JP4558538B2 - 液体滅菌剤を滅菌器に送達する方法 - Google Patents

液体滅菌剤を滅菌器に送達する方法 Download PDF

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本願は、カセットから器具滅菌器への滅菌剤の送達に関し、詳細にはカセットからの滅菌剤の抽出に関する。
医療装置などの器具を滅菌する一般的なある方法では、器具を過酸化水素などの気相化学滅菌剤に接触させる。このような多くの滅菌器では、液体の滅菌剤を滅菌器に送達してそこで気化させるのが好ましい。液体滅菌剤を簡便かつ正確に送達するある方法では、所定量の滅菌剤をカセットに入れてそのカセットを滅菌器に送達する。次いで、滅菌器がカセットから滅菌剤を自動的に抽出して滅菌工程で用いる。滅菌工程では1または複数のセルの滅菌剤が用いられるため、一般に、このようなカセットは等量の液体滅菌剤を含む複数のセルを含む。現在利用できるこのようなシステムとして、カリフォルニア州アービンに所在のアドバンスド・ステリライゼーション・プロダクツ(Advanced Sterilization Products)社が販売するSTERRAD(登録商標)を挙げることができる。
このようなカセット、及びカセット内のセルから液体滅菌剤を抽出する方法は、言及することを以ってその開示の全てを本明細書の一部とする特許文献1‐10に開示されている。
基本的には、水平方向に配列されたセルを備えたカセットが水平方向に移動して、1または複数の針が下側からセルに刺入し、セルの上面が空気で加圧される。セルは、可撓性材料から形成されているため、この空気がセルを圧縮して滅菌剤が針から排出される。このようなシステムでは、カセットのデザインが軟質材料からなる内部セルを覆う硬質の外部シェルに限定されてしまう。更に、セルが萎むときにセルの皺の中に液体滅菌剤が閉じ込められずに完全に萎むようにセルを注意深くデザインする必要がある。
米国特許第4,817,800号明細書 米国特許第4,869,286号明細書 米国特許第4,899,519号明細書 米国特許第4,909,287号明細書 米国特許第4,913,196号明細書 米国特許第4,938,262号明細書 米国特許第4,941,518号明細書 米国特許第5,882,611号明細書 米国特許第5,887,716号明細書 米国特許第6,412,340号明細書
本発明は、従来技術のこれらの欠点及び他の制限を克服する。
本発明に従った、液体滅菌剤を滅菌器に送達する方法であって、(a)第1の内腔を有する第1の針でカセットのセルを刺入するステップと、(b)セル内に気体を注入してセルの圧力を第1の内腔内の圧力よりも高くして、液体滅菌剤をセルから第1の内腔に流すステップと、(c)液体滅菌剤を第1の内腔から滅菌器の気化器に送るステップを含む。
本発明の一態様では、第1の針を通る第2の内腔に通じた気体をその第2の内腔を介してセル内に注入する。本発明の別の態様では、この方法は、第2の内腔を有する第2の針を、その第2の内腔がセル内に通じるようにセルに刺入して、その第2の内腔を介して気体をセル内に注入するステップを含む。
本発明の一態様では、この気体は大気圧であり、第1の内腔が大気圧よりも低い圧力である。本発明の別の態様では、この気体は大気圧よりも高い圧力である。
この方法は、複数のセルを有するカセットに用いるのに適しており、ステップ(a)、ステップ(b)、及びステップ(c)を別のセルで繰り返すことができる。
好ましくは、液体滅菌剤は過酸化水素を含む。
本発明の一態様では、ステップ(a)において、針がセルに横方向に刺入する。本発明の別の態様では、ステップ(a)において、針がセルの上部から刺入して下方に移動する。第1の内腔がセル内の下端部またはその近傍に通じるように針を配置して、そのセルから抽出する液体滅菌剤を最大限にすることができる。または、第1の内腔がセルの所定の垂直位置に通じるように針を配置して、その所定の位置よりも上の液体滅菌剤を抽出し、セルにおける液体滅菌剤の一部のみを抽出することができる。
改良された液体滅菌剤を滅菌器に送達する方法が提供される。
図1に、本発明に従ったカセット・ハンドリング・システム12を用いる気相滅菌器10のブロック図が示されている。この滅菌器10は、真空室14、及び真空室から大気を排出するための真空ポンプ16を含む。気化器18は、カセット・ハンドリング・システム12から液体滅菌剤を受け取り、この液体滅菌剤を気相にして真空室14に供給する。スクリーングリッド電極20が、滅菌サイクルの一過程で内容物をプラズマ層に励起するために真空室14に設けられている。マイクロフィルタ・ベント22及び弁24により、真空室14内に滅菌空気を導入して真空室14を真空でなくすことができる。滅菌サイクルを制御するために、制御システム28が滅菌器10内の全ての主要構成要素及びセンサに接続されている。
一般的な滅菌サイクルは、真空室14を真空引きするステップと、電極20に電源を入れて真空室14から水を気化させて抽出するステップを含む。次いで、電極20の電源を切り、真空室14を約133Pa(1トル)未満の低真空にする。過酸化水素水などの滅菌剤を気化器18で気化させて真空室14に導入する。この真空室14で、滅菌剤が拡散して滅菌する物品に接触し、物品の微生物を死滅させる。このサイクルの最後に、電極20に再び電源を入れ、滅菌剤をプラズマ層にする。電極20の電源を切り、ろ過された空気を弁24から導入する。このプロセスを繰り返すことができる。
ここで図2‐図4を参照すると、本発明に従ったカセット・ハンドリング・システム12が示されている。このシステム12は通常、カセット34を保持するためのキャリッジ32、親ねじ36、モータ38、抽出サブシステム40、及びスキャナ42を含む。
キャリッジ32は、底部パネル44、サイドパネル46、上部パネル48、並びにカセット34を保持するために上部パネル48及び下部パネル44のそれぞれに設けられたフランジ50及びフランジ52を含む。底部パネル44、サイドパネル46、及び上部パネル48は、カセット34の挿入を容易にするためにキャリッジの入口54で外向きに広がっている。フランジ50のばねキャッチ56及びフランジ52のばねキャッチ56が、カセット34の凹凸面に係合して、カセット34をキャリッジ32内に確実に配置する。
キャリッジ32は、親ねじ36に沿って移動し、上部レール58に支持されている。ねじ開口62及びねじのない開口63を有する親ねじナット60が、底部パネル44に取り付けられている。このナット60が、親ねじ36を受容してその親ねじ36の回動に応答してキャリッジ32を水平方向に移動させる。フランジ64が上部パネル48から延出し、フランジ66がサイドパネル46から延出している。これらのフランジ64及び66はそれぞれ、上部レール58を受容するための開口69を有する。モータ38は、好ましくはステッピングモータであって、フレーム68に対するカセット34の水平方向の位置を正確に制御するために親ねじ36に結合されている。
抽出組立体40は、それぞれ内腔を有する上部針70及び下部針72を含む。上部針70は、空気を押し出すことができるように空気ポンプ74に接続されている。下部針72は、弁76に接続され、そこから気化器18に接続されている。
スキャナ42は、カセット34のバーコード80及び使用済みカセット収集ボックス84のバーコード82を読める向きに配置されている。カセット34がキャリッジ32内に挿入されると、スキャナ42がカセットのバーコード80を読み取る。バーコード80には、ロット番号及び有効期限を含むカセット34の内容物についての情報が符号化されているのが好ましい。この情報を用いて、カセット34が新しくて正しい種類であるか、またはカセット34が以前にシステムで使用されていて少なくとも一部が排出されているかについて決定することができる。バーコードは、これらの決定を行う制御システム28に送信される。
スキャナ42はまた、キャリッジ32が内部に移動してそのスキャナ42から離れると、使用済みカセット収集ボックスのバーコード82を読み取ることができる。それぞれの使用済みカセット収集ボックス84は、それぞれのバーコード82は、使用済みカセット収集ボックス84のどちらの端部が先に挿入されてもバーコードを読むことができるように、対向する角部に配置された2つのバーコード82を有するのが好ましい。使用済みカセット収集ボックス84が一杯になると、使用済みカセット34でバーコード82が隠れ、これ以上使用済みカセット34を受容できないことが制御システム28に警告される。このメッセージは、ディスプレイスクリーン(不図示)などに表示してユーザーに知らせるのが好ましい。使用済みカセット34を受容できる使用済みカセット収集ボックス84が滅菌器10内に配置されるまでは、カセット34が空でも排出されず、新しいサイクルが始まらない。
前方フラグ86及び後方フラグ88が、キャリッジのサイドパネル46から外向きそして下側に延出している。これらのフラグは、スロットセンサ92のスロット90内をスライドする。スロットセンサ92は、光ビームの遮断などによりスロット90内にフラグが存在するかを検出する。前方フラグ86及び後方フラグ88がスロットセンサ92内を移動することにより、制御システム28に対するキャリッジ32の基準位置が分かる。
キャリッジ32の上部パネル48は、上部レール58を中心に回動することができる。上部パネル48とサイドパネル46の間のばね94が、上部パネル48を下側に付勢してカセット34をキャリッジ32内に保持する。排出カム96がサイドパネル46の後部に設けられており、排出タブ98に整合している。この排出タブ98は、上部パネル48から外向きそして下方に延出し、上部パネル48が上方に回動するとサイドパネル46の開口100から突出する。上部パネル48のこのような回動により、カセット34が上部パネル48から解放され、開口100から突出した排出タブ98がカセット34をキャリッジ32から押し出し、カセット34が使用済みカセット収集ボックス内に排出される。
排出カム96は、上部パネル48の回動を制御する。排出カム96は通常、外側を向いた面102、前方を向いた面104、及び後方を向いた面106を有する概ね三角形状である。ここで図5を参照すると、排出カム96は、上方に突き出たスピンドル108が回動のために取り付けられている。ばね110が排出カム96を反時計回りの方向に付勢し、これにより外側を向いた面102がアバットメント112に当接している。キャリッジ32の内側へ移動する場合は、排出タブ98が排出カム96の後方を向いた面106に対してカム動作して排出カム96が時計方向に回動し、これにより上部パネル48を回動させないで排出タブ98が通過することができる。しかしながら、キャリッジ32が外側へ移動する場合は、排出タブ98が排出カム96の前方を向いた面104に対してカム動作する。このような動きの際、排出カム96の外側を向いた面102とアバットメント112とが接触しているため排出カム96が回動しない。従って、排出タブ98のカム動作により、排出タブ98がサイドパネル46に向かって横方向に移動して上部パネル48が上方に回動し、カセット34がキャリッジ32から解放される。
カセット34を挿入する前に、キャリッジ32をその外側(図5の左側)の位置に十分に引き戻す。またこの位置では、親ねじナット60の前端部114がストッパー116に係合して、キャリッジ32の位置を固定している。ここで図6を参照されたい。手動でカセット34を挿入すると、キャリッジ32が内側(図6の右側)に移動し、前方フラグ86がスロットセンサ92に移動する。この動きはカセット34の挿入による物理的な力によって引き起こされるのが好ましいが、トルクセンサまたは他のセンサを設けて、カセット34がキャリッジ32内に挿入される力を感じるとこの動きをステッピングモータ38が代わりに行うことができる。この動きがカセット34の挿入の力で起こるようにすると、動きが始まる前にカセット34がキャリッジ32内に確実に配置される。
前方フラグ86がスロットセンサ92によって読み取られると、この動きに代わってステッピングモータ38がキャリッジ32を内側に移動させ始める。ここで図7を参照されたい。この段階で、スキャナ42がカセット34のバーコード80をスキャンする。制御システム28がバーコード80の情報を解釈して、カセット34が滅菌器10で既に使用されたか、カセットが新しい滅菌剤を含んでいるか、及び他のデータが適当かどうかを決定する。好ましくは、適切な滅菌に必要な品質基準を満たさないカセットを未承認の製造業者が製造するのを防止するためにバーコード80の情報を暗号化する。
制御システム28がカセット34を拒否すると、排出タブ98が排出カム96を通過するようにキャリッジ32が十分に内側に移動し、次いで図5に示されている挿入位置に戻り、拒否されたカセット34が排出される。カセット34が容認されると、キャリッジ32が図8に示されているホーム位置まで内側に移動する。このホーム位置では、後方フラグ88がスロットセンサ92を僅かに通り過ぎている。
ここで図9及び図10を参照されたい。カセット34は、液体滅菌剤120を含む複数のセル118を含む。カセットは様々な構造を有することができる。図示されているカセット34は、高衝撃ポリスチレン、高密度ポリエチレン、または高密度ポリプロピレンなどの射出成形ポリマーから形成されるのが好ましい硬質の外側シェル122を含む。このシェル122は、低密度ポリエチレンなどの吹き込み成形ポリマーから形成されたセル118を含む。しかしながら、外側シェル122を用いない場合は、カセットのセル118はより硬質の材料から形成することができる。図示されているカセット34では、シェル122内に延びた上部開口124及び下部開口126により、上部針70及び下部針72をシェルに刺入することができる。セル118は、針を刺入し易い材料から形成されている。セル118がより硬い材料から形成されている場合は、針70及び72を刺入する位置の材料を薄くすることができる。
制御システム28は、様々なセル118を抽出サブシステム40の正面に配置するために基準位置として図8のホーム位置を使用する。キャリッジ32をこのホーム位置から所定量移動させて、特定のセル118を抽出システム40に整合させることができる。図9では、第1のセルが抽出システム40の正面に配置されている。ここで図11を参照されたい。アクチュエータ128が抽出サブシステム40をカセット34に向かって移動させ、これにより上部針70及び下部針72が上部開口124内及び下部開口126内に進入してセル118に刺入する。これらの針が十分に刺入したら、空気ポンプ74により空気が上部針70からセル118内に送られる。このシステムは、セル118内に針が適切に配置されて安定するように、数秒待ってから空気ポンプ74を始動し弁76を開ける。滅菌剤120が下部針72から気化器18に送られる。滅菌剤120の抽出に十分な時間が経過したら、空気ポンプ74のスイッチを切ってアクチュエータで抽出サブシステム40をカセット34から離間させる。
気化器18は真空室14に接続されていて、容易に下部針72の圧力を大気圧よりも低くすることができる。従って、ポンプ74の代わりに、開けると大気圧にすることができる弁(不図示)を用いることができる。この場合、流入する大気圧の空気がセル118を空にする推進力となる。
上部針70及び下部針72の代わりに、2つの内腔を有する1つの針でも十分である。一方の内腔が加圧ガスを供給し、他方の内腔が液体滅菌剤を抽出する。更に別の構成では、好ましくはこのような二重内腔針を用いてセル18の上部から垂直方向または実質的に垂直方向にセル118を刺入することができる。こうすることにより、針がセル118に刺入した時に形成される孔の周りの漏れを最小限にすることができる。このような刺入方法はまた、セル118の下端部に針の先端を近づけて、最大の抽出効率を得ることができる。セル118の内容物の一部のみの抽出が望ましい場合、ある方法では、下部針72または前記した二重内腔針などの滅菌剤を抽出する針をセル118の所望の抽出位置の下側に配置する。こうすることにより、その位置よりも上の液体滅菌剤は抽出され、それよりも下側の滅菌剤は抽出されないで残る。これは、上記した垂直方向に移動させる針の場合に特に有用である。
ここで図12を参照されたい。制御システム28が新しい必要量の滅菌剤120を決定する度に、ステッピングモータ38が、次のセル118が抽出サブシステム40の正面にくるようにカセットを移動させて新しい抽出を開始する。所定の滅菌サイクルに複数の抽出を行うことができる。カセット34が使い終わると、キャリッジ32が挿入位置に向かって移動し、これにより排出タブ98が排出カム96に対してカム動作し、上部パネル48が上方に回動して排出タブ98が開口100から突出し、これにより、上記し図13に示されているようにカセット34がキャリッジ32から排出される。このカセット34が使用済みカセット収集ボックス84内に落下し、キャリッジ32が図5に示されている挿入位置に戻る。
上記した説明は、カセット・ハンドリング・システムの動作の詳細についてであるが、図14には、カセット・ハンドリング・システム12の基本動作のブロック図が示されている。
カセット34及び使用済みカセットボックス84のバーコードを読み取るシステムは、一般にRFIDタグとして知られている無線周波数識別タグで行うことができる。RFIDシステム130は、図15に示されている。このシステム130は制御部132を含む。この制御部132は、SPDTリードリレー134によってキャリッジ32に配置されたカセット挿入用アンテナ136及び使用済みカセットボックス84の下側に配置されたカセット廃棄用アンテナ138に接続された制御部132を含む。それぞれのカセット34は、カセットRFIDタグ140を含む。同様に、それぞれの使用済みカセット収集ボックス84も収集ボックスRFIDタグ142を含む。好ましくは、制御部132は、テキサス州ダラスに所在のテキサスインスツルメンツ(Texas Instruments)社が販売するテキサスインスツルメンツ多機能リーダーモジュール4100を含み、RFIDタグ140及び142は、同じテキサスインスツルメンツ社が販売するテキサスインスツルメンツRFIDタグRI‐101‐112Aを含む。
制御システム28(図1)は、例えばカセット挿入用アンテナ136などの1つのアンテナを選択し、信号をリレー134に送ってこのアンテナをRFID制御部132に接続する。このアンテナは、カセット34及びその内容物を識別するカセット挿入RFIDタグ140にストアされた情報を読み取る。この情報の読み取りは、バーコードを用いた情報の読み取りに類似しているが、RFIDタグ140はストアされた情報を更新する機能を有するのが好ましい。従って、カセット34内の各セル118の充填状態などの追加のデータをRFIDタグにストアすることができる。従って、カセット34が取り外されて再び滅菌器10に挿入された場合、更に別の滅菌器10に挿入された場合であっても、制御システム28は、カセット34内の各セル118の状態を理解している。これにより、一部を使用したカセット34を再び使用することができる。また、RFIDタグ140がバーコード80よりも多くの情報を保持できるため、カセット34についての更なるデータ、その内容物、及びその製造についてのデータをRFIDタグ140に含めることができる。
使用済み収集ボックス用アンテナ138は、使用済み収集ボックスRFIDタグ142を読み取って、使用済みカセット収集ボックス84が存在するか否かを決定する。RFIDタグ142には、ボックス84の固有の識別子、ボックス84の受容能力、ボックス84に現在受容されているカセット34の数量、カセット34内の空ではないセル118の数量などの他のデータを含めることができる。制御システム28は、ボックス内に何個のカセット34が受容されているかをトラッキングして、ボックス84に更なる使用済みカセット34を受容する余地があるか否かを決定することができる。アンテナ138はまた、カセットRFIDタグ140を読み取って、ボックス84内のカセット34の数量をカウントすることもできる。ボックス84が満杯である場合は、制御システム28がメッセージをスクリーンに表示してオペレータに警告する。このメッセージには、ボックス84内のカセット34についての情報を含めることもできる。例えば、内容物が完全に排出されているのがカセットの全てではない場合は、これをオペレータに知らせて、オペレータがより慎重な廃棄を指示すべきか否かを決定できるようにする。
RFIDの技術については、言及することを以って本明細書の一部とする米国特許第6,600,420号、同第6,600,418号、同第5,378,880号、同第5,565,846号、同第5,347,280号、同第5,541,604号、同第4,442,507号、同第4,796,074号、同第5,095,362号、同第5,296,722号、同第5,047,851号、同第5,528,222号、同第5,550,547号、同第5,521,601号、同第5,682,143号、及び同第5,625,341号に開示されている。
RFIDタグは通常、カセット34などの物体に目立たずに配置することができる薄い形態に製造された集積回路及びアンテナを含む。アンテナ136及び138によって送られる無線周波エネルギーが、RFIDタグ140及び142内のアンテナ内に十分な電流を誘導して、それらの集積回路に電力を供給する。ある種のRFIDタグは専用の電源を内蔵して広い検出範囲を有することができるが、追加の費用がかかり、現在はその使用は妥当ではないだろう。
図16に、RFIDタグ140及び142のメモリのメモリマップが示されている。64ビットの固有ID(UID)は工場で設定されていて変更することができない。それぞれのRFIDタグは、他とは異なる固有の番号を有する。使用者は、64の32ビットブロックをプログラムすることができる。これらには、製造データ、有効期限、製造ID、製造番号、ロット番号、製造場所、セルの充填状態、滅菌剤の濃度及び種類、及び滅菌器10内での滞留時間などの情報を含めることができる。
ある種の滅菌剤は熱の影響を受ける。RFIDタグ140は、場合によっては、温度収集装置を備えてタグの情報を更新することができる。カセット34が、所定の期間において最大温度または超過温度などの所望の温度プロフィールを超えた場合、制御システム28がそのカセット34を拒否することができる。温度測定RFIDタグは、カナダのブリティッシュコロンビア州のケローナ(Kelowna)に所在のアイデンテック・ソリューションズ(Identec Solutions,Inc.)社及びドイツのドレスデンに所在のKSWマイクロテック(KSW-Microtec)から入手可能である。カセット34を配置する滅菌器10の内部は周囲温度よりも高い。従って、タグ140に最大滞留時間(装置内での有効期間)を設けたり、カセットが滅菌器内で使用された時はタグ140の情報を更新するのが有利であろう。
滅菌器10の滅菌剤測定装置を検査するには、内部に水または他の液体を有する1または複数のセル118を含むカセット34を用意するのが有益であろう。カセット34の特殊な特性及びその内容物についての情報をRFIDタグに書き込むことができる。
滅菌サイクルで、滅菌器がセル118の内容物の一部のみを必要とする場合がある。例えば、特定のサイクルで、1つと半分のセルの内容物が必要な場合があるであろう。このような場合は、内容物が半分のセル118を保管して、次のサイクルでこのセル118を用いることができる。
タグ140及び142と制御部132との通信は暗号化されるのが好ましい。例えば、UIDは、データを暗号化するための多様なキーとなる8ビットのマスターキーを用いるXORedとすることができる。データ暗号化規格(DES)、トリプルDES、非対称暗号化規格(AES)、またはRSAセキュリティーなどの暗号化アルゴリズムを暗号化に用いることができる。RFID制御部132は、このようなデータを読み取り、制御システム28のアルゴリズムがこのデータを解読してストアされた情報を明らかにする。
他の方法を用いて、カセット34と滅菌器10との通信を行うことができる。例えば、磁気符号化ストリップを用いるなどしてカセット34に情報を磁気的にストアして、この情報を滅菌器の磁気リーダーで読み取ることができる。無線技術が日に日に安価になっているため、カセット34が、カセット34に動力RFIDタグなどの電源(すなわち、バッテリー)及び能動送信機を含めたり、ブルートゥース、802.11b、または他の通信規格を用いることが可能であろう。
更に、滅菌器10は、製造業者や卸売り業者などの主な情報源に戻って通信するように設定して、滅菌器10の性能及びカセット34の性能についての情報を提供することができる。性能不良のカセット34を検出することができる。例えば、滅菌器の滅菌剤モニターがサイクル中に滅菌剤を検出しない場合は、カセットが空または不良な滅菌剤などの不具合を示唆している。次に、製造不良のカセット34のバッチを迅速に識別して回収することができる。このような通信は、電話、ページャー、無線電話網、またはインターネットを介して行うことができる。
ここで図17及び図18を参照されたい。使用済みカセット収集ボックス84は、1枚の印刷板紙または他の材料を折り曲げて形成するのが好ましい。図17に、折り曲げる前のブランク150が示されている。図18には、使用済みカセット収集ボックス84に折り曲げられたブランク150が示されている。
ブランク150は、一連の折り曲げ線及び切断線によって底部パネル152、サイドパネル154、端部パネル156、及び上部フラップ158に分けられている。折り曲げタブ160が、サイドパネル154から横方向に延びている。別の折り曲げタブ162が、端部パネル156から横方向に延びている。バーコード82は、使用済みカセット収集ボックス84が図18に示されている構造に折り曲げられた時に見えるように、そのボックス84のサイドパネル154の内側上部の角に印刷されている。一対の上部フラップ固定タブ164が、上部フラップ158から延びている。このタブ164は、ボックス84を閉じた構造にするには反対側の上部フラップ158のスロット166内に嵌め、ボックス84を開けた構造にするには、底部パネル152とサイドパネル154の交差位置にあるスロット168内に嵌める。
ボックスを形成する場合は、両側のサイドパネル154の折り曲げタブ160を上方に曲げ、次いで両側のサイドパネル154を上方に曲げ、次いで折り曲げタブ160を底部パネル152と端部パネル156との交差位置に合わせる。次いで、両側の端部パネル156を上方に折り曲げ、次いで両側の端部パネルの折り曲げタブ162を折り曲げタブ160に重なるように下方に折り曲げる。両側の端部パネルの折り曲げタブ162の固定タブ170を、底部パネル152と端部パネル156の交差位置にあるスロット172内に挿入する。
図18に示されているように、ボックス84を開いた位置にするには、両側の上部フラップ158を外側下方に折り曲げて、両側の固定タブ164をスロット168内に嵌める。ボックス84が使用済みカセットで満杯になったら、上部フラップ158を上に向かって上方に折り曲げ、次いで、各固定タブ164を反対側の上部フラップ158のスロット160内に嵌めることができる。このユニークな折り曲げ構造により、上部フラップ158が邪魔になることなく使用済みカセット34を容易に開いたボックス84内に落下させることができると共に、ボックス84が満杯になったらボックス84を容易に閉じることができる。
特定の実施形態を用いて本発明を説明してきたが、これらの実施形態は単に例示目的であって本発明を限定するものではなく、従来技術が許容されるのと同様に添付の特許請求の範囲も広く解釈されるべきであることを理解されたい。
本発明の実施態様は以下の通りである。
(1)液体滅菌剤を滅菌器に送達する方法であって、
(a)第1の内腔を有する第1の針でカセットのセルを刺入するステップと、
(b)前記セル内に気体を注入して前記セルの圧力を前記第1の内腔内の圧力よりも高くして、前記液体滅菌剤を前記セルから前記第1の内腔内に流すステップと、
(c)前記液体滅菌剤を前記第1の内腔から前記滅菌器の気化器に送るステップとを含むことを特徴とする方法。
(2)前記第1の針の中を通る第2の内腔が前記セル内に通じており、前記方法が更に、前記第2の内腔を介して前記セル内に前記気体を注入するステップを含むことを特徴とする実施態様(1)に記載の方法。
(3)更に、第2の内腔を有する第2の針を、その第2の内腔が前記セル内に通じるように前記セルに刺入して、前記第2の内腔を介して前記セル内に前記気体を注入するステップを含むことを特徴とする実施態様(1)に記載の方法。
(4)前記気体が大気圧であり、前記第1の内腔が大気圧よりも低い圧力であることを特徴とする実施態様(1)に記載の方法。
(5)前記気体が大気圧よりも高い圧力であることを特徴とする実施態様(1)に記載の方法。
(6)前記ステップ(a)、前記ステップ(b)、及び前記ステップ(c)を第2のセルで繰り返すことを特徴とする実施態様(1)に記載の方法。
(7)前記液体滅菌剤が過酸化水素を含むことを特徴とする実施態様(1)に記載の方法。
(8)前記ステップ(a)において、前記針が前記セルに横方向に刺入することを特徴とする実施態様(1)に記載の方法。
(9)前記ステップ(a)において、前記針が前記セルの上部から刺入して下方に移動することを特徴とする実施態様(1)に記載の方法。
(10)更に、前記第1の内腔が前記セルの下端部またはその近傍に通じるように前記第1の針を配置して、前記セルからの液体滅菌剤の抽出を最大限にするステップを含むことを特徴とする実施態様(9)に記載の方法。
(11)更に、前記第1の内腔が前記セルの下端部またはその近傍に通じるように前記第1の針を配置して、前記セルからの液体滅菌剤の抽出を最大限にするステップを含むことを特徴とする実施態様(1)に記載の方法。
(12)更に、前記第1の内腔が前記セルの所定の垂直位置に通じるように前記第1の針を配置して、前記所定の位置よりも上の前記液体滅菌剤を抽出して、前記セルの前記液体滅菌剤の一部のみを抽出するステップを含むことを特徴とする実施態様(1)に記載の方法。
本発明に従ったカセット・ハンドリング・システムを用いる滅菌器のブロック図である。 本発明に従ったカセット・ハンドリング・システムの後方からの斜視図である。 図2のカセット・ハンドリング・システムの前方からの斜視図である。 使用済みカセット収集ボックスを示す、図2のカセット・ハンドリング・システムの前方からの斜視図である。 挿入位置にあるキャリッジを示す、図2のカセット・ハンドリング・システムの後方からの斜視図である。 キャリッジがホーム位置に向かって移動するのを示す、図2のカセット・ハンドリング・システムの後方からの斜視図である。 カセットのバーコードを読み取る位置にあるキャリッジを示す、図2のカセット・ハンドリング・システムの後方からの斜視図である。 ホーム位置にあるキャリッジを示す、図2のカセット・ハンドリング・システムの後方からの斜視図である。 カセットの第1のセルを刺入する位置にあるキャリッジを示す、図2のカセット・ハンドリング・システムの前方からの斜視図である。 セルを示すカセットの断面図である。 カセットの第1のセルに刺入している抽出サブシステムの上部針及び下部針を示す、図2のカセット・ハンドリング・システムの前方からの斜視図である。 カセットの最後のセルを刺入する位置にある抽出サブシステムの上部針及び下部針を示す、図2のカセット・ハンドリング・システムの前方からの斜視図である。 排出されたカセットを示す、図2のカセット・ハンドリング・システムの前方からの斜視図である。 カセットのハンドリングプロセスを示すフローチャートである。 RFID技術を用いた本発明のカセット・ハンドリング・システムの代替の実施形態の後方からの斜視図である。 図15に示されているカセットのRFIDタグのメモリマップである。 図4の使用済みカセット収集ボックスに折り曲げられる前のブランクの平面図である。 使用済みカセット収集ボックスに折り曲げられた後の図17のブランクの斜視図である。
符号の説明
10 滅菌器
12 カセット・ハンドリング・システム
14 真空室
16 真空ポンプ
18 気化器
20 スクリーングリッド電極
22 ベント
24 弁
32 キャリッジ
34 カセット
36 親ねじ
38 モータ
40 抽出サブシステム
42 スキャナ
44 キャリッジ底部パネル
46 キャリッジサイドパネル
48 キャリッジ上部パネル
58 上部レール
68 フレーム
70 上部針
72 下部針
74 空気ポンプ
80、82 バーコード
84 使用済みカセット収集ボックス
86 前方フラグ
88 後方フラグ
90 スロット
92 スロットセンサ
94 ばね
96 排出カム
98 排出タブ
100 開口
118 セル
130 RFIDシステム
132 制御部
134 リレー
136 カセット挿入用アンテナ
138 カセット廃棄用アンテナ
140 カセットRFIDタグ
142 収集ボックスRFIDタグ
152 底部パネル
154 サイドパネル
156 端部パネル
158 上部フラップ
160、162 折り曲げタブ
164、170 固定タブ
166、168、172 スロット

Claims (12)

  1. 液体滅菌剤を滅菌器に送達する方法において
    (a)カセットを抽出組立体に隣接して配置するように、当該カセットを水平方向に移動させるステップであって、前記カセットが液体滅菌剤を収納する複数のセルを備え、前記抽出組立体が、第1の内腔と第2の内腔とを有する一つの針を備え、前記カセットの一つのセルが前記一つの針に隣接して配置されるステップと、
    前記第1の内腔と第2の内腔とが前記カセットの一つのセル内に通じるように、前記一つの針で前記一つのセルを刺入するステップと、
    前記第2の内腔を介して前記一つのセル内に気体をして前記一つのセルの圧力を前記第1の内腔内の圧力よりも高くし、前記第1の内腔を通して前記液体滅菌剤を前記一つのセルから追い出すステップと、
    )前記液体滅菌剤を前記第1の内腔から前記滅菌器の気化器に送るステップと
    (e)前記一つのセルから前記一つの針を抜去するステップと、
    を含み、
    前記全てのステップが自動的に行われる、
    方法。
  2. 液体滅菌剤を滅菌器に送達する方法において、
    (a)カセットを抽出組立体に隣接して配置するように、当該カセットを水平方向に移動させるステップであって、前記カセットが液体滅菌剤を収納する複数のセルを備え、前記抽出組立体が、第1の内腔を有する第1の針と第2の内腔を有する第2の針とを備え、前記カセットの一つのセルが前記第1の針と第2の針との両方に隣接して配置されるステップと、
    (b)前記第1の内腔と第2の内腔とが前記カセットの一つのセル中に通じるように、前記第1の針と第2の針との両方で前記一つのセルを刺入するステップと、
    (c)前記第2の内腔を介して前記一つのセル内に気体を流して、前記一つのセルの圧力を前記第1の内腔内の圧力よりも高くし、前記第1の内腔を介して前記液体滅菌剤を前記一つのセルから追い出すステップと、
    (d)前記液体滅菌剤を前記第1の内腔から前記滅菌器の気化器に送るステップと、
    (e)前記一つのセルから前記第1の針と第2の針とを抜去するステップと、
    を含み、
    前記全てのステップが自動的に行われる、
    方法。
  3. 請求項1または2に記載の方法において、前記気体が大気圧であり、前記第1の内腔が大気圧よりも低い圧力である方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法において、前記気体が大気圧よりも高い圧力である方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法において、前記ステップ()、前記ステップ()、前記ステップ(d)及び前記ステップ(を繰り返し、複数のセルについて複数の抽出を、予め定められた回数、それぞれの回毎に異なるセルを用いて行うことを含む、方法。
  6. 請求項5に記載の方法において、前記複数の抽出が、一以上の滅菌サイクルを完了するために行われる、方法。
  7. 請求項5または6に記載の方法において、前記ステップ(e)が、前記刺入されたセルが前記一つの針または前記二つの針から遠ざけられ、前記異なるセルが前記一つの針または前記二つの針に隣接して配置されるように、前記カセットを水平方向に移動させることを含む、方法。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法において、前記液体滅菌剤が過酸化水素を含む方法。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法において、前記ステップ()において、前記一つのまたは前記二つの針が前記一つのセルに横方向に刺入する方法
  10. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法において、前記ステップ(b)において、前記一つのまたは前記二つの針が前記一つのセルの上部から刺入して下方に移動する方法。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法において、前記第1の内腔前記一つのセルの下端部またはその近傍に通じるように配置して、前記一つのセルからの液体滅菌剤の抽出を最大限にするステップを更に含む方法。
  12. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法において、前記第1の内腔前記一つのセルの所定の垂直位置に通じるように配置して、前記所定の位置よりも上の前記液体滅菌剤を抽出して、前記一つのセルの前記液体滅菌剤の一部のみを抽出するステップを更に含む方法。
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