JP4561188B2 - 半導体装置、サンプリングパルス生成回路及び受信回路 - Google Patents

半導体装置、サンプリングパルス生成回路及び受信回路 Download PDF

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Description

本発明は、小振幅差動伝送が可能なLVDS(小振幅差動信号、Low Voltage Differential Signalの略)回路のレシーバ等に好適な半導体装置、サンプリングパルス生成回路及び受信回路に関する。
近年、高速データ伝送の要求を満たすため、LVDS回路と呼ばれる小振幅差動信号伝送が注目されている。
LVDSは、例えば、パソコンのグラフィックスコントローラから液晶パネルの間を結ぶケーブルに関する規格である。LVDSにおいては、小振幅の差動信号を用いるので、EMI(電磁気障害、ElectroMagnetic Interferenceの略)ノイズが発生しにくく、また、外来ノイズに強いという特徴を有する(例えば、特許文献1参照)。
LVDSは主にパソコン画像データ転送に用いられ、画像サイズ(即ちパネルサイズ)に応じた各種転送クロック(ドッククロック)周波数に設定可能である。一般的にはクロック周波数は20MHZ〜160MHZ程度である。
LVDS回路は、パソコン本体側のドライバ(トランシーバとも言われる)と液晶パネル側のレシーバとの間に、例えば4チャンネル分のデータラインと、クロックラインとが並行して設けられている。クロックラインは、液晶パネルの1ドットクロック当たりの周期を有するクロックCKを伝送するもので、1ドットクロックの周期はデータラインを伝送されるデータビットの例えば7個分の時間即ち7周期分に相当する。
1チャンネル分のデータラインは、互いに逆位相のデータ信号をそれぞれ伝送する2本のラインを1対(ペア)として構成されている。この互いに逆相のデータを伝送する1対の伝送ラインは平衡伝送路と呼ばれる。すなわち、LVDS回路では2本の伝送ラインにより1つの信号の伝送を行うようになっている。
LVDS回路の受信側であるレシーバは、上記の4チャンネル分のデータラインを通して伝送されてくる4チャンネル分のシリアルデータを受信し、各シリアルデータをパラレルデータに変換するデータラッチ回路としての4つのサンプリング回路と、1チャンネル分のクロックラインを通して伝送されてくるクロックCKを入力し、このクロックCKに基づいて、前記の4つのサンプリング回路それぞれに入力される各シリアルデータを1クロック(CK)単位(=7データクロック)でパラレルデータに変換するためのデータラッチ用のサンプリングパルスCK1〜CK7を生成するクロック生成回路と、が設けられている。
クロック生成回路としては、DLL(遅延位相同期ループ、Delay Locked Loop の略)回路が用いられている。サンプリング回路としては、シリアルな入力データを構成する1クロック単位内に有る7つの単位データをサンプリングしてパラレルに取り出すことが可能なシリアル・パラレル変換回路が用いられる。
DLL回路は、位相比較回路と、チャージポンプ回路と、ローパスフィルタ(以下、LPF)と、DLLバイアス回路と、複数の単位遅延回路からなる遅延回路と、サンプリングパルス生成回路と、を有して構成されている。ここで、複数の単位遅延回路は直列に接続され、前段の少なくとも1つの単位遅延回路は例えばダミーとされ、前段のダミーの少なくとも1つの単位遅延回路にはクロックCKが入力され、ダミーを除く初段の単位遅延回路の入力信号は位相比較回路の一方の入力端に入力され、最終段の単位遅延回路の出力信号は位相比較回路のもう一方の入力端にフィードバックされ、ダミーを除く前記初段から最終段までの複数の単位遅延回路からは多相クロックが出力される。
各単位遅延回路は、制御電圧によって遅延量が変化し、各単位遅延回路から出力される多相クロックCKは、ダミーを除く初段の単位遅延回路の入力信号と最終段の単位遅延回路の出力信号との位相が一致するように遅延量が制御される。この結果、位相が1/7周期ずつずれた7相分の多相クロックを生成することができる。そして、サンプリングパルス生成回路によって、この7相分の多相クロックに基づいてノン・オーバーラップ(互いに時間的にオーバーラップしない)のサンプリングパルスCK1〜CK7を生成し、これをデータサンプリング用としてサンプリング回路であるシリアル・パラレル変換回路に供給することができる。
特開平10−215153号公報特開2002-232490号公報
ところで、近年、素子の微細化に伴って、NBTI(ネガティブ・バイアス・テンパラチャー・インスタビリティ)と呼ばれるトランジスタの特性不良の問題が顕在化してきている。NBTIは、特にPチャントランジスタにおいて顕著な変動要因となり、トランジスタの応答速度の低下等を発生させる。
上述したように、従来、DLL回路においては、単位遅延回路の出力をフィードバックすることで、単位遅延回路の遅延量を制御し、これにより、入力クロックに同期したサンプリングパルスを得ている。ところが、NBTIによって、単位遅延回路の出力が遅れると、DLL回路はこの遅延した出力にロックして動作することから、サンプリングパルスの発生タイミングが最適値からずれてしまう。
即ち、適正なセットアップ時間及びホールド時間を安定して確保できなくなることがあるという問題点があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、NBTI等に起因する単位遅延回路の動作不良に拘わらず、適正なセットアップ時間及びホールド時間を安定して確保することができる半導体装置、サンプリングパルス生成回路及び受信回路を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体装置は、入力されたクロックを順次遅延させる多数段の単位遅延素子を有し、前記単位遅延素子の出力に基づくロック制御用パルス及びサンプリングパルスを出力する遅延部と、前記遅延部からのロック制御用パルスに基づく制御信号を前記遅延部にフィードバックして前記単位遅延素子の遅延量をフィードバック制御する位相同期手段と、前記遅延部に設けられ、前記単位遅延素子からのクロックの立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジのいずれか一方のエッジを用いて前記ロック制御用パルスを生成するロック制御用パルス生成手段と、前記遅延部に設けられ、前記単位遅延素子からのクロックの立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジのうち前記ロック制御用パルス生成手段が用いた一方のエッジを用いて前記サンプリングパルスを生成するサンプリングパルス生成手段とを具備したことを特徴とする。
このような構成によれば、入力されたクロックは、多数段の単位遅延素子によって順次遅延される。遅延部のロック制御用パルス生成手段は、単位遅延素子の出力に基づくロック制御用パルスを生成し、サンプリングパルス生成手段は、単位遅延素子の出力に基づくサンプリングパルスを生成する。ロック制御用パルスは位相同期手段に与えられて、単位遅延素子の遅延量を制御する制御信号が生成される。この制御信号が遅延部にフィードバックされて、単位遅延素子の遅延量が適正値にロックされる。これにより、単位遅延素子の出力に基づくサンプリングパルスは、入力クロックに基づく適正なタイミングで発生する。この場合において、ロック制御用パルスとサンプリングパルスとは、単位遅延素子からのクロックの立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジのうちの一方のエッジを用いて生成される。従って、単位遅延素子からのクロックの立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジの一方のみが遅延する場合等においても、適正なタイミングのサンプリングパルスを生成することが可能となる。
また、前記ロック制御用パルス生成手段及び前記サンプリングパルス生成手段は、前記単位遅延素子からのクロックの立ち上がりエッジを用いて、夫々前記ロック制御用パルス及び前記サンプリングパルスを生成することを特徴とする。
このような構成によれば、単位遅延素子からのクロックの立ち下がりエッジが遅延する場合でも、適正なタイミングのサンプリングパルスを生成することが可能となる。
また、前記単位遅延素子は、Pチャネルトランジスタを含んで構成されることを特徴とする。
このような構成によれば、Pチャンネルトランジスタに生じる特性不良に起因する単位遅延素子からのクロックの遅延に拘わらず、適正なタイミングのサンプリングパルスを生成することができる。
また、前記単位遅延素子は、差動回路によって構成されることを特徴とする。
このような構成によれば、Pチャネルトランジスタに生じる特性不良の影響及びノイズの影響を回避して、適正なタイミングのサンプリングパルスを生成することができる。
また、本発明に係るサンプリングパルス生成回路は、上記半導体装置を用いて構成したことを特徴とする。
このような構成によれば、入力クロックに応じた適正なタイミングのサンプリングパルスを生成することが可能である。
また、本発明に係る受信回路は、上記サンプリングパルス生成回路からのサンプリングパルスを用いてシリアルの受信信号をパラレル信号に変換することを特徴とする。
このような構成によれば、サンプリングパルスが適正なタイミングで発生しているので、受信信号を確実にパラレル信号に変換することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る半導体装置を示すブロック図である。
本実施の形態はLVDS回路のレシーバのDLL回路に適用したものである。先ず、図2を参照してLVDS回路の全体の概略構成について説明する。
LVDSトランスミッタ10は、パラレルシリアル変換回路1及びPLL回路2を有している。パラレルシリアル変換回路1は、例えば画像データやその同期信号等の各種データに基づく7ビットの差動信号をパラレル信号に変換する。パラレルシリアル変換回路1からは4チャンネルの出力が出力される。各チャンネルの出力は出力部3-1〜3-4を介して夫々伝送路4-1〜4-4に出力される。
PLL回路2は、これらの出力に同期したクロックを生成する。このクロックは出力部3-5を介して伝送路4-5にクロックCKとして出力される。
一方、LVDSレシーバ11は、受信部12-1〜12-5によって、夫々伝送路4-1〜4-5を介して入力された信号を受信する。受信部12-1〜12−4からは、夫々各チャンネルの受信信号DIN1〜DIN4が出力される。シリアルパラレル変換回路13は、DLL回路14からサンプリングパルスが与えられており、サンプリングパルスに応じて受信信号DIN1〜DIN4をサンプリングすることによって、元のパラレル差動信号を再生して出力する。
DLL回路14は、受信したクロックCKに基づいて、サンプリングパルスを生成する。図3はサンプリングパルスの発生タイミングを示すタイミングチャートである。図3のサンプリングパルスSP1〜SP7の矢印は、立上りエッジを用いて受信信号DIN1〜DIN4をサンプリングすることを示している。図3では、サンプリングパルスSP1〜SP7の立上りエッジは、いずれもデータビットの中央のタイミングに発生して、セットアップタイム及びホールドタイムの双方が適正範囲にあることを示している。
次に、図4乃至図7を参照して、NBTIに起因して、サンプリングパルスがデータビットに対してずれて、セットアップタイム及びホールドタイムに余裕が無くなる理由について説明する。
先ず、図4及び図5を用いてNBTIの悪影響を受けていない場合について、DLL回路の遅延量の制御に用いるパルス(以下、ロック制御用パルスという)の生成方法及びサンプリングパルスの生成方法について説明する。
図4は図3に対応したものであり、クロックCKの1周期を7分割して1期間を破線で区切って示している。即ち、サンプリングパルスは、図4の1破線期間毎に発生させるようになっている。図4に示すクロックCKは複数段の遅延素子によって順次遅延される。遅延素子4段分の遅延量が1破線期間の遅延量に相当する。
各段の遅延素子の出力O1〜O32のうち図4では4段おきの出力O4,O8,…O28,O32を示している。これらの遅延素子の出力O4,O8,…の一部をロック制御用パルスとする。この場合において、DLL回路は、ロック制御用パルスの立ち下がりエッジを基準にロックするようになっている。
いま、各遅延素子の遅延量が適正でないものとする。この場合には、初段の遅延素子の出力の位相は変化しないが、最終段の遅延素子の出力位相は変化する。例えば、各遅延素子の遅延量が適正値よりも長く、クロックCKに対して遅延出力が遅れるものとする。この場合には、サンプリングパルスの発生が適正タイミングよりも遅れてしまうことになる。各遅延素子の遅延は後段にいくほど累積されて大きくなり、最終段の遅延素子の出力位相の遅れは大きい。逆に、サンプリングパルスの発生が適正タイミングよりも早く、即ち、各遅延素子の遅延量が適正値よりも短く、クロックCKに対して遅延出力が早くなるものとする。この場合にも、各遅延素子の進みは後段にいくほど累積されて大きくなり、最終段の遅延素子の出力位相の進みは大きい。
即ち、入力クロックCKに対する初段の遅延素子の出力位相と、クロックCKの1周期後の出力を出力すべき遅延素子の出力との位相が一致した場合には、サンプリングパルスが適正なタイミングで発生することになる。そこで、これらのクロックCKの1周期前後に相当する2つの遅延素子の出力位相の進み又は遅れに応じて、各遅延素子の遅延量をフィードバック制御する。これにより、各遅延素子の遅延量を適正値にして、クロックCKの1周期を均等に7分割したタイミングにおいて、適正なサンプリングパルスを発生させるようになっている。
図5に示すように、サンプリングパルスは、各遅延素子の反転出力XO4,XO6,…XO30を用いて生成する。サンプリングパルスSP1は、遅延素子の反転出力XO4の反転信号(/XO4)と6段目の遅延素子の反転出力XO6とのナンド演算によって求められる。即ち、サンプリングパルスSP1〜SP7は、遅延素子の4段おきの反転出力の立ち下がりタイミングで立ち下がり、2段分の遅延量幅のパルス幅を有するパルスとなる。
次に、NBTIの影響を受けた場合について説明する。NBTIは、特にPチャントランジスタのゲートにネガティプバイアスが印加されて高温となることによって発生する。例えば、受信データの待機状態のように、クロックが比較的長期間0Vに維持された場合には、各遅延素子を構成するPチャネルトランジスタの特性が劣化し、オフからオンに変化する場合の伝搬遅延が大きくなる。そうすると、クロックが入力された場合において、このPチャネルトランジスタによる伝搬遅延の増大から、各遅延素子の出力の立ち上がり又は立ち下がりが遅延してしまう。
図6は説明を簡略化するために、NBTIの影響を受け始めた瞬間から、各遅延素子の遅延量を適正値にするフィードバック制御が開始され、遅延量が適正値となってフィードバック制御がロックされた状態を分けて示している。即ち、図6(a)は受信したクロックCKを示し、図6(b)はNBTIの影響を受けた直後の状態を示し、図6(c)はNBTIの影響に応じたフィードバック制御が行われてロックした状態を示している。
図6(b)に示すように、各遅延素子は、NBTIの影響を受けて、正極性出力の立ち下がりがΔTだけ遅延する。また、各遅延素子の反転出力は立ち上がりエッジがΔTだけ遅延する。NBTIの影響による遅延量は後段に行くに従って累積されて大きくなる。
この遅延を補正するように、フィードバック制御が行われる。これにより、図6(c)に示すように、各遅延素子の出力は立ち下がりエッジが適正なタイミングとなるように制御される。この制御によって、遅延素子の出力O4,O6,…の立ち上がりエッジ及び遅延素子の反転出力XO4,XO6,…の立ち下がりエッジは、本来のタイミングよりも進んでしまう。
一方、サンプリングパルスSP1〜SP7は、図5に示すように、遅延素子の反転出力XO4,XO6,…の立ち下がりエッジのタイミングで立ち下がるパルスである。従って、この場合には、サンプリングパルスSP1〜SP7は、適正なサンプリングタイミングから進んだものとなり、特に1クロック周期の後半に発生するサンプリングパルスの進み量は大きく、ホールドタイムには余裕ができるものの、セットアップタイムは短くなって確実なサンプリングが行われなくなってしまう。
なお、Pチャネルトランジスタのゲートが比較的長期間ハイレベルに維持された場合には、各遅延素子の出力の立ち上がりエッジ及び反転出力の立ち下がりエッジが遅延することがある。図7はこの場合の例を示しており、図7(a)乃至図7(c)は夫々図6(a)乃至図6(c)に対応したものである。この場合には、図7(c)に示すように、ロック状態において、遅延素子の反転出力XO4,XO6の立ち下がりエッジが遅れるので、サンプリングパルスSP1〜SP7は適正なタイミングから遅れて発生することになる。即ち、この場合には、セットアップタイムには余裕ができるものの、ホールドタイムは短くなって確実なサンプリングが行われなくなってしまう。
そこで、本実施の形態においては、遅延素子の立ち上がりエッジを用いたロック制御用パルスの生成方法を採用することによって、NBTIの影響によるサンプリングパルスSP1〜SP7のずれを防止するようになっている。
図1(A)に示すように、DLL回路14は、遅延部21、位相比較回路23、チャージポンプ回路28及びバイアス変換回路29によって構成されている。図1(B)は図1(A)中の位相比較回路23の具体的な構成を示し、図1(C)は図1(A)中のチャージポンプ回路25の具体的な構成を示し、図1(D)は図1(A)中のバイアス変換回路29の具体的な構成を示している。
遅延部21には、受信したクロックCK及びその反転信号CKXが入力される。遅延部21は複数段の遅延素子22-1,22-2…(以下、代表して遅延素子22ともいう)を有している。
図8は図1中の遅延部21の構成を示すブロック図であり、図9は遅延部21の具体的な構成の一部を示す回路図である。
遅延素子22-1,22-2,22-3,…は、縦続接続されており、夫々制御信号PB,NBによって遅延量が制御されるようになっている。遅延素子22-1には受信したクロックCK及びその反転信号CKXが入力される。遅延素子22-1,22-2,22-3,…は、入力された信号を制御信号PB,NBに基づく遅延量だけ遅延させて、夫々出力O1,O2,…を次段の遅延素子22-2,22−3,…に出力すると共に、その反転出力XO1,XO2,…を次段の遅延素子22-2,22−3,…に夫々出力する。
図9に示すように、各遅延素子は同一構成である。各遅延素子は、PチャネルトランジスタT1 〜T3 及びNチャネルトランジスタT4 〜T6 を有している。差動対をなすPチャネルトランジスタT1 ,T2 のゲートに夫々入力信号及びその反転信号が入力されるようになっている。初段の遅延素子22-1のトランジスタT1 ,T2 には、夫々クロックCK,CKXが入力される。
PチャネルトランジスタT1 ,T2 のソースは共通接続されてPチャネルトランジスタT3 のドレインに接続され、トランジスタT3 のソースには電源電圧が印加される。また、トランジスタT3 のベースには制御信号PBが供給される。
トランジスタT1 ,T2 のドレインは夫々NチャネルトランジスタT4 ,T5 のソースに接続されると共に、トランジスタT5 ,T4 のベースにも接続される。トランジスタT4 ,T5 のドレインは共通接続されて、NチャネルトランジスタT6 のソースに接続される。トランジスタT6 のベースには制御信号NBが供給され、ドレインは電源端子に接続される。
各遅延素子のトランジスタT2 のドレインからの正相出力は、インバータによって反転されて夫々反転出力XO1,XO2,…として出力される。また、各遅延素子のトランジスタT1 の逆相出力は、インバータによって反転されて夫々出力O1,O2,…として出力される。
図9の出力O1,O2,…及び反転出力XO1,XO2,…の近傍に示した矢印は信号の論理を示しており、偶数段からの出力O2,O4,…及び反転出力XO2,XO4,…に対して、奇数段からの出力O1,O3,…及び反転出力XO1,XO3,…の論理は逆である。
制御信号PB,NBによって、各トランジスタT1 〜T6 に流れる電流量が制御され、正相出力及び逆相出力の立ち上がり及び立ち下がりに要する時間が調整される。即ち、制御信号PB,NBによって、入力された信号を次段に伝搬する時間(遅延量)が制御されることになる。
本実施の形態においては、例えば、遅延部21の各遅延素子22-1,22-2,…の遅延量は、入力されるクロックCKの1周期の略1/28とする。この場合において、ロック制御用パルスは、図8に示すように、遅延素子22-3,22-7,22-11,22-15,22-19,22-23,22-27,22-31の出力から生成するようになっている。この場合において、本実施の形態においては、ロック制御用パルスを、クロックの立ち上がりエッジに同期させて生成するようになっている。
また、サンプリングパルスSP1〜SP7は、図8に示すように、遅延素子22-4,22-6,22-8,…,22-28,22-30の反転出力から、インバータI21〜I27及びナンド回路N21〜N27を用いて生成するようになっている。即ち、
SP1は、反転出力XO4の反転信号と反転出力O6とのナンド演算によって生成され、
SP2は、反転出力XO8の反転信号と反転出力O10とのナンド演算によって生成され、
SP3は、反転出力XO12の反転信号と反転出力O14とのナンド演算によって生成され、
SP4は、反転出力XO16の反転信号と反転出力O18とのナンド演算によって生成され(図示省略)、
SP5は、反転出力XO20の反転信号と反転出力O22とのナンド演算によって生成され、
SP6は、反転出力XO24の反転信号と反転出力O26とのナンド演算によって生成され、
SP7は、反転出力XO28の反転信号と反転出力O30とのナンド演算によって生成される。
サンプリングパルスSP1〜SP7についても、クロックの立ち上がりエッジに同期して生成されている。
即ち、本実施の形態においては、ロック制御用パルスの生成とサンプリングパルスSP1〜SP7の生成には、いずれもクロックの同一エッジが用いられる。
図1(A)において、遅延部21からの各遅延素子の出力のうち、クロックCKの1周期分前後する2つの遅延素子の出力をロック制御用パルスとして位相比較回路23に与えるようになっている。なお、図1の例ではロック制御用パルスとして、出力O4,O32を用いた例を示しているが、他の出力を用いてもよい。例えば、後述する図10ではロック制御用パルスとして出力O3,O31を用いた例を示している。
これらの出力O4,O32は夫々位相比較回路23を構成するラッチ回路26,27のクロック端CKに入力される。また、ラッチ回路26,27のセット端SETには、夫々出力O32,O4が入力される。ラッチ回路26,27のデータ端Dには夫々ローレベル(以下、“L”という)又はハイレベル(以下、“H”という)の信号が入力される。ラッチ回路26,27の出力端Qからは夫々アップ信号(UP)又はダウン信号(DN)が出力される。
チャージポンプ回路28は、電源端子と基準電位点との間に接続されたPチャネルトランジスタT11及びNチャネルトランジスタ12を有している。トランジスタT11のソースには電源電圧が印加され、ドレインはトランジスタT12のソースに接続される。トランジスタT12のドレインは基準電位点に接続される。トランジスタT11,T12のゲートには夫々アップ信号又はダウン信号が供給される。
トランジスタT11のドレインとトランジスタT12のソースとの接続点は、コンデンサC1を介して基準電位点に接続されている。コンデンサC1は、トランジスタT11がオンとなることによって、電源電圧が供給されて充電される。また、トランジスタT12がオンになると、コンデンサC1に蓄積されている電荷はトランジスタT12を介して放電する。
出力O4,O32は、遅延素子22の遅延量が適正であれば、クロックCKの1周期分前後したタイミングで発生するので、位相比較回路23のラッチ回路26,27はいずれもセット状態であって、ラッチ回路26は“H”を出力し、ラッチ回路27は“L”を出力する。即ち、コンデンサC1は充放電せず、コンデンサC1の端子電圧は変化しない。
ここで、遅延部21の各遅延素子の遅延量が適正値よりも大きくなるものとする。この場合には、出力O32は出力O4に比べて位相が遅れる。出力O4の立ち上がりでラッチ回路26の出力は“L”となり、出力O32の立ち上がりでラッチ回路26の出力は“H”に復帰する。一方、ラッチ回路27の出力は“L”のままである。ラッチ回路26,27の出力がいずれも“L”の期間には、コンデンサC1はトランジスタT11を介して充電されて端子電圧が上昇する。コンデンサC1の端子電圧は、遅延素子の遅延量が大きいほど大きくなる。
逆に、遅延部21の各遅延素子の遅延量が適正値よりも小さくなり、出力O32が出力O4に比べて位相が進むものとする。この場合には、ラッチ回路27の出力は、出力O32の立ち上がりで“H”となり出力O4の立ち上がりで“L”に復帰する。ラッチ回路26の出力は“H”のままである。従って、この場合には、コンデンサC1は、DN信号の“H”期間にトランジスタT12を介して放電して端子電圧が下降する。
コンデンサC1の端子電圧はバイアス変換回路29を構成するNチャネルトランジスタT13のゲートに供給される。トランジスタT13のドレインは基準電位点に接続されソースはPチャネルトランジスタT14のゲート及びドレインに接続されると共に、トランジスタT15のゲートにも接続される。トランジスタT14,T15のソースには電源電圧が印加される。トランジスタT15のドレインはトランジスタT16のゲート及びソースに接続され、トランジスタT16のドレインは基準電位点に接続される。
トランジスタT13のソース電位が制御信号PBとして遅延部21にフィードバックされ、トランジスタT16のソース電位が制御信号NBとして遅延部21にフィードバックされる。コンデンサC1の端子電圧が上昇すると、制御信号NBはレベルが上昇し、制御信号PBはレベルが低下する。逆に、コンデンサC1の端子電圧が下降すると、制御信号NBはレベルが低下し、制御信号PBはレベルが上昇する。
遅延部21の遅延素子22の遅延量が適正値よりも大きくなり、クロックCK,CKXの伝搬が遅れると、アップ信号によってトランジスタT11がオンとなってコンデンサC1が充電される。これにより、制御信号PBのレベルが低下すると共に、制御信号NBのレベルが上昇する。そうすると、各遅延素子を構成するトランジスタT3及びT6のソース・ドレインに流れる電流量が増加し、各遅延素子の遅延量が小さくなる。逆に、遅延素子22の遅延量が適正値より小さくなり、クロックCK,CKXの伝搬が進むと、ダウン信号によってトランジスタT12がオンとなってコンデンサC1が放電される。これにより、制御信号PBのレベルが上昇すると共に、制御信号NBのレベルが下降する。そうすると、各遅延素子を構成するトランジスタT3及びT6のソース・ドレインに流れる電流量が低下し、各遅延素子の遅延量が大きくなる。
このフィードバック制御によって、各遅延素子の遅延量は適正な値に収束するようになっている。
次に、このように構成された実施の形態の動作について図10乃至図12を参照して説明する。図10は位相比較回路23の動作を説明するためのタイミングチャートである。図10(a)はDLL回路のロック状態を示し、図10(b)は出力O32が出力O4よりも遅れた状態を示し、図10(c)は出力O32が出力O4よりも進んだ状態を示している。図11はロック制御用パルスの生成を説明するためのタイミングチャートであり、図12はNBTIの影響がある場合におけるサンプリングパルスSP1〜SP7の生成を説明するためのタイミングチャートである。なお、図10はロック制御用パルスとして、出力O3,O31を用いた例を示している。
図10(a)に示すように、遅延素子22の遅延量が適正であれば、位相比較回路23のラッチ回路26は“H”を出力し、ラッチ回路27は“L”を出力する。即ち、コンデンサC1は充放電せず、コンデンサC1の端子電圧は変化しない。
遅延部21の各遅延素子の遅延量が適正値よりも大きくなると、出力O32は出力O4に比べて位相が遅れ、図10(b)に示すように、この遅れ期間だけラッチ回路26の出力が“L”となる。一方、ラッチ回路27の出力は“L”のままであり、コンデンサC1は出力O32の位相遅れの分だけトランジスタT11を介して充電されて端子電圧が上昇する。
逆に、遅延部21の各遅延素子の遅延量が適正値よりも小さくなると、出力O32が出力O4に比べて位相が進み、図10(c)に示すように、ラッチ回路27の出力は、この進み期間だけ“H”となる。ラッチ回路26の出力は“H”のままであり、コンデンサC1は、DN信号の“H”期間にトランジスタT12を介して放電して端子電圧が下降する。
遅延部21の各遅延素子の遅延量が適正値よりも大きくなると、コンデンサC1の端子電圧の上昇によって、制御信号NBはレベルが上昇し、制御信号PBはレベルが低下する。そうすると、各遅延素子を構成するトランジスタT3及びT6のソース・ドレインに流れる電流量が増加し、各遅延素子の遅延量が小さくなる。逆に、遅延部21の各遅延素子の遅延量が適正値よりも小さくなると、コンデンサC1の端子電圧の下降によって、制御信号NBはレベルが低下し、制御信号PBはレベルが上昇する。これにより、各遅延素子を構成するトランジスタT3及びT6のソース・ドレインに流れる電流量が低下し、各遅延素子の遅延量が大きくなる。こうして、遅延部21の各遅延素子の遅延量は適正値に収束する。
図11は図4に対応したものであり、破線はクロックCKの1周期を7分割した1期間を示している。各段の遅延素子の出力O1〜O32のうち図11では4段おきの出力O3,O7,…O27,O31を示している。これらの遅延素子の出力O3,O7,…を用いて、ロック制御用パルスを生成する。即ち、UP信号及びDN信号は、入力クロックCKの立ち上がりエッジに同期して生成される。
図12は本実施の形態においてNBTIの影響を受けた場合のサンプリングパルスの生成を説明するためのものである。図12は説明を簡略化するために、NBTIの影響を受け始めた瞬間から、各遅延素子の遅延量を適正値にするフィードバック制御が開始され、遅延量が適正値となってフィードバック制御がロックされた状態を分けて示している。即ち、図12(a)は受信したクロックCKを示し、図12(b)はNBTIの影響を受けた直後の状態を示し、図12(c)はNBTIの影響に応じたフィードバック制御が行われてロックした状態を示している。
図12(b)に示すように、各遅延素子は、NBTIの影響を受けて、出力及び反転出力の立ち上がりがΔTだけ遅延する。NBTIの影響による遅延量は後段に行くに従って累積されて大きくなる。しかしながら、図11に示すように、ロック制御用パルスは、4段おきの遅延素子の出力の立ち下がりエッジを用いて生成されており、NBTIの影響による遅延は、ロック制御用パルスに影響を与えない。
ロック制御用パルスを用いてフィードバック制御を行うと、DLL回路14はNBTIの影響によるエッジの遅延とは無関係に動作して、各遅延素子の遅延量を決定する。こうして、図12(c)に示すように、各遅延素子の出力は立ち下がりエッジが適正なタイミングとなるように制御される。この制御によっても、遅延素子の出力O3,O5,…の立ち上がりエッジ及び遅延素子の反転出力XO4,XO6,…の立ち上がりエッジは、NBTIの影響を受けて遅延した状態である。しかし、遅延素子の反転出力XO4,XO6,…の立ち下がりエッジは、NBTIの影響を受けることなく、適正なタイミングで立ち下がる。
図5に示すように、サンプリングパルスSP1〜SP7は、遅延素子の反転出力XO4,XO6,…の立ち下がりエッジのタイミングで立ち下がるパルスである。従って、この場合には、サンプリングパルスSP1〜SP7は、適正なサンプリングタイミングで発生することになる。
なお、ロック制御用パルス及びサンプリングパルスSP1〜SP7をいずれも、入力クロックCKの立ち下がりエッジに同期して生成することも可能である。この場合には、生成されたサンプリングパルスSP1〜SP7を、NBTIの遅延量だけ補正して出力すればよい。
このように、本実施の形態においては、ロック制御用パルス及びサンプリングパルスSP1〜SP7のいずれも、入力クロックCKの同一エッジに同期して生成しており、NBTIによる影響によって遅延素子のエッジに遅延が生じた場合でも、適正なタイミングでサンプリングパルスSP1〜SP7を生成することができる。
本発明は、以上述べた実施の形態に限るものではなく、本発明の要旨を変えない範囲で各実施例を適宜変更して実施することができる。
以上のように、本発明に係る半導体装置は、画像データ及びクロック信号などを小振幅で伝送でき、不要な電磁放射ノイズを低減できるほかに、周辺からの外来ノイズの影響を受けにくいので、液晶表示装置やプリンタ装置などのほか、小型で携帯性のある電子機器に用いて有用である。
本発明の一実施の形態に係る半導体装置を示すブロック図。 LVDS回路の全体の概略構成を示すブロック図。 サンプリングパルスの発生タイミングを示すタイミングチャート。 NBTIの悪影響を受けていない場合のロック制御パルス生成方法を示すタイミングチャート。 NBTIの悪影響を受けていない場合のサンプリングパルス生成方法を示すタイミングチャート。 NBTIの影響を説明するためのタイミングチャート。 NBTIの影響を説明するためのタイミングチャート。 図1中の遅延部21の構成を示すブロック図。 遅延部21の具体的な構成の一部を示す回路図。 図1中の位相比較回路23の動作を説明するための説明図。 ロック制御用パルスの生成を説明するためのタイミングチャート。 NBTIの影響がある場合におけるサンプリングパルスSP1〜SP7の生成を説明するためのタイミングチャート。
符号の説明
21…遅延部、22…遅延素子、23,24,26…ナンド回路、25…チャージポンプ回路、27…ノア回路、T11〜T16…トランジスタ。

Claims (6)

  1. 入力されたクロックを順次遅延させる多数段の単位遅延素子を有し、前記単位遅延素子の出力に基づくロック制御用パルス及びサンプリングパルスを出力する遅延部と、
    前記多数段の単位遅延素子のうち、クロックの1周期分前後する2つの単位遅延素子の出力であるクロック制御用パルスを比較して制御信号を生成し、前記遅延部にフィードバックして前記単位遅延素子の遅延量をフィードバック制御する位相同期手段と、
    前記遅延部に設けられ、前記単位遅延素子からのクロックの立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジのいずれか一方のエッジを用いて前記ロック制御用パルスを生成するロック制御用パルス生成手段と、
    前記遅延部に設けられ、前記単位遅延素子からのクロックの立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジのうち前記ロック制御用パルス生成手段が用いた一方のエッジを用いて前記サンプリングパルスを生成するサンプリングパルス生成手段とを具備したことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記ロック制御用パルス生成手段及び前記サンプリングパルス生成手段は、前記単位遅延素子からのクロックの立ち上がりエッジを用いて、夫々前記ロック制御用パルス及び前記サンプリングパルスを生成することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記単位遅延素子は、Pチャネルトランジスタを含んで構成されることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記単位遅延素子は、差動回路によって構成されることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の半導体装置を用いて構成したことを特徴とするサンプリングパルス生成回路。
  6. 請求項5に記載のサンプリングパルス生成回路からのサンプリングパルスを用いてシリアルの受信信号をパラレル信号に変換することを特徴とする受信回路。
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