JP4558608B2 - 撮像装置および撮像装置における接続方法 - Google Patents

撮像装置および撮像装置における接続方法 Download PDF

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Description

本発明は、固体撮像素子等の撮像素子によって得た画像情報を記録媒体に記録する、いわゆるディジタルカメラ等の撮像装置における撮像時の手振れ等の振れを補正するための振れ補正機能を備える撮像装置に係り、特に、被写体光学像を結像させる撮影光学系に対して固体撮像素子等の撮像素子を移動させて振れ補正を行う撮像装置およびそのような撮像装置の撮像素子および該撮像素子を移動させる機構に対して適切に電気的接続を行うための撮像装置における接続方法に関するものである。
スティルカメラ、ビデオカメラ等の撮像装置においては、静止画、すなわちスティル画像を撮影する際にも動画、すなわちビデオ画像を撮影する際にも手振れによる像の振れによって撮影される画像が劣化する。この手振れを補正するために、例えばジャイロセンサのような姿勢検出手段等によって、振れおよびその振れ量を検出し、その振れ量に応じて振れを相殺するように画像位置を補正することが行われる。振れの補正には、撮影光学系の光学系の少なくとも一部または撮像素子を移動させて補正を行う光学的補正と、撮像素子により撮影される画像の切り出し領域を移動させて補正を行う電子式補正とがある。
ディジタルカメラの手振れ補正における光学的補正方式の代表的なものは、撮影光学系の光学系の少なくとも一部をシフト移動させるレンズシフト方式および撮像素子をシフト移動させる撮像素子シフト方式である。レンズシフト方式では、姿勢検出手段で振れ量を検出すると、その振れをキャンセルする方向に光学系の少なくとも一部のレンズを、シフトさせることによって光路をシフトし、振れ量を補正する。一方、撮像素子シフト方式では、手振れ等による振れ量を検出すると、振れをキャンセルする方向に撮像素子をシフトさせることで撮像面をシフトさせて振れ量を補正する。
レンズシフト方式は、光学系の少なくとも一部をシフトするために、光学系が大きくなりがちであり、交換式レンズ等ではでは使用できないなどの問題がある。一方、撮像素子シフト方式の場合には、どのようなレンズでも使用可能であり、従来の構成から光学系自体を変更する必要はないが、撮像素子をシフトするための機構によりカメラサイズが大きくなってしまうおそれがある。また、撮像素子単体をシフトする場合であっても、撮像素子を駆動し且つそこから映像信号を取り出すために、撮像素子周辺回路と、画像処理回路等が搭載されたプリント配線基板との間をフレキシブルプリント配線基板等を用いて電気的に接続する必要があり、部品点数が増え、カメラの小型化が容易ではないという問題がある。
従来の撮像素子をシフトして手振れ補正をする技術としては、例えば特許文献1に示されるようなものがある。特許文献1(特開2003−110928号)には、撮像素子の信号を処理する基板を、固定基板と、撮像素子が配置され撮像素子と共に揺動する可動基板との2つに分けて実装する構成が示されている。この特許文献1の構成においては、固定基板と可動基板との間は、フレキシブル基板で接続されている。可動基板には、位置検知用の赤外LED(発光ダイオード)と撮像素子からの光電信号を処理するための回路の一部が搭載され、固定基板には、撮像素子に基づく可動基板からの信号を処理する回路と、赤外LEDに対応する位置検知用の位置検出素子と、振れ検知信号および前記位置検出素子に基づく位置検知信号に基づいて撮像素子(および可動基板)を移動させるアクチュエータを駆動制御するための回路とが搭載されている。
この場合、可動基板と固定基板との間を接続するフレキシブル基板は、固定基板から、可動基板を介して、撮像素子への信号、撮像素子から、可動基板を介して固定基板への信号、ならびに固定基板から赤外LEDへの給電を行っている。固定基板のアクチュエータを駆動制御するための回路からアクチュエータへの駆動制御信号の経路は、明確には示されていないが、各アクチュエータの圧電素子に対して個別にリード線またはフレキシブル基板によって接続されるものと思われる。また、撮像素子と一体的に移動する可動基板を設けており、しかも固定基板と可動基板とをフレキシブル基板によって接続しているため、固定基板にフレキシブル基板を接続するためのコネクタおよび可動基板にフレキシブル基板を接続するためのコネクタが必要となり、構成が複雑化し、製造コストがかさむと共に多くの空間を占有する。
特開2003−110928号公報
そこで本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、振れ補正のために撮像素子を移動させる構成に対する接続構成を簡単化し、少ない製造コストおよび占有空間で効果的な接続を達成し得る撮像装置および撮像装置における接続方法を提供することを目的としている。
本発明の請求項1の目的は、特に、撮像素子自体とそれを移動させる駆動部に対して簡単な構成で効果的に接続することができ、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減し得る撮像装置を提供することにある。
本発明の請求項2の目的は、特に、効果的に接続構成を簡単化して、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することを可能とする撮像装置を提供することにある。
本発明の請求項3の目的は、特に、電気的性能および機械的性能の双方について効果的に接続構成を簡単化して、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することを可能とする撮像装置を提供することにある。
本発明の請求項4の目的は、特に、電気的性能について一層効果的に接続構成を簡単化して、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することを可能とする撮像装置を提供することにある。
本発明の請求項5の目的は、特に、機械的性能およびそれに伴う電気的性能についてさらに効果的に接続構成を簡単化して、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することを可能とする撮像装置を提供することにある。
本発明の請求項6の目的は、特に、機械的性能についてさらに効果的に接続構成を簡単化して、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することを可能とする
撮像装置を提供することにある。
本発明の請求項7の目的は、特に、電気的性能を劣化させることなく効果的に接続構成を簡単化して、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することを可能とする撮像装置を提供することにある。
本発明の請求項8の目的は、特に、撮像素子自体とそれを移動させる駆動部に対して簡単な構成で効果的に接続することができ、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減し得る撮像装置における接続方法を提供することにある。
本発明の請求項9の目的は、特に、効果的に接続構成を簡単化して、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することを可能とする撮像装置における接続方法を提供することにある。
本発明の請求項10の目的は、特に、電気的性能および機械的性能の双方について効果的に接続構成を簡単化して、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することを可能とする撮像装置における接続方法を提供することにある。
本発明の請求項11の目的は、特に、電気的性能について一層効果的に接続構成を簡単化して、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することを可能とする撮像装置における接続方法を提供することにある。
本発明の請求項12の目的は、特に、機械的性能およびそれに伴う電気的性能についてさらに効果的に接続構成を簡単化して、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することを可能とする撮像装置における接続方法を提供することにある。
本発明の請求項13の目的は、特に、機械的性能についてさらに効果的に接続構成を簡単化して、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することを可能とする
撮像装置における接続方法を提供することにある。
本発明の請求項14の目的は、特に、電気的性能を劣化させることなく効果的に接続構成を簡単化して、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することを可能とする撮像装置における接続方法を提供することにある。
請求項1に記載した本発明に係る撮像装置は、上述した目的を達成するために、
被写体光学像を電気信号に変換する撮像素子を移動させることによって振れ補正を行う撮像装置において、
前記撮像素子を支持し且つ電気信号に応答して前記撮像素子を移動させる撮像素子移動機構部と、
前記撮像素子を制御し且つ撮像された画像信号を取り出す撮像素子制御回路と、
前記撮像素子を移動させるべく前記撮像素子移動機構部を制御する撮像素子移動制御回路と、
前記撮像素子制御回路および前記撮像素子移動制御回路を搭載するプリント配線基板と、
可撓性を有し、前記撮像素子と前記撮像素子制御回路との間の接続パターンおよび前記撮像素子移動制御回路から前記撮像素子移動機構部を駆動制御するための接続パターンが形成され、前記撮像素子を実装搭載して、該撮像素子および前記撮像素子移動機構部と前記プリント配線基板上の前記撮像素子制御回路および前記撮像素子移動制御回路との間の接続を行うフレキシブルプリント配線基板と、
前記フレキシブルプリント配線基板と前記プリント配線基板とを接続するためのコネクタ部と、
を具備することを特徴としている。
請求項2に記載した本発明に係る撮像装置は、請求項1の撮像装置であって、
前記撮像素子移動機構部が、前記撮像素子を、撮像素子受光面とほぼ平行にシフト移動させる機構であることを特徴としている。
請求項3に記載した本発明に係る撮像装置は、請求項1または請求項2の撮像装置であって、
前記フレキシブルプリント配線基板が、前記撮像素子と前記撮像素子制御回路との間の少なくとも映像信号の接続パターンと、前記撮像素子移動制御回路から前記撮像素子移動機構部を駆動制御するための接続パターンとを、同一平面上に互いに交差させずに配置してなることを特徴としている。
請求項4に記載した本発明に係る撮像装置は、請求項1〜請求項3のいずれか1項の撮像装置であって、
前記フレキシブルプリント配線基板が、前記撮像素子と前記撮像素子制御回路との間の少なくとも映像信号の接続パターンと、前記撮像素子移動制御回路から前記撮像素子移動機構部を駆動制御するための接続パターンとの間に挟んで、共通接地電位のグラウンドラインの接続パターンの少なくとも一部を配設してなることを特徴としている。
請求項5に記載した本発明に係る撮像装置は、請求項1〜請求項4のいずれか1項の撮像装置であって、
前記フレキシブルプリント配線基板が、ベース層の単一の面に単一の導電層を形成した、いわゆる片面構造であることを特徴としている。
請求項6に記載した本発明に係る撮像装置は、請求項1〜請求項5のいずれか1項の撮像装置であって、
前記フレキシブルプリント配線基板が、ベース層と導電層との間に接着剤からなる接着層を設けることなくベース層の単一の面上に導電層を直接形成し、さらにその導電層上にカバーレイ層を接着形成した、いわゆる2層材片面構造であることを特徴としている。
請求項7に記載した本発明に係る撮像装置は、請求項5または請求項6の撮像装置であって、
前記フレキシブルプリント配線基板が、基板上に形成される共通接地電位のグラウンドラインの接続パターン相互間を短絡接続するジャンパ線を設けてなることを特徴としている。
請求項8に記載した本発明に係る撮像装置における接続方法は、上述した目的を達成するために、
撮像素子を支持し且つ電気信号に応答して前記撮像素子を移動させる撮像素子移動機構部と、前記撮像素子を制御し且つ撮像された画像信号を取り出す撮像素子制御回路と、前記撮像素子を移動させるべく前記撮像素子移動機構部を制御する撮像素子移動制御回路と、前記撮像素子制御回路および前記撮像素子移動制御回路を搭載するプリント配線基板と、を具備し、被写体光学像を電気信号に変換する撮像素子を移動させることによって振れ補正を行う撮像装置における前記撮像素子制御回路および前記撮像素子移動制御回路と前記撮像素子および前記撮像素子移動機構部との間の電気的接続のための接続方法において、
前記撮像素子と前記撮像素子制御回路との間の接続パターンを形成して
前記撮像素子を実装搭載して、該撮像素子と前記撮像素子制御回路との間を接続する可撓性を有するフレキシブルプリント配線基板上に、前記撮像素子移動制御回路から前記撮像素子移動機構部を駆動制御するための接続パターンを形成し、前記プリント配線基板上の前記撮像素子移動制御回路と前記撮像素子移動機構部との間の接続を行うことを特徴としている。
請求項9に記載した本発明に係る撮像装置における接続方法は、請求項8の接続方法であって、
前記撮像素子移動機構部が、前記撮像素子を、撮像素子受光面とほぼ平行にシフト移動させる機構であることを特徴としている。
請求項10に記載した本発明に係る撮像装置における接続方法は、請求項8または請求項9の接続方法であって、
前記撮像素子と前記撮像素子制御回路との間の少なくとも映像信号の接続パターンと、前記撮像素子移動制御回路から前記撮像素子移動機構部を駆動制御するための接続パターンとを、前記フレキシブルプリント配線基板上の同一平面上に互いに交差させずに配置することを特徴としている。
請求項11に記載した本発明に係る撮像装置における接続方法は、請求項8〜請求項10のいずれか1項の接続方法であって、
前記フレキシブルプリント配線基板上の、前記撮像素子と前記撮像素子制御回路との間の少なくとも映像信号の接続パターンと、前記撮像素子移動制御回路から前記撮像素子移動機構部を駆動制御するための接続パターンとの間に挟んで、共通接地電位のグラウンドラインの接続パターンの少なくとも一部を配設することを特徴としている。
請求項12に記載した本発明に係る撮像装置における接続方法は、請求項8〜請求項11のいずれか1項の接続方法であって、
前記フレキシブルプリント配線基板として、ベース層の単一の面に単一の導電層を形成した、いわゆる片面構造のフレキシブルプリント配線基板を用いることを特徴としている。
請求項13に記載した本発明に係る撮像装置における接続方法は、請求項8〜請求項12のいずれか1項の接続方法であって、
前記フレキシブルプリント配線基板として、ベース層と導電層との間に接着剤からなる接着層を設けることなくベース層の単一の面上に導電層を直接形成し、さらにその導電層上にカバーレイ層を接着形成した、いわゆる2層材片面構造のフレキシブルプリント配線基板を用いることを特徴としている。
請求項14に記載した本発明に係る撮像装置における接続方法は、請求項12または請求項13の接続方法であって、
前記フレキシブルプリント配線基板に形成される共通接地電位のグラウンドラインの接続パターン相互間を、前記フレキシブルプリント配線基板上に1つ以上のジャンパ線を配設して短絡接続することを特徴としている。
本発明によれば、振れ補正のために撮像素子を移動させる構成に対する接続構成を簡単化し、少ない製造コストおよび占有空間で効果的な接続を達成し得る撮像装置および撮像装置における接続方法を提供することができる。
すなわち本発明の請求項1の撮像装置によれば、被写体光学像を電気信号に変換する撮像素子を移動させることによって振れ補正を行う撮像装置において、
前記撮像素子を支持し且つ電気信号に応答して前記撮像素子を移動させる撮像素子移動機構部と、
前記撮像素子を制御し且つ撮像された画像信号を取り出す撮像素子制御回路と、
前記撮像素子を移動させるべく前記撮像素子移動機構部を制御する撮像素子移動制御回路と、
前記撮像素子制御回路および前記撮像素子移動制御回路を搭載するプリント配線基板と、
可撓性を有し、前記撮像素子と前記撮像素子制御回路との間の接続パターンおよび前記撮像素子移動制御回路から前記撮像素子移動機構部を駆動制御するための接続パターンが形成され、前記撮像素子を実装搭載して、該撮像素子および前記撮像素子移動機構部と前記プリント配線基板上の前記撮像素子制御回路および前記撮像素子移動制御回路との間の接続を行うフレキシブルプリント配線基板と、
前記フレキシブルプリント配線基板と前記プリント配線基板とを接続するためのコネクタ部と、を具備することにより、
特に、撮像素子自体とそれを移動させる駆動部に対して簡単な構成で効果的に接続することができ、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することができる。
本発明の請求項2の撮像装置によれば、請求項1の撮像装置において、前記撮像素子移動機構部が、前記撮像素子を、撮像素子受光面とほぼ平行にシフト移動させる機構であることにより、
特に、効果的に接続構成を簡単化して、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することが可能となる。
本発明の請求項3の撮像装置によれば、請求項1または請求項2の撮像装置において、前記フレキシブルプリント配線基板が、前記撮像素子と前記撮像素子制御回路との間の少なくとも映像信号の接続パターンと、前記撮像素子移動制御回路から前記撮像素子移動機構部を駆動制御するための接続パターンとを、同一平面上に互いに交差させずに配置してなることにより、
特に、電気的性能および機械的性能の双方について効果的に接続構成を簡単化して、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することが可能となる。
本発明の請求項4の撮像装置によれば、請求項1〜請求項3のいずれか1項の撮像装置において、
前記フレキシブルプリント配線基板が、前記撮像素子と前記撮像素子制御回路との間の少なくとも映像信号の接続パターンと、前記撮像素子移動制御回路から前記撮像素子移動機構部を駆動制御するための接続パターンとの間に挟んで、共通接地電位のグラウンドラインの接続パターンの少なくとも一部を配設してなることにより、
特に、電気的性能について一層効果的に接続構成を簡単化して、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することが可能となる。
本発明の請求項5の撮像装置によれば、請求項1〜請求項4のいずれか1項の撮像装置において、
前記フレキシブルプリント配線基板が、ベース層の単一の面に単一の導電層を形成した、いわゆる片面構造であることにより、
特に、機械的性能およびそれに伴う電気的性能についてさらに効果的に接続構成を簡単化して、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することが可能となる。
本発明の請求項6の撮像装置によれば、請求項1〜請求項5のいずれか1項の撮像装置において、
前記フレキシブルプリント配線基板が、ベース層と導電層との間に接着剤からなる接着層を設けることなくベース層の単一の面上に導電層を直接形成し、さらにその導電層上にカバーレイ層を接着形成した、いわゆる2層材片面構造であることにより、
特に、機械的性能についてさらに効果的に接続構成を簡単化して、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することが可能となる
本発明の請求項7の撮像装置によれば、請求項5または請求項6の撮像装置において、
前記フレキシブルプリント配線基板が、基板上に形成される共通接地電位のグラウンドラインの接続パターン相互間を短絡接続するジャンパ線を設けてなることにより、
特に、電気的性能を劣化させることなく効果的に接続構成を簡単化して、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することが可能となる。
また、本発明の請求項8の撮像装置における接続方法によれば、撮像素子を支持し且つ電気信号に応答して前記撮像素子を移動させる撮像素子移動機構部と、前記撮像素子を制御し且つ撮像された画像信号を取り出す撮像素子制御回路と、前記撮像素子を移動させるべく前記撮像素子移動機構部を制御する撮像素子移動制御回路と、前記撮像素子制御回路および前記撮像素子移動制御回路を搭載するプリント配線基板と、を具備し、被写体光学像を電気信号に変換する撮像素子を移動させることによって振れ補正を行う撮像装置における前記撮像素子制御回路および前記撮像素子移動制御回路と前記撮像素子および前記撮像素子移動機構部との間の電気的接続のための接続方法において、
前記撮像素子と前記撮像素子制御回路との間の接続パターンを形成して前記撮像素子を実装搭載して、該撮像素子と前記撮像素子制御回路との間を接続する可撓性を有するフレキシブルプリント配線基板上に、前記撮像素子移動制御回路から前記撮像素子移動機構部を駆動制御するための接続パターンを形成し、前記プリント配線基板上の前記撮像素子移動制御回路と前記撮像素子移動機構部との間の接続を行うことにより、
特に、撮像素子自体とそれを移動させる駆動部に対して簡単な構成で効果的に接続することができ、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することができる。
本発明の請求項9の撮像装置における接続方法によれば、請求項8の接続方法において、
前記撮像素子移動機構部が、前記撮像素子を、撮像素子受光面とほぼ平行にシフト移動させる機構であることにより、
特に、効果的に接続構成を簡単化して、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することが可能となる。
本発明の請求項10の撮像装置における接続方法によれば、請求項8または請求項9の接続方法において、
前記撮像素子と前記撮像素子制御回路との間の少なくとも映像信号の接続パターンと、前記撮像素子移動制御回路から前記撮像素子移動機構部を駆動制御するための接続パターンとを、前記フレキシブルプリント配線基板上の同一平面上に互いに交差させずに配置することにより、
特に、電気的性能および機械的性能の双方について効果的に接続構成を簡単化して、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することが可能となる。
本発明の請求項11の撮像装置における接続方法によれば、請求項8〜請求項10のいずれか1項の接続方法において、
前記フレキシブルプリント配線基板上の、前記撮像素子と前記撮像素子制御回路との間の少なくとも映像信号の接続パターンと、前記撮像素子移動制御回路から前記撮像素子移動機構部を駆動制御するための接続パターンとの間に挟んで、共通接地電位のグラウンドラインの接続パターンの少なくとも一部を配設することにより、
特に、電気的性能について一層効果的に接続構成を簡単化して、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することが可能となる。
本発明の請求項12の撮像装置における接続方法によれば、請求項8〜請求項11のいずれか1項の接続方法において、
前記フレキシブルプリント配線基板として、ベース層の単一の面に単一の導電層を形成した、いわゆる片面構造のフレキシブルプリント配線基板を用いることにより、
特に、機械的性能およびそれに伴う電気的性能についてさらに効果的に接続構成を簡単化して、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することが可能となる。
本発明の請求項13の撮像装置における接続方法によれば、請求項8〜請求項12のいずれか1項の接続方法において、
前記フレキシブルプリント配線基板として、ベース層と導電層との間に接着剤からなる接着層を設けることなくベース層の単一の面上に導電層を直接形成し、さらにその導電層上にカバーレイ層を接着形成した、いわゆる2層材片面構造のフレキシブルプリント配線基板を用いることにより、
特に、機械的性能についてさらに効果的に接続構成を簡単化して、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することが可能となる。
本発明の請求項14の撮像装置における接続方法によれば、請求項12または請求項13の接続方法において、
前記フレキシブルプリント配線基板に形成される共通接地電位のグラウンドラインの接続パターン相互間を、前記フレキシブルプリント配線基板上に1つ以上のジャンパ線を配設して短絡接続することにより、
特に、電気的性能を劣化させることなく効果的に接続構成を簡単化して、接続構成に関連する製造コストおよび占有空間を低減することが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明の撮像装置の実施の形態に係るディジタルカメラを詳細に説明する。
図1〜図4は、ディジタルカメラの構成を示している。図1は、ディジタルカメラの全体の構成を模式的に示す平面図、図2は、図1のディジタルカメラを被写体側から見た正面図、図3は、図1および図2のディジタルカメラを撮影者側から見た背面図、そして図4は、図1〜図3のディジタルカメラのシステム構成を示すブロック図である。
図1〜図3に示すディジタルカメラ1は、カメラボディ2の被写体に面する正面側に、鏡胴ユニット3、ストロボ発光部4、測距ユニット5、光学ファインダ6およびリモコン(リモートコントロール)受光部7を具備し、カメラボディ2の上面部に、手振れ補正ボタン8、レリーズボタン9、モードダイヤル10およびサブLCD(液晶表示部)11を具備し、カメラボディ2の撮影者に面する背面側には、LCDモニタ13、AF(オートフォーカス)−LED(発光ダイオード)14、ストロボLED15、電源スイッチ16、操作ボタンユニット17およびズームボタン18を具備し、そしてカメラボディ2の一方の側面部にはメモリカードスロット22を具備している。
手振れ補正ボタン8、レリーズボタン9、モードダイヤル10、電源スイッチ16、操作ボタンユニット17およびズームボタン18は、操作部19(図4参照)を構成し、メモリカードスロット22には、記録媒体としてのメモリカード21(図1〜図3には示されていない)が装着格納される。
すなわち、ディジタルカメラ1のカメラボディ2の正面側の中央近傍には、被写体撮影光を入射結像させる撮影光学系を備える鏡胴ユニット3が設けられ、鏡胴ユニット3の上方には、被写体に照射すべくストロボ照明光を発光するストロボ発光部4と、オートフォーカス(AF)の際に被写体との距離を測定するための測距ユニット5と、ユーザが目視によって撮影範囲等を確認するための光学ファインダ6とが設けられている。また、光学ファインダ6の下方には、図示されていないリーモートコントローラ(リモコン)からのリモートコントロール用の光信号を受光するリモコン受光部7が設けられている。ディジタルカメラ1のカメラボディ2の上面部には、手振れ補正動作をオン/オフするための手振れ補正ボタン8と、撮影を指令するためのレリーズボタン9と、各種の撮影モードおよび再生モード等を切り換え選択するためのモードダイヤル10と、撮影枚数または撮影可能枚数等を表示するサブLCD11とが設けられている。
また、ディジタルカメラ1のカメラボディ2の背面側には、撮影画像・再生画像等を表示するLCDモニタ13と、撮影時のAFの合焦/非合焦等のフォーカシング状態を示すAF−LED14と、ストロボの電源コンデンサの充電状態を示すストロボLED15と、電源のオン/オフを切り換えるための電源スイッチ16と、動作指示や各種設定等を外部から行うための操作ボタンユニット17と、ズーミング操作を行うためのズームボタン18とが設けられている。AF−LED14およびストロボLED15は、システムの動作モード等によっては、AFおよびストロボ以外の表示用途、例えばメモリカード21(図4参照)がアクセス中であることを示す表示などの表示用途にも流用され得る。なお、上述したように、図4に示される操作部19は、手振れ補正ボタン8、レリーズボタン9、モードダイヤル10、電源スイッチ16、操作ボタンユニット17およびズームボタン18を一括して総称している。さらに、画像記録媒体として用いられるメモリカード21(図4参照)は、ディジタルカメラ1のカメラボディ2の側面部に設けられたメモリカードスロット22に取り外し可能に装着される。また、ディジタルカメラ1は、内部に電源電池(図示されていない)が、取り外し可能に装填される電池装填部(図示されていない)を備えている。
図4は、図1〜図3に示したディジタルカメラ1のシステムの概略構成を示している。図4に示すディジタルカメラ1は、図1〜図3に関連して触れた鏡胴ユニット3、ストロボ発光部4、測距ユニット5、リモコン受光部7、サブLCD11、LCDモニタ13、AF−LED14、ストロボLED15、操作部19およびメモリカードスロット22を具備している。上述したように、操作部19は、図1〜図3に示した手振れ補正ボタン8、レリーズボタン9、モードダイヤル10、電源スイッチ16、操作ボタンユニット17およびズームボタン18を含み、記録媒体としてのメモリカード21は、メモリカードインタフェース(I/F)であるメモリカードスロット22に装着格納される。
さらに、図4に示すディジタルカメラ1は、ズームレンズ30、ズーム駆動モータ31、フォーカシングレンズ(フォーカスレンズ)33、フォーカス駆動モータ34、絞り36、絞りモータ37、メカニカルシャッタ(メカシャッタ)39、メカシャッタモータ40、モータドライバ42、CCD(電荷結合素子)固体撮像素子45、F/E(フロントエンド)−IC(集積回路)46、システムプロセッサ50、ROM(リードオンリメモリ)65、RAM(ランダムアクセスメモリ)66、SDRAM(シンクロナスダイナミックRAM)67、内蔵メモリ68、LCDドライバ69、ビデオアンプ(ビデオ増幅器)70、ビデオジャック71、USB(Universal Serial Bus)コネクタ72、シリアルドライバ回路73、RS−232Cコネクタ74、サブCPU(中央処理部)75、ブザー76、サブLCDドライバ77、マイク(マイクロフォン)79、マイクアンプ(マイク増幅器)80、音声記録回路81、スピーカ83、音声再生回路84、オーディオアンプ85およびストロボ回路91を具備している。
ズームレンズ30およびズーム駆動モータ31は、ズーム光学系32を構成し、フォーカスレンズ33およびフォーカス駆動モータ34は、フォーカス光学系35を構成し、絞り36および絞りモータ37は絞りユニット38を構成し、そしてメカシャッタ39およびメカシャッタモータ40は、メカシャッタユニット41を構成している。F/E−IC46は、CDS(Correlated Double Sampling〜相関二重サンプリング)部47、AGC(Auto Gain Controller〜自動利得制御器)48、A/D(アナログ−ディジタル)変換器49およびTG(Timing Generator〜タイミング発生器)52を有している。システムプロセッサ50は、第1のCCD信号処理ブロック51、第2のCCD信号処理ブロック53、CPU(中央処理部)ブロック54、ローカルSRAM(スタティックRAM)55、USBブロック56、シリアルブロック57、JPEG−CODECブロック58、リサイズブロック59、TV(テレビジョン)信号表示ブロック60およびメモリカードコントローラブロック61を備えている。また、マイク79、マイクアンプ80および音声記録回路81は、音声記録ユニット78を構成し、スピーカ83、音声再生回路84およびオーディオアンプ85は、音声再生ユニット82を構成している。
さらに、図4に示すディジタルカメラ1は、本発明に係る手振れ補正のための姿勢検出センサ101、姿勢検出回路102およびCCDシフトユニット110を備えている。CCDシフトユニット110についての詳細は、当該CCDシフトユニット110およびCCD固体撮像素子45に対する配線接続構成と共に図5〜図11を参照して後述する。
図1〜図4において、ストロボ発光部4は、ストロボ回路91によって駆動制御されて発光し、自然光などの光が足りない場合に光量を補うために被写体を照明する。つまり、暗い場所の撮影および被写体の光量が充分でない場合の撮影においては、システムプロセッサ50から、ストロボ回路91にストロボ発光制御信号を与え、ストロボ回路91がそれに応動して、ストロボ発光部4を発光させて、被写体を照明する。また、測距ユニット5は、自動合焦、すなわちオートフォーカス(AF)制御を達成するための被写体距離の計測に使用される。ディジタルカメラにおけるオートフォーカス制御としては、撮像素子、例えばCCD固体撮像素子45の受光面に形成された像のコントラストを検出し、最もコントラストの高い位置に撮影光学系のフォーカスレンズ33を移動させてフォーカスを合わせる、いわゆるCCD−AF方式が広く用いられている。
しかしながら、このCCD−AF方式は、フォーカスレンズ33を少しずつ移動させてコントラストの高い箇所を探すことになるためフォーカス動作が遅く、特に極端にフォーカスがずれている場合には、正常なフォーカス動作に至るまでに時間を要していた。そこで、この場合、測距ユニット5を用いて被写体距離情報を常に取得し、距離情報に基づいてフォーカスレンズ33を合焦位置近傍に移動させてから、CCD−AF動作を行わせることにより、フォーカス動作を高速化している。
鏡胴ユニット3は、被写体の光学画像を取り込む被駆動部材としてのズームレンズ30および該ズームレンズ30を駆動する駆動源モータとしてのズーム駆動モータ31を備えたズーム光学系32と、フォーカスレンズ33およびフォーカス駆動モータ34を備えたフォーカス光学系35と、絞り36および絞りモータ37を備えた絞りユニット38と、メカシャッタ39およびメカシャッタモータ40を備えたメカシャッタユニット41と、これらズーム駆動モータ31、フォーカス駆動モータ34、絞りモータ37およびメカシャッタモータ40等の直流モータを駆動するモータドライバ42とを設けて構成されている。そして、モータドライバ42は、リモコン受光部7からの入力や操作部19の操作入力に基づいて、システムプロセッサ50内にあるCPUブロック54から与えられる駆動指令により駆動制御される。なお、この場合、振れ補正のためにCCD固体撮像素子45を移動させるCCDシフトユニット110の駆動制御も、このモータドライバ42によって行われる。
ROM65には、CPUブロック54にて解読可能なコードで記述された、制御プログラムおよび制御するためのパラメータ等が格納されている。電源スイッチ16が操作されて、このディジタルカメラ1の電源がオン状態になると、前記制御プログラムは、図示されていないメインメモリにロードされ、CPUブロック54は、そのプログラムに従ってディジタルカメラ1の各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータ等を、一時的に、RAM66およびシステムプロセッサ50内のローカルSRAM55に保存する。なお、ここで説明する実施の形態においては、ROM65には書き換え可能なフラッシュROMを用いている。フラッシュROMのように書き換え可能な不揮発性メモリを使用することによって、制御プログラムや制御に必要なパラメータ等を変更することが可能となり、機能のバージョンアップ等を容易に行うことができるようになる。
CCD固体撮像素子45は、撮影光学系を構成する鏡胴ユニット3で取り込まれ結像された光学像を電気信号からなるアナログ画像信号に光電変換する。また、F/E−IC46は、画像ノイズを除去するために相関二重サンプリングを行うCDS部47と、利得調整を行うAGC48と、画像信号のディジタル信号への変換を行うA/D変換器49とを備え、システムプロセッサ50の第1のCCD信号処理ブロック51から垂直同期信号(VD信号)および水平同期信号(HD信号)を受けてCCD固体撮像素子45およびF/E−IC46の駆動タイミング信号を生成するTG52とを備えている。
システムプロセッサ50は、CCD固体撮像素子45からF/E−IC46を経由して入力されたディジタル画像データに対するホワイトバランス調整設定やガンマ調整設定を行うとともに、上述したようにVD信号およびHD信号を出力する第1のCCD信号処理ブロック51と、フィルタリング処理により輝度データ・色差データへの変換を行う第2のCCD信号処理ブロック53と、リモコン受光部7や操作部19から入力される信号に基づき、ROM65に格納された制御プログラムに従って、モータドライバ42やCCD固体撮像素子45等のような当該ディジタルカメラ1の各部の動作を制御するCPUブロック54と、このCPUブロック54の制御に必要なデータ等を一時的に保存するローカルSRAM55と、PC(パーソナルコンピュータ)等の外部機器とUSBインタフェースを用いて通信するためのUSBブロック56と、PC等の外部機器とシリアル通信を行うためのシリアルブロック57と、JPEG方式による圧縮・伸張を行うJPEG−CODECブロック58と、画像データのサイズを補間処理により拡大/縮小するリサイズブロック59と、画像データをLCDモニタ13やTV等の外部表示機器に表示するために画像データを変換してビデオ信号を生成するTV信号表示ブロック60と、撮影された画像データを記録するメモリカード21の制御を行うメモリカードコントローラブロック61とを備えている。
SDRAM67は、システムプロセッサ50によって画像データに各種の処理が施される際にその過程および結果における画像データを一時的に保存する。
保存される画像データは、例えば、CCD固体撮像素子45からF/E−IC46を経由して取り込まれ第1のCCD信号処理ブロック51でホワイトバランス設定およびガンマ設定が行われた状態の「RAW−RGB画像データ」、第2のCCD信号処理ブロック53で輝度データ・色差データへの変換が行われた状態の「YUV画像データ」およびJPEG−CODECブロック58でJPEG圧縮等が行われた状態の「JPEG画像データ」等である。メモリカードスロット22は、着脱可能にメモリカード21を装着するためのスロット式装着部である。また、内蔵メモリ68は、例えばメモリカード21が装着されていない場合等に、撮影した画像データを記憶するために設けられており、メモリカードスロット22にメモリカード21が装着されていない場合にも、撮影した画像データを、この内蔵メモリ68によって記憶することができるようになっている。
LCDドライバ69は、LCDモニタ13を駆動するための回路であり、TV信号表示ブロック60から出力されたビデオ信号をLCDモニタ13に表示するための信号に変換して、LCDモニタ13に供給する。
LCDモニタ13は、TV信号表示ブロック60から出力されたビデオ信号を表示する。このようにすることによって、LCDモニタ13では、ユーザが撮影前に被写体の状態を監視したり、撮影した画像を確認したり、メモリカード21や内蔵メモリ68に記録された画像データを表示して確認したり鑑賞したりすることができる。
ビデオアンプ70は、TV信号表示ブロック60から出力されたビデオ信号を、例えばインピーダンス75Ωのビデオ信号にインピーダンス変換するためのアンプであり、ビデオジャック71は、ビデオ信号を表示し得るTV等の外部表示機器に接続するためのジャックである。USBコネクタ72は、PC等の外部機器との間でUSBによる通信を行うために、そのような外部機器にUSB接続するためのコネクタである。シリアルドライバ回路73はPC等の外部機器との間でシリアル通信を行うためにシリアルブロック57の出力信号を電圧変換するための回路であり、RS−232Cコネクタ74は、PC等の外部機器とシリアル接続を行うためのコネクタである。
サブCPU75は、例えばROMやRAM等を含んでワンチップに内蔵したマイクロプロセッサ等からなるCPUであり、リモコン受光部7や操作部19からの出力信号をユーザの操作情報としてCPUブロック54に出力するとともに、このCPUブロック54から出力されるディジタルカメラ1の状態に応じた制御情報をサブLCD11、AF−LED14、ストロボLED15およびブザー76等に対する制御信号に変換して出力する。サブLCD11は、例えば撮影可能枚数等を表示するための表示部であり、サブLCDドライバ77は、サブCPU75からの出力信号に基づいてサブLCD11を駆動するための回路である。
AF−LED14は、撮影時の合焦状態を表示するためのLEDであり、ストロボLED15は、ストロボ充電状態を表すためのLEDである。なお、これらのAF−LED14およびストロボLED15を、メモリカードアクセス中などのような、他の表示用途に流用するようにしても良い。操作部19は、ユーザが操作するキー、スイッチ等の回路であり、リモコン受光部7は、ユーザが操作するリモコン(送信機)からの制御信号の受信部である。
音声記録ユニット78は、ユーザが音声信号を入力するマイク79と、入力された音声信号を増幅するマイクアンプ80と、増幅された音声信号を記録する音声記録回路81とを備えている。また、音声再生ユニット82は、記録された音声信号をスピーカ83から出力するための信号に変換する音声再生回路84と、変換された音声信号を増幅してスピーカ83を駆動するためのオーディオアンプ85と、増幅された音声信号を音響出力するスピーカ83とを備えている。
姿勢検出センサ101は、ジャイロセンサおよび加速度センサ等からなり、当該ディジタルカメラ1の姿勢、すなわち角度、角速度または角加速度等の角度情報、を検知する。姿勢検出回路102は、姿勢検出センサ101の検知信号から角度情報を求め、手振れ等による振れ量、つまり振れ角度を検出してシステムプロセッサ50のCPUブロック54に供給する。CPUブロック54は、姿勢検出センサ101から姿勢検出回路102を介して得られる振れ量に基づいて、振れを補正するためのCCD固体撮像素子45の適正な移動量(シフト量)を求め(この機能部分を、「撮像素子移動制御回路」と称する)、CCDシフトユニット110に対する移動量を示す制御情報をモータドライバ42に与える。また、CCDシフトユニット110は、CPUブロック54から与えられる制御情報に応じてCCD固体撮像素子45を移動させる。このように撮像素子45を支持し且つ電気信号に応答して撮像素子45を移動させる「撮像素子移動機構部」と称する。
次に、上述のように構成されたディジタルカメラ1における本発明に係る手振れ補正およびCCD固体撮像素子45に対する接続構成について詳細に説明する。
〔手振れ補正方式について〕
手振れ補正方式については、種々の機構および方式が研究されているが、先に述べたように電子式補正方式と光学的補正方式の2つの補正方式に大別される。電子式補正方式では、撮影した結果の画像から振れ量を検出し、振れをキャンセルする方向に撮影画像を画像処理で移動させて補正を行う。このため、画像処理による補正は、撮像した全ての画素数を使用することができない。すなわち、通常の撮影画像よりも画像サイズが小さくなって解像度が低下するため、画質劣化が避けられない。一方、光学的補正方式は、振れ量をジャイロセンサまたは加速度センサ等の姿勢差検出手段を用いて検知し、振れ量に応じ振れをキャンセルする方向に少なくとも一部のレンズ(レンズシフト方式)またはCCD等の固体撮像素子(CCDシフト方式)をシフトすることにより補正を行う。この光学的補正方式による振れ補正では、光路あるいは撮像面をシフトさせるため、通常の撮影画像と同じサイズの画像を得ることができ、画質劣化がない。しかしながら、光学的補正方式による手振れ補正では、ハードウェアの機械的な移動制御を行うため、レンズを移動させるレンズシフト方式では光学系が、固体撮像素子を移動させるCCDシフト方式ではカメラ本体側が大きくなるという問題もある。そこで、この実施の形態においては、光学的補正方式による振れ補正であるCCDシフト方式において、より小型化を実現し得る構成について説明する。この実施の形態においては、撮像素子としてCCD固体撮像素子45を用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、撮像素子として他の撮像素子、例えばCMOS(相補型金属酸化物半導体)固体撮像素子等を用いても良い。
〔CCDシフト方式に係る構成〕
図4に示したシステムブロック図に加えて、CCDシフト機構を説明するための図5〜図11を参照して、CCDシフト方式に係る構成および動作について説明する。図5は、この実施の形態に係るCCDシフト機構および接続の原理的構成を模式的に示すものであり、(a)は側面図、そして(b)は被写体側から見た正面図である。図6は、CCDシフト機構の駆動原理を説明するための模式図である。図7は、CCDシフト機構に関連する部分の接続に用いるフレキシブルプリント配線基板の配線パターン配置領域を原理的に示す模式図である。図8、図9および図10は、フレキシブルプリント配線基板の代表的な各種の成層構造を示す模式的断面図であり、図8は、両面構造、図9は、通常の片面構造、そして図10は、2層材片面構造を模式的に示している。図11は、CCDシフト機構に関連する部分の接続に用いるフレキシブルプリント配線基板のグラウンド配線パターンのジャンパ線を原理的に説明するための模式図である。
図4および図5において、ディジタルカメラ1の姿勢差を検出する姿勢検出センサ101は、ディジタルカメラ1の振れに反応し、振れ量に応じた信号を出力する。一般に、姿勢検出センサ101として、ジャイロセンサまたは加速度センサが用いられており、一般に、1個の姿勢検出センサは、1軸方向の振れを検出する。カメラの手振れ等に係る振れは、ピッチ方向、ヨー方向およびロール方向の3軸方向の組み合わせとして発生するため、姿勢検出センサ101は多軸検出に対応するため複数個組み合わせて使用される。姿勢検出センサ101でディジタルカメラ1の振れを検出すると、姿勢検出センサ101は、その振れ量にに応じた信号を姿勢検出回路102に出力する。姿勢検出センサ101の出力信号は非常に微小であるため、姿勢検出回路102においては、検出信号を増幅するとともにノイズ成分を除去して、システムプロセッサ50のCPUブロック54に出力する。CPUブロック54は、振れをキャンセルする方向にCCD固体撮像素子45をシフトさせるために、姿勢検出センサ101の検出信号による振れ量に応じて、CCD固体撮像素子45をシフトして振れによる影響をキャンセルするための制御信号を生成し、モータドライバ42に供給する。モータドライバ42は、CCDシフトユニット110に駆動制御信号を供給し、CCDシフトユニット110は、このディジタルカメラ1の露光期間中にCCD固体撮像素子45を、例えば受光面に沿って平行にシフト移動させて振れを補正する。
図5は、CCDシフトユニット110におけるCCDシフト機構およびその接続の原理的な構成を模式的に示している。図5に示すCCDシフトユニット110は、CCD押さえ板120、フレキシブルプリント配線基板121、可動鉄芯122、固定部123、永久磁石124、コイル125、固定台126、パッド127およびコネクタ接続部128を備えている。
図5の(b)の正面図に示すように、CCD固体撮像素子45を挟んで図示上下側方および図示左右側方に対峙する各一対、すなわち合計4組、のシフト駆動部が設けられている。シフト駆動部は、それぞれ円柱状の可動鉄芯122と、この可動鉄芯122の一端部近傍に巻回されたコイル125と、可動鉄芯122の一端部近傍およびコイル125を取り囲むようにコ字形に形成された永久磁石フレーム124と、を有している。可動鉄芯122は、各々固定部123によって固定台126に固定されている。CCD固体撮像素子45の背面側(撮像面の反対側)には、CCD押さえ板120が接着され、該CCD押さえ板120は、固定台126にも接着されていて、CCD固体撮像素子45がCCD押さえ板120を介して固定台126に固定されている。
フレキシブルプリント配線基板121には、CCD固体撮像素子45の周辺回路パターンおよびCCD固体撮像素子45ハンダ付け用のパッドのパターン(明確には図示されていない)が形成されており、CCD固体撮像素子45の各端子をCハンダ付け用のパッドにハンダ付けすることによって、CCD固体撮像素子45をフレキシブルプリント配線基板121に接続固定している。さらにフレキシブルプリント配線基板121には、各シフト駆動部のコイル125への給電用のパターンが形成されており、この給電用パターンは、コイル125の接続用のパッド127を含んでいる。コイル125への給電用のパターンは、モータドライバ42からコイル125への駆動用給電路を形成しており、4つのコイル125は、パッド127によってフレキシブルプリント配線基板121にハンダ付け接続されており、モータドライバ42からの駆動電流をコイル125に供給する。フレキシブルプリント配線基板121は、コネクタ接続部128を介して、プリント配線基板(図示されていない)に接続する。このプリント配線基板には、CCD固体撮像素子45を駆動制御し且つCCD固体撮像素子45の出力信号を処理するF/E−IC46を含む回路の少なくとも一部およびコイル125への駆動電流を発生するモータドライバ42の少なくとも一部が、設けられている。
〔CCDシフト動作〕
図6を参照して図5のシフト駆動部の動作原理を説明する。コイル125に電流が流れていないときは、図6の(a)に示すように、永久磁石フレーム124の最奥部がS極であり、可動鉄芯122は、一端部が永久磁石フレーム124の最奥部に接触して吸着されている。モータドライバ42からコイル125に駆動電流が供給されると、コイル125の内部に永久磁石フレーム124による磁界を打ち消す方向に磁界が発生され、可動鉄芯122がコイル125内部の磁界によって、図6の(b)に示すように磁化される。この磁化によって、可動鉄芯122と、永久磁石フレーム124の最奥部との間に反発力が発生して、可動鉄芯122は、永久磁石フレームから離れ図示矢印方向に移動する。
操作部19の手振れ補正ボタン8を押下することによって、振れ補正機能をオンとした場合には、コイル125に電流を流して、可動鉄芯122を永久磁石フレーム124から離した状態で保持する。可動鉄芯122を図6における右方向に移動させたい場合には、コイルに流す電流を増やすことによって、コイル125によって誘起される磁界を強くして右方向に移動させる。
逆に、図6における左方向に移動させたい場合には、コイル125に流す電流を減らし、コイル125によって誘起される磁界を弱くすることによって、可動鉄芯122の一端部の磁気反発力を低下させ、可動鉄芯122が単なる鉄片として永久磁石フレーム124の最奥部に吸引される力によって左方向に移動させる。この場合、永久磁石フレーム124は、図5の(a)における左側において固定され、コイル125も永久磁石フレーム124とともに固定され、これらに対して相対的に移動する可動鉄芯122が、固定部123によって固定台126に一体的に固定されているため、可動鉄芯122の移動に伴って固定台126が移動してCCD固体撮像素子45がシフトする。なお、固定台126およびCCD固体撮像素子45等は、予め適宜なるガイドレール等のガイド手段(明確には図示されていない)によって、シフト移動すべき方向(CCD固体撮像素子45の受光面に平行な方向)以外の動きを規制して、振れ補正動作によってCCD固体撮像素子45の受光面が光軸方向に移動したりすることがないようにしている。
なお、CCD固体撮像素子45の受光面とは、被写体光学像が結像されるCCD固体撮像素子45の入射面であり、例えば図5(b)におけるCCD固体撮像素子45の紙面に相当する面を指すものとする。
例えば、図5(b)の上下方向にCCD固体撮像素子45をシフトさせる場合には、CCD固体撮像素子45の図示左右に位置する2つのコイル125に流す電流を制御し、図5(b)の左右方向にCCD固体撮像素子45をシフトさせる場合には、CCD固体撮像素子45の図示上下に位置する2つのコイル125に流す電流を制御する。
なお、上述の原理的な構成においては、コイル125として、中空円筒状に巻回されたソレノイド状のコイルとして、可動鉄芯122をコイル125の中空部内に進退移動可能に挿入する構成とした。しかしながら、可動鉄芯122およびそれに誘起される磁極と永久磁石フレーム124との間の磁気的作用によって移動させているので、コイル125を可動鉄芯122に一体的に巻装し、これらを永久磁石フレーム124との間の磁気的作用によって移動させるようにしても、上述とほぼ同様に機能する。
CCD固体撮像素子45をシフトさせる機構としては、種々の方法が公開されており、この実施の形態では、上述のようなコイル125に流す電流を制御することにより生じる電磁誘導の変化を利用するCCDシフト方法を用いているが、本発明はこれに限定されるものではない。
〔フレキシブルプリント配線基板における配線パターンの配置〕
CCDシフト方式においては、シフト移動させる物体、この場合CCD固体撮像素子45、の質量が大きくなればなるほど、シフト移動に必要とされる力が大きくなり、消費電力が増大するため、可能な限りシフト移動させる物体の質量を小さくすることが必要である。そのため、CCD固体撮像素子45に関連する電子部品についても、フレキシブルプリント配線基板121に実装する数を減らし、代わりに図示していないプリント基板に実装する必要がある。例えば、CCD固体撮像素子45の駆動タイミング信号を生成するTG52およびA/D変換を行うA/D変換器49等を有するF/E−IC46は、ICパッケージの端子数も多くパッケージサイズも大きいためフレキシブルプリント配線基板121に搭載するのは困難である。一方、CCD固体撮像素子45から出力される映像信号は、F/E−IC46のA/D変換器49でディジタル信号に変換されるまではアナログ信号であるため、フレキシブルプリント配線基板121にF/E−IC46を搭載しない場合には、フレキシブルプリント配線基板121上における映像信号はアナログ信号となる。アナログ信号はノイズに対して弱く、CCD固体撮像素子45をシフト移動させるための駆動制御信号(以下、「CCD移動制御信号」とも称する)は大電流であったり、高周波成分を多く含む急峻なパルス信号であったりするため、同じフレキシブルプリント配線基板121上にCCD移動制御信号と映像信号とを近接して配線するパターンを形成した場合、CCD移動制御信号の影響により、画像にノイズが混入するおそれがある。
図7に、同一のフレキシブルプリント配線基板121上にCCD移動制御信号と映像信号を配線する場合の各配線パターンの配設される領域を示している。すなわち、図7に示す構成は、同一平面上にCCD移動制御信号の配線パターンと映像信号の配線パターンを配設し、これらCCD移動制御信号の配線パターンが配置されるパターン領域PSと映像信号の配線パターンが配置されるパターン領域PIの間に共通接地電位であるグラウンド(GND)配線のグラウンドパターンPGを配置している。このように、CCD移動制御信号の配線パターンと映像信号の配線パターンとを同一平面上に配設することによって、これら2つの信号線がクロス、すなわち交差、することがなく、信号線の交差によるノイズの混入の影響を防止している。また、CCD移動制御信号の配線パターンが配置されるパターン領域PSと映像信号の配線パターンが配置されるパターン領域PIの間にグラウンドパターンPGを配設することにより、CCD移動制御信号とCCD固体撮像素子45の映像信号が互いに影響を与えることを防ぐようにしている。このためには、CCD移動制御信号の配線パターン領域PSと映像信号の配線パターン領域PIとの間のグラウンドパターンPIはできる限り太く、すなわち幅広く、することが望ましい。
〔フレキシブルプリント配線基板の構造〕
CCDシフト方式の場合には、シフト移動させるための負荷量を減らすことが重要である。CCDシフト移動時の負荷としては、上述したようにシフト移動させる物体の質量(重量)の他に、シフト移動時に生じる抵抗としての摩擦力、フレキシブルプリント配線基板の柔軟性などが考えられる。シフト移動時に生じる摩擦力は、物体がシフトするときに接触部分に生じる摩擦であり、シフト移動時にシフト移動する物体が他の物体と接触しないことが望ましいが、やむを得ず接触する場合には、接触部分の摩擦係数が小さな材質を用いることが望ましい。フレキシブルプリント配線基板は、プリント配線基板に搭載されたコネクタを介してプリント配線基板に接続する。フレキシブルプリント配線基板の柔軟性とは、フレキシブルプリント配線基板の一端部のコネクタ接続部128がプリント配線基板のコネクタによって固定されると、フレキシブルプリント配線基板の材質が硬い場合には、シフト移動するときに大きな抗力が発生して、負荷が発生する。
図8〜図10は、フレキシブルプリント配線基板の代表的な各種層構造を示しており、図8は、両面構造のフレキシブルプリント配線基板、図9は、通常の片面構造のフレキシブルプリント配線基板、そして図10は、2層材片面構造のフレキシブルプリント配線基板のそれぞれ模式的断面図である。
一般に、撮像装置の映像信号系に用いられるフレキシブルプリント配線基板は、図8に示すような両面構造のフレキシブルプリント配線基板である。図示のように、中央にベース材があり、ベース材の両面にそれぞれ接着層を介して銅箔を接着し、さらにその両側に接着層を介してカバーレイ層を接着している。すなわち、一方の面から他方の面に向かってカバーレイ−接着層−銅箔−接着層−ベース材−接着層−銅箔−接着層−カバーレイの順で配置されている。ベース材およびカバーレイの材質としては、多くの場合、ポリイミドが用いられる。カバーレイ層に開口を形成することによって、銅箔の一部を露出させて、CCD固体撮像素子の端子をハンダ付けするためのパッドやCCDシフト機構用のコイル125をハンダ付け接続するためのパッドを作成する。この両面構造のフレキシブルプリント配線基板の場合、図8に示すように、ベース材に貫通孔を形成し、両側の銅箔間にわたるメッキを施して相互に接続するスルーホールと称される構造を用いることによってパターン配線の層を変更することが可能である。両面構造のフレキシブルプリント配線基板は、このようなスルーホールを用いることによって、配線の順番を入れ替えることなどが可能となり、パターンレイアウトの自由度が高い。
図9に示すような片面構造のフレキシブルプリント配線基板は、両面構造のフレキシブルプリント配線基板の片側の層構造と同様であり、ベース材の片面に接着層を介して銅箔を接着し、さらに接着層を介してカバーレイを接着する構成である。すなわち、一方の面から他方の面に向かってカバーレイ−接着層−銅箔−接着層−ベース材という順で配置される。この場合も両面構造のフレキシブルプリント配線基板と同様に、カバーレイ層に開口を形成することによって、パッドの作成が可能である。図8の両面構造に対して図9の片面構造のほうが柔軟性は高くなるが、これらの2種類のフレキシブルプリント配線基板構造は、どちらも銅箔を接着するための接着層がある。
それに対して、図10に示すような、2層材片面構造のフレキシブルプリント配線基板は、図9の通常の片面構造から銅箔を接着するための接着層を除いた構造である。この場合の接着層は、数十μm程度の厚みがあり、ベース材は、薄いもので数μmであるので、接着層がないことによって、フレキシブルプリント配線基板の柔軟性が増す。したがって、2層材片面構造のフレキシブルプリント配線基板を使用するようにすれば、フレキシブルプリント配線基板の柔軟性をより高くして、CCD固体撮像素子45のシフトのための負荷を低く抑えることが可能となる。もちろん、この場合もカバーレイ層に開口を形成することによって、パッドを作成することが可能である。
一方、図9および図10のような、片面構造のフレキシブルプリント配線基板を使用すると、フレキシブルプリント配線基板上で配線パターンの順序を入れ替えることはできない。図8のような両面構造のフレキシブルプリント配線基板では、グラウンド共通電位のパターンをほぼ全面に敷設して配置し、スルーホールにより両面のグラウンドパターンを接続することによって、強固なグラウンド共通電位領域を作成することができるが、片面構造のフレキシブルプリント配線基板では、グラウンド共通電位パターンがそれぞれ独立しており、プリント配線基板からのグラウンド共通電位パターンがフレキシブルプリント配線基板上で分岐した形態となり、フレキシブルプリント配線基板の配線長によっては、共通電位であるはずのグラウンドライン間に電位差が生じたり、グラウンドライン上の部位によって電位差が生じたりして、グラウンド電位自体もノイズにより大きく影響を受けてしまう可能性がある。そこで、図11に示すように、グラウンドパターンPGに対してカバーレイ層に適宜開口を形成してパッドを作成し、グラウンドパターン相互間をジャンパー線JLで結線することにより、グラウンドパターンの共通電位を一層安定させて、ノイズに強くすることができる。
なお、上述した実施の形態においては、図4のCCDシフトユニットを構成するシフト機構を図5に示すような構成として説明したが、これは原理的な構成であり、より具体的な実施の形態としては、例えば、図12〜図15に示すような構成としてもよい。
図12は、CCDシフト機構を前面被写体側から見た斜視図、図13は、背面側から見た斜視図、図14は、図13と同様の向きから見た斜視図における中心軸を含む鉛直面による縦断面を示した縦断面斜視図、そして図15は、CCDシフト機構を構成する各主要部分を分解して示す分解斜視図である。
図12〜図15に示すCCDシフト機構は、4個の永久磁石201、一対の水平ガイドシャフト202、一対の垂直ガイドシャフト203、外形フレーム204、水平移動台205、垂直移動台206、ローパスフィルタ207、CCD押さえ板208、4個の空芯コイル209、2個のホール素子210およびCCD固定台211を備えている。CCD固体撮像素子45は、CCD押さえ板208を介して接着することなどによってCCD固定台211上に固定されている。図12〜図15には、明確に示されていないが、CCD固体撮像素子45の各端子は、固定台211のさらに後方に配置されるフレキシブルプリント配線基板にハンダ付けされている。CCD固定台211は、水平移動台205に取り付けられている。水平移動台205は、垂直移動台206に水平方向に沿って平行に配置されたそれぞれ円柱状の一対の水平ガイドシャフト202によって支持され、該水平ガイドシャフト202に沿って、水平方向にスライド移動可能となっている。
垂直移動台206は、図示されていない固定部に固定されたCCD固定台211に垂直方向に沿って平行に配置されたそれぞれ円柱状の一対の垂直ガイドシャフト203によって支持され、該垂直ガイドシャフト203に沿って、垂直方向にスライド移動可能となっている。固定台211の周縁部に、ほぼ90°間隔で配置固定された空芯コイル209は、外形フレーム204のほぼ円周状の周縁部に、ほぼ90°間隔で配置固定された永久磁石201と対峙しており、空芯コイル209から発生する磁界によってCCD固定台211の移動量が変化する。また、隣接する空芯コイル209にそれぞれ近接して設けられた2個のホール素子210によって対応する永久磁石201の磁界の強さを検出し、直交する2方向についての移動量をそれぞれ算出する。
なお、永久磁石201と空芯コイル209による駆動原理について、図16を参照して詳細に説明する。図16の(a)は、空芯コイル209が図示下方へ力を受ける状態を、そして図16の(b)は、空芯コイル209が図示上方へ力を受ける状態を示す模式図である。この場合、永久磁石201は、外形フレーム204に、空芯コイル209は、CCD固定台211にそれぞれ固定されている。
図16の(a)の状態においては、空芯コイル209に電流が流れると、図示のように永久磁石201の方向に向かう磁界が発生し、永久磁石201のN極と空芯コイル209に発生したN極とが互いに反発して、空芯コイル209、すなわちそれが固定されたCCD固定台211が図示下方向へシフト移動させられる。図16の(b)の状態においては、空芯コイル209に図16の(a)とは逆方向に電流が流れると、図示のように永久磁石201とは逆の方向に向かう磁界が発生し、永久磁石201のS極と空芯コイル209に発生したS極とが互いに反発して、空芯コイル209、すなわちそれが固定されたCCD固定台211が図示上方向へシフト移動させられる。このようにして、空芯コイル209に流す電流方向によって図16の(a)および(b)の状況をつくり、且つ流す電流量によってシフト移動する移動距離を変更する。なお、図12および図13においてCCD固体撮像素子45の上下にある空芯コイル209および永久磁石201が上下方向のシフト移動に、CCD固体撮像素子45の左右にある空芯コイル209および永久磁石201が左右方向のシフト移動にそれぞれ関係する。
この場合、受光面側に配設されたローパスフィルタ207等の光学フィルタおよびCCD押さえ板120を含むCCD固体撮像素子45と、水平移動台205と、空芯コイル209およびホール素子210を含む固定台211とで構成される部分を、基本移動ユニットとすると、水平移動時には、基本移動ユニットのみが水平方向に移動し、垂直移動時には、基本移動ユニットと、さらに垂直移動台206を加えた部分が垂直に移動する。
すなわち、CCD固体撮像素子45を固定したCCD固定台211は、外形フレーム204に対して、二次元の移動が可能である。空芯コイル209に電流を流すことによって、外形フレーム204に対してCCD固定台211を駆動する駆動力を発生させることができる。CCD固定台211と外形フレーム204との位置関係が変化すると永久磁石201とホール素子210の位置関係が変化し、ホール素子210の出力が変化する。この出力は、モータドライバ42または別途に設けたフィードバック系を介してCPUブロック54にフィードバックされ、CPUブロック54は、これらの位置関係を特定して、CCD固体撮像素子45のシフト移動のサーボ制御に供することができる。このようにして、姿勢検出センサ101を用いた検出入力に基づいてCCD固体撮像素子45の移動量を制御することによって振れ補正機能を達成することができる。
本発明の撮像装置の一つの実施の形態に係るディジタルカメラの全体の構成を模式的に示す平面図である。 図1のディジタルカメラを被写体側から見た正面図である。 図1および図2のディジタルカメラを撮影者側から見た背面図である。 図1のディジタルカメラのシステム構成を示すブロック図である。 図1のディジタルカメラに用いる撮像素子のシフト機構の一つの実施の形態を説明するための模式図であり、(a)は側面図、(b)は正面図をそれぞれ示している。 (a)および(b)は、図5のシフト機構の駆動原理を説明するための説明図である。 図1のディジタルカメラにおける撮像素子に対する接続を行うフレキシブルプリント配線基板における各パターン領域の配置関係を説明するための図である。 図1のディジタルカメラにおける撮像素子に対する接続に使用し得る両面構造のフレキシブルプリント配線基板の成層構造を説明するための図である。 図1のディジタルカメラにおける撮像素子に対する接続に使用し得る通常の片面構造のフレキシブルプリント配線基板の成層構造を説明するための図である。 図1のディジタルカメラにおける撮像素子に対する接続に使用し得る2層材片面構造のフレキシブルプリント配線基板の成層構造を説明するための図である。 図1のディジタルカメラにおける撮像素子に対する接続を行うフレキシブルプリント配線基板におけるグラウンドパターンに対するジャンパ線の配置例を説明するための図である。 図1のディジタルカメラに用いる撮像素子のシフト機構の他の実施の形態を説明するための前面側から見た模式的な斜視図である。 図12の撮像素子のシフト機構を説明するための背面側から見た模式的な斜視図である。 図12の撮像素子のシフト機構を説明するために一部を断面で示す背面側から見た模式的な斜視図である。 図12の撮像素子のシフト機構を説明するための模式的な分解斜視図である。 図12〜図15のシフト機構の駆動原理を説明するための模式図である。
符号の説明
1 ディジタルカメラ
2 カメラボディ
3 鏡胴ユニット
4 ストロボ発光部
5 測距ユニット
6 光学ファインダ
7 リモコン(リモートコントロール)受光部
9 レリーズボタン
10 モードダイヤル
11 サブLCD(液晶表示部)
13 LCDモニタ
14 AF(オートフォーカス)−LED(発光ダイオード)
15 ストロボLED
16 電源スイッチ
17 操作ボタンユニット
18 ズームボタン
19 操作部
21 メモリカード
22 メモリカードスロット
30 ズームレンズ
31 ズーム駆動モータ
32 ズーム光学系
33 フォーカスレンズ
34 フォーカス駆動モータ
35 フォーカス光学系
36 絞り
37 絞りモータ
38 絞りユニット
39 メカニカルシャッタ(メカシャッタ)
40 メカシャッタモータ
41 メカシャッタユニット
42 モータドライバ
45 CCD(電荷結合素子)固体撮像素子
46 F/E(フロントエンド)−IC(集積回路)
47 CDS(相関二重サンプリング)部
48 AGC(自動利得制御器)
49 A/D(アナログ−ディジタル)変換器
50 システムプロセッサ
51 第1のCCD信号処理ブロック
52 TG(Timing Generator〜タイミング発生器)
53 第2のCCD信号処理ブロック
54 CPU(中央処理部)ブロック
55 ローカルSRAM(スタティックRAM)
56 USBブロック
57 シリアルブロック
58 JPEG−CODECブロック
59 リサイズブロック
60 TV(テレビジョン)信号表示ブロック
61 メモリカードコントローラブロック
65 ROM(リードオンリメモリ)
66 RAM(ランダムアクセスメモリ)
67 SDRAM(シンクロナスダイナミックRAM)
68 内蔵メモリ
69 LCDドライバ
70 ビデオアンプ(ビデオ増幅器)
71 ビデオジャック
72 USB(Universal Serial Bus)コネクタ
73 シリアルドライバ回路
74 RS−232Cコネクタ
75 サブCPU(中央処理部)
76 ブザー
77 サブLCDドライバ
78 音声記録ユニット
79 マイク(マイクロフォン)
80 マイクアンプ(マイク増幅器)
81 音声記録回路
82 音声再生ユニット
83 スピーカ
84 音声再生回路
85 オーディオアンプ
91 ストロボ回路
101 姿勢検出センサ
102 姿勢検出回路
110 CCDシフトユニット
120 CCD押さえ板
121 フレキシブルプリント配線基板
122 可動鉄芯
123 固定部
124 永久磁石
125 コイル
126 固定台
127 パッド
128 コネクタ接続部
201 永久磁石
202 水平ガイドシャフト
203 垂直ガイドシャフト
204 外形フレーム
205 水平移動台
206 垂直移動台
207 ローパスフィルタ
208 CCD押さえ板
209 空芯コイル
210 ホール素子
211 CCD固定台

Claims (14)

  1. 被写体光学像を電気信号に変換する撮像素子を移動させることによって振れ補正を行う撮像装置において、
    前記撮像素子を支持し且つ電気信号に応答して前記撮像素子を移動させる撮像素子移動機構部と、
    前記撮像素子を制御し且つ撮像された画像信号を取り出す撮像素子制御回路と、
    前記撮像素子を移動させるべく前記撮像素子移動機構部を制御する撮像素子移動制御回路と、
    前記撮像素子制御回路および前記撮像素子移動制御回路を搭載するプリント配線基板と、
    可撓性を有し、前記撮像素子と前記撮像素子制御回路との間の接続パターンおよび前記撮像素子移動制御回路から前記撮像素子移動機構部を駆動制御するための接続パターンが形成され、前記撮像素子を実装搭載して、該撮像素子および前記撮像素子移動機構部と前記プリント配線基板上の前記撮像素子制御回路および前記撮像素子移動制御回路との間の接続を行うフレキシブルプリント配線基板と、
    前記フレキシブルプリント配線基板と前記プリント配線基板とを接続するためのコネクタ部と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像素子移動機構部は、前記撮像素子を、撮像素子受光面とほぼ平行にシフト移動させる機構であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記フレキシブルプリント配線基板は、前記撮像素子と前記撮像素子制御回路との間の少なくとも映像信号の接続パターンと、前記撮像素子移動制御回路から前記撮像素子移動機構部を駆動制御するための接続パターンとを、同一平面上に互いに交差させずに配置してなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記フレキシブルプリント配線基板は、前記撮像素子と前記撮像素子制御回路との間の少なくとも映像信号の接続パターンと、前記撮像素子移動制御回路から前記撮像素子移動機構部を駆動制御するための接続パターンとの間に挟んで、共通接地電位のグラウンドラインの接続パターンの少なくとも一部を配設してなることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記フレキシブルプリント配線基板は、ベース層の単一の面に単一の導電層を形成した、いわゆる片面構造であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記フレキシブルプリント配線基板は、ベース層と導電層との間に接着剤からなる接着層を設けることなくベース層の単一の面上に導電層を直接形成し、さらにその導電層上にカバーレイ層を接着形成した、いわゆる2層材片面構造であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記フレキシブルプリント配線基板は、基板上に形成される共通接地電位のグラウンドラインの接続パターン相互間を短絡接続するジャンパ線を設けてなることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の撮像装置。
  8. 撮像素子を支持し且つ電気信号に応答して前記撮像素子を移動させる撮像素子移動機構部と、前記撮像素子を制御し且つ撮像された画像信号を取り出す撮像素子制御回路と、前記撮像素子を移動させるべく前記撮像素子移動機構部を制御する撮像素子移動制御回路と、前記撮像素子制御回路および前記撮像素子移動制御回路を搭載するプリント配線基板と、を具備し、被写体光学像を電気信号に変換する撮像素子を移動させることによって振れ補正を行う撮像装置における前記撮像素子制御回路および前記撮像素子移動制御回路と前記撮像素子および前記撮像素子移動機構部との間の電気的接続のための接続方法において、
    前記撮像素子と前記撮像素子制御回路との間の接続パターンを形成して
    前記撮像素子を実装搭載して、該撮像素子と前記撮像素子制御回路との間を接続する可撓性を有するフレキシブルプリント配線基板上に、前記撮像素子移動制御回路から前記撮像素子移動機構部を駆動制御するための接続パターンを形成し、前記プリント配線基板上の前記撮像素子移動制御回路と前記撮像素子移動機構部との間の接続を行うことを特徴とする接続方法。
  9. 前記撮像素子移動機構部は、前記撮像素子を、撮像素子受光面とほぼ平行にシフト移動させる機構であることを特徴とする請求項8に記載の接続方法。
  10. 前記撮像素子と前記撮像素子制御回路との間の少なくとも映像信号の接続パターンと、前記撮像素子移動制御回路から前記撮像素子移動機構部を駆動制御するための接続パターンとを、前記フレキシブルプリント配線基板上の同一平面上に互いに交差させずに配置することを特徴とする請求項8または請求項9に記載の接続方法。
  11. 前記フレキシブルプリント配線基板上の、前記撮像素子と前記撮像素子制御回路との間の少なくとも映像信号の接続パターンと、前記撮像素子移動制御回路から前記撮像素子移動機構部を駆動制御するための接続パターンとの間に挟んで、共通接地電位のグラウンドラインの接続パターンの少なくとも一部を配設することを特徴とする請求項8〜請求項10のいずれか1項に記載の接続方法。
  12. 前記フレキシブルプリント配線基板として、ベース層の単一の面に単一の導電層を形成した、いわゆる片面構造のフレキシブルプリント配線基板を用いることを特徴とする請求項8〜請求項11のいずれか1項に記載の接続方法。
  13. 前記フレキシブルプリント配線基板として、ベース層と導電層との間に接着剤からなる接着層を設けることなくベース層の単一の面上に導電層を直接形成し、さらにその導電層上にカバーレイ層を接着形成したいわゆる2層材片面構造のフレキシブルプリント配線基板を用いることを特徴とする請求項8〜請求項12のいずれか1項に記載の接続方法。
  14. 前記フレキシブルプリント配線基板に形成される共通接地電位のグラウンドラインの接続パターン相互間を、前記フレキシブルプリント配線基板上に1つ以上のジャンパ線を配設して短絡接続することを特徴とする請求項12または請求項13に記載の接続方法。
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