JP4547685B2 - 地図表示装置及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明はこのような道路表示等の粗さを改善し、直感的に認識し易い地図表示を行えるようにすることを目的とする。
また、本発明は、ナビゲーション装置における地図表示処理を制御するプログラムにおいて、表示画面上に設定される格子の幅を地図の縮尺に応じて設定するステップ、情報記憶手段に記憶された地図データを読み出し、読み出した地図データの位置座標を前記表示画面上に設定される格子により定められる格子点の座標へ座標変換することにより離散的な位置座標に座標変換するステップ、座標変換された座標に基づいて前記表示画面上に地図を表示するステップをコンピュータに実行させることを特徴とする。
図1は本発明のナビゲーション装置の構成例を示す図である。
経路案内に関する情報を入力する入力装置1、自車両の現在位置に関する情報を検出する現在位置検出装置2、経路の算出に必要なナビゲーション用データや経路案内に必要な表示/音声の案内データとプログラム(アプリケーション及び/又はOS)等が記録されている情報記憶装置3、経路探索処理や経路案内に必要な表示/音声案内処理、さらにシステム全体の制御を行う中央処理装置4、車両の走行に関する情報である、例えば道路情報、交通情報を送受信したり、車両の現在位置に関する情報を検出したり、さらに現在位置に関する情報を送受信したりする情報送受信装置5、経路案内に関する情報を出力する出力装置6から構成されている。
この例では、画面座標に変換された各ノードの位置座標を(x,y)、丸め込む格子座標を(X,Y)とし、X方向の格子間隔をa、Y方向の格子間隔をbとしたとき、次式により各点の座標を変換して格子点に丸め込みを行う。
X=───────*a ……(1)
a
(y+b/2)
Y=───────*b ……(2)
b
なお、(1)式、(2)式の計算において小数点以下については切り捨てを行う。
{(3+10/2)}/10=0.8で、小数点以下切り捨てで、0×10=0となり、X=Y=0となる。従って、ノードP1 (3,3)は、格子点P1 ′(0,0)に丸め込まれる。
点P2 (8,4)についてみると、Xについては、{(8+10/2)}/10=1.3、0.3を切り捨て、1×10=10でX=10となる。Yについては、{(4+10/2)}/10=0.9、0.9を切り捨て、0×10=0でY=0となる。従って、ノードP2 (8,4)は、格子点P2 ′(0,10)に丸め込まれる。
同様に、ノードP3 (12,7)は格子点P3 ′(10,10)、ノードP4 (16,10)は格子点P4 ′(20,10)、ノードP5 (19,11)は格子点P5 ′(=P4 ′)(20,10)、ノードP6 (26,11)は格子点P6 ′(30,10)に丸め込まれる。
この例は各ノード間の差分に基づいて丸め込む格子点を決定するものであり、画面座標に変換された各ノードの位置座標を(xn ,yn )、丸め込む格子座標を(Xn ,Yn )とし、X方向の格子間隔をa、Y方向の格子間隔をbとしたとき、次式により各点の座標を変換して格子点に丸め込みを行う。なお、計算において小数点以下切り捨てるのは(1)式、(2)式の場合と同様である。
Xn ′=──────────── *a a
Xn =Xn-1 +Xn ′ ……(3)
(yn −yn-1 +b/2)
Yn ′=──────────── *b b
Yn =Yn-1 +Yn ′ ……(4)
(3)式、(4)式においてa、bを10とし、P0 (x0 , y0 )(x0 , y0 =2)が、格子点P0 ′(X0 , Y0 ) (X0 , Y0 =0)に丸め込まれたものとして、P1 (x1 , y1 )(x1 =18, y1 =4)、P2 (x2 , y2 )(x2 =27, y2 =11)の丸め込みについて説明する。
P1 点(18,4)についてみると、
(x1 −x0 +a/2)/a=(18−2+5)/10=2.1
小数点以下を切り捨てると、
X1 ′=20、X1 =20
となる。また、
(y1 −y0 +b/2)/b=(4−2+5)/10=0.7
小数点以下を切り捨てると、
Y1 ′=0、Y1 =0
従って、P1 (18, 4)はP1 ′(20,0)の格子点に丸め込まれる。
P2 点(27,11)についてみると、
(x2 −x1 +a/2)/a=(27−18+5)/10=1.4
小数点以下を切り捨てると、
X2 ′=10、X2 =20+10=30
となる。また、
(y2 −y1 +b/2)/b=(11−4+5)/10=1.2
小数点以下を切り捨てると、
Y2 ′=10、Y2 =0+10=10
従って、P2 (27, 11)は、P2 ′(30,10)の格子点に丸め込まれる。
現在位置を検出し(ステップS11)、現在位置座標から所定範囲のデータを読み出し(ステップS12)、後述する所定の条件でノードの間引き処理を行う(ステップS13)。間引き処理した後の各点の位置座標を画面座標に変換し(ステップS14)、変換した各点ごとに丸め込み処理を施し(ステップS15)、丸め込み処理で決定された各点により描画メモリに描画し(ステップS16)、表示装置に出力する(ステップS17)。
道路を構成するノード列のうち隣接した2つのノードA、Bについて、その座標(東経、北緯)からベクトルABを算出し、さらにその次のノードCまでのベクトルACを算出し、2つのベクトルAB、ACのなす角が所定の角度θ(θは描画地図の縮尺率、道路種別等に応じて適宜設定)以下か否か判定する。判定の結果、ベクトルAB、ACのなす角がθ以下の場合(図8(a))、ノードA、B、Cはほぼ直線上にあるのでノードBを間引き、さらにノードCの次のノードDまでのベクトルADを算出し(図8(b))、ベクトルAB、ADのなす角がθ以下か否か判定し、θ以下であればノードA、B、C、Dはほぼ直線上にあるのでノードCも間引く。ノードCを間引いた場合、さらに次のノードまでのベクトルを算出し、以後同様の処理を行う。一方、ベクトルAB、ACのなす角がθより大きい場合、ノードA、B、Cは直線上にないのでノードBは間引かず、ベクトルの始点をノードAからノードBに移し、ノードC、DまでのベクトルBC、BDを算出し(図8(c))、ベクトルBC、BDのなす角が所定の角度θ以下か否か判定し、以後、上記と同様の処理を行う。これら一連の処理を各道路ごとに実施し、道路を形成するノードのうち、ほぼ直線上のノードを間引くようにする。
図9(a)に示すように、ノード列A、B、C、D、E、Fがあった場合、ノードAからノードB、CまでのベクトルAB、ACを算出し、ベクトルAB、ACのなす角が所定角度θ以下か否か判定する。この例では、ベクトルAB、ACのなす角がθ以下で、ノードA、B、Cはほぼ直線上にあるため、ノードBを間引き、ノードCの次のノードDまでのベクトルADを算出し、ベクトルAB、ADのなす角がθ以下か否か判定する。ベクトルAB、ADのなす角がθより大きいため、ノードCは間引かず、ベクトルの始点をノードCに移し、ノードD、EまでのベクトルCD、CEを算出する。次いで、ベクトルCD、CEのなす角がθより大きいため、ノードDは間引かず、ベクトルの始点をノードDに移し、ノードE、FまでのベクトルDE、DFを算出する。この場合、ベクトルDE、DFのなす角がθより小さいため、ノードEを間引く。こうして、図9(b)に示すような間引き後のノード列A、C、D、Fについて丸め込み処理を行う。上記処理における最初のノードAは、例えば、道路データをメッシュ毎に分割して格納しているので、メッシュの端に相当するノードとし、記憶しているアドレスが若いノードから順番に間引き処理を施すようにすればよい。
Claims (2)
- 位置座標を有する地図データを記憶した情報記憶手段と、
前記情報記憶手段に記憶された地図データを読み出し、その位置座標を表示画面上に設定される格子により定められる格子点の座標へ座標変換することにより離散的な位置座標に座標変換する制御手段と、
前記制御手段により座標変換された座標に基づいて前記表示画面上に地図を表示する表示手段と、
を備え、
前記制御手段は前記表示画面上に設定される格子の幅を地図の縮尺に応じて設定することを特徴とする地図表示装置。 - ナビゲーション装置における地図表示処理を制御するプログラムにおいて、
表示画面上に設定される格子の幅を地図の縮尺に応じて設定するステップ、
情報記憶手段に記憶された地図データを読み出し、読み出した地図データの位置座標を前記表示画面上に設定される格子により定められる格子点の座標へ座標変換することにより離散的な位置座標に座標変換するステップ、
座標変換された座標に基づいて前記表示画面上に地図を表示するステップ、
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1074042A (ja) * | 1996-06-24 | 1998-03-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | デフォルメ地図作成装置とそれを使う地図情報提供システム |
JP2000250403A (ja) * | 1999-02-26 | 2000-09-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 道路形状図形デフォルメ方法、装置、前記方法を記録した記憶媒体 |
-
2007
- 2007-06-21 JP JP2007163759A patent/JP4547685B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2000250403A (ja) * | 1999-02-26 | 2000-09-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 道路形状図形デフォルメ方法、装置、前記方法を記録した記憶媒体 |
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