JP5216817B2 - 生理用品 - Google Patents

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Description

本発明は、生理用品に関する。より詳しくは、本発明は月経液等吸収のための女性が利用する生理用品に関する。
月経中、女性は一般に月経液吸収のためタンポン又は生理用ナプキンのいずれかの利用を選択する。この利用は、タンポン及び生理用ナプキンの明確な利点及び欠点に影響される。
生理用ナプキンと異なり、タンポンは膣腔に挿入される。これはすなわち、利用者が細身の衣服を装用している場合でもタンポンは目立たないことを意味する。女性はまた、タンポンを利用していることを生理用ナプキンより意識しない傾向がある。これらの利点は多くの女性にとって決定的である。
しかしながら、タンポンにはその欠点がある。おそらく最も重要なのは、長い間挿入したままのタンポンは毒素性ショック症候群や場合によっては死の原因となることがある点である。他の医療的問題には、子宮内避妊器具(IUD)を最近時挿入した場合、タンポンは利用しないという勧告や、タンポン利用は女性を子宮内膜症にかかりやすくするという証拠等がある。タンポンはまた、多くの知覚的及び実際的欠点を有する。タンポンは挿入が困難な場合がある。そのため、性的に活動的でない女性はタンポンの利用に快適さを感じないことがある。実際、膣腔へのタンポンの挿入を好ましくないとする文化がある。最後に、月経量の多い女性は漏れを経験し、タンポン利用に腹部の不快を感じることがある。
生理用ナプキンはタンポンの欠点の一部を回避する。生理用ナプキンは、膣腔の開口部を覆うように、すなわち外部から装用する。これは、タンポンの医療的欠点のすべて(毒素性ショック症候群、新しいIUDとの問題及び子宮内膜症の傾向)が回避されることを意味する。膣腔への挿入に関する知覚的問題もまた回避され、生理用ナプキンは通常、タンポンより漏れにくいため、月経量の多い女性にとってより実際的である。最後に、生理用ナプキンは出産後又は妊娠終了後に特定利用される。
しかしながら生理用ナプキンにも欠点はある。最小の最も離散的な生理用ナプキンでもある程度は見てわかる。生理用ナプキンは一般に、パンティへの接着又はベルトによりその場に保持する必要がある。生理用ナプキンはタンポンに比べて大きいため、持ち運びや処分がより不便である。女性はまた、生理用ナプキンが快適でないため、生理用ナプキンを装用していることをタンポンより意識する傾向がある。最後に、生理用ナプキンは体液の混合を生じることがあるため、タンポンよりやや衛生的でない。
そのため、タンポンもナプキンも理想的ではないことがわかる。しかしながら、出願人は、タンポンの特徴の一部とナプキンの特徴の一部を組み合わせた生理用品が、タンポンとナプキン両方の利点の多くを有し、欠点を最小限にすることに気付いた。
タンポンとナプキンとの組み合わせはこれまでも提案されている。例えば、米国特許第2092346号、同第2331355号、同第3037506号、同第3420234号、同第3690321号、同第6059763号及び欧州特許第1206925号はすべて、各種形状及び設計の内部装用プラグ(例:「タンポン」)及び外部装用パッド(例:「生理用ナプキン」)を組み合わせた生理用品を記載する。しかしながら、これら生理用品はすべて多くの欠点を有する。特に、これらは装用が困難である。
タンポンは通常、プラスチック又は厚紙の硬い管である導入器具を用いて挿入する。導入器具を膣腔内へ挿入し、タンポンを導入器具から押し出して設置する。そしてタンポンを残して導入器具を膣から引き抜く。
米国特許第2092346号、同第2331355号、同第3037506号、同第3420234号、同第3690321号及び同第6059763号はそれぞれ、内部装用プラグに直接結合した外部装用パッドを有する。導入器具はパッド上を引き抜くことができないため、これらの生理用品のプラグを挿入するために導入器具を利用することはできない。そのため、プラグは、パッドを操作することにより、又は外した位置に折り畳んだパッドでプラグを操作することにより、手動で挿入しなければならない。これは控えめに言っても不都合である。
欧州特許第1206925号は、従来のタンポンを、紐を用いてパッドに取り外し可能に取り付けるやや異なるアプローチを提案する。この文書は、タンポンの挿入に導入器具を利用し、挿入後にパッドを取り付けることを提案する。しかしながらこれには時間と手間がかかる。
本発明はこのような問題を解決しようとするものである。
本発明によると、ヒトの膣に挿入するための生理用品が提供され、この生理用品は、シースによって互いに結合された内部装用吸収プラグと外部装用吸収パッドからなり、シースはパッドを貫通して開口しており、装用者の指がシースに受けられ、挿入を援助できるようになっている。
本発明は、管により生理用ナプキンに取り付けたタンポンと考えることができる。管は生理用ナプキンを通過してタンポンの一端に至る。挿入中、指は管内、すなわちパッドを通してタンポンまで挿入され、タンポンを容易に操作することができる。
本発明の文脈では、内部装用とは膣腔内部を意味する。言い換えると、膣口の中を意味する。外部装用とは、膣腔外部を意味する。言い換えると、膣口から外を意味する。本発明のパッドは、例えば大陰唇の間の外陰部に装用することが実際には望ましい。
シースは、カバー、スリーブ又はネックとも称する。これは利用の際、膣開口に最も近いプラグ端部に結合される。これはまたパッドに結合され、利用の際、身体から遠い方のパッド側から指をシースに挿入できるよう、パッドを通して開いている。すなわち、装用者の指を、パッドを通してプラグの端部に向けて挿入することができ、挿入した指の移動により、挿入中、プラグを容易に操作することができる。そのため、本発明の生理用品の装用は、従来の組み合わせ生理用品、又は大半のタンポンや生理用ナプキンよりはるかに装用が容易である。特に、別個の導入器具が不要で、生理用品をパンティに接着したり、ベルトによってその場に保持する必要がない。
プラグを指で操作する容易さを最適化するため、シースは通常、柔軟である。これにより、装用者の指がパッドに対してプラグを容易に移動させることができる。また、シースはプラグで終結することが望ましい。より詳しくは、シースは利用中、膣開口に最も近いプラグの端部まで延びていて良い。これにより、指をプラグに到達させ、これを直接操作することができる。
本発明の別の利点は、適用中、装用者の指が膣腔に入ることはあるが、指がシース内部にあり、膣とは直接接触しないことである。これにより、本発明の生理用品の装着は清潔で衛生的である。さらに、この生理用品の利用は、性的に未経験の女性や文化的違和感を持つ女性に受け入れられやすい。
この点で、シースはシース外側からシース内側へ液体不浸透性であることが望ましい。言い換えると、シースは液体不浸透性膜を備えていて良い。例えば、シースは液体不浸透性材料の管を備えることができる。そのため、体液その他液体はシース内部に透過せず、挿入した指が保護される。
挿入した指をさらに保護するため、シースがプラグと結合する箇所で閉じることができる。一例では、シースを形成する管の周囲をプラグに結合することができるが、管の内側はプラグに対して有効に開口することができる。しかしながら、液体不浸透性膜又は液体不浸透性素材の管はそれ自体がプラグに結合するシース端部で閉じている。これにより、プラグによって吸収された液体がシース内側へ通過しないようにする。
挿入した指を液体不透過性膜で保護することは有益である一方、プラグからパッドへ液体が通過できるようにすることが望ましい。そのため、シースはプラグからパッドへその長さに沿って液体を通過できることが望ましい。言い換えると、シースは吸収性素材の管を備えていて良い。これにより、プラグによって吸収された余剰液体がパッドへ通過することができる。そのため、この生理用品の吸収容量は最大限となり、プラグ及びパッドの大きさを最小限にすることができる。
特に好適な例では、シースは吸収性素材の管の内側に液体不透過性材料の管を備える。これにより、液体がプラグからパッドへ通過することができるが、シースの内側へは通過しない。
上述のように、プラグの直径は平均的従来タンポンの直径より小さいが、十分な吸収性を持たせるためにプラグは平均的膣口に比べて比較的大きい直径を有する。そのため、シースの直径はプラグの直径より小さいことが望ましい。利用の際、シースを膣口に位置決めすると、これにより生理用品が膣口に作用する圧力が減少し、装用者の快適性が大きく改善される。
それでも、シースは指を受け入れることができなければならず、これにより小型の従来タンポンと略同じか、やや大きい直径を持つことが多い。そのため、膣内への生理用品の挿入中、指を受けるよう、シースは半径方向に弾性的に拡張可能であることが特に望ましい。例えば、シースは円周方向に(のみ)伸縮性があって良い。(長手方向に有意な伸縮性があることは、プラグの誤配置に通じる恐れがあるため望ましくない。)より詳しくは、吸収性及び液体不透過性管は円周方向に伸縮性があって良い。
一般に、シースはプラグの端部とプラグに最も近いパッド面との間で実質的に2.5cm延びている。この長さはプラグを膣腔に好適に位置決めする。
上記では生理用品の挿入のみについて説明したが、生理用品の取り出しがプラグを外に引き出すだけで容易に達成できることは明白である。これによりプラグが膣から引き出される。しかしながら、出願人は、このようにパッドを引くことにより、利用中、装用者が必然的に膣と接触するパッドの側に触れることになるのに気づいた。これは望ましくない。そのため、生理用品はさらに、膣からのプラグの取り出しを助けるためプラグに取り付けた紐を備えることが望ましい。紐はシース内側に沿って延びることが特に望ましい。すると紐はパッドを通って延び、シース開口で装用者がアクセス可能となる。装用者がプラグを取り出すため紐を引く時、パッド又はプラグを把持する必要がないため、衛生面が改善する。
この紐という用語は、特定タイプのより糸や糸に限定されるものではなく、装用者が引いてプラグを抜き出すことのできるあらゆる利用可能な紐又は尾状物を意味する一般的な用語である。
一般に、パッドは吸収性の層と液体不透過性の裏打ちシートとを備える。裏打ちシートはシースの液体不透過性材料と一体であると便利である。これにより、利用中に液体がパッドを通過して、外側に向いた面に至ることのないようにする。同様に、パッドの吸収層はシースの吸収性材料と一体にすることができる。
パッドの寸法は、ベストフィットして十分な吸収能力を与えるよう選択することができる。特に好適な例では、次の寸法のいずれか、又は全てを利用することができる:パッドの長さが実質的に6.5cm、パッドの幅が実質的に5.5cm、及び/又はパッドの厚さが実質的に0.5cm。
パッドは、一端を他端より広くした平坦な楕円であることも望ましい。パッドは利用中、その長軸に沿って折り畳まれるため、不規則な楕円形によって典型的な女性の骨格に一致することができる。
プラグは従来のタンポンと同様の構成である。例えば、一般的に吸収材料の詰め物を備える。言い換えると、全体として中実である。実際、圧縮した綿等の中実円筒が一般的である。
上述のように、余剰液体はプラグからパッドへシースに沿って通過することができる。出願人は、快適さのために小径のシースを設けた場合でも、このプラグからパッドへの液体の通過により、プラグの大きさを最小限に出来ることに気付いた。実際、出願人は、平均的な従来型タンポンより実質的に小さいプラグで十分な吸収能力を備えることができると考える。そのため、プラグは長さ4cm以下、直径は2cm以下が望ましい。
出願人は、このことがそれ自体が新しいと考え、本発明によれば、膣内に挿入される吸収性プラグと、外部装用吸収パッドと、プラグとパッドを結合するネックとを備え、プラグは長さが実質的に4cm以下、及び/又は直径が実質的に2cm以下である、生理用品が提供される。
この小さいプラグサイズによって、吸収能力を損なうことなく生理用品の快適さを著しく高める。本発明の他の特徴を、本生理用品に組み込むことができる。特に、ネックはシースでよい。ネックは快適さのため、少なくともプラグより小さい直径を有することができる。
特に好適な実施形態では、プラグは長さが実質的に3.5cm、直径が実質的に1.5cmである。月経量の多い女性以外では、これらは好ましい最大寸法である。月経量の少ない女性にはより小さい寸法も好適である。そのため、プラグは長さが実質的に3.5cm以下、及び直径が実質的に1.5cm以下であることが望ましい。
本発明によると、タンポンの一端に取り付けられ、ナプキンを通じて開口するシースを有する組み合わせタンポン及び生理用ナプキンも提供される。
本発明によると、生理用品の製造方法も提供され、この方法は、内部装用吸収プラグをシースによって外部装用パッドに結合するステップを備え、上述の生理用品を製造する。
本発明の好適な実施形態を、例としてのみ、添付の図面を参照しながら説明する。
本発明の好適な実施形態による生理用品の側面図である。 外部装用パッドを折り畳まない構成で示す図1の生理用品の側面図である。 図1の生理用品の正面図である。 図1の生理用品の背面図である。
図1から図4を参照すると、本発明の好適な実施形態による生理用品1は、シース4によって結合されたプラグ2とパッド3とを備える。
プラグ2は実質的に円筒形で、膣腔に快適に装着されるようになっている。利用の際、膣腔に最初に挿入されるプラグ2の端部を、プラグ2の最内端部5と称する。利用の際、最後に膣腔に挿入されるプラグ2の端部を、プラグ2の最外端部6と称する。最内端部5及び最外端部6はいずれもプラグ2の挿入と膣腔からの取り出しを容易にするためドーム形である。別の例では、最外端部6は平坦である。
プラグ2は一般に長さ約3.5cm、直径約1.5cmである。他の実施形態では、これらの寸法は妥当な限界内、例えば、長さ4cm以下、直径2cm以下で変化することがある。しかしながら、月経量の少ない、無傷の処女膜を有する、すなわち性的経験のない女性向けには、プラグ2は一般的に短く、直径は小さい。
この実施形態では、プラグ2は圧縮した綿から作られる。例えば、圧縮綿シートを切断し、適切な形状に巻きこむ。所望により他の好適な材料及び構成を利用することができる。
一般に、パッド3は略平坦な卵形である。言い換えると、パッド3の周囲は、他端(狭端8)より幅の広い一端(広端7)を有する楕円である。利用中に膣と接触するパッド3の側面を内側面9(図3の生理用品1の正面として示す)と称し、利用中に衣服と接触するパッド3の側面を外側面10(図4の生理用品1の後部として示す)と称する。
パッド3は内側面9の吸収層と、外側面10の液体不透過層とを有する。本実施形態では、吸収層は圧縮綿から作られ、液体不透過層はポリマー材料から作られる。所望により他の好適な材料を用いることができる。
パッド3は、その最大寸法において一般に長さ6.5cm及び5cmである。他の実施形態では、これらの寸法は妥当な限界内、例えば、長さは6cmから7cm、幅は4.5cmから5.5cmで変化することができる。吸収層は一般に厚さ0,5cmで、液体不透過層は、無視できる厚さを有するため、パッド3の全体厚さも一般に0.5cmである。また、他の実施形態では、パッド3の厚さは例えば0.3cmから0.7cmの間でよい。
シース4は管状で、プラグ2の外端部6からパッド3に延びる。より詳しくは、シース4は液体不透過性材料の層を内面に有する吸収性素材の管から構成される。言い換えると、吸収性素材の管の内側に液体不透過性素材の管がある。吸収性素材の管はパッド3の内面9へ延びる。実際、シース4の吸収性素材はパッド3の吸収層と一体とすることができる。液体不透過性材料の管はパッド3を通してパッド3の外面10に延びる。実際、液体不透過性材料の管はパッド3の液体不透過性裏打ちと一体とすることができる。
液体不透過性材料の管と、したがってシース4はパッド3の外面10に開口する。パッド3の外面10にシース6によって形成された開口11は、図4に示される。この実施形態では、液体不透過性材料の管は、プラグ2と結合する部分で閉じる。これにより、プラグ2によって吸収された液体がシース4の内側へ通過することを防ぐ。
シース4はプラグ2の外端部からパッド3の内面へ約2.5cm延びているが、他の実施形態ではこの長さは例えば2cmから3cmの間で可変である。この長さは、例えば人差し指の先端を収納し、プラグ2の操作を可能にするだけのものである。
シース4の直径はプラグ2の直径より小さい。より詳しくは、シース4の最小寸法での外径は0.4cmとすることができるが、他の実施形態ではこれは例えば0.2cmから0.8cmの間で可変である。この小径は、膣口領域での生理用品1の快適さを改善するために必要である。しかしながら、この小径は明らかにシース4内部に指を収納できるようにするには小さすぎる。そのため、シース4は半径方向に拡張可能である。これは、シース4が半径方向に伸縮性を持つことによって達成される。ある実施形態では、弾性管(図示せず)をシース4の吸収管と液体不透過性管との間に設ける。他の実施形態では、シース4の吸収及び液体不透過性管のいずれか又は両方が伸縮性を持つ。
紐12を、生理用品取り出し援助のために設ける。本実施形態では、この紐は、シース4内部をプラグ2の外端部から延びて開口11から出る。長さは略6cmである。
利用において、生理用品1はその包装から取り出し、パッド3をその長軸、すなわちパッド3の広端部7と狭端部8との間を延びる直線に沿って緩く折り畳む。そして装用者の指の1本を、開口11を通してシース4へ挿入し、プラグ2の外端部6に至る。シース4の弾性により、シース4は半径方向に拡張し、指を収納する。
装用者は、プラグ2が膣に向かって長手に延び、パッド3の広端部7が膣の略後部、すなわち肛門に向かって位置し、パッド3の狭端部8が膣の略前部、すなわち恥骨に向かって位置するよう使用生理用品1を方向付けする。するとプラグ2は膣口を通って膣腔内へ挿入される。パッド3の内面9が膣の面、より詳しくは大陰唇の間の外陰部に接するまで、プラグ2を膣腔内へ押し込む。そして、生理用品1をその場に残して指をシース4から引き抜く。
利用中、月経液はプラグ2によって吸収される。余剰の液体もシース4の吸収層に沿って引かれ、パッド3によって吸収される。生理用品1は極端に過度な月経液以外は対処するだけの吸収能力を有する。しかしながら、プラグ2の寸法は、生理用品1があることを女性がほとんど気付かないことを意味する。シース4の小径により、膣口にかかる有意な圧力が回避され、これも快適さを改善する。最後に、パッド3の寸法及び形状は、大陰唇の間に常駐するため、快適で邪魔にならないことを意味する。
生理用品1を取り出したい時は、装用者は紐12を把持し、これを引いて膣からプラグ2を取り出すことができる。プラグ2が引き抜かれると、パッド3の外面10を把持してパッド3をプラグ2とシース4を囲んで折りたたむことができる。このため、月経液との接触は回避される。
本発明の上述の実施形態は本発明の実施方法を例としてのみ述べたものである。上述の実施形態の修正、変形及び変更が、当業者によって行われるであろう。これら修正、変形及び変更は、特許請求の範囲及びその同等物に定義する本発明の精神及び範囲から逸脱せずに行うことができる。

Claims (25)

  1. シースによって互いに結合された内部装用吸収性プラグ及び外部装用吸収性パッドを備え、
    前記シースが前記パッドを貫通して開口しており、
    前記プラグを膣口への挿入を助けるため装用者の指を前記シース内で受けることができるようになっており、前記シースが液体不浸透性膜を備えており、該液体不浸透性膜が前記プラグ結合する前記シース端部で閉じることを特徴とする、ヒトの膣のための生理用品。
  2. 前記シースが、該シースの外側から該シースの内側への方向で液体不透過性である、請求項1に記載の生理用品。
  3. 前記シースが、液体不透過性材料の管を備える、請求項1又は2に記載の生理用品。
  4. 前記パッドが、吸収層と、液体不透過性材料裏打ちシートとを備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の生理用品。
  5. 前記パッドが、吸収層と、液体不透過性材料裏打ちシートとを備え、前記裏打ちシートは前記シースの液体不透過性材料と一体である、請求項3に記載の生理用品。
  6. 前記シースが、前記プラグから前記パッドに、その長さに沿って液体を通過させるようになっている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の生理用品。
  7. 前記シースが、吸収性材料の管を備える、請求項1〜6のいずれか1項に記載の生理用品。
  8. 前記シースが、吸収性材料の管の内部に液体不透過性材料の管を備える、請求項1〜7のいずれか1項に記載の生理用品。
  9. 前記シースが柔軟である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の生理用品。
  10. 拡張していない前記シースが前記プラグの直径より小さい直径を有する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の生理用品。
  11. 前記シースが、当該生理用品の膣内への挿入中に指を受けるため、半径方向に弾性的に拡張可能である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の生理用品。
  12. 前記シースが、前記プラグの端部と前記プラグに最も近い前記パッドの面との間で実質的に2.5cm延びている、請求項1〜11のいずれか1項に記載の生理用品。
  13. 膣からの前記プラグの取り出しを支援するため前記プラグに取り付けた紐をさらに備える、請求項1〜12のいずれか1項に記載の生理用品。
  14. 前記紐が前記シースの内側に沿って延びている、請求項13に記載の生理用品。
  15. 前記プラグの長さが実質的に4cm以下であり、及び/又は、直径が実質的に2cm以下である、請求項1〜14のいずれか1項に記載の生理用品。
  16. 前記プラグの長さが実質的に3.5cm以下、直径が実質的に1.5cm以下である、請求項1〜15のいずれか1項に記載の生理用品。
  17. 前記プラグの長さが実質的に3.5cm、直径が実質的に1.5cmである、請求項1〜16のいずれか1項に記載の生理用品。
  18. 前記パッドが、一端が他端より広い平坦な楕円形状を有する、請求項1〜17のいずれか1に記載の生理用品。
  19. 前記パッドの長さが実質的に6cmから7cm、幅が実質的に4.5cmから5.5cmである、請求項1〜18のいずれか1項に記載の生理用品。
  20. 前記パッドの長さが実質的に6.5cmである、請求項19に記載の生理用品。
  21. 前記パッドの幅が実質的に5.5cmである、請求項19に記載の生理用品。
  22. 前記パッドの厚さが実質的に0.3cmから0.7cmである、請求項1〜21のいずれか1項に記載の生理用品。
  23. 前記パッドの厚さが実質的に0.5cmである、請求項22に記載の生理用品。
  24. 内部装用吸収性プラグと外部装用吸収性パッドとをシースによって結合することを包含する請求項1〜23のいずれか1項の生理用品を製造する、生理用品製造方法。
  25. 請求項1〜23のいずれか1項の生理用品を使用する方法であって、指を前記シースに挿入すること、及び、前記プラグを膣口を通って膣腔内へ押し込むことを含む、方法。
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