JP4551829B2 - マンホール筒状体 - Google Patents

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Description

本発明は、上下水道、電力通信用等の地下構造物として地下に埋設されるマンホール筒状体に関する。
従来より、図5に示すように、地下に埋設された下水道管路103等の保守点検を行うために作業者がマンホール101内へ入る場合や、保守点検用の機材をマンホール内へ搬入する場合には、これらの作業は、マンホール筒状体の上部のマンホール開口部およびその上に設置された図示しないマンホール鉄蓋の開口部(以下、総称して「マンホール開口部102」という。)を介して行われている。
例えば、下水道管路103等の調査・診断を行う場合には、作業者はマンホール開口部102からマンホール101内に入るとともに、管路内調査用カメラ等の機材をマンホール開口部102から搬入している。また、下水道管路103内の洗浄を行う場合には、洗管ホース等の洗浄用具をマンホール開口部102から搬入している。
なお、マンホール101の設置環境により下水道管路103内に有毒ガス等が充満している危険性がある場合には、作業者は、酸素ボンベを背中に担いでマンホール開口部102からマンホール101内に入り酸素ボンベを利用しながら保守点検作業を行うか、または、作業開始前にマンホール開口部102からマンホール101内に換気用ダクトを挿入してマンホール101内を換気しながら保守点検作業を行っている。
このようにマンホール開口部102は、作業者の出入りや、各種保守点検用機材の搬入・搬出に利用されている(例えば特許文献1参照。)。
特公平6−63595号公報
しかしながら従来のマンホールでは、その内部においては有効内径約900mmの広さとなっているものの、マンホール開口部については、その有効内径を約600mmとしたものが一般的であり、管路内調査用カメラや洗管ホース、換気ダクト等の機材を搬入・搬出する場合や、洗管ホース、換気ダクト等の機材を地上からマンホール内に挿入した状態でマンホール内を作業者が昇降する場合に、作業者が昇降するのに十分なスペースを確保できずに不安定な体勢で昇降することになるため、作業者がマンホール内に転落する虞があり、非常に危険であるという問題があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、作業者が下水道管路等の地下構造物の保守点検作業を安全かつ容易に行うことができるマンホール筒状体を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のマンホール筒状体は、複数の筒状体単体を複数段に積み重ねて地下に埋設されるマンホール筒状体において、前記マンホール筒状体の最上段の筒状体には、作業者出入用の第1孔部と、機材搬出入用の第2孔部とが設けられ、前記第1孔部と前記第2孔部は、最上段の筒状体内の空間部で連通した構成とする。
このような構成とすることによって、作業者がマンホール内を昇降するのに十分なスペースを確保することができるために、作業者が安全かつ容易にマンホール内を昇降することが可能となる。
また、上記の目的を達成するために、本発明のマンホール筒状体は、複数の筒状体単体を複数段に積み重ねて地下に埋設されるマンホール筒状体において、前記マンホール筒状体の最上段の筒状体に作業者出入用の第1孔部が設けられ、前記最上段の筒状体以外の何れかの筒状体の側面から上方に延出させて機材搬出入用の第2孔部が設けられ、前記第1孔部と前記第2孔部は、筒状体内の空間部で連通した構成とする。
このような構成とすることによって、マンホール内への保守点検用の機材搬出入を最上段の筒状体以外の何れかの筒状体の側面から行うことにより作業者がマンホール内を昇降するのに十分なスペースを確保することができ、作業者が安全かつ容易にマンホール内を昇降することが可能となる。
以上説明したように、請求項1記載のマンホール筒状体によれば、作業者の出入りに使用する第1孔部と、保守点検用機材の搬出入に使用する第2孔部とを設け、両孔を使い分けることにより、作業者が安全かつ容易にマンホール内を昇降することが可能となる。
また、請求項2記載のマンホール筒状体によれば、第2孔部を最上段の筒状体以外の何れかの筒状体の側面から上方に延出させて設けることにより、作業者は最上段の筒状体上端の第1孔部を作業者出入用として使用することができ、作業者が安全かつ容易にマンホール内を昇降することが可能となる。
また、前記第1孔部の有効内径は600〜900mmとする。これにより、作業者が酸素ボンベを背負ってマンホール筒状体内を昇降する場合でも、酸素ボンベがマンホール筒状体の内面に接触することなく安全に昇降することが可能となる。
また、前記第2孔部の有効内径は300〜600mmとする。これにより、管路内調査用カメラ、洗管ホースまたは換気用ダクト等の機材を搬出入するのに必要とされるスペースを確保することができる。
以下、本発明の実施例を図面を参酌しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1は、本発明に係るマンホール筒状体の一例を示す説明図、図2は、図1における最上段の筒状体の平面説明図、図3は、図1における最上段の筒状体の断面説明図である。
図1に示すとおり本発明に係るマンホール筒状体2は、地下に埋設される下水道管路1等に最下段の筒状体3Aが連通されており、その最下段の筒状体3Aの上に中段の筒状体3Bが2個接続され、さらにその上に最上段の筒状体3が接続される。
この最上段の筒状体3の上端には、作業者の出入りに使用する第1孔部4と、保守点検用機材の搬出入に使用する第2孔部5とが形成される。
ここで、一般的なマンホールの場合、その上端の標準的な有効内径は約600mmとなっているが、維持管理作業を行う立場から考えると、出入口として非常に狭く、特に換気のためのダクトを一緒に通すと作業員の出入りが困難となる。このことから本実施例では作業者が酸素ボンベを装着した状態でのマンホールの出入りを考慮して第1孔部4の有効内径を750mmとした。
また、第2孔部5は、最上段の筒状体3の外周に形成され、最上段の筒状体3内と連通状に分岐させて張り出した構造とし、保守点検用機材の搬出入を考慮して開口部の有効内径を300mmとした。
最上段の筒状体3の上面にはインサートナット6を取り付け、マンホール鉄蓋(図示せず。)とボルト緊結可能な構造とした。さらに、第1孔部4側のマンホール筒状体2内壁面には、昇降用のステップ7を設けている。
なお、最上段の筒状体3の上にマンホール鉄蓋を設置する際には、最上段の筒状体3の上面とマンホール鉄蓋3の下面との間の基礎調整部に無収縮モルタル施工を実施する。
次に、本実施例のマンホール筒状体の使用形態について説明する。
図4に示すように、地下に埋設された下水道管路1等の保守点検を行う場合には、管路内調査用カメラ等の機材を最上段の筒状体3の第2孔部5からマンホール筒状体2を介して下水道管路1内へ搬入すると共に、作業者Bは第1孔部4からマンホール筒状体2内へ入る。
さらに、下水道管路1内の洗浄を行う場合には、洗管ホース等の洗浄用具Aを、または下水道管路1内に有毒ガス等が充満している危険性がある場合には、換気用ダクト等の機材Aを第2孔部5から挿入して下水道管路1内の洗浄、あるいは換気を行う。
なお、本実施例では、最上段の筒状体の上端に、作業者の出入りに使用する第1孔部と、保守点検用機材の搬出入に使用する第2孔部とを形成したが、第2孔部は、最上段の筒状体の側面または最上段の筒状体以外の何れかの筒状体の側面から上方に延出させて機材搬出入用の第2孔部を設けてもよい。
以上のように本発明のマンホール筒状体は、管路内調査用カメラ、洗管ホースまたは換気用ダクト等の機材Aを最上段の筒状体3の第2孔部5から搬入することにより作業者Bは第1孔部4を出入りのみに使用することができるために、作業者Bがマンホール筒状体2内を昇降するのに十分なスペースを確保することができ、作業者Bが安全かつ容易にマンホール筒状体2内を昇降することができる。
また、最上段の筒状体3の第1孔部4の有効内径を600〜900mmとすることにより、例えば作業者Bが酸素ボンベ(図示せず。)を担いでマンホール筒状体2内に入り保守点検作業を行う場合でも、酸素ボンベが第1孔部4の開口縁に接触することなく安全に昇降すことができる。
なお、作業者Bがマンホール筒状体2内から地上に出る際に、地上面の第1孔部4の開口縁上方の地上面を跨ぐように両腕を広げて転落を防止する体勢をとることが可能となり、安全にマンホール筒状体2から出ることができる。
また、有毒ガスの発生等によりマンホール筒状体2内で作業者Bが負傷し自力で脱出できない場合には、救助員(図示せず。)が作業者Bを担いだ状態でマンホール筒状体2の第1孔部4から出ることができる。
また、最上段の筒状体3の第2孔部5の有効内径を300mm〜600mmとすることにより管路内調査用カメラ、洗管ホースまたは換気用ダクト等を搬出入するのに十分なスペースを確保することができる。
本発明に係るマンホール筒状体の一実施例を示す説明図である。 図1における最上段の筒状体の平面説明図である。 図1における最上段の筒状体の断面説明図である。 本発明に係るマンホール筒状体の使用例を示す説明図である。 従来のマンホールの一例を示す説明図である。
符号の説明
1 下水道管路
2 マンホール筒状体
3、3A、3B 筒状体
4 第1孔部
5 第2孔部
6 インサートナット
7 ステップ

Claims (2)

  1. 複数の筒状体単体を複数段に積み重ねて地下に埋設されるマンホール筒状体において、
    前記マンホール筒状体の最上段の筒状体には、作業者出入用の第1孔部と、機材搬出入用の第2孔部とが設けられ、
    前記第1孔部と前記第2孔部は、最上段の筒状体内の空間部で連通している
    ことを特徴とするマンホール筒状体。
  2. 複数の筒状体単体を複数段に積み重ねて地下に埋設されるマンホール筒状体において、
    前記マンホール筒状体の最上段の筒状体に作業者出入用の第1孔部が設けられ
    前記最上段の筒状体以外の何れかの筒状体の側面から上方に延出させて機材搬出入用の第2孔部が設けられ、
    前記第1孔部と前記第2孔部は、筒状体内の空間部で連通している
    ことを特徴とするマンホール筒状体。
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