JP4557643B2 - シリンダ錠装置 - Google Patents
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Description
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、解錠キーの複製が困難なシリンダ錠装置の提供を目的とする。
プラグ1内にタンブラピン2を移動自在に収容してなり、タンブラピン2の移動方向中心線周りの回転姿勢により施解錠状態が決定されるシリンダ錠10と、
プラグ1内に挿入され、コード判定位置においてタンブラピン2の回転姿勢を決定する解錠コード形成凹部3を備えた解錠キー4とを有し、
前記タンブラピン2の先端部には、先端に行くに従って漸次縮径し、回転中心が移動方向中心線から偏心した回転体の母線に一致する傾斜辺を有するドライブ部5が形成され、
コード判定位置において、傾斜辺を解錠コード形成凹部3の側壁面に形成され、ドライブ部5の傾斜辺と母線がほぼ一致する回転体曲率面に圧接させてタンブラピン2の回転姿勢が決定され、
かつ、前記解錠キー4は、プラグ1内に一直線状に配置されたタンブラピン2の複数からなる一のタンブラ列内の各タンブラピン2に対する解錠コード形成凹部3のドライブ部5への対応周壁が、プラグ1への挿入方向に沿って平行な複数列のいずれかに回転中心を有する回転体曲率面により形成されるシリンダ錠装置を提供することにより達成される。
中央部にキー挿入部6を長手通しに備え、タンブラピン2をキー挿入部6への進退方向に移動自在、かつ、移動方向中心周りに回転自在に収容したプラグ1と、
プラグ1が回転自在に挿入され、プラグ1の初期回転位置において前記タンブラピン2にキー挿入部6突出側への付勢力を付与するドライブピン7を備えたシリンダケース8と、
タンブラピン2の回転位置によりプラグ1とシリンダケース8との回転境界面を開閉する施錠部9とを有するシリンダ錠10であって、
前記タンブラピン2のキー挿入部6側端部には、先端に行くに従って漸次縮経し、回転中心(Ct)が移動方向中心線11から所定間隔偏心した回転体曲率面を周壁とし、ほぼ同一の母線を有する回転体曲率面に圧接された際にタンブラピン2を回転させるドライブ部5が形成され、
前記施錠部9は、前記回転中心(Ct)が移動方向中心線11周りの所定方位に位置する回転位置をタンブラピン2がとるときにプラグ1とシリンダケース8との回転境界を開放し、
前記回転中心(Ct)の移動方向中心線11周りにおける所定方位を360°の範囲内で変更して鍵違いが設定されるシリンダ錠10が使用できる。
タンブラピン2とドライブピン7の双方の接触端面がプラグ1とシリンダケース8との円筒状回転境界面に一致する曲率面からなる双方の接触側端部を施錠部9とした場合には、サイドバー12等が不要となり、構造が簡単になる。
シリンダ錠10のプラグ1に挿入され、タンブラピン2の回転姿勢を解錠コード形成凹部3の周壁により制御する解錠キー4であって、
前記プラグ1は、中央部にキー挿入部6を長手通しに備え、タンブラピン2をキー挿入部6への進退方向に移動自在、かつ、移動方向中心周りに回転自在に収容し、
前記シリンダ錠10は、
プラグ1が回転自在に挿入され、プラグ1の初期回転位置において前記タンブラピン2にキー挿入部6突出側への付勢力を付与するドライブピン7を備えたシリンダケース8と、
タンブラピン2の回転位置によりプラグ1とシリンダケース8との回転境界を開閉する施錠部9とを有し、
前記タンブラピン2のキー挿入部6側端部には、先端に行くに従って漸次縮経し、回転中心(Ct)が移動方向中心線11から偏心した回転体曲率面を周壁とし、ほぼ同一の母線を有する回転体曲率面に圧接された際にタンブラピン2を回転させるドライブ部5が形成され、
プラグ1内に一直線状に配置されたタンブラピン2の複数からなる一のタンブラ列内の各タンブラピン2に対する解錠コード形成凹部3のドライブ部5への対応周壁が、プラ
グ1への挿入方向に沿って平行な複数列のいずれかに回転中心を有する回転体曲率面により形成される解錠キー4が使用できる。
さらに、この実施の形態において、解錠キー4には複製を困難にするためのフローティングボール18が装着される。上述したように、表裏いずれでも使用可能なように、フローティングボール18は、解錠キー4の終端部で、ガイド溝4c上に2個配置される。
図11に本発明の他の実施の形態を示す。この実施の形態は、タンブラピン2とサイドバー12とにより施錠部9を構成する場合を示すもので、タンブラピン2の上端とドライブピン7の先端は、補助タンブラピン2’と同様に、截頭円錐形状に形成される。また、タンブラピン2の下端には、ドライブ部5が形成されるとともに、側壁には、所定長に渡って逃げ溝20が形成される。
2 タンブラピン
3 解錠コード形成凹部
4 解錠キー
5 ドライブ部
6 キー挿入部
7 ドライブピン
8 シリンダケース
9 施錠部
10 シリンダ錠
Claims (6)
- プラグ内にタンブラピンを移動自在に収容してなり、タンブラピンの移動方向中心線周りの回転姿勢により施解錠状態が決定されるシリンダ錠と、
プラグ内に挿入され、コード判定位置においてタンブラピンの回転姿勢を決定する解錠コード形成凹部を備えた解錠キーとを有し、
前記タンブラピンの先端部には、先端に行くに従って漸次縮経し、回転中心が移動方向中心線から偏心した回転体の母線に一致する傾斜辺を有するドライブ部が形成され、
コード判定位置において、傾斜辺を解錠コード形成凹部の側壁面に形成され、ドライブ部の傾斜辺と母線がほぼ一致する回転体曲率面に圧接させてタンブラピンの回転姿勢が決定され、
かつ、前記解錠キーは、プラグ内に一直線状に配置されたタンブラピンの複数からなる一のタンブラ列内の各タンブラピンに対する解錠コード形成凹部のドライブ部への対応周壁が、プラグへの挿入方向に沿って平行な複数列のいずれかに回転中心を有する回転体曲率面により形成されるシリンダ錠装置。 - 前記ドライブ部は、傾斜辺を母線とする回転体曲率面により形成される請求項1記載のシリンダ錠装置。
- 中央部にキー挿入部を長手通しに備え、タンブラピンをキー挿入部への進退方向に移動自在、かつ、移動方向中心周りに回転自在に収容したプラグと、
プラグが回転自在に挿入され、プラグの初期回転位置において前記タンブラピンにキー挿入部突出側への付勢力を付与するドライブピンを備えたシリンダケースと、
タンブラピンの回転位置によりプラグとシリンダケースとの回転境界面を開閉する施錠部とを有するシリンダ錠であって、
前記タンブラピンのキー挿入部側端部には、先端に行くに従って漸次縮経し、回転中心が移動方向中心線から所定間隔偏心した回転体曲率面を周壁とし、ほぼ同一の母線を有する回転体曲率面に圧接された際にタンブラピンを回転させるドライブ部が形成され、
前記施錠部は、前記回転中心が移動方向中心線周りの所定方位に位置する回転位置をタンブラピンがとるときにプラグとシリンダケースとの回転境界を開放し、
前記回転中心の移動方向中心線周りにおける所定方位を360°の範囲内で変更して鍵違いが設定されるシリンダ錠。 - 前記施錠部が、
タンブラピンとドライブピンの双方の接触端面がプラグとシリンダケースとの円筒状回転境界面に一致する曲率面からなる双方の接触側端部である請求項3記載のシリンダ錠。 - シリンダ錠のプラグに挿入され、タンブラピンの回転姿勢を解錠コード形成凹部の周壁により制御する解錠キーであって、
前記プラグは、中央部にキー挿入部を長手通しに備え、タンブラピンをキー挿入部への進退方向に移動自在、かつ、移動方向中心周りに回転自在に収容し、
前記シリンダ錠は、
プラグが回転自在に挿入され、プラグの初期回転位置において前記タンブラピンにキー挿入部突出側への付勢力を付与するドライブピンを備えたシリンダケースと、
タンブラピンの回転位置によりプラグとシリンダケースとの回転境界を開閉する施錠部とを有し、
前記タンブラピンのキー挿入部側端部には、先端に行くに従って漸次縮経し、回転中心が移動方向中心線から偏心した回転体曲率面を周壁とし、ほぼ同一の母線を有する回転体曲率面に圧接された際にタンブラピンを回転させるドライブ部が形成され、
プラグ内に一直線状に配置されたタンブラピンの複数からなる一のタンブラ列内の各タンブラピンに対する解錠コード形成凹部のドライブ部への対応周壁が、プラグへの挿入方向に沿って平行な複数列のいずれかに回転中心を有する回転体曲率面により形成される解錠キー。 - 前記回転体曲率面の回転中心は、中央部がタンブラ列の移動方向中心線方向の投射線に一致する3列から所定順序で選択された一上に配置される請求項5記載の解錠キー。
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Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JP2006070552A JP2006070552A (ja) | 2006-03-16 |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60242271A (ja) * | 1984-05-16 | 1985-12-02 | 株式会社 オ−シマ | 複数の鍵孔を有するシリンダ錠 |
JPS6272869A (ja) * | 1985-07-19 | 1987-04-03 | メデイコ・セキユリテイ・ロツクス・インコ−ポレイテツド | シリンダー錠、ピンタンブラー及びキー |
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2004
- 2004-09-01 JP JP2004254917A patent/JP4557643B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
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JPS60242271A (ja) * | 1984-05-16 | 1985-12-02 | 株式会社 オ−シマ | 複数の鍵孔を有するシリンダ錠 |
JPS6272869A (ja) * | 1985-07-19 | 1987-04-03 | メデイコ・セキユリテイ・ロツクス・インコ−ポレイテツド | シリンダー錠、ピンタンブラー及びキー |
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