JP4546207B2 - 動画編集装置、プログラム、および動画編集方法 - Google Patents

動画編集装置、プログラム、および動画編集方法 Download PDF

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Description

本発明は、動画編集システムに関し、特に、動画編集を実行する場合に使用されるプレビュー処理の技術に関する。
コンピュータ技術が進歩すること伴って、演算処理能力の高いコンピュータが様々な分野において利用されている。特に演算処理能力が要求される動画処理の分野では、そのハードウェアの処理速度に対応して動作する動画編集ソフトウェアが普及してきている。動画編集ソフトウェアを使用して動画編集を実行する場合、編集効果を確認するプレビューウィンドウが使用されている。
従来の動画編集システムは、編集効果を確認する場合、プレビュー用のデータを生成する画像処理エンジンを備えている。その画像処理エンジンは、動画ファイルから抽出されたフレームをビットマップに変換し、編集効果を反映してプレビュー用のデータを生成している。生成されたプレビュー用データは、その画像処理エンジンからプレビューウィンドウに出力され、プレビュー表示が実行されている。
上述のように、従来のプレビュー表示は、動画ファイルから抽出されたフレームをビットマップに変換し、その変換されたフレーム(以下、フレームビットマップと呼ぶ。)を1枚ずつデコードして順次表示している。プレビュー動画を滑らかに表示するためには、単位時間当たりに一定数以上のフレームビットマップを表示する必要がある。そのため、フレームビットマップ1枚当たりのデータ量が多くなると、1枚のフレームビットマップの処理に多くの時間が必要になり、デコード処理がプレビュー表示処理に追いつかなくなってしまう場合がある。そのため、コマ落ちなどが発生してしまい、適切な編集効果の確認を行えない場合がある。
動画、特に圧縮符号化された画像データを処理する技術において、動画像を構成するフレームビットマップの解像度を落としてフレームビットマップのデータ量を減らす技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
動画編集を実行しようとする場合、編集対象の動画像のサイズは、動画編集を実行する動画像ごとに異なっている。また一般的に、動画編集システムには、表示サイズの異なる複数のプレビューウィンドウが備えられている。動画編集者は、その複数のプレビューウィンドウを目的に応じて使い分けて動画編集を行っている。異なる複数のプレビューウィンドウには、例えば、細部の確認を行うためのプレビューウィンドウや、複数のサムネイル動画を一画面でプレビュー表示するプレビューウィンドウなどがある。
全てのフレームビットマップの解像度を一様に落とすことでデータ量を減らしてしまうと、最終的には、ビデオカードの持つハードウェアの拡大機能によってプレビューウィンドウと同等のサイズの画像が表示されるが、拡大前の元画像の解像度によっては、画質が左右されてしまう。例えば、上記のような、細部の確認を行うためのプレビューウィンドウで表示を行うときは、解像度の低下は少ないほうが良い。逆に、複数のサムネイル動画を一画面でプレビュー表示する場合は、その複数のサムネイル動画が同時に動くことを確認することが目的である。したがって、一般的に個々のサムネイルで解像度は重視されていない。
特開平11−355775号公報
本発明が解決しようとする課題は、動画編集システムにおいて、編集中の動画の編集効果をリアルタイムで確認する場合に、編集目的によって要求されるプレビュー表示品質が異なる場合でも、その編集目的に対応するプレビュー表示をすることができる動画編集システムを提供することにある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
上記課題を解決するために、供給されるプレビュー用画像データを順次表示することで、プレビュー表示画面にプレビュー動画を表示するプレビュー表示装置と、前記プレビュー用画像データを生成する画像処理部(10)とを具備する動画編集装置を構成する。そして、前記画像処理部(10)は、動画ファイル(MPEGファイル)からフレーム画像を抽出し、前記フレーム画像をビットマップ画像に変換してフレームビットマップを生成するデコーダ(21)と、前記フレームビットマップのデータ量を所定の条件に基づいて低減するデータ処理部(23)とを有する構成である。また、前記デコーダ(21)は、生成するフレームビットマップに関連する情報を前記データ処理部(23)に通知し、前記データ処理部(23)は、前記情報に基づいて特定フレームビットマップを選択し、前記特定フレームビットマップを前記所定の条件に基づいてデータ量を低減させて前記プレビュー用画像データを生成する。このような動画編集システムによって、プレビュー表示を行うことで、プレビュー表示画面(PW1、PW2)の画面サイズにあわせて、データ転送量を調節することが可能になり、メモリコピーに関連する情報処理の負荷を低減することが可能になる。
その動画編集装置において、前記デコーダ(21)は、前記情報として前記フレームビットマップの画像サイズを前記データ処理部(23)に通知し、前記データ処理部(23)は、前記フレームビットマップの画像縦ピクセル数と、前記プレビュー表示画面の画面縦ピクセル数とを抽出し、前記画像縦ピクセル数と前記画面縦ピクセル数との比
画像縦ピクセル数:画面縦ピクセル数
を算出し、前記画面縦ピクセル数を1にした場合、前記画像縦ピクセル数に対応する値Nが、予め定められた第1判定値を超える場合、前記フレームビットマップのデータ量を低減させて前記プレビュー用画像データを生成する動画編集装置を構成する。ここで、その動画編集システムにおいて、前記第1判定値が2である場合、データ量を低減させつつプレビュー表示を行ったときに効果的な表示が可能になる。
その動画編集装置において、前記データ処理部(23)は、前記フレームビットマップの画像横ピクセル数と、前記プレビュー表示画面の画面横ピクセル数とを抽出し、前記画像横ピクセル数と前記画面横ピクセル数との比
画像横ピクセル数:画面横ピクセル数
を算出し、前記画面横ピクセル数を1にした場合、前記画像横ピクセル数に対応する値Mが、予め定められた第2判定値を超える場合、前記フレームビットマップのデータ量を低減させて前記プレビュー用画像データを生成する動画編集装置を構成する。上記のように動画編集システムを構成することで、縦横比が一般的でない画像を編集する場合であっても効果的はプレビュー表示を行うことが可能になる。さらに、その動画編集システムにおいて、前記第2判定値が2である場合、上記のようにデータ量を低減させつつプレビュー表示を行ったときに効果的な表示が可能になる。
その動画編集装置において、前記データ処理部(23)は、予め定められた特定画像サイズと前記プレビュー表示画面の画面サイズとに基づいて面積比較値を算出し、前記面積比較値が予め定められた範囲をこえるとき、前記プレビュー表示画面の画面サイズに対応する縮小率を算出し、前記縮小率に基づいて前記フレームビットマップのデータ量を低減させて前記プレビュー用画像データを生成する動画編集装置を構成する。
その動画編集装置において、前記デコーダ(21)は、前記情報として前記フレームビットマップの生成処理時間を前記データ処理部(23)に通知し、前記データ処理部(23)は、前記生成処理時間と前記フレームビットマップを表示するために必要な表示時間とを比較し、前記生成処理時間が前記表示時間を超えるとき、前記生成処理時間に対応する縮小率を算出し、前記縮小率に基づいて前記フレームビットマップのデータ量を低減させて前記プレビュー用画像データを生成する動画編集装置を構成する。
その動画編集装置において、前記画像処理部は、さらに、前記プレビュー用画像データに基づいて、プレビュー動画データを生成する動画処理部を備え、前記画像処理部は、前記プレビュー用画像データのデータを処理する作業領域を特定し、前記作業領域のアドレスを前記動画処理部に通知し、前記動画処理部は、前記作業領域を利用して前記画像データを生成する動画編集装置を構成する。このような動画編集システムを構成し、作業領域を特定することで、画像表示処理にかかる負荷を低減させることが可能になる。
コンピュータを使用して上記課題を解決する場合、供給されるプレビュー用画像データを順次表示することで、プレビュー表示画面にプレビュー動画を表示する方法をコンピュータに実行させるプログラムをコンピュータに搭載する。そのプログラムは、
(a)動画ファイルからフレーム画像を抽出し、前記フレーム画像をビットマップ画像に変換してフレームビットマップを生成するステップと、
(b)生成されるフレームビットマップに関連する情報に基づいて特定フレームビットマップを選択するステップと、
(c)前記特定フレームビットマップを所定の条件に基づいてデータ量を低減させて前記プレビュー用画像データを生成するステップを具備する方法をコンピュータで実行可能なプログラムである。
そのプログラムにおいて、前記(b)ステップは、前記情報として、前記フレームビットマップの画像サイズを受け取るステップと、前記画像サイズに基づいて、前記特定フレームビットマップを選択するステップとを含み、
前記(c)ステップは、前記特定フレームビットマップの画像縦ピクセル数を抽出するステップと、前記プレビュー表示画面の画面縦ピクセル数を抽出するステップと、
前記画像縦ピクセル数と前記画面縦ピクセル数との比
画像縦ピクセル数:画面縦ピクセル数
を算出するステップと、前記画面縦ピクセル数を1にした場合、前記画像縦ピクセル数に対応する値Nが、予め定められた第1判定値を超える場合、前記フレームビットマップのデータ量を低減させて前記プレビュー用画像データを生成するステップを具備する方法をコンピュータで実行可能なプログラムであることが好ましい。
そのプログラムにおいて、前記(c)ステップは、前記フレームビットマップの画像横ピクセル数を抽出するステップと、前記プレビュー表示画面の画面横ピクセル数とを抽出するステップと、前記画像横ピクセル数と前記画面横ピクセル数との比
画像横ピクセル数:画面横ピクセル数
を算出するステップと、前記画面横ピクセル数を1にした場合、前記画像横ピクセル数に対応する値Mが、予め定められた第2判定値を超える場合、前記フレームビットマップのデータ量を低減させて前記プレビュー用画像データを生成するステップを具備する方法をコンピュータで実行可能なプログラムであってもよい。
そのプログラムにおいて、前記(c)ステップは、予め定められた特定画像サイズと前記プレビュー表示画面の画面サイズとに基づいて、面積比較値を算出するステップと、前記面積比較値が予め定められた範囲をこえるとき、前記プレビュー表示画面の画面サイズに対応する縮小率を算出するステップと、前記縮小率に基づいて前記特定フレームビットマップのデータ量を低減させて前記プレビュー用画像データを生成するステップを具備する方法をコンピュータで実行可能なプログラムであってもよい。
そのプログラムにおいて、前記(b)ステップは、前記情報として前記フレームビットマップの生成処理時間を受け取るステップと、前記生成処理時間と前記フレームビットマップを表示するために必要な表示時間とを比較し、前記生成処理時間が前記表示時間を超えるとき、前記フレームビットマップを前記特定フレームビットマップとして選択するステップとを含み、
前記(c)ステップは、前記生成処理時間に対応する縮小率を算出するステップと、
前記縮小率に基づいて前記フレームビットマップのデータ量を低減させて前記プレビュー用画像データを生成するステップを具備する方法をコンピュータで実行可能なプログラムであってもよい。
そのプログラムにおいて、さらに、
(d)前記プレビュー用画像データに基づいて、プレビュー動画データを生成するステップと、
(e)前記プレビュー用画像データのデータを処理する作業領域を特定するステップと、
(f)前記作業領域を利用して前記画像データを生成するステップ
を具備する方法をコンピュータで実行可能なプログラムであることが好ましい。
上記課題を解決手段として、以下の動画編集方法を実行する。その動画編集方法は、
(a)動画ファイルからフレーム画像を抽出し、前記フレーム画像をビットマップ画像に変換してフレームビットマップを生成するステップと、
(b)生成されるフレームビットマップに関連する情報に基づいて特定フレームビットマップを選択するステップと、
(c)前記特定フレームビットマップを所定の条件に基づいてデータ量を低減させて前記プレビュー用画像データを生成するステップを具備する動画編集方法である。
その動画編集方法において、前記(b)ステップは、前記情報として、前記フレームビットマップの画像サイズを受け取るステップと、前記画像サイズに基づいて、前記特定フレームビットマップを選択するステップと含み、
前記(c)ステップは、前記特定フレームビットマップの画像縦ピクセル数を抽出するステップと、前記プレビュー表示画面の画面縦ピクセル数を抽出するステップと、
前記画像縦ピクセル数と前記画面縦ピクセル数との比
画像縦ピクセル数:画面縦ピクセル数
を算出するステップと、前記画面縦ピクセル数を1にした場合、前記画像縦ピクセル数に対応する値Nが、予め定められた第1判定値を超える場合、前記フレームビットマップのデータ量を低減させて前記プレビュー用画像データを生成するステップを具備する動画編集方法であってもよい。
その動画編集方法において、前記(c)ステップは、前記フレームビットマップの画像横ピクセル数を抽出するステップと、前記プレビュー表示画面の画面横ピクセル数とを抽出するステップと、前記画像横ピクセル数と前記画面横ピクセル数との比
画像横ピクセル数:画面横ピクセル数
を算出するステップと、前記画面横ピクセル数を1にした場合、前記画像横ピクセル数に対応する値Mが、予め定められた第2判定値を超える場合、前記フレームビットマップのデータ量を低減させて前記プレビュー用画像データを生成するステップを具備する動画編集方法であってもよい。
その動画編集方法において、前記(c)ステップは、予め定められた特定画像サイズと前記プレビュー表示画面の画面サイズとに基づいて、面積比較値を算出するステップと、前記面積比較値が予め定められた範囲をこえるとき、前記プレビュー表示画面の画面サイズに対応する縮小率を算出するステップと、前記縮小率に基づいて前記特定フレームビットマップのデータ量を低減させて前記プレビュー用画像データを生成するステップを具備する動画編集方法であってもよい。
その動画編集方法において、前記(b)ステップは、前記情報として前記フレームビットマップの生成処理時間を受け取るステップと、前記生成処理時間と前記フレームビットマップを表示するために必要な表示時間とを比較し、前記生成処理時間が前記表示時間を超えるとき、前記フレームビットマップを前記特定フレームビットマップとして選択するステップとを含み、
前記(c)ステップは、前記生成処理時間に対応する縮小率を算出するステップと、
前記縮小率に基づいて前記フレームビットマップのデータ量を低減させて前記プレビュー用画像データを生成するステップを具備する動画編集方法であってもよい。
その動画編集方法において、さらに、
(d)前記プレビュー用画像データに基づいて、プレビュー動画データを生成するステップと、
(e)前記プレビュー用画像データのデータを処理する作業領域を特定するステップと、
(f)前記作業領域を利用して前記画像データを生成するステップ
を具備する動画編集方法であることが好ましい。
本発明によると、編集途中の動画の編集効果をリアルタイムで確認する場合に、編集目的によって、要求されるプレビュー表示の品質が異なる場合でも、その編集目的に対応するプレビュー表示をすることができる。
[第1の実施形態の構成]
以下に、図面を使用して本発明の実施の形態について説明を行う。図1は、本実施の形態に述べる、動画編集システムの構成を示すブロック図である。図1に示されているように、本実施の形態の動画編集システムは、コンピュータ1と、入力装置2と、表示装置3とを含んで構成されている。ここで、図1に示されている鎖線は信号またはデータの授受を示しているものとする。コンピュータ1は、動画編集を実行する情報処理装置である。入力装置2は、コンピュータ1に接続された情報入力装置である。入力装置2は、キーボードやマウスなどのマンマシンインターフェースで構成されていることが好ましい。動画像を編集する編集者は、その入力装置2を介して命令をコンピュータ1に入力することで、動画編集を実行する。表示装置3は、コンピュータ1に接続された情報表示装置である。表示装置3は、CRTや液晶表示装置などのマンマシンインターフェースで構成されていることが好ましい。図1に示されている表示装置3は、コンピュータ1から供給される表示データを処理して、表示画面に表示している。動画像を編集する編集者は、表示装置3に表示される表示画像に基づいて、編集効果の確認などを行う。
図1に示されているように、コンピュータ1はさらに、動画編集装置10と、CPU(中央演算処理装置)4と、メモリ5と、記録メディア6とを含んで構成されている。その各々はバス7を介して接続されている。動画編集装置10は、コンピュータ1に備えられた動画編集機能ブロックである。本実施の形態において、図1に示されている動画編集装置10は、コンピュータで情報処理が可能なプログラムによって構成されているものとして説明を行う。なお、これは本発明における動画編集装置10の構成を限定するものではない。本実施の形態の動画編集装置10をハードウェア的に構成したとしても、本発明は効果を発揮することが可能である。
CPU4は、コンピュータ1に備えられた演算処理装置である。CPU4は、例えば入力装置2から供給される命令を受信し、その命令を解釈して所定の装置に、演算結果を出力している。CPU4に接続されている各装置は、CPU4から送信される演算結果に基づいて、所定の情報処理を実行する。以下の述べる本実施の形態では、そのCPU4が単一の演算処理装置である場合を例に説明を行っているが、これは本発明のCPU4の構成を限定するものではない。
メモリ5は、コンピュータ1に備えられた情報記憶装置である。メモリ5は、バス7を介して受信する情報の読み出し命令/書き込み命令に応答して、格納された情報の読み書きを実行している。以下の述べる本実施の形態では、そのメモリ5がRAMで構成されている場合を例に説明を行っているが、これは本発明のメモリ5の構成を限定するものではない。
記録メディア6は、不揮発性の書き換え可能な情報記憶装置である。記録メディア6は、編集対象である動画ファイルを格納している。以下の述べる本実施の形態では、その記録メディア6がHDD(ハードディスクドライブ)で構成されている場合を例に説明を行っているが、これは本発明の記録メディア6の構成を限定するものではない。さらに、記録メディア6に格納されている動画ファイルが、MPEG圧縮されているファイルである場合を例に、説明をおこなう。なお、本発明における動画編集は、動画ファイルのフォーマットに影響を受けることはない。
図1を参照すると、動画編集装置10は、動画処理エンジン部20と、アプリケーション部30とを含んで構成されている。
動画処理エンジン部20は、プレビュー用の画像処理を行う画像処理エンジンである。図1に示されているように、動画処理エンジン部20は、デコーダ21と、表示フォーマット変換部22と、縮小処理部23とを含んで構成されている。
デコーダ21は、圧縮されている動画ファイルをデコードする復号化機能ブロックである。デコーダ21は、記録メディア6に格納されている動画ファイルが圧縮符号化されたファイルである場合に、そのファイルのデコードを実行している。デコーダ21は、その動画ファイルをフレーム毎にデコードしてフレームビットマップを生成してる。
表示フォーマット変換部22は、デコーダ21が生成したフレームビットマップのフォーマット変換を行う情報処理機能ブロックである。表示フォーマット変換部22は、供給されるフレームビットマップの色空間をYUV色空間からRGB色空間への変換を実行している。
縮小処理部23は、フレームビットマップのデータ量の調節を実行するデータ処理機能ブロックである。縮小処理部23は、フレームビットマップの画像サイズと、そのフレームビットマップを表示させようとしているプレビューウィンドウの表示画面サイズとに対応して、フレームビットマップのデータ量の調節を行っている。
アプリケーション部30は、動画処理エンジン部20から送信される画像を表示装置3に表示させるための情報処理を実行する画像処理機能ブロックである。図1に示されているように、アプリケーション部30は、編集設定部31と、動画処理部32と、プレビュー表示部33とを含んで構成されている。
編集設定部31は、実行する動画編集に関連する情報を動画処理エンジン部20に通知する情報処理機能ブロックである。動画像を編集する編集者は、プレビューを実行しようとする場合、入力装置2から入力されるプレビュー実行命令をアプリケーション部30に供給する。アプリケーション部30の編集設定部31は、そのプレビュー実行命令に応答して、現在編集されている動画ファイルのフレーム情報を動画処理エンジン部20に通知している。
動画処理部32は、プレビュー用画像データを生成する画像処理機能ブロックである。動画処理部32は、動画処理エンジン部20から供給されるフレームビットマップを、編集設定部31で編集されている編集効果に対応してデータ処理を行い、プレビュー用画像データを生成している。
プレビュー表示部33は、入力される画像データを表示装置3で表示可能な形式に変換するデータ変換機能ブロックである。図1に示されているプレビュー表示部33は、動画処理部32から供給されるプレビュー用画像データを、表示装置3で表示可能な形式に変換して出力している。
図2は、本実施の形態におけるプレビューウィンドウが表示されている表示装置3の画面を示す図である。図2には、二つのことなるプレビューウィンドウが示されているが、これは、本発明の理解を容易にするためのものであり、プレビューウィンドウの数を限定するものではない。図2に示されているように、本実施の形態の動画編集システムは、表示サイズの異なる複数のプレビューウィンドウを備えている。ビューアPV1は、標準的なプレビュー用画像データを表示するプレビューウィンドウである。図2に示されているように、ビューアPV1は、縦方向長さが縦L1であり、横方向長さが横W1である表示画面PW1を備えている。ビューアPV2は、特殊な画面レイアウトに対応するプレビューウィンドウである。図2に示されているように、ビューアPV2は、縦方向長さが縦L2であり、横方向長さが横W2である複数の表示画面PW2を備えている。本実施の形態において、動画像を編集する編集者が任意のタイミングでプレビューウィンドウを切り替えて使用した場合でも、動画編集装置10は、そのウィンドウサイズに対応するようにプレビュー用画像データを生成している。そのため、コマ落ちなどの発生を未然に防止することができる。
図3は、編集作業と、その編集作業で使用されるプレビューウィンドウとの対応を示す図である。図3に示されているように、ひとつの動画編集システム内において、リアルタイムのプレビュー表示を要求されるプレビューウィンドウは複数存在している。図3は、どういう編集過程でどういうプレビューウィンドウが使用されるかを例示している。図3に示されているように、プレビューウィンドウの個々のサイズは多様である。プレビューウィンドウの個々のサイズに合わせた処理を行うことが効果的である。
図4は、MPEGファイル自身が持つ縦長及び横幅(サイズ)と、プレビューウィンドウの縦幅及び横幅の関係を示した図である。図4に示されているように、映像ファイルは、それぞれ固有の縦幅、横幅を有している。例えば、図4のMPEGファイル1の横幅×縦幅は、720×480であり、MPEGファイル2の横幅×縦幅は、352×240である。また、プレビューウィンドウは編集場面によってサイズが異なるものが使用される。例えば、図4に示されているプレビューウィンドウ1の横幅×縦幅は、220×220である。
図4を参照すると、リアルタイムプレビュー再生時に、毎フレームビットマップをプレビュー画面に表示する過程が示されている。縮小動作を行わない場合、フレームビットマップの転送量と転送速度は、そのサイズに比例して変化する。フレームビットマップのデータ量を選択的に縮小させる場合、転送速度が遅くなりそうなときにデータ量を減らしたフレームビットマップを生成してプレビュー表示を行っている。フレームビットマップをプレビューウィンドウのサイズに合わせて拡大縮小をする処理は、コンピュータの場合はビデオカード等ハードウェアの機能によって行われるので、フレームビットマップのサイズによらず一瞬とみなしてよい。前述したように、リアルタイムのプレビュー表示において、コマ落ちなどの不快な表示動作の原因となるのはメモリ間のデータ転送である。
[第1の実施形態の動作]
以下に、図面を使用して本実施の形態の動作について説明を行う。図5Aおよび図5Bは、本実施の形態のプレビュー表示動作を示すフローチャートである。図5Aは、その動作の前半部分を示し図5Bはその動作の後半部分を示している。図5Aおよび図5Bに示されている動作は、入力装置2から入力されるプレビュー実行命令を、アプリケーション部30が受信すると開始する。ステップS101において、編集設定部31は、現在実行している編集情報に基づいて、動画処理エンジン部20にプレビュー用画像データの生成を要求する。動画処理エンジン部20は、その要求に応答して、編集が行われている動画ファイルからフレーム情報を取得する。動画処理エンジン部20のデコーダ21は、そのフレーム情報に基づいて動画ファイルをデコードしフレームビットマップを生成する。
ステップS102において、動画処理エンジン部20は、プレビューを実行するビューアの表示画面サイズを取得する。例えば、図2に示されているビューアPV1を使用して編集効果の確認をしようとしている場合、L1×W1が取得される。
ステップS103において、フレーム情報に基づいて、デコーダ21で生成されるフレームビットマップの画像サイズデータが算出される。その画像サイズデータと、ステップS102で取得されたビューアの表示画面サイズデータが縮小処理部23に通知される、縮小処理部23は、各々のサイズデータの受信に応答して、画像サイズの比較処理を実行する。
ステップS104において、縮小処理部23は、受信した画像サイズの縦方向の長さデータとビューアの表示画面の縦方向の長さデータとを比較する。縮小処理部23は、その比較の結果に基づいて、処理を振分ける。ステップS104での比較の結果、画像サイズがビューアの表示画面サイズよりも大きい場合、処理はステップS105に進む。ステップS104での比較の結果、画像サイズがビューアの表示画面サイズよりも同じかまたは小さい場合、処理はステップS106に進む。
ステップS105において、縮小処理部23は、デコーダ21が生成したフレームビットマップのデータ量を減少させてからプレビュー表示する縮小モードを選択する。ステップS106において、縮小処理部23は、アプリケーション部30に通知するビットマップのサイズを決定する。縮小モードでは、縮小処理部23は、所定の割合でフレームビットマップのデータ量を減少させている。通知するサイズは、そのデータ量を減少させた後のフレームビットマップに対応するサイズである。以下では、デコーダ21で生成されたフレームビットマップの水平ラインを、一定の間隔で間引きすることでデータ量を減少させる処理を行う場合を例に説明を行う。なお、これは、データ量を減少させる処理を特定するものではなく。例えば、使用する色数を減少させてデータ量を減少させても良い。ステップS107において、縮小処理部23は、デコーダ21が生成したフレームビットマップのデータ量を変更せずにプレビュー表示する通常モードを選択する。ステップS108において、縮小処理部23は、アプリケーション部30に通知するビットマップのサイズを決定する。
ステップS109において、縮小処理部23は、決定したサイズに対応するデータ領域を特定する。縮小処理部23は、サイズが決定したことに対応して、プレビュー表示に必要なビットマップサイズを特定する縮小処理部23は、そのビットマップを表示するための作業領域を予め確保しておき、その確保された領域に順次画像データを送信することで、より高速に情報処理を行うことが可能になる。
ステップS110において、縮小処理部23は、その確保した作業領域のアドレスをプレビュー表示部33に通知する。プレビュー表示部33は、通知されたアドレスを使用して画像処理(エフェクト処理など)を実行することで、画像処理に係る処理時間を短縮することが可能になる。
図5BのステップS111において、デコーダ21は、プレビュー表示の要求がある動画ファイルから、フレームビットマップを作成する。作成されたフレームビットマップは、表示フォーマット変換部22に出力される。
ステップS112において、表示フォーマット変換部22は、デコーダ21から供給されるフレームビットマップの表示フォーマットを変換する。デコーダ21から出力されるフレームビットマップの色空間はYUV色空間である。表示フォーマット変換部22は、そのYUV色空間からRGB色空間への変換を実行して縮小処理部23に供給する。
ステップS113において、縮小処理部23は、現在のプレビュー表示モードの確認をおこなう。そのモード確認は、縮小モードが選択されているかどうかを判断することで実行される。ステップS114において、縮小モードが選択されているかどうかの判断を実行する、その判断の結果、縮小モードが選択されている場合、処理はステップS115に進み、縮小モードが選択されていなかった場合、処理はステップS116に進む。
ステップS115において、縮小処理部23は、フレームビットマップの水平ラインを、所定の間隔で間引きして、アプリケーション部30に出力するための画像データを生成する。ステップS116において、縮小処理部23は、表示フォーマット変換部22から供給されるフレームビットマップのデータ量を変更することなく、アプリケーション部30に出力するための画像データを生成する。
ステップS117において、縮小処理部23は、生成された画像データを、ステップS109で特定されたデータ領域に転送する。このとき、縮小処理部23は、画像データを転送した旨の通知を、その転送に応答して、動画処理部32に送信する。
ステップS118において、動画処理部32は、供給される画像データに対して、エフェクト処理を実行してプレビュー表示部33に出力する。ステップS119において、プレビュー表示部33は、供給されたエフェクト処理済画像データを表示装置3で表示可能な形式に変換し、表示データを生成する。プレビュー表示部33は、その表示データを表示装置3に出力する。表示装置3では、その表示データを、起動しているビューアの表示画面に対応させて表示する。表示データをビューアの表示画面に対応させる処理は、自動的に実行される。受信した1枚のフレーム処理が完了した後、次フレームの処理を実行するかどうかの判断を行う。その判断は、プレビュー再生停止命令を受信したかどうかによって行われる。
ステップS120において、そのプレビュー再生停止命令を受信したかどうかの判断を行った結果、プレビュー停止命令を受信していない場合、処理はステップS111に戻り、プレビュー再生を継続する。
上記のようなプレビュー再生動作を行うことで、表示画面サイズの異なる複数のプレビューウィンドウを切り替えて使用する場合でも、各々のプレビューウィンドウに対応したプレビュー画像を生成することが可能になる。
図6は、縮小モードでの作業領域を特定する場合の処理を概念的に示す概念図である。図6に示されている縮小モードでは、フレームビットマップの水平ラインを1ライン置きに間引いて画像データを生成している。また、その縮小モードは、プレビューウィンドウの縦方向の長さL1と、フレームビットマップの縦方向の長さFL1とを比較して下記(1)式
FL1/2>L1…(1)
が成立するときに、選択されるものとする。
ここで、表示画面PW1の縦ピクセル数を1にした場合に、プレビュー用画像の縦ピクセル数と前記画面の縦ピクセル数との比が、
画像の縦ピクセル数:画面の縦ピクセル数=N:1
で表され、その特定された画像の横ピクセル数に対応する値Nが、予め定められた値を超える場合、データ量を低減させた新たなプレビュー用画像データを生成する。このときの値を任意に設定することで、対象となる動画像の解像度に適切に対応するプレビュー表示が可能になる。
また、表示画面PW1の横ピクセル数を1にした場合に、プレビュー用画像の横ピクセル数と前記画面の横ピクセル数との比が、
画像の横ピクセル数:画面の横ピクセル数=M:1
で表され、その特定された画像の横ピクセル数に対応する値Mが、予め定められた値を超える場合、データ量を低減させた新たなプレビュー用画像データを生成する構成のときには、さらに、垂直ラインを考慮に入れて処理を実行する。このときの値を任意に設定することで、対象となる動画像の解像度に適切に対応するプレビュー表示が可能になる。
図6(a)に示されているフレームビットマップ40は、デコーダ21から出力されるフレーム情報に基づいて算出されるフレームビットマップの画像サイズデータを示している。そのフレームビットマップ40の縦方向の長さを長さFL1で示し、横方向の長さを長さFW1で示している。
図6(a)に示されているPW1は、動画処理エンジン部20が抽出したプレビューウィンドウの表示画面サイズデータを概念的に示している。図6の表示画面PW1に示されている長さL1は、その表示画面PW1の縦方向の長さを示している。図6(b)は、表示画像サイズが上記(1)式を満たしたことで、縮小モードが選択された場合の処理を示している。図6(b)に示されているように、フレームビットマップ40は、複数の水平ライン(ライン1〜ラインn:nは任意の自然数)で構成されている。縮小処理部23は、縮小モードが選択されたことで、そのラインの各々を特定する識別子(40−1〜40−n)を付加する。図6(c)に示されているように、その後、縮小処理部23は、水平ラインを1ライン置きに抽出してプレビュー表示用画像データ41を生成する。
図6に示されているデータ縮小処理は、複数の水平ラインから、1ライン置きにデータラインを特定し、その特定された間引くことで、データ量の減少を行っている。ラインの特定は、1ライン置きに限定される事は無く、任意の複数ライン毎に1ライン分のデータを間引く構成であっても良い。さらには、表示画面PW1が表示画面サイズに比較して、十分に小さい場合、任意の複数ライン毎に1ライン分のデータを特定し、その特定されたデータ以外のデータを間引きする構成であっても良い。
[第2の実施形態]
以下に、図面を使用して本発明の第2の実施形態における、プレビュー表示動作について説明を行う。図7Aおよび図7Bは、第2の実施形態のプレビュー表示動作を示すフローチャートである。図7Aはその動作の前半部分を示し、図7Bはその動作の後半部分を示している。図7Aおよび図7Bに示されている動作は、入力装置2から入力されるプレビュー実行命令を、アプリケーション部30が受信すると開始する。図7Aに示されているステップS201からステップS204までは、前述の動作と同様なので、詳細な説明は省略する。
図7AのステップS204において、縮小処理部23は、受信した画像サイズの縦方向の長さデータとビューアの表示画面の縦方向の長さデータとを比較する。縮小処理部23は、その比較の結果に基づいて、処理を振分ける。ステップS204での比較の結果、画像サイズがビューアの表示画面サイズよりも大きい場合、処理はステップS205に進む。ステップS204での比較の結果、画像サイズがビューアの表示画面サイズに対して同じかまたは小さい場合、処理はステップS206に進む。
ステップS205において、縮小処理部23は、デコーダ21が生成したフレームビットマップのデータ量を減少させてからプレビュー表示する第1縮小モードを選択する。ステップS206において、縮小処理部23は、デコーダ21が生成したフレームビットマップのデータ量を変更せずにプレビュー表示する通常モードを選択する。
ステップS207において、縮小処理部23は、さらに、受信した画像サイズの横方向の長さデータとビューアの表示画面の横方向の長さデータとを比較する。その比較の結果、画像の横方向の長さ(FW1)がビューアの表示画面の横方向の長さ(W1)よりも大きい場合、ステップS208に進み、第2縮小モードを選択する。ステップS207での比較の結果、画像の横方向の長さ(FW1)がビューアの表示画面の横方向の長さ(W1)に対して、同じかまたは小さい場合、第1モードに処理モードを特定して、処理はステップS209に進む。以降、ステップS210から、ステップS213まで処理は、前述の動作の説明におけるステップS109からステップS113までの動作と同様であるので、詳細な説明は省略する。
ステップS214において、縮小処理部23はどの処理モードが選択されているかの確認動作を実行する。ステップS215において、縮小処理部23は、縮小モード(第1縮小モードまたは第2縮小モード)が選択されているかどうか判断する。その判断の結果、縮小モードが選択されていなかった場合、つまり、通常モードが選択されている場合、処理はステップS217に進む。ステップS217において、縮小処理部23は、表示フォーマット変換部22から供給されるフレームビットマップのデータ量を変更することなく、アプリケーション部30に出力するための画像データを生成する。
ステップS215での判断結果、縮小モードが選択されている場合、処理はステップS216に進む。ステップS216において、縮小処理部23は、フレームビットマップの水平ラインを、所定の間隔で間引きして、第1縮小モードに対応する画像データを生成する。その後処理はステップS218に進み、第2縮小モードが選択されているかどうかの判断が実行される。その判断の結果、第2縮小モードが選択されている場合、処理はステップS219に進む。第2選択モードが選択されていなかった場合、ステップS220に進む。
ステップS219において、縮小処理部23は、ステップ216で生成された画像に対してフレームビットマップの垂直ラインを、所定の間隔で間引きして、第2縮小モードに対応する画像データを生成する。
ステップS220において、縮小処理部23は、生成された画像データを、ステップS210で特定されたデータ領域に転送する。このとき、縮小処理部23は、画像データを転送した旨の通知を、その転送に応答して、動画処理部32に送信する。ステップS221において、動画処理部32は、供給される画像データに対して、エフェクト処理を実行してプレビュー表示部33に出力する。ステップ222において、プレビュー表示部33は、供給されたエフェクト処理済画像データを表示装置3で表示可能な形式に変換し、その変換データを表示装置3に出力する。1枚のフレーム処理が完了した後、次フレームの処理を実行するかどうかの判断を行う。その判断は、プレビュー再生停止命令を受信したかどうかによって行われる。
ステップS223において、そのプレビュー再生停止命令を受信したかどうかの判断を行った結果、プレビュー停止命令を受信していない場合、処理はステップS212に戻り、プレビュー再生を継続する。
上記のようなプレビュー再生を実行することで、表示画面サイズの異なる複数のプレビューウィンドウを切り替えて使用する場合でも、各々のプレビューウィンドウに対応したプレビュー画像を生成することが可能になる。画像サイズの縦方向の長さと横方向の長さの各々に対応してデータ処理を実行することで、特に、画像サイズの縦横比が変則的であったとしても、適切なプレビュー再生を行うことが可能になる。
[第3の実施形態]
図8は、第3の実施形態の動作を示すフローチャートである。第3の実施形態における動画編集システムは、編集実行中のプレビューウィンドウの種類ごとにフレームビットマップのライン間引きを可変的に実行している。つまり、プレビューウィンドウとMPEGファイルの持つサイズの比較だけではなく、別の条件で間引くか、間引かないかの判断を行っている。
図3の説明でも述べたように、プレビューウィンドウには、作成される動画の細部の確認用ウィンドウや、演出の確認用ウィンドウなどがあり、目的に対応して複数のウィンドウが使い分けられている。例えば、プレビューウィンドウが動画編集システム(アプリケーション)中に占めるサイズが大きな場合は、そのウィンドウは、動画の細部の確認を行うためのウィンドウであると考えることができる。逆に、サムネイル表示の部分でプレビュー再生を行う場合は、サムネイルが動くことを見せることが目的である。そのため個々のサムネイルで表示する画像の解像度を低解像度にすることができる。
図8のステップS301において、プレビューウィンドウのサイズを取得する。取得したサイズに基づいてプレビューウィンドウ面積sqを算出する(ステップS302)。ステップS303において、作成する画像サイズsqNomalを取得する。以下の説明においては、取得する画像サイズsqNomalが標準的なMPEG-2のサイズである720×480である場合を例に説明を行う。なお、これは本発明の画像サイズsqNomalを限定するものではない。
ステップS304において、プレビューウィンドウ面積sqと標準MPEG-2面積sqNomalとの比較を行う。その比較の結果、
(sqNomal÷sq)<2
であるならば、(プレビューウィンドウ面積sqが、MPEG-2のフルスクリーン表示に近い場合)には、処理はステップS305に進む。ステップS305において、そのプレビューウィンドウは利用者が映像の細部を確認するプレビューウィンドウであると判断して、ラインを間引かないでフレームビットマップを作成する。
また、その比較の結果、
(sqNomal÷sq)≧4
である場合、(プレビューウィンドウ面積sqが、サムネイル表示のプレビュー再生に近い場合)には処理モードを第3縮小モードとし、処理はステップS306に進む。
ステップS306において、ライン間引き間隔mを設定して、通常処理(第1の実施形態または第2の実施形態の処理)以上にラインを間引く。それによって転送速度を高速化することができる。ここで、ライン間引き間隔mは、MPEGファイルの持つ縦長とプレビューウィンドウの縦長から決定され、
MPEGファイルの持つ縦長÷プレビューウィンドウの縦長
から算出された数の整数部分である。
上記の条件にあてはまらない場合、処理はステップS307に進み、通常処理(第1の実施形態または第2の実施形態の処理)によって間引く間引かないを決定する。その後のステップS308からステップS312までの処理は、通常処理(第1の実施形態または第2の実施形態の処理)で述べたものと同様であるので、動作の詳細な説明は省略する。
ステップS313において、現在の処理モードの判定が行われる。その判定の結果、処理モードが第3縮小モードである場合には、ステップS314に進み垂直方向のライン間引きを実行する。ここで、間引き間隔は、上述のライン間引き間隔mに基づいて決定される。第3縮小モードでない場合、処理はステップS314に進み、通常処理(第1の実施形態または第2の実施形態の処理)によって間引く間引かないを決定する。以下、ステップS117からステップS120までの処理は、通常処理(第1の実施形態または第2の実施形態の処理)で述べたものと同様であるので、動作の詳細な説明は省略する。
上記のような動作でフレームビットマップを生成することで、目的に対応して複数のウィンドウが使い分けられているときに、編集目的に対応したデータ処理を行ってプレビュー表示を行うことが可能になる。
[第4の実施形態]
図9は、第4の実施形態の動作を示すフローチャートである。第4の実施形態における動画編集システムは、MPEGデコーダ側で、デコードに時間がかかった場合には、ラインを間引いた転送を行うようにすることで処理時間を調節する。その条件はビットマップフレームのデコードにかかった処理時間をt1−t0として
(時刻t1−時刻t0+時間α) > 時間TimeOne
である。ここで、時間TimeOneは1枚のフレームを表示するのにかかる時間である。この時間TimeOneは、MPEGファイルの持つフレームレートから計算する。また、時間αは、デコード後からフレームビットマップの転送完了までにかかる時間である。この時間αは、あらかじめ求めておく。(時刻t1−時刻t0+時間α) >時間 TimeOneである場合に、ライン間引き間隔mを設定して、ライン間引きの処理を行う。ライン間引き間隔mはフレームビットマップの縦幅において、何ライン毎に間引くかを決定する整数値であり、
(MPEGファイルの持つフレームレート÷処理時間t1−t0)
から算出された数の整数部分であり、時間TimeOneを越えた値に比例する。
図9のステップS401において、デコーダ21はデコード(フレームビットマップの生成)開始に応答してその開始時刻t0をメモリ5に記憶する。デコーダ21は、時刻t0を記憶した後、フレームビットマップの生成を行う(ステップS402)。ステップS403において、デコーダ21はデコード(フレームビットマップの生成)完了に応答してその開始時刻t1をメモリ5に記憶する。ステップS405において、表示フォーマット変換部22は、デコーダ21から供給されるフレームビットマップの表示フォーマットを変換する。ステップS406において、デコードに費やした時間が条件
(時刻t1−時刻t0+時間α) >時間 TimeOne
に適合するかどうかの判断を行う。ライン間引き間隔mはフレームビットマップの縦幅において、何ライン毎に間引くかを決定する整数値である。 mは(時刻t1−時刻t0+時間α−時間TimeOne)の値に応じて0〜(÷2)の範囲で設定する。
ステップS406の判断の結果、条件に適合する場合、処理はステップS407に進み、ライン間引き間隔mを算出する。上述したように、ライン間引き間隔mはフレームビットマップの縦幅において、何ライン毎に間引くかを決定する整数値である。 mは(時刻t1−時刻t0+時間α−時間TimeOne)の値に応じて0〜(縦幅÷2)の範囲で設定する。ライン間引き間隔mはフレームビットマップの縦幅において、何ライン毎に間引くかを決定する整数値であり、
(MPEGファイルの持つフレームレート÷処理時間t1−t0)
から算出された数の整数部分である。ステップS406の判断の結果、条件に適合しない場合、処理はステップS409に進み、通常処理(第1の実施形態または第2の実施形態の処理)を行う。
ステップS408において、算出したライン間引き間隔mに基づいて、処理時間t0−t1に対応してラインを間引く。その後、処理はステップS409に進み、通常処理(第1の実施形態または第2の実施形態の処理)によって間引く間引かないを決定する。以下、ステップS117からステップS120までの処理は、通常処理(第1の実施形態または第2の実施形態の処理)で述べたものと同様であるので、動作の詳細な説明は省略する。
上記のように、フレームビットマップの生成処理にかかった時間に対応してデータ量を削減することで、MPEGデコーダ側で、デコードに時間がかかった場合には、ラインを間引いた転送を行うようにすることで処理時間を調節することが可能になる。なお、以上述べてきた複数の実施の形態は、その動作に矛盾が生じない範囲において組合せて実行可能である。
図1は、本実施の形態に述べる、動画編集システムの構成を示すブロック図である。 図2は、プレビューウィンドウが表示されている表示装置の画面を示す図である。 図3は、編集作業と、その編集作業で使用されるプレビューウィンドウとの対応を示す図である。 図4は、MPEGファイル自身が持つ縦長及び横幅(サイズ)と、プレビューウィンドウの縦幅及び横幅の関係を示した図である。 図5Aは、プレビュー表示動作の前半部分を示すフローチャートである。 図5Bは、プレビュー表示動作の後半部分を示すフローチャートである。 図6は、縮小モードでの作業領域を特定する場合の処理を概念的に示す概念図である。 図7Aは、第2の実施形態の動作の前半部分を示すフローチャートである。 図7Bは、第2の実施形態の動作の後半部分を示すフローチャートである。 図8Aは、第3の実施形態の動作の前半部分を示すフローチャートである。 図8Bは、第3の実施形態の動作の後半部分を示すフローチャートである。 図9は、第4の実施形態の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1…コンピュータ
2…入力装置
3…表示装置
4…CPU
5…メモリ
6…記録メディア
7…バス
10…動画編集装置
20…動画処理エンジン部
21…デコーダ
22…表示フォーマット
23…縮小処理部
30…アプリケーション部
31…編集設定部
32…動画処理部
33…プレビュー表示部
PV1、PV2…ビューア
PW1、PW2…表示画面
40…フレームビットマップ
41…プレビュー用画像データ

Claims (15)

  1. 動画ファイルを編集する動画編集装置において、
    前記動画ファイルをデコードして指定されたサイズのプレビュー画面の画像データを生成する画像処理部と、
    プレビュー表示部と
    を具備し、
    前記画像処理部は、
    前記動画ファイルのフレーム画像のサイズと前記プレビュー画面のサイズとを比較する比較手段を備え、
    前記比較手段は、
    前記動画ファイルからフレーム画像を抽出し、前記フレーム画像をビットマップ画像に変換してフレームビットマップを生成するデコーダと、
    前記フレームビットマップのデータ量を低減して前記プレビュー画面の画像データを生成するデータ処理部と
    を含み、
    前記データ処理部は、
    前記比較の結果が前記プレビュー画面のサイズよりも小さい場合に、
    前記フレームビットマップの水平ラインを一定の間隔で間引きすることでデータ量を低減させてプレビュー画面の画像データを生成し、所定の記憶手段の作業領域を予め確保しておき、データ量を低減させた前記プレビュー画面の画像データを、前記作業領域に送り、
    前記プレビュー表示部は、
    前記所定の記憶手段の前記作業領域に格納された前記プレビュー画面の画像データを読み出して、前記プレビュー画面のサイズに合わせて拡大縮小をして表示する
    動画編集装置。
  2. 請求項1に記載の動画編集装置において、
    記デコーダは、
    前記フレームビットマップの画像サイズを前記データ処理部に通知し、
    前記データ処理部は、
    前記フレームビットマップの画像縦ピクセル数と、前記プレビュー画面の画面縦ピクセル数とを抽出し、
    前記画像縦ピクセル数と前記画面縦ピクセル数との比
    画像縦ピクセル数:画面縦ピクセル数
    を算出し、
    前記比における前記画面縦ピクセル数を1にした場合の前記画像縦ピクセル数に対応する値Nが、予め定められた第1判定値を超える場合、前記フレームビットマップのデータ量を低減させてプレビュー画面の画像データを生成する
    動画編集装置。
  3. 請求項1または2に記載の動画編集装置において、
    前記データ処理部は、前記フレームビットマップの画像横ピクセル数と、前記プレビュー画面の画面横ピクセル数とを抽出し、
    前記画像横ピクセル数と前記画面横ピクセル数との比
    画像横ピクセル数:画面横ピクセル数
    を算出し、
    前記比における前記画面横ピクセル数を1にした場合の前記画像横ピクセル数に対応する値Mが、予め定められた第2判定値を超える場合、前記フレームビットマップのデータ量を低減させて前記プレビュー画面の画像データを生成する
    動画編集装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の動画編集装置において、
    前記データ処理部は、予め定められた特定画像サイズ前記プレビュー画面の画面サイズで除算した商である面積比較値を算出し、
    前記面積比較値が予め定められたをこえるとき、前記特定画像サイズの持つ縦長を前記プレビュー画面の縦長で除算した商の整数部分をライン間引き間隔mとして算出し、前記ライン間引き間隔mに基づいて前記フレームビットマップのデータ量を低減させて前記プレビュー画面の画像データを生成する
    動画編集装置。
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載の動画編集装置において、
    前記画像処理部は、さらに、前記プレビュー画面の画像データに基づいて、プレビュー動画データを生成する動画処理部を備え、
    前記画像処理部は、前記プレビュー画面の画像データのデータを処理する作業領域を特定し、前記作業領域のアドレスを前記動画処理部に通知し、
    前記動画処理部は、前記作業領域を利用して前記プレビュー動画データを生成する
    動画編集装置。
  6. 動画ファイルを編集する方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    (a)前記動画ファイルをデコードして指定されたサイズのプレビュー画面の画像データを生成するステップと、
    (b)前記動画ファイルのフレーム画像のサイズと前記プレビュー画面のサイズとを比較するステップと
    (c)前記比較の結果が前記プレビュー画面のサイズよりも小さい場合に、前記プレビュー画面の画像データを低減して、所定の記憶手段に送り、前記所定の記憶手段に格納された前記プレビュー画面の画像データを読み出して、前記プレビュー画面に表示するステップ
    を具備し、
    前記(a)ステップは、
    前記動画ファイルからフレーム画像を抽出し、前記フレーム画像をビットマップ画像に変換してフレームビットマップを生成するステップを含み、
    前記(c)ステップは、
    前記フレームビットマップの水平ラインを一定の間隔で間引きすることでデータ量を低減させてプレビュー画面の画像データを生成するステップと、
    予め確保しておいた所定の記憶手段の作業領域に、データ量を低減させた前記プレビュー画面の画像データを送るステップと、
    前記所定の記憶手段の前記作業領域に格納された前記プレビュー画面の画像データを読み出して、前記プレビュー画面のサイズに合わせて拡大縮小をして表示するステップと
    を具備する方法をコンピュータで実行可能なプログラム。
  7. 請求項に記載のプログラムにおいて、
    前記(b)ステップは、
    前記フレームビットマップの画像サイズを受け取るステップと、
    前記フレームビットマップの画像サイズに基づいて、特定フレームビットマップの画像縦ピクセル数を抽出するステップと、
    前記プレビュー画面の画面縦ピクセル数を抽出するステップと、
    前記画像縦ピクセル数と前記画面縦ピクセル数との比
    画像縦ピクセル数:画面縦ピクセル数
    を算出するステップと
    を含み、
    前記(c)ステップは、
    前記画面縦ピクセル数を1にした場合、前記画像縦ピクセル数に対応する値Nが、予め定められた第1判定値を超える場合、前記特定フレームビットマップのデータ量を低減させてプレビュー画面の画像データを生成するステップ
    を具備する方法をコンピュータで実行可能なプログラム。
  8. 請求項6または7に記載のプログラムにおいて、
    前記(b)ステップは、さらに、
    前記フレームビットマップの画像サイズに基づいて、特定フレームビットマップの画像横ピクセル数を抽出するステップと、
    前記プレビュー画面の画面横ピクセル数を抽出するステップと、
    前記画像横ピクセル数と前記画面横ピクセル数との比
    画像横ピクセル数:画面横ピクセル数
    を算出するステップと
    を含み、
    前記(c)ステップは、
    前記画面横ピクセル数を1にした場合、前記画像横ピクセル数に対応する値Mが、予め定められた第2判定値を超える場合、前記特定フレームビットマップのデータ量を低減させて前記プレビュー画面の画像データを生成するステップ
    を具備する方法をコンピュータで実行可能なプログラム。
  9. 請求項6から8の何れか1項に記載のプログラムにおいて、
    前記(c)ステップは、
    予め定められた特定画像サイズ前記プレビュー画面の画面サイズで除算した商である面積比較値を算出するステップと、
    前記面積比較値が予め定められたをこえるとき、前記特定画像サイズの持つ縦長を前記プレビュー画面の縦長で除算した商の整数部分をライン間引き間隔mとして算出するステップと、
    前記ライン間引き間隔mに基づいて前記フレームビットマップのデータ量を低減させて前記プレビュー画面の画像データを生成するステップ
    を具備する方法をコンピュータで実行可能なプログラム。
  10. 請求項6から9の何れか1項に記載のプログラムにおいて、さらに、
    (d)前記プレビュー画面の画像データに基づいて、プレビュー動画データを生成するステップと、
    (e)前記プレビュー画面の画像データのデータを処理する作業領域を特定するステップと
    を具備し、
    前記(d)ステップは、
    前記作業領域を利用して前記プレビュー動画データを生成するステップ
    を具備する方法をコンピュータで実行可能なプログラム。
  11. (a)動画ファイルをデコードして指定されたサイズのプレビュー画面の画像データを生成するステップと、
    (b)前記動画ファイルのフレーム画像のサイズと前記プレビュー画面のサイズとを比較するステップと
    (c)前記比較の結果が前記プレビュー画面のサイズよりも小さい場合に、前記プレビュー画面の画像データを低減して、所定の記憶手段に送り、前記所定の記憶手段に格納された前記プレビュー画面の画像データを読み出して、前記プレビュー画面に表示するステップ
    を具備し、
    前記(a)ステップは、
    前記動画ファイルからフレーム画像を抽出し、前記フレーム画像をビットマップ画像に変換してフレームビットマップを生成するステップを含み、
    前記(c)ステップは、
    前記フレームビットマップの水平ラインを一定の間隔で間引きすることでデータ量を低減させてプレビュー画面の画像データを生成するステップと、
    予め確保しておいた所定の記憶手段の作業領域に、データ量を低減させた前記プレビュー画面の画像データを送るステップと、
    前記所定の記憶手段の前記作業領域に格納された前記プレビュー画面の画像データを読み出して、前記プレビュー画面のサイズに合わせて拡大縮小をして表示するステップと
    を具備する
    動画編集方法。
  12. 請求項11に記載の動画編集方法において、
    前記(b)ステップは、
    前記フレームビットマップの画像サイズを受け取るステップと、
    前記フレームビットマップの画像サイズに基づいて、特定フレームビットマップの画像縦ピクセル数を抽出するステップと、
    前記プレビュー画面の画面縦ピクセル数を抽出するステップと、
    前記画像縦ピクセル数と前記画面縦ピクセル数との比
    画像縦ピクセル数:画面縦ピクセル数
    を算出するステップと
    を含み、
    前記(c)ステップは、
    前記画面縦ピクセル数を1にした場合、前記画像縦ピクセル数に対応する値Nが、予め定められた第1判定値を超える場合、前記特定フレームビットマップのデータ量を低減させてプレビュー画面の画像データを生成するステップ
    を具備する動画編集方法。
  13. 請求項11または12に記載の動画編集方法において、
    前記(b)ステップは、さらに、
    前記フレームビットマップの画像サイズに基づいて、特定フレームビットマップの画像横ピクセル数を抽出するステップと、
    前記プレビュー画面の画面横ピクセル数とを抽出するステップと、
    前記画像横ピクセル数と前記画面横ピクセル数との比
    画像横ピクセル数:画面横ピクセル数
    を算出するステップと
    を含み、
    前記(c)ステップは、
    前記画面横ピクセル数を1にした場合、前記画像横ピクセル数に対応する値Mが、予め定められた第2判定値を超える場合、前記特定フレームビットマップのデータ量を低減させて前記プレビュー画面の画像データを生成するステップ
    を具備する動画編集方法。
  14. 請求項11から13の何れか1項に記載の動画編集方法において、
    前記(c)ステップは、
    予め定められた特定画像サイズ前記プレビュー画面の画面サイズで除算した商である面積比較値を算出するステップと、
    前記面積比較値が予め定められたをこえるとき、前記特定画像サイズの持つ縦長を前記プレビュー画面の縦長で除算した商の整数部分をライン間引き間隔mとして算出するステップと、
    前記ライン間引き間隔mに基づいて前記フレームビットマップのデータ量を低減させて前記プレビュー画面の画像データを生成するステップ
    を具備する動画編集方法。
  15. 請求項11から14の何れか1項に記載の動画編集方法において、さらに、
    (d)前記プレビュー画面の画像データに基づいて、プレビュー動画データを生成するステップと、
    (e)前記プレビュー画面の画像データのデータを処理する作業領域を特定するステップと
    を具備し、
    前記(d)ステップは、
    前記作業領域を利用して前記プレビュー動画データを生成するステップ
    を具備する動画編集方法。
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