JP4551621B2 - X線ct装置の熱放出システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、装置内部で発生する熱を効果的に外部に放出するための構成を備えるX線CT装置及びX線CT装置の熱放出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年における医療用診断装置の進歩は目覚ましいものがある。特に、X線を利用して被検体の断層撮影を行うX線CT装置の分野においては、その使用方法を多岐にわたらせたり、撮影時間の短縮化を図ったりと、様々な方面での努力が日々費やされている。
【0003】
このような技術革新が進行するなか、装置内部で副次的に発生してしまう熱を如何にして外部に放出するか、という課題が常に考慮されてきた。しかし、装置の性能や機能を向上させようとすればするほど放出すべき熱量は増加の一途を辿ってしまうのが実状であるため、この課題が重くのしかかってくる。
【0004】
X線CT装置内部で発生する熱として代表的なものに回生抵抗に起因するものがある。回生抵抗は、回転しながら被検体の断層撮影を行う回転体を駆動するためのモータ(ダイレクトドライブモータやローテーションサーボモータ等)の回転を減速する時に発生する逆起電力のエネルギーを熱エネルギーに変換するために設けられる抵抗部材である。従って、モータの加減速を頻繁に行う場合、例えば、多人数を連続して撮影する場合や、サービスエンジニアがメンテナンス等を行う場合などには、回生抵抗はかなりの温度(70度程度)に到達してしまうこともある。このような状況に対応するための構成としては、単に回生抵抗の個数を増やしたものの外にも、例えば次のようなものが公知となっている。
【0005】
一部のX線CT装置の架台は、正面から見ると方形の外観を形成している。このようなX線CT装置では、架台上部に回生抵抗を設けて熱が装置外部に放出され易いよう配置しつつ、回生抵抗を架台内の板金に接触させ、その板金から熱を逃すような構成が採用されていることが多い。
【0006】
一方、最近では、装置の機械的イメージを払拭するため、架台上部を円形状に形成して柔らかなイメージを持たせることで被検者が受ける不快感を軽減させようとの配慮がなされたX線CT装置が普及してきている。このようなX線CT装置では、上部に回生抵抗を配置するだけの十分なスペースを確保することが困難であるため、装置側部に回生抵抗が設けられていることが多い。
【0007】
上記のようなX線CT装置においては、回生抵抗が生成した熱を外部に案内するためのファン等を付加的構成としているものも公知となっている。例えば、下記の特許文献1には、撮影口上部に吸込み口を、装置上部に冷却用ファンをそれぞれ設けて、装置内部に空気流を発生させることで熱放出を行うX線CT装置が開示されている。
【0008】
また、下記の特許文献2には、支持部材に複数の羽根部材を配し、この羽根部材を架台回転部とともに回転させて送風を行うことにより装置内部の放熱を行うよう構成されたX線CT装置(X線コンピュータ断層撮影装置)が記載されている。これも、特許文献1に記載された構成と同様に、装置内の通風を良好に保つことにより熱を放出しようとするものである。
【0009】
更に、下記の特許文献3には、ガントリ装置(X線CT装置)の内部に設けられた回生抵抗装置と、この回生抵抗装置が発生する熱を被検体を載置する搬送装置の天板に伝える送風ファンとを備えたX線CTスキャンシステムが開示されている。このX線CTスキャンシステムによれば、天板を暖めることにより被検体に対する暖房作用を奏することができる。これもやはり、空気流を利用して回生抵抗を冷却する方法を取っている
【0010】
【特許文献1】
特開平9−276262号公報(段落〔0018〕−〔0019〕、
第1図)
【特許文献2】
特開平9−56710号公報(段落〔0015〕、第6図)
【特許文献3】
特開2002−336236号公報(段落〔0006〕−〔0008〕、第1図)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、冒頭に述べたように、現在でもX線CT装置は日進月歩で進化を続けており、特に、撮影時間の短縮を図ることにより被検者にかかる負担を軽減しようとの試みが進行している。撮影時間の短縮を達成するためには、スキャン時間の短縮が必要であり、したがって、回転体をより高速で回転させること、つまり高速回転下におけるモータの制御が要求される。ただし、それを実現するためにはモータの急激な加減速を行わなければならないため、従来と比較して大量の回生エネルギーの発生が伴い、ひいては大量の熱エネルギーが回生抵抗により生成されることとなる。しかしながら、特許文献1ないし3に記載されたいわば空冷式の放熱機能は、この大量に生成される熱エネルギーを装置外部に放出するには十分なものとは言えず、装置内部の温度上昇による各種精密機器の動作不良が引き起こされることが憂慮される。
【0012】
また、装置上部が円形状に形成された上述のX線CT装置のように装置側部に回生抵抗を配置した場合、被検者のケア等のために検者が装置の脇を通過する時や、サービスエンジニアがメンテナンスを行っている時などに、回生抵抗(または回生抵抗を格納する筐体部分)に誤って接触し火傷を負ってしまう事態が起こり得るため、安全面に関する再考が必要である。
【0013】
また、装置側部に回生抵抗を配置したX線CT装置についてこのような安全面への配慮を講じる場合、回生抵抗自体の温度を効果的に下降させるための機能や、熱を装置筐体表面に伝導させないための保護機能を新たに設ける必要性が生じる。従って、構成の簡素化や製造コスト等との絡みから、好適な対処策とは必ずしも言えない。
【0014】
なお、回生抵抗を装置上部に配置した方形の架台を有するX線CT装置は、被検者に与える心理的負担を考えると、以後、円形状の上部からなる架台を有するX線CT装置に取って代わられていくと推測される。
【0015】
本発明は、以上のような事情を鑑みて為されたもので、回生抵抗が発生する熱を効果的に放出することができるとともに、安全面にも配慮がなされ、更には構成も簡素な放熱機能を有するX線CT装置及びX線CT装置の熱放出システムを提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、被検体にX線を照射する照射手段と、前記照射手段から照射され前記被検体を透過したX線を検出する検出手段と、前記照射手段と前記検出手段とを支持する支持手段と、前記支持手段を回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段が生成する回生エネルギーを外部に放出するために熱エネルギーに変換する変換手段と、を備えるX線CT装置と、前記X線CT装置が載置される床面と、を含み、前記変換手段は、前記床面に接触する装置底面から突出するように、かつ、装置筺体の側面から所定の距離だけ離れた位置に設けられ、前記床面は、前記装置底面から突出する前記変換手段の突出部分の形状と嵌合可能な形状の凹部を有し、前記変換手段は、前記凹部に嵌合するように配置されていることを特徴とするX線CT装置の熱放出システムである。
【0017】
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、被検体にX線を照射する照射手段と、前記照射手段から照射され前記被検体を透過したX線を検出する検出手段と、前記照射手段と前記検出手段とを支持する支持手段と、前記支持手段を回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段が生成する回生エネルギーを外部に放出するために熱エネルギーに変換する変換手段と、前記変換手段が生成した熱を伝達する熱伝達手段とを備えるX線CT装置と、前記X線CT装置が載置される床面と、を含み、前記変換手段は、装置筺体の側面から所定の距離だけ離れた位置に配置され、前記熱伝達手段は、前記床面に接触する装置底面から突出するように設けられ、前記床面は、前記装置底面から突出する前記熱伝達手段の突出部分の形状と嵌合可能な形状の凹部を有し、前記熱伝達手段は、前記凹部に嵌合するように配置されていることを特徴とするX線CT装置の熱放出システムである。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の一例について、図を参照して詳しく説明する。
【0025】
〔第1の実施の形態〕
(構成)
図1は、病院等の撮影室の床面Fに設置されたX線CT装置1の構成の概略を示す正面透視図である。X線CT装置1は、被検体にスキャンしながらX線を照射し、その透過X線を検出するための装置である。このX線CT装置1は、天板に載置された被検体を撮影位置(下記の撮影口)に搬送するための寝台や、X線CT装置1の検出データを解析してX線断層像を再構成し表示するコンピュータなど(いずれも不図示)とともにX線断層像撮影システムを構成し使用されている。
【0026】
X線CT装置1の筐体2の中央付近に設けられた開口は、上記の天板に載置された被検体を挿入するための撮影口3を形成している。筐体2には、X線を被検体に様々な方向から照射し、被検体を透過したX線を検出するための各種の機器が格納されており、ダイレクトドライブモータ等のモータ4、回転体5、サーボアンプ6等がこれに含まれる。また、サーボアンプ6には、複数の回生抵抗7が接続されている。
【0027】
回転体5は、撮影口3を囲むように配置された枠体で、モータ4により回転駆動される。回転体5(支持手段)には、X線を出力するX線管8(照射手段)と、このX線管8から出力されたX線を検出する検出器9(検出手段)とが対向配置で支持されている。また、回転体5には、X線管8や検出器9に電源を供給する電源装置10や、検出器9の検出結果の処理を行う信号処理装置11などが取り付けられている。
【0028】
サーボアンプ6は、図示しないモータコントローラ等のモータ制御装置から送信される信号に基づいてモータ4に供給する電源の電圧や周波数を調整し、モータ4の駆動や停止、回転速度等を制御する。なお、モータ4とサーボアンプ6とは、本発明で言う駆動手段を構成している。
【0029】
回生抵抗7は、モータ4の減速時に生成されサーボアンプ6に逆流してくる電気エネルギー(回生エネルギー)を熱エネルギーに変換して消費するための部材である。なお、サーボアンプ6内にも回生抵抗が設けられているが、この内付けの回生抵抗では処理しきれないエネルギーを消費するために利用されるのが外付けの回生抵抗7(変換手段)である。
【0030】
ここで、回生抵抗7は、X線CT装置1の筐体2の最下部に配置されている。
即ち、回生抵抗7は、基部を床面Fに接触配置するとともに垂直に立設された支柱によりモータ4や回転体5を支持する架台スタンド12に形成された開口に嵌入配置されており、その下面を床面Fに接触して配置されている。また、回生抵抗7は、筐体2の側面から所定の距離を介して配置され、その発生する熱が筐体2の側面に伝達されないようになっている。
【0031】
(作用)
以下、上記のような構成を備えるX線CT装置1が奏する作用について説明する。
【0032】
まず、X線CT装置1を含むX線断層像撮影システムによる撮影処理は、端的には次のようなプロセスで実行される。X線CT装置1は、サーボアンプ6からモータ4に電源を供給して回転体5を回転させるとともにX線管8からX線を照射し、撮影口2に挿入された被検体を透過したX線を検出器9によって検出する。このとき、X線管8及び検出器9は、電源装置10から電源の供給を受けて動作している。検出器9により検出された透過X線は、信号処理装置11により処理されて画像データ化されたのち上述したコンピュータに送信される。そして、このコンピュータによって、画像データを画像に再構成し被検体の断層像を表示する。
【0033】
以上のような撮影処理が繰り返し行われると、モータ4の減速時における逆起電力に基づくエネルギー、つまり回生エネルギーが大量に発生する。この回生エネルギーは、回生抵抗7に送られて熱エネルギーに変換される。すると、回生抵抗7は、自分が生成した熱エネルギーにより高温となり、周囲に熱を放射する。
【0034】
このとき、回生抵抗7の表面の架台スタンド12に接触している領域からは、架台スタンド12(通常は板金製)を伝って熱が放出される。また、回生抵抗7の下面は床面Fに接触しているので、床面Fにも熱が放出される。
【0035】
床面Fをその表面とする床はコンクリート等からなるため比較的比熱が大きくまた質量も大きいためその熱容量は非常に大きなものとなっているうえ、その温度は熱を放出している回生抵抗7よりも一般的に低いので、回生抵抗7が発生した熱は、上記の床に効率よく伝導していく。また、床面FはX線CT装置1の外部に位置するので、床面Fに放出された熱がX線CT装置1内の環境に与える影響は無視することができる。したがって、回生抵抗7を床面Fに接触するように配置したことにより、回生抵抗7が有している熱量を効果的に装置外部に放出することが可能となる。これにより、筐体2内部の温度の上昇を回避することができ、X線管8や検出器9等の各種機器の機能低下を防止することができる。
【0036】
このように、回生抵抗7を床面Fに直接に接触させることにより、従来主流であった空冷式の放熱手段と比較して、より効率的に熱を装置外部に放出することが可能となる。
【0037】
また、回生抵抗7を床面Fに接触配置するとともに、筐体2の側面から所定の距離だけ離れて配置させたことにより、検者やサービスエンジニアが誤って回生抵抗7に触れてしまい負傷する危険性は極めて小さくなる。
【0038】
さらに、広く使用されているX線CT装置には、元々最下部に空きスペースを有する機種も多いため、装置に格納されるその他の機器の配置を変更することなく、本発明のように回生抵抗を配置することができる。特に、架台スタンドに開口を設けてこの開口内に回生抵抗を配置するようにすれば、装置内の機器の配置を何等変更することなく本発明の構成を採用することが可能である。したがって、装置を設計する上での困難性もなく、また、既存の装置を改造して回生抵抗の配置を変えたり、既存の装置に新たに回生抵抗を設けたりする場合など、広範なニーズに対応可能となる。
【0039】
(変形例)
次に、第1の実施形態のX線CT装置1の各種変形例の一例について説明する。本変形例は、X線CT装置とこれを載置する床面とを含む熱放出システムである。図2には、X線CT装置1の第1の変形例の概略構成が示されている。なお、図2には、本発明の特徴である回生抵抗の配置についてのみ示されている(以下、各変形例についても同様とする。)。
【0040】
本変形例では、回生抵抗17は、その上面を架台スタンド12’の下面に接触するとともに、装置底面から突出して配置されている。このとき、装置が載置される床面Gは、回生抵抗17の突出部分と嵌合する形状に加工されている。したがって、本変形例によれば、回生抵抗17と床面Gとの接触面積が大きくなるように構成されているので、回生抵抗17が生成した熱の床面Gへの伝達効率を向上させることができる。
【0041】
図3は、X線CT装置1の第2の変形例の概略構成が示している。本変形例(同じく熱放出システムである。)では、回生抵抗27の床面Hに対向する面(つまり底面)は、所定の曲率を有する形状に形成され、かつ、装置底面から突出するように構成されている。このとき、床面Hは、回生抵抗27の底面と嵌合する形状に加工されている。また、回生抵抗27の一部は、架台スタンド12”に嵌合配置されている。したがって、本変形例によれば、回生抵抗27と床面Hとの接触面積が大きくなり、回生抵抗27が生成した熱の床面Hへの伝達効率の向上を図ることが可能となる。なお、当該変形例に倣って構成される回生抵抗の底面は、その領域全体に亘って一定の曲率を有している必要はない。例えば、その一部のみに曲率を持たせることや、接触面を波形に加工して正と負の曲率をともに有するような形状とすることができる。
【0042】
なお、図2に示す回生抵抗の配置及び図3に示す回生抵抗の形状を併用した構成を採用することも可能である。つまり、回生抵抗自体を装置筐体の底面から突出させるとともに、床面に接触する領域の一部または全部に所定の曲率を有する形状として、更なる熱の伝達効率の向上を図ってもよい。
【0043】
以上のように、図2及び図3に示す構成は、X線CT装置と、加工された形状を有する床面とを含む熱放出システムとして捉えることができる。
【0044】
〔第2の実施の形態〕
続いて、本発明の他の実施形態について説明する。図4は、本実施形態のX線CT装置31の構成の概略を示す正面透過図である。X線CT装置31は、第1の実施形態のX線CT装置1と同様に、筐体32の中央付近に撮影口33を備えるとともに、筐体32内には、モータ34(駆動手段)、回転体35(支持手段)、サーボアンプ36(駆動手段)、回生抵抗37(変換手段)、X線管38(照射手段)、検出器39(検出手段)、電源装置40、信号処理装置41及び架台スタンド42が格納されている。回生抵抗37は架台スタンド42に設けられた開口内に嵌入されて配置されており、回生抵抗37が生成する熱は架台スタンド42を伝って効率的に放出されるようになっている。
【0045】
X線CT装置31には、更に、回生抵抗37が生成した熱を伝達するための熱伝達部材(熱伝達手段)43が設けられている。熱伝達部材43は、熱伝導率の大きな材質からなり、回生抵抗37と同様に架台スタンド42の上記開口に嵌入され、その上面を回生抵抗37に接し、その下面を床面Fに接するように配置されている。なお、熱伝導部材43は、熱により変形しにくい性質を有する材質からなることが好ましい。
【0046】
このような熱伝達部材43を備えることにより、回生抵抗37が生成した熱が熱伝達部材43を通じて床面Fに伝達されやすくなるので、熱の伝達効率が向上することとなる。
【0047】
(変形例)
続いて、第2の実施形態のX線CT装置31の各種変形例(熱放出システム)の一例について説明する。図5(A)には、X線CT装置31の第1の変形例の概略構成が示されている。
【0048】
本変形例では、熱伝達部材53は、装置底面から突出して床面Gとの接触面積が大きくなるよう配置され、熱伝達部材53から床面Gへの熱の伝達効率向上が図られている。なお、床面Gは、熱伝達部材53の突出部分と嵌合する形状に加工されている。また、本変形例の熱伝達部材53は、回生抵抗47と嵌合するよう形成された凹部を有し、回生抵抗47と大きな面積を介して接触するよう構成されているので、回生抵抗47から熱伝達部材53への熱の伝達効率が向上されている。さらに、回生抵抗47は、その一部を架台スタンド42’の開口に嵌合するように構成され、架台スタンド42’を伝っての熱放出の効率化も図られている。
【0049】
また、図5(B)に示すような波形の接触面を有するよう成形された回生抵抗47’及び熱伝達部材53’を採用して、その接触面積を大きくすることも可能である。なお、回生抵抗と熱伝達部材との接触面の形状は、波形に限られるものではなく、回生抵抗が生成する熱エネルギーの量等を勘案して、凸部及び/または凹部を有する任意の形状を適宜選択することができる。
【0050】
図6は、X線CT装置31の第2の変形例の概略構成を示している。本変形例では、熱伝達部材63の床面Hに接触する領域を所定の曲率を有する形状とするとともに、熱伝達部材63は、その全体または一部が装置底面から突出するように配置されている。このとき、床面Hは、熱伝達部材63の上記曲率を有する部分と嵌合する形状に加工されている。また、回生抵抗57は架台スタンド42”に設けられた開口に嵌入配置されている。このように構成された本変形例によれば、熱伝達部材63と床面Hとの接触面積を増大させることができる。したがって、回生抵抗57により生成された熱は、熱伝達部材63に伝達されたのち、効果的に床面Hに放出されることとなる。なお、当該変形例における熱伝達部材は、その床面に接触する領域全体が一定の曲率を有するよう形成されている必要はない。例えば、当該領域の一部のみに曲率を持たせた形状としたり、当該領域を波形など正の曲率及び負の曲率の双方を含む形状に加工したりするなど、その用途に対応して自由に設計することができる。
【0051】
もちろん、図5に示す構成と図6に示す構成とを併用してもよい。なお、図5及び図6に示す構成についても、X線CT装置と、加工された形状を有する床面とを含む熱放出システムとして捉えることが可能である。
【0052】
また、複数個設けられている回生抵抗(及び熱伝達部材)の全てを同様の配置や形状とする必要はない。例えば、いくつかの回生抵抗を図1に示すように床面に接触させるとともに、その他の回生抵抗には熱伝達部材を付加して図6に示すように配置するなど、その目的に応じて適宜選択することができる。
【0053】
本発明の実施形態として開示された上記各X線CT装置の具体的構成は、あくまでも本発明の主旨を説明するために取り上げられた一例でしかない。
【0054】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係るX線CT装置の熱放出システムによれば、回生抵抗が生成する熱を床面に直接に伝達することが可能であるから、熱を効果的に装置外部に放出することができる。
【0055】
また、本発明に係るX線CT装置の熱放出システムでは、回生抵抗が装置の最下部、かつ、装置側面から離れた位置に配置されているので、熱を帯びた回生抵抗や装置側面に触れてしまって起こる事故がなくなり、装置の安全性の向上を図ることができる。
【0056】
更に、本発明に係るX線CT装置の熱放出システムによれば、回生抵抗を装置の最下部に配置するという簡素な構成により目的を達成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のX線CT装置の構成の概略を示す正面透視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のX線CT装置の変形例の一例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のX線CT装置の変形例の一例を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態のX線CT装置の構成の概略を示す正面透視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態のX線CT装置の変形例の一例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態のX線CT装置の変形例の一例を示す図である。
【符号の説明】
1、31 X線CT装置
2、32 筐体
4、34 モータ
6、36 サーボアンプ
7、17、27、37、47、47’、57 回生抵抗
43、53、53’、63 熱伝達部材
F、G、H 床面

Claims (2)

  1. 被検体にX線を照射する照射手段と、前記照射手段から照射され前記被検体を透過したX線を検出する検出手段と、前記照射手段と前記検出手段とを支持する支持手段と、前記支持手段を回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段が生成する回生エネルギーを外部に放出するために熱エネルギーに変換する変換手段と、を備えるX線CT装置と、
    前記X線CT装置が載置される床面と、
    を含み、
    前記変換手段は、前記床面に接触する装置底面から突出するように、かつ、装置筺体の側面から所定の距離だけ離れた位置に設けられ、
    前記床面は、前記装置底面から突出する前記変換手段の突出部分の形状と嵌合可能な形状の凹部を有し、
    前記変換手段は、前記凹部に嵌合するように配置されていることを特徴とするX線CT装置の熱放出システム。
  2. 被検体にX線を照射する照射手段と、前記照射手段から照射され前記被検体を透過したX線を検出する検出手段と、前記照射手段と前記検出手段とを支持する支持手段と、前記支持手段を回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段が生成する回生エネルギーを外部に放出するために熱エネルギーに変換する変換手段と、前記変換手段が生成した熱を伝達する熱伝達手段とを備えるX線CT装置と、
    前記X線CT装置が載置される床面と、
    を含み、
    前記変換手段は、装置筺体の側面から所定の距離だけ離れた位置に配置され、
    前記熱伝達手段は、前記床面に接触する装置底面から突出するように設けられ、
    前記床面は、前記装置底面から突出する前記熱伝達手段の突出部分の形状と嵌合可能な形状の凹部を有し、
    前記熱伝達手段は、前記凹部に嵌合するように配置されていることを特徴とするX線CT装置の熱放出システム。
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