JP4553762B2 - バックライトユニット及びバックライトユニットを用いた液晶表示装置 - Google Patents

バックライトユニット及びバックライトユニットを用いた液晶表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、対象物を裏面から照明するためのバックライトユニット、及び該バックライトユニットを使用した液晶表示装置に関する。
液晶表示パネル等の被照明対象を照明するユニットとして、バックライトユニットが用いられている。液晶表示装置においては、バックライトユニットとして、直下式とエッジライト式(導光板式)の構成が一般的である。エッジライト式を用いた表示装置は、その薄型化が可能であるものの、実装できる蛍光ランプの本数に制限があるため、大型の機種では画面輝度が確保できない上、導光体の質量が過大となるという課題を有している。
これに対して直下式は、被照明対象である液晶パネルの直下に光源となる蛍光ランプを並べる方式であって、表示画面の画面サイズに応じて蛍光ランプの数を増やすことができ、十分な輝度が得られることから多くの液晶表示装置に採用されている。直下式に使用する蛍光ランプとしては、直線上の直管タイプのものや、U字形状のU字管タイプのものが適用されている。
図8は、U字形の蛍光ランプを使用したバックライトユニットの構成例を説明するための図で、バックライトユニット内部を示す斜視概略図を図8(A)に、図8(A)のB−B断面部のバックライトユニットの概略構成図を図8(B)に示すものである。図8(A)及び図8(B)において、10はバックライトユニット、11は蛍光ランプ、12は筐体、13は筐体の底部に配設された反射層、14は拡散板である。なお、図8(A)は、図8(B)に示す拡散板14を取り外したユニット内部の状態を示している。
バックライトユニット10は、蛍光ランプ11からの光を特定の方向に向けて出射させるための反射層13が筐体12の底部内面に設けられている。筐体12は、蛍光ランプ11から発生する電磁波を遮蔽するためのシールド板によって構成することができる。
反射層13は、バックライトユニット10の筐体12の底部内面上で、該底部内面との間で間隙をもってもしくは底部内面に直接載置されて保持されるもので、例えば、発泡PETシートや、銀やアルミニウム等の光反射面を備えた素材等を適用することができる。
蛍光ランプ11の前面(表面)に配置された拡散板14は、アクリル板等の光拡散特性を有する素材で構成され、蛍光ランプ11から直接入射する光もしくは反射層13において反射され再び前面側に導かれる光を拡散させる。
この他、液晶表示装置に適用するときに、拡散板14と蛍光ランプ11との間に、反射偏光フィルム,プリズムシート,ITOシート,等の機能性フィルムやシート等を含ませることができる。
そして拡散板14を透過した透過光により、さらにその前面側に配置される液晶パネル等の被照明体(図示せず)の照明を行う。複数の蛍光ランプ11を点灯する際には、当該蛍光ランプ11に対してインバータ回路(図示せず)により高電圧が印加される。
上記のような直下型のバックライトユニットに使用する蛍光ランプは、通常そのインバータ回路に昇圧トランスが使用され、均一で高輝度を得るために、例えば50〜70KHz、1KV程度の高周波数高電圧で駆動される。このような蛍光ランプを使用した構成において、蛍光ランプの高電圧側と低電圧側とでリーク電流による輝度勾配等の輝度の不均一、すなわち輝度むらが発生するという問題がある。これは蛍光ランプが高周波数高電圧で駆動されるため、空気層を浮遊容量としてランプリフレクタや周囲の金属物へ蛍光ランプからリーク電流が流れ、蛍光ランプの低電圧側に流れる電流が減少し、蛍光ランプの高電圧側に比して低電圧側の輝度が相対的に低下することに起因している。
従って、蛍光ランプが長い場合、その長さに比例してリーク電流が増えることになる。リーク電流が多いと、駆動回路から遠ざかるほど蛍光ランプが暗くなり、輝度むらの原因になる。これは直管式の蛍光ランプであってもU字形の蛍光ランプであっても同様である。すなわち、液晶表示装置が大型になればなるほど、蛍光ランプの高電圧側と低電圧側における蛍光ランプの輝度の差異はより生じやすくなり、輝度むらの少ないバックライトユニットを実現するための技術が重要になるものといえる。
図9は、蛍光ランプの輝度特性の一例を説明するための図で、バックライト型液晶表示装置に対して一般的に適用する蛍光ランプの長手方向(電圧印加方向)の輝度の分布特性例を示すものである。図9に示すように、蛍光ランプは高圧側Hから低圧側Lに向かって相対輝度が減少する輝度勾配を有している。輝度の落ち込みは、特に低圧側Lの端部近傍で大きくなっている、輝度の分布曲線そのものは、蛍光ランプの形状や蛍光ランプの長さ、駆動電圧や駆動周波数、あるいはユニットに組み込んだときの浮遊容量を介したリーク電流の分布、等によって変化するが、基本的には、高圧側Hに比して低圧側Lの輝度が相対的に低くなる輝度むらが蛍光ランプ11に発生する。
一般にインバータ電源回路では、昇圧トランスの一次側に、例えば、トランジスタ、共振コンデンサ、チョークコイル、及び昇圧トランスの一次巻線によって構成されるプッシュプルの共振回路が設けられ、この共振回路によって生成された高周波の交流が、昇圧トランスによって昇圧されて蛍光ランプに供給される。
図10は、従来の蛍光ランプのプッシュプルによる駆動機構の構成例を示す図である。従来の構成例では、1つの蛍光ランプに対して昇圧トランス20が1つ用いられる。そして蛍光ランプ11の両端の電極を、互いに反転位相の高電圧高周波を出力する昇圧トランス20の2次巻線22の高圧側端子それぞれに接続する。
ここでは、昇圧トランス20の共通の1次巻線21に高周波電源を接続することにより、一方の2次巻線22から高圧波形を発生させ、他方の2次巻線22からは位相反転された高圧波形を発生させ、それぞれを蛍光ランプ11の両電極それぞれに印加することで放電点灯させる。
蛍光ランプ11の点灯時には、両電極に互いに反転位相の高周波電圧が印加され、負荷の浮遊容量のバラツキで2次巻線22の高圧側にアンバランスが生じようとしても、昇圧トランス20の磁気回路が共通であるために一方のランプ電流が変動すると他方も同様に変動し、その結果としてU字形の蛍光ランプ11の両側の輝度が均一になるように維持する。
上記のような蛍光ランプ11の輝度むらの補償に関して、例えば、特許文献1には、複数の蛍光ランプと、複数の副反射器とを備えるバックライト照明装置において、大多数の副反射器に2つ以上のランプの一部分を設け、更に、ランプの大部分を2つ以上の副反射器に亘って分布させた構成が開示されている。このような構成により、液晶ディスプレイ装置において光分布を均一にすることができる。
特表2000−503463号公報
例えば、上記図10に示した従来の構成例では、1つの蛍光ランプに対して1つのインバータが必要となり、例えば20インチの液晶パネルを使用する液晶表示装置に適用する場合には、そのバックライトユニットには、4〜6個のU字形の蛍光ランプと、同数のインバータ回路とが必要となっていた。
上記のバックライトユニットには、蛍光ランプの点灯回路も含めて構成の簡易化、小型化、コストダウン等の合理化要求が強く存在する。例えば、上記従来の構成を合理化するために、2本の蛍光ランプを直列に接続し、これら蛍光ランプを1つのインバータ回路で駆動することが考えられる。
しかしながら蛍光ランプを直列接続する場合に、蛍光ランプの一方の電極は昇圧トランスの高圧側端子に接続され、蛍光ランプの他方の電極は、他の蛍光ランプの空き電極に接続される。すなわち、蛍光ランプ間に中間接続点が形成され、この中間接続点では仮想グランドの電位となるため、高圧側が明るく、中間接続点側が暗くなって輝度むらが形成されるという問題が生じる。
また上記特許文献1には、2つの蛍光ランプを直列に接続する構成が開示されているが、1つの副反射器内の平均的な輝度が改善されるのみで、個々の蛍光ランプの輝度分布を改善することはできず、本質的な輝度補償を行うことはできない。また特許文献1の構成では、複雑な反射板形状を作成する必要があってコストアップの要因にもなる。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであって、光源として備える蛍光ランプの高電圧側と低電圧側の輝度差を補償し、出射光の輝度を均一化したバックライトユニットと、そのバックライトユニットを使用して表示画面全域で均一な輝度を得ることができるようにした液晶表示装置とを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、第1の技術手段は、筐体内に設置された複数の蛍光ランプと、蛍光ランプを駆動するインバータとを有し、蛍光ランプの片側の電極がインバータの昇圧トランスの高電圧側端子に接続され、他方の電極が接地された片側駆動方式で蛍光ランプが駆動されるようにしたバックライトユニットにおいて、筐体底部と蛍光ランプとの間に導体を付加して容量分割し、付加された導体を蛍光ランプの駆動電圧の1/2の電圧が誘起されるような構成となるように予め設計して設置し、蛍光ランプではあたかもプッシュプルで駆動されるような駆動電圧を生じさせることにより、インバータ回路により駆動する蛍光ランプの長手方向の輝度むらを補償することを特徴としたものである。
の技術手段は、筐体内に設置された複数の蛍光ランプと、蛍光ランプを駆動するインバータとを有し、蛍光ランプの片側の電極がインバータの昇圧トランスの高電圧側端子に接続され、他方の電極が接地された片側駆動方式で蛍光ランプが駆動されるようにしたバックライトユニットにおいて、筐体底部と蛍光ランプとの間に導体を付加して容量分割し、蛍光ランプと導体の間、及び/または導体と筐体との間を接続する補助容量を更に付与、導体及び補助容量によって、蛍光ランプの駆動電圧の1/2の電圧が誘起されるような構成となるように容量分割して、蛍光ランプではあたかもプッシュプルで駆動されるような駆動電圧を生じさせることにより、インバータ回路により駆動する蛍光ランプの長手方向の輝度むらを補償することを特徴としたものである。
の技術手段は、筐体内に設置された複数の蛍光ランプと、蛍光ランプを駆動するインバータとを有し、蛍光ランプの片側の電極がインバータの昇圧トランスの高電圧側端子に接続され、他方の電極が接地された片側駆動方式で蛍光ランプが駆動されるようにしたバックライトユニットにおいて、筐体底部と蛍光ランプとの間に導体を付加し、昇圧トランスにセンタタップを設けて蛍光ランプの駆動電圧の1/2の電圧を導体に印加する構成とすることにより、蛍光ランプではあたかもプッシュプルで駆動されるような駆動電圧を生じさせることを特徴としたものである。
の技術手段は、第1ないし第のいずれか1の技術手段において、上記の導体が、線状の導電材料により形成されていることを特徴としたものである。
の技術手段は、第1ないし第のいずれか1の技術手段において、上記の導体が、導電性材料を含む薄膜として、蛍光ランプの表面に形成されていることを特徴としたものである。
の技術手段は、第または第の技術手段において、上記の導体が、蛍光ランプに対して蛍光ランプによって照明する被照明体の反対側に設けられていることを特徴としたものである。
の技術手段は、第1ないし第のいずれか1の技術手段において、上記の導体が、シート状の導電材料により形成されていることを特徴としたものである。
の技術手段は、第の技術手段において、複数の蛍光ランプが並列に配線され、各蛍光ランプの一方の電極が昇圧トランスの高電圧側端子に接続され、各蛍光ランプの他方の電極が接地された構成を有し、シート状の導体が、各蛍光ランプに対して共通のシート状導体によって形成されていることを特徴としたものである。
の技術手段は、第1ないし第のいずれか1の技術手段におけるバックライトユニットと、バックライトユニットによって照明される液晶パネルとを有することを特徴とする液晶表示装置である。
本発明によれば、光源として備える蛍光ランプの高電圧側と低電圧側の輝度差を補償し、出射光の輝度を均一化したバックライトユニットと、そのバックライトユニットを使用して表示画面全域で均一な輝度を得ることができるようにした液晶表示装置とを提供することができる。
ここでは、複数の蛍光ランプを直列接続してインバータ回路を削減して駆動回路を簡易な構成にするとともに、このときに蛍光ランプに生じる輝度むらを、バックライトユニットの筐体底部と蛍光ランプとの間に導体を付加して容量分割することによって補償することにより、均一な輝度の表示画面が得られるようになる。
上述したように、バックライトユニットの蛍光ランプは、高電圧側の輝度が相対的に高く輝度の不均一(輝度むら)が生じる。本発明では、このような蛍光ランプが本来的に備える輝度むらを補償して均一な輝度の表示画面を得ることができ、かつ蛍光ランプの駆動回路を合理化して簡易な構成にするために、複数の蛍光ランプを直列接続してインバータ回路を削減するとともに、このときに蛍光ランプに生じる輝度むらを、バックライトユニットの筐体底部と蛍光ランプとの間に導体を付加して容量分割することによって補償することを特徴としている。このときに付加された導体は、蛍光ランプの駆動電圧の1/2の電圧が誘起されるような構成(形状、配置位置、素材等)となるように予め設計して設置することにより、蛍光ランプでは、片側の電極が接地され他方の片側で駆動される構成にもかかわらず、あたかもプッシュプルで駆動されるような電圧が誘起され、輝度むらが解消して均一な輝度を得ることができるようになる。
図1は、本発明のバックライトユニットにおける蛍光ランプの接続例を模式的に示す図である。本実施形態では、バックライトユニットに備えられる2つの蛍光ランプ11が直列に接続されている。これによって、2つの蛍光ランプ11について1つのインバータ回路を設ければよく、従来の構成に比して駆動回路が合理化されている。
U字形の蛍光ランプ11を含むバックライトユニットの構成は、従来例で説明した図8と同様であり、蛍光ランプ11からの光を反射する反射層13が筐体12の底部内面に設けられ、蛍光ランプ11の前面(表面)には、アクリル板等の光拡散特性を有する素材で構成され、蛍光ランプ11から直接入射する光もしくは反射層13において反射され再び前面側に導かれる光を拡散させる拡散板14が設けられる。そして拡散板14を透過した透過光により、拡散板の前面側(蛍光ランプの反対側)に設置された液晶パネル等の被照明体をその背面から照明する。
本実施形態では、U字形の2つの蛍光ランプ11を直列に接続し、1つのインバータ回路によってこれら蛍光ランプ11を駆動するようにしている。図1の例では、2つの蛍光ランプ11をセットとするとき、これら蛍光ランプ11の4つの電極が並列するように配置し、これら電極のうち内側の電極をそれぞれインバータ回路の昇圧トランス20の高圧側端子に接続し、外側の電極同士を接続して中間接続点として構成している。
このときに、上述のように、蛍光ランプ11において昇圧トランス20の高圧側端子に接続された側と、上記中間接続点側との間に輝度勾配が生じるが、本発明では、その輝度勾配に応じて輝度を補償するように、蛍光ランプ11と筐体12の底部との間に容量分割を行うための導体を設置する。
図2は、本発明のバックライトユニットの一実施形態を模式的に示す図で、バックライトユニットの一つの蛍光ランプを斜視概略図を図2(A)に、バックライトユニットとその被照明体である液晶パネルとの構造体の要部断面概略図を図2(B)に示すものである。図2において、15は付加導体である。
本実施形態では、蛍光ランプ11の輝度むらを補償する目的で、付加導体15を蛍光ランプ11の下方(筐体12の底部側)に設置する。ここでは、付加導体15は、金属製のワイヤ、例えばピアノ線によって形成することができる。そして付加導体15には、蛍光ランプの駆動電圧HVの1/2の電圧が誘起されるような容量を持つように予め設計されている。
蛍光ランプ11は、上述のように片側の電極が昇圧トランスの高圧側端子に接続され、片側駆動されている。そして、蛍光ランプ11の下部近傍に付加導体15が配置されることにより、容量分割が生じて付加導体15に誘起電圧が発生する。このときに、付加導体15の容量を最適化することによって、蛍光ランプ11であたかもプッシュプル駆動するような駆動電圧が誘起され、本来的な輝度むらを解消することができる。
すなわち、付加導体15を配置することにより、付加導体15と蛍光ランプ11との間に分布容量(Caとする)が生じ、また付加導体15と、筐体12及び反射層13(すなわちグランド)との間にも分布容量(Cc)が生じる。これら分布容量Ca,Ccを最適化して容量分割を行うことにより、付加導体15に蛍光ランプの駆動電圧HVの1/2の電圧が誘起するように構成する。容量分割は、付加導体15の形状や面積、配置位置、素材等の要因により変更することができ、これら要因を最適化することによって、上記のように最適な容量分割が得られるように付加導体15を構成する。
図3は、付加導体15を配置したときの蛍光ランプの駆動電圧を説明するための図である。
まず図3(A)において、Aは蛍光ランプの駆動電圧波形、Bは付加導体15に誘起される電圧波形を示す。蛍光ランプ11は片側駆動にて駆動され、このときの駆動電圧AはHVであるものとする。そして、付加導体15による分布容量Ca,Ccを最適化して駆動電圧HVの1/2の電圧が誘起されるようにすることにより、電圧波形Bが得られるようにする。
図3(B)において、Cは蛍光ランプの駆動側(高圧側)電極における電圧波形であり、Dは蛍光ランプ11の中間接続点側電極の電圧波形である。上記図3(A)に示すように、付加導体15には、蛍光ランプ11の駆動電圧HVの1/2の電圧が誘起されているため、アース電位の中間接続点側からみるとその電圧波形Bが中心電位となり、その中心電位に対して駆動電圧が図3(B)のような挙動を示すようになる。そしてこのときに、付加導体15に誘起されている電圧は、駆動電圧HVの1/2であるため、図3(B)に示す両電極の電圧波形C、Dは、同レベルの電圧で互いに位相反転された波形となる。すなわち、図3(B)のような駆動電圧波形を得ることによって、蛍光ランプ11では、片側駆動であるにもかかわらず、あたかも両側駆動でしかも位相反転されたプッシュプル駆動が行われているように動作させることができる。これによって、蛍光ランプ11の輝度むらが補償され、均一な輝度で蛍光ランプ11を駆動させることができるようになる。
上記実施形態において付加導体15を設置する場合、付加導体15は蛍光ランプ11の発光を阻害しないように、蛍光ランプ11の直下に配置することが好ましい。付加導体15によって蛍光ランプ11から出射した光が遮られたり、特定の方向に強く反射したりすると、その付加導体15の存在によって逆に照明面内の輝度むらが生じかねない。従って、付加導体15は、これらの影響をできるだけ少なくするように、蛍光ランプ11の直下の位置、すなわち蛍光ランプ11に対して、その蛍光ランプ11によって照明する被照明体の反対側に配置することが好ましい。またこの場合にも、付加導体15は、乱反射するような表面素材を用いることが好ましい。また付加導体15として、透明な(光透過性のある)導電体(例えばITO)等の素材を用いるようにすれば、上記のような問題は生じにくくなる。
また、容量分割を最適化する際の周囲条件等に応じて付加導体15を蛍光ランプ11の直下からずらして配置するような場合にも、付加導体15の反射率(及び透過率)を考慮して、照明面の輝度が均一化されるような構成をとることが好ましい。
なお、隣接する蛍光ランプ11のそれぞれの付加導体15による相互の影響をなくすために、隣接する付加導体15間に絶縁構造が必要となる場合は、適宜最適な絶縁構造体を設けるようにする。
上記のように、付加導体15を設置することによってあたかもプッシュプル駆動が行われているような挙動を生じさせるためには、付加導体15と蛍光ランプ11、及び付加導体15と筐体12(グランド)の分布容量Ca、Ccを最適化して、付加導体15に対して蛍光ランプ11の駆動電圧の1/2の電圧波形が得られるようにすればよい。
このことから、本発明を実施するための付加導体15の形状は、上記図2のような形状に限定されることなく、各種の実施形態が実施可能である。
図4は、本発明のバックライトユニットの他の実施形態を説明するための図で、一つの蛍光ランプに付加された付加導体の他の構成例を示すものである。図4において、17はシート状の付加導体である。
本実施形態においては、付加導体としてシート状の導電体を使用している。シート状の導電体であっても、上記図2の実施形態と同様に、付加導体17と蛍光ランプ11、及び付加導体17と筐体12(グランド)の分布容量Ca、Ccをそれぞれの蛍光ランプ11について最適化して、付加導体17に対して蛍光ランプ11の駆動電圧の1/2の電圧波形が得られるように予め設計されている。これによって、上記図2の実施形態と同様に、それぞれの蛍光ランプ11では、片側駆動であるにもかかわらず、あたかも両側駆動でしかも位相反転されたプッシュプル駆動が行われているように動作させることができ、これによって蛍光ランプ11の輝度むらが補償され、均一な輝度で蛍光ランプ11を駆動させることができるようになる。
図4の構成の場合は、付加導体17として高反射率の導電性シートを適用することによって、反射層13を兼用する構成にすることもできる。このときに、分布容量Ca,Ccの最適化と、反射層としての輝度の均一化とを満足する位置及び形状で、付加導体17を設置する必要がある。
また、ITOシートのような透明導電シートを付加導体17として適用すれば、反射層13を備えた構成で、蛍光ランプの輝度むらを補償することができるようになる。
なお、本実施形態においても、隣接する蛍光ランプ11の付加導体17間に絶縁構造が必要となる場合は、適宜最適な絶縁構造体を設けるようにする。
図5は、本発明のバックライトユニットの更に他の実施形態を説明するための図で、バックライトユニットが備える複数の蛍光管の接続構成と付加導体の設置例とを示すものである。本実施形態では、昇圧トランス20として2次巻線22が一つのものを用い、蛍光ランプ11を複数並列に接続し、それぞれの蛍光ランプ11の一方の電極を昇圧トランス20の2次巻線22の高圧側端子に接続し、それぞれの蛍光ランプ11の他方の電極を接地する。
この場合、各蛍光ランプ11は、共通の2次巻線22により同位相で駆動されているため、付加導体17としては、複数の蛍光ランプ11で共通の導体を使用することができる。
上記のような付加導体の他の形態として、例えば導電材料の膜を蛍光ランプの表面に付与し、上記と同様の機能を発現させるようにしてもよい。この場合、例えば導電材料が混合されたペーストや塗料を、蛍光ランプ11の表面下側にライン状に塗布することができる。また、ペーストや塗料のみならず、例えば、スパッタリングや蒸着によって導電材料の薄膜を蛍光ランプ11の表面に形成するようにしてもよい。
また上記の各実施形態において、付加導体15(17)と蛍光ランプ11、及び付加導体15(17)と筐体12(グランド)の分布容量Ca、Ccをそれぞれの蛍光ランプ11について最適化して、付加導体15(17)に対して蛍光ランプ11の駆動電圧の1/2の電圧波形が得られるように予め設計するが、付加導体の形状や位置のみによって最適な分布容量が得られない場合は、補助容量(例えばコンデンサ)を適宜設けるようにしてもよい。付加導体15(17)形状や位置は、バックライトユニットのレイアウト上の制約や、蛍光ランプ11の発光を阻害しないようにするという制約により、付加導体15(17)が合理的に配置できない場合、上記Ca,Ccを最適化するように補助容量をさらに付与することができる。この場合、付加導体15(17)と蛍光ランプ11の駆動側電極を接続する補助容量と、付加導体15(17)と筐体12(グラウンド)とを接続する補助容量とを設けるようにする。また、これら補助容量のいずれかによって最適化するようにしてもよい。
さらに、上記の各実施形態では、付加導体によって蛍光ランプ11の駆動電圧の1/2の電圧が誘起されるように構成しているが、勿論、付加導体に対して、上記駆動電圧の1/2の電圧を印加するようにしてもよい。
図6は、本発明のバックライトユニットの更に他の実施形態を説明するための図で、付加導体を付与した一つの蛍光ランプの駆動配線の接続例を示すものである。
図6の例では、図2に示すようなワイヤ上の付加導体15を備えた構成において、昇圧トランス20の2次巻線22に、駆動電圧HVの1/2の電圧を生じるようにセンタタップ23を設け、それを付加導体15に接続する。これによって、上記各実施形態と同様の作用が生じ、蛍光ランプ11があたかもプッシュプルで駆動されているように動作し、蛍光ランプ11の輝度むらが補償される。
上記のセンタタップによる電圧印加は、図2のようなワイヤ状の付加導体のみならず、図4のシート状の付加導体や、その他導電剤の塗布膜等による付加導体にも適用することができる。
以上の実施形態では、蛍光ランプ11としてU字形の蛍光ランプを例として説明したが、本発明はU字ランプのみならず、直管型の蛍光ランプにも適用することができる。直管形の蛍光ランプであっても、蛍光ランプの駆動電圧の1/2の電圧が誘起されるような構成(形状、配置位置、素材等)の付加導体を設置することにより、蛍光ランプでは、片側の電極が接地され他方の片側で駆動される構成であっても、プッシュプルで駆動されるような電圧が誘起され、輝度むらが解消して均一な輝度を得ることができるようになる。
図7は、本発明の液晶表示装置の一実施形態を説明するための図で、バックライトユニットを有する液晶表示装置の断面概略構成を示すものである。図7において、30は液晶表示装置、31液晶パネルである。
液晶表示装置30は、2枚の透明絶縁性基板の間に液晶材料を封入した主要構成を有する一般的な液晶パネル31と、液晶パネル31の光を照射するためのバックライトユニット10とを具備している。本実施形態の液晶表示装置30が備えるバックライトユニット10は、上述した実施形態によるバックライトユニットを適用することができる。
上記のようなバックライトユニット10を用いて液晶パネル31を照明することによって、蛍光ランプ11の輝度むらが補償され、輝度が均一化された照明光を得ることができる。そしてこれによって輝度むらがなく高画質の液晶パネル31の表示画面を得ることができる。
本発明のバックライトユニットにおける蛍光ランプの接続例を模式的に示す図である。 本発明のバックライトユニットの一実施形態を模式的に示す図である。 付加導体を配置したときの蛍光ランプの駆動電圧を説明するための図である。 本発明のバックライトユニットの他の実施形態を説明するための図である。 本発明のバックライトユニットの更に他の実施形態を説明するための図である。 本発明のバックライトユニットの更に他の実施形態を説明するための図である。 本発明の液晶表示装置の一実施形態を説明するための図である。 U字形の蛍光ランプを使用したバックライトユニットの構成例を説明するための図である。 蛍光ランプの輝度特性の一例を説明するための図である。 従来の蛍光ランプのプッシュプルによる駆動機構の構成例を示す図である。
符号の説明
10…バックライトユニット、11…蛍光ランプ、12…筐体、13…反射層、14…拡散板、15…付加導体、17…付加導体、20…昇圧トランス、21…1次巻線、22…2次巻線、23…センタタップ、30…液晶表示装置、31…液晶パネル。

Claims (9)

  1. 筐体内に設置された複数の蛍光ランプと、該蛍光ランプを駆動するインバータとを有し、該蛍光ランプの片側の電極が前記インバータの昇圧トランスの高電圧側端子に接続され、他方の電極が接地された片側駆動方式で前記蛍光ランプが駆動されるようにしたバックライトユニットにおいて、前記筐体底部と前記蛍光ランプとの間に導体を付加して容量分割し、前記付加された導体を前記蛍光ランプの駆動電圧の1/2の電圧が誘起されるような構成となるように予め設計して設置し、該蛍光ランプではあたかもプッシュプルで駆動されるような駆動電圧を生じさせることにより、前記インバータ回路により駆動する蛍光ランプの長手方向の輝度むらを補償することを特徴とするバックライトユニット。
  2. 筐体内に設置された複数の蛍光ランプと、該蛍光ランプを駆動するインバータとを有し、該蛍光ランプの片側の電極が前記インバータの昇圧トランスの高電圧側端子に接続され、他方の電極が接地された片側駆動方式で前記蛍光ランプが駆動されるようにしたバックライトユニットにおいて、前記筐体底部と前記蛍光ランプとの間に導体を付加して容量分割し、前記蛍光ランプと前記導体の間、及び/または前記導体と前記筐体との間を接続する補助容量を更に付与、前記導体及び前記補助容量によって、前記蛍光ランプの駆動電圧の1/2の電圧が誘起されるような構成となるように容量分割して、該蛍光ランプではあたかもプッシュプルで駆動されるような駆動電圧を生じさせることにより、前記インバータ回路により駆動する蛍光ランプの長手方向の輝度むらを補償することを特徴とするバックライトユニット。
  3. 筐体内に設置された複数の蛍光ランプと、該蛍光ランプを駆動するインバータとを有し、該蛍光ランプの片側の電極が前記インバータの昇圧トランスの高電圧側端子に接続され、他方の電極が接地された片側駆動方式で前記蛍光ランプが駆動されるようにしたバックライトユニットにおいて、前記筐体底部と前記蛍光ランプとの間に導体を付加し、前記昇圧トランスにセンタタップを設けて前記蛍光ランプの駆動電圧の1/2の電圧を前記導体に印加する構成とすることにより、該蛍光ランプではあたかもプッシュプルで駆動されるような駆動電圧を生じさせることを特徴とするバックライトユニット。
  4. 請求項1ないしのいずれか1に記載のバックライトユニットにおいて、前記導体は、線状の導電材料により形成されていることを特徴とするバックライトユニット。
  5. 請求項1ないしのいずれか1に記載のバックライトユニットにおいて、前記導体は、導電性材料を含む薄膜として、前記蛍光ランプの表面に形成されていることを特徴とするバックライトユニット。
  6. 請求項またはに記載のバックライトユニットにおいて、前記導体は、前記蛍光ランプに対して該蛍光ランプによって照明する被照明体の反対側に設けられていることを特徴とするバックライトユニット。
  7. 請求項1ないしのいずれか1に記載のバックライトユニットにおいて、前記導体は、シート状の導電材料により形成されていることを特徴とするバックライトユニット。
  8. 請求項に記載のバックライトユニットにおいて、複数の前記蛍光ランプが並列に配線され、各前記蛍光ランプの一方の電極が前記昇圧トランスの高電圧側端子に接続され、各前記蛍光ランプの他方の電極が接地された構成を有し、前記シート状の導体が、各蛍光ランプに対して共通のシート状導体によって形成されていることを特徴とするバックライトユニット。
  9. 請求項1ないしのいずれか1に記載のバックライトユニットと、該バックライトユニットによって照明される液晶パネルとを有することを特徴とする液晶表示装置。
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