JP4542871B2 - ガス処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、放電プラズマの作用により排気ガス等のガス中の有害物質等に対して浄化処理を施すガス処理装置に関する。
水処理施設、家畜飼育施設、工場などから排出される排気ガスに含まれる悪臭の原因となる物質や有害物質の除去は、現代の重要な技術開発課題である。排気ガスから有害物質等の被処理物質の除去処理を行なう排気ガス処理法としては、吸着材や触媒により被処理物質を吸着あるいは分解する方法、薬剤の水溶液に被処理物質を溶解吸収させる方法、放電プラズマにより被処理物質を酸化・還元あるいは分解する方法など、さまざまな方法が開発されてきている。この中で、放電プラズマを用いたガス処理装置は、被処理物質が含まれることとなった廃材の量が少なくてすむという特長を持つ。
図11は、従来の放電プラズマを用いたガス処理装置の構成図である。
ガス処理装置1は浄化対象となる排気ガスXが流れる配管2上に設けられる。ガス処理装置1は放電部3を備え、放電部3には電力を供給するための放電電源4がリード線5を介して接続される。
そして、従来のガス処理装置1では、排気ガスXが配管2内を流れ、放電部3に導かれる。このとき、放電電源4から放電部3に高電圧が印加され、放電に伴って放電プラズマが生成される。
このため、排気ガスXは、放電プラズマによって浄化される。すなわち、排気ガスX中に含まれる一酸化窒素をはじめとする有害成分等の被処理物質が放電プラズマによって分解され、排気ガスXの浄化処理が施される。また、この際、放電プラズマの作用により排気ガスX中の酸素から副次的にオゾンが生成され、オゾンも排気ガスXの浄化処理に寄与すると解されている。
そして、放電プラズマの作用により浄化処理された排気ガスXは、ガス処理装置1の下流側の配管2に放出され、配管2から所要の空間に放出される。
また、特に自動車の排気ガスXを対象とするような場合には、放電部3の下流側に排気ガスXに含まれるNOを分解処理するための触媒が設けられる場合もある。
ところで、このような放電プラズマを利用したガス処理装置1では、放電部3に水滴が付着すると、放電のための電極間が短絡されたり、水滴で覆われた電極の放電が不安定になるといった問題がある。そして、このような電極間の短絡や放電の不安定化を放置すると、浄化効率の低下に繋がる恐れがある。
さらに、放電部3の下流側にNOXを分解処理するための触媒が設けられる場合には、触媒に耐水性が要求され、材料コストの増加や材料選択に制約が課されることになる。
このような水滴の付着の問題は、特に自動車の排気ガスXを対象とするような場合には、エンジン始動直後の低温時に発生する。
一方、従来、内燃機関のガス処理装置として静電気集塵方式の消煙器を備えたものがある(例えば特許文献1参照)。このガス処理装置においても、排気ガスに含まれる水滴が消煙器内の電極に付着するという問題がある。そこで、消煙器の前段に排気ガスを冷却するための冷却器を設け、排ガスに含まれる水蒸気を水として分離する技術が考案されている。
すなわち、消煙器の前段に冷却器を備えたガス処理装置では、消煙器へ流入する排気ガス中の水滴が冷却器において事前に除かれるため、消煙器内の電極に水滴が付着して放電が不安定になるといった悪影響を未然に防止することができる。
特許第2591197号公報
従来の放電プラズマを用いたガス処理装置1の放電部3の上流側にも、従来の静電気集塵方式の消煙器を備えたガス処理装置と同様に、冷却器を設けるという案も考えられる。しかし、ガス処理装置1に冷却器を設けて2段構成とすることは、装置構成の複雑化、大型化に繋がるという問題がある。このため、装置の小型化や簡易化が要求される場合、例えば、自動車に搭載するような場合には、大きな不都合を生むこととなる。
本発明はかかる従来の事情に対処するためになされたものであり、より小型で簡易な構成としつつ、水滴の発生による悪影響を防止あるいは低減して安定した動作を行うことが可能なガス処理装置を提供することを目的とする。
本発明に係るガス処理装置は、上述の目的を達成するために、請求項1に記載したように、被処理ガスに浄化処理を施すための活性プラズマを放電によって生成する電極を備えた放電部と、前記放電部に電力を供給する放電電源と、前記放電部近傍に設けられ、前記放電部において前記被処理ガス中に含まれる水分の結露が抑制されるように前記被処理ガスに接する前記放電部の面の温度が前記放電部における前記被処理ガスの温度以上となるように前記放電部を加熱する加熱手段とを有し、前記加熱手段が前記被処理ガスの熱を利用するように構成したことを特徴とするものである。
また、本発明に係るガス処理装置は、上述の目的を達成するために、請求項2に記載したように、被処理ガスに浄化処理を施すための活性プラズマを放電によって生成する電極を備えた放電部と、前記放電部に電力を供給する放電電源と、前記被処理ガスに含まれる窒素酸化物を分解する触媒を備えた触媒部と、前記放電部および前記触媒部近傍に設けられ、前記放電部および前記触媒部において前記被処理ガス中に含まれる水分の結露が抑制されるように前記被処理ガスに接する前記放電部および前記触媒部における各面の温度がそれぞれ前記放電部および前記触媒部における前記被処理ガスのそれぞれの温度以上となるように前記放電部および前記触媒部を加熱する加熱手段とを有し、前記加熱手段が前記被処理ガスの熱を利用するように構成したことを特徴とするものである。
本発明に係るガス処理装置においては、より小型で簡易な構成としつつ、水滴の発生による悪影響を防止あるいは低減して安定した動作を行うことができる。
本発明に係るガス処理装置の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るガス処理装置の第1の実施形態を示す構成図であり、図2は、図1に示すガス処理装置10の放電部12の一例を示す詳細構成図である。
ガス処理装置10は被処理ガスの一例である排気ガスXが流れる配管11上に設けられる。ガス処理装置10は放電部12を備え、放電部12には電力を供給するための放電電源13がリード線14を介して接続される。
さらに、ガス処理装置10には、加熱装置15が設けられる。加熱装置15は、を被加熱領域の一例である放電部12のうち排気ガスXに接する面の温度が、少なくとも放電部12における排気ガスXの温度以上となるように、放電部12を加熱して上昇させる加熱手段としての機能を有する。このため、加熱装置15は、例えば放電部12近傍に設けられる。そして、放電部12および加熱装置15は、ケーシング16によって覆われ装置本体17が形成される。
また、放電部12は、導体電極20を対向電極21に対向配置して構成される。対向電極21は、板状あるいは箔状とされ、少なくとも導体電極20側は誘電体22により覆われて導体電極20と対向電極21とが誘電体22を介さずに直接対向する部位が存在しないように構成される。例えば、対向電極21は薄板状とされ、補強材を兼ねる2枚の板状の誘電体22に挟持される。
一方、導体電極20は、複数の棒状の電極である棒状電極20aを固定用電極20bに固定して構成される。棒状電極20aは丸棒や角材で構成することができる。そして、2つの固定用電極20bと誘電体22とで仕切られた空間が排気ガスXの流路とされる。
さらに、このように構成された導体電極20の固定用電極20bと対向電極21とは、それぞれリード線14を介して放電電源13と接続され、放電電源13から導体電極20と対向電極21との間に所要の電圧を印加して放電を行なうことができるように構成される。
次にガス処理装置10の作用について説明する。
ガス処理装置10による浄化あるいは無害化の対象となる被処理ガスは、例えば自動車の排気ガスXとされる。そして、加熱装置15により放電部12の排気ガスXに接する面の温度が、少なくとも排気ガスXの温度以上に加熱される。この状態で、排気ガスXが配管11内を流れ、ガス処理装置10のケーシング16内における放電部12に導かれる。
このため、放電部12に流入した排気ガスXは、少なくとも放電部12の排気ガスXに接する面によって冷却されることはない。これにより、排気ガスXに含まれる水蒸気が水滴となって放電部12における導体電極20や誘電体22等の構成要素に付着するのが防止される。
一方、放電電源13から放電部12に放電の開始に必要な所要の高電圧が印加される。このため、各棒状電極20aと対向電極21との間に放電が起こり、放電に伴って排気ガスXの流路には放電プラズマが生成される。ここで、対向電極21は誘電体22によって覆われているため、誘電体22と導体電極20とで挟まれた放電空間には、誘電体22が介在することとなり、放電は大気圧放電をアーク放電に至らしめず安定に維持することが可能な誘電体バリア放電となる。
また、導体電極20の放電発生部分の形状が棒状構造とされる一方、対向電極21は平面状とされるため、放電発生部分である各棒状電極20aでは電気力線がより密となるように電界が形成される。このため、より低い電圧印加で高エネルギの放電を開始させることができる。
そして、このように放電空間に導かれた排気ガスXは、誘電体バリア放電によって生成される放電プラズマによって浄化される。すなわち、排気ガスX中に含まれる一酸化窒素をはじめとする有害成分等の被処理物質が放電プラズマによって分解され、排気ガスXの浄化処理が施される。また、この際、放電プラズマの作用により排気ガスX中の酸素から副次的にオゾンが生成され、オゾンも排気ガスXの浄化処理に寄与すると解されている。
そして、放電プラズマの作用により浄化処理された排気ガスXは、ケーシング16内からガス処理装置10の下流側の配管11に放出され、配管11から所要の空間に放出される。
つまり、以上のようなガス処理装置10は、放電部12を排気ガスXの温度以上に加熱することによって、放電部12での排気ガスX中に含まれる水分の結露を防止するように構成したものである。
このため、ガス処理装置10によれば、放電部12における導体電極20等の構成要素への水滴の付着を抑制して安定して放電プラズマを得ることができる。すなわち、水滴が棒状電極20a等の放電電極表面に付着すると、電極表面からの電子放出の非一様化の原因となり悪影響を及ぼすという問題があるが、ガス処理装置10によれば、放電部12内での結露が抑制されるので、放電に悪影響を及ぼすことなく安定な放電プラズマの生成および高品質の浄化処理を行うことができる。
また、従来の冷却器を備えた2段構成のガス処理装置とは異なり、ガス処理装置10では、放電部12の前段に特段の装置を設置する構成ではないので、装置の小型化に繋がるというメリットがある。
ところで、放電部12を加熱する加熱手段として図1に示すように加熱装置15を設ける構成の他、放電部12において排気ガスXの流入に先立って放電を行うことにより、放電部12を加熱するように構成することもできる。
つまり、放電部12の加熱のためには、必ずしも加熱装置15を追加して設ける必要はない。代わりに放電部12における導体電極20および対向電極21やこれらにリード線14を介して接続され放電電源13を加熱手段として用いることができる。そして、排気ガスXを処理する放電プラズマも発熱源として放電部12の加熱に利用することが可能である。
このように、ガス処理装置10の既存の構成要素を加熱手段として用いれば、より簡易な構成として装置の小型化に繋げることができる。さらに、排気ガスXに接する導体電極20の表面部から放電部12が加熱されるので、より効率的に結露を防止することができる。尚、加熱手段として、加熱装置15および放電の双方を用いることもできる。
図3は、図1に示すガス処理装置10の変形例を示す構成図である。
放電部12を加熱するための加熱手段の別の例としては、図3に示すようにガス処理装置10のケーシング16の外周を覆う断熱材とし、ケーシング16を含めた装置本体17の全体を高温に保持する構成が挙げられる。このように構成すれば、ガス処理装置10におけるケーシング16の内面への結露を防止することが可能となる。これにより、ケーシング16の内面に付着した水滴が放電部12に飛散して放電の不安定を引き起こすといった恐れを回避させることができる。
図4は本発明に係るガス処理装置の第2の実施形態を示す構成図である。
図4に示された、ガス処理装置10Aでは、放電部12の上流側の配管11に流路開閉装置30およびタイマー31を設けた構成が図1に示すガス処理装置10と相違する。他の構成および作用については図1に示すガス処理装置10と実質的に異ならないため同一の構成については同符号を付して説明を省略する。
ガス処理装置10Aでは、放電部12の上流側の配管11に排気ガスXの流路を開閉するための流路開閉装置30が設けられる。さらに、流路開閉装置30にはタイマー31が設けられる。タイマー31は流路開閉装置30の動作を制御する動作制御手段として機能し、所望のタイミングで流路開閉装置30に制御信号を与えることにより開閉動作させることができるように構成される。
そして、ガス処理装置10Aでは、加熱装置15によって放電部12が所要の温度、例えば排気ガスXの温度以上に加熱された後に、流路開閉装置30が開状態となって排気ガスXがケーシング16内の放電部12に導入される。特に、自動車の排気ガスXを浄化対象とする場合には、エンジン始動時から一定時間経過後に流路開閉装置30が開状態となる一方、エンジン停止時に流路開閉装置30が閉状態となるようにタイマー31により制御することができる。
このようなガス処理装置10Aによれば、図1に示すガス処理装置10と同様な効果に加え、放電部12への排気ガスXの導入を遅らせて、放電部12が確実に高温になってから排気ガスXの浄化処理を始めることができるため、放電の安定性の確実さをより向上させることができる。
図5は本発明に係るガス処理装置の第3の実施形態を示す構成図である。
図5に示された、ガス処理装置10Bでは、第1の温度計測手段としてのガス温度モニタ40、第2の温度計測手段としての放電部温度モニタ41および制御装置42を設けた構成が図4に示すガス処理装置10Aと相違する。他の構成および作用については図4に示すガス処理装置10Aと実質的に異ならないため同一の構成については同符号を付して説明を省略する。
ガス処理装置10Bでは、排気ガスXの放電部12への流入側、例えば放電部12の上流側の配管11にガス温度モニタ40が設けられる一方、放電部12には放電部温度モニタ41が設けられる。さらに、ガス温度モニタ40および放電部温度モニタ41の出力側に制御装置42が設けられる。
ガス温度モニタ40は、放電部12の上流側の配管11における排気ガスXの温度を計測する機能を有する。さらに、ガス温度モニタ40の設置部位における排気ガスXの温度と放電部12近傍における排気ガスXの温度とが互いに相異する場合には、ガス温度モニタ40の設置部位における排気ガスXの温度から放電部12近傍における排気ガスXの温度を推定する機能が備えられる。そして、ガス温度モニタ40により取得(計測あるいは推定)された放電部12近傍における排気ガスXの温度は、制御装置42に排気ガス温度データとして出力されるように構成される。ガス温度モニタ40としては、例えば、熱電対を用いることができる。
放電部温度モニタ41は、放電部12の温度を計測する機能を有する。そして、放電部温度モニタ41により計測された放電部12の温度は、制御装置42に放電部温度データとして出力されるように構成される。放電部温度モニタ41としては、例えば非接触測定が行える放射温度計を用いることができる。
制御装置42は、ガス温度モニタ40から受けた排気ガス温度データと放電部温度モニタ41から受けた放電部温度データとを比較し、比較結果に基づいて流路開閉装置30を制御する機能を有する。具体的には、例えば、制御装置42に放電部12の温度が放電部12近傍における排気ガスXの温度を超えた場合に流路開閉装置30に制御信号を開閉動作指令として与えて開状態とする機能が備えられる。すなわち、制御装置42は、放電部12の温度と放電部12近傍における排気ガスXの温度とに基づいて流路開閉装置30の動作を制御する動作制御手段としての機能を有する。
さらに、制御装置42は、ガス温度モニタ40から受けた排気ガス温度データと放電部温度モニタ41から受けた放電部温度データとを比較し、放電部12の温度が放電部12近傍における排気ガスXの温度を超えた場合に加熱装置15に制御信号を与えてオフ状態とする機能を有する。すなわち、制御装置42は、放電部12の温度と放電部12近傍における排気ガスXの温度とに基づいて加熱装置15の動作を制御する動作制御手段としての機能を有する。
次にガス処理装置10Bの作用について説明する。
ガス処理装置10Bでは、定常的にガス温度モニタ40により放電部12の上流側の配管11における排気ガスXの温度が、放電部温度モニタ41により放電部12の温度がそれぞれ計測されて排気ガス温度データおよび放電部温度データが制御装置42に与えられる。すなわち、制御装置42において放電部12と排気ガスXの温度が観測される。
そして、放電部12の温度が排気ガスXの温度よりも低い場合には、制御装置42から流路開閉装置30に制御信号が与えられて流路開閉装置30が閉状態とされる。さらに、制御装置42から加熱装置15に制御信号が与えられて加熱装置15がオン状態に切り換えられる。
このため、放電部12の温度が加熱装置15により上昇せしめられる。そして、放電部12の温度が排気ガスXの温度よりも高くなると、制御装置42から流路開閉装置30に制御信号が与えられて流路開閉装置30が開状態とされる一方、制御装置42から加熱装置15に制御信号が与えられて加熱装置15がオフ状態に切り換えられる。
このため、排気ガスXが放電部12に流入し、放電プラズマの作用によって浄化された後、排出される。このとき、排気ガスXの温度よりも放電部12の温度の方が高くなっているため、水滴が放電部12に付着することはない。また、加熱装置15は、排気ガスXの温度よりも放電部12の温度の方が高くなっている場合には、オフ状態とされるため、無駄な電力の消費が抑制される。
つまり、ガス処理装置10Bは、排気ガスXおよび放電部12の温度をモニタすることによって、放電部12に必要な温度を把握し、より効率的に放電部12を加熱して確実に結露を防止するように構成したものである。このため、ガス処理装置10Bによれば、図4に示すガス処理装置10Aと同等な効果に加え、より効率的かつ確実に放電部12における結露を防止することができる。
尚、ガス処理装置10Bにおいて、制御装置42を設けずに、流路開閉装置30の動作や加熱装置15のON/OFFの切換を排気ガスXの温度および放電部12の温度の計測結果に基づいて手動で行うように構成してもよい。
図6は本発明に係るガス処理装置の第4の実施形態を示す構成図である。
図6に示された、ガス処理装置10Cでは、制御装置42の機能が図5に示すガス処理装置10Bと相違する。他の構成および作用については図5に示すガス処理装置10Bと実質的に異ならないため同一の構成については同符号を付して説明を省略する。
ガス処理装置10Cでは、制御装置42がタイマー31、放電部温度モニタ41およびガス温度モニタ40から受けたデータのうち、所要のデータに基づいて流路開閉装置30の動作、加熱装置15のON/OFFの切換、放電電源13のON/OFFの切換の全て、あるいは一部を制御するように構成される。
そして、ガス処理装置10Cでは、排気ガスXの温度と放電部12の温度とに応じて、適用対象の条件に合致した状態で、より効率的かつ確実に放電部12における結露が防止されるように、流路開閉装置30、加熱装置15および放電電源13の全部あるいは一部が制御装置42により制御される。
例えば、自動車のエンジンの排気ガスXの処理にガス処理装置10Cを適用する場合には、エンジン始動時における放電部12の低温時に、結露の発生が問題となる。従って、エンジン始動時に放電部12の温度を排気ガスXの温度以上に上昇させることが重要となる。しかし、エンジンの始動タイミングが不定期であることから、排気ガスXの放電部12への流入前における放電部12の暖機は困難である。このような場合には、エンジン始動後に速やかに放電部12の温度上昇を図り、放電部12内における結露を最小限に止めることが望まれる。
図7は、図6に示すガス処理装置10Cにより自動車の排気ガスを浄化する場合における放電部の温度並びに流路開閉装置30、加熱装置15および放電電源13の制御方法の例を説明する図である。
図7において横軸は経過時間を示し、縦軸は放電部12の温度を示す。また図7中の実線Dは、放電部12の温度の時間変化を示す。
通常、自動車の排気ガスXの温度は、図7の実線で示すようにエンジンの始動直後は低く、次第に上昇して一定時間経過後は安定した高い温度となる。そこで、エンジンの始動時には、制御装置42からの制御信号により流路開閉装置30が開状態とされ、排気ガスXが放電部12に流入する。このとき同時に、制御装置42から放電電源13に制御信号が与えられて放電による排気ガスXの浄化および放電部12の加熱が行われる。
さらに、エンジン始動と同時に制御装置42から加熱装置15に制御信号が与えられて加熱装置15がオン状態とされる。このため、エンジン始動後の低温時には、放電に加え加熱装置15によっても放電部12が加熱される。
そして、一定時間が経過すると、放電部12の温度は上昇して放電部12に流入する排気ガスXの温度以上となる。この結果、放電部12内における結露の発生は止まる。そこで、制御装置42から加熱装置15に制御信号が与えられて加熱装置15がオフ状態とされる。
つまり、ガス処理装置10Cでは、エンジン始動時であり放電の開始時でもある放電部12の温度上昇時間を短縮するために加熱装置15をエンジン始動と同時に駆動するように構成することができる。そして、図4の実線で示すカーブの温度データの急激な増加部分に示されるエンジン始動時における放電部12の急激な温度の上昇時間を短縮することができる。
このような放電部12の温度の上昇時間は、予め測定してタイマー31により制御装置42に通知することもできるし、実際に放電部温度モニタ41やガス温度モニタ40から受けたデータにより制御装置42において、判定することもできる。
また、エンジンの停止時のように排気ガスXの浄化処理や、放電部12に排気ガスXを導くことが望ましくない場合には、制御装置42からの放電電源13や流路開閉装置30への制御信号により放電が停止され、あるいは流路開閉装置30が閉状態となって排気ガスXの放電部12への流入が停止される。
以上のようなガス処理装置10Cによれば、図5に示すガス処理装置10Bと同等な効果に加え、放電部12の温度を適用対象に応じて好適に制御し、より効率的かつ確実に放電部12における結露を防止あるいは低減させることができる。
図8は本発明に係るガス処理装置の第5の実施形態を示す構成図である。
図8に示された、ガス処理装置10Dでは、被処理ガスとしての排気ガスXの流路形態が図1に示すガス処理装置10と相違する。他の構成および作用については図1に示すガス処理装置10と実質的に異ならないため排気ガスXの流路と放電部12の位置関係のみ図示し、同一の構成については同符号を付して説明を省略する。
ガス処理装置10Dでは、放電部12を収納するケーシング16を取り囲むように排気ガスXの配管11が設けられる。配管11は、例えば一旦、放電部12の流出側から流入側に排気ガスXが導かれた後、放電部12の流入側に導かれるように配置される。
そして、ガス処理装置10Dでは、ケーシング16を取り囲むように配置された配管11内を経由して排気ガスXが放電部12に流入する。このため、配管11内を流れる高温の排気ガスXによって放電部12が加熱される。さらに、放電部12における放電も放電部12の加熱用に用いることができる。
つまり、ガス処理装置10Dは、放電部12の加熱手段として放電に加えて外部からの高温の排気ガスXの熱を利用したものである。このため、ガス処理装置10Dによれば、放電部12の温度上昇を放電のみとした場合に比べてより素早いものにすることができる。
さらに、ガス処理装置10Dでは、排気ガスXの熱を利用して放電部12を内部から加熱することができるように構成することもできる。
図9は図8に示すガス処理装置10Dの放電部12に用いられる電極構造の一例を示す斜視図である。
図9に示すように、放電部12に用いられる導体電極20を中空構造の配管状とし、排気ガスXが導体電極20の内部を流れるような構造とすれば、排気ガスXの熱によって導体電極20を内部から加熱することができる。このため、より一層、放電部12の温度上昇時間を短縮し、かつ熱効率を向上させることができる。
図10は本発明に係るガス処理装置の第6の実施形態を示す構成図である。
図10に示された、ガス処理装置10Eでは、放電部12の後段にNO(窒素酸化物)を分解処理する触媒を設けた点が図1に示すガス処理装置10と相違する。他の構成および作用については図1に示すガス処理装置10と実質的に異ならないため、同一の構成については同符号を付して説明を省略する。
ガス処理装置10Eでは、放電部12の後段に触媒部50が設けられ、放電部12と触媒部50とによりリアクタ51が形成される。触媒部50には、NOを分解処理する触媒が設けられる。
さらに、ガス処理装置10Eの加熱装置15は、を被加熱領域の一例である放電部12および触媒部50のうち排気ガスXに接する各面のそれぞれの温度が、少なくとも放電部12および触媒部50における排気ガスXの各温度以上となるように、放電部12および触媒部50を加熱して上昇させる加熱手段としての機能を有する。このため、加熱装置15は、例えばリアクタ51近傍に設けられる。そして、リアクタ51および加熱装置15は、ケーシング16によって覆われて装置本体17が形成される。
このため、ガス処理装置10Eによれば、図1に示すガス処理装置10と同様な効果に加え、放電部12のみならず、放電部の後段に設けられる触媒部50における結露をも防止あるいは低減させることができる。この結果、耐水性のない触媒やより耐水性の低い触媒を触媒部50に用いることができる。これにより、触媒の寿命を増加させたり、触媒のコストを安価に抑えるといった効果を得ることが期待できる。
以上のような各実施形態におけるガス処理装置10、10A、10B、10C、10D,10Eは互いに組み合わせて構成してもよく、一部の構成要素や機能を省略してもよい。例えば、放電部12の後段に触媒部50を設けたガス処理装置にタイマー31、放電部温度モニタ41、触媒部温度モニタ、ガス温度モニタ40、流路開閉装置30および制御装置42を設け、かつ放電部12や触媒部50の周囲並びに導体電極20の内部を排気ガスXが流れるように構成してもよい。但し、触媒部50は、放電部12よりも後段に設けることが望ましい。
本発明に係るガス処理装置の第1の実施形態を示す構成図。 図1に示すガス処理装置の放電部の一例を示す詳細構成図。 図1に示すガス処理装置10の変形例を示す構成図。 本発明に係るガス処理装置の第2の実施形態を示す構成図。 本発明に係るガス処理装置の第3の実施形態を示す構成図。 本発明に係るガス処理装置の第4の実施形態を示す構成図。 図6に示すガス処理装置により自動車の排気ガスを浄化する場合における放電部の温度並びに流路開閉装置、加熱装置および放電電源の制御方法の例を説明する図。 本発明に係るガス処理装置の第5の実施形態を示す構成図。 図8に示すガス処理装置の放電部に用いられる電極構造の一例を示す斜視図。 本発明に係るガス処理装置の第6の実施形態を示す構成図。 従来の放電プラズマを用いたガス処理装置の構成図。
符号の説明
10,10A,10B,10C,10D,10E ガス処理装置
11 配管
12 放電部
13 放電電源
14 リード線
15 加熱装置
16 ケーシング
17 装置本体
20 導体電極
20a 棒状電極
20b 固定用電極
21 対向電極
22 誘電体
30 流路開閉装置
31 タイマー
40 ガス温度モニタ
41 放電部温度モニタ
42 制御装置
50 触媒部
51 リアクタ
X 排気ガス

Claims (6)

  1. 被処理ガスに浄化処理を施すための活性プラズマを放電によって生成する電極を備えた放電部と、前記放電部に電力を供給する放電電源と、前記放電部近傍に設けられ、前記放電部において前記被処理ガス中に含まれる水分の結露が抑制されるように前記被処理ガスに接する前記放電部の面の温度が前記放電部における前記被処理ガスの温度以上となるように前記放電部を被加熱領域として加熱する加熱手段とを有し、
    前記加熱手段が前記被処理ガスの熱を利用するように構成したことを特徴とするガス処理装置。
  2. 被処理ガスに浄化処理を施すための活性プラズマを放電によって生成する電極を備えた放電部と、前記放電部に電力を供給する放電電源と、前記被処理ガスに含まれる窒素酸化物を分解する触媒を備えた触媒部と、前記放電部および前記触媒部近傍に設けられ、前記放電部および前記触媒部において前記被処理ガス中に含まれる水分の結露が抑制されるように前記被処理ガスに接する前記放電部および前記触媒部における各面の温度がそれぞれ前記放電部および前記触媒部における前記被処理ガスのそれぞれの温度以上となるように前記放電部および前記触媒部を被加熱領域として加熱する加熱手段とを有し、
    前記加熱手段が前記被処理ガスの熱を利用するように構成したことを特徴とするガス処理装置。
  3. 被処理ガスに浄化処理を施すための活性プラズマを放電によって生成する電極を備えた放電部と、前記放電部に電力を供給する放電電源と、前記放電部近傍に設けられ、前記放電部において前記被処理ガス中に含まれる水分の結露が抑制されるように前記被処理ガスに接する前記放電部の面の温度が前記放電部における前記被処理ガスの温度以上となるように前記放電部を被加熱領域として加熱する加熱手段とを有し、
    前記被処理ガスの流路を前記被加熱領域内における前記被処理ガスの流れ方向に対して下流側から上流側に向かうように形成し、前記加熱手段が前記被処理ガスの熱を利用するように構成したことを特徴とするガス処理装置。
  4. 被処理ガスに浄化処理を施すための活性プラズマを放電によって生成する電極を備えた放電部と、前記放電部に電力を供給する放電電源と、前記被処理ガスに含まれる窒素酸化物を分解する触媒を備えた触媒部と、前記放電部および前記触媒部近傍に設けられ、前記放電部および前記触媒部において前記被処理ガス中に含まれる水分の結露が抑制されるように前記被処理ガスに接する前記放電部および前記触媒部における各面の温度がそれぞれ前記放電部および前記触媒部における前記被処理ガスのそれぞれの温度以上となるように前記放電部および前記触媒部を被加熱領域として加熱する加熱手段とを有し、
    前記被処理ガスの流路を前記被加熱領域内における前記被処理ガスの流れ方向に対して下流側から上流側に向かうように形成し、前記加熱手段が前記被処理ガスの熱を利用するように構成したことを特徴とするガス処理装置。
  5. 被処理ガスに浄化処理を施すための活性プラズマを放電によって生成する電極を備えた放電部と、前記放電部に電力を供給する放電電源と、前記放電部近傍に設けられ、前記放電部において前記被処理ガス中に含まれる水分の結露が抑制されるように前記被処理ガスに接する前記放電部の面の温度が前記放電部における前記被処理ガスの温度以上となるように前記放電部を被加熱領域として加熱する加熱手段とを有し、
    前記電極を、その内部を前記被処理ガスが通過できる構造とし、前記加熱手段が前記被処理ガスの熱を利用するように構成したことを特徴とするガス処理装置。
  6. 被処理ガスに浄化処理を施すための活性プラズマを放電によって生成する電極を備えた放電部と、前記放電部に電力を供給する放電電源と、前記被処理ガスに含まれる窒素酸化物を分解する触媒を備えた触媒部と、前記放電部および前記触媒部近傍に設けられ、前記放電部および前記触媒部において前記被処理ガス中に含まれる水分の結露が抑制されるように前記被処理ガスに接する前記放電部および前記触媒部における各面の温度がそれぞれ前記放電部および前記触媒部における前記被処理ガスのそれぞれの温度以上となるように前記放電部および前記触媒部を被加熱領域として加熱する加熱手段とを有し、
    前記電極を、その内部を前記被処理ガスが通過できる構造とし、前記加熱手段が前記被処理ガスの熱を利用するように構成したことを特徴とするガス処理装置。
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