JP4541406B2 - タンポン及びタンポンアプリケータ - Google Patents

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Description

本発明は、膣腔内の低い位置にタンポンを配置する、タンポン及びタンポンアプリケータに関する。
タンポンアプリケータは、膣腔にタンポンを挿入して、月経液又は他の流体の漏れを防ぐのに使用されてきた。タンポンアプリケータの分野では、「プッシュ」タイプのタンポンアプリケータが周知である。これらのアプリケータは、一般に、簡易な形態では、一対の同軸である中空の筒又は管を含む。大きな方の外側管は、膣への挿入用管として働き、且つタンポンを収容する。小さな方の内側管は、タンポンを外側管から押し出すプランジャとして働く。
上述のタイプのタンポンアプリケータは、そうしたデバイスの多くのユーザにとって容易に明らかになり得る、特定の欠点を有することが分かっている。一般に、膣腔内でのタンポンの位置は、タンポンが漏れを低減する且つ/又は無くす効果に直接影響する場合がある。例えば、従来の「プッシュ」タイプのアプリケータは、タンポンを膣腔内で高すぎる位置に配置することがある。より高い位置にタンポンが配置されると、タンポンが、流体が流れる主要経路よりも上に来るため、漏れの可能性がより高くなる。換言すれば、月経液が、タンポンに吸収されずにそれを通過してしまう場合がある。
それに加えて、タンポンの膣腔内での位置が高すぎると、タンポンが、膣腔の一部の中まで及ぶことがあり、その場合、タンポンの大きさ及び機械的特性により、タンポンが膣の器官による悪影響を受け、膣腔内の経血流に対するタンポンの適用範囲が更に低減することがある。更に、現在のタンポンアプリケータは、タンポンの先端部が実質的に外側管よりも高い位置になるように、タンポンを外側管から「押し」出すように設計されている。このことにより、タンポンが子宮頚管によって偏向されることが多く、その結果、タンポンの位置が中心からずれ、それによって膣腔からの漏れが生じる可能性につながる。
あるいは、タンポンは、膣腔内で低すぎる位置に配置される場合がある。タンポンが、膣腔内で低すぎる位置に配置されると、そのタンポンの低すぎる位置により、括約筋がタンポンに与える圧力のため、着用者が身体的に不快感を覚える場合がある。また、タンポンが低すぎる位置に配置された場合、タンポンが偶発的に排出されてしまうという望ましくない危険性が高くなる。
上記のタンポン位置付け問題を解決するために、タンポン及びアプリケータの相対寸法は、膣腔内のタンポンの配置の望ましい深さをもたらすようなものであることができる。
本発明は、膣腔内にタンポンを位置付けるためのタンポンアプリケータを提供する。アプリケータは、内側部材と同軸に設けられた外側部材を包含する。外側部材は外側部材長さを有する。タンポンはタンポン長さを有する。内側部材は、外側部材内で滑動可能である。内部部材は、タンポン長さ以下の内部部材長さを有する。
本明細書で使用する時、用語「タンポン」は、膣腔又は他の体腔に挿入して、そこからの流体を吸収し、又は薬剤若しくは水分などの活性物質を送達することができる、あらゆるタイプの吸収性構造体を指す。タンポンは、直線状、又は長手方向軸線に沿って湾曲したものなど、非線形の形状であることができる。
タンポン長さは、タンポンの頂部からタンポンの基部まで、長手方向軸線に沿って測定される。タンポンの基部は、上包み、二次吸収性部材、又は、タンポンの主要吸収性材料を越えて延びる抜取りひものいずれも包含しない。典型的なタンポンは、円筒の最大横断面に相当する幅が5〜20mmである。幅は、タンポンの長さ全体にわたって変化することができる。
本明細書で使用する時、用語「膣腔」、「膣内」、及び「膣管」は、人間の女性の身体の外陰部にある内生殖器を指す。用語「膣管」は、膣前庭床部を含む陰唇内空間を包含することを意図しない。外から見える生殖器は、一般に、本明細書で使用される用語「膣管」には包含されない。
本明細書で使用する時、用語「処女膜輪」は、膣腔と外生殖器の境界を指し、処女膜又は処女膜の残留組織の位置によって特定される。
本明細書で使用する時、用語「低い配置」とは、膣腔内のタンポンの位置を指し、タンポンは子宮頚管の下に位置付けられる。
用語「完全に排出された」は、タンポンアプリケータの内側部材が、タンポンアプリケータの外側部材と完全に係合するか、又はそれに完全に押し込まれた時、タンポンの基部がタンポンアプリケータの全ての部分から解放される(disengaged)ことを指す。タンポンの基部は、上包み、二次吸収性部材、又は、タンポンの主要吸収性材料を越えて延びる抜取りひものいずれも包含しない。
本明細書で使用する時、用語「部分的に排出された」は、タンポンアプリケータの内側部材が、タンポンアプリケータの外側部材と完全に係合するか、又はそれに完全に押し込まれた時、タンポンの基部が、タンポンアプリケータの一部分の中に部分的に保持されていることを意味する。タンポンの基部は、上包み、二次吸収性部材、又は、タンポンの主要吸収性材料を越えて延びる抜取りひものいずれも包含しない。
用語「結合した」又は「取り付けた」は、ある要素を他の要素に直接固着することによって、要素を別の要素に直接固定する構造;ある要素を中間部材(類)に固着し、次にその中間部材を他の要素に固着することによって、ある要素を他の要素に間接的に固定する構造;及びある要素が別の要素と一体化した構造、即ちある要素が本質的に他方の要素の一部分である構造を包含する。
図1を参照すると、タンポンアプリケータ20は、タンポン21を位置付けて、膣腔内で低い配置を達成するように設計されたものとして示される。それに加えて、本発明は、タンポン21を部分的に排出するタンポンアプリケータ20を対象とする。タンポンアプリケータ20は、タンポン21を収容し、且つタンポン21を女性の膣内に快適に挿入する手段を提供するように設計される。
一般に、タンポンアプリケータ20は、外側部材23及び内側部材24を包含する。外側部材23は、挿入端部31と、挿入端部31に対向する第2端部27とを含む。外側部材23は、外側部材23の挿入端部31に近い周囲の周りに延びる、予め成形されたヒンジ又は溝32を含んでもよい。外側部材23はまた、中心開口部から溝32まで延びる複数の放射状スリット46を有する、ドーム型の端部45を有してもよい。外側部材23はまた、弁(petal)47を有してもよい。
内側部材24は、第1端部28と、第1端部28に対向する第2端部29とを有する。内側部材24は中空内部30を有する。内側部材24は、外側部材23の中空内部33の中で滑動可能(slidabe)であって、部材間の間隙が最小となるように寸法が決められる。
本発明のタンポンアプリケータ20を使用するには、ユーザは、典型的には、外側部材23の第2端部27近くの把持領域43を親指と人差し指などで保持し、外側部材23の挿入端部31を膣腔に挿入する。挿入の間、ユーザは、長手方向軸線60に沿って、内側部材24を外側部材23に押し込むのに十分な力44を印加する。結果として、内側部材24は外側部材23の挿入端部31に向かって滑動して、タンポン21を挿入端部31に向かって押す。
タンポンアプリケータ20は、予め排出された状態と部分的に排出された状態を有する。図1から容易に分かるような排出される前の状態では、タンポン21は外側部材23内に位置し、内側部材24は、外側部材23と実質的に一直線に並んでいる。タンポン21は、何らかの外力がなくてもその中にぴったり収まって、タンポンアプリケータ20内での位置を維持することができる。タンポン21は、排出される前、内側部材24の第1端部28と接触していても、接触していなくてもよい。
図2から容易に分かるように、完全に係合した状態では、タンポン21は、長手方向軸線60に沿って軸方向の力44を印加することにより、一方向に排出されている。力44が印加されると、内側部材24の第1端部28は、タンポン21の基部62にぶつかって進み、タンポン21の第1端部61を外側部材23の挿入端部31に向かって押す。軸方向の力44が印加されると、内側部材24は、内側部材24が外側部材23と完全に係合するまで、外側部材23の挿入端部31に向かって滑動する。完全に係合した状態では、タンポン21はタンポンアプリケータ20から部分的に排出される。タンポンアプリケータ20を体腔から取り除く間、体内組織は、吸収性表面と膣組織との密着及び身体の圧力により、タンポン21の露出した部分をしっかり保持する。体内組織がタンポン21の露出した部分をしっかり保持するので、タンポンアプリケータ20はタンポン21を伴わずに体腔から抜かれ、即ちタンポン21をそこに残す。このことにより、膣内でタンポン21が低い位置に配置される。
タンポンアプリケータ20は、生理用タンポンを膣管に送達することに加えて、他の任意のタイプの固体を任意の好適な腔に送達するのに使用することができる。
以下に、本発明のタンポンアプリケータの各構成要素を更に詳細に説明する。
i.外側部材
図1を参照すると、典型的には、外側部材23は、膣腔への挿入の間、タンポンアプリケータ20を握る又は把持するのに使用することができる。外側部材23は内側部材24の外側にある。外側部材23は、中空内部33、挿入端部31、及び挿入端部31に対向する第2端部27を有する。挿入端部31は、そこでタンポンアプリケータ20が膣腔に挿入される、外側部材23の部分であり、タンポン21がそこから排出される端部である。把持領域43は、そこでユーザがタンポンアプリケータ20を握る又は把持することができる、外側部材23の部分である。外側部材23の中空内部33の少なくとも一部分は、内側部材24の少なくとも一部分と係合することができる。内側部材24は、外側部材23内で滑動可能である。
タンポンアプリケータ20の製造業者は、外側部材23の大きさを様々に変えることができる。外側部材23の大きさは、主にタンポン21の寸法によって決定することができる。具体的には、外側部材23の直径は、異なる吸収力のタンポンに適合するように様々に変えることができる。一般に、外側部材23は、約8mm〜約21mmの内径と、約0.4mm〜約1.2mmの壁厚を有することができる。一般に、外側部材23の内径は、外側部材23が、タンポン21を外側部材23から排出する妨げとならないように、タンポン21の直径よりも適切に大きくなければならない。更に、外側部材23の内径は、収容されたタンポン21の外形に適応するように、様々に異なる直径及び形状を有することができる。
また、タンポンアプリケータ20の製造業者は、外側部材23の長さを様々に変えることができる。外側部材23の長さは、挿入端部31から第2端部までで測定される。一般に、外側部材23は、タンポン21をタンポンアプリケータ20から膣腔内に排出する前に、タンポン21を収容するのに十分な長さのものでなければならない。好ましくは、外側部材23は、排出前のタンポン21を完全に収容する。
それに加えて、タンポンアプリケータ20の製造業者は、外側部材23の形状を様々に変えることができる。本明細書において、内側部材24の一部分が外側部材23内で滑動可能である限り、外側部材23の形状を様々に変えられることに更に留意されたい。更に、外側部材23は、その形状がタンポン21の一方向への排出を妨げる場合を除いて、部材が取ることができる形状によって一切限定されない。当業者であれば、タンポン21をタンポンアプリケータ20から排出し、膣腔に快適に挿入できるように有効に働く形状である限り、外側部材23は、円筒形、又はバナナ型などの湾曲した形状、若しくは他のあらゆる好適な形状であってもよいことを想到できる。外側部材23は、任意の好適な断面形状のものであることができる。例えば、好適な断面形状としては、円形、卵形、つぶれた円形、楕円形、及びそれらの任意の組み合わせを挙げることができるが、これらに限定されない。
更に、外側部材23は、第2端部27の近くに把持領域43を含むことができる。把持領域43により、外側部材23をしっかり握ることができる。把持領域43の周囲は、卵形、円形、及び他の様々な幾何学形状など、本質的に任意の所望の形状であることができる。把持領域43は、表面を型押し又は圧縮して形成された、外向きの突出部又は隆起表面によって画定することができる。再び図1を参照すると、把持領域43は実質的に円形であるが、四角形など、それよりも角のある構造を持つこともできる。把持領域43の表面は、当該技術分野において既知のあらゆる種類の表面であることができる。この表面により、タンポンアプリケータ20を体内に挿入する間、指に対する所望の摩擦抵抗を得ることができる。更に、この表面の範囲は、表面加工、型押し、及び/又は窪みを有することができる。
更に、把持領域43は、実質的にユーザが快適に把持できるようにするのに十分な寸法のものであることが好ましい。本明細書で使用する時、用語「ユーザの把持」は、タンポンアプリケータ20を手で、例えば親指と他の指で保持する、任意のやり方を意味する。把持領域43は、必ずしも、外側部材23の周囲全体に延びていなくてもよい。例えば、飾り模様又はキャラクター用に空白を設けることができる。
ii.内側部材
内側部材24は、中空内部30、第1端部28、及び第1端部28に対向する第2端部29を有する。第1端部28は、タンポン21を外側部材23から排出する間タンポン21を押す、内側部材24の一部分である。第2端部29は、タンポン21を外側部材23から排出するために軸方向の力44が印加される、内側部材24の一部分である。
タンポンアプリケータ20の製造業者は、タンポン21をタンポンアプリケータ20から排出し、タンポン21を膣腔に快適に挿入するのを適切に助ける(aide)ように有効に働く形状である限り、内側部材24の形状を様々に変えることができる。当業者であれば、内側部材24の他の形状、例えば、円筒形、又はバナナ型などの湾曲した形状、若しくは他の可能なあらゆる好適な形状を想到できる。例えば、内側部材24は、円形、卵形、つぶれた円形、楕円形、及びそれらの任意の組み合わせなどがあるがこれらに限定されない、あらゆる好適な断面形状のものであることができる。
内側部材24の直径は、異なる吸収力のタンポンに適合するように様々に変えることができる。例えば、吸収力がより高いタンポンはより大きな直径を有する場合があり、結果として内側部材24の内径はより大きな直径を有する。それに加えて、内側部材24の内径は、外側部材23の外形に適合するように、様々な直径及び形状を有することができる。
次に図3を参照すると、タンポン21の長さに対する内側部材24の長さは、膣腔内の低い位置にタンポン21を適切に配置するのに重要である。内側部材24は、タンポン長さ121以下の内側部材長さ124を有していなければならない。内側部材長さ124は、第1端部28から第2端部29までで測定される。タンポン長さ121は、第1端部61から基部62までで測定される。外側部材長さ123は、挿入端部31から第2端部27までで測定される。例えば、タンポン長さ121が50ミリメートルであるなら、内側部材長さ124は50ミリメートル以下でなければならない。そのような構造において、タンポン長さが50ミリメートルであるなら、48ミリメートルの内側部材長さは許容範囲にある。
本発明のアプリケータ及びタンポンの例は、外側部材長さが70mm、タンポン長さが58mm及び内側部材長さが46mmのものである。本発明のアプリケータ及びタンポンの別の例は、外側部材長さが66mm、タンポン長さが52mm及び内側部材長さが42mmのものである。本発明のアプリケータ及びタンポンの別の例は、外側部材長さが60mm、内側部材長さが44mm及びタンポン長さが44mmのものである。
内側部材長さ124をタンポン長さ121以下にしておくことにより、外側部材23内に完全に収容されるいかなるタンポンも、内側部材24が外側部材23と完全に又は十分に係合すると、外側部材23から部分的に排出される。外側部材長さ123は、タンポン長さ121より長い。したがって、タンポン21は外側部材23内に完全に収容される。内側部材24が外側部材23を完全に係合すると、タンポン21は、図2に示されるように、外側部材23から部分的に排出される。
次に図4を参照すると、本発明のタンポン21及びアプリケータ20の別の実施形態が示されている。見られるように、タンポン21は、21の一部分を露出したまま外側部材23内に部分的にのみ収容されている。内側部材長さ124をタンポン長さ121以下、及び外側部材長さ123未満にしておくことにより、内側部材24が外側部材23と完全に係合すると、タンポン21は外側部材23から部分的に排出される。
タンポンアプリケータ20から排出された後の、タンポン21の露出した長さが短いほど、タンポンが完全に排出される場合の等しい長さのアプリケータと比べて、膣腔内でタンポン21がより低い位置に配置される。タンポン21が膣腔内で低い位置に配置されると、膣腔は典型的にはより低い領域では狭くなっているため、膣腔の適用範囲がより広くなる。
次に図5を参照すると、外側部材23及び内側部材24を含むタンポンアプリケータ20が示される。タンポン21は、アプリケータ20内に収容されている。内側部材24は、第1端部28及び第2端部29を有する。内側部材24の一部分は、第1端部28を越えて、外側部材23の挿入端部31に向かって延びている。内側部材24の第1端部28は、タンポン21が内側部材24によって係合された時のタンポン基部62の位置によって決まる。内側部材長さ124は、タンポン長さ121以下である。内側部材長さ124は、外側部材長さ123未満である。内側部材24が外側部材23と完全に係合すると、タンポン21は内側部材24によって保持され、タンポン21の一部分は、内側部材24の端部65を越えて延びる。したがって、内側部材24が外側部材23と完全に係合すると、タンポン21はアプリケータ20から部分的に排出される。
「発明を実施するための最良の形態」で引用したすべての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、どの文献の引用も、それが本発明に関する先行技術であることを容認するものと解釈されるべきではない。
本発明の特定の実施形態を説明し記載してきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を行えることが当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
排出される前の状態の本発明のアプリケータの側面図である。 内側部材が外側部材と完全に係合した、部分的に排出された状態の図1のアプリケータの側面図である。 アプリケータの相対寸法を示す、図1のアプリケータの側面図である。 本発明のアプリケータの別の実施形態の側面図である。 本発明のアプリケータの別の実施形態の側面図である。

Claims (1)

  1. タンポンを膣腔内に位置付けるためのタンポンアプリケータであって、前記アプリケータが:
    i.外側部材長さを有する外側部材と、
    ii.タンポン長さを有する前記タンポンと、
    iii.前記外側部材内で滑動可能である内側部材と、
    を含み、
    前記内側部材が、前記タンポン長さ以下である内側部材長さを有し、
    前記外側部材長さが前記タンポン長さより長く、
    前記内側部材が前記外側部材と完全に又は十分に係合すると、前記タンポンが前記外側部材から部分的に排出される、ことを特徴とする、タンポンアプリケータ。
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