JP4544848B2 - 太陽電池パネル保持用ケーシング - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池パネル保持用ケーシング、段ボール箱組立方法、及び、段ボール箱解体方法に関し、特に、大型・大重量の太陽電池パネルを保持し、リサイクル可能材料が用いられる太陽電池パネル保持用ケーシング、段ボール箱組立方法、及び、段ボール箱解体方法に関する。
自然エネルギー利用の一環として、太陽光発電が進められている。光エネルギーを電気エネルギーに変換する発電膜形成素子の集合である単位発電パネル(発電モジュール)の量産化技術が進歩している。大量の単位発電パネルは地球規模的に流通し、トラック、コンテナ船で輸送される。単位発電パネルの発電素子とその電気出力線は、振動を嫌う。パネルを1枚ごとに耐振動的に慎重に梱包することは、梱包材料の増加を招く。多数枚のパネルを1単位梱包箱に梱包することが求められる。多数枚のパネルを1単位梱包箱に梱包する技術は、後掲特許文献1で知られている。
近年の技術の進歩に伴い、アモルファス型太陽電池パネルでは、寸法が幅1.1m×長さ1.4m、質量が1枚当たり20数kgの大型パネルが製造されるようになり、また、省資源・省エネルギーの観点から、次のような理由で特許文献1に記載されている「梱包箱の本体を分解・折り畳みできない構造」、「製品を縦置きに収納し、上下方向に出し入れする構造」、「梱包箱に発泡樹脂成形体、プラスティック段ボール等のリサイクルができない材料の使用」を採用することができない。
(1)大型・大質量太陽電池パネルの梱包箱は大型となるため、分解、折り畳み可能である構造としなければ、空き梱包箱の輸送に多くの費用がかかり、また、工場と据付現地に広大な空梱包箱の保管スペースが必要である。
(2)大型・大質量太陽電池パネルの梱包箱は高さが1.5m前後になるため、上下方向に出し入れする構造では、大型・大質量太陽電池パネルの上端を3m前後まで上方に持ち上げなければ出し入れすることができず、工場と据付現地で安全に且つ効率的に出し入れすることができない。
(3)省資源・省エネルギーの観点から、梱包用材料にはリサイクル又は再使用可能な材料を使用することが望ましく、また、国内のみでなく海外の顧客からもリサイクル可能な梱包用材料として段ボールの使用を指定されることが多い。特許文献1に代わって、パネル1枚ごとに梱包し、それをパレット上に水平に積み重ね固縛して輸送する方法が考えられるが、この場合には、次のような問題が派生し、採用することができない。
(4)各太陽電池パネルの出力は許容公差内でバラツキがあり、工場で梱包する際の梱包単位でのトータル出力調整、据付現地での設置場所ごとの出力調整を行う必要が生じた場合に、梱包済みの各太陽電池パネルの裏面に貼りつけてある製造番号で出力を確認し所定のパネルを取り出す作業が発生する。この場合に、パレット上に積み重ねられたパネル1枚ごとの梱包から所定の出力を有する製造番号のパネルを取り出すためには、積み重ねられたパネル1枚ごとの梱包を広い場所に移動して開梱し、パネル裏面の製造番号を確認する必要があり、多くの工費と作業スペースを要する。
(5)パネル1枚ごとに梱包するには、多くの梱包材料費と人工費がかかる。
(6)パネル1枚ごとの梱包は、それをパレット上に水平に積み重ね、バンド等で固縛してトラック又は船で輸送するが、この方法は不安定につき輸送中の激しい振動又は揺れ等による荷ずれ・荷崩れを防止するため、積み重ね段数を比較的に小さく制限する必要があり、トラック又はコンテナ船への積み付け効率低下、輸送コスト増を招き、また、工場又は据付現地でも広大な保管スペースが必要になる。
太陽光発電パネルの普及のためには、そのコスト低減が望まれる。素子自体の製造コストの低減の他に、大量輸送の梱包費の低減が必定である。大量の梱包箱の使用後の処置が適正であることが次に重要である。梱包容器の材料はリサイクル可能である材料であることが望まれる。特に、そのような材料としては、リサイクル的に製造され使用後にも再利用される段ボールが特に好ましい。段ボールは、全世界的にその使用が好ましいとされる材料である。コストの低減のためには、更に、梱包ユニットが組立自在であり解体自在であることが望ましい。その組立と解体の手間の削減は、流通過程の全体のコストをより一層に削減する。
特開2001−31165号
本発明の課題は、大型・大質量の太陽電池パネルを工場又は据付現地で安全に且つ効率的に出し入れでき、折り畳み可能で工場又は現地での保管スペースが小さくて済み、輸送時の積み付け効率が高く、輸送中の振動又は揺れに対して安全であり、リサイクル又は再利用が可能である材料が使用される太陽電池パネル保持用ケーシング、段ボール箱組立方法、及び、段ボール箱解体方法を提供することにある。
本発明の他の課題は、大型・大質量の太陽電池パネルの大量輸送の梱包費と輸送費を低減する太陽電池パネル保持用ケーシング、段ボール箱組立方法、及び、段ボール箱解体方法を提供することにある。
本発明の更に他の課題は、組立と解体が容易である太陽電池パネル保持用ケーシング、段ボール箱組立方法、及び、段ボール箱解体方法を提供することにある。
本発明の更に他の課題は、リサイクル材料が用いられて組立と解体が容易である太陽電池パネル保持用ケーシング、段ボール箱組立方法、及び、段ボール箱解体方法を提供することにある。
本発明の更に他の課題は、組立途中と輸送中の太陽電池パネルを安全に保持する太陽電池パネル保持用ケーシング、段ボール箱組立方法、及び、段ボール箱解体方法を提供することにある。
本発明による太陽電池パネル保持用(又は輸送用)ケーシングは、梱包ケーシング(1)と、梱包ケーシング(1)を支持する木製パレット(2)と、梱包ケーシング(1)の天面側と木製パレット(2)の底面側に巻き付いて梱包ケーシング(1)と木製パレット(2)を締め付ける複数本の横方向締付バンド(5)と、梱包ケーシング(1)の天面側と木製パレット(2)の底面側に巻き付いて梱包ケーシング(1)と木製パレット(2)を締め付ける複数本の縦方向締付バンド(6)とから構成されている。梱包ケーシング(1)は、複数の上側仕切り(31)と、複数の下側仕切り(28)とから形成されている。上側仕切り(31)のうち隣り合う2つの上側仕切り(31)は、輸送対象の単位太陽電池パネル(P)の上方部位を縦方向締付バンド(6)が向く縦方向に案内する上側案内溝を形成し、下側仕切り(28)のうち隣り合う2つの下側仕切り(28)は、輸送対象の単位太陽電池パネル(P)の下方部位を縦方向に案内する下側案内溝を形成している。
木製パレット(2)とリサイクル可能である梱包ケーシング(1)が一体化され、輸送の前後の積み荷と積み降ろしの作業が簡素化される。縦方向締付バンド(6)と横方向締付バンド(5)は、梱包ケーシング(1)とパレット(2)の組立に利用され、且つ、梱包ケーシング(1)を締め付け、輸送中の太陽電池パネル(P)を安定化する。太陽電池パネル(P)は水平方向に梱包ケーシング(1)に摺動的に挿入され、持ち上げた後に降ろす作業がない。大型太陽電池パネルは、その質量が大きく、クレーンで吊して荷役作業することによる歪みが生じることが回避される。縦方向締付バンド(6)と横方向締付バンド(5)は、梱包ケーシング(1)に捻れが生じることを回避し、太陽電池パネルの歪みによる欠陥発生を回避する。木製パネルは再利用可能であることが特に好ましく、梱包ケーシング(1)はリサイクル可能であることが特に好ましい。
梱包ケーシング(1)の天面に接合する強度確保パネル(3)と、梱包ケーシング1のコーナー部位を安定化する接着テープ(4)との追加は、組立手順を簡素化し、捻れを防止する。
上側仕切り(31)と下側仕切り(28)は紙製の段ボールで形成されることが重要である。それらはリサイクルが可能であり、且つ、縦方向締付バンド(6)と横方向締付バンド(5)の締付け力が急峻に又は過激に太陽電池パネルに伝達されない。段ボールは、慣用語であり、対向する2層の紙製板と2層の紙製板の間に挟まれる紙製波板とで形成されている梱包材料である。梱包ケーシング(1)は6面体を形成する。その6面体の全てが段ボールで形成されることは既述の通りに有効である。
梱包ケーシング(1)は、側面体(18)と、側面体(18)の天面側に上方から被さる天蓋(33)と、側面体(18)の底面側に下方から被さる底蓋(12)とから形成される。天蓋(33)には天面体(25)が装着され、底蓋(12)には底面体(26)が請求項着される。複数の上側仕切り(31)は天面体(25)に形成される。複数の下側仕切り(28)は底面体(26)に形成される。溝形成は工場で形成され得るので、現場での溝形成の作業が不要である。
6面体の全部位は段ボールで形成され、且つ、天面体(25)と底面体(26)は段ボールで形成されることは、既述の通りに有効である。
梱包ケーシング(1)の天面側に支持される強化パネル(3)が追加される。強化パネル(3)は、横方向締付バンド(5)と縦方向締付バンド(6)とにより梱包ケーシング(1)に締め付けられ、梱包ケーシング(1)の捻れを防止することができる。
木製パレット(2)は、最下層の第1木材柱(11)と、第1木材柱(11)に支持され第1木材柱(11)に結合する点在間隔木材体(9)と、点在間隔木材体(9)に支持され点在間隔木材体(9)に結合し第1木材柱(11)に直交する第2木材柱(8)と、第2木材柱(8)に支持され第2木材柱(8)に結合し第2木材柱(8)に直交する第3木材柱(7)とから形成される。太陽電池パネル梱包ケーシング(1)を搬送し荷役するための専用のパレットは、直交柱で形成され、その捻れが有効に回避される。
第1木材柱(11)の本数は3であり、第2木材柱(8)の本数は3であり、第3木材柱(7)の本数は4又は4以上である。第3木材柱(7)の本数が更に多いことは、捻れを有効に防止する。3本の第1木材柱(11)の間は、フォークリフトのフォークが入り込む空間を形成する。
本発明の参考例としての段ボール箱組立方法は、パレット(2)を作業現場に載置する手順と、パレット(2)の上面に6面体構造の梱包ケーシングを載置する手順と、梱包ケーシングの天面側に形成され水平方向に向く上側案内溝と梱包ケーシングの底面側に形成され水平方向に向く下側案内溝とに輸送対象の太陽電池パネルの上縁部位と太陽電池パネルの下縁部位とを通して太陽電池パネルを水平方向に挿入して梱包ケーシングに装着する手順と、梱包ケーシングの1面部位の3つの縁を梱包ケーシングの他の3面部位の縁にそれぞれに合わせる手順と、1面部位と3面部位を接合する手順と、梱包ケーシングの天面とパレットの底面とを横方向バンドで締め付ける第1締付手順と、梱包ケーシングの天面とパレットの底面とを縦方向バンドで締め付ける第2締付手順とから構成される。このような簡素な手順で、現場で梱包ケーシングを組み立てる途中で太陽電池パネルを安定的に梱包ケーシングに収容することができる。
横方向バンドが向く横方向と縦方向バンドが向く縦方向は直交し、太陽電池パネルを水平方向に挿入する挿入方向は縦方向に一致していることは既述の通りに有効である。梱包ケーシングに太陽電池パネルを装着する手順が第1締付手順より時間的に後行すること、3面部位を接合する手順が第1締付手順より時間的に後行すること、第2締付手順より時間的に先行することは、梱包ケーシングの組立と太陽電池パネルの装着を同時進行的に進めるために合理的な手順である。
本発明の参考例としての段ボール箱解体方法は、既述の段ボール箱組立方法により組立られた太陽電池パネル保持用の段ボール箱を解体する段ボール箱解体方法であり、縦方向バンドを切断し又は緩める手順と、1面部位(18−1)を開く手順と、上側案内溝と下側案内溝に太陽電池パネルを案内して梱包ケーシングから抜き出す手順と、横方向バンドを切断し又は緩める手順と、梱包ケーシングをパレットから分離する手順とから構成される。梱包ケーシングをリサイクル工場に輸送する手順と、パレットの再利用地に輸送する手順の追加が特に有効である。
本発明による太陽電池パネル保持用ケーシング、段ボール箱組立方法、及び、段ボール箱解体方法は、太陽電池パネルを工場又は据付現地で安全に且つ効率的に出し入れできる。更には、折り畳み可能で工場又は据付現地での保管スペースが小さくて済み、輸送時の積み付け効率が高く、大量輸送の梱包費を低減することができる。特に、大型・大質量の太陽電池パネルに関して利益が大きい。リサイクル材料又は再利用可能材料が用いられて組立と解体が容易である。組立途中と輸送中に、太陽電池パネルを安定的に保護することができる。
本発明による太陽電池パネル保持用ケーシングの実現態は、図に対応して、詳細に記述される。その実現態は、図1に組立完了後の荷姿が示されるように、6つの梱包ユニット形成部品により組み立てられ、その6つの梱包ユニット形成部品は、直方体状の梱包ケーシング1と、梱包ケーシング1を支持する木製パレット2と、梱包ケーシング1の天面に接合する強度確保パネル3と、梱包ケーシング1のコーナー部位を安定化する接着テープ4と、複数本の横方向締付バンド5と、複数本の縦方向締付バンド6とから形成されている。
木製パレット2は、単位発電パネルを製造し出荷する工場内敷地で走行するフォークリフトのフォークで昇降自在に支持され、搬送され移送されてトラックに積まれる。木製パレット2は、再使用が可能である。4面体の側面体18は、1面状に折り畳まれることが可能である。6面体の梱包ケーシング1は、4面体の側面体18と、底面体26が接着された底蓋12と、天面体25が接着された天蓋33とから形成されている。
図2は、木製パレット2の詳細を示している。木製パレット2は、3層の縦横木材と1層の点在間隔木材とから形成されている。3層の縦横木材の最上層は、多数本(4本を含み4本以上であり、9本が例示されている。)の第1層第1方向(上層縦方向)木材柱7で形成されている。3本の第2層第2方向(中層横方向)木材柱8は、図3に示されるように、第1層第1方向木材柱7にそれの下方側で接合している。3×n個(nは3であることが好ましい。)の第3層点在間隔木材体9は、図3と図4とに示されるように、3本の第2層第2方向木材柱8にそれらの下側で接合している。3個の第3層点在間隔木材体9は、1本の第2層第2方向木材柱8に対応している。9個の第3層点在間隔木材体9は、縦横に等間隔で分散的に配置されている。3本の第4層第1方向木材柱11は、9個の第3層点在間隔木材体9にそれらの下方側で接合している。このような3通りの接合は、木材釘の楔結合、又は、接着剤接合であることが好ましい。
地面に直接に支持される3本の第4層第1方向木材柱11は、第1方向強度を確保し、且つ、2本の爪を持つフォークが水平方向に挿入される空間を形成する。9個の第3層点在間隔木材体9は、フォークが挿入される空間の高さ幅を確保する。9個の第3層点在間隔木材体9のそれぞれは、概ね直方体状であり又は立方体状(例示:図5に示されるように、85×85×80:80は高さ幅)であり、縦横に長く延びておらず、材料の節約に寄与している。多数の発電パネルを支持する支持体として形成される9本の第1層第1方向木材柱7と3本の第2層第2方向木材柱8との格子状縦横結合は、主として、重力方向の強度を確保する重力方向強度確保構造を形成し、且つ、鉛直軸廻りの回転的捻れに対する捻れ方向強度確保構造を形成している。使用される木材は、その含水率が20%前後であることが好ましい。
組立ステップS1:
図6に示されるように、木製パレット2が工場の床面に置かれる。木製パレット2の第1層第1方向木材柱7が形成する平面の上に、底面体26が接着された底蓋12が載置される。底蓋12は、5面体で形成されている。その5面体は、底面形成体13と、4つの側壁面形成体14とから形成されている。底面形成体13と4枚の側壁面形成体14の境界領域は、折れ曲がりが容易である折り畳線(例示:ミシン線)15として形成されている。4枚の側壁面形成体14のうちの1枚は、フラップ14−1として形成されている。フラップ14−1を含まない3枚の側壁面形成体14のうち隣り合う2枚の側壁面形成体14は、鉛直方向に向けられる立上り直交状態で、強力接着テープ4により結合される。フラップ14−1は、下向き状態に保持される。底蓋12は、トレーといわれる。底蓋12に接着された底面体26は、下側下敷き面体27と多数の下側仕切り28とから形成されている。下側仕切り28は、既述の第1方向である縦方向に延び、下側下敷き面体27の上面に対して直交している。底蓋12と底面体26は、全部位が弾性的であり振動吸収性がある材料により形成されている。そのような材料として、リサイクルが容易である段ボールが最適である。ここで段ボールは、対向する2層の平面状紙製板とその2層の間に挟まれる波状曲折面状紙製板とにより構造化されている振動吸収性紙製品である。
組立ステップS2:
立ち上がっている3枚の側壁面形成体14の内側に、図7に示されるように、側面体18が挿入的に載置される。側面体18は、スリーブといわれる。側面体18は、4面体で形成されている。4枚の側面体18のうち手前側の側面体は、前面扉体18−1として形成されている。前面扉体18−1と1枚の側面体18との間の境界領域は、開閉自在線(例示:ミシン線)23で形成されている。
組立ステップS3:
次に、図7と図8に示されるように、天面体25が接着された天蓋33が梱包ケーシング1にかぶせられる。天蓋33に接着された天面体25は、上側下敷き面体29と多数の上側仕切り31とから形成されている。上側仕切り31は第1方向に延び、上側下敷き面体29の下面に対して直交している。天蓋33は、底面側が開放され隣り合う5面体は、フラップ33−1として形成され、上向き状態に維持される。他の3面体は互いに折り曲げられた後に、接着テープ4で直交状態に維持されて結合される。このような結合により、側面体18と底蓋12と天蓋33とで形成され直方体状に組み立てられた容器は、発電パネル収容段ボール箱といわれる。
図8は、梱包ケーシング1の詳細を示している。梱包ケーシング1は、対向する2つの既述の側面体18と、前面扉体18−1に組上がり状態で対向する奥側面体18とからなる側面体18と、天面体25が接着された上蓋33と、底面体26が接着された底蓋12とから形成されている。天面体25と底面体26とは鏡面対称に形成されている。底面体26は、下側下敷き面体27と多数の下側仕切り28とから形成されている。下側仕切り28は、既述の第1方向である縦方向に延び、下側下敷面体27の上面に対して直交している。天面体25は、上側下敷き面体29と多数の上側仕切り31とから形成されている。上側仕切り31は、第1方向に延び、上側下敷面体29の下面に対して直交している。複数の下側仕切り28と複数の上側仕切り31は、それぞれに、横方向に同一の位置に(同一位相で)配置されている。下側仕切り28は、下側下敷面体27の一部に第1方向に形成される切れ目に挿入されて下側下敷面体27に同体に組立られ、又は、1枚の板を折り返し的に折り曲げ、図9に示されるように、下側仕切り28は折返し折曲げ部分28’として形成され得る。天面体25の組立は、底面体26の組立に同じである。底面体26は底蓋12の上面に接着的に接合され得る。天面体25は上蓋33の下面に接着的に接合され得る。側面体18と上蓋33と、底蓋12とで形成される梱包ケーシング1は、全部位が段ボールで形成されている。図9に示される底面体26は、組立前には平面的であり得る。
図7に示されるように、3面の側面体18のうち右手前の上下端は、上蓋33と下蓋12に接する部分の内面側を接着テープ4で仮止めする。このように、前面扉体18−1が手前に引かれて開けられている状態で、梱包ケーシング1のうち5面体は立方体状又は直方体状に仮組立てされる。接着テープとして、任意の位置で直交方向に容易に指で切断することができるいわゆるガムテープが好適である。
組立ステップS4:
発電パネル収容段ボール箱の外側天面に、図7に示されるように、既述の強度確保パネル3が載置される。強度確保パネル3の4隅は、天蓋33の上面の4隅に合致している。強度確保パネル3の材料は、段ボール板より十分に強い強度保証部材である。発電パネル収容段ボール箱は、強度確保パネル3と木製パレット2とにより上下から挟まれ、鉛直中心線の廻りの捻れに対して強度的に強化されている。発電パネル収容段ボール箱と強度確保パネル3の合成体は、強化パネルつき発電パネル収容段ボール箱といわれる。
組立ステップS5:
3本の横方向締付バンド5が用意されている。3本の横方向締付バンド5は、図10に示されるように、既述の第1方向であり後述される発電パネル挿入方向に直交する横方向に上下部分が延びて、強化パネルつき発電パネル収容段ボール箱の周囲に3つの横断面上で締まりつく。横方向締付バンド5は、その上下部分と両側の鉛直部分とから形成されている。横方向締付バンド5は、1周の長さが可変であり張力調整自在であるための締付け器(バックル)をそれ自体に備えている。3本の横方向締付バンド5は、木製パレット2と強度確保パネル3の間で発電パネル収容段ボール箱を弾力的に且つ強力に締め付ける。横方向締付バンド5の下側水平部分は、木製パレット2の第1層第1方向木材柱7と木製パレット2の第4層第1方向木材柱11との間のスペースに通され第2層第2方向木材柱8の下面に締まり付き、横方向締付バンド5の上側水平部分は、強度確保パネル3の上面に締まりつく。強化パネルつき発電パネル収容段ボール箱は、図1に示される既述の梱包ケーシング1に相当している。強度確保パネル3と木製パレット2とにより上下から挟まれ、3本の横方向締付バンド5により鉛直方向に締め付けられ既述の通りに、鉛直中心線の廻りの捻れに対する強度を保証している。
ステップS6:
天面体25の隣り合う2条の上側仕切り31と底面体26の隣り合う2条の下側仕切り28は、1つの単位発電パネルPが挿入される単位挿入空間を形成している。図8に示されるように、単位発電パネルPの上方部位は天面体25の隣り合う2条の上側仕切り31の間に案内され、単位発電パネルPの下方部位は底面体26の隣り合う2条の下側仕切り28の間に案内される。単位発電パネルPは、図11に示されるように、複数パネル差込み装着体17に案内されて第1方向(縦方向に)Aに進み、単位発電パネルPの先端面は複数パネル差込み装着体17の奥側の奥側面体18に接し、又は、単位発電パネルPの先端面は複数パネル差込み装着体17の奥側の奥側面体18の内側面に対して適正な隙間を残して、図8に示されるように、複数パネル差込み装着体17の中で第2方向に(横方向に)位置決めされて装着される。適正な個数(例示:20個)の単位発電パネルPが互いに隣り合い互いの対向側面の間に適正な隙間(下側仕切り28と上側仕切り31の横方向幅より僅かに広い)を開けて、横列に並んで複数パネル差込み装着体17の中に装着される。段ボールで作成されている下側仕切り28と上側仕切り31は、単位発電パネルPを弾力的に横方向に支持し、下側下敷面体27は単位発電パネルPを弾力的に鉛直方向に支持している。
組立ステップS7:
図12は、単位発電パネルPの詳細を示している。単位発電パネルPは、単位発電パネル本体37と単位発電パネル本体37の4周縁を保護し全体の強度を確保する軽量のアルミ製の強化枠38とから形成されている。単位発電パネル本体37の1面の側には、1対の電力取出し接続線39が取り付けられている。1対の電力取出し接続線39の2本の線の端には、それぞれに雄型コネクタ41と雌型コネクタ42とが結合している。図13に示されるように、強化枠38の下側枠43の下面と、下側枠43の左右面(第1方向に直交する面)と、下側の2つの隅44の3側面とは、帯状シート45で被覆される。その被覆の作業時には、直角に曲がる帯状シート45には皺46が形成される。強化枠38と帯状シート45の接合面には、接着剤が塗られている。帯状シート45の直角曲がり部分の上端と下側枠43の下面との間の距離として定義される回込み寸法D1は、10mm以上が確保されている。図14は、下側枠43に接合する帯状シート45の水平向き部分の回り込みを示している。水平向き部分の一方側回込み部分の高さ幅D2とその水平向き部分の他方側回込み部分の高さ幅D3は、ともに、4mm以上が確保されている。帯状シート45の材料としては、ポリエチレンシートが適正である。このような下側枠43は、荷造り作業員により接合されず、単位発電パネルPの製造工場で既に接合されている。荷造り作業員がその接合を確認することが重要である。既述のステップS6は、このようなステップS7の後に実行される。
組立ステップS8:
20枚の単位発電パネルPが梱包ケーシング1に収納された後に、図15に示されるように、前面扉体18−1が閉じられる。前面扉体18−1のフラップ47(図11参照)は、複数パネル差込み装着体17の側面体18の1面に外側から重合し、フラップ47とその1面は接着テープ4により接合される。図16に示されるように、フラップ14−1とフラップ33−1が折られ、フラップ33−1は外側から前面扉体18−1の面に重合し、フラップ14−1は外側から前面扉体18−1の面に重合する。フラップ14−1と底蓋12のうちフラップ14−1に直交する1面体は接着テープ4により接合され、フラップ33−1と天蓋33のうちフラップ33−1に直交する1面体は接着テープ4により接合される。
組立ステップS9:
図1に示されるように、2本の縦方向締付バンド6が用意されている。2本の縦方向締付バンド6は、既述の第2方向であり後述される発電パネル挿入方向の縦方向に上下部分が延びて、強化パネルつき梱包ケーシング1の周囲に2つの縦断面上で締まりつく。縦方向締付バンド6は、その上下部分と両側の鉛直部分とから形成されている。縦方向締付バンド6は、1周の長さが可変であり張力調整自在であるための締付け器をそれ自体に備えている。2本の縦方向締付バンド6は、木製パレット2と強度確保パネル3の間で梱包ケーシング1を弾力的に締め付ける。縦方向締付バンド6の下側水平部分は、木製パレット2の第1層第1方向木材柱7と木製パレット2の第4層第1方向木材柱11との間のスペースに通され第2層第2方向木材柱8の下面に締まり付き、縦方向締付バンド6の上側水平部分は、強度確保パネル3の上面に締まりつく。強度確保パネル3と木製パレット2とにより上下から挟まれ、2本の縦方向締付バンド6により鉛直方向に締め付けられ既述の通りに、鉛直中心線の廻りの捻れに対する強度を保証している。図1に示される組立体は、その全体がビニールシート(図示されず)で覆われる。ビニールシートで覆われる梱包ケーシング1の段ボール部分の弾力性強度が雨露により劣化することはない。
開梱ステップS10:
図1に示される発送時の荷姿は、図17に示される到着時の荷姿に同じである。2本の縦方向締付バンド6が切断され、図18と図20に示されるように、前面扉体18−1が手前に引かれて開けられる。この際に、横方向締付バンド5が切断されないことが重要である。多数の単位発電パネルPは、安定状態を維持している。
開梱ステップS11:
図18に示されるように、前面扉体18−1に接合している4箇所のコーナーの接着テープ4が剥がされる。図19に示されるように、フラップ33−1が上向きに折り曲げられ、フラップ14−1が下向きに折り曲げられる。次に、前面扉体18−1に接合して鉛直方向に延びる長いコーナーの接着テープ4が剥がされる。
開梱ステップS12:
図20に示されるように、前面扉体18−1が開けられて、多数の単位発電パネルPはそれらの1つずつが梱包ケーシング1から丁寧に取り出される。
梱包ケーシング1の外側面又は強度確保パネル3の上面には、注意事項として、”横方向締付バンド5は製品取出し前の切断厳禁”、又は、これに同義の注意書きが表示されることが重要である。梱包ケーシング1が軋み下側仕切り28と上側仕切り31とで形成される収納空間が平行四辺形状に変形し、図12の電力取出し直列化接続線39が隣の単位発電パネルPに接触して単位発電パネルPの発電素子を毀損し、又は、単位発電パネルPの表面どうしが擦れ合って発電素子が毀損することを回避することが重要である。段ボールで製作されている梱包ケーシング1は輸送時に弾力的に多数の動的な単位発電パネルPを安定的に支持し、横方向締付バンド5によりその形態を保持している梱包ケーシング1は解体時の静的な単位発電パネルPを安定的に支持する。製品取出し完了後には、横方向締付バンド5は切断され、梱包ケーシング1は解体されてリサイクル工場に送付される。再使用が可能である木製パレット2は、工場に返送されることが可能である。
公知の梱包容器(特にその実現例)と本願発明の梱包容器の比較は、下記の表形式で示される。
比較項目 発明容器 公知梱包容器
1.箱体材料 段ボール 発泡樹脂
2.案内挿入空間 段ボール 発泡樹脂
3.挿入溝形成位置 上面と下面 下面と後面
4.挿入溝脱着 不可 可能
5.挿入溝連続性 連続 後面連続・下面不連続
6.製品挿入方向 水平方向 鉛直方向
7.蓋取付時期 製品収納前 製品収納後
8.パレット 有り 無し
9.梱包強度確保パネル 有り 無し
10.固縛バンド 有り 無し
11.箱本体の折り畳み 可能 不可
12.大型・大質量パネル 良好 困難
の出し入れ作業性
13.梱包材料のリサイクル 可能 不可
図1は、本発明による太陽電池パネル保持用ケーシングの実現態を示す斜軸投影図である。 図2は、パレットを示す平面図である。 図3は、図2の正面図である。 図4は、図2の側面図である。 図5は、パレットの部品の斜軸投影図である。 図6は、段ボール箱の組立の手順を示す斜軸投影図である。 図7は、段ボール箱の組立の次の手順を示す斜軸投影図である。 図8は、段ボール箱の部分を示す断面図である。 図9は、段ボール箱の他の部分を示す斜軸投影図である。 図10は、段ボール箱の組立の更に次の手順を示す斜軸投影図である。 図11は、段ボール箱の組立の更に次の手順を示す斜軸投影図である。 図12は、太陽電池パネルを示す平面図である。 図13は、図12の一部を示す平面図である。 図14は、図13の一部を示す側面断面図である。 図15は、段ボール箱の組立の更に次の手順を示す斜軸投影図である。 図16は、段ボール箱の組立の更に次の手順を示す斜軸投影図である。 図17は、段ボール箱の組立の更に次の手順を示す斜軸投影図である。 図18は、段ボール箱の解体の手順を示す斜軸投影図である。 図19は、段ボール箱の解体の次の手順を示す斜軸投影図である。 図20は、段ボール箱の解体の更に次の手順を示す斜軸投影図である。
符号の説明
1…梱包ケーシング(6面体)
2…木製パレット
3…強度確保パネル(強化パネル)
4…接着テープ
5…横方向締付バンド
6…縦方向締付バンド
7…第3木材柱
8…第2木材柱
9…点在間隔木材体
11…第1木材柱
12…底蓋
13…底面形成体
14…側面形成体
14−1…フラップ
15…折り畳み線
17…複数パネル差込み装着体
18…側面体
23…開閉自在線
25…天面体
26…底面体
27…下側下敷き面体
28…下側仕切り
29…上側下敷き面体
31…上側仕切り
33…天蓋
37…太陽電池パネル本体
38…アルミ製強化枠
39…電力取出し接続線
41…雄型コネクタ
42…雌型コネクタ
43…下側枠
44…下側隅
45…帯状シート
46…皺
47…フラップ
P…単位太陽電池パネル

Claims (11)

  1. 紙製の段ボールで形成された梱包ケーシングと、
    前記梱包ケーシングを支持する木製パレットと、
    前記梱包ケーシングの天面側に接合する強度確保パネルと
    前記梱包ケーシングの天面側の前記強度確保パネルと前記木製パレットの底面側に巻き付いて前記梱包ケーシングと前記木製パレットを締め付ける複数本の横方向締付バンドと、
    前記梱包ケーシングの天面側の前記強度確保パネルと前記木製パレットの底面側に巻き付いて前記梱包ケーシングと前記木製パレットを締め付ける複数本の縦方向締付バンドとを構成し、
    前記梱包ケーシングは、
    複数の上側仕切りと、
    複数の下側仕切りとを形成し、
    前記上側仕切りと前記下側仕切りは紙製の段ボールで形成され、
    前記複数の上側仕切りは、縦方向に延び前記梱包ケーシングの天面側の内面に対して直交し、
    前記複数の下側仕切りは、縦方向に延び前記梱包ケーシングの底面側の内面に対して直交し、
    前記上側仕切りと前記下側仕切りはそれぞれ横方向に同一の位相で配置され、
    前記上側仕切りのうち隣り合う2つの上側仕切りは、輸送対象の単位太陽電池パネルの上方部位を前記縦方向締付バンドが向く縦方向に案内する上側案内溝を形成し、
    前記下側仕切りのうち隣り合う2つの下側仕切りは、輸送対象の単位太陽電池パネルの下方部位を前記縦方向に案内する下側案内溝を形成する太陽電池パネル保持用ケーシング。
  2. 前記上側案内溝は、前記梱包ケーシングの天面側の内面の縦方向に延びて形成された切れ目に挿入された前記上側仕切りで形成され、
    前記下側案内溝は、前記梱包ケーシングの底面側の内面の縦方向に延びて形成された切れ目に挿入された前記下側仕切りで形成され、
    前記梱包ケーシングに同体に組立されている請求項1の太陽電池パネル保持用ケーシング。
  3. 前記上側案内溝と前記下側案内溝は、1枚の板を折り返し的に折り曲げることで形成され、
    前記梱包ケーシングに同体に組立されている請求項1の太陽電池パネル保持用ケーシング。
  4. 前記梱包ケーシングのコーナー部位を安定化する接着テープを備え、
    該接着テープにより、前記梱包ケーシングの各面が直交状態に維持されて結合される請求項1の太陽電池パネル保持用ケーシング。
  5. 記段ボールは、対向する2層の紙製板と前記2層の紙製板の間に挟まれる紙製波板とで形成されている請求項1の太陽電池パネル保持用ケーシング。
  6. 前記梱包ケーシングは6面体を形成し、前記6面体の全ては段ボールで形成されている請求項の太陽電池パネル保持用ケーシング。
  7. 前記梱包ケーシングは6面体として形成され、
    前記梱包ケーシングは、
    前記4面体で形成される側面体と、
    前記4面体の天面側に上方から被さる天蓋と、
    前記4面体の底面側に下方から被さる底蓋とを形成し、
    前記天蓋は天面体を構成し、前記底蓋は底面体とを構成し、
    前記複数の前記上側仕切りは前記天面体に形成され、
    前記複数の前記下側仕切りは前記底面体に形成される請求項1の太陽電池パネル保持用ケーシング。
  8. 前記6面体の全部位は段ボールで形成され、且つ、前記天面体と底面体は段ボールで形成されている請求項の太陽電池パネル保持用ケーシング。
  9. 前記木製パレットは、
    最下層の第1木材柱と、
    前記第1木材柱に支持され前記第1木材柱に結合する点在間隔木材体と、
    前記点在間隔木材体に支持され前記点在間隔木材体に結合し前記第1木材柱に直交する第2木材柱と、
    前記第2木材柱に支持され前記第2木材柱に結合し前記第2木材柱に直交する第3木材柱とを形成する請求項1の太陽電池パネル保持用ケーシング。
  10. 前記第1木材柱の本数は3であり、前記第2木材柱の本数は3であり、前記第3木材柱の本数は4又は4以上であり
    前記3本の前記第1木材柱の間は、フォークリフトのフォークが入り込む空間を形成する請求項の太陽電池パネル保持用ケーシング。
  11. 複数の太陽電池パネルを収納する6面体の梱包ケーシングにリサイクル可能性材料が使用され、
    前記梱包ケーシングは、折り畳み構造を有し、
    前記梱包ケーシングの上面と下面に多数の前記仕切が設けられ、
    前記梱包ケーシングの水平方向の一面に扉が設けられ、
    前記梱包ケーシングは太陽電池パネルを垂直に保持し、前記扉から前記太陽電池パネルを比較的に小さい力で水平方向に容易に出し入れすることができる請求項1の太陽パネル保持用ケーシング。
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