JP4547883B2 - 自発光型パネル表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、透明ガラス基板間に形成される多数の発光セルをマトリックス状に配列して表示領域を構成してなる自発光型パネル表示装置に関する。
パネル表示装置は、陰極線管(CRT:Cathode Ray Tube)と比較して大型表示画面化、薄型軽量化を実現することが可能である。パネル表示装置には、例えば液晶・ディスプレィパネル(LCD:Liquid Crystal Display Panel)やエレクトロクロミック・ディスプレィパネル(ECD:Electtrochromic Display Panel)或いはプラズマ・ディスプレィパネル(PDP:Plasma Display Panel)やエレクトロルミネッセンス・ディスプレィパネル(Electtroluminescence Display Panel))等が提供されている。パネル表示装置は、LCDやECDが照明源を有する非発光型ディスプレィパネルであり、PDPやELDが照明源を必要としない自発光型ディスプレィパネルを構成する。
例えば、カラーPDPは、内部にそれぞれ放電電極が設けられた多数の放電セル(発光セル)をマトリックス状に配列して形成した表示パネル体を備え、放電電極間にパルス電圧を印加することによって放電セル内において紫外線を発生させる。カラーPDPは、例えば表示パネル体の内面に表示画素或いは表示単位毎に赤、緑、青の光三原色蛍光体からなる発光層が形成されており、この発光層に対して紫外線を照射していずれかの蛍光体を発光させてることによってカラー表示が行われるようにする。
ところで、カラーPDPにおいては、各放電セルが、150μm程度の隙間を以って対向させた厚みが2mm乃至3mmの一対の透明ガラス基板間に隔壁によって区割りして構成される。カラーPDPにおいては、表示パネル体の背面部に、各放電セルの放電電極に対してパルス電圧を印加する駆動回路部が積層状態で組み合わされる。カラーPDPにおいては、CRTに対して大幅な薄型化が図られるものの、表示パネル体と駆動回路部との積層体からなる構造からさらなる薄型化には限界がある。
また、パネル表示装置においては、大型の表示画面化が図られているが、画像表示が行われていない状態ではやや暗く広い面積の画面が見えるにすぎない。パネル表示装置においては、一般に使用時を中心として目につきやすい場所やよく利用される場所等に設置されて用いられるが、未使用時では薄暗く無味乾燥な大型画面が目立って周囲の雰囲気を損なわせてしまうといった問題があった。
一方、パネル表示装置においては、大型の表示画面化に伴って例えばイベント等において商品自体やその使用説明用のディスプレィとして極めて効果的に用いられる。パネル表示装置においては、その反面、未使用時において大きな薄暗い画面がブースの雰囲気を低下させてしまうといった問題がある。また、パネル表示装置においては、ブースのセンタ位置等に設置した場合にその背後に大きな死角を構成することから、ブースレイアウトを極めて難しくする。
したがって、本発明は、さらなる薄型化を可能とするとともに未使用時においても背景を透視可能として周囲との調和が図られるようにするとともに新規な使用態様も創成することが可能な自発光型パネル表示装置を提供することを目的に提案されたものである。
上述した目的を達成する本発明にかかる自発光型パネル表示装置は、所定の対向間隔を以って組み合わされた一対の第1透明ガラス基板及び第2透明ガラス基板と、これら第1透明ガラス基板と第2透明ガラス基板との間に形成されて第1透明ガラス基板を通して第2透明ガラス基板側の背景を視認可能とさせる表示領域部を構成する多数の発光セルと、多数の第1バス電極と、多数の第2バス電極と、複数の駆動回路部と、駆動回路部を内部に収納して第1透明ガラス基板及び第2透明ガラス基板の外周部を保持するベゼルを備える。自発光型パネル表示装置は、各発光セルが、第1透明ガラス基板及び第2透明ガラス基板間に形成されてマトリックス状に配列した多数の放電空間部を構成する隔壁と、放電空間部の一方側隔壁の内面にそれぞれ形成された発光層と、放電空間部の発光層と対向する他方側隔壁の内面にそれぞれ配置されて発光層から放射された表示光を第1透明ガラス基板側に屈折して導光するとともに第2透明ガラス基板側からの入射光を透過させる透明材によって形成された反射導光部と、第1透明ガラス基板の内面に放電空間部に対応してそれぞれ形成された透明電極層とからなり、表示領域部を構成する。自発光型パネル表示装置は、第1バス電極が、第1透明ガラス基板の内面に放電空間部に対応してそれぞれ形成され、透明電極層と接続されるともに表示領域部の外周部に第1バス電極引出し領域部を構成して第1透明ガラス基板の外周部に引き出される。自発光型パネル表示装置は、第2バス電極が、第2透明ガラス基板の内面に放電空間部に対応してそれぞれ第1バス電極と直交する方向に形成され、表示領域部の外周部に第2バス電極引出し領域部を構成して第2透明ガラス基板の外周部に引き出される。自発光型パネル表示装置は、駆動回路部が、第1透明ガラス基板及び第2透明ガラス基板の外周部に沿ってそれぞれ配置されて第1バス電極及び第2バス電極が接続され、これら第1バス電極及び第2バス電極に駆動電圧を選択的に印加することによって発光セルを発光させる。
以上のように構成される本発明にかかる自発光型パネル表示装置においては、駆動回路部から第1バス電極と第2バス電極を介して所定の発光セルに設けた透明電極層に対して駆動パルス電圧を印加し、放電空間部内において放電を生じさせて発光層を励起させることにより当該発光セルから表示光を発光させる。自発光型パネル表示装置においては、表示光が発光セル内から第1透明ガラス基板を介して露光することによって所定の表示が行われるようにする。自発光型パネル表示装置においては、表示パネル体の外周部を保持するベゼル内に駆動回路部が設けられることでやや幅広の枠部が構成されるが、さほど大型となるわけでも無く違和感を生じることも無い。自発光型パネル表示装置においては、各発光セルが第2透明ガラス基板からの入射光を透過させて第1透明ガラス基板側から出射させる機能を有しており、表示が行われていない状態で表示領域部の背面側の背景を前面側から視認することを可能とする。また、自発光型パネル表示装置においては、表示が行われている状態で、取り囲んだ第1バス電極引出し領域部と第2バス電極引出し領域部が表示領域部を浮き上がらせるようにする。
以上のように構成される本発明にかかる自発光型パネル表示装置によれば、第1透明ガラス基板と第2透明ガラス基板の外周部を保持するベゼルの内部に駆動回路部を配置したことから、全体として第1透明ガラス基板と第2透明ガラス基板の厚みよりもやや大きな厚みで構成することが可能となり一般的なパネル表示装置と比較してさらに薄型化が図られるようになる。
また、本発明にかかる自発光型パネル表示装置によれば、第1透明ガラス基板と第2透明ガラス基板の間に形成された多数の発光セルにより構成された表示領域部を介して前面側から背面側の背景を視認することも可能とされるようになり、未使用時においても周囲との調和が図られる新規な態様を創成する。さらに、本発明にかかる自発光型パネル表示装置によれば、表示領域部を囲んで形成された光透過率の高い第1バス電極引出し領域部と第2バス電極引出し領域部を介して表示領域部を浮き上がらせて強調するいわゆるフローティング表示を行うことにより、表示効果が向上された新規な使用態様も創成する。
本発明にかかる自発光型パネル表示装置においては、未使用状態では背景が見られる表示領域部に適宜の画像が浮き上がって表示されるように構成されることから、透明ガラス基板を枠体に組み合わせた種々の物品等に表示装置の機能を付加することを可能とする。本発明にかかる自発光型パネル表示装置によれば、例えば室内等に設置されるパーテーション或いは仕切窓等を画像表示装置として構成することを可能とし、またショーウィンド等にカラーの動画を表示させることも可能とする。
以下、本発明にかかる自発光型パネル表示装置の実施の形態として図面に示したカラーPDP1について詳細に説明する。カラーPDP1は、図1に示すように横長矩形の表示パネル体2と、この表示パネル体2の外周部を保持する矩形枠状のベゼル3と、このベゼル3の各辺の内部にそれぞれ収納された駆動回路部4A乃至4Dとから構成される。カラーPDP1は、図示しないが必要に応じてベゼル3の長手方向の両側面部にそれぞれスピーカユニットを組み合わせたり底面部にスタンド部材を設けるようにしてもよい。なお、駆動回路部4A乃至4Dについては、以下、駆動回路部4と総称する。
表示パネル体2は、前面側の第1透明ガラス基板5と、背面側の第2透明ガラス基板6と、詳細を後述するがこれら第1透明ガラス基板5と第2透明ガラス基板6との間に封装されるようにして形成されるとともにマトリックス状に配列された多数の発光セル7とから構成される。表示パネル体2は、図1に示すように各発光セル7の形成領域が横長矩形の表示領域8を構成し、この表示領域8の外周部とベゼル3の内周部との間の矩形枠状の領域が後述する第1バス電極10及び第2バス電極11を表示領域部8から外周部へと引き出す引出し電極形成領域部(バス電極引出し領域部)9を構成する。
表示パネル体2には、第1透明ガラス基板5の内面に各発光セル7に対応して水平方向に並んで多数の第1バス電極10が形成されるとともに、第2透明ガラス基板6の内面に各発光セル7に対応して高さ方向に並んで多数の第2バス電極11が形成される。表示パネル体2は、第1バス電極10と第2バス電極11とが、図1に示すように表示領域8内において各発光セル7を介して前後方向に離間するが、格子状に交差するようにして形成される。表示パネル体2は、第1バス電極10を表示電極用とするとともに、第2バス電極11をアドレス電極用とする。表示パネル体2は、例えば第1バス電極10が、各発光セル7毎に2本設けられて、表示領域内で1536本、左右の引出し電極形成領域9でそれぞれ768本が設けられる。表示パネル体2は、例えば第2バス電極11が、各色毎に1365本、合計4095本が設けられてなる。
表示パネル体2は、図1に示すように各第1バス電極10が表示領域部8の長手方向の両側において第1引出し電極形成領域部9Aを構成して左右側辺部へと引き出されるとともに、各第2バス電極11が表示領域部8の幅方向の両側において第2引出し電極形成領域部9Bを構成して上下側辺部へと引き出される。表示パネル体2は、第1引出し電極形成領域部9Aと第2引出し電極形成領域部9Bとが共同して全体として表示領域部8を取り囲む枠状の引出し電極形成領域部9を構成する。表示パネル体2は、各第1バス電極10及び各第2バス電極11が、図1に示すようにベゼル3によって覆われる引出し電極形成領域部9の外周部位において所定の領域毎に長手方向或いは幅方向に互いの間隔を狭められてテーパ部10a、11aを構成して詳細を省略する多数個のコネクタ12にそれぞれ接続される。表示パネル体2は、各第1バス電極10及び各第2バス電極11が、これらコネクタ12を介して相対する駆動回路部4と接続される。なお、表示パネル体2においては、各第1バス電極10を左右側辺部にそれぞれ配置した駆動回路部4A、4Bと接続するとともに、各第2バス電極11を上辺部と下辺部とにそれぞれ配置した駆動回路部4C、4Dと接続してなる。
表示パネル体2においては、ベゼル3によって囲まれた表示領域8と引出し電極形成領域9とが、各第1バス電極10と各第2バス電極11間に構成される隙間を介して前面側から背面側の背景を視認することが可能とされてなる。すなわち、表示パネル体2は、例えば詳細を後述する各発光セル7がそれぞれ900μm×300μmの開口形状を以って形成され、また引出し電極形成領域9における各第1バス電極10と各第2バス電極11の幅が90μmに形成され、各発光セル7を区割りする隔壁13の幅が50μmに形成される。
表示パネル体2においては、上述した各発光セル7の構成によって表示領域8の開口率が約60%に形成されるとともに、各第1バス電極10と各第2バス電極11との構成によって表示領域8の左右部位における引出し電極形成領域9の開口率が約90%に形成される。また、表示パネル体2においては、表示領域8の上下部位における引出し電極形成領域9の開口率が約70%に形成される。表示パネル体2においては、外周部に駆動回路部4を配置して背面部が開放されるとともに上述した大きな開口率を以って表示領域8と引出し電極形成領域9とが形成されることによって、未使用状態で前面側から背景を視認することが可能とされる。表示パネル体2は、例えばカラーPDP1が窓際等に設置して用いられる場合に、未使用状態において図2に示すように表示領域部8や引出し電極形成領域部9を介して外の風景が見られるようになり周囲の雰囲気を損なうことなく設置されるようにする。
また、表示パネル体2においては、駆動回路部4から各第1バス電極10と各第2バス電極11とに対して駆動パルス電圧が印加されて所定の発光セル7が発光することによって、図3に示すように表示領域8に画像が光学的に表示される。表示パネル体2においては、このように画像表示が行われている使用状態では、表示領域8の選択された発光セル7が強く光輝することから背景が隠され表示画像のみが強調されて表示されるようになる。また、表示パネル体2においては、引出し電極形成領域9では発光が行われないことから、表示領域8において表示画像があたかも空間中に浮き上がって強調されて表示されるようになる。
表示パネル体2においては、第1透明ガラス基板5と第2透明ガラス基板6とが、従来のカラーPDPと同様にそれぞれ2mm乃至3mmの厚み有し、例えば150μm程度の微小な対向間隔を以って外周部をベゼル3に全周に亘って保持されてなる。表示パネル体2においては、図4及び図5に示すように第1透明ガラス基板5と第2透明ガラス基板6との間の微小な間隙を上述した不透明な隔壁13によってマトリックス状に配列した矩形の微小な放電空間部14に区割りし、これらの放電空間部14をそれぞれ発光セル7として構成してなる。
表示パネル体2は、各発光セル7が、各放電空間部14に対応して前面側の第1透明ガラス基板5に一対の透明電極層15a、15bや第1バス電極10、第1透明誘電体層16及び透明保護層17等を形成してなる。表示パネル体2は、背面側の第2透明ガラス基板6に第2バス電極11と第2透明誘電体層18とを形成してなる。また、表示パネル体2は、各放電空間部14内に蛍光体層19と、反射導光部20とを形成してなる。
透明電極層15a、15bは、それぞれ第1透明ガラス基板5の内面に、互いに絶縁を保持されて放電空間部14を横切る面電極として形成される。透明電極層15a、15bは、透明電極材として例えばスズドープ酸化インジウム(ITO:Indium-Tin-Oxide)が用いられ、化学的気相成長法(CVD:Chemical Vapor Deposition)やスパッタ法等によって成膜した透明電極膜に対してエッチング法やリフトオフ法によるパターニングを施して形成される。なお、透明電極層15a、15bは、その他の透明電極材として例えばSnO、CdSnO、ZnInO等を用いて形成するようにしてもよい。また、透明電極層15a、15bは、矩形或いはT形等の適宜の形状で形成するようにしてもよい。
第1バス電極10は、透明電極層15a、15bの抵抗率が比較的高いことから、配線抵抗を下げるために別個に形成される。第1バス電極10は、例えば抵抗率が小さなアルミニウム、銅、銀等の電極材が用いられて半導体プロセスを利用して成膜工程やパターニング工程等を施して形成される。第1バス電極10は、不透明であることから、発光セル7の開口率を低下させないように隔壁13の形成領域の近傍において透明電極層15a、15bとそれぞれ接続される。
第1透明誘電体層16と透明保護層17は、放電時に表面に壁電荷を形成してメモリ機能を派生したり、放電状態を制限する等の機能を奏する。第1透明誘電体層16は、例えばガラス粉末、フィラー、有機バインダ、有機溶剤を混合した誘電体ペーストが用いられて、スクリーン印刷法やロールコーティング法等によりこの誘電体ペーストが第1透明ガラス基板5の内面に透明電極層15a、15bや第1バス電極10を所定の膜厚を以って被覆するようにして塗布される。第1透明誘電体層16は、この塗布工程や焼成工程等を経て、第1透明ガラス基板5の内面に一定の厚みを以って成膜形成される。
透明保護層17は、第1透明誘電体層16を発光セル7内におけるスパッタリングから保護する機能や、放電開始電圧を低減させる機能等を奏する。透明保護層17は、例えば酸化マグネシウム(MgO)層を、第1透明ガラス基板5の全面を被覆するようにして第1透明ガラス基板5の内面に成膜形成してなる。透明保護層17は、例えば電子ビーム蒸着法や、スパッタリング法等によって成膜形成される。
表示パネル体2においては、上述した工程を経て形成した第1透明ガラス基板5が、第2透明ガラス基板6に対して組み合わされる。第2透明ガラス基板6には、上述した第1バス電極10の形成工程と同様にして、第1バス電極10と前後方向に対向した状態で交差するようにして第2バス電極11が形成される。第2透明ガラス基板6には、その内面に第2バス電極11を被覆して上述した第1透明誘電体層16と同様の工程によって第2透明誘電体層18が成膜形成され、第2バス電極11の保護機能や放電電流の制限機能を奏する。
表示パネル体2においては、第2透明ガラス基板6の内面に、放電空間部14を構成する隔壁13が形成される。表示パネル体2においては、第2透明誘電体層18を被覆するようにして第2透明ガラス基板6の内面に所定の厚み、すなわちこの第2透明ガラス基板6と第1透明ガラス基板5との対向間隔とほぼ等しい厚みを以って隔壁形成層が形成される。隔壁形成層は、例えば低誘電ガラスペーストをスクリーン印刷法やロールコート法によって均一かつ精密な膜厚で形成し、乾燥工程を経た後にサンドブラスト法等が施されて不要部分のガラスペーストが除去されることによって格子状の隔壁13を形成する。なお、隔壁13については、スクリーン印刷法或いはアディティブ法等の適宜の方法によって形成することも可能である。
表示パネル体2においては、隔壁13によって図4に示すように縦長矩形の放電空間部14が構成されるが、この放電空間部14の第1内面14aを除いた他の内周面に蛍光体層19が成膜形成される。蛍光体層19は、例えばスクリーン印刷法によって各放電空間部14内に所定量の蛍光体ペーストを充填して乾燥工程を施すことにより、溶剤成分が蒸発して内面に蛍光体が付着して形成される。なお、蛍光体層19については、例えば感光性蛍光体ペーストを用いて放電空間部14内に蛍光体ペースト層を形成した後に、不要部分を露光除去する方法等によって形成するようにしてもよい。
表示パネル体2においては、第1内面14aに略45°の反射面20aを有する反射導光部20が形成される。反射導光部20は、微細な放電空間部14内に形成することが可能な種々の透明材料によって形成され、例えば上述した透明電極15と同一の透明電極材を用いることによって材料の共用化が図られるようになる。
表示パネル体2は、以上の工程を経て形成された第2透明ガラス基板6に対して上述した第1透明ガラス基板5が精密に位置合わせされた状態で図示しないシール層を介して一体に接合される。表示パネル体2は、第2透明ガラス基板6側にガス孔を設け、第1透明ガラス基板5と第2透明ガラス基板6との間から内部の空気を抜き取るとともに放電ガスを導入する。放電ガスには、一般にイオン化エネルギーの大きな希ガス、例えばXe、Ne、He等の混合ガスが用いられる。
以上のように構成された表示パネル体2は、第1透明ガラス基板5と第2透明ガラス基板6の外周部において、第1バス電極10のテーパ部10aと第2バス電極11のテーパ部11aにそれぞれコネクタ12が装着される。表示パネル体2には、各コネクタ12が詳細を省略する駆動回路部4A乃至4Dと接続され、さらにこれら駆動回路部4A乃至4Dを収納するようにしてベゼル3が組み合わされてカラーPDP1を完成する。
なお、カラーPDP1においては、図示しないが第1透明ガラス基板5の前面に前面フィルタが組み付けられる。前面フィルタには、表示パネル体2から放射される赤外線や電磁波を遮断する赤外線遮断層や電磁波遮断層が形成される。また、カラーPDP1においては、背面側の第2透明ガラス基板6側からも赤外線や電磁波が放射されるために、同様の背面フィルタが組み付けられる。
以上のように構成されたカラーPDP1においては、駆動回路部4A乃至4Dから各第1バス電極10と第2バス電極11とに駆動パルス電圧が印加されることによって、所定の発光セル7が発光して表示領域8に画像表示が行われる。カラーPDP1においては、第1バス電極10や第2バス電極11を介して駆動パルス電圧が印加され、主に表示にかかわる放電が透明電極15a、15b間で発生する。カラーPDP1においては、この放電によって、放電空間部14内において紫外線が発生し、この紫外線が隔壁13の内面に形成した蛍光体層19を照射してこれを励起することで表示光(可視光)が放射される。
カラーPDP1においては、蛍光体層19から放射された表示光Lが、図5に示すように反射導光部20の反射面20aによって第1透明ガラス基板5側へと屈折される。したがって、カラーPDP1においては、第1透明ガラス基板5から露光する表示光Lにより発光セル7が光輝して観察されることで、表示領域8の全体で所定のカラー画像が表示されるようにする。カラーPDP1においては、上述したように表示領域8のみが光輝して引出し電極形成領域9では発光が行われないことから、表示領域8があたかも空間中に浮き上がって表示画像を強調するフローティング表示が行われる。
カラーPDP1は、大型画面によって迫力ある画像が表示されることで人が集まる目につきやすい場所に設置されて用いられる。カラーPDP1においては、未使用状態であっても、ベゼル3に縁ち取られた表示パネル体2の引出し電極形成領域9とともに表示領域8の前面側から背景を視認することが可能である。したがって、カラーPDP1においては、従来のように薄暗い無味乾燥な画面が表示パネル体2を介して背景を見えるようにしたことで、設置した場所の環境や雰囲気を損なわせることは無い。
一方、カラーPDP1においては、特徴ある表示形態と未使用時でも背景が見られる構成から、例えば室内等に設置される透明なパーテーション或いは仕切窓等に組み込むことにより思わぬ場所にカラー画像の表示を行うことも可能とさせる。カラーPDP1においては、薄型で大型の表示画面を有することから、例えばショーウィンド等に組み込んで商品説明や案内或いは癒しのカラー動画を表示させることも可能とする。
ところで、上述したカラーPDP1においては、上述した1個の発光セル7がそれぞれ光三原色の赤色、緑色或いは青色のいずれか一色で発光する単位セルを構成する。カラーPDP1においては、詳細を省略するが隣り合う3個の発光セル7内の各蛍光体層19を順に赤色、緑色及び青色の発色蛍光体層によって構成する。カラーPDP1においては、これら3個の単位セルから出射される表示光を合成して所定の色調の発光が行われる画素を構成する。
図6に示したカラーPDP25は、隣り合う3個の単位セル26a乃至26cによってそれぞれ各画素27を構成する基本的な構成が上述したカラーPDP1と同様とするが、表示領域8の開口率をさらに向上させた構成に特徴がある。すなわち、カラーPDP25においては、図6に示すように単位セル26a乃至26cによって構成される各画素27間にそれぞれ透明セル28を形成してなる。なお、カラーPDP25は、上述したカラーPDP1の説明では詳細を省略したが、各単位セル26a乃至26cに対してアドレス電極としてそれぞれ1本の第2バス電極11が割り当てられるとともに表示電極として一対の第1バス電極10が割り当てられている。
カラーPDP25は、図6に示すように第2バス電極11が各単位セル26a乃至26cの背面側において中央部を横切るようにして形成されることにより、表示領域8の開口率が幾分低下した構造となっている。カラーPDP25においては、図6に示すように各透明セル28が、隔壁13によって構成される放電空間部14の内部において上述した第2バス電極11やカラーPDP1のような蛍光体層19或いは反射導光部20等が形成されずに素通しの空間部として構成されてなる。
したがって、カラーPDP25においては、各透明セル28を介して表示領域8の前面側から背景を視認することが可能となる。パネル表示装置25においては、透明セル28を設けたことによりカラーPDP1と比較して同一面積の表示領域8における画素数が少なくなり表示画像が多少粗くなるが、使用目的によっては充分に対応可能である。
なお、カラーPDP25においては、例えば図7に示すように各発光セルが従来の一般的なカラーPDPに採用されている背面側を閉塞した発光セルの構成とし、これら発光セルに隣接して上述した透明セル28を設けることによっても、上述したカラーPDP1と同様に前面側から背面側の背景を透視可能とすることが可能となる。また、カラーPDP25においては、各画素27に隣り合って透明セル28を形成するようにしたが、開口率が低下しても使用目的によっては適宜のピッチを以って透明セル28を形成するようにしてもよい。
上述したカラーPDP1やカラーPDP25においては、各画素21を併設した3個の単位セル7a乃至7cによって構成し、各単位セル7a乃至7cからの表示光を合成してカラー表示が行われるように構成される。図8に示したカラーPDP30は、前面側から背景を見ることが可能に構成された、換言すれば背面側からの入射光を前面側へと透過させることが可能に構成された3個の第1表示パネル体31A乃至第3表示パネル体31Cを積層して相対する第1発光セル32A乃至第3発光セル32Cによって層方向の画素33を構成してカラー表示を行うようにする。カラーPDP30は、第1表示パネル体31A乃至第3表示パネル体31Cを積層することで厚みが大きくなるが、同一面積の表示領域8における画素数をほぼ3倍としてきめの細かい画像表示を行うことが可能となる。
カラーPDP30においては、例えば第1表示パネル体31Aが赤色の表示光のみを出射し、第2表示パネル体31Bが緑色の表示光のみを出射し、第3表示パネル体31Cが青色の表示光のみを出射する。カラーPDP30においては、第1表示パネル体31A乃至第3表示パネル体31Cが図8に示すように積層方向に対してそれぞれ幾分ずらした状態でそれぞれ設けられてなる。
カラーPDP30においては、第1表示パネル体31Aの第1発光セル32Aから出射された赤色表示光LAが第2表示パネル体31Bの背面側から第2発光セル32B内に入射される。カラーPDP30においては、第2表示パネル体31Bの第2発光セル32Bから出射された緑色表示光LBが第1表示パネル体31Aからの赤色表示光LAと合成されて第3表示パネル体31Cの背面側から第3発光セル32C内に入射される。カラーPDP30においては、第3発光セル32Cから出射された青色表示光LCがさらに合成されて所定の色調の表示光となって、第3表示パネル体31Cから出射される。
なお、カラーPDP30においては、第1表示パネル体31A乃至第3表示パネル体31Cの各第1発光セル32A乃至第3発光セル32Cに隣接して上述したカラーPDP25と同様の透明セル28を設けるようにしてもよい。カラーPDP30は、多層化することによって画素数を増やすことから、より精度の高い画像表示を行うことが可能となる。
また、上述した各実施の形態においては、カラーPDPの適用例を説明したが、本発明はかかるカラーPDPに限定されるものでは無いことは勿論である。本発明は、発光セルを有するその他のディスプレィ、例えば有機分子中の正孔と電子との再結合によって発光が行われるELDや、放出電子による蛍光体の励起によって発光が行われる電界放出ディスプレィ(FED:Field Emission Display)等の照明源を必要としない各種の自発光型ディスプレィパネルに適用される。
本発明の実施の形態として示すカラーPDPの構成説明図である。 未使用時の状態を説明する正面図である。 使用時の状態を説明する正面図である。 発光セルの構造を説明する一部切欠き要部平面図である。 発光セルの構造を説明する図4K−K線の縦断面図である。 他の実施の形態として示すカラーPDPの画素構成説明図である。 発光セルの構造を説明する一部切欠き要部平面図である。 他の実施の形態として示すカラーPDPの要部縦断面図である。
1 カラーPDP、2 表示パネル体、3 ベゼル、4 駆動回路部、5 第1透明ガラス基板、6 第2透明ガラス基板、7 発光セル、8 表示領域、9 引出し電極形成領域、10 第1バス電極、11 第2バス電極、12 コネクタ、13 隔壁、14 放電空間部、15 透明電極層、16 第1透明誘電体層、17 保護層、18 第2透明誘電体層、19 蛍光体層、20 反射導光部、21 画素、25 カラーPDP、26 単位セル、27 画素、28 透明セル、30 カラーPDP、31 表示パネル体、32 発光セル

Claims (4)

  1. 所定の対向間隔を以って組み合わされた一対の第1透明ガラス基板及び第2透明ガラス基板と、
    上記第1透明ガラス基板及び上記第2透明ガラス基板間に形成されてマトリックス状に配列した多数の放電空間部を構成する隔壁と、上記放電空間部の一方側隔壁の内面にそれぞれ形成された発光層と、上記放電空間部の上記発光層と対向する他方側隔壁の内面にそれぞれ配置されて上記発光層から放射された表示光を上記第1透明ガラス基板側に屈折して導光するとともに上記第2透明ガラス基板側からの入射光を透過させる透明材によって形成された反射導光部と、上記第1透明ガラス基板の内面に上記放電空間部に対応してそれぞれ形成された透明電極層とから構成され、上記第1透明ガラス基板を通して上記第2透明ガラス基板側の背景を視認可能とさせる表示領域部を構成する多数の発光セルと、
    上記第1透明ガラス基板の内面に上記放電空間部に対応してそれぞれ形成され、上記透明電極層と接続されるともに上記表示領域部の外周部に第1バス電極引出し領域部を構成して上記第1透明ガラス基板の外周部に引き出される多数の第1バス電極と、
    上記第2透明ガラス基板の内面に上記放電空間部に対応してそれぞれ上記第1バス電極と直交する方向に形成され、上記表示領域部の外周部に第2バス電極引出し領域部を構成して上記第2透明ガラス基板の外周部に引き出される多数の第2バス電極と、
    上記第1透明ガラス基板及び上記第2透明ガラス基板の外周部に沿ってそれぞれ配置されて上記第1バス電極及び上記第2バス電極が接続され、これら第1バス電極及び第2バス電極に駆動電圧を選択的に印加することによって上記発光セルを発光させる複数の駆動回路部と、
    上記駆動回路部を内部に収納して上記第1透明ガラス基板及び上記第2透明ガラス基板の外周部を保持するベゼル
    を備える自発光型パネル表示装置。
  2. 上記第1バス電極引出し領域部と上記第2バス電極引出し領域部により構成される上記表示領域部の外周部を囲む上記ベゼルの内周縁との間の枠状のバス電極引出し領域部が、上記第1透明ガラス基板を通して上記第2透明ガラス基板側の背景を視認可能とさせるとともに表示状態において上記表示領域部を浮き上がらせる作用を奏する請求項1に記載の自発光型パネル表示装置。
  3. 上記表示領域部が、表示画素或いは表示単位を構成する上記発光セル毎に、隣り合う上記発光セルとの間にそれぞれ高透過率領域を介して区割りされて構成されてなり、
    上記高透過率領域を介して背面側の背景が視認される請求項1に記載の自発光型パネル表示装置。
  4. 上記発光セルを構成する上記一方側隔壁の内面に光三原色のいずれか一色の表示光を放射する発光層を設けるとともに、この発光層と対向する上記他方側隔壁の内面に上記表示光を上記第1透明ガラス基板側に屈折して導光するとともに上記第2透明ガラス基板の背面側からの入射光を透過させる透明材からなる上記導光部材を設けた多数の発光セルをマトリックス状に配列してなる単位発光層体を備え、
    それぞれ光三原色の異なる一色の表示光を放射する上記単位発光層体を、それぞれの発光セルを互いに同一軸線上に位置させて三層に積層し、上記各発光部からそれぞれ放射される表示光が前面側の発光セル内を透過して合成された状態で最前部の上記第1透明ガラス基板から露光することによりカラー表示が行われる請求項1に記載の自発光型パネル表示装置。
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