JP4550480B2 - 頭皮頭髪用組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、抜け毛、脱毛の抑止、予防並びに頭髪成長を促進維持させることのできる頭皮頭髪用組成物に関する。
従来、脱毛症やその前段階にある脱毛や白髪を防止するには、日常的に頭皮を清潔に保つことと適当な育毛養毛成分の供給が重要とされている。頭皮を清潔に保つには、通常、シャンプーなど界面活性剤を含む洗剤によって頭皮および頭髪を洗浄して頭皮から汚れとともに皮脂分を除去し、その後、育毛養毛剤が頭皮に対して供給するのが一般的である。
しかしながら、シャンプーに含まれる界面活性剤によって、頭皮のバリヤーである皮脂膜は破壊される。一方、通常の洗髪では、頭皮や毛穴の汚れ、角質層、過酸化脂質は十分に落とすことは困難であるとともに、界面活性剤やシリコン樹脂成分などが頭皮に残留しやすく、これらが毛穴や毛髪に付着して、凝固したり毛根や毛包を溶かし込んだりして毛穴の閉塞等が生じる。これらの結果、頭皮においては皮脂の分泌異常や皮脂の逆流によって毛包内に皮脂が蓄積されて、抜け毛やかゆみ、フケの主要な原因となる。このような状態で育毛養毛効果を有する薬剤や化粧料を適用しても、育毛周期や細胞周期がかえって乱れて、一層皮脂分泌が阻害され,皮脂分泌障害が悪化し、毛母組織細胞の萎縮、末梢血管血流の停滞が発生し、頭皮に弾力がなくなり硬化する。加えて、頭皮の硬化による毛根機能低下や停止により発毛サイクルに異常をきたし抜け毛、脱毛が生じ、やがて頭髪の減少に至る。
本発明者は、既に、担子菌類に属する菌の水溶性抽出成分と、ウコギ科植物の根の水溶性抽出成分および/または水・アルコール混液抽出成分と、を含有する組成物について、コレステロール低下作用などの各種生理活性作用があることを見出している(特許文献1)。
特開2003−40795号公報
本発明は、頭皮の皮脂膜や表層細胞の機能を阻害することなく頭皮環境を整えて育毛や養毛を実現する頭皮頭髪用組成物を提供することを、その目的とする。
本発明者は、担子菌類の抽出成分とウコギ科植物の根の抽出成分とを組み合わせた組成物が、頭皮および頭髪を化学的に損傷することがなく、頭皮の皮脂膜や細胞を正常に機能させるとともに頭髪の保護に優れることを見出し、本発明を完成した。すなわち、本発明によれば以下の手段が提供される。
本発明の一つの形態によれば、頭皮頭髪用組成物であって、担子菌類に属する菌の抽出成分と、ウコギ科植物の根の抽出成分とを含有する、組成物が提供される。この組成物においては、前記担子菌類に属する菌は、ヒダナシタケ目マンネンタケ科マンネンタケ属に属する菌と、ヒダナシタケ目タコウキン科カワラタケ属に属する菌とを含むことが好ましい態様であり、さらに、前記マンネンタケ属に属する菌はレイシ(Ganoderma Lucidum)であることが好ましく、前記カワラタケ属に属する菌はカワラタケ(Coriolus Versicolor)であることが好ましい。さらにまた、前記ウコギ科植物はチクセツニンジンであることが好ましい態様である。
さらに、上記いずれかの頭皮頭髪用組成物において、前記担子菌類に属する菌の抽出成分および前記ウコギ科植物の根の抽出成分は、それぞれ水抽出成分および/または水・アルコール混液抽出成分であることが好ましい態様である。特に、前記担子菌類に属する菌の抽出成分は、前記担子菌類に属する菌の培養物を水あるいは水・アルコール混液に浸漬して光を遮断して5℃以上40℃以下で静置保存して得られる抽出液中の成分を含むことが好ましく、また、前記ウコギ科の根の抽出成分は、前記ウコギ科の根を水あるいは水・アルコール混液に浸漬して光を遮断して5℃以上40℃以下で静置保存して得られる抽出液中の成分を含むことが好ましい。
さらにまた、上記いずれかの頭皮頭髪用組成物において、前記担子菌類に属する菌類20重量部に対して前記ウコギ科植物の根0.2重量部以上20重量部以下の原料組成を有することが好ましい態様である。また、これらのいずれかの頭皮頭髪用組成物において、ハチミツおよび/またはローヤルゼリーを含むことが好ましく、さらにまた、頭皮頭髪用組成物においては、イカ墨成分を含むことも好ましい態様である。
本発明の頭皮頭髪用組成物は、担子菌類に属する菌の抽出成分と、ウコギ科植物の根の抽出成分と、を含有している。本発明の組成物における頭皮等への作用は、当業者および本発明者の予想を越えたものであった。すなわち、本発明者によれば、この組成物には、抗腫瘍活性等の生理活性があることが知られている。しかしながら、この組成物が、外用剤として頭皮ないし毛髪に適用したときの作用については本出願前には知られておらず、また、頭皮等への局所適用時の作用は、通常、既に開示されている抗腫瘍活性等とは関連する作用とし把握されるものではない。
以下、本発明の実施形態について、本組成物およびその製造方法について説明するとともに、本組成物の好ましい適用形態についても説明する。
(組成物の原料)
(担子菌類)
担子菌類としては、特に限定しないが、ヒダナシタケ目に属する菌を用いることが好ましくより好ましくは、マンネンタケ科および/またはタコウキン科に属する菌を用いる。マンネンタケ属に属する菌としては、マンネンタケ属にあっては、レイシ(Reishi Fungus ( Ganoderma Lucidum))を例示することができる。この菌は、生来、樹木に好んで繁殖するものの、自生菌は稀少である。なお、人工栽培も可能である。この菌は、つやのある、ワックス状のかさ部分と軸部とを有しており、その軸の長さは、15cm程度にも到達される。子実体の色は、赤色、青色、黄色、白色、紫色、黒色を呈する。この菌は、切り株上や、病気で弱った木の基部付近で生長し、白い糸状体となる。
また、カワラタケ属に属する菌としては、カワラタケ(Coriolus Versicolor)を例示することができる。この菌は、日本の西部、特に、信州地方(特に、長野県)、四国地方、九州地方に自生している。この菌は、生来、好材菌であり、特に広葉樹を好む。
本組成物においては、これらの属に属する1種類あるいいは2種類以上の菌の子実体、菌糸体及び培養物(培養液など)のいずれかを原料として得られる抽出成分(水および/または水・アルコール混液の抽出成分)を有効成分として含有することができる。マンネンタケ属とカワラタケ属に属する菌の双方を用いてもよいし、いずれか一方のみを用いても良い。好ましくは、マンネンタケ属とカワラタケ属とをそれぞれ用い、より好ましくは、る。Reishi FungusとCoriolus Versicolorとを用い、さらに好ましくは、Reishi FungusとCoriolus Versicolorとのみを用いる。
なお、担子菌類は、天然に自生するものでもよく、また、人工的に栽培したもの、あるいは細胞培養によるものでもあってもよく、特に限定しない。好ましくは、天然自生のものである。これらの菌類の、本発明において使用する形態は、子実体、菌糸体及び菌体培養物のいずれであってもよいが、好ましくは子実体である。また、子実体にあっては、室温で光を避けて風乾されたものが好ましい。特にマンネンタケ属菌にあっては、自生で成熟した黒色の子実体を用いるのが好ましい。また、カワラタケ属菌にあっては、夏に採取された自生の子実体であることが好ましく、室温で光を避けて風乾されたものがさらに好ましい。なお、子実体は、乾燥された固形物のほか、アルコール浸漬液、ペーストあるいはエキスとして入手することができる。
(ウコギ科植物の根)
また、本発明の組成物には、ウコギ科植物の根の抽出成分も有効成分として含有する。ウコギ科植物としては、典型的には、薬用人参である。薬用人参には、オタネ人参(Panax ginseng C. A. Meyer)の他、アメリカ人参(P. quinquefolium L.)、三七人参(田七人参、P. notogingseng)、竹節人参(チクセツニンジン)(珠子参、P. japonicusC. A. Meyer)等が含まれる。ウコギ科植物としては、1種類のみを使用してもよいし、2種類以上を組み合わせて使用してもよい。本発明においては、オタネニンジン及び/又はチクセツニンジンを用いることが好ましい。特に好ましくはチクセツニンジンであり、最も好ましくはチクセツニンジンのみを用いる。これらのニンジンは、いずれもその根を用いる。
チクセツニンジンなどのウコギ科植物の根は、通常は、乾燥された状態で入手できる。あるいは、アルコール浸漬液、あるいはペースト、エキスとしても入手することができる。
ウコギ科植物の根は、いわゆる植物体の根であってもよいが、あるいは培養細胞であってもよい。培養細胞の場合には、好ましくは根由来の培養細胞である。なお、ウコギ科植物の根由来原料を含んでいれば、植物体の根以外の他の部位を含んだ原料も使用することができる。
(組成物の製造方法)
本組成物は、まず、上述のような担子菌類およびウコギ科植物の根を、水,熱水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール等の低級アルコールまたは、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等の多価アルコール、あるいはこれらの有機溶媒と水との混液などを抽出溶媒として用いて得られた抽出成分を含有している。なかでも、水(熱水)や水・アルコール混液を用いて抽出することにより得られる抽出成分を用いることが好ましい。なお、組成物に含められる原料成分は、既に述べた組み合わせに基づいて選択する。
これらの各種の抽出溶媒による抽出は、従来からの植物成分の抽出方法に準じて行うことができる。担子菌抽出成分と、ウコギ科抽出成分とは、それぞれ原料毎にあるいは2種以上の原料を組み合わせて抽出して、各抽出物を混合してもよいし、担子菌類とウコギ科植物の根との原料を一括して抽出してもよい。好ましくは、組成物に含めようとする抽出成分の全原料を混合した上、これを熱水で抽出する。各原料は、抽出に際しては、粉砕して、細片状あるいは粉末状されることが好ましく、より好ましくは、細片状に破砕される。特に5mm角程度あるいはそれ以下の細片状に破砕されるのが好ましい。
抽出原料における、担子菌類とウコギ科植物の根との配合比は、特に限定しないが、担子菌類20重量部に対して、ウコギ科植物の根0.2重量部以上20重量部以下である。より好ましくは、担子菌類20重量部に対して、ウコギ科植物の根8重量部以上12重量部以下である。また、担子菌類15重量部に対して、ウコギ科植物の根2重量部以上4重量部以下である。担子菌類として、マンネンタケ属菌とカワラタケ属菌とを用いる場合には、これらの配合比も特には限定しない。これらをそれぞれ等量用いることもできるし、マンネンタケ属菌2重量部に対してカワラタケ属菌1重量部を用いてもよい。なお、上記した抽出原料の比は、いずれも乾燥物換算における比である。以下、特に、水抽出および水・アルコール混液抽出について詳細に説明する。
(水抽出)
抽出は常温の水で抽出してもよいし、熱水にて行ってもよい。例えば、遮光状態で5℃以上40℃以下、好ましくは10℃以上37℃以下でさらに好ましくは15℃以上25℃以下で静置保存して水抽出液を得ることができる。このような抽出においては、長期(おおよそ2週間から一ヶ月程度、好ましくは3ヶ月以上、より好ましくは1年以上とすることができる。)で抽出することが好ましい。このような静置抽出の場合、密閉容器で行うことが好ましい。また、抽出原料に対する水の量は特に限定するものではないが、10重量部から30重量部の原料に対して、100重量部〜1000重量部程度の水で抽出するのが好ましい。
熱水抽出の際の熱水の温度は、80℃〜100℃、好ましくは、90℃〜95℃とする。また、抽出時間は、好ましくは、少なくとも1時間、より好ましくは2時間以上、さらに好ましくは2.5時間以上とする。また、上限は3〜4時間とする。抽出操作は、環流凝縮器を用いて行うのが好ましい。なお、抽出原料に対する水の量は特に限定するものではないが、10重量部から30重量部の原料に対して、100重量部〜1000重量部程度の水で抽出するのが好ましい。
本発明の好ましい組成であるところの、マンネンタケ子実体:カワラタケ子実体:チクセツニンジン(根)の配合比(重量比)が、約10:約5:約3の抽出原料から本組成物を製造するには、例えば、マンネンタケ子実体10g、カワラタケ子実体5g、チクセツニンジン3gをそれぞれ採取し、混合し、5mm角程度の細片にまで粉砕し、この粉砕物に対して500〜1000mlの蒸留水を添加し、環流凝縮器を用いて3時間煮沸し、濾過後、本発明に用いる組成物(原液)とする。
なお、熱水抽出操作は、大気開放型の容器、特に、ガラス製、ホーロー製、セラミックス製の他、金属部分を耐食性被膜で塗装あるいは加工した材料等を使用することが好ましい。また、好ましくは環流凝縮器を用いて行う。加熱抽出操作は、特に限定しないが、上記した原料対抽出液量の場合には、抽出液が約60%になる程度とする。前記抽出原料に対する水量が800mlの場合には、好ましくは、抽出液量が約500mlとなるように行う。
(水・アルコール混液抽出成分)
水・アルコール混液で抽出する場合、使用するアルコールは、エタノールを使用することが好ましい。水・アルコール混液を用いて抽出する場合、好ましくは、アルコール濃度が50v/v%以下であり、より好ましくは30〜40v/v%程度とする。最も好ましくは約35v/v%である。アルコール含有抽出液は、常温で静置すること等によっても得ることができる。好ましくは遮光状態で5℃以上40℃以下、好ましくは10℃以上37℃以下でさらに好ましくは15℃以上25℃以下で静置保存する。この場合、静置保存期間は、長期(おおよそ2週間から一ヶ月程度、好ましくは3ヶ月以上、より好ましくは1年以上とすることができる。)で抽出することができる。また、密閉容器で行うことが好ましい。また、抽出原料に対して用いる混液量も特に限定するものではないが、原料10重量部〜300重量部に対して混液を100重量部〜1000重量部とすることが好ましい。
なお、加熱抽出することもできる。加熱する場合、好ましくは、50〜80℃であり、より好ましくは、75℃以下であり、さらに好ましくは70℃以下である。加熱抽出時間も特に限定はしないものの、10時間以上であることが好ましく、より好ましくは20時間以上であり、最も好ましくは30時間程度あるいはそれ以上である。なお、その後の組成物の成分調整を容易にするには、アルコール濃度が20v/v%以下であることが好ましい。
したがって、20v/v%を超える濃度のアルコール溶液で抽出した場合は、抽出後に水で希釈して20v/v%となるようにすることが好ましい。また、加熱抽出の場合においても、抽出原料に対して用いる混液量も特に限定するものではないが、原料10重量部〜300重量部に対して混液を100重量部〜1000重量部とすることが好ましい。
抽出のための容器は、熱水で抽出する場合と同様のものを使用することが好ましい。抽出操作は、環流凝縮器を用いて行うのが好ましい。
担子菌類であるマンネンタケ属菌とカワラタケ属菌とを水・アルコール混液で抽出する場合の典型例として以下の操作を挙げることができる。細片状に破砕したマンネンタケ(好ましくは子実体であり、好ましくは細片状である)150gに、35v/v%エタノール溶液を加えて1000mlとし、この液を約70℃に維持して約30時間煎じる。あるいは暗室内にて室温で1ヶ月浸漬する。70℃で30時間経過後あるいは室温で1ヶ月経過後、全量が1000mlとなるように熱水(あるいは水)を加えることができる。なお、最終的にアルコール濃度が約20v/v%となることが好ましい。
また、ウコギ科植物の根を水・アルコール混液で抽出する場合の典型例として以下の操作を挙げることができる。細片状に破砕したウコギ科植物の乾燥根30gに35v/v%エタノール溶液を加えて1000mlとし、この液を約70℃に維持して約30時間煎じる。あるいは暗室内にて室温で1ヶ月浸漬する。70℃で30時間経過後あるいは室温で1ヶ月経過後、全量が1000mlとなるように熱水(あるいは水)を加えることができる。
担子菌類原料とウコギ科植物の根原料は、それぞれ単独に抽出することもできるが、双方を含む原料組成物を同じ抽出媒体で抽出して同時に抽出することもできる。同時抽出する場合においても、上記した担子菌類原料あるいはウコギ科植物の根原料における抽出条件を採用することができる。
以下、同時抽出の典型例を以下に示す。5mm角以下、好ましくは0.5〜2mm程度の細片状に破砕したマンネンタケの子実体10〜15g、チクセツニンジンの根3gに対して、熱水800mlを加えて、前記した加熱範囲で抽出液残量が500mlになるように煎じる。好ましくは、30分程度で500mlとなるような加熱調整を行なう。あるいは暗室内にて室温で1ヶ月浸漬する。70℃で30時間経過後あるいは室温で1ヶ月経過後、必要に応じて全量を調整する。また、同様の形態及び組成の原料混合物(ただし、マンネンタケの子実体100〜150g、チクセツニンジンの根30gとする。)に35〜40v/v%エタノール溶液を加えて1000mlとし、この液を約70℃に維持して約30時間煎じる。あるいは暗室内にて室温で1ヶ月浸漬する。70℃で30時間経過後あるいは室温で1ヶ月経過後、全量が1000mlとなるように熱水(あるいは水)を加える。なお、最終的にアルコール濃度が約20v/v%となることが好ましい。これらの2種の抽出液は、それぞれに本発明の有効成分の全てを含んでいるために、それぞれ単独に本組成物として提供することができる。一方、2種の抽出液を予め混合して、一剤として本組成物とすることもできるし、適用時において混合するような2種の製剤、あるいはそれぞれ別個であるが同時に適用されることを予定する1組の組成物として提供される。
得られた抽出液は、必要に応じてろ過等して抽出残分が除去される。
このように調製した組成物は、溶液時における酸化還元電位が1230mV以下であるものを用いる。好ましくは、酸化還元電位が900mV以下のものを本発明の組成物として用いる。特に、抗腫瘍活性組成物や血糖効果剤組成物としてこのような酸化還元電位のものを用いるのが好ましい。酸化還元電位は、水性溶媒、好ましくは、水中で測定される値である。上記抽出によって得られた原液あるいは、その水性の希釈液については、そのまま酸化還元電位を計測することもできる。組成物が固体化されている場合には、適当な溶媒、あるいは水等に溶解、懸濁した状態で測定する。
本組成物の溶液の酸化還元電位は、好ましくは、330mV以下であり、より好ましくは、300mv以下であり、さらに好ましくは250mV以下である。最も好ましくは0mV以下である。また、酸化還元電位は、−1200mV以上であることが好ましく、より好ましくは−300mV以上である。
また、本組成物の溶液のpHは、4.5以上6.5以下であることが好ましい。弱酸性は、生体細胞にとって都合のよいpHであるからであり、本組成物の有効成分が最も有効に機能するからである。各抽出原料を熱水で抽出して得られた本組成物は、原液の状態で通常、pHが4.5以上6.5以下となっている。
(組成物の形態)
こうして得られた抽出液、例えば、水抽出液および/または水・アルコール混液抽出液は、そのまま本組成物とすることもできるし、適宜宜希釈して本発明の組成物として用いることもできる。必要に応じて濃縮して濃縮物し、これを有効成分とすることもできる。また、さらに乾燥することにより、乾燥抽出成分が得られる。なお、本組成物の投与形態や剤形を考慮して、抽出液の濃縮時あるいは乾燥時に、製剤化あるいは抽出成分を安定化する添加剤を加えることもできる。特に、液状形態の剤型には、抽出液をそのまま、あるいは必要に応じて濃縮あるいは希釈して用いることが容易である。
本組成物において、各種抽出成分の含有量は、特に限定しないが、抽出成分の乾燥重量にて0.05重量%以上であることが好ましく、より好ましくは0.1重量%以上であり、さらに好ましくは0.5重量%以上である。また、好ましくは5重量%以下である。
なお、これらの有効成分は、抽出成分やその組成に基づいて人工的に製造されたものであってもよい。本発明の組成物においては、本組成物のみをそのまま頭皮頭髪用組成物として用いることができるが、その他の有効成分を含有することを妨げるものではない。本発明の組成物における上記2種の抽出成分の相乗的作用を妨げない範囲において、他の有効成分を含ませることができる。かかる他の成分としては、通常化粧料、医薬品および医薬部外品に用いられる他の成分、例えば、各種油性若しくは水性成分、界面活性剤、保湿剤、増粘剤、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、香料、色剤、水、アルコール、各種薬剤等を配合して常法により目的とする剤型に応じて調製することができる。
また、本組成物は、化粧料、医薬品、医薬部外品として頭皮または頭髪に適用する外用剤であればよく、その剤型は任意である。例えば、液状、乳液、軟膏、クリーム、ゲル、エアゾールなど外用に適用可能な剤型のものであればいずれでもよい。本組成物に適した具体的態様としては、例えば、ヘアートニック、ヘアークリーム、ヘアーローション、ヘアスプレー、ムース、シャンプー、リンス、トリートメント、スカルプトリートメント等を挙げることができる。特に、ヘアーローション、ヘアートニック、シャンプー、頭髪用着色剤等とすることが好ましい。
本発明においては、特に、基材の一部としてハチミツおよび/またはローヤルゼリーを用いることが好ましい。これらを用いることで、頭皮および頭髪の保湿性を改善することができ、これにより、本組成物の作用を確保し高めることができる。はちみつは、櫛どおりをなめらかにする点においても好ましい。好ましくは、ハチミツとローヤルゼリーとを用いることが好ましく、より好ましくは,ハチミツ1重量部に対してローヤルゼリー5重量部以上8重量部以下の範囲で配合する。これらは,予め混合しておくことが好ましく、とする。
特に、本組成物を、ローションやトニックとして用いる場合、抽出成分の頭皮や頭髪への定着性を高めるには、アラビアゴムやつばき油を加えることができる。これらは、組成物全体の0.1重量%以上15重量%以下の範囲で加えることができる。また、グリセリン等を用いて整髪効果を高めることもできる。なお、アルコール濃度は、組成物全体の5重量%以下となるようにすることが好ましい。5重量%を超えると頭皮に対する刺激性が高まるからである。アルコール濃度を調整するには、上記水・アルコール混液抽出液や水抽出液の使用量で調整できる他、水およびアルコールの使用量で調整することができる。
また、シャンプーとして用いる場合、各種の脂肪酸の金属塩(好ましくはカリウム、ナトリウム等のアルカリ金属)のほか、パーム油、ホホバ油、ヤシ油あるいはこれらの油脂由来の脂肪酸塩を用いることができる。また、レシチン、スクワラン、コラーゲン、ステアリン酸およびオレイン酸等を界面活性効果を高めるのに添加することもできる。シャンプー組成物の好ましい例は、全組成物に対して、水・アルコール混液抽出液および/または水抽出液を10重量%以上40重量%以下、より好ましくは15重量%以上35重量%以下、より好ましくは、約25重量%、脂肪酸の金属塩を0.1重量%以上10重量%以下含有し、pHが6.0以上8.5以下である組成物である。
また、本組成物を頭髪用着色剤として用いる場合には、イカ墨成分を着色剤として含有することが好ましい。イカ墨成分は、乾燥イカ墨粉末を上記水抽出液および/または水・アルコール抽出液にて懸濁したものを用いることが好ましい。例えば、乾燥イカ墨粉末3gに対して上記水・アルコール混液抽出液および/または水抽出液を100ml以上1000ml以下の比率でイカ墨スラリーを調製することが好ましい。より好ましくは200ml以上400ml以下であり、さらに好ましくは約300mlである。また、このようなイカ墨スラリーを組成物全体の10重量%以上50重量%以下とすることが好ましい。頭髪用着色剤として用いる場合、アラビアゴムを組成物全体の0.5重量%以上5重量%以下含まれていることが好ましい。この範囲であると、頭髪の乾燥時に、イカ墨が頭髪から剥離しにくくなって定着作用を発揮しやすくなるからである。より好ましくは1重量%以上3重量%以下である。また、組成物のpH6以下であることが好ましく、より好ましくは4.5以上6.0以下である。なお、頭髪用着色剤組成物には、グリセリンも添加することができる。また、頭髪用着色剤全体のアルコール濃度は5重量%以下とすることが好ましい。なお、イカ墨成分を着色剤として含有する頭髪用着色剤は、ローションやトリートメントの用法で頭髪に適用することにより、育毛養毛効果を発揮するとともに頭髪を徐々に着色することができる。
(育毛養毛ローション)
(育毛養毛ローションの製造例)
レイシ10重量部、カワラタケ5重量部の混合物(計15重量部)に対してチクセツニンジン3重量部の割合で5mm以下の細片に微小片加工した原料50gに水・アルコール混合溶液(35v/v%濃度アルコール)1000mlを添加し、容器を密閉し、この容器を15℃程度に温度管理された暗室にて放置して自然抽出を行った。1年間経過後、密閉容器内の抽出液をろ過して、ろ液を水・アルコール混液(アルコール濃度35v/v%)抽出液とした。この抽出液100mlに、ハチミツとローヤルゼリーとの混合基剤900gおよびアラビアゴム18gを添加し混合し、育毛養毛ローションとした。なお、ハチミツ・ローヤルゼリー混合基剤は、次のようにして調製した。はちみつ2重量部に対して、ローヤルゼリー7重量部を加えて、攪拌した。攪拌は、スターラー型の攪拌装置を用いて攪拌速度200rpmで、5分間行い、均一な混合物とし、これを本例のローションとした。なお、このローションのpHは5.5であった。
(評価)
以下の被験者に対して調製した育毛養毛ローションを使用させて評価を行った。
(被験者の状況)
(被験者1:男性49歳)
ローションの使用方法:7日に1回の割合で育毛養毛ローションを脱毛部位に直接塗布した。塗布量は1回約20mlとした。これを4週間継続した。
頭皮及び頭髪の管理:試験期間中、2日に一回水あるいはぬるま湯にて頭皮および頭髪をすすいだ。また、試験期間中、本例のローション以外は、頭皮及び頭髪に対してなんら塗布しなかった。
評価:最初の適用から4週間経過後まで、被験者以外の熟練した観察者の目視にて脱毛部位の頭皮および頭髪状態を観察し、同時に被験者の官能評価を行った。また、頭皮の状態(pH、油分、水分、はり、うるおい、つや)を、測定した。なお、pH測定には、Hannna Instruments製pH測定装置、油分および水分については、油分水分計(株式会社Moritex製、油分については反射式0〜15段階評価、水分は容量式0〜15段階評価)、はり、うるおい、つやはTANITA製Face Peekを用いた。目視および官能評価を表1に示し、機器による測定結果を表2に示す。
表1に示すように、実施例1の育毛養毛ローションを塗布後1週間で、頭皮のカユミがなくなり、ぬるま湯等による洗浄を加えるのみで頭髪や頭皮の皮脂分泌物によるベタツキが減少し、日毎の抜け毛量が減少した。さらに、4週間後には赤茶色であつた頭頂部周辺が白味を帯び柔らかくなるとともに、産毛が生じてきた。これらの結果から、本育毛養毛ローションによれば、頭皮の皮脂分泌を正常化し、毛根を活性化ないし再生して、頭髪の発毛を促進することがわかった。
また、表2に示すように、本例のローションを塗布後、皮脂膜のpH値も理想的なPH4.5〜5.5の間を示していた。また、塗布前は、水分が不足する傾向にあったものの、塗布後1週目においては理想的な頭皮の油分水分状態を示していた。ハリ、うるおい、ツヤにおいては塗布後1週目より頭皮のはり(柔らかさ)がでてきた。これらの結果は、上記した官能評価および目視観察の結果を十分に支持するものであった。
(被験者2:男性49歳)
ローションの使用方法:7日に1回の割合で育毛養毛ローションを脱毛部位(主として前頭部および頭頂部)に直接塗布した。塗布量は1回約10mlとした。これを6週間継続した。
頭皮及び頭髪の管理:試験期間中、塗布日を第1日とした7日間を1クールとして、第3日と第6日にぬるま湯にて頭皮および頭髪をすすいだ。試験期間中、本例のローション以外は、頭皮及び頭髪に対してなんら塗布しなかった。試験開始前の脱毛部位の状態を図1に示し、試験期間終了後の同部位の状態を図2に示す。
結果:最初の適用から6週間経過後まで、べたつきやかゆみもなく、かつ頭髪はサラサラとした状態を維持した。また、図1および図2に示すように、前頭部および頭頂部において頭髪の再生が明らかに認められた。頭皮においては特に湿疹等もなく柔軟化した。
(被験者3:男性42歳)
ローションの使用方法:7日に1回の割合で育毛養毛ローションを脱毛部位(主として頭頂部)に直接塗布した。塗布量は1回約10mlとした。これを9週間継続した。
頭皮及び頭髪の管理:試験期間中、塗布日を第1日とした7日間を1クールとして、第3日および第6日にぬるま湯にて頭皮および頭髪をすすぎ、第7日に市販のシャンプーで洗髪した。また、試験期間中、本例のローション以外は、頭皮及び頭髪に対してなんら塗布しなかった。試験開始前の脱毛部位の状態を図3に示し、試験期間終了後の同部位の状態を図4に示す。
結果:最初の適用から9週間経過後まで、べたつきやかゆみもなく、かつ頭髪はサラサラとした状態を維持した。また、図3および図4に示すように、頭頂部において頭髪の再生が明らかに認められた。頭皮においては特に湿疹等もなく柔軟化した。
(育毛養毛シャンプー)
(育毛養毛シャンプーの製造例)
レイシ子実体10重量部、カワラタケ子実体5重量部の混合物(計15重量部)に対してチクセツニンジンの根3重量部の割合で5mm以下の細片に微小片加工した原料18gに水1000mlを添加し、還流冷却器を装着して95℃に加熱し、2時間保持した。得られた抽出液をろ過し、ろ液を水抽出液とした。この水抽出液10mlと実施例1で調製した水・アルコール混液10mlに、脂肪酸カリウム5gを加えて、本例のシャンプーとした。なお、得られたシャンプーのPHは5.9であった。
(評価)
以下の被験者に対して調製した育毛養毛シャンプーを使用させて評価を行った。
(被験者の状況)
性別:男性(44歳)
シャンプーの使用方法:試験期間中、洗髪は2日に一回として、本例のシャンプーを用い、従来と同様に洗髪した。また、試験期間中、本例のシャンプー以外は、頭皮及び頭髪に対してなんら適用しなかった。これを2週継続した。
評価:2週間経過後まで、被験者以外の熟練した観察者の目視にて脱毛部位の頭皮および頭髪状態を観察した。同時に被験者による官能評価を行った。また、頭皮の状態(pH、はり、うるおい、つや)を、測定した。なお、測定は、実施例1と同様の方法で行った。目視および官能評価を表3に示し、機器による測定結果を表4に示す。
表3に示すように、2週間後には抜け毛が減少、頭皮にあつた赤らみが無くなり皮脂の白味が蘇り、はりがでてきた。洗髪後の頭髪は抜け毛が減少し、かつサラサラ感があり櫛どおりがよい頭髪状態となった。また、表4に示すように、使用開始後、皮脂膜のpH値も理想的なpH4.5〜5.5の間を示しているとともに、はり、うるおい、つやのバランスが整ってきた。
(着色剤組成物)
(着色剤組成物の製造例)
イカ墨乾燥粉末1gを実施例1で調製した水・アルコール混液抽出液2gを加えイカ墨スラリーを調製しイカ墨水溶液とする。次にローヤルゼリー4.8g、はちみつ1.2gを混合したものに純水1gを加え攪拌溶解する。更にこれに、定着剤として米のり溶液10gとアラビアゴム溶液1.5gを加え、混合して着色剤組成物とした。
定着剤の調整はアラビアゴム0.5gに純水0.5g、水・アルコール溶液0.5gを混合攪拌して調製したものである。なお、このようにしてできた組成物のpHは、4.5であった。
(評価)
被験者の乾燥した毛髪(白髪部分)に調製した着色剤組成物を塗布してもらいそのまま放置して乾燥させた後の毛髪状態を観察して評価を行った。
(被験者1:男性53才)
白髪が他の正常な頭髪同様の黒い色になる。櫛通りもよい。乾燥後においてベタつきもなく、着色をしていることがわからない自然な仕上がりであった。また、着色剤組成物の塗布により、頭頂部周辺の頭髪の薄い部分の頭髪をコートするため、頭髪の薄さをカバーする効果があつた。なお、通常の洗髪により着色剤組成物は洗浄されるが、洗髪後白髪が全体的に黒ずんできた感じであった。さらに、塗布部位においては、頭部の疾疹などの障害もなく、また白髪を含む頭髪全体にパサツキが減り、つや、うるおいがましてきた。
(被験者2:男性44才)
側頭部両側の白髪に塗布したが、他の部位の頭髪と変わらず自然な着色状態に仕上がり、乾燥後ベタツキもなく櫛通りもよかった。頭皮や頭髪への疾疹などの副作用もなかった。2日後の洗髪剤による洗浄後において、白髪が全体的に黒色化していた。
(被験者3:女性39才)
頭髪全体に塗布した。既に市販の毛染め剤によりダークブラウン系に染められていたものの、発生していた白髪は本剤によって着色され、着色後も全体として自然な仕上りとなっていた。また、櫛通りもよく、頭髪や頭皮に対する副作用は見受けられなかった。本剤塗布後、2〜3日後の洗髪、白髪が全体的に黒ずんできていた。
(被験者4:男性55才)
頭髪全体の塗布を行った。本剤塗布後、頭髪にツヤや潤い感が回復し、乾燥後にベタツキもなかった。前頭部や頭頂部位などの頭髪の薄い部分においては、頭髪がコーティングされることにより頭髪の薄さをカバーする効果があった。頭部の疾疹などの障害もなく、洗髪剤にて着色剤洗浄された。
実施例1における被験者2の試験期間開始前の脱毛部位を示す図。 実施例1の被験者2の試験期間終了時の図1における脱毛部位を示す図。 実施例1における被験者3の試験期間開始前の脱毛部位を示す図。 実施例1の被験者3の試験期間終了時の図3における脱毛部位を示す図。

Claims (4)

  1. 頭皮頭髪用の外用組成物であって、
    レイシ(Ganoderma Lucidum)の子実体を水・アルコール混液に浸漬して光を遮断して5℃以上40℃以下で静置保存して得られる抽出液中の成分と、
    カワラタケ(Coriolus Versicolor)の子実体を水・アルコール混液に浸漬して光を遮断して5℃以上40℃以下で静置保存して得られる抽出液中の成分と、
    チクセツニンジンの根を水・アルコール混液に浸漬して光を遮断して5℃以上40℃以下で静置保存して得られる抽出液中の成分と、
    ハチミツと、
    ローヤルゼリーと、
    を含有する、組成物。
  2. pHが4.5以上6.5以下であり、アルコール濃度が5重量%以下であるヘアーローション又はヘアートニックである、請求項に記載の組成物。
  3. 前記レイシの子実体及び前記カワラタケの子実体の総量20重量部に対して前記ウコギ科植物の根0.2重量部以上20重量部以下の原料組成を有する、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. さらに、イカ墨成分を含む請求項1〜3のいずれかに記載の組成物。
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