JP4551682B2 - 口栓付きパウチの殺菌方法及び殺菌装置 - Google Patents

口栓付きパウチの殺菌方法及び殺菌装置 Download PDF

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Description

本発明は、内容物が充填された口栓付きパウチの殺菌方法及びその方法に適した口栓付きパウチの殺菌装置に関する。
流動食品が充填された細長い口部を有するパウチをバケットで逆さに支持し、その口部近辺のみを熱水に浸漬させる殺菌装置が知られている(特許文献1参照。)。その他、本発明に関連する先行技術文献として特許文献2が存在する。
特開平10−1118号公報 特開2002−193219号公報
従来の装置では、加熱殺菌後の冷却時に内容物が細長い口部(注出口)に入り込んだままゲル状に固まる可能性がある。注出口が透明性を有している場合、注出口内に残留した内容物の色が注出口を通して見えるため、製品の外観上好ましくないことがある。
そこで、本発明は、注出口部分での内容物のゲル化を防止することが可能な口栓付きパウチの殺菌方法及び殺菌装置を提供することを目的とする。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
本発明の口栓付きパウチの殺菌方法は、内容物が充填された口栓付きパウチ(30)を移送手段(8)に支軸(17)を中心として回転可能に取り付けられて所定の搬送経路に沿って搬送される支持手段(10)に支持させ、まず前記支持手段に支持されているパウチが前記口栓(33)を下に向けた状態になるようにして前記支持手段を搬送しつつ前記支持手段に支持されているパウチを加熱し、次に前記支持手段に設けた操作部(15)を前記搬送経路中に設けた反転手段(18)で操作して前記支持手段に支持されているパウチの前記口栓が上を向くように前記支持手段を反転させ、その後前記支持手段に支持されているパウチが前記口栓を上に向けた状態になるようにして前記支持手段を搬送しつつ前記支持手段に支持されているパウチを冷却することにより、上述した課題を解決する。
本発明の殺菌方法によれば、冷却時にパウチを口栓が上を向くように反転させるので、パウチ内の空気によって注出口内の内容物がパウチの袋部へ押し出される。そのため、注出口部分で内容物がゲル状に固まることがない。また、口栓を下に向けた状態で加熱するので、加熱された内容物と注出口の内部とを接触させて加熱殺菌効果を生じさせることもできる。
本発明の第一の口栓付きパウチの殺菌装置は、内容物が充填された口栓付きパウチ(30)を加熱殺菌する殺菌装置(1)において、所定の搬送経路に沿って走行可能な移送手段(8)と、前記移送手段に支軸(17)を中心として回転可能に取り付けられ、前記支軸の軸線方向から見たときに前記パウチの本体(31)と前記口栓(33)とが前記軸線方向と直交する方向に並ぶように前記パウチを支持可能な支持手段(10)と、前記所定の搬送経路に配置されて前記パウチを加熱する加熱部(3)と、前記所定の搬送経路に配置されて加熱後の前記パウチを冷却する冷却部(4)と、前記加熱部と前記冷却部とで前記支持手段を前記支軸回りに反転させる反転手段(18)と、を備えたことにより、上述した課題を解決する。
本発明の第一の口栓付きパウチの殺菌装置によれば、殺菌部と冷却部とで支持手段が支軸回りに反転するので、加熱部と冷却部とで口栓がそれぞれ異なる方向を向くようにパウチの姿勢を変化させることができる。そのため、上述した殺菌方法のように加熱部では口栓を下にさせた姿勢に、一方冷却部では口栓を上にさせた姿勢にパウチの姿勢を変化させることができる。
本発明の第一の口栓付きパウチの殺菌装置において、前記反転手段(18)は、搬送距離の短い側において前記支持手段を前記支持手段が重力の作用でとる姿勢に対して反転させてもよい。この場合、反転手段によって支持手段を反転させるべき距離が短くなる。例えば、反転手段が支持手段と接触して支持手段を反転させるものの場合、反転手段と支持手段とを接触させる距離が短くなるので、搬送抵抗を低減させることができる。複数の支持手段を同時に反転させる場合、その搬送抵抗の低減効果は大きくなる。
本発明の第一の口栓付きパウチの殺菌装置は、前記搬送距離の短い側が前記加熱部(3)であってもよい。口栓付きパウチには口栓とは反対側の袋部に内容物が充填されるので、内容物が充填された口栓付きパウチの重心は袋部側に存在する。上述した殺菌方法のように加熱部において口栓を下に向けた状態にパウチを維持する場合、搬送距離の短い側が加熱部であることにより、パウチの重心を上側に移動させる搬送距離を短くすることができる。
本発明の第二の口栓付きパウチの殺菌装置は、内容物が充填された口栓付きパウチ(30)を所定の搬送経路に配置された加熱部(3)で加熱殺菌した後、冷却部(4)で冷却する殺菌装置(1)において、前記所定の搬送経路に沿って走行可能に設けられ互いに平行な一対のバケット搬送チェーン(8)と、前記一対のバケット搬送チェーン間に配置されて各バケット搬送チェーンに支軸(17)を介して回転可能に取り付けられ、前記支軸の軸線方向から見たときに前記パウチの本体(31)と前記口栓(33)とが前記軸線方向と直交する方向に並ぶように前記パウチを内部に複数支持可能なバケット(10)と、前記加熱部と前記冷却部とで前記バケットを前記支軸回りに反転させる反転手段(18)と、を備えたことにより、上述した課題を解決する。
本発明の第二の殺菌装置によれば、支軸を中心に回転可能なバケットに複数のパウチを支持させることができるので、複数のパウチを同時に反転させて処理することができる。そのため、装置の処理効率を向上させることができる。
以上に説明したように本発明によれば、口栓を上に向けた状態に維持しつつパウチを冷却するので、冷却時に内容物が注出口で固まることを防止できる。そのため、外観上好ましい製品にすることができる。また、加熱殺菌時には、口栓が下を向いた状態にパウチを維持するので、加熱された内容物と注出口の内部とを接触させて加熱殺菌効果を生じさせることができる。
図1に、本発明の口栓付きパウチの殺菌装置の一例を示す。図1の殺菌装置1は、内容物が充填されたパウチ30を殺菌、冷却するためのものであり、容器投入部2と、加熱部としての殺菌槽3と、冷却部として冷却槽4と、アキュームレーター5と、容器排出部6と、容器投入部2から容器排出部6までパウチ30を搬送する搬送装置7とを備えている。図2にパウチの側面図を示す。パウチ30は、パウチ本体(袋部)31と、パウチ本体31に装着された注出口32と、注出口32を閉じるキャップ33とを有している。
搬送装置7は、図1に示したように容器投入部2から容器排出部6に至る所定の搬送経路に沿って掛け回された移送手段としてのバケット搬送チェーン8と、バケット搬送チェーン8が巻き掛けられる多数のスプロケット9と、一部のスプロケット9を駆動するチェーン駆動モータ(不図示)とを備えている。バケット搬送チェーン8には、パウチ30を搬送するための支持手段としてのバケット10が複数取り付けられている。
図3にバケット10の拡大図を示す。図3(a)はバケット10の斜視図を、図3(b)はバケット10を図3(a)の下側から見た場合の図を、それぞれ示している。バケット10は、複数のパウチ30が収容可能なように箱状に形成され、一部に取出し口11aが設けられた本体11と、本体11内に設けられた仕切り12と、取出し口11aを閉じるための蓋13と、取出し口11aを閉鎖する方向へ蓋13を付勢し、蓋13の開くのを阻止する状態維持手段としてのバネ14(図4を参照)と、バケット10の上下を反転させるための操作部15と、バケット10の側方に取り付けられ、バケット10内へ水を導くための水受け16、16とを備えている。図3に示したように、本体11の底部11bと、一部の側壁11cとは孔開きプレートで形成されている。なお、パウチ30は、キャップ33が底部11b側に収容されるようにバケット10に投入される。バケット10はその両端の支軸17、17がバケット搬送チェーン8に回転自在に取り付けられることにより、支軸17の回りに回転可能な状態でバケット搬送チェーン8に支持されている。支軸17の位置は、バケット10に収容されたパウチ30のキャップ33が上向きになる状態でバケット10が静止するように、即ち取出し口11aが設けられている側にバケット10の重心が存在するように定められる。なお、以降、取出し口11aが設けられている側が上を向いているバケット10をバケット10が倒立した状態(図4(a)の状態)、底部11bが上を向いている状態のバケット10をバケット10が正立した状態(図4(c)の状態)であると記述する。
殺菌装置1の容器投入部2から殺菌槽3の搬送経路(図1のA〜Bの区間)には、操作部15と接触してバケット10を倒立させるバケット反転部18が設けられている。図4にバケット反転部18の一部を示す。図4に示したようにバケット反転部18は、操作部15と接触してバケット10を図4の左方向へ約90°回転(図4(c)から図4(b)の状態に回転)させる第一のガイド19aと、第一のガイド19aによって取出し口と底部とが水平になったバケット10を倒立させる第二のガイド19bとを備えている。第二のガイド19bは、殺菌時にバケット10が倒立した状態を維持するように、容器投入部2から殺菌槽3の出口付近(図1のB)まで設けられている。このようにバケット10を反転させることで、バケット反転部18は反転手段として機能する。
また、容器投入部2には、バケット10の蓋13を開閉するための蓋開閉部20が設けられている。図5に蓋開閉部20の拡大図を示す。蓋開閉部20は、蓋13に設けられた突起部13aと接触して蓋13を開くための第一のカバーガイド21aと、蓋13に設けられた突起部13bと接触して蓋13を閉じるための第二のカバーガイド21b及び第三のカバーガイド21cとを備えている。また、容器排出部6にも、殺菌後のパウチをバケット10から排出させるために蓋開閉部22が設けられている。蓋開閉部22ではバケット10が正立した状態で移送されるので、各カバーガイドはバケット搬送チェーン8を挟んで容器投入部2の蓋開閉部20とは上下反対に設けられている。このように蓋13を開閉させることで、蓋開閉部20、22は開閉機構として機能する。
次に殺菌装置1の動作を説明する。
まず、バケット10は、図4に示したように容器供給部2に設けられたバケット反転部18おいて操作部15が第一のガイド19a及び第二のガイド19bと接触し、正立した状態から倒立した状態に反転させられる。なお、バケット10は図4の右から左へ搬送されるので、バケット10の姿勢は図4(c)、図4(b)、図4(a)の順に変化する。反転させられたバケット10は、図5に示したように突起部13aが第一のカバーガイド21aと接触し、蓋13が開けられる。次に、蓋13が開けられたバケット10へ供給装置23によって複数のパウチ30が投入される。パウチ30投入後、突起部13bが第二のカバーガイド21b及び第三のカバーガイド21cと接触し、蓋13が閉じられる。なお、図5におけるバケット10の搬送方向も図5の右から左であるため、バケット10は図5(c)、図5(b)、図5(a)の順に蓋13が開閉される。図5(b)に示したように容器投入部2においてパウチ30は、キャップ33が底部11b側に収容されるようにバケット10に投入されるともに、パウチ本体31の接合部31aが蓋13と接触するようにバケット10に収容される。そのため、蓋13が閉じられることで、接合部31aが一定の方向に折り曲げられ、パウチ30は図2(b)に示したような形状に整えられる。また、本体11側にパウチ本体31が収容されるので、孔開きプレートのスリット後がパウチ本体31に残ることがない。
バケット10は、第二のガイド19bによって倒立した状態を維持したまま殺菌槽3を移送される。そのため、パウチ30は、キャップ33を下に向けた状態で加熱殺菌される。殺菌槽3の出口付近(図1のB)まで移送されたバケット10は、操作部15と第二のガイド19bとの接触が解除されるので、支軸17回りにモーメントが生じて正立した状態になる。その後、バケット10は冷却槽4へ移送される。冷却槽4では冷却水を滴下してパウチを冷却する。冷却水は、水受け16、16によって受けられた後、孔開きプレートで形成されたバケット10の底部11bからバケット10の内部へ導かれ、パウチ30を冷却する。このように、パウチ30はキャップ33を上に向けた状態で冷却される。
次にバケット10は、アキュームレーター5を介して、容器排出部6へ移送される。容器排出部6では、搬出コンベア24の上でバケット10の蓋13が蓋開閉部22によって開けられる。バケット10は正立した状態で移送されているため蓋13が開くことによってバケット10から搬出コンベア24へパウチ30が移される。パウチ30は、搬出コンベア24によって殺菌装置1から搬出される。なお、パウチ30排出後のバケット10は、容器排出部6から容器投入部2へ戻される。
以上の殺菌装置1によれば、キャップ33を下に向けた状態でパウチ30が殺菌槽3内を移送されるので、加熱された内容物と注出口の内側とを接触させて加熱殺菌効果を生じさせることができる。また、冷却槽4では、キャップ33を上に向けた状態でパウチ30が移送されるので、パウチ30内の空気によって注出口32内の内容物を本体31へ押し出すことができるので、注出口32から内容物を排除することができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されることなく種々の形態にて実施してよい。例えば、殺菌時におけるパウチ30のキャップ33の向いている方向は鉛直下方に限定されない。加熱された内容物が注出口32の内部と接触するようにパウチ本体31よりもキャップ33が下方を向いていればよい。また、冷却時におけるパウチ30のキャップ33の向いている方向も鉛直上方に限定されない。内容物が注出口32からパウチ本体31へ戻されるようにパウチ本体31よりもキャップ33が上方を向いていればよい。
バケット反転部18が設けられる位置は、容器投入部2から殺菌槽3の搬送区間に限定されない。パウチ30をキャップ33を上にして搬送する区間(バケット10を正立させた状態で移送する区間)と、パウチ30をキャップ33を下にして搬送する区間(バケット10を倒立させた状態で移送する区間)とで、搬送する距離の短い方においてバケット10が重力によって静止する姿勢に対してバケット10が反転するようにバケット反転部18が設けられていてもよい。このように搬送距離の短い方にバケット反転部18を設けることで、操作部15と第二のガイド19bとの接触距離を短くして搬送抵抗を低減させることができる。例えば、殺菌装置1内においてパウチ30をキャップ33を下にして搬送する距離が長い場合は、バケット10が倒立した状態で静止するように支軸17の位置を定め、収容したパウチ30のキャップ33が上を向くようにバケット10を正立させた状態で移送すべき搬送区間にバケット反転部18が設けられる。
バケット10の蓋13を閉状態に維持する手段及びこの手段の取り付け位置は、蓋13と本体11とのヒンジ部にバネ14を設ける方法に限定されない。例えば図6(a)に示したように、蓋13とバケット10の壁面とをバネ40でつないで蓋13を閉方向へ付勢してもよい。また、図7(b)に示したようにバケット10内面に板バネ41を設け、この板バネ41によって蓋13を閉方向へ付勢してもよい。なお、板バネ41は、バケット10の外面に設けられていてもよい。また、バネなどの付勢手段を設けず、図7に示したように蓋13の端部13cと本体11の端部11dとを嵌め合わせて蓋13の状態を維持してもよい。
取出し口11aは、図8に示したようにパウチ30のキャップ33が収容される側(図3のバケット10の底部11b側)に設けられていてもよい。このように取出し口11aが設けられた場合は、蓋開閉部20の第一のカバーガイド21aと第三のカバーガイド21cとがそれぞれ図8(b)、(a)に示したように設けられる。また、突起部13a、13bは、図8(c)に示したように設けられる。蓋13は、図8(b)に示したように突起部13aが第一のカバーガイド21aと接触することで開けられ、図8(a)に示したように突起部13bが第三のカバーガイド21cと接触することで閉じられる。なお、図8におけるバケット10の搬送方向も図8の右から左であるため、バケット10は図8(c)、図8(b)、図8(a)の順で蓋13が開閉される。このように取出し口11aを設けることにより、バケット10を倒立させる距離を短くして搬送抵抗を低減させることができる。パウチ30は、蓋13が閉じた際にキャップ33と蓋13とが接触するようにバケット10に収容されてもよい。このようにパウチ30をバケット10に収容することで、蓋13を閉じて接合部31aをバケット10に押し付けることができるので、パウチ30を図2(b)に示したような形状に整えることができる。
容器投入部2の供給装置としては、殺菌装置1へパウチ30が搬送されてくる状態に応じて種々の装置を設けることができる。例えば、殺菌装置1へパウチが一列で搬送されてくる場合、図9(a)に上面図を示したようにサーボループ50で図9(a)の下方から搬送されてきたパウチ30を一列から多列(バケット10の受け取り数)に並び替えてバケット10へ投入してもよいし、図9(b)に側面図を示したように起立バケット51でパウチを一列から多列(バケット10の受け取り数)に並び替えてバケット10へ投入してもよい。また、殺菌装置1へパウチが多列でコンベア搬送されてくる場合は、図9(c)に示したように例えばチャネライザー52、52等の振分け機でバケット10の受け取り数に振り分けてバケット10へ投入してもよい。バケット10へパウチ30を投入する際は、例えば図10(a)に示したようにサーボコンベア61でパウチ30を押し出して投入してもよいし、図10(b)に示したようにシリンダ62でシャッター63を開けて投入してもよい。また、図10(c)に示したように投入前のパウチ30に対して、シリンダ64、65に取り付けられたピストン66、シャッター67等の整形手段によって図2(b)に示したような状態にパウチ30の形状を整えてもよい。
本発明におけるパウチ30の支持手段はバケットに限定されず台車、吊りかご等複数のパウチ30を支持できる手段が適用できる。また、これら支持手段を移送する移送手段も、バケット搬送チェーン8及びスプロケット9に限定されるものではなく、ベルト、台車等所定の搬送経路を走行可能な各種の手段を適用することができる。
本発明の殺菌装置の一例を示す図。 口栓付きパウチの側面図。 図1の殺菌装置に取り付けられるバケットの一例を示す図。 バケット反転部の一部を拡大して示す図。 蓋開閉部を拡大して示す図。 バケットの変形例を示す図。 バケットの他の変形例を示す図。 バケットのさらに他の変形例及び蓋開閉部の他の実施例を示す図。 容器投入部に設けられる供給装置の一例を示す図。 供給装置の他の例を示す図。
符号の説明
1 殺菌装置
3 殺菌槽(加熱部)
4 冷却槽(冷却部)
8 バケット搬送チェーン(移送手段)
10 バケット(支持手段)
11a 取出し口
13 蓋
14 ばね(状態維持手段)
16 水受け
17 支軸
18 バケット反転部(反転手段)
20 蓋開閉部
22 蓋開閉部
30 パウチ
31 パウチ本体
33 キャップ(口栓)

Claims (5)

  1. 内容物が充填された口栓付きパウチを移送手段に支軸を中心として回転可能に取り付けられて所定の搬送経路に沿って搬送される支持手段に支持させ、まず前記支持手段に支持されているパウチが前記口栓を下に向けた状態になるようにして前記支持手段を搬送しつつ前記支持手段に支持されているパウチを加熱し、次に前記支持手段に設けた操作部を前記搬送経路中に設けた反転手段で操作して前記支持手段に支持されているパウチの前記口栓が上を向くように前記支持手段を反転させ、その後前記支持手段に支持されているパウチが前記口栓を上に向けた状態になるようにして前記支持手段を搬送しつつ前記支持手段に支持されているパウチを冷却することを特徴とする口栓付きパウチの殺菌方法。
  2. 内容物が充填された口栓付きパウチを加熱殺菌する殺菌装置において、所定の搬送経路に沿って走行可能な移送手段と、前記移送手段に支軸を中心として回転可能に取り付けられ、前記支軸の軸線方向から見たときに前記パウチの本体と前記口栓とが前記軸線方向と直交する方向に並ぶように前記パウチを支持可能な支持手段と、前記所定の搬送経路に配置されて前記パウチを加熱する加熱部と、前記所定の搬送経路に配置されて加熱後の前記パウチを冷却する冷却部と、前記加熱部と前記冷却部とで前記支持手段を前記支軸回りに反転させる反転手段と、を備えたことを特徴とする口栓付きパウチの殺菌装置。
  3. 前記反転手段は、搬送距離の短い側において前記支持手段を前記支持手段が重力の作用でとる姿勢に対して反転させることを特徴とする請求項2に記載の口栓付きパウチの殺菌装置。
  4. 前記搬送距離の短い側が前記加熱部であることを特徴とする請求項3に記載の口栓付きパウチの殺菌装置。
  5. 内容物が充填された口栓付きパウチを所定の搬送経路に配置された加熱部で加熱殺菌した後、冷却部で冷却する殺菌装置において、前記所定の搬送経路に沿って走行可能に設けられ互いに平行な一対のバケット搬送チェーンと、前記一対のバケット搬送チェーン間に配置されて各バケット搬送チェーンに支軸を介して回転可能に取り付けられ、前記支軸の軸線方向から見たときに前記パウチの本体と前記口栓とが前記軸線方向と直交する方向に並ぶように前記パウチを内部に複数支持可能なバケットと、前記加熱部と前記冷却部とで前記バケットを前記支軸回りに反転させる反転手段と、を備えたことを特徴とする口栓付きパウチの殺菌装置。
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