになるので、出射窓からは多方向について均質な光を取り出すことができる。また、ハウジングの内周面において出射窓を除いた全面に反射面を形成することにより、ハウジング内においては発光素子からの光を減衰させ難い構造としているから、発光素子からの光の利用効率がよい。さらにまた、柱状部材における出射窓との対向面が反射光を出射窓に集光する曲面状に形成されているから、柱状部材において出射窓との対向面に入射した光を出射窓から効率よく取り出すことができる。なお、発光素子にはLEDチップのほか有機ELなども含む。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記ハウジングが、前記出射窓に沿う内部空間の断面が出射窓を中心とした円形となる形状に形成されており、複数種類の前記発光素子が、出射窓の周方向において等間隔に配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、複数種類の発光素子に関して出射窓までの光路長が統一されることになるので、出射窓に対しては各発光素子から均一な光束の光を入射させることができる。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記ハウジングの内周面に形成された前記反射面と、前記柱状部材における前記出射窓との対向面以外の表面とが、前記発光素子からの光を拡散反射し、柱状部材における出射窓との対向面が発光素子からの光を正反射することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の発光装置を光源として用いることを特徴とする。
この構成によれば、光源からは多方向について均質な光を取り出すことができるので、照明器具によって照明される照射領域において色むらが生じることはない。
本発明は、多方向について均質な光を取り出すことができるという利点がある。
本実施形態の発光装置は、従来構成において説明したものと同様に、赤、緑、青の各色に発光する3種類のLED(発光ダイオード)チップをそれぞれ発光素子として用いており、各発光素子からの光を混合することにより発光装置全体として白色光を得られるようにしたものである。ここでは、各色の発光素子を1個ずつ設け、合計3個の発光素子を用いているが、各色の発光素子を複数個ずつ設けるようにしてもよい。
各発光素子2は、図1に示すように、板状の実装基板3の一表面上に実装される。図1では詳しく図示しないが、各発光素子2は、発光部が、当該発光部からの光に対して透明な基板の一表面側に形成されたものであり、発光部が実装基板3に対向する形で実装基板3に設けた電極(図示せず)にフリップチップ実装される。これにより、発光部からの光は基板を通して出射されることになる。なお、フリップチップ実装に限らず、図2に示した従来構成のように、発光素子2と電極とをボンディングワイヤによって接続する構成としてもよいが、フリップチップ実装を採用したほうがボンディングワイヤの影が生じない分だけ発光素子2からの光の取り出し効率がよくなる。
一方、発光素子2が実装された実装基板3は、一面(図1の下面)開口の半球状に形成されたカバー体4と共に発光素子2を包囲する中空のハウジング5を構成する。実装基板3は、カバー体4の開口を塞ぐ形でカバー体4と組み合わされる。これにより、ハウジング5の内部空間は半球状となり、実装基板3の厚み方向(図1の上下方向)におけるハウジング5の寸法を、実装基板3の表面上におけるハウジング5の長手寸法(図1の左右寸法)の半分程度に抑えることができるから、発光装置1の小型化が期待できる。カバー体4は、ハウジング5の内周面における平面部分の中心部に対向する部分に実装基板3の厚み方向に貫通する開口部6が形成されており、開口部6は各発光素子2からの光に対して透明な出射窓7によって閉塞されている。出射窓7は、拡散透過性を有するものであってもよい。詳しくは後述するが、各発光素子2からの光はそれぞれこの出射窓7を通してハウジング5の外部に出射されることになる。
このように構成されたハウジング5の内周面には、発光素子2からの光を反射する反射面8が出射窓7を除いた全面にわたって形成されている。ここでは、ハウジング5の内周面に硫酸バリウム(BaSO)の薄膜を成形することにより各発光素子2からの光をそれぞれ拡散反射する反射面8としているが、この構成に限らず、たとえば、銀(Ag)などの薄膜を成形することにより各発光素子2からの光をそれぞれ正反射する反射面8としてもよい。なお、反射面8だけでなくハウジング5全体、あるいは実装基板3とカバー体4とのいずれか一方を反射性を有する材料で形成するようにしてもよい。
ところで、本実施形態のハウジング5は、内周面のうちの出射窓7に対向する部位に円柱状の柱状部材9が立設された構成を採用している。反射面8は柱状部材9における表面の全面にも形成されている。ただし、柱状部材9において、出射窓7との対向面9a(図1の上面)に関しては、発光素子2からの光を拡散反射する反射面8ではなく、発光素子2からの光を正反射する反射面8としてある。そして、柱状部材9における出射窓7との対向面9aは、この対向面9aで反射した光を出射窓7に集光するように曲面上に形成されており、ここでは出射窓7から離れる向き(図1の下向き)に凸となる球面の一部を成している。
3個の発光素子2は、出射窓7との間に柱状部材9を介在させるように柱状部材9の周囲に配置されている。つまり、全ての発光素子2は、出射窓7から見て柱状部材9の陰となる位置(図1における2点鎖線の内側)に配置されることになる。これにより、各発光素子2からそれぞれ出射された光は、いずれも柱状部材9に遮られることにより出射窓7に直接入射することはない。ここでは、3個の発光素子2は柱状部材9の周囲に等間隔で配置されている。
上述した構成によれば、各発光素子2からそれぞれ出射された光は、必ず反射面8で反射されてから出射窓7を通してハウジング5の外部に出射されることになる。各発光素子2から出射された光の大部分はそれぞれハウジング5の反射面8で反射を複数回繰り返すことによってハウジング5の内部空間で多方向について均一化されるので、出射窓7からは多方向について均質な光を取り出すことができる。したがって、発光装置1を見る方向によって出射される光色が異なって見えることはない。ここで、ハウジング5の内周面の全面(柱状部材9の表面も含む)に反射面8を形成することにより、ハウジング5内では発光素子2からの光を減衰させ難い構造としているので、発光素子2からの光の利用効率はよい。なお、本実施形態では発光素子2からの光を拡散反射する反射面8を採用したことや、ハウジング5の内部空間を半球状としたことも、各発光素子2からの光を多方向について均一化することに寄与している。一方で、柱状部材9における出射窓7との対向面9aに設けた反射面8に入射した光は、出射窓7に集光されるように正反射されることになるから、出射窓7から光を効率よく取り出すことができる。
また、カバー体4に開口部6を貫設する構成は本発明を実施するために必須の構成ではなく、開口部6に相当する部位に発光素子2からの光を取り出すための出射窓7が形成されていればよい。たとえば、各発光素子2からの光に対して透明な出射窓7をカバー体4と一体に設けたりしてもよい。さらにまた、ハウジング5の内部空間に青色光に対して透明な合成樹脂部材(シリコーン樹脂など)を充填することによって、発光素子2の特性劣化を防止してもよい。
上述した発光装置1を光源として用いた照明器具(図示せず)では、多方向に均質な光が出射窓7から出射されることになるので、照明器具によって照明される照射領域に色むらが生じることはないという利点がある。また、発光装置1を大型化する場合には、LEDチップを合成樹脂でモールドした発光ダイオードを発光素子2として用いてもよい。
なお、本実施形態では、白色光を得るために、赤、緑、青の各色に発光する3種類の発光素子2を用いた発光装置1を例示したが、この構成に限定するものではなく、それぞれ発光色が異なる複数種類の発光素子を任意で用いて任意の混色光を得るようにしてもよい。
本発明の実施形態を示す断面図である。 従来例を示し、(a)は平面図、(b)は断面図である。
符号の説明
1 発光装置
2 発光素子
5 ハウジング
7 出射窓
8 反射面
9 柱状部材

Claims (4)

  1. それぞれ異なる光色に発光する複数種類の発光素子を備え、複数種類の発光素子から出射された光を混合して出射する発光装置であって、全ての発光素子を包囲する形で中空のハウジングが設けられ、ハウジングには、一部分に形成され各発光素子から出射された光を外部に出射させる出射窓と、出射窓を除いた内周面の全面に形成され各発光素子から出射された光を反射する反射面とが設けられており、前記ハウジングは、内周面のうちの出射窓に対向する部位に柱状部材が立設されており、各発光素子は、それぞれハウジングの内周面における柱状部材の周囲であって出射窓から見て柱状部材の陰となる位置に配置され、発光素子から出射窓への直接光は柱状部材にて遮られており、柱状部材は、出射窓との対向面が反射光を出射窓に集光する曲面状に形成されていることを特徴とする発光装置。
  2. 前記ハウジングは、前記出射窓に沿う内部空間の断面が出射窓を中心とした円形となる形状に形成されており、複数種類の前記発光素子は、出射窓の周方向において等間隔に配置されていることを特徴とする請求項1記載の発光装置。
  3. 前記ハウジングの内周面に形成された前記反射面と、前記柱状部材における前記出射窓との対向面以外の表面とは、前記発光素子からの光を拡散反射し、柱状部材における出射窓との対向面は発光素子からの光を正反射することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発光装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の発光装置を光源として用いることを特徴とする照明器具。
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