JP4540888B2 - 吸水性物品用バックシート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸水性物品用バックシートに関する。詳しくは、使い捨てオムツ、生理用ナプキン等の吸水性物品用バックシートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、吸水性物品は、液透過性のトップシートと液不透過性のバックシートと、これら両シート間にはさまれた吸収体を有しており、使い捨てオムツや生理用ナプキン等に用いられている。主として、尿や経血等を吸収し、外に漏れ出すことを防ぐものとして用いられている。近年、液不透過性のバックシートに、通気性を持つ多孔性フィルムを用いることにより、漏れを防ぐのみならず蒸れも防ぐ、通気性バックシートを用いる物品が多くなっている。
【0003】
しかしながら、従来、上記バックシートとして、単層の多孔性フィルムが用いられており、吸水性物品の漏れ防止性が不十分であった。吸水性物品の軽量化、薄肉化等を目的として、厚みの薄い多孔性フィルムを用いる場合、この傾向が更に顕著になる。
【0004】
上記状況下、漏れを防ぐのみならず、蒸れも防ぐ試みとして、例えば、特開平8−322877号公報には、通気性の管路を有するプラスチックフィルムを折り重ねたバリヤカフが提案されている。しかしながら、該発明は、バックシートへの利用については何も提案していない。更に、バックシートの目付け(厚み)を少なくした場合の尿や経血等の体液の外部への洩れ防止方法については一切開示していない。
【0005】
また、特開平11−138673号公報には、透湿性フィルム層と多孔性フィルム層との積層体からなり、多孔性フィルム層の表面の摩擦係数が0.10〜0.40である透湿フィルムが開示されている。該発明の目的は、透湿性及び防漏性を発現するフィルムでありながら、表面が極めて良好な肌触りを有する透湿フィルムを提供することにある。良好な肌触りを発現させる手段については、多孔性フィルム層として、ポリオレフィン系樹脂と平均粒径2μm以上の充填剤とからなるフィルムを延伸して得られる多孔性フィルムを用いることを提案している(請求項7)。平均粒径が2μm未満では、プラスチックフィルム特有の触感で、さらさらした良好な触感の多孔性フィルムが得られない、旨記載されている[0038]。しかし、多孔性フィルム同士を積層することにより、漏れ防止性の相乗効果が発現することについては、何らの言及もしていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記問題に鑑み、バックシートの目付け(厚み)を増加することなしに、尿や経血等の体液の外部への洩れ防止性が改善された吸水性物品用バックシートを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記した課題を解決するために鋭意検討した結果、液不透過性のバックシートを少なくとも2枚の、特定の平均粒径を有する充填材を含む多孔性フィルムを重ね合わせて形成することにより、上記課題が解決できることを見出し、本発明に到達した。
【0008】
すなわち、本発明は、少なくとも2枚の多孔性フィルムを重ね合わせて形成された吸水性物品用バックシートであって、各層の多孔性フィルムがポリオレフィン系樹脂25〜60重量%及び無機充填材75〜40重量%を含み、該無機充填材の平均粒子径が2.0μm未満であり、各層の多孔性フィルムのしみだし開始時間と前記バックシートのしみだし開始時間が数式(1)〔数3〕
【0009】
【数3】
【0010】
(式中、Tn:各層の多孔性フィルムのしみだし開始時間、T:バックシートのしみだし開始時間、m:重ね合わせ枚数を示し2〜5の整数)の関係を満たし、且つ、バックシートのしみだし開始時間が少なくとも20分間である吸水性物品用バックシートである。
【0011】
本発明において、各層の多孔性フィルムの特性が、目付が10〜50g/m2、透湿度が1000〜8000g/m2・24hr、耐水度が少なくとも10000Pa、最大孔径が2.0μm未満であることが好ましい。
【0012】
上記吸水性物品用バックシートにおいて、各層の多孔性フィルムのしみだし開始時間と前記バックシートのしみだし開始時間が数式(2)〔数4〕
【0013】
【数4】
【0014】
(式中、Tn:各層の多孔性フィルムのしみだし開始時間、T:バックシートのしみだし開始時間、m:重ね合わせ枚数を示し2〜5の整数)の関係を満たすことが好ましい。
【0015】
本発明の吸水性物品用バックシートの特徴は、従来の単層のバックシートと同じ目付け(厚み)でありながら、より優れた洩れ防止性を有する点にある。従って、これをバックシートとして使用することにより、尿、経血等の体液の防漏性に優れ、しかも薄肉の使い捨てオムツ、生理用ナプキン等の吸水性物品が得られる。
【0016】
尚、本発明におけるしみだし開始時間は、後述の実施例に記載した方法により測定した値を意味する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳細に説明する。本発明において、バックシートとは、吸水性物品の外側に位置し、吸収体に吸収・保持された尿や経血などの液体を外に漏らさない機能をもつシートである。
【0018】
本発明に用いる多孔性フィルムの好ましい例として、例えば、ポリオレフィン系樹脂25〜60重量%に対し、無機充填材75〜40重量%を添加、混合して樹脂組成物となし、得られた樹脂組成物をフィルム成形し、更に、得られたフィルムを少なくとも1軸方向に延伸して得られる多孔性フィルムが挙げられる。
【0019】
ポリオレフィン系樹脂としては、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、線型低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレンと他のα−エチレンとの共重合体、プロピレンと他のα−エチレンとの共重合体、等が挙げられる。これらは、単独あるいは2種以上の混合物として用いられる。
【0020】
無機充填材としては、例えば、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、炭酸バリウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化チタン、シリカ、タルク等が挙げられる。これらの内、炭酸カルシウム及び硫酸バリウムが好ましい。無機充填材の平均粒子径は2.0μm未満のものが好ましい。平均粒子径が2.0μm以上であると、少なくとも2枚重ね合わせてバックシートを形成しても、洩れ防止性の改善効果が低下するので好ましくない。
【0021】
上記樹脂組成物を原料として用いて、ポリオレフィンフィルムを製造する際に、柔軟性、風合い等の特性を改善する方法の一例として、前記樹脂組成物にエチレンビスステアリン酸アミド、メチレンビスステアリン酸アミド及びエチレンビスオレイン酸アミドから選ばれた少なくとも1種の特定量を含ませる方法が挙げられる。これらの添加量は、フィルムの柔軟性、風合い、接着性等の特性に影響を及ぼす。添加量が多すぎると、これらがフィルムからブリードアウトし、接着性が悪くなる。また、添加量が少なすぎると、フィルムが硬くなり風合いが悪くなり、柔軟性が低下する。かかる点を考慮すると、上記ポリオレフィン系樹脂及び無機充填剤の合計量100重量部に対し、0.5〜10重量部が好ましい。
【0022】
他にも、本発明の目的を妨げない範囲で延伸助剤、分散剤、酸化防止剤、熱安定剤、光安定剤、紫外線吸収剤、中和剤、滑剤、防曇剤、アンチブロッキング剤、帯電防止剤、スリップ剤、着色剤等の他の添加剤を添加しても良い。
【0023】
上記ポリオレフィン系樹脂組成物は、ポリオレフィン系樹脂と無機充填材、必要に応じて他の添加剤とを混合することにより製造される。混合方法には特に制限はなく、ヘンシェルミキサー、スーパーミキサー、タンブラー型等の公知の混合機を用いて混合する。その後、通常の一軸あるいは二軸スクリュー押出機、連続混練押出機等によって混練し、ペレット化しても良い。
【0024】
ポリオレフィンフィルムは、前記樹脂組成物、好ましくは、前記樹脂組成物のペレット状物をポリオレフィン系樹脂の融点以上、好ましくは融点+20℃以上、分解温度未満の温度において、Tダイ等が装着された押出成形機、円形ダイが装着されたインフレーション成形機等の公知の成形機を用いて溶融、製膜することにより製造される。場合によっては、ペレット化せず、直接成形機で製膜することもできる。
【0025】
本発明に使用する多孔性フィルムは、前記ポリオレフィンフィルムを、公知のロール法、テンター法、ギアストレッチ法などにより、10℃以上、樹脂の軟化点(JIS K−6760−1995に規定される方法により測定した値)未満の温度範囲において、少なくとも1軸方向に延伸することにより製造される。その他の延伸方法としては、室温近傍におけるテクスチャー加工等が挙げられる。
【0026】
それぞれの方法において、延伸倍率を変えることにより、透湿度をコントロールする。延伸方向は機械方向(以下、MD方向)、又はMD方向と直角をなす方向(以下、TD方向)に1軸延伸してもよいし、また、両方向に2軸延伸してもよい。延伸は、1段で行ってもよいし、多段階に分けて行ってもよい。延伸倍率は、1.2〜20倍程度である。延伸倍率が1.2倍未満では十分な透湿度が得難く、20倍を超すとフィルム破れ等が生じ、好ましくない。また、延伸した後、必要に応じて得られた開孔の形態を安定させるために熱固定処理を行ってもよい。熱固定処理としては、樹脂の軟化点以上、融点未満の温度において、0.05〜100秒間熱処理する方法が挙げられる。
【0027】
上記のようにして製造される多孔性フィルムを吸水性物品のバックシートとして用いる場合、体液の漏れ防止性と蒸れ防止に関係する蒸気透過性、並びに薄肉化等を考慮すると、目付けが10〜50g/m2、透湿度が少なくとも1000〜8000g/m2・24hr、耐水度が少なくとも10000Pa、最大孔径が2.0μm未満であるものが好ましい。
【0028】
本発明に係わる吸水性物品用バックシートは、上記の如き多孔性フィルムを用いる。その特徴は、少なくとも2枚を重ね合わせて使用することにある。重ね合わせる枚数の上限には特に制限はないが、通常、5枚程度であることが好ましい。更に好ましくは3枚である。
【0029】
通常、吸水性物品を形成する場合、例えば、液透過性のトップシートと液不透過性のバックシートとの間に吸収体を配置して形成される。液不透過性のバックシートとして、上記多孔性フィルムを2〜5層、好ましくは2〜3層用いてバックシートを形成する。
【0030】
吸水性物品を形成するに際し、上記のような多孔性フィルムを少なくとも2枚用いて、少なくとも2層からなるバックシートの外側に、触感を改善するため不織布等を貼り合わせても良い。また、内側にさらに防漏性を改善するため、管路を有するフィルムを貼り合わせても良い。
【0031】
バックシートが1層の多孔性フィルムであると、漏れ防止性が不十分であり、5層を超える多孔性フィルムでバックシートを形成すると、蒸気透過性が低下することがある。
本発明に係わる、多孔性フィルムを少なくとも2枚重ね合わせて形成された吸水物品用バックシートは、透湿度が1000〜8000g/m2・24h、耐水度が少なくとも20000Paであることが好ましい。
【0032】
上記多孔性フィルムを少なくとも2枚重ね合わせて形成した吸水性物品用バックシートは、液体の耐透過性が著しく向上する。具体的には、1層のときのしみだし開始時間が5〜7分間程度であったのもが、少なくとも2枚重ね合わせることにより、少なくとも20分間とすることができる。好ましくは少なくとも30分間である。即ち、各層を形成する1枚毎の多孔性フィルムのしみだし開始時間の合計値を超える特性を有する。好ましくは合計値の2倍を超える値を有する。かかる関係は、上記数式(1)、又は数式(2)で表される。
本発明の吸水性物品用バックシートは、例えば、生理用ナプキン、使い捨てオムツ、パンティライナー、失禁パッド等の吸水性物品のバックシートとして適している。
【0033】
【実施例】
以下、実施例を示して本発明について更に詳細に説明する。尚、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。実施例に示した透湿度、耐水度、最大孔径、しみだし時間は下記方法により測定した値である。
【0034】
(1)透湿度(g/m2・24hr)
試料(10cm×10cm)を10枚採取し、ASTM E−96に規定される方法に準拠して、温度40℃、相対湿度60%、純水法の条件で測定し、その平均値を算出する。測定時間は24時間とする。
【0035】
(2)耐水度(Pa)
試料3枚(縦横それぞれ約20cm)を採取し、JIS L1092に規定されるA法に従って3回測定し、その平均値を算出する。
【0036】
(3)最大孔径
多孔性フィルムから試料3枚(縦横それぞれ約20cm)を採取し、JIS K3832に準拠して、エタノールを用いて3回測定し、その平均値を算出する。
【0037】
(4)しみだし開始時間(min)
縦横それぞれ10cmの正方形の試料を準備する。シミだし促進溶液として界面活性剤溶液[新日本理化(株)製、シノリンSPE200の0.5重量%水溶液]を用いる。ガラス板の上に試料フィルムを置く。その上に直径5cm、高さ3cmのリングを置く。上記溶液を、スポイトを用いてリング中の試料に10ml滴下し、ガラス板へシミ出す様子をガラス板の下部より観察する。直径5cmの円内に直径約0.5mmのピンポイントの不透明部が現れた時点をシミ出し開始時間とする。シミだし開始時間が長いもの程、シミだし性が改善された試料である。試験は25℃の室温で行う。
【0038】
(5)無機充填材の平均粒子径
島津比表面積測定器により測定した比表面積より、算出する。
【0039】
実施例1
線形低密度ポリエチレン(三井化学(株)製、商品名:ウルトゼックスUZ2021L)38重量部、分岐状低密度ポリエチレン(三井化学(株)製、商品名:ミラソンF967)2重量部、炭酸カルシウム(同和カルファイン(株)製、商品名:SST−40、平均粒径1.1μm)60重量部、エチレンビスステアリン酸アミド(日本化成(株)製、商品名:スリバックスE)3重量部をタンブラーミキサーにて混合した後、タンデム型混練押出機を用いて、230℃において均一に混練し、ペレット状に加工した。このペレットをTダイが装着された押出成形機を用いて、240℃において溶融製膜した。このフィルムを70℃に加熱した予熱ロールと延伸ロールとの間で、2.0倍の延伸倍率で、ライン速度20m/minで機械方向に一軸延伸し、目付30g/m2の多孔性フィルムを得た。このフィルムを2枚に重ね、目付け60g/m2の吸水性物品用バックシートを形成した。多孔性フィルム及び吸水性物品用バックシートの物性を上記方法により測定した。得られた結果を〔表1〕に示す。
【0040】
実施例2
多孔性フィルムの目付を20g/m2として、吸水性物品用バックシートの目付を40g/m2とした以外は、実施例1と同じ方法で吸水性物品用バックシートを作成した。得られた結果を〔表1〕に示す。
【0041】
実施例3
目付20g/m2の多孔性フィルムを3枚重ねて、目付60g/m2の吸水性物品用バックシートとした以外は、実施例2と同じ方法で吸水性物品用バックシートを作成した。得られた結果を〔表1〕に示す。
【0042】
比較例1
実施例1と同じ方法で60g/m2の多孔性フィルムを作り、単層で吸水性物品用バックシートを作成した。得られた結果を〔表1〕に示す。
【0043】
比較例2
多孔性フィルムの目付を40g/m2とした以外は、比較例1と同じ方法で吸水性物品バックシートを作成した。得られた結果を〔表1〕に示す。
【0044】
比較例3
実施例2で得られた多孔性フィルム1枚と、炭酸カルシウムとして、同和カルファイン(株)製の商品名FP−300(平均粒径8.9μm)を用い、目付を20g/m2とした以外は、実施例1と同じ方法で得られた多孔性フィルム1枚を2枚に重ね合わせて目付け40g/m2の吸水性物品バックシートを作成した。得られた結果を[表1]に示す。
比較例4
実施例2で得られた多孔性フィルム1枚と、炭酸カルシウムとして、同和カルファイン(株)製の商品名KS−800(平均粒径2.8μm)を用い、目付を20g/m2とした以外は、実施例1と同じ方法で得られた多孔性フィルム1枚を2枚に重ね合わせて目付け40g/m2の吸水性物品バックシートを作成した。得られた結果を[表1]に示す。
【0045】
【表1】
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、多孔性フィルムの目付け(厚み)を増すことなしに、体液の漏れ防止性が改善された吸水性物品用バックシートが提供される。
Claims (4)
- 少なくとも2枚の多孔性フィルムを重ね合わせて形成された吸水性物品用バックシートであって、各層の多孔性フィルムが線型低密度ポリエチレン及び分岐状低密度ポリエチレンから選ばれるポリオレフィン系樹脂25〜60重量%及び炭酸カルシウム及び硫酸バリウムから選ばれる無機充填材75〜40重量%を含み、該無機充填材の平均粒子径が2.0μm未満であり、各層の多孔性フィルムのしみだし開始時間と前記バックシートのしみだし開始時間が数式(1)
- 各層の多孔性フィルムの特性が、目付が10〜50g/m2、透湿度が1000〜8000g/m2・24hr、耐水度が少なくとも10000Pa、最大孔径2μm以下である請求項1記載の吸水性物品用バックシート。
- 透湿度が1000〜8000g/m2・24hr、耐水度が少なくとも20000Paである請求項1記載の吸水性物品用バックシート。
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