JP4552587B2 - 流量計測装置 - Google Patents

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本発明は、ガスや水道水等の流量を計測する流量計測装置に関するものである。
従来の流量計測装置、例えばガスメータの場合は、図2に示すように、通過流量に応じて流量信号を出力する流量計測手段51と、この流量計測手段51から送られる流量信号Sを受けとる毎に予め記憶している積算用重み付け値をもとに流量積算値N(例えばN=G×S)を出力する流量積算手段52と、前記流量積算値Nを表示する流量表示手段53と、流量計測に必要な所定の情報を記憶する記憶手段54と、無電源でも記憶内容を保持する不揮発性記憶手段55と、前記不揮発性記憶手段55の読み書きを制御する制御手段56と、前記制御手段56の動作時に不揮発性記憶手段55に電源を供給する間欠電源供給手段57と、前記各手段に電源を供給する電源部58を備えたものである(例えば、特許文献1参照)。
なお、図2において、流量積算手段52の流量積算値Nが記憶手段54の所定記憶値になったときにガス供給路に接続した遮断手段59が閉成するようにしており、またその情報は通信手段60から入出力部61を介して外部の保安業者などに送られるようにしてある。
特許第3047697号公報
しかしながら上記のような構成で、流量表示手段53は、それまでに使用した累積使用量である流量積算値が表示されるのみである。
したがって、その時点での最新の流量積算値がいくらであるかを知ることはできるが、その流量積算値が過去どのように変化をしてきたか、また、過去瞬時流量がどのように変化してきたかは知ることはできなかった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、流量計測装置の本来の計測機能を損なうことなく、長期間(例えば1ヶ月間等)にわたって流量積算値がどのように変化してきたか、また、ある期間(例えば2時間位)の瞬時流量がどのように変化しているかを収集可能な流量計測装置を提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明の流量計測装置は、流体の通過流量に対応した流量計測データを出力する流量計測手段、前記流量計測データをもとに演算処理し、瞬時流量や流量積算値を求める計測側マイクロコンピュータ、無電源でも記憶内容を保持し、データ転送の中継に用いる計測側不揮発性記憶手段、前記計測側不揮発性記憶手段の動作時にこの計測側不揮発性記憶手段に電源を供給する計測側間欠電源供給手段、前記計測側不揮発性記憶手段に書き込む瞬時流量や流量積算値の流量データを選択する書き込み流量データ選択手段、前記計測側マイクロコンピュータで演算処理した瞬時流量や流量積算値を表示する流量表示手段、および計測側電源とを備えた流量計測部と、前記計測側不揮発性記憶手段に書き込まれた流量データを読み出す収集側マイクロコンピュータ、前記計測側不揮発性記憶手段に電源を供給する収集側間欠電源供給手段、前記収集側マイクロコンピュータで読み出された流量データを保存し、無電源でも記憶内容を保持する収集側不揮発性記憶手段、前記収集側マイクロコンピュータにデータ収集の開始あるいは終了を指令するデータ収集開始/終了選択手段、前記収集側不揮発性記憶手段に蓄えられた流量データを外部へデータ転送する入出力手段、および収集側電源を備えたデータ収集部とからなり、前記計測側マイクロコンピュータが前記計測側不揮発性記憶手段に流量データを書き込む時、及び、前記収集側マイクロコンピュータで前記計測側不揮発性記憶手段に記憶された流量データを読み出す時、前記収集側間欠電源供給手段により、前記収集側電源から前記計測側不揮発性記憶手段に電源を供給するように構成したものである。
これによって、流量計測装置の本来の計測機能を実行しながら、流量計測間隔毎の空き時間を利用して瞬時流量あるいは流量積算値を無電源でも記憶内容を保持する計測側不揮発性記憶手段に逐次保存し、そして収集側間欠電源供給手段により前記計測側不揮発性記憶手段に電源を供給することにより、この不揮発性記憶手段に保存された瞬時流量あるいは流量積算値を収集側マイクロコンピュータで読み出し、大メモリ容量の収集側不揮発性記憶手段に逐次蓄積保存ができるようになり、長期間(例えば1ヶ月間など)にわたる流量積算値データの蓄積、およびある期間(例えば2時間位)の瞬時流量データの蓄積をすることが可能となる。
本発明の流量計測装置は、本来の流量計測機能を損なうことなく、長期間(例えば1ヶ月間等)にわたって流量積算値がどの様に変化してきたか、あるいはある期間(例えば2時間位)の瞬時流量がどの様に変化してきたか収集できるようになり、例えば流体がガスの場合、蓄積された積算値データの変化からそのデータ収集期間の時間帯別のガス使用量や曜日別のガス使用量等を分析したりすることができるようになる。また蓄積された瞬時流量データの変化から、例えばガス配管でのガス漏れの状況を検証したり、流量計測装置が取り付けられている配管内でどの様な圧力変動(変動周波数、変動の大きさ等)が発生しているかなどの分析を行なうことが可能となる。
第1の発明は、流体の通過流量に対応した流量計測データを出力する流量計測手段、前記流量計測データをもとに演算処理し、瞬時流量や流量積算値を求める計測側マイクロコンピュータ、無電源でも記憶内容を保持し、データ転送の中継に用いる計測側不揮発性記憶手段、前記計測側不揮発性記憶手段の動作時にこの計測側不揮発性記憶手段に電源を供給する計測側間欠電源供給手段、前記計測側不揮発性記憶手段に書き込む瞬時流量や流量積算値の流量データを選択する書き込み流量データ選択手段、前記計測側マイクロコンピュータで演算処理した瞬時流量や流量積算値を表示する流量表示手段、および計測側電源とを備えた流量計測部と、前記計測側不揮発性記憶手段に書き込まれた流量データを読み出す収集側マイクロコンピュータ、前記計測側不揮発性記憶手段に電源を供給する収集側間欠電源供給手段、前記収集側マイクロコンピュータで読み出された流量データを保存し、無電源でも記憶内容を保持する収集側不揮発性記憶手段、前記収集側マイクロコンピュータにデータ収集の開始あるいは終了を指令するデータ収集開始/終了選択手段、前記収集側不揮発性記憶手段に蓄えられた流量データを外部へデータ転送する入出力手段、および収集側電源を備えたデータ収集部とからなり、前記計測側マイクロコンピュータが前記計測側不揮発性記憶手段に流量データを書き込む時、及び、前記収集側マイクロコンピュータで前記計測側不揮発性記憶手段に記憶された流量データを読み出す時、前記収集側間欠電源供給手段により、前記収集側電源から前記計測側不揮発性記憶手段に電源を供給するように構成したものである。
これにより、流量計測装置の本来の計測機能を実行しながら、流量計測間隔毎の空き時間を利用して瞬時流量あるいは流量積算値を、無電源でも記憶内容を保持する計測側不揮発性記憶手段に逐次保存し、そして収集側間欠電源供給手段により前記計測側不揮発性記憶手段に電源を供給することにより、その不揮発性記憶手段に保存された瞬時流量や流量積算値の流量データを収集側マイクロコンピュータで読み出し、大メモリ容量の収集側不揮発性記憶手段に逐次蓄積保存ができるようになり、長期間(例えば1ヶ月間等)にわたる流量積算値データの蓄積、及びある期間(例えば2時間位)の瞬時流量データの蓄積をすることが可能となる。
そして、その蓄積された積算値データの変化から、例えばそのデータ収集期間の時間帯
別のガス使用量や曜日別のガス使用量等を分析したりすることができるようになる。
また、蓄積された瞬時流量データの変化からガス配管でガス漏れの状況を検証したり、流量計測装置が取り付けられている配管内で、どの様な圧力変動(変動周波数、変動の大きさ等)が発生しているか等の分析を行なうことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1において、流量計測部1には通過流量に対応した流量計測データを出力する流量計測手段2が配置してある。そしてこの流量計測手段2から出力された流量計測データをもとに計測側マイクロコンピュータ3が瞬時流量や流量積算値を演算処理するようにしている。
4は無電源でも記憶内容を保持し、前記計測側マイクロコンピュータ3から送られてくる瞬時流量あるいは流量積算値を記憶保存し、データ収集部5へのデータ転送の中継に用いる計測側不揮発性記憶手段、6は前記計測側不揮発性記憶手段4の動作時に同不揮発性記憶手段4に電源を供給する計測側間欠電源供給手段、7は前記計測側不揮発性記憶手段4に書き込む流量データとして瞬時流量か、流量積算値かを選択する書き込み流量データ選択手段、8は前記計測側マイクロコンピュータ3で演算処理した瞬時流量あるいは流量積算値を表示する流量表示手段、9は前記各手段に電源を供給する計測側電源である。
一方、データ収集部5は、前記計測側不揮発性記憶手段4に書き込まれた瞬時流量や流量積算値の流量データを読み出す収集側マイクロコンピュータ10と、同マイクロコンピュータ10で前記計測側不揮発性記憶手段4に書き込まれた瞬時流量や流量積算値の流量データを読み出す時、同不揮発性記憶手段4に電源を供給する収集側間欠電源供給手段11、前記収集側マイクロコンピュータ10で前記計測側不揮発性記憶手段4から読み出した瞬時流量や流量積算値の流量データを蓄積保存し、無電源でも記憶内容を保持する収集側不揮発性記憶手段12、収集側マイクロコンピュータ10にデータ収集の開始あるいは終了を指令するデータ収集開始/終了選択手段13、前記収集側不揮発性記憶手段12に蓄積保存された瞬時流量や流量積算値の流量データを外部へデータ転送する入出力手段14、前記収集側の各手段に電源を供給する収集側電源15とで構成されている。
以上のように構成された流量計測装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず通過流量に対応した流量計測データを出力する流量計測手段2は、例えば超音波流量計測手段が用いられる。
超音波式の流量計測手段2は、流路に1対の超音波送受信器が設けられ、一方の超音波送受信器が送信の時、もう一方の超音波送受信器が受信を受け持つようになっている。
そして交互に送信、受信の役割を交替し、流路の上流側から下流側に超音波が送信される時の伝搬時間T1と、下流側から上流側に超音波が送信される時の伝搬時間T2を計時カウンタでカウントするようになっている。
時間に比例した上記カウンタ値の流量計測データが計測側マイクロコンピュータ3に送られ、下記演算式により瞬時流量が求められる。
Q=K×S×(1/T1―1/T2)
K:流路構造で決まる比例定数
S:流路断面積
そして、上記の例の流量計測手段1で、例えば計測周期が2秒毎に繰り返される場合、2秒毎の瞬時流量を求めることができるようになる。また、この求めた瞬時流量が計測周期の2秒間一定に流れるとして時間積分することにより、この2秒間の流量積算値の増分を求めることができる。その時点の最新の流量積算値としては、前回までの積算値に今回の積算値の増分を加えたものとして計算される。
この様にして求められた瞬時流量及び流量積算値は前記計測側マイクロコンピュータ3のRAM領域に記憶保存される。同マイクロコンピュータ3のRAM領域に記憶される瞬時流量及び流量積算値は、例えば流量計測周期が2秒毎の場合、2秒毎に新しい瞬時流量及び流量積算値に更新されていく。
書き込み流量データ選択手段7は計測側マイクロコンピュータ3へ指令を与えるもので、例えば瞬時流量データが選択されたときには、同マイクロコンピュータ3のRAM領域に記憶されている前記瞬時流量が計測側不揮発性記憶手段4に書き込み保存され、また、流量積算値データが選択されたときには、同マイクロコンピュータ3のRAM領域に記憶されている前記流量積算値が不揮発性記憶手段4に書き込み保存されるようになる。
そしてこの不揮発性記憶手段4に書き込み保存された前記瞬時流量あるいは前記流量積算値の流量データは、無電源でも記憶保持されることになる。
瞬時流量は時々刻々変化するものを捉えようとするものなので、ある期間の瞬時流量の変化をデータ収集しようとした場合、計測側不揮発性記憶手段4への書き込み保存は、計測周期のn(整数)倍の周期で書き込みむようにする。
例えば、上記の例の超音波式の流量計測手段2の場合、計測周期は2秒なので、瞬時流量の書き込み周期の最小は2秒周期となる。
また、前述したように流量積算値は瞬時流量を時間積分したものなので秒単位では大きく変化しない。したがって、ある期間の流量積算値の変化をデータ収集しようとした場合、計測側不揮発性記憶手段4への書き込み保存は、計測周期の[n(整数)×30]倍の分単位の周期で書き込むようにする。
例えば、上記の例の超音波式の流量計測手段1の場合、計測周期は2秒なので、流量積算値の書き込み周期の最小は1分周期となる。
次に計測側間欠電源供給手段6は、前記瞬時流量あるいは前記流量積算値の流量データを前記計測側不揮発性記憶手段4に書き込み保存する時にのみ同不揮発性記憶手段4に電源供給するためのものである。この間欠電源供給手段6は、例えばマイクロコンピュータ3からの出力でON/OFFするトランジスタで構成することができる。
計測側不揮発性記憶手段4に瞬時流量あるいは流量積算値が書き込み保存された後には、計測側マイクロコンピュータ3は流量計測処理の方に動作を専念させることができる。そのため不揮発性記憶手段4への上記の様な書き込み処理を行なっても本来の流量計測機能が損なわれることはない。
流量表示手段8は、前記マイクロコンピュータ3で演算処理し求められた瞬時流量あるいは流量積算値を表示し、視覚的に認識できるようにするものである。因みに、従来の流量計測装置における流量表示手段は、一般的に流量積算値を表示するようになっているが
、本実施の形態の流量計測装置における流量表示手段8は、書き込み流量データ選択手段7によって選択した瞬時流量あるいは流量積算値に対応して、瞬時流量あるいは流量積算値を表示するようにしている。この流量表示手段8は、例えば液晶表示のようなもので構成することができる。
次に、無電源でも前記計測側不揮発性記憶手段4に記憶保存されている瞬時流量あるいは流量積算値を読み出し、データ収集するデータ収集部5の動作について説明する。
データ収集部5は、計測側不揮発性記憶手段4に保存された瞬時流量あるいは流量積算値を長期間にわたってデータ収集するための処理部である。
データ収集開始/終了選択手段13は収集側マイクロコンピュータ10にデータ収集の開始あるいは終了を指令するものである。
データ収集の開始を選択するとこのマイクロコンピュータ10は、前記計測側不揮発性記憶手段4に保存された瞬時流量あるいは流量積算値を逐次読み出すようになる。その読み出しタイミングは計測側マイクロコンピュータ3が計測側不揮発性記憶手段4に書き込みを終了してから、同不揮発性記憶手段4への次の書き込みが開始される前までの期間になる。
収集側マイクロコンピュータ10が計測側不揮発性記憶手段4に保存されている瞬時流量あるいは流量積算値を読み出す場合、計測側マイクロコンピュータ3が同不揮発性記憶手段4に瞬時流量あるいは流量積算値を書き込むタイミングとバッティングすることのないように収集側マイクロコンピュータ10は計測側マイクロコンピュータ3へ前記計測側不揮発性記憶手段4に保存された瞬時流量あるいは流量積算値を読み出したいという要求信号を送り、計測側マイクロコンピュータ3からの許可信号を認識することにより、その不揮発性記憶手段4から瞬時流量あるいは流量積算値を読み出すようにしている。
計測側マイクロコンピュータ3の許可信号を認識すると、収集側マイクロコンピュータ10から収集側間欠電源供給手段11へ信号が送られ、同間欠電源供給手段11により計測側不揮発性記憶手段4に収集側電源15から電源供給するようにし、収集側マイクロコンピュータ10で前記計測側不揮発性記憶手段4に記憶保存されている瞬時流量あるいは流量積算値を読み出し、収集側マイクロコンピュータ10のRAM領域に一時記憶される。
このマイクロコンピュータ10で計測側不揮発性記憶手段4に記憶保存されている瞬時流量あるいは流量積算値を読み出す場合、上記の様に収集側間欠電源供給手段11により計測側不揮発性記憶手段4に収集側から電源供給するようにしているので、流量計測部1の電源9の電力消費はない。
流量計測部1の動作説明で前述したように瞬時流量の場合、計測側不揮発性記憶手段4への書き込み保存は、計測周期のn(整数)倍の周期(秒単位)で書き込まれる。 したがって、収集側のマイクロコンピュータ10がその不揮発性記憶手段4に保存された瞬時流量を読み出す場合、計測周期のn(整数)倍の周期(秒単位)で読み出されることになる。
例えば前述の超音波式の流量計測手段2の場合計測周期が2秒であるので、読み出し周期の最小は2秒周期となる。
また、流量積算値の場合、計測側不揮発性記憶手段4への書き込み保存は、流量計測周
期の[n(整数)×30倍]の周期(分単位)で書き込まれる。したがって、収集側マイクロコンピュータ10が計測側不揮発性記憶手段4に保存された流量積算値を読み出す場合、流量計測周期の[n(整数)×30倍]の周期(分単位)で読み出されることになる。例えば前述の超音波式の流量計測手段1の場合、計測周期が2秒であるので、読み出し周期の最小は1分周期となる。
収集側マイクロコンピュータ10のRAM領域に一時記憶された瞬時流量あるいは流量積算値は、同マイクロコンピュータ10により大容量の収集側不揮発性記憶手段12に蓄積保存される。
このようにして、長期間(例えば1ヶ月間等)にわたる流量積算値データの蓄積あるいはある期間(例えば2時間位)の瞬時流量データの蓄積をすることが可能となる。
データ収集開始/終了選択手段13においてデータ収集の終了を選択すると収集側マイクロコンピュータ10は、計測側不揮発性記憶手段4からの瞬時流量あるいは流量積算値読み出しを終了する。
計測側不揮発性記憶手段4からの瞬時流量あるいは流量積算値の流量データの読み出しを終了した時点で、収集側不揮発性記憶手段12に長期間にわたって蓄えられた瞬時流量あるいは流量積算値は入出力手段14を経由してパソコン等の外部機器へ通信転送する。
(実施の形態2)
実施の形態2として、計測側マイクロコンピュータ3が計測側不揮発性記憶手段4に瞬時流量あるいは流量積算値を書き込む場合、このマイクロコンピュータ3から収集側マイクロコンピュータ10へ書き込を開始したいという要求信号を送る。そして、収集側マイクロコンピュータ10が収集側の間欠電源供給手段11をイネーブル状態にし、収集側電源15から計測側不揮発性記憶手段4に電源供給する。
そして前記計測側のマイクロコンピュータ3が収集側のマイクロコンピュータ10からのデータ書き込み許可信号を認識により、同計測側マイクロコンピュータ3が瞬時流量あるいは流量積算値を計測側不揮発性記憶手段4に書き込み保存するようにしたものである。この様にすることにより流量計測部の電源の電流消費をより少なくすることができ、長期間流量計測部の電源の電池を交換することなく流量計測できるようになる。
(実施の形態3)
実施の形態3として、計測側マイクロコンピュータA3が計測側不揮発性記憶手段4に流量データ(瞬時流量値あるいは積算値)を書き込む時、時分データ(年・季節・月・週日・時・分・秒など)と一緒に書き込むようにすることにより、流量データ(瞬時流量値、るいは積算値)が発生した日時を明らかにし、データ収集後のデータ分析をし易くするようにしたものである。
(実施の形態4)
実施の形態4として収集側不揮発性記憶手段12に取り外しが可能で、携帯可搬なフラッシュメモリカード(コンパクトフラッシュ(登録商標)カード、SDメモリカードなど)を用いることにより、何かと不便な現場で時間を掛けてパソコンへのデータの吸い上げ作業をすることなく、新しい交換用のフラッシュメモリカードに交換するのみの単純な作業で、次回のデータ収集のスタートをかけることができるようにしたものである。
また、時分データと流量データ(瞬時流量値、るいは積算値)が書き込みされたメモリカードを持ち帰り、部屋でじっくりとデータ分析が可能となる。
このように上記した実施の形態の流量計測装置は、本来の流量計測機能を損なうことなく長期間(例えば1ヶ月間等)にわたって流量積算値がどの様に変化してきたか、あるいはある期間(例えば2時間位)の瞬時流量がどの様に変化してきたかデータ収集できるようになる。
例えば流体がガスの場合、蓄積された積算値データの変化からそのデータ収集期間の時間帯別のガス使用量や曜日別のガス使用量等を分析したりすることが出来るようになる。また、蓄積された瞬時流量データの変化からガス配管でのガス漏れの状況を検証したり、さらには、前記流量計測装置が取り付けられている配管内でどの様な圧力変動(変動周波数、変動の大きさなど)が発生しているか等の分析を行なうことが可能となる。
以上のように、本発明にかかる流量計測装置は、流量積算値がどの様に変化してきたか、あるいはある期間(例えば2時間位)の瞬時流量がどの様に変化してきたかデータ収集でき、ガスメータや水道メータなどへの利用が可能である。
本発明の実施の形態を示す流量計測装置のブロック図 従来の流量計測装置のブロック図
1 流量計測部
2 流量計測手段
3 計測側マイクロコンピュータ
4 計測側不揮発性記憶手段
5 データ収集部
6 計測側間欠電源供給手段
7 書き込み流量データ選択手段
8 流量表示手段
9 計測側の電源
10 収集側マイクロコンピュータ
11 収集側間欠電源供給手段
12 収集側不揮発性記憶手段
13 データ収集開始/終了選択手段
14 入出力手段
15 収集側電源

Claims (1)

  1. 流体の通過流量に対応した流量計測データを出力する流量計測手段、前記流量計測データをもとに演算処理し、瞬時流量や流量積算値を求める計測側マイクロコンピュータ、無電源でも記憶内容を保持し、データ転送の中継に用いる計測側不揮発性記憶手段、前記計測側不揮発性記憶手段の動作時にこの計測側不揮発性記憶手段に電源を供給する計測側間欠電源供給手段、前記計測側不揮発性記憶手段に書き込む瞬時流量や流量積算値の流量データを選択する書き込み流量データ選択手段、前記計測側マイクロコンピュータで演算処理した瞬時流量や流量積算値を表示する流量表示手段、および計測側電源とを備えた流量計測部と、前記計測側不揮発性記憶手段に書き込まれた流量データを読み出す収集側マイクロコンピュータ、前記計測側不揮発性記憶手段に電源を供給する収集側間欠電源供給手段、前記収集側マイクロコンピュータで読み出された流量データを保存し、無電源でも記憶内容を保持する収集側不揮発性記憶手段、前記収集側マイクロコンピュータにデータ収集の開始あるいは終了を指令するデータ収集開始/終了選択手段、前記収集側不揮発性記憶手段に蓄えられた流量データを外部へデータ転送する入出力手段、および収集側電源を備えたデータ収集部とからなり、前記計測側マイクロコンピュータが前記計測側不揮発性記憶手段に流量データを書き込む時、及び、前記収集側マイクロコンピュータで前記計測側不揮発性記憶手段に記憶された流量データを読み出す時、前記収集側間欠電源供給手段により、前記収集側電源から前記計測側不揮発性記憶手段に電源を供給するように構成した流量計測装置。
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