JP4556456B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents
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Description
図13〜図15は、本発明者が先に考えた構成を示すもので、図13は、ヘッドホルダ及びそれに保持されている部品を分解して示す斜視説明図である。ヘッドホルダ9には、ヘッドユニット30が保持されている。ヘッドユニット30は、複数のノズルの開口部が形成されたノズル面を下面に有するキャビティ部32と、その各ノズル内のインクに選択的に吐出圧力を与える圧電アクチュエータ31とを備えている。各ノズルの開口部は、被記録媒体に対向して形成されており、圧電アクチュエータが駆動されると、インクがノズルから被記録媒体へ吐出される。
また、ヘッドユニット30の上面には、枠状の補強フレーム33が接着にて取り付けられており、下面には枠状のフレーム34が接着にて取付けられている。キャビティ部32の上面には、インク色毎にインク流入口32a〜32dが設けられており、インク流入口32a〜32dは、補強フレーム33の端部に貫通形成されたインク通路口33a〜33dとそれぞれ連通している。
バッファタンクの端部には、内部にインク流路を有する腕部40eが形成されており、その腕部40eには、後述する実施形態で説明するようにブラック、シアン、マゼンタおよびイエローの4色分の4つのインクタンクから4本のチューブを介して供給されるインクを取り入れるインク取入口22a〜22dとが設けられている。
図14に示すように、バッファタンク40の下面(図では上面)には、貯留されているブラックインクが流出するインク流出口41と、シアンインクが流出するインク流出口42と、マゼンタインクが流出するインク流出口43と、イエローインクが流出するインク流出口44とが設けられている。各インク流出口41〜44の各開口部の各周囲は、各周囲から下面へそれぞれ突出形成されたリング状のリブ61〜64によって囲まれている。インク流出口41〜44は、補強フレーム33のインク通路口33a〜33dおよびヘッドユニット30のインク流入口32a〜32dとそれぞれ対応した位置に取り付けられ、インク流出口41〜44から流出した各インクが、それぞれヘッドユニット30へ供給される。
つまり、バッファタンク40のインク流出口41〜44の各開口部における液密性が低下するおそれがある。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のインクジェットプリンタにおいて、前記弾性部材の外側面には、突片が突出形成されているという技術的手段を用いる。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載のインクジェットプリンタにおいて、前記バッファタンクは、前記ヘッドユニットへブラックインクを流出するブラック用インク流出口と、前記ヘッドユニットへカラーインクを流出するカラー用インク流出口とを備え、前記各第1開口部のうちの前記ブラック用インク流出口に対応する第1開口部は、前記カラー用インク流出口に対応する第1開口部よりも径が大きく、前記突片は、前記ブラック用インク流出口に対応する第1および第2開口部を囲むシール部および第2リブの外側面に突出形成されているという技術的手段を用いる。
バッファタンクの各インク流出口を形成する各第1開口部の各周囲にそれぞれ突出形成された各第1リブの所定個所は、第1開口部の半径方向に間隔を置いた2重の第1リブに形成されており、弾性部材のシール部は、2重の第1リブ間に嵌め込ませてなるため、その嵌め込まれているシール部が第1リブから外れて外方へ倒れてしまうおそれがない。また、シール部に形成されたリング状の第2リブが、ヘッドユニットの各インク流入口を形成する各第2開口部をそれぞれ独立して囲むように配置されている。
従って、バッファタンクの各インク流出口の各第1開口部およびヘッドユニットの各インク流入口の各第2開口部における液密性を確実なものにすることができるインクジェットプリンタを実現することができる。
(請求項2または請求項3に記載の発明の効果)
弾性部材の外側面には、突片が突出形成されているため、弾性部材を着脱する作業を行うときに突片を摘んで行うようにすれば、作業効率が良くなる。
2重の第1リブの一方は、各第1開口部を囲むリング状に形成されており、弾性部材の各貫通孔の内周面は、各第1開口部を囲むリング状の第1リブの外周面に嵌め込まれているため、2重の第1リブの一方がリング状に形成されていない場合よりも、弾性部材の各貫通口の内周面と各第1開口部を囲むリング状の第1リブの外周面との接触面積を大きくすることができるので、バッファタンクの各インク流出口の各第1開口部における液密性をより一層確実なものにすることができる。
各第1開口部の周囲に第1リブを突出形成した場合、他の第1開口部と隣接する部分においては第1リブは必然的に2重になるが、そうでない部分では第1リブは1重となるため、ヘッドユニットにバッファタンクを取付けるときの圧力によって上記1重の部分に嵌め込まれたシール部は第1リブから外れて外方へ倒れてしまうおそれがある。
しかし、請求項5に記載の発明によれば、各第1開口部の周囲のうち、他の第1開口部と隣接しない周囲に形成された各第1リブの所定個所が2重に形成されているため、その2重の第1リブ間に嵌め込まれたシール部が第1リブから外れて外方へ倒れてしまい、液密性が低下するおそれがない。
配列された各第1開口部の配列方向を長手方向とした場合に、その両端に位置する第1開口部において他の第1開口部と隣接する側とは反対側の第1リブのうち、長手方向と交叉する短手方向に沿う所定個所が2重に形成されており、その2重の第1リブ間に弾性部材のシール部が嵌め込まれているため、その嵌め込まれているシール部が第1リブから外れて外方へ倒れてしまい、液密性が低下するおそれがない。
各第1開口部の周囲に形成された第1各リブのうち、前記長手方向に沿う部分がそれぞれ2重に形成されており、その2重の第1リブ間に弾性部材のシール部が嵌め込まれているため、その嵌め込まれているシール部が第1リブから外れて外方へ倒れてしまい、液密性が低下するおそれがない。
2重に形成されている第1リブのうち、第1開口部側から見て外側に位置する第1リブが各第1開口部の周囲にわたって連続形成されているため、その2重の第1リブ間にシール部を嵌め込めば、シール部の総てが2重の第1リブ間に嵌め込まれることになるので、第1リブから外れて外方へ倒れるシール部の発生をなくすことができる。
従って、バッファタンクの各インク流出口の各第1開口部における液密性をより一層確実なものにすることができる。
(インクジェットプリンタの主要構成)
最初に、インクジェットプリンタの主要構成について図1を参照して説明する。図1はインクジェットプリンタの主要構成を示す平面説明図である。
インクジェットプリンタ1の内部には、2本のガイド軸6,7が設けられており、そのガイド軸6,7には、キャリッジを兼用するヘッドホルダ9が取付けられている。ヘッドホルダ9には、記録用紙Pへインクを吐出して記録を行うヘッドユニット30が保持されている。ヘッドホルダ9は、モータ10により回転する無端ベルト11に取付けられており、モータ10の駆動により、ガイド軸6,7に沿って移動する。
また、インクジェットプリンタ1には、イエローインクが収容されたインクタンク5aと、マゼンタインクが収容されたインクタンク5bと、シアンインクが収容されたインクタンク5cと、ブラックインクが収容されたインクタンク5dとが備えられている。各インクタンク5a〜5dは、それぞれ可撓性のインク供給チューブ14a、14b、14c、14dによってバッファタンク40と接続されている。
次に、ヘッドユニットおよびバッファタンクの組付構造について図2ないし図10および図13を参照して説明する。
図2はヘッドホルダの平面図である。図3は図2をノズル面側から見た説明図である。図4は図2のA−A矢視断面図である。図5は図4のB−B矢視断面図である。図6は図5においてバッファタンク、ゴムブッシュおよびヘッドユニットなどを分解して示す説明図である。図7(A)は図5の一部を示す説明図であり、図7(B)は図7(A)のA−A矢視断面図である。図8はダンパー装置の下面を上にした状態でのダンパー装置およびゴムブッシュの斜視説明図である。図9は図8に示すバッファタンクのインク流出口周囲を拡大して示す説明図である。図10(A)は図8に示すゴムブッシュの平面図であり、図10(B)は図10(A)のA−A矢視断面図であり、図10(C)は図10(A)のB−B矢視断面図である。
なお、以下の説明では、インクを吐出する側を下面とし、その反対側を上面とする。また、ヘッドホルダ9に保持されている部品の構成は図13に示す構成と同じである。
図3に示すように、キャビティ部32の下面に形成されたノズル面32aには、ブラックインクを吐出するノズルが配列されたノズル列35と、シアンインクを吐出するノズルが配列されたノズル列36と、マゼンタインクを吐出するノズルが配列されたノズル列37と、イエローインクを吐出するノズルが配列されたノズル列38とが設けられている。
図9に示すように、バッファタンク40の下面には、各貯留室40a〜40dごとに設けられた長円形状のインク流出口41〜44が、その長径方向を相互に平行にして所定間隔毎に一列に配列されており、各インク流出口の各開口部の各周囲には、インク流出口の形状に対応した長円形状の内側リブ61〜64が突出形成されている。各内側リブ61〜64は、それぞれ短手方向の外方へ膨らんだ円弧状部61aと61b,62aと62b,63aと63b,64aと64b、及び長手方向の外方に配置された直線状部61cと61d,62cと62d,63cと63d,64cと64dから構成されている。
相互に隣接する直線状部61dと62c,62dと63c,63dと64cは、間隔を置いて配置され、その間に直線状の凹部81,82,83が形成されている。
換言すると、インク流出口41〜44の各開口部の各周囲のうち、他の開口部と隣接しない周囲に形成された各リブの所定個所が2重に形成されている。詳細には、長手方向両端に位置するインク流出口41,44の各開口部において、他の開口部と隣接する側とは反対側のリブのうち、長手方向と交叉する短手方向に沿う所定個所において、内側リブ61,64の直線状部61c,64dからそれぞれ外方に間隔を置いて外側リブ70の直線状部71c,74cが形成されている。また、内側リブのうち、長手方向に沿う部分(円弧状部61a,62a,63a,64a,61b,62b,63b,64b)からそれぞれ外方に間隔を置いて外側リブ70の各円弧状部71a,71b,72a,72b,73a,73b,74a,74bが形成されている。
また、各シール部の下面(補強フレーム33と当接する面)には、補強フレーム33の各インク通路口33a〜33dをそれぞれ独立して囲むリング状のリブ50eが突出して形成されている。そして、ゴムブッシュ50の各シール部(リブ50eを含む)の半径方向の幅Wは、高さ(貫通孔51〜54の開口方向に沿う高さ)Hよりも小さく形成されている。つまり、ゴムブッシュ50は、凹部80〜83に嵌め込んだときに、その下面が各リブの先端から突出する厚みに形成されている。
さらに、ゴムブッシュ50の長手方向の端部には、突片50dが突出形成されている。ゴムブッシュ50を各凹部に嵌め込んだり、各凹部から取り出す作業を行うときに突片50dを摘んで行うようにすれば、作業効率が良くなる。
図6に示すように、まず、ヘッドホルダ9の底壁の下面9aに補強フレーム33の上面33fを接着する。なお、補強フレームの下面には、予めヘッドユニット30が接着固定されている。
続いて、バッファタンク40の内側リブ61〜64間及びその内側リブと外側リブ70との間に形成された各凹部にゴムブッシュ50の各シール部を嵌め込んでゴムブッシュ50をバッファタンク40に取付ける。続いて、バッファタンク40をヘッドホルダ9の上方から挿入し、バッファタンク40のインク流出口41〜44をヘッドホルダ9の底壁の開口9bに挿入する。そしてインク流出口41〜44の両側においてバッファタンク40から突出したピン46b(図8)を補強フレーム33の位置決め孔33f(図13)に嵌合することで、ゴムブッシュ50の貫通孔51〜54と補強フレーム33のインク通路口33a〜33dとをそれぞれ一致させてバッファタンク40の下面を補強フレーム33と対向させる。続いて、取付ネジ46,46をバッファタンク40の両側に形成された取付ネジ挿通孔46a,46aにそれぞれ挿通し、各取付ネジ挿通孔46aから突出した取付ネジ46をそれぞれ補強フレーム33に形成されたネジ孔33eにねじ込む。
取付ネジ46を補強フレーム33のネジ孔33eにねじ込むときに、バッファタンク40およびヘッドユニット30間に作用する圧縮力により、ゴムブッシュ50は上下方向に圧縮され、ゴムブッシュ50の長手方向両端の直線状のシール部51c,54cは、それぞれ長手方向の外方へ倒れようとし、各貫通孔51〜54の半径方向の円弧状のシール部51a,51b,52a,52b,53a,53b,54a,54bは、それぞれ各貫通孔51〜54の半径方向の外方へ倒れようとする。
しかし、長手方向両端の直線状のシール部51c,54cは、内側リブ61,64の直線状部61c,64dおよび外側リブ70の直線状部71c,74cの2重のリブ間に形成された凹部80に嵌め込まれているため、図7(A)に示すように外方へ倒れない。
また、短手方向の円弧状の各シール部は、内側リブの各円弧状部および外側リブの各円弧状部の2重のリブ間に形成された各凹部に嵌め込まれているため、図7(B)に示すように、短手方向端部から外方へ倒れない。
また、インク流出口41〜44間の直線状シール部50a,50b,50cも、内側リブ61〜64間の直線状部間に挟まれ、いずれの開口部側にも倒れない。
したがって、ゴムブッシュ50の各シール部は、上下方向からの圧縮力によりその半径方向の幅を大きくし、内側リブ60と外側リブ70とにそれぞれ密着し、また、下面のリング状のリブ50eも、補強フレーム33のインク通路口33a〜33dの周囲に潰されて密着し、インク流出口41a〜41dとインク通路口33a〜33dとが高い液密性をもって連通する。
(1)以上のように、上記最良の形態に係るインクジェットプリンタ1を使用すれば、バッファタンク40のインク流出口41〜44を形成する各開口部の各周囲には、内側リブ61〜64および外側リブ70により、それぞれ開口部の半径方向に間隔を置いた2重のリブが形成されており、ゴムブッシュ50のシール部50a〜50cおよび51a〜54cは、2重のリブ間に形成された各凹部に嵌め込ませてなるため、その嵌め込まれているシール部が外方へ倒れてしまうおそれがない。
従って、バッファタンク40のインク流出口41〜44の各開口部における液密性を確実なものにすることができるインクジェットプリンタを実現することができる。
従って、バッファタンク40のインク流出口41〜44の各開口部における液密性をより一層確実なものにすることができる。
次に、この発明の他の実施形態1について図11を参照して説明する。図11は、内側リブおよび外側リブの構成を示す平面説明図である。
内側リブ61の直線状部61cおよび円弧状部61a,61bにそれぞれ対向する外側には、外側リブの直線状部200および円弧状部202,203がそれぞれ突出形成されている。内側リブ64の直線状部64dおよび円弧状部64a,64bの各外側には、外側リブの直線状部201および円弧状部208,209がそれぞれ突出形成されている。
内側リブ62の円弧状部62a,62bにそれぞれ対向する外側には、外側リブの円弧状部204,205がそれぞれ突出形成されており、内側リブ63の円弧状部63a,63bにそれぞれ対向する外側には、外側リブの円弧状部206,207がそれぞれ突出形成されている。
そこで、図11に示すように、ゴムブッシュ50の上記長手方向および短手方向の端部が嵌め込まれる部分に対応する箇所だけに外側リブを設けてリブを2重に形成することにより、上記長手方向および短手方向の端部が外方へ倒れないようにすることができる。
なお、この実施形態のインクジェットプリンタは、外側リブの構成以外は、前述の最良の形態と同じ構成であるため、最良の形態の効果(1)〜(5)を奏することができる。
次に、この発明の他の実施形態2について図12を参照して説明する。図12(A)は、バッファタンクのインク流出口の周囲を示す説明図であり、図12(B)はゴムブッシュの平面説明図であり、図12(C)はノズル面の平面説明図である。
この実施形態のインクジェットプリンタは、前述の最良の形態におけるヘッドユニット30を2つ分備えることを特徴とする。
図12(A)に示すように、バッファタンク90の下面には、ブラックインクが流出する2つのインク流出口91,91と、シアンインクが流出する2つのインク流出口92,92と、マゼンタインクが流出する2つのインク流出口93,93と、イエローインクが流出する2つのインク流出口94,94とが開口形成されている。インク流出口91,91間の中心点L1から左側のインク流出口のグループを左側インク流出口、右側のインク流出口のグループを右側インク流出口とした場合、右側インク流出口および左側インク流出口は、中心点L1を中心に180度回転したとき合致する点対称に形成されている。
なお、図示しないが、左側インク流出口の周囲には、前述の最良の形態における内側リブおよび外側リブからなる2重のリブが突出形成されている。また、右側インク流出口の周囲には、左側のインク流出口の周囲に突出形成された2重のリブを中心点L1に対し点対称に形成された形状の2重のリブが突出形成されている。
つまり、同一のゴムブッシュ50を2個使用すれば、左右の計8個のインク流出口の各開口部をシールすることができるため、異なる形状のゴムブッシュを製造する必要がないので、その分、製造コストを低減することができる。
(1)他の実施形態1(図11)において、外側リブとして直線状部200,201のみを形成し、円弧状部を形成しない構成でもよい。また、円弧状部202〜209のみを形成し、直線状部を形成しない構成でもよい。さらに、直線状部200,201および円弧状部202,203,208,209のみを形成し、円弧状部204〜207を形成しない構成でもよい。さらに、ゴムブッシュ50のうち、特定の端部のみが外方へ倒れる傾向にある場合は、その端部に対応する部分のみを2重のリブに形成してもよい。
(6)この発明は、バッファタンク側ではなく、ヘッドユニット側の各インク流入口の各開口部の各周囲の所定個所に2重のリブを形成した場合にも適用することができる。
(7)実施形態は、チューブとヘッドユニットの間に介挿されたバッファタンクにおいて具体化したが、ヘッドホルダに搭載されたインク供給源とヘッドユニットの間に介挿されたものなどにも適用できる。
記録用紙Pが請求項1の被記録媒体に対応し、ゴムブッシュ50が弾性部材に対応する。凹部80〜83が2重のリブ間に対応する。
30 ヘッドユニット
32a〜32d インク流入口
35〜38 ノズル列
40 バッファタンク
41〜44 インク流出口
50 ゴムブッシュ(弾性部材)
50a〜50c、51a〜54b シール部
51〜54 貫通口
61〜64 内側リブ
70 外側リブ
80〜83 凹部(2重のリブ間)
Claims (8)
- 被記録媒体へインクを吐出する複数のノズルが配列されたノズル列を複数列有するとともに、各ノズル列へ供給されるインクが流入する複数のインク流入口を有するヘッドユニットと、
このヘッドユニットの前記各インク流入口へインクを流出する複数のインク流出口を有するバッファタンクと、
前記複数のインク流入口および前記複数のインク流出口と対応した形状の複数の貫通孔が形成された弾性部材とを備えており、
対応する前記各インク流入口、前記貫通孔および前記各インク流出口がそれぞれ連通した状態で前記ヘッドユニットと前記バッファタンクとの間に前記弾性部材が介在されたインクジェットプリンタであって、
前記各インク流出口を形成する各第1開口部の各周囲には、第1リブがそれぞれ突出形成されており、かつ、各第1リブの所定個所は、第1開口部の半径方向に間隔を置いた2重の第1リブに形成されており、
前記弾性部材は、
前記各インク流入口を形成する各第2開口部をそれぞれ独立して囲むリング状の第2リブと、
前記第2リブの上に突出形成されており、前記第1リブが形成される前記各第1開口部の周囲を所定幅で囲み、かつ、その各第1開口部にわたって連続して延在するシール部と、を有し、かつ、前記シール部および第2リブからなる部分の縦断面を構成する個々の形状が凸形状を呈しており、
前記各貫通孔を前記各第1開口部と対応させて前記シール部を前記各第1開口部に形成された2重の第1リブ間に嵌め込ませ、かつ、前記第2リブを前記各第2開口部と対応させて各第2開口部をそれぞれ独立して囲むように配置し、さらに、前記2重の第1リブの下端を前記第2リブの上に密着してなることを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 前記弾性部材の外側面には、突片が突出形成されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
- 前記バッファタンクは、前記ヘッドユニットへブラックインクを流出するブラック用インク流出口と、前記ヘッドユニットへカラーインクを流出するカラー用インク流出口とを備え、
前記各第1開口部のうちの前記ブラック用インク流出口に対応する第1開口部は、前記カラー用インク流出口に対応する第1開口部よりも径が大きく、
前記突片は、前記ブラック用インク流出口に対応する第1および第2開口部を囲むシール部および第2リブの外側面に突出形成されていることを特徴とする請求項2に記載のインクジェットプリンタ。 - 前記2重の第1リブの一方は、前記各第1開口部を囲むリング状に形成されており、
前記弾性部材の各貫通孔の内周面は、前記各第1開口部を囲むリング状の第1リブの外周面に嵌め込まれていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のインクジェットプリンタ。 - 前記各第1開口部の周囲のうち、他の第1開口部と隣接しない周囲に形成された各第1リブの所定個所が2重に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のインクジェットプリンタ。
- 前記各第1開口部は配列して形成されており、その配列方向を長手方向とした場合に、その両端に位置する第1開口部において他の第1開口部と隣接する側とは反対側の第1リブのうち、前記長手方向と交叉する短手方向に沿う所定個所が2重に形成されていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のインクジェットプリンタ。
- 前記各第1開口部の周囲に形成された各第1リブのうち、前記長手方向に沿う部分がそれぞれ2重に形成されていることを特徴とする請求項6に記載のインクジェットプリンタ。
- 前記2重に形成されている第1リブのうち、前記第1開口部側から見て外側に位置する第1リブが前記各第1開口部の周囲にわたって連続形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載のインクジェットプリンタ。
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