JP4553762B2 - バックライトユニット及びバックライトユニットを用いた液晶表示装置 - Google Patents
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Description
反射層13は、バックライトユニット10の筐体12の底部内面上で、該底部内面との間で間隙をもってもしくは底部内面に直接載置されて保持されるもので、例えば、発泡PETシートや、銀やアルミニウム等の光反射面を備えた素材等を適用することができる。
この他、液晶表示装置に適用するときに、拡散板14と蛍光ランプ11との間に、反射偏光フィルム,プリズムシート,ITOシート,等の機能性フィルムやシート等を含ませることができる。
図10は、従来の蛍光ランプのプッシュプルによる駆動機構の構成例を示す図である。従来の構成例では、1つの蛍光ランプに対して昇圧トランス20が1つ用いられる。そして蛍光ランプ11の両端の電極を、互いに反転位相の高電圧高周波を出力する昇圧トランス20の2次巻線22の高圧側端子それぞれに接続する。
蛍光ランプ11の点灯時には、両電極に互いに反転位相の高周波電圧が印加され、負荷の浮遊容量のバラツキで2次巻線22の高圧側にアンバランスが生じようとしても、昇圧トランス20の磁気回路が共通であるために一方のランプ電流が変動すると他方も同様に変動し、その結果としてU字形の蛍光ランプ11の両側の輝度が均一になるように維持する。
まず図3(A)において、Aは蛍光ランプの駆動電圧波形、Bは付加導体15に誘起される電圧波形を示す。蛍光ランプ11は片側駆動にて駆動され、このときの駆動電圧AはHVであるものとする。そして、付加導体15による分布容量Ca,Ccを最適化して駆動電圧HVの1/2の電圧が誘起されるようにすることにより、電圧波形Bが得られるようにする。
なお、隣接する蛍光ランプ11のそれぞれの付加導体15による相互の影響をなくすために、隣接する付加導体15間に絶縁構造が必要となる場合は、適宜最適な絶縁構造体を設けるようにする。
このことから、本発明を実施するための付加導体15の形状は、上記図2のような形状に限定されることなく、各種の実施形態が実施可能である。
本実施形態においては、付加導体としてシート状の導電体を使用している。シート状の導電体であっても、上記図2の実施形態と同様に、付加導体17と蛍光ランプ11、及び付加導体17と筐体12(グランド)の分布容量Ca、Ccをそれぞれの蛍光ランプ11について最適化して、付加導体17に対して蛍光ランプ11の駆動電圧の1/2の電圧波形が得られるように予め設計されている。これによって、上記図2の実施形態と同様に、それぞれの蛍光ランプ11では、片側駆動であるにもかかわらず、あたかも両側駆動でしかも位相反転されたプッシュプル駆動が行われているように動作させることができ、これによって蛍光ランプ11の輝度むらが補償され、均一な輝度で蛍光ランプ11を駆動させることができるようになる。
また、ITOシートのような透明導電シートを付加導体17として適用すれば、反射層13を備えた構成で、蛍光ランプの輝度むらを補償することができるようになる。
なお、本実施形態においても、隣接する蛍光ランプ11の付加導体17間に絶縁構造が必要となる場合は、適宜最適な絶縁構造体を設けるようにする。
この場合、各蛍光ランプ11は、共通の2次巻線22により同位相で駆動されているため、付加導体17としては、複数の蛍光ランプ11で共通の導体を使用することができる。
図6は、本発明のバックライトユニットの更に他の実施形態を説明するための図で、付加導体を付与した一つの蛍光ランプの駆動配線の接続例を示すものである。
上記のセンタタップによる電圧印加は、図2のようなワイヤ状の付加導体のみならず、図4のシート状の付加導体や、その他導電剤の塗布膜等による付加導体にも適用することができる。
液晶表示装置30は、2枚の透明絶縁性基板の間に液晶材料を封入した主要構成を有する一般的な液晶パネル31と、液晶パネル31の光を照射するためのバックライトユニット10とを具備している。本実施形態の液晶表示装置30が備えるバックライトユニット10は、上述した実施形態によるバックライトユニットを適用することができる。
Claims (9)
- 筐体内に設置された複数の蛍光ランプと、該蛍光ランプを駆動するインバータとを有し、該蛍光ランプの片側の電極が前記インバータの昇圧トランスの高電圧側端子に接続され、他方の電極が接地された片側駆動方式で前記蛍光ランプが駆動されるようにしたバックライトユニットにおいて、前記筐体底部と前記蛍光ランプとの間に導体を付加して容量分割し、前記付加された導体を前記蛍光ランプの駆動電圧の1/2の電圧が誘起されるような構成となるように予め設計して設置し、該蛍光ランプではあたかもプッシュプルで駆動されるような駆動電圧を生じさせることにより、前記インバータ回路により駆動する蛍光ランプの長手方向の輝度むらを補償することを特徴とするバックライトユニット。
- 筐体内に設置された複数の蛍光ランプと、該蛍光ランプを駆動するインバータとを有し、該蛍光ランプの片側の電極が前記インバータの昇圧トランスの高電圧側端子に接続され、他方の電極が接地された片側駆動方式で前記蛍光ランプが駆動されるようにしたバックライトユニットにおいて、前記筐体底部と前記蛍光ランプとの間に導体を付加して容量分割し、前記蛍光ランプと前記導体の間、及び/または前記導体と前記筐体との間を接続する補助容量を更に付与し、前記導体及び前記補助容量によって、前記蛍光ランプの駆動電圧の1/2の電圧が誘起されるような構成となるように容量分割して、該蛍光ランプではあたかもプッシュプルで駆動されるような駆動電圧を生じさせることにより、前記インバータ回路により駆動する蛍光ランプの長手方向の輝度むらを補償することを特徴とするバックライトユニット。
- 筐体内に設置された複数の蛍光ランプと、該蛍光ランプを駆動するインバータとを有し、該蛍光ランプの片側の電極が前記インバータの昇圧トランスの高電圧側端子に接続され、他方の電極が接地された片側駆動方式で前記蛍光ランプが駆動されるようにしたバックライトユニットにおいて、前記筐体底部と前記蛍光ランプとの間に導体を付加し、前記昇圧トランスにセンタタップを設けて前記蛍光ランプの駆動電圧の1/2の電圧を前記導体に印加する構成とすることにより、該蛍光ランプではあたかもプッシュプルで駆動されるような駆動電圧を生じさせることを特徴とするバックライトユニット。
- 請求項1ないし3のいずれか1に記載のバックライトユニットにおいて、前記導体は、線状の導電材料により形成されていることを特徴とするバックライトユニット。
- 請求項1ないし3のいずれか1に記載のバックライトユニットにおいて、前記導体は、導電性材料を含む薄膜として、前記蛍光ランプの表面に形成されていることを特徴とするバックライトユニット。
- 請求項4または5に記載のバックライトユニットにおいて、前記導体は、前記蛍光ランプに対して該蛍光ランプによって照明する被照明体の反対側に設けられていることを特徴とするバックライトユニット。
- 請求項1ないし3のいずれか1に記載のバックライトユニットにおいて、前記導体は、シート状の導電材料により形成されていることを特徴とするバックライトユニット。
- 請求項7に記載のバックライトユニットにおいて、複数の前記蛍光ランプが並列に配線され、各前記蛍光ランプの一方の電極が前記昇圧トランスの高電圧側端子に接続され、各前記蛍光ランプの他方の電極が接地された構成を有し、前記シート状の導体が、各蛍光ランプに対して共通のシート状導体によって形成されていることを特徴とするバックライトユニット。
- 請求項1ないし8のいずれか1に記載のバックライトユニットと、該バックライトユニットによって照明される液晶パネルとを有することを特徴とする液晶表示装置。
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