JP4552555B2 - トラクタの変速装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トラクタの無段変速駆動に使用される変速装置に関するものである。
特許文献1に示すように、作業車両の無段変速駆動に使用されるトロイダル変速装置が知られている。このトロイダル変速装置は、入出力ディスク間に介設する摩擦ローラによる伝動比に応じて無段変速出力するフルトロイダルバリエータ機構と、その無段変速出力を受けて高低のトルク域の差動出力をする遊星ギヤ機構と、その高低のトルク域の差動出力を伝動切替する切替クラッチとを備えて構成され、摩擦ローラのローラ支持部材の進退位置を調節することにより、変速部の変速比を無段階に調節し、かつ、ローラ支持部材に形成した油路から摩擦ローラの外周に臨んで吐出口を形成して潤滑油を吐出する。この潤滑油は摩擦ローラの外周面からディスク面に転移されることにより、摩擦伝動と潤滑冷却が確保される。
しかし、上記摩擦ローラの外周面に吐出された潤滑油は、ローラの転動経路上の近い方のディスク側に一方的に供給され、他方のディスクへの潤滑が不十分となるという問題があった。
特開2002−106709号公報
解決しようとする問題点は、摩擦ローラと接触する両方のディスクに潤滑油を同等に供給できるトラクタの変速装置を提供することにある。
請求項1に係る発明は、入出力ディスク41,42,43を対向配置して相互の対向面によってフルトロイダルキャビティを形成し、その対向面間に摩擦ローラ44を転動可能にローラ支持部材72を介して支持し、このローラ支持部材72を作動シリンダ44aのシリンダロッド44bにより進退可能に位置調節して無段変速伝動するトラクタの変速装置において、上記ローラ支持部材72には、作動シリンダ側から潤滑油を受けるシリンダロッド44bの導入油路44gと連通し、この導入油路44gから受けた潤滑油を摩擦ローラ44の外周に供給するための吐出口72e,72fを同摩擦ローラ44の1つの直径線位置に対向して開口し
差動部22の遊星ギヤ機構を、走行伝動軸5の後端部にキャリヤ31を取付けてプラネタリギヤ32を軸支し、このプラネタリギヤ32と噛合するサンギヤ32sを伝動部材45の後端に設けて変速出力を伝動し、キャリヤ31の前端は後側の入力ディスク42と連結し、かつ、キャリヤ31の後端を軸支するとともにギヤ31gを形成してPTO軸6と噛合し、またプラネタリギヤ32の後部は大小のギヤ32g,32hにより大小のトルク出力を同軸伝動部材23s、23tにより高低切替部23に伝動し、
しかして、PTO軸6の動力は、変速装置1の前部でエンジン動力を受けるインプットシャフト2から後部に伝動するための伝動軸を変速部21の側方に要することなく、変速部21の走行伝動軸5を介してその後方の遊星ギヤ機構22のキャリヤ31により分岐伝動されることを特徴とする。上記摩擦ローラは、その1つの直径線位置の2つの吐出口から潤滑油が供給される。
請求項2に係る発明は、請求項1の構成において、前記ローラ支持部材72はシリンダロッド44bの支持軸線について左右対称に形成し、その左右両側位置には、それぞれ摩擦ローラ44を覆うようにローラシュラウド73を設け、これら両ローラシュラウド73は、左右を共通の形状に構成し
摩擦ローラ44…の作動シリンダ44a…は、すべてを並列に油圧接続してその伸長側および短縮側の作用油圧をそれぞれ制御する伸長用および短縮用の2つの油圧制御部を介設し、
これら2つの油圧制御部を、ポンプPから潤滑油をそれぞれ受け、入力電流信号に応じて油圧を調節する電磁比例減圧弁53,53と、その出力圧をパイロット圧として作用油圧の調節が可能な可変レデュースバルブ54,54とにより構成することを特徴とする。上記トラクタの変速装置は左右2つのローラシュラウドが共通部品によって構成される。
本発明のトラクタの変速装置は、以下の効果を奏する。
請求項1の構成により、摩擦ローラの1つの直径線位置の2つの吐出口から潤滑油が供給されることから、摩擦ローラと接触する両方のディスクの接触点に同等に供給される。また、PTO軸の動力は、変速装置の前部でエンジン動力を受けるインプットシャフトから後部に伝動するための伝動軸を変速部の側方に要することなく、変速部の走行伝動軸を介してその後方の遊星ギヤ機構のキャリヤにより分岐伝動されるので、変速部の側方に伝動軸を配置する場合と比較して変速部の外径寸法上の条件が緩和される。また、変速部の後方の仕切り壁により、上記伝動軸のシールを要することなくオイル分離が容易となる。
請求項2の構成により、1つの支持部材につき左右2つのローラシュラウドが共通化されることから、押し側と引き側のピストンにすべての部品を共用化することができる。
本発明の実施の形態について、以下に図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るトロイダル変速装置を搭載した農用トラクタの側面図である。この農用トラクタは、左右前輪aと左右後輪bとを備え、機体前部にエンジンcを搭載し、このエンジンcの回転動力を変速装置1に伝達し、この変速装置1で適宜減速された動力を前輪aと後輪bとに伝達するとともに、後部のPTO軸kを介して作業機K1に出力するように構成している。また、オペレータによる操作のために、ステアリングハンドルhの前方に運転状態を表示するモニタm、下方にアクセルペダルp、変速装置1の上部に設けた操縦席qの側方に変速レバー7等が配置され、制御部Cにより油圧制御部を介して自動変速可能に構成される。
上記変速装置1には、トロイダル変速機構による走行伝動系とともに、PTO軸kの伝動系を備える。このトロイダル変速機構は、図2の要部構成側面図に示すように、軸端(図中の右端)側から動力を受ける走行伝動軸5について、フルトロイダルバリエータ機構による変速部21、仕切壁9の後側に続く遊星ギヤ機構による差動部22、Hi・Loの2つのクラッチ23s、23tからなる高低切替部23等を走行伝動軸5の軸線上に構成し、ミッションケース内の仕切壁9によって画成された所定の区画内に配置される。
変速部21は、前後配置の2つの入力ディスク41,42と、その間に配置した出力ディスク43と、互いの対向面を円環凹面状としてフルトロイダルキャビティを形成してこれらの対向面間に例えば120°の等分周間隔で介設した前後3つの摩擦ローラ44…とによって構成する。前側の入力ディスク41は、その内部ピストンによって軸線方向に作用するエンドロードの油圧を受けつつ走行伝動軸5によって一体に回動支持し、出力ディスク43は、後方に延びるスリーブ状の伝動部材45を取付けて走行伝動軸5上に軸支するとともに、同伝動部材45上に後側の入力ディスク42を軸支することにより、摩擦ローラ44…の傾斜状態に応じた無段変速動力を出力ディスク43により出力する。この摩擦ローラ44…は、後述のように専用潤滑油を受けることにより伝動性を確保し、また、その進退位置を制御する油圧系により傾斜角度が調節されて無段変速伝動を行う。
差動部22の遊星ギヤ機構は、図3の伝動系統展開図に示すように、走行伝動軸5の後端部にキャリヤ31を取付けてプラネタリギヤ32を軸支し、このプラネタリギヤ32と噛合するサンギヤ32sを伝動部材45の後端に設けて変速出力を伝動する。キャリヤ31の前端は後側の入力ディスク42と連結し、かつ、キャリヤ31の後端を軸支するとともにギヤ31gを形成してPTO軸6と噛合する。また、プラネタリギヤ32の後部は大小のギヤ32g,32hにより大小のトルク出力を同軸伝動部材23s、23tにより高低切替部23に伝動する。
上記構成のように、PTO軸6の動力は、変速装置1の前部でエンジン動力を受けるインプットシャフト2から後部に伝動するための伝動軸を変速部21の側方に要することなく、変速部21の走行伝動軸5を介してその後方の遊星ギヤ機構22のキャリヤ31により分岐伝動される。したがって、変速部21の側方に伝動軸を配置する場合と比較して変速部21の外径寸法上の条件が緩和される。また、変速部21の後方の仕切り壁9により、上記伝動軸のシールを要することなくオイル分離が容易となる。同様に遊星ギヤ機構21のプラネタリギヤ32についても、外形寸法上の制約が緩和されて自由度の高い設計が可能となる。
また、図4の別例の伝動系統展開図に示すように、キャリヤ31の後端に内歯車31hを設け、この内歯車31hと噛合してPTO軸6を配置した場合も、上記同様の作用効果を奏することができる。
次に、出力ディスクの回転センサ検出部について説明する。出力ディスク43の外周には、図5に示すように、回転センサ検出部材43dを取付ける。回転センサ検出部材43dは、リング部材に等間隔に多数の貫通孔43h…を形成する。また、出力ディスク43の外周には、図6の拡大断面図に示すように、貫通孔43h…と対応する幅の周回溝43tを形成し、この周回溝43tの溝幅に貫通孔43h…を合わせて回転センサ検出部材43dを出力ディスク43の外周に嵌め付けることにより検出感度を上げることができる。さらに、出力ディスク43の両側端43s、43sから張り出すように全周をスエジ加工することにより出力ディスクの外周に確実に固定することができる。
変速装置1の油圧制御系は、図7(a)のシステム系統図に示すように、変速部21については、各摩擦ローラ44…を進退駆動する複動型の作動シリンダ44a…を備え、かつ、それぞれのシリンダロッド44b…に形成した油路を介して専用潤滑油を供給し、入力ディスク41,42と出力ディスク43との間の伝動を確保しつつ潤滑と冷却を行うとともに、各作動シリンダ44aによる摩擦ローラ44…の進退駆動と走行伝動軸5の軸端入力によるエンドロードEとを制御する。これらの潤滑油は所定区画内に限定して変速部専用に循環使用する。
詳細には、摩擦ローラ44…の作動シリンダ44a…は、すべてを並列に油圧接続してその伸長側および短縮側の作用油圧をそれぞれ制御する伸長用および短縮用の2つの油圧制御部を介設する。これら2つの油圧制御部は、ポンプPから潤滑油をそれぞれ受け、入力電流信号に応じて油圧を調節する電磁比例減圧弁53,53と、その出力圧をパイロット圧として作用油圧の調節が可能な可変レデュースバルブ54,54とにより構成する。
また、上記作動シリンダ44a…の伸長側と短縮側との油路間にはシャトル弁55を介設し、このシャトル弁55により夫々の制御圧S1,S2の高い方を変速部21のエンドロードEに直接供給するように構成することにより、摩擦ローラ44…の傾斜動作による速度変更と対応してエンドロードEを制御して各摩擦ローラ44…の転動接触圧を調整する。
上記高低切替部23の制御系は、走行伝動軸5の後段部の2つのクラッチ23a、23bによるHiLo切替クラッチと伝動ギヤ軸23gとによって構成し、その2つのクラッチ23a、23bに対応して2つの電磁比例減圧弁61a,61bを設け、制御信号に応じて夫々の伝動を断接動作する2つの伝動制御手段を構成する。その2つの電磁比例減圧弁61a,61bは、対応するHi・Loの2つのクラッチ23a、23bの切替時に両方が共に伝動接続するラップ期間Tを設けて制御することにより、上記高低のトルク域の差動出力は、2つの切替クラッチによって伝動切替され、その切替えの際のラップ期間Tにおいて2つのクラッチ23a、23bに入力される高低のトルク域の差動出力が共に伝動接続して出力される。
上記構成の高低切替部23の切替弁61a,61bの制御用ハーネスに手動切替スイッチを介設する。その他、手動切替スイッチにつながるハーネスをギボシで構成し、さらに、切替弁61a,61bの油圧回路Aに図7(b)のように、手動切替バルブ66を介設する。
上記手動切替スイッチは、運転台の座席付近に配置することにより、エンジンを止めることなく動力伝達を切ることができる。このように上記手動切替スイッチは非常停止装置として機能するので、エンジンフライホイール部にクラッチを介設せず、通常のトラクタと異なる構成を可能とするものである。また、ギボシは電気操作によることなく停止操作することができ、手動切替バルブ66による場合は機械的な確実な操作が可能となる。
次に、摩擦ローラについて説明する。図8および図9は、それぞれ、摩擦ローラの進退駆動部を含む縦断面図、摩擦ローラの平面図である。作動シリンダ44aからレースジョイント44jを介して進退可能に中空のシリンダロッド44bを取付け、その先端にローラ支持部材72を取付ける。このローラ支持部材72に支持軸71を介して摩擦ローラ44を回動可能に取付けることにより、摩擦ローラ44を進退方向に位置調節可能に構成する。
上記ローラ支持部材72には、潤滑油Lを受けるシリンダロッド44bの中空部による導入油路44gと連通して2つの吐出口72e、72fを摩擦ローラ44の外周面に臨んでシリンダロッド44bの側とその反対側に開口し、両吐出口72e、72fの間を油路72hと支持軸71に臨む外周溝72tとによって連通するとともに、この外周溝72tを支持軸71の全周に形成してニードルベアリング71bをその全周について潤滑する。
上記構成の摩擦ローラ44は、入出力ディスクの対向面によって形成されるフルトロイダルキャビティ内でその進退位置を作動シリンダ44aによって調節することにより、摩擦ローラ44の転動面の傾斜角度に応じた変速比で無段変速伝動を行う。この時、シリンダロッド44bの導入油路44gから受けた潤滑油は、ローラ支持部材72の相互対向位置にある2つの吐出口72e、72fから摩擦ローラ44の1つの直径線の両端位置で摩擦ローラ44の外周面に向けて吐出されることから、それぞれが転動行程上の近い方のディスク接触点に同等に供給される。
また、ローラ支持部材72は、図10の斜視図のように、シリンダロッド44bの軸線について左右対称に形成し、その両側には、図11の斜視図に示す左右共通形状のローラシュラウド73,73をねじ止めにより取付ける。これら2つのローラシュラウド73,73は、入出力ディスクの間で進退動作に支障のない範囲で摩擦ローラ44を覆うことにより、対向するディスクの転動面を集中的に効率よく潤滑することができるほか、左右が共通化されることから、押し側と引き側のピストンにすべての部品を共用化することができる。
次に、前側の入力ディスクについて説明する。図12は前側の入力ディスクの断面図である。前側の入力ディスク41は、エンドロードを受けるシリンダ体81との間に相互に嵌合する複数の歯41d、81dによるドッグクラッチ機構を介して構成する。このドッグクラッチ機構41d、81dにより、適正なコンプライアンスが可能となる。
本発明の適用対象の作業車両の側面図である。 トロイダル変速機構の要部構成縦断面図である。 伝動系統展開図である。 別例の伝動系統展開図である。 出力ディスク43とその回転センサ検出部材の斜視図である。 回転センサ検出部の拡大断面図である。 変速部の油圧制御例を示すシステム系統図である。 摩擦ローラと駆動部の縦断面図である。 摩擦ローラの平面図である。 摩擦ローラのローラ支持部材の斜視図である。 ローラシュラウドの斜視図である。 前側の入力ディスクの断面図である。
1 変速装置
2 インプットシャフト
5 走行伝動軸
6 PTO軸
21 変速部(フルトロイダルバリエータ機構)
22 差動部(遊星ギヤ機構)
41,42 入力ディスク
43 出力ディスク
44a 作動シリンダ
44b シリンダロッド
44 摩擦ローラ
44g 導入油路
71 支持軸
72 ローラ支持部材
72e、72f 吐出口
72h 油路
72t 外周溝
73 ローラシュラウド

Claims (2)

  1. 入出力ディスク(41,42,43)を対向配置して相互の対向面によってフルトロイダルキャビティを形成し、その対向面間に摩擦ローラ(44)を転動可能にローラ支持部材(72)を介して支持し、このローラ支持部材(72)を作動シリンダ(44a)のシリンダロッド(44b)により進退可能に位置調節して無段変速伝動するトラクタの変速装置において、
    上記ローラ支持部材(72)には、作動シリンダ側から潤滑油を受けるシリンダロッド(44b)の導入油路(44g)と連通し、この導入油路(44g)から受けた潤滑油を摩擦ローラ(44)の外周に供給するための吐出口(72e,72f)を同摩擦ローラ(44)の1つの直径線位置に対向して開口し
    差動部(22)の遊星ギヤ機構を、走行伝動軸(5)の後端部にキャリヤ(31)を取付けてプラネタリギヤ(32)を軸支し、このプラネタリギヤ(32)と噛合するサンギヤ(32s)を伝動部材(45)の後端に設けて変速出力を伝動し、キャリヤ(31)の前端は後側の入力ディスク(42)と連結し、かつ、キャリヤ(31)の後端を軸支するとともにギヤ(31g)を形成してPTO軸(6)と噛合し、またプラネタリギヤ(32)の後部は大小のギヤ(32g,32h)により大小のトルク出力を同軸伝動部材(23s、23t)により高低切替部(23)に伝動し、
    しかして、PTO軸(6)の動力は、変速装置(1)の前部でエンジン動力を受けるインプットシャフト(2)から後部に伝動するための伝動軸を変速部(21)の側方に要することなく、変速部(21)の走行伝動軸(5)を介してその後方の遊星ギヤ機構(22)のキャリヤ(31)により分岐伝動されることを特徴とするトラクタの変速装置
  2. 前記ローラ支持部材(72)はシリンダロッド(44b)の支持軸線について左右対称に形成し、その左右両側位置には、それぞれ摩擦ローラ(44)を覆うようにローラシュラウド(73)を設け、これら両ローラシュラウド(73)は、左右を共通の形状に構成し
    摩擦ローラ(44…)の作動シリンダ(44a…)は、すべてを並列に油圧接続してその伸長側および短縮側の作用油圧をそれぞれ制御する伸長用および短縮用の2つの油圧制御部を介設し、
    これら2つの油圧制御部を、ポンプ(P)から潤滑油をそれぞれ受け、入力電流信号に応じて油圧を調節する電磁比例減圧弁(53,53)と、その出力圧をパイロット圧として作用油圧の調節が可能な可変レデュースバルブ(54,54)とにより構成することを特徴とする請求項1記載のトラクタの変速装置
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